JP2984658B1 - 半導体ウエーハの熱処理炉用ボートローダとボートの構造 - Google Patents

半導体ウエーハの熱処理炉用ボートローダとボートの構造

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Abstract

【要約】 【課題】 ボートの支柱の変形を防止した半導体ウエー
ハ保持用のボートの構造を提供する。 【解決手段】 熱処理炉内で複数の半導体ウエーハを保
持するボートであって、前記ウエーハを所定の間隔で水
平に保つため前記ウエーハに対して垂直な方向に設けら
れた支柱12と、前記支柱12上部11を支持すること
でボート1をボートローダ2に吊り下げるための前記支
柱12に一体的に設けた係止部13とで構成したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエーハの
熱処理炉用ボートローダとボートの構造に係わり、特
に、ボートの支柱の変形を防止した半導体ウエーハの熱
処理炉用ボートローダとボートの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエーハを水平に保持したボート
をエレベータを用いて釣り鐘型をした石英製炉芯管内に
出し入れする半導体ウエーハ熱処理炉用ボートローダと
しては、例えば、図2に示すようなボートローダが提案
されている。図2において、31はエレベータ、32は
保温筒、33はウエーハを保持した石英製のボート(図
示していない)を固定、支持するため保温筒32上に設
けられたボート支持部である。
【0003】さて、炉芯管は開口部が下部にあるため、
ボートを保持したエレベータ31を下から上へ移動させ
てボートに保持されているウエーハの熱処理を行うよう
になっている。熱処理温度は1000℃以上であり、
又、ボートに装填されたウエーハの重量は約8kgにも
なるため、ウエーハに対して垂直に設けられたボートの
支柱がその重みで上下に押しつぶされたように歪み、曲
がってしまうという問題があった。
【0004】なお、ボートの高温熱処理における天板、
台板の変形を防止したものとしては、特開昭64−89
534号公報に示されたようなボートが知られている。
この要部を図3に示した。図3において34はボート、
35はボートの支柱36に保持された半導体ウエーハで
ある。しかし、上記公報には、ボートの支柱36の変形
を防止する技術は示されていない。
【0005】本発明者は、半導体ウエーハを保持する石
英ガラスからなる支柱は、支柱を軸方向に押しつぶす力
に対しては比較的弱く、逆に、軸方向に互いに引っ張る
力に対しては、高温の環境下においても十分な強度があ
る事実を見出し、本発明に至ったものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、ボートの支柱の変
形を防止し、以て、寿命を長くして、製造コストを安価
にした新規な半導体ウエーハ保持用のボートの構造を
供するものである。又、本発明の他の目的は、上記ボー
トの支持に好適な半導体ウエーハの熱処理炉用ボートロ
ーダを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わる半
導体ウエーハの熱処理炉用ボートローダの態様は、半導
体ウエーハ保持するボートを熱処理炉に出し入れする
熱処理炉用ボートローダにおいて、前記ボート上部を支
持することでこのボートを前記ボートローダ内に吊り下
げる輪状の支持部と、この支持部を前記ボートローダ内
に固定せしめる複数の支柱とで構成したことを特徴とす
るものである。
【0008】又、本発明に係わる半導体ウエーハ保持用
のボートの構造の第1態様は、熱処理炉内で複数の半導
体ウエーハを保持するボートであって、前記ウエーハを
所定の間隔で水平に保つため前記ウエーハに対して垂直
な方向に設けられた支柱と、前記支柱上部を支持するこ
とでボートをボートローダに吊り下げるための前記支柱
に一体的に設けた係止部とで構成したことを特徴とする
ものであり、又、第2態様は、前記係止部の形状は、略
U字状に形成したことを特徴とするものであり、又、第
3態様は、前記係止部の形状は、略L字状に形成したこ
とを特徴とするものであり、
【0009】又、第4態様は、 熱処理炉内で複数の半導
体ウエーハを保持するようにしたボートであって、 前記
ウエーハを所定の間隔で水平に保つため前記ウエーハに
対して垂直な方向に設けられた支柱と、前記支柱上部を
支持することでボートをボートローダに吊り下げるため
の前記支柱に組み付けられる係止部材とで構成したこと
を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係わる半導体ウエーハ保
持用のボートの構造は、熱処理炉内で複数の半導体ウエ
ーハを保持するボートであって、前記ウエーハを所定の
間隔で水平に保つため前記ウエーハに対して垂直な方向
に設けられた支柱と、前記支柱上部を支持することでボ
ートをボートローダに吊り下げるための前記支柱に一体
的に設けた係止部とで構成したことを特徴とするもので
ある。
【0011】このように構成することで、ボートの支柱
には、支柱の軸方向に互いに引っ張る力が加えられる。
この場合、ボートの支柱は、高温の環境下においても十
分な強度を有するから、従来のように、ボートの支柱が
ウエーハの重みにより変形するような不具合の発生を防
止することができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明に係わる半導体ウエーハの熱
処理炉用ボートローダとボートの構造の具体例を図面を
参照しながら詳細に説明する。なお、従来例と同一部分
には同一番号を付して、その説明を省略する。図1は、
本発明に係わる半導体ウエーハの熱処理炉用ボートロー
ダとボートの構造を示す図であって、図1には、半導体
ウエーハを保持するボートを熱処理炉に出し入れする熱
処理炉用ボートローダ2において、前記ボート上部11
を支持することでこのボート1を前記ボートローダ2内
に吊り下げる輪状の支持部21と、この支持部21を前
記ボートローダ2内に固定せしめる複数の支柱22とで
構成した半導体ウエーハの熱処理炉用ボートローダ2が
示されている。
【0013】更に、熱処理炉内で複数の半導体ウエーハ
を保持するボート1であって、前記ウエーハを所定の間
隔で水平に保つため前記ウエーハに対して垂直な方向に
設けられた支柱12と、前記支柱12上部11を支持す
ることでボート1をボートローダ2に吊り下げるための
前記支柱12に一体的に設けた係止部13とで構成した
半導体ウエーハ保持用のボート1の構造が示され、又、
前記係止部13の形状は、略U字状に形成した半導体ウ
エーハ保持用のボート1の構造が示されている。
【0014】なお、支柱12には、ウエーハを保持する
ための溝(図示せず)が設けられている。又、前記係止
部13の形状は、図1(b)に示すように、略L字状に
形成してもよい。又、ボートをボートローダ内に係止さ
せるボート1の構造としては、図1(c)に示すよう
に、前記ウエーハを所定の間隔で水平に保つため前記ウ
エーハに対して垂直な方向に設けられた支柱12と、前
記支柱12上部11を支持することでボート1をボート
ローダ2に吊り下げるための前記支柱12に組み付けら
れる係止部材14とで構成しても良い。
【0015】この場合、係止部材14としては、図1
(c)に示すように、円板15と、この円板15の下面
に設けた段差部15aとで構成し、段差部15aをボー
トローダ2の輪状の支持部21に係合させることで、ボ
ートローダ2内にボート1を吊り下げて支持するもので
ある。係止部材14としては、支持部21に係止又は係
合してボート1を支持できれば、どのような構成でもよ
い。
【0016】勿論、本発明の構造を縦形熱処理炉やLP
CVD炉に適用することもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係わる半導体ウエーハの熱処理
炉用ボートローダとボートの構造は上述のように構成し
たので、ボートの寿命を長くして、製造コストを著しく
低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明に係わる半導体ウエーハの熱
処理炉用ボートローダとボートの構造を示す図、
(b)、(c)は他の具体例を示す図である。
【図2】従来技術を示す図である。
【図3】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1 ボート 2 ボートローダ 11 ボート上部 12 ボートの支柱 13 ボートの係止部 14 係止部材 15 円板 21 ボートローダの輪状の支持部 22 ボートローダの支柱

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエーハ保持するボートを熱処
    理炉に出し入れする熱処理炉用ボートローダにおいて、 前記ボート上部を支持することでこのボートを前記ボー
    トローダ内に吊り下げる輪状の支持部と、この支持部を
    前記ボートローダ内に固定せしめる複数の支柱とで構成
    したことを特徴とする半導体ウエーハの熱処理炉用ボー
    トローダ。
  2. 【請求項2】 熱処理炉内で複数の半導体ウエーハを保
    持するボートであって、 前記ウエーハを所定の間隔で水平に保つため前記ウエー
    ハに対して垂直な方向に設けられた支柱と、前記支柱上
    部を支持することでボートをボートローダに吊り下げる
    ための前記支柱に一体的に設けた係止部とで構成したこ
    とを特徴とする半導体ウエーハ保持用のボートの構造。
  3. 【請求項3】 前記係止部の形状は、略U字状に形成し
    たことを特徴とする請求項2記載の半導体ウエーハ保持
    用のボートの構造。
  4. 【請求項4】 前記係止部の形状は、略L字状に形成し
    たことを特徴とする請求項2記載の半導体ウエーハ保持
    用のボートの構造。
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