JP2983794B2 - 傾斜地用立体駐車装置 - Google Patents
傾斜地用立体駐車装置Info
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Description
るように創案された立体駐車装置に関する。
場不足に対応し、限られた駐車場用地を有効に活用する
ための立体駐車装置として、駐車区画を上下左右に連設
してなる多段並列式の立体駐車装置が知られている。
ように、駐車スペースが地上に上下方向に多段的に、且
つ、左右に複数列連設され(図7においては、一例とし
て、上下3段、左右4列のものを示す)、最下段の駐車
スペースから全駐車スペースの車両を入出庫せしめるも
のであり、最上段の各駐車スペースにはパレットが昇降
可能に設けられるとともに、中間段の駐車スペースに
は、駐車スペースの列数(図7においては4)より原則
として1個分少ない数のパレットが昇降及び横行可能に
設けられ、さらに最下段の駐車スペースには、駐車スペ
ースの列数より原則として1個分少ない数のパレットが
横行可能に設けられた構成である。
帰属すべき駐車スペースが予め定められており、それが
パレットのホームポジションとされている。図7では、
P11のパレットはS11区画、P21のパレットはS
21区画の如く、一般にPmnのパレットがSmnの駐
車スペースをホームポジションとしている。
段及び中間段パレットは、各列中の最下段の区画より入
出庫するものである。
駐車は、最下段の駐車スペースS12及びS13のパレ
ットP12及びP13を、それぞれS13及びS14の
駐車スペースに横移動させるとともに、中間段の駐車ス
ペースS22及びS23のパレットP22及びP23
を、それぞれS23及びS24の駐車スペースに横移動
させ、パレットP32を駐車スペースS12まで下降さ
せて車両を載せた後、各パレットが各ホームポジション
に復帰することによって行われる(出庫のときも作動は
同じである)。
な駐車装置は、平坦な敷地の上に構築されるのが一般的
であり、従来、傾斜地に駐車装置を構築することは行わ
れていなかった。
すための土木工事等を行わずして基礎工事のみで前記の
ような立体駐車装置を設置できればコスト上からも好都
合である。
たもので、傾斜地上に設置することが可能な傾斜地用立
体駐車装置を提供しようとするものである。
め、本発明は、傾斜面上に該傾斜面の傾斜方向に並べて
複数の第一の駐車スペースを設け、この第一の駐車スペ
ース内に該駐車スペース数より1だけ少ない数の車両載
置用横行パレットをその上面が水平状態のままで前記傾
斜面の傾斜方向に横行自在に配設し、前記傾斜面上に該
傾斜面の傾斜方向に沿って直線状にチェーンを固定して
設け、前記各横行パレットには該各横行パレットに取り
付けられた横行用駆動源と連係されるとともに前記チェ
ーンと噛み合う駆動スプロケットをそれぞれ設け、前記
各第一の駐車スペースの上方には該各第一の駐車スペー
スと対応させて複数の第二の駐車スペースを並設し、該
各第二の駐車スペース内には上下に対応する前記各第一
の駐車スペースとの間を水平状態のままで垂直移動する
車両載置用昇降パレットを設けてなる構成としたもので
ある。
が浮き上がってその噛み合いが外れることを防止する駆
動スプロケット浮き上がり防止手段を設けることもでき
る。
ーンから構成し該チェーンを互いに半ピッチずつその延
び方向にずらして設けるとともに、前記駆動スプロケッ
トを前記各チェーンと噛み合うようにピッチをずらして
同軸上に軸支された同形同大の複数のスプロケットから
構成してもよい。
への車両の入出庫は、すべて傾斜地上に設けた前記各第
一の駐車スペースから行われる。
は、該第一の駐車スペース内に配設された横行パレット
上に、前記第一の駐車スペースの並び方向と直角方向か
ら車両が自走して乗り込むことによって車両が駐車され
る。
るには、まず、前記第一の駐車スペース内の横行パレッ
トを横行せしめて、駐車しようとする第二の駐車スペー
スの真下の第一の駐車スペースをパレットのない空室に
する。前記第一の駐車スペース内には、その駐車スペー
ス数より1少ない数の横行パレットしか配設されていな
いため、前記第一の駐車スペース内には必ず空室が存在
し、前記第一の駐車スペース内の横行パレットを横移動
させることにより、第一の駐車スペースのいずれか一つ
を自在に空室にすることができる。
斜面の傾斜方向に並べて設けられているため、該第一の
駐車スペース内に配設された前記各横行パレットは、上
面が水平状態のままで、前記傾斜面を上る方向、あるい
は前記傾斜面を下る方向に横移動する。
における横移動は、次のようにして行われる。
取り付けられた横行用駆動源が作動することによって前
記各横行パレットに設けられた駆動スプロケットが回転
せしめられる。この駆動スプロケットは、前記傾斜面上
に該傾斜面の傾斜方向に沿って直線状に固定して設けら
れたチェーンと噛み合っている。したがって、各横行パ
レットは、前記駆動スプロケットの回転により、前記チ
ェーンに沿って、前記傾斜面を上る方向、あるいは前記
傾斜面を下る方向に横移動する。
第一の駐車スペース内にその真上の第二の駐車スペース
から昇降パレットを降下せしめる。そして、該昇降パレ
ット上に前記第一の駐車スペースの並び方向と直角方向
から車両が自走して乗り込み、その後、該昇降パレット
が上昇して元の第二の駐車スペース内に復帰することに
よって第二の駐車スペース内に車両が駐車される。
に行われるためには、前記チェーンと前記駆動スプロケ
ットとが常に緊密に噛み合っていることが必要不可欠で
ある。そこで、前記チェーンから前記駆動スプロケット
が浮き上がってその噛み合いが外れることを防止する駆
動スプロケット浮き上がり防止手段を設けると良い。
ーンから構成し該チェーンを互いに半ピッチずつその延
び方向にずらして設けるとともに、前記駆動スプロケッ
トを前記各チェーンと噛み合うようにピッチをずらして
同軸上に軸支された同形同大の複数のスプロケットから
構成すれば、常に、いずれかの駆動スプロケットの歯が
いずれかのチェーンと噛み合うことになる。したがっ
て、前記横行パレットの横行作動が確実である。
明する。
の全体概略正面図である。
る。同駐車装置は、四隅に立設された縦枠1a,1a,
1b,1bと、これらの縦枠1a,1a,1b,bに渡
って前後に水平に掛け渡され縦枠1a,1b同士を前後
に連結する梁枠2とから全体の枠組みが構成されてい
る。
向をなして桁枠3が水平に多段に掛け渡されている。
によって、地上4段3列をなして駐車スペースS1,S
2,S3,S4が形成されている。
が上下方向に4段、左右方向に3列に構成された立体駐
車装置を取り上げて説明するが、本発明に係る駐車装置
は、図示した規模のものには限定されず、駐車場として
使用できる土地の広さに応じてその規模(上下方向の段
数及び左右方向の列数)を拡大・縮小できることは言う
までもない。
ものであり、各段の駐車スペースS1〜S4が前記傾斜
面Aの傾斜方向(図1の左右方向)と一致する方向に並
ぶように設置されている。したがって、前記傾斜面Aの
傾斜下側の前後二本の前記縦枠1b,1bは、傾斜上側
の前後二本の前記縦枠1a,1aよりその上下長さが長
く構成されている。
両Cを載置するパレットP1,P2,P3,P4が配設
される。但し、この種の駐車装置では、最上段より下段
の駐車スペース(図1では、S1,S2,S3)につい
ては、パレットの存在しない空室を各段について少なく
とも1つずつ確保しておかなければならない。
S4には各列すべてにそれぞれパレットが配設される。
これらのパレットは各列ごとの昇降移動のみ可能な昇降
パレットP4である。
は、列数より1少ない数のパレットが水平に配設され
る。これらのパレットは、常に水平状態を維持したまま
前記傾斜面の傾斜方向に沿って横行する(すなわち、前
記傾斜面を上る方向及び下る方向へ横移動する)横行パ
レットP1である。
段」という)の駐車スペースS2,S3には、列数より
1少ない数のパレットが配設される。これらのパレット
は昇降移動及び横移動のいずれをも行うことのできる昇
降横行パレットP2,P3である。
及び横行作動により、駐車すべき車両Cはすべて地上1
段目の駐車スペースS1からいずれの段の駐車スペース
へでも入庫可能となっている。
へは地上からそのまま入庫できる。一方、地上2段目、
3段目、4段目の駐車スペースS2〜S4へ入庫する場
合には、駐車目標となる駐車スペースのパレットを入出
庫口となる1段目の駐車スペースS1まで下降させるこ
とができるように、その下方の駐車スペース内にあるパ
レットをすべて横行させて退避させ、駐車目標となる駐
車スペースより下方の駐車スペースを開放する。
2〜S4内のパレットP2〜P4を地上1段目の駐車ス
ペースS1まで下降させるときに、下方の駐車スペース
内のパレットを一時的に横移動によって退避させること
ができるように、上記のように最上段より下段の各駐車
スペースS1〜S3には列数より1だけ少ない数のパレ
ットしか配設できないのである。
上記三種の駐車パレット(昇降パレットP4、横行パレ
ットP1、昇降横行パレットP2,P3)について、こ
れらの移動を可能とするための構造について説明する。
3)の昇降横行作動のための構造を示す要部概略斜視図
である。
形に連結してなる横行フレームである。この横行フレー
ム5は、駐車すべき車両Cを囲むことができる幅と長さ
を有するように形成される。
部5bの下面には、走行用の転動輪6がそれぞれ左右二
つずつ取り付けられている。これらの転動輪6は、横行
フレーム5を左右横方向へ走行させるためのもので、そ
の支持軸(図示しない)を前後方向(前記横行フレーム
5の長手方向と一致する方向)に向けてそれぞれ取り付
けられる。そして、前記転動輪6のうちのいずれか一つ
には、転動輪6に回転力を付与する横行用モータ7が連
係されている。
て左右方向をなして各中間段ごとに前後に平行に設けら
れた横行用レール8,8に前記各転動輪6が係合するよ
うにして、上記中間段駐車スペースS2(S3)内にそ
れぞれ配置される。その配置数は、上記の通り、各段に
ついて列数より1少ない数である。そして、各横行フレ
ーム5は、前記横行モータ7の駆動力によって前記横行
用レール8上を横行する。
長方形の前記昇降横行パレットP2(P3)がそれぞれ
一つづつ割り当てられている。これらのパレットP2
(P3)は、適宜の厚さの鋼板に、その長手方向に延び
る補強用の折曲部4を形成してなるものであり、車両C
を載置するに必要なだけの長さに構成されている。
面の四隅には長短の差のある適宜の長さの脚9a,9b
が取り付けられている。これらの脚9a,9bは、昇降
横行パレットP2(P3)が地上1段目の駐車スペース
S1まで下降したときに前記傾斜面Aに接触し、昇降横
行パレットP2(P3)を前記傾斜面A上で水平に支持
するものである。
右両側部5c,5cの前部及び後部には、該パレットP
2(P3)を昇降せしめるための昇降用チェーン10,
10,11,11の一端10a,10a,11a,11
aが止着されている。これらの昇降用チェーン10,1
0,11,11は、前記各横行フレーム5の左右側枠部
5c,5cに取り付けられた昇降用スプロケット16,
16,17,17にそれぞれ巻き掛けられた後、前記横
行フレーム5の後方へと引き延ばされている。前記各昇
降用チェーン10,10,11,11は、前記横行フレ
ーム5の後部左右にそれぞれ二つずつ設けられた巻上用
駆動スプロケット12に各一本ずつ上側から巻き掛けら
れる。そして、前記各昇降用チェーン10,10,1
1,11の自由端10b,10b,11b,11b側
は、前記巻上用駆動スプロケット12の真下に左右一つ
づつ設けられたチェーン収納箱13,13内に垂れ下が
って収容されている。
記横行フレーム5の後部に左右方向をなして回動自在に
支持された一本の巻上用駆動軸14の左右端部にそれぞ
れ固着されている。また、この巻上用駆動軸14は、前
記横行フレーム5の後枠部5b上に配設された正逆回転
自在の巻上用モータ15と連係せしめられている。
2は、前記巻上用モータ15の作動に伴う前記巻上用駆
動軸14の正逆自在な回転により、前記各昇降用チェー
ン10,10,11,11を巻き取り又は巻き解きし、
前記昇降横行パレットP2(P3)を昇降せしめる。
れている前記昇降パレットP4は、前記昇降横行パレッ
トP2,P3が昇降するための構造と同じ構造により昇
降する。ただ、前記昇降パレットP4は、前記昇降横行
パレットP2,P3と異なり横行の必要はないので、前
記横行フレーム5に代えて、それに相当する固定フレー
ム19が設けられている。その他の構成については上記
の説明から自明であるので、重複した説明を省略する。
れている前記横行パレットP1の傾斜面A上における横
行のための構成について、図3及び図4を参照して詳細
に説明する。
持脚20a,20a,20b,20bを有し、これらの
パレット支持脚20a,20a,20b,20bの下端
部には、前後方向に延びる支持軸を有する転動輪21が
それぞれ取り付けられている。
b,20bは、前記横行パレットP1を傾斜面A上でそ
の上面が水平状態となるように支持するものであり、傾
斜上側の前後一対のパレット支持脚20a,20aより
傾斜下側の前後一対のパレット支持脚20b,20bの
方が長く構成されている。
段駐車スペースS1に渡って傾斜上側から傾斜下側に向
って前後一対の平行なレール22,22が直線的に敷設
されている。そして、これらのレール22と前記転動輪
21が係合するように前記レール22上に前記横行パレ
ットP1が載置されている、その結果、前記横行パレッ
トP1は、前記転動輪21によって前記レール22上を
自在に横行できるようになっている。
A上には、前記横行パレットP1の横行方向(図1の左
右方向)に向って延びるように前後二本の平行なローラ
ーチェーン23,23が直線的に敷設されている。した
がって、前記ローラーチェーン23,23は前記傾斜面
A上において前記レール22,22と平行となってい
る。
前記各ローラーチェーン23,23と噛み合う同形同大
の二枚の横行用駆動スプロケット24a,24bがその
支持軸を前後方向に向けて前後に平行に並べて取り付け
られている。これらの横行用駆動スプロケット24a,
24bは、前記横行パレットP1の裏面に取り付けられ
た横行用駆動源としての正逆回転自在な横行用モーター
25と連係され、該横行用モーター25から動力を付与
されて回転駆動するものである。前記横行用モーター2
5は、ブレーキ付ギヤモーターである。
ト24a,24bと前記横行パレットP1の左側の前後
一対の前記転動輪21,21とが前後方向に延びる一本
の横行用駆動軸26にそれぞれ固着され、この横行用駆
動軸26が動力伝達用スプロケット27を介して前記横
行用モーター25で回転せしめられることによって前記
各横行用駆動スプロケット24a,24bが駆動するよ
うに構成されているが、前記各横行用駆動スプロケット
24a,24bと前記転動輪21とは必ずしも連動させ
る必要はなく、前記転動輪21の支持軸と別個に前記横
行用駆動スプロケット24a,24bの支持軸を設け、
この横行用駆動スプロケット24a,24bの支持軸の
みを前記モーター25で回転せしめる構成としてもよ
い。
5が作動すると、前記横行用駆動軸26の回転を通じて
前記各横行用駆動スプロケット24a,24bが回転駆
動する。ここで、前記各横行駆動スプロケット24a,
24bは前記傾斜面A上に固定された前記各ローラーチ
ェーン23,23と噛み合っている。このため、前記横
行用駆動スプロケット24a,24bが回転することに
より、前記横行パレットP1が前記転動輪21によって
前記レール22,22上を横行する。
用駆動スプロケット24a,24bが前記各ローラーチ
ェーン23,23と噛み合うことによって横行可能とな
っているものであるため、前記各横行用駆動スプロケッ
ト24a,24bはいかなるときでも前記各ローラーチ
ェーン23,23から外れてはならない。特に、前記横
行パレットP1が車両Cを載せたまま傾斜面Aを上る方
向に移動する場合には、前記横行用駆動スプロケット2
4a,24bと前記各ローラーチェーン23,23とが
緊密に噛み合っていることが要求される。
スプロケット24a,24bと前記各ローラーチェーン
23,23との噛合状態がいかなる場合でも外れないよ
うに、次のような二つの工夫が施されている。
a,24bが前記ローラーチェーン23,23から浮き
上がることを防止するための駆動スプロケット浮き上が
り防止手段28が設けられている。
ーチェーン23,23に沿って前記傾斜面Aの地中にガ
イドレール29が埋め込んで設けられる。このガイドレ
ール29内には、該ガイドレール29内を上方へ離脱不
能な状態で転動自在な前後一対のローラー30,30が
嵌め込まれている。これらのローラー30,30の支持
軸31には、上下方向に延びる連結棒32の下端部32
aが固着され、この連結棒32の上端部32bは、軸受
32cを介して前記横行用駆動軸26に接続されてい
る。そして、前記ガイドレール29,前記ローラー3
0,前記連結棒32によって前記駆動スプロケット浮き
上がり防止手段28が構成されている。
24a,24bは、いかなる場合でも前記ローラーチェ
ーン23,23から上方に浮き上がることはなく、前記
横行パレットP1の横行作動が確実に行われるほか、前
記横行パレットP1が前記レール22,22から脱線す
る等の不都合もない。
23,23は、3リンクに一つづつ程度の割合で前記ロ
ーラーチェーン23,23に設けられたアタッチメント
33を介して前記ガイドレール29の上部平端面34に
対してボルト35で固定されている。
ローラーチェーン23,23を互いに半ピッチずつその
延び方向にずらして設ける(図5参照)とともに、前記
二枚の横行用駆動スプロケット24a,24bを前記各
ローラーチェーン23,23と噛み合うように互いにピ
ッチをずらして前記横行用駆動軸26に対して固着して
いる。
ット24a,24bの歯が常にいずれかのローラーチェ
ーン23,23と噛み合っている。したがって、前記横
行用駆動スプロケット24a,24bが前記ローラーチ
ェーン23,23から外れる危険がなく、前記横行パレ
ットP1の横行作動が確実である。
駆動スプロケットを二枚設け、前記ローラーチェーンを
二本設けた場合を例にとって説明したが、これらのスプ
ロケット及びチェーンはそれぞれ三つ以上であってもよ
い。
置には、図6に示すように、前記最下段駐車スペースS
1の手前側に設けられた車両乗入部36を経由して前記
最下段駐車スペースS1の並び方向と直角方向から車両
Cが自走して入庫する。
ペースS1のそれぞれに対応して順次低くなるように段
状をなして設けられる。そして、各車両乗入部36は、
傾斜した車両走行路37と前記最下段駐車スペースS1
内の水平状態のパレットP1(P2,P3,P4)とを
滑らかに接続せしめるようにねじれの段になっている。
従来は困難とされていた傾斜面上に、傾斜を均すための
土木工事等を行わずして基礎工事のみで多数の車両を駐
車せしめることができ、コスト的にも有利である等の効
果がある。
ば、さらに、駆動スプロケットがチェーンから外れる不
都合がなく、横行パレットの横行作動が確実に行われる
利点がある。
の概略正面図である。
の一例を示す概略斜視図である。
一部切欠概略斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 傾斜面(A)上に該傾斜面(A)の傾斜
方向に並べて複数の第一の駐車スペース(S1)を設
け、この第一の駐車スペース(S1)内に該駐車スペー
ス(S1)の数より1だけ少ない数の車両載置用横行パ
レット(P1)をその上面が水平状態のままで前記傾斜
面(A)の傾斜方向に横行自在に配設し、前記傾斜面
(A)上に該傾斜面(A)の傾斜方向に沿って直線状に
チェーン(23)を固定して設け、前記各横行パレット
(P1)には該各横行パレット(P1)に取り付けられ
た横行用駆動源(25)と連係されるとともに前記チェ
ーン(23)と噛み合う駆動スプロケット(24a,2
4b)をそれぞれ設け、前記各第一の駐車スペース(S
1)の上方には該各第一の駐車スペース(S1)と対応
させて複数の第二の駐車スペース(S4)を並設し、該
各第二の駐車スペース(S4)内には上下に対応する前
記各第一の駐車スペース(S1)との間を水平状態のま
まで垂直移動する車両載置用昇降パレット(P4)を設
けてなることを特徴とする傾斜地用立体駐車装置。 - 【請求項2】 前記チェーン(23)から前記駆動スプ
ロケット(24a,24b)が浮き上がってそれらの噛
み合いが外れることを防止する駆動スプロケット浮き上
がり防止手段(28)を設けたことを特徴とする請求項
1記載の傾斜地用立体駐車装置。 - 【請求項3】 前記チェーンを平行な複数のチェーン
(23,23)から構成し該チェーン(23,23)を
互いに半ピッチずつその延び方向にずらして設けるとと
もに、前記駆動スプロケットを前記各チェーンと噛み合
うようにピッチをずらして同軸上に軸支された同形同大
の複数のスプロケット(24a,24b)から構成した
ことを特徴とする請求項1又は2記載の傾斜地用立体駐
車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5101960A JP2983794B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 傾斜地用立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5101960A JP2983794B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 傾斜地用立体駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06288108A JPH06288108A (ja) | 1994-10-11 |
JP2983794B2 true JP2983794B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=14314440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5101960A Expired - Lifetime JP2983794B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 傾斜地用立体駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2983794B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP5101960A patent/JP2983794B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06288108A (ja) | 1994-10-11 |
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