JP2983615B2 - オーディオ装置 - Google Patents

オーディオ装置

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JP2983615B2
JP2983615B2 JP2313486A JP31348690A JP2983615B2 JP 2983615 B2 JP2983615 B2 JP 2983615B2 JP 2313486 A JP2313486 A JP 2313486A JP 31348690 A JP31348690 A JP 31348690A JP 2983615 B2 JP2983615 B2 JP 2983615B2
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circuit
dsp
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明浩 岸下
隆久 戸田
博幸 高橋
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ディジタル信号処理回路を有するオーディ
オ装置に関する。
(ロ) 従来の技術 近年、ディジタル信号の処理技術が進み、音響定位感
や音場感の効果を目的としてオーディオ信号をディジタ
ル的に処理するオーディオ装置が開発されている。これ
は、例えば特開昭63−5607号公報等に開示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところで、上記オーディオ装置のディジタル信号回路
は、A/D、D/A変換におけるサンプリングタイミングのた
めの基準信号、量子化のための基準信号等種々の基準信
号を必要とするために、いわゆるディジタルノイズが非
常に多く発生することになる。従って、オーディオ信号
源としてチューナ回路を用いた場合、ディジタルノイズ
が空中及びアースを経由してチューナ回路に影響を与え
るため、その受信レベルが下がるとS/N比が非常に悪く
なり、再生音が聞きづらくなることになった。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明のオーディオ装置は、中心周波数の異なるフィ
ルタを有し、オーディオ信号をディジタル的に処理する
ディジタル信号処理回路と、少なくともオーディオ信号
源としてチューナ回路を有するものにおいて、前記チュ
ーナ回路からのオーディオ信号を前記ディジタル信号処
理回路に対してバイパスするバイパス回路と、前記チュ
ーナ回路の受信レベルが所定値以下の場合、前記バイパ
ス回路を作動させると共に前記ディジタル信号処理回路
の基準発振回路の動作を停止させる制御回路とからな
る。
(ホ) 作用 本発明は、上記の様に構成したものであるから、チュ
ーナ回路の受信レベルが所定値以下になると、ディジタ
ル信号処理回路に対する基準発振回路の動作を停止し、
そしてチューナ回路からのオーディオ信号をディジタル
信号処理回路を通すことなく後段の回路に与えることに
なる。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図は
本発明のオーディオ装置のブロック図で、(1)はチュ
ーナ回路(2)、カセットテープレコーダ(3)、ディ
スクプレーヤ(4)からのオーディオ信号の1つを選択
するための入力切換回路で、図示せぬ切換キーの操作に
基づいて動作すると共にいずれのオーディオ信号を選択
しているかを示す信号を出力する。(5)は前記入力切
換回路(1)により選択されたオーディオ信号を所定の
サンプリング周波数でA/D変換するA/D変換回路である。
(6)は前記A/D変換回路(5)からのディジタル信号
を処理するディジタルシグナルプロセッサ(以下DSPと
称する)で、2次のIIR(Infinite Inpulse Response)
フィルタで構成される7段のディジタルバンドパスフィ
ルタを有し、オーディオ信号の周波数帯域を7つに分割
するようにしている。ところで、このディジタルバンド
パスフィルタは、例えば特開昭62−291212号公報におい
ても開示されている如く、ディジタルバンドパスフィル
タを構成する係数乗算器に乗算係数を与えることによ
り、中心周波数(fo)、ゲイン(G)、フィルタの鋭さ
(Q)を変更することができる。(7)はD/A変換回路
で、前記DSP(6)の出力信号をD/A変換する。(8)は
前記D/A変換回路(7)の出力信号を増幅するアンプ、
(9)はスピーカである。(10)は前記DSP(6)に基
準信号を与える基準発振回路で、DSP(6)はこの基準
信号を分周して前記A/D変換回路(5)、D/A変換回路
(7)のサンプリングのための信号、量子化のための信
号等を生成すると共に、自己が動作するための信号を生
成することになる。(11)はアナログスイッチからなる
バイパス回路で、前記入力切換回路(1)の出力とアン
プ(8)の入力間に接続されており、入力切換回路
(1)からのオーディオ信号をA/D変換回路(5)、DSP
(6)、D/A変換回路(7)を介すことなく前記アンプ
(8)に与えることができる。(12)は表示回路で、第
2図に示すようにDSP(6)の動作モードがON或いはOFF
であるかを表示するON/OFF表示ランプ(13)、音楽ソー
ス表示ランプ(14)、(15)、(16)(ここでは、ジャ
ズ、ロック、クラシック)からなる。(17)はキー入力
回路で、同じく第2図に示すようにDSP(6)の動作モ
ードを設定するON/OFFキー(18)、音楽ソースを選択す
るソース選択キー(19)とからなる。(20)は、チュー
ナ回路(2)の受信レベル信号をA/D変換するA/D変換回
路である。(21)はマイクロプロセッサからなる制御回
路で、予め書き込まれたプログラムに従って各回路を制
御することになる。尚、この制御回路(21)は、ジャ
ズ、ロック、クラシックに応じた乗算係数がプログラム
と同様に予め書き込まれており、前記ソース選択キー
(19)の操作に応じてジャズ、ロック、クラシックのい
ずれかの乗算係数を前記DSP(6)に与え、その選択さ
れた音楽ソースに応じたイコライジングをDSP(6)に
させることになる。
第3図は、前記制御回路(21)に書き込まれた要部の
プログラムのフローチャートで、以下これに基づいて動
作を説明する。まず、電源が投入されると、制御回路
(21)は予め定めた音楽ソース(ここではジャズとす
る)を設定する(モード状態を記憶するメモリにそのソ
ースを表わすデータをストアする)と共にジャズを示す
ソース表示ランプ(14)を点灯させる(ステップS−
1、2)。初期状態では、DSPモードはOFF状態にあるの
で、基準発振回路(10)の発振動作を停止させA/D変換
回路(5)、DSP(6)、D/A変換回路(7)の動作を停
止させると共にバイパス回路(11)を作動させて入力切
換回路(1)の出力を直接アンプ(8)の入力に接続す
ることになる(もし、ON/OFF表示ランプ(13)が点灯し
ていれば消灯する)(ステップS−3〜5)。この状態
で、ON/OFFスイッチ(18)が操作されてDSPモードがON
状態になると、制御回路(21)は設定されている音楽ソ
ース(ジャズ)の乗算係数をDSP(6)に転送すると共
にバイパス回路(11)の動作を停止させ、そして基準発
振回路(10)を作動させる(ステップS−6)。これに
より、所望のイコライジングをなすことができる。尚、
この状態では、ON/OFF表示ランプ(13)を点灯させ、DS
PモードがON状態であることを報知する(ステップS−
7)。もし、ソース選択キー(19)が操作され、音楽ソ
ースが変更されると、制御回路(21)は変更された音楽
ソースに設定を変更すると共にその音楽ソースに対する
乗算係数をDSP(6)に転送し、そして、その音楽ソー
スに対応するソース表示ランプを点灯させる(ステップ
S−8〜11)。これにより、DSP(6)によるイコライ
ジングを変更することができる。又、ON/OFFスイッチ
(18)が操作されてDSPモードがOFF状態になると、前述
したステップS−4に移行することになる。
ところで、入力切換回路(1)が、チューナ回路
(2)のオーディオ信号を選択している場合、制御回路
(21)はA/D変換回路(20)を介してチューナ回路
(2)の受信レベルを監視する(ステップS−13、1
4)。もし、何らかの原因により、受信レベルが3秒間
所定値(例えば40dB)以下になると、バイパス回路(1
1)を作動させると共に基準発振回路(10)の発振動作
を停止させA/D変換回路(5)、DSP(6)、D/A変換回
路(7)の動作を停止させる(ステップS−15、16)。
そして、この状態では、制御回路(21)は、設定されて
いる音楽ソースに対応するソース表示ランプを点灯から
点滅に切換え、バイパスモードへ移行したことを報知す
る(ステップS−17)。尚、このモードへの移行によ
り、ディジタルノイズによるS/N比の低下を阻止でき
る。
而して、バイパスモードへ移行すると、制御回路(2
1)は再度、チューナ回路(2)の受信レベルを監視
し、もし受信レベルが3秒間所定値(例えば50dB)以上
になると、バイパス回路(11)の動作を停止すると共に
基準発振回路(10)の動作を再開させる(ステップS−
22、23、19)。そして、その処理後、制御回路(21)は
前述したステップS−10に戻り、設定されている音楽ソ
ース(バイパスモードに移行する前の音楽ソース)によ
るイコライジングをDSP(6)に行なわせ、又ソース表
示ランプを点滅から点灯に変更する。尚、受信レベルの
監視中に、入力切換回路(1)がチューナ回路(2)以
外のオーディオ信号を選択すると、ディジタルノイズに
よる影響を配慮する必要がなくなるので、前述したステ
ップS−19に移行する(ステップS−18)。又、ON/OFF
スイッチ(18)が操作され、DSPモードがOFF状態にされ
ると(例えば、何分待っても受信状態がよくならず、DS
Pモードを解除するといった場合)、ソース表示ランプ
を点灯に戻してステップS−5に移行し、ON/OFFランプ
(13)を消灯することになる。(ステップS−20、2
1)。
(ト) 発明の効果 本発明は、チューナ回路の受信レベルが所定値以下に
なると、ディジタル信号処理回路の基準発振回路の動作
を停止し、そしてチューナ回路からのオーディオ信号を
ディジタル信号処理回路を通すことなく後段の回路に与
えるように構成したものであるから、弱電界時において
ディジタルノイズによるS/N比の低下を阻止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のオーディオ装置のブロック図、第2図
は、表示回路、キー入力回路の説明図、第3図は同じく
制御回路に書き込まれた要部のプログラムのフローチャ
ートである。 (6)……DSP、(10)……基準発振回路、(11)……
バイパス回路、(21)……制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 博幸 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/10 - 1/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心周波数の異なるフィルタを有し、オー
    ディオ信号をディジタル的に処理するディジタル信号処
    理回路と、少なくともオーディオ信号源としてチューナ
    回路を有するものにおいて、前記チューナ回路からのオ
    ーディオ信号を前記ディジタル信号処理回路に対してバ
    イパスするバイパス回路と、前記チューナ回路の受信レ
    ベルが所定値以下の場合、前記バイパス回路を作動させ
    ると共に前記ディジタル信号処理回路の基準発振回路の
    動作を停止させる制御回路とからなることを特徴とする
    オーディオ装置。
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