JP2984212B2 - シャッター付サッシ - Google Patents

シャッター付サッシ

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JP2984212B2
JP2984212B2 JP8113261A JP11326196A JP2984212B2 JP 2984212 B2 JP2984212 B2 JP 2984212B2 JP 8113261 A JP8113261 A JP 8113261A JP 11326196 A JP11326196 A JP 11326196A JP 2984212 B2 JP2984212 B2 JP 2984212B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サッシ枠を構成す
る左右の縦枠の対向面が2重構造をなし、該縦枠の上部
にシャッタースラットを巻く巻胴を取付ける構造のシャ
ッター付サッシに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−307171号公報には、シ
ャッター付サッシの縦枠に巻胴を取付ける構造として、
左右の縦枠の対向面にそれぞれ形成されたホロー部に、
巻胴が挿入できる程度のサイズの切欠部を室内外方向に
設け、その各切欠部に巻胴の両端部をそれぞれ挿入し、
巻胴の中心のシャッター軸を支持する軸受は、ホロー部
の外面に固定した例が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の縦枠のホロー部
に切欠部を設けてその切欠部の中に巻胴の両端部を支持
させる構造においては、スラットの両端部がホロー部の
対向面に対面するように取付けられることになり、スラ
ットをガイドするガイドレールは、縦枠同士の対向面に
向けて突出させなけらばならず、このガイドレールの相
手側縦枠への突出がシャッターを取付ける開口部の採光
面積を減小させている。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑み、スラット
をガイドするガイドレールの相手側縦枠への突出量を小
さくすることができ、もって室外側開口部の採光面積を
拡大することが可能となる構造のシャッター付サッシを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、サッシ枠を構
成する左右の縦枠の対向面部を対向方向について2重構
造とし、該縦枠の障子装着部の上部における縦枠の対向
面の第1段部を切落すことにより、第2段部の面を露出
させて該露出面を巻胴に巻かれたスラットを収容する領
域とし、該第2段部の面に巻胴の両端を支持する装置を
固定し、縦枠の室外側に設けたガイドレールに沿ってス
ラットの両端を上下動自在に嵌合したことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明においては、縦枠の表層側の第1段部を
切落して巻胴に巻かれたスラットを収容する領域を形成
したので、巻胴およびスラットの端部を第2段部の面近
傍まで近接させることができ、その結果、スラットをガ
イドするガイドレールの相手縦枠側への突出量を従来よ
り小さくすることができ、これにより採光面積が拡大さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1ないし図4および図5(A)
は本発明の一実施例を示すものであり、図1はサッシ枠
の縦枠上部を示す斜視図、図2、図3はそれぞれ本実施
例のシャッター付サッシの横断面図、縦断面図、図4は
軸受を示す分解斜視図、図5(A)はシャッター取付け
部を示す横断面図である。
【0008】図2、図3において、1は建物開口部を構
成する外壁部材、2は柱、3は梁(図示せず)等の躯体
に上下部が固定される縦枠である。該縦枠3はアルミニ
ウム合金製押出形材からなり、図2に示すように、鋼材
4を溶接等によって結合して補強してなる。
【0009】図3において、5a、5bはシャッターボ
ックス5を構成する室外側部材と室内側部材であり、こ
れらはアルミニウム合金製押出形材でなり、これらは左
右の縦枠3の上部間に介装され、タッピングホールに螺
合するタッピングねじによって縦枠3に結合する。これ
らの部材5a、5bのうち、室内側部材5bは引戸の戸
体(図示せず)を走行させるレール6を下面に有してサ
ッシ枠を兼ねたものである。
【0010】7はアルミニウム合金製押出形材でなる下
枠であり、該下枠7は左右の縦枠3の下部間に介装さ
れ、タッピングホールに螺合するタッピングねじによっ
て縦枠3に結合する。8は引戸の戸体を走行させるため
に下枠7に形成した下レールである。
【0011】図1ないし図3において、9はシャッター
軸、10は該シャッター軸9の両端を支持するように縦
枠3に取付けられた軸受、11はシャッター軸9に対し
て軸受部材(図示せず)を介して回動自在に嵌合された
巻胴、12はシャッター軸9と巻胴11との間に設けた
コイル状のスプリング、13は巻胴11の外周に巻き付
けたスラットである。前記スプリング12はスラット1
3を自動的に巻き上げるように巻胴11に回動力を付与
するものである。
【0012】図1、図2に示すように、縦枠3は相互の
対向面は、対向方向について2重構造をなすホロー部3
aとして形成されており、該縦枠3の上部は、巻胴11
に巻かれたスラット13を収容する領域について、対向
面の表面側第1段部3bを切落し、該切落しにより露出
した縦枠の第2段部の面3cに前記軸受10を取付けて
なる。
【0013】軸受10は、図4に示すように、軸受本体
14と軸固定用金具15とボルト16とナット17とか
らなる。軸受本体14は、1つの側面が開口された矩形
のボックス状をなし、縦枠3への取付け面の周囲に孔1
4a付きの鍔14bを有し、かつ先端面にU字形の軸嵌
合用切欠部14cを有すると共に、開口された側面に対
向する側面にはボルト16の挿通孔14dを有する。軸
固定用金具15は該本体14内に嵌合されるコ字形をな
すもので、ボルト挿通孔15aを有する。
【0014】図1、図2に示すように、軸受10は、軸
受本体14の鍔14bを縦枠3の第2段の面3cに当
て、ねじ18を鍔14bに設けた孔14aと面3cに設
けた孔に挿通し、縦枠3に嵌合した鋼板製の裏板19の
ねじ孔に螺合することにより、縦枠3に固定する。シャ
ッター軸9は、その端部を本体14のU字形切欠部14
cに嵌めると共に、軸固定用金具15を本体14内に嵌
めると同時にシャッター軸9に嵌め、ボルト16を軸固
定用金具15の孔15a、シャッター軸9の孔9a、本
体14の側面に設けた孔14dに挿通し、ボルト16に
ナット17を螺合して締結することにより、シャッター
軸9を軸受10を介して縦枠3に固定する。
【0015】図2に示すように、軸受10は巻胴11の
内径より小さく形成され、巻胴11の端部は軸受10を
包むように取付けられており、スラット13の端部は面
3cに近接させて取付けている。なお、巻胴11は格子
状に組むかあるいはボルト16による組み付けのための
開口部を巻胴11の端部に設けることにより、巻胴11
により軸受10を覆う取付け構造を実現できる。
【0016】20はスラット13の両端部を上下動自在
に嵌合するガイドレールであり、該ガイドレール20は
縦枠3の室外側の部分に取付けられている。該ガイドレ
ール20はアルミニウム合金製押出形材からなり、縦枠
3に係合させ、かつねじ等の固定具21(図2参照)に
より固定される。該ガイドレール20は縦枠3と一体に
形成してもよい。
【0017】図1において、22はスラット13の端部
の位置を矯正するため、縦枠3のガイドレール20の上
端部の上部に近接して取付けられた位置調整ピースであ
り、該位置調整ピース22は合成樹脂製のものであり、
上下面にスラット13の摺動を円滑にするために傾斜面
a、bを有し、該位置調整ピース22は、縦枠3の孔を
通して前記裏板19の孔にねじ込むねじ等の固定具23
により縦枠3に固定するアングル24に、ねじ等の固定
具25により取付ける。このような位置調整ピース22
を設けることにより、スラット13の横ずれによるガイ
ドレール20の上端への引っかかりを防止することがで
き、これによりスラット13の円滑な開閉動作が行え
る。
【0018】このように、縦枠3の第1段部を切落し、
第2段部の面3cを露出することにより、図5(A)に
示すように、巻胴11の端部ひいてはスラット13の端
部を第2段部の面3cに近接して設置することができ
る。このため、ガイドレール20の縦枠3の対向面から
の突出幅W1を小さくすることができる。本発明による
場合と比較するため、図5(B)に本実施例の縦枠3を
用い、かつ第1段の面に軸受10を取付けた場合のガイ
ドレール20の取付け構造を示しており、この場合には
縦枠3の対向面がスラット13に接触することを避ける
ため、ガイドレール20の縦枠3の対向面からの突出幅
W2が大となる。なお、裏板19は縦枠3内に嵌合して
いるので、縦枠3が補強され、シャッター取付け部が補
強されると共に、該裏板19は軸受10および位置調整
ピース22の取付け用裏板として共通に利用しているの
で、部品点数が増えず、構造が簡略化される。
【0019】上記実施例においては、巻胴の端部を支持
する装置として固定のシャッター軸9を固定する軸受1
0を設けた例を示したが、この代わりに一方の縦枠3に
モータを取付け、他端に軸受を設ける場合にも本発明を
適用できる。また、本発明において、縦枠3、軸受1
0、シャッター等の形状、構造として、上記実施例に限
らず、種々のものを用いることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、縦枠同士の対面部側を
対向方向について2重構造とし、巻胴に巻かれたスラッ
トを収容する領域は、第1段部を切落して第2段部の面
を露出させることにより形成し、その露出部に巻胴の支
持装置を取付けたので、巻胴ないしはスラットの端部を
第2段部の面に近接させて設置することが可能となる。
このため、スラットをガイドするガイドレールの相手側
縦枠への突出量を小さくすることができ、もって室外側
開口部の採光面積を拡大することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッター付サッシの一実施例におけ
る縦枠上部を示す斜視図である。
【図2】本実施例のシャッター付サッシの横断面図であ
る。
【図3】本実施例のシャッター付サッシの縦断面図であ
る。
【図4】本実施例の軸受を示す分解斜視図である。
【図5】(A)は本実施例の縦枠のシャッター取付け部
を示す横断面図、(B)は比較例の横断面図である。
【符号の説明】
1:外壁部材、2:柱、3:縦枠、4:鋼材、5:シャ
ッターボックス、5a:室外側部材、5b:室内側部
材、6:上レール、7:下枠、8:下レール、9:シャ
ッター軸、10:軸受、11:巻胴、12:スプリン
グ、13:スラット、14:軸受本体、15:軸固定用
金具、16:ボルト、17:ナット、19:裏板、2
0:ガイドレール、22:位置調整ピース、24:アン
グル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サッシ枠を構成する左右の縦枠の対向面部
    を対向方向について2重構造とし、 該縦枠の障子装着部の上部における縦枠の対向面の第1
    段部を切落すことにより、第2段部の面を露出させて該
    露出面を巻胴に巻かれたスラットを収容する領域とし、
    該第2段部の面に巻胴の両端を支持する装置を固定し、 縦枠の室外側に設けたガイドレールに沿ってスラットの
    両端を上下動自在に嵌合したことを特徴とするシャッタ
    ー付サッシ。
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JP4843866B2 (ja) * 2000-04-28 2011-12-21 文化シヤッター株式会社 電動巻取式開閉装置の構造
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