JP2983491B2 - オートテンショナ - Google Patents

オートテンショナ

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JP2983491B2
JP2983491B2 JP9128018A JP12801897A JP2983491B2 JP 2983491 B2 JP2983491 B2 JP 2983491B2 JP 9128018 A JP9128018 A JP 9128018A JP 12801897 A JP12801897 A JP 12801897A JP 2983491 B2 JP2983491 B2 JP 2983491B2
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tensioner
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pulley
arm
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用エ
ンジンのベルト駆動機構に利用されるオートテンショナ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オートテンショナは、単一のベル
トで複数の装置に駆動力を伝達する伝動装置において、
ベルトのたわみを防止して駆動力を確実に伝達させるた
めに使用される。このようなオートテンショナは、エン
ジンブロックなどの所定部位に固定されるテンショナカ
ップにテンショナアームを揺動軸であるピボットボルト
により揺動自在に取り付けるとともに、テンショナアー
ムの揺動端にプーリを回動自在に設けて構成される。テ
ンショナカップとテンショナアームとの間には、ねじり
コイルスプリングが取り付けられ、このねじりコイルス
プリングのばね力によって、テンショナアームはベルト
を緊張させる方向に回動付勢される。
【0003】プーリの回転軸は、揺動中心である揺動軸
と平行に設けられる。プーリに懸架されたベルトに所定
の引張力を与える場合、アームの回動力即ちねじりコイ
ルスプリングのばね力は、プーリ回転軸と揺動軸との距
離に比例する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年オートテンショナ
の小型化が要求されているが、テンショナカップの大き
さは、テンショナカップ内に収められたねじりコイルス
プリングの長さに左右される。またテンショナアームの
アーム長さは、プーリ回転軸と揺動軸との距離により決
定される。即ちテンショナカップおよびテンショナアー
ムの小型化には、プーリ回転軸と揺動軸との距離を短く
する必要がある。
【0005】しかし、プーリ側に突出した揺動軸受部や
揺動軸の頭部が、プーリと干渉しないように、揺動軸頭
部の外縁はプーリの少なくとも回転軸の軸受部の外側に
設けられる。従ってテンショナカップおよびテンショナ
アームの小型化にも限界があった。
【0006】本発明はこの様な点に鑑みてなされたもの
であり、揺動軸とプーリ回転軸との距離を短くすること
により、オートテンショナの小型化を図ることが目的で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるオートテン
ショナは、カップに揺動自在に取り付けられるアーム
と、このアームを介してカップに固定され、頭部がつば
状でありかつ頭部上面がフラットに形成された揺動軸
と、この揺動軸と平行な回転軸に関して回転自在になる
ように、カップの反対側のアームに取り付けられ、同心
的に形成された円筒の外周壁と内周壁とを有するプーリ
とを備える。このようなオートテンショナにおいて、
動軸と回転軸の2軸間距離が、内周壁の半径より大きく
かつ外周壁の半径より小さく、外周壁のアーム側端部が
揺動軸の頭部上面よりカップ側に延び、内周壁のアーム
側端部が頭部上面よりカップと反対側に位置し、かつ内
周壁のアーム側端部が頭部上面の少なくとも一部に対向
していることが特徴とされる。
【0008】オートテンショナにおいて、好ましくは、
揺動軸に六角レンチを挿入するための六角穴が、頭部上
面から軸方向に穿設される。なお、穴の形状は六角穴に
限定されず、トルクス型、+、−などの形状でもよい。
【0009】オートテンショナにおいて、好ましくは、
アームが、カップの開口部を閉密する蓋部と、プーリを
回転自在に支持するプーリ取付部とを備え、蓋部のカッ
プ側端面とプーリ取付部のカップ側端面とがほぼ同一平
面に形成される。さらに好ましくは、蓋部に揺動軸の軸
受部が形成され、この軸受部がカップ開口部からカップ
内部に向かって突出している。
【0010】オートテンショナにおいて、好ましくは、
揺動軸と軸受部との間に介装され、軸受部とほぼ同じ軸
長さを有するピボットブッシングと、カップの開口部近
傍のカップ内周面に摺動可能な略環状のダンピング部材
と、このダンピング部材をカップ内周面に付勢するC形
バネとを備え、ピボットブッシングの軸方向の中心がC
形バネと、ほぼ同一平面上にある。
【0011】オートテンショナにおいて、好ましくは、
ピボットブッシングと揺動軸とのスラスト面が、揺動軸
方向において、プーリ外周壁のカップ側端部よりプーリ
側、かつプーリ内周壁のカップ側端部よりカップ側に位
置する。
【0012】オートテンショナにおいて、好ましくは、
ピボットブッシングのプーリ側端部にフランジが形成さ
れ、このフランジのカップ側端面とアームとの接合面
が、揺動軸方向において、プーリ外周壁のカップ側端部
よりカップ側に位置する。
【0013】オートテンショナにおいて、好ましくは、
蓋部とカップの間に介装され、アームを所定の回転方向
に付勢し、揺動軸の周りに螺旋状に巻回されたねじりコ
イルスプリングを備え、このねじりコイルスプリング
が、カップより小さい径を有する第1の螺旋部と、第1
の螺旋部から延び、径が漸減する第2の螺旋部とを備え
る。さらに好ましくは、第2の螺旋部の径が、カップ内
周面に摺動可能な環状のダンピング部材の内径と、この
ダンピング部材をカップ内周面に付勢するC形バネの内
径とよりも小さい。
【0014】オートテンショナにおいて、好ましくは、
ねじりコイルスプリングの一端が第1の螺旋部から内側
に直線状に延び、他端が第2の螺旋部から揺動軸に対し
て平行に延びている。
【0015】オートテンショナにおいて、好ましくは、
カップの底部に、カップの内周面から中心に向かって突
出し、ねじりコイルスプリングの一端と当接する第1の
突起と、カップの中心から外周面に向かって突出した第
2の突起と、カップの内周面から中心に向かって突出
し、ねじりコイルスプリングの第1の螺旋部に当接する
第3の突起とが形成され、ねじりコイルスプリングが、
第1、第2および第3の突起に当接することより、回転
方向の動きが規制される。
【0016】オートテンショナにおいて、好ましくは、
アームの蓋部に、カップ側端面からプーリ側に係止穴が
穿設され、カップ開口面よりプーリ側において、ねじり
コイルスプリングの他端が係止穴に挿入されることによ
り、アームに係止される。さらに好ましくは、係止穴
が、蓋部のカップ側端面において、揺動軸と回転軸とを
結ぶ直線に関し、揺動軸を中心とする60度の範囲内に
形成される。
【0017】オートテンショナにおいて、好ましくは、
蓋部が、カップの内径より大きくかつカップの外径より
小さい外径を有し、ダンピング部材が、環状部の上端か
ら径外方向に延び、外縁がカップの外径とほぼ同径のつ
ばを備え、つばの上端面とアームとが揺動軸方向に当接
し、環状部の外周面とカップとが周方向に当接してい
る。
【0018】オートテンショナにおいて、好ましくは、
カップの外周面の半径が、揺動軸と回転軸との2軸間距
離より小さい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるオートテンシ
ョナの実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0020】本実施形態のオートテンショナは、例えば
図1に示すような自動車用エンジンのベルトシステムに
利用される。このベルトシステムは、エンジンの出力軸
に取り付けられた駆動プーリ101と、エアコンディシ
ョナ、パワーステアリング装置、オルタネータ用の各従
動プーリ102、103、104と、アイドラ用プーリ
105、106、そしてオートテンショナ100とを備
えており、各プーリの間に単一の駆動ベルト107が懸
架されている。
【0021】図2は本実施形態のオートテンショナ10
0の上面図であり、テンショナプーリ60は一部破断し
て示される。オートテンショナ100はカップ状の固定
部10を備え、2つの取付部12によりエンジンブロッ
クに固定される。固定部10の開口部にはテンショナア
ーム20が取り付けられ、ピボットボルト30を揺動軸
(軸心をC1 とする)としてA方向に回動する。テンシ
ョナアーム20には、ピボットボルト30に対して平行
であり、距離Lcだけ離れたプーリボルト70(軸心を
2 とする)を回転軸に、テンショナプーリ60が回転
可能に設けられる。
【0022】テンショナプーリ60は固定部10内に設
けられたねじりコイルスプリング(図示せず)により図
1の図中上側に付勢される。駆動ベルト107の走行時
には、テンショナプーリ60がプーリボルト70を中心
に回転するとともに、前述の付勢力により駆動ベルト1
07が緊張させられる。なお、駆動ベルト107のエン
ジンへの装着は、テンショナプーリ60を図1の破線で
示した位置にまで回動させた状態で行なう。
【0023】図3、図4に基づいてオートテンショナ1
00の構成を説明する。図3はオートテンショナ100
の構造を示す断面図であり、図4はオートテンショナ1
00の部品を分解して示す図である。
【0024】固定部10は、テンショナカップ11と、
このテンショナカップ11の外壁に設けられた取付部1
2とを備える。図5に示すように、取付部12にはそれ
ぞれ取付穴12aが形成され、エンジンブロックに固定
するためのボルト(図示せず)が挿入される。テンショ
ナカップ11の底面中央には、カップ内に向けて立ち上
がるボルト係合部14が形成され、揺動軸であるピボッ
トボルト30が螺合により固定される。テンショナカッ
プ11内には、ねじりコイルスプリング50がピボット
ボルト30の周りに配設される。
【0025】図5はテンショナカップ11をねじりコイ
ルスプリング80の一部とともに示す上面図である。テ
ンショナカップ11の底部には、ねじりコイルスプリン
グ80の回転方向の動きを規制するために3つの突起1
6、17、18が形成される。半円形の第1の突起16
は、テンショナカップ11の内周面15から突出して形
成される。第2の突起17は中央のボルト係合部14の
周囲に形成され、ねじりコイルスプリング80の直線部
82に沿うように一部が直線状に形成され、曲折部83
に当接する点において凸状に形成される。略台形の第3
の突起18は、テンショナカップ11の内周面15から
突出して形成され、ねじりコイルスプリング80と当接
する。
【0026】再び図3、図4を参照する。ピボットボル
ト30は、下端に形成されたネジ部32と、円柱部34
と、つば38を備えた頭部36とが一体的に形成され
る。頭部36の中央には、六角レンチを挿入するための
六角穴37(図4、点線で示す)が形成される。ピボッ
トボルト30は、ピボットブッシング40を介して、テ
ンショナアーム20のピボットボルト軸受22に上方か
ら挿入される。ピボットブッシング40は、スリーブ4
2と、このスリーブ42の一端に形成されたフランジ4
4とを備え、このフランジ44がテンショナアーム20
に当接するようにピボットボルト軸受22内に圧入固定
される。
【0027】ピボットボルト30がテンショナアーム2
0に嵌挿し、つば38がピボットブッシング40の上面
に当接した状態で、テンショナカップ11のボルト係合
部14がネジ部32に螺合され、六角レンチにより締め
付けられる。なお、円柱部34の荷重を分散するため
に、ボルト係合部14の上面には円柱部34より外径の
大きいワッシャ42が介装される。なお、穴37の形状
は六角に限定されず、トルクス(六角星型)、+、−な
どの形状でもよい。
【0028】テンショナアーム20は金属材料により形
成され、図6に示すようにテンショナカップ11の外径
よりやや小さい略円板形状の蓋部20aとプーリ取付部
20bとにより構成される。プーリ取付部20bは、蓋
部20aに対して偏心した略円板形状であり、中央にプ
ーリボルト70を螺合するためのプーリボルト軸受24
が設けられる。なお蓋部20aのカップ側端面である下
面21aとプーリ取付部20bの下面21bとは、ほぼ
同一平面上になるよう形成される(図3参照)。
【0029】プーリ取付部20bには、テンショナプー
リ60がボールベアリング74を介して、プーリボルト
70により回転自在に取り付けられる。テンショナプー
リ60は、円筒形の外周壁62と、この外周壁62と同
軸を有し外周壁62の内側に設けられた内周壁64と、
この内周壁64と外周壁62との上端面を連結する環状
板部66とを備える。内周壁64の筒長さHiは、外周
62の筒長さHoより短く形成される。なお、プーリ
ボルト70の頭部とボールベアリング74との間には、
塵埃の浸入を防止するダストシールド72が介装され
る。
【0030】図3で明確に示すように、テンショナアー
ム20の蓋部20aの中央には、ピボットボルト軸受2
2が、テンショナカップ11の開口面11aからテンシ
ョナカップ11内に向かって、カップ深さの半分程度突
出して形成される。ピボットボルト軸受22には、ピボ
ットボルト軸受22とほぼ同じ軸方向長さを有するピボ
ットブッシング40が上方から嵌合される。ピボットブ
ッシング40は蓋部20aに対して、回転方向には所定
の摩擦抵抗で揺動可能である。ピボットボルト30はこ
のピボットブッシング40内に挿入され、テンショナカ
ップ11に螺合固定される。このようにして蓋部30b
がテンショナカップ11の開口部11aに揺動自在に取
り付けられる。即ち、テンショナアーム20は固定部1
0に対して、ピボットボルト30の頭部36により上下
方向に固定されるが、揺動軸であるピボットボルト30
回りに回転可能である。
【0031】図6を参照すると、テンショナアーム20
の蓋部20aの下面21aにおいて、ピボットボルト軸
受22とプーリボルト軸受24との間に1つの凸部27
と、この凸部27の両側に位置する係止穴、即ち2つの
扇状の凹部28a、28bが形成される。凹部28a、
28bの位置は中心をC1 とすると、揺動軸C1 とプー
リ回転軸C2 とを通る直線(図中、一点鎖線C3 で示
す)と成す角αが60°以内になるように設定される。
なお、本実施形態ではねじりコイルスプリング80を左
に捩り、その端部84を凹部28bに挿入した構成が示
されるが、ねじりコイルスプリング80の捩りが逆、即
ち右捩りの場合、端部84は凹部28aに挿入される。
【0032】凸部27はねじりコイルスプリング80の
高さを規制し、凹部28b(28a)はフック84が挿
入されることによりねじりコイルスプリング80を周方
向に固定する(図3参照)。ピボットボルト軸受22か
ら外縁に向かって突出した突部23が形成され、ねじり
コイルスプリング80と当接し、径方向に支持してい
る。
【0033】凸部27および凹部28a、28bに対向
した位置に、軸C1 に沿って延びるように2つのピン2
6が形成される。このピン26は、テンショナアーム2
0にダンピングバンド50を回転方向に固定する回止め
として形成されたものであり、ダンピングバンド50に
設けられた円形孔52に嵌合する。
【0034】このように、ねじりコイルスプリング80
の端部84を係止する凹部28b(28a)は、テンシ
ョナカップ11の開口面11aよりテンショナプーリ6
0側に位置しており、また、ピボットボルト30とプー
リボルト70との間に形成されているため、テンショナ
カップ11内のスペースを有効に利用できる。また、テ
ンショナカップ11内に突出して形成された係止部を備
えた従来の構成に比べ、テンショナアーム20の耐久性
も向上する。
【0035】プーリ取付部20bのプーリボルト軸受2
4の下端21bが蓋部20aの下面21aとほぼ同一平
面になるように形成されるので(図3参照)、テンショ
ナアーム20およびプーリボルト70がテンショナカッ
プ11に干渉することなく、プーリボルト70はテンシ
ョナカップ11の外縁よりもピボットボルト30側に寄
せ、かつプーリボルト軸受24の軸方向中心をピボット
ボルト軸受22の軸方向中心に寄せることができる。
【0036】図7はピボットボルト30とテンショナプ
ーリ60、およびテンショナアーム20との軸方向の位
置関係を示す部分断面図である。テンショナプーリ60
の軸方向に関する位置関係を説明する。ピボットボルト
30の頭部36はフラットに形成されており、この頭部
上面36aの軸方向の位置は図中一点鎖線H1で示され
る。同様に、テンショナプーリ60の外周壁62のテン
ショナアーム側端部62aの軸方向の位置が一点鎖線H
2で示され、内周壁64のテンショナアーム側端部64
aの軸方向の位置が一点鎖線H3で示される。つば38
のスラスト面およびピボットブッシング40のフランジ
44の接合面の軸方向位置は、それぞれ一点鎖線H4、
H5で示される。テンショナカップ11の開口面11a
は一点鎖線H6で示される。
【0037】ピボットボルト30の頭部上面H1は、テ
ンショナプーリ60の内周壁下端H3より下方に位置す
る。また、スラスト面H4はテンショナプーリ60の外
周壁下端H2より上方かつ内周壁下端H3より下方に位
置する。接合面H5はテンショナプーリ60の外周壁下
端H2より下方に位置する。即ち、プーリ内周壁64お
よび軸受74に干渉することなく、テンショナプーリ6
0の内周壁下端64aの真下にピボットボルト30の頭
部上面36aを位置させることができ、2軸間距離Lc
を小さくすることができる。
【0038】ピボットボルト軸受22はテンショナカッ
プ開口面H6よりテンショナカップ11内に突出して形
成されるので、開口面H6より上方に突出する量が少な
い。また、ピボットボルト30の頭部36がフラットに
形成されるので、ピボットボルト30の頭部厚み(H1
からH4までの距離)が小さく、カップ開口面H6から
ピボットボルト頭部上面H1までの距離が小さく設定で
きる。
【0039】図8はピボットボルト30とテンショナプ
ーリ60、およびテンショナアーム20との径方向の位
置関係を示す部分断面図である。テンショナプーリ60
の径方向に関する位置関係を説明する。図中つば38の
外縁位置は一点鎖線W1、テンショナプーリ60の内径
位置は一点鎖線W2、外径位置は一点鎖線W3で示され
る。揺動軸C1 はプーリ内周壁W2とプーリ外周壁W3
との間に位置している。即ち、2軸間距離Lcはテンシ
ョナプーリ60の内径Liより大きく、かつ外径Loよ
り小さい。またピボットボルト30のつば38外縁W1
は、プーリ内周壁W2よりもプーリ回転軸C2 側に位置
している。即ちプーリ回転軸C2 と外縁W1との距離L
bはテンショナプーリの内径Liより小さい。
【0040】このようにピボットボルト30は、揺動軸
とテンショナアーム20のテンショナカップ11への固
定ボルトとを兼ね備えたものであり、頭部36のつば3
8によりテンショナアーム20が上下方向に固定され
る。頭部36の厚みは薄いのでボールベアリング74の
真下にまで位置することができ、揺動軸C1 とプーリ回
転軸C2 との2軸間距離Lcを短く設定することができ
る。したがって、小さいバネ力、即ち短いねじりコイル
スプリング80でベルトを緊張させることができ、ねじ
りコイルスプリング80を収納するテンショナカップ1
1を小型化にすることができる。
【0041】再び図3および図4を参照する。ダンピン
グバンド50は略環状の環状部51を有し、この環状部
51の外周面51aは、テンショナカップ11の開口部
11aから約1/3程度入った内周面15とほぼ全周に
わたって摺接する。ダンピングバンド50は環状部51
から内側に突出した2つの円形孔52を有し、円形孔5
2にテンショナアーム20のピン26が嵌合することに
より、ダンピングバンド50はテンショナアーム20と
一体的に回動する。ダンピングバンド50の円形孔52
と対向する側には、軸方向のスリットが形成される(図
示せず)。このスリットは、ダンピングバンド50の熱
変形や撓みなどを吸収するとともに、テンショナカップ
11内に浸入した水を抜くための水抜き部として機能す
る。
【0042】図9は、ダンピングバンド50の円形孔5
2近傍を示す部分断面図である。ダンピングバンド50
の環状部51の上端には径外方向に延びるつば53が形
成され、このつば53の外縁はテンショナカップ11の
内径より大きく、かつ外径よりやや小さく形成される。
ダンピングバンド50は、テンショナカップ11に対
し、つば53の下面53aが開口面11aとの間に所定
のクリアランスを有し、環状部51の外周面51aがテ
ンショナカップ11の内周面51aと周方向に当接して
いる。ダンピングバンド50の上端面50aはテンショ
ナアーム20の蓋部20aに密着している。つば53お
よび蓋部20aの径がテンショナカップ11とダンピン
グバンド50との摺動面より外側に設けられるので、テ
ンショナカップ11内部に対する防塵・防水効果が得ら
れる。
【0043】リングスプリング54は、一定の矩形断面
の金属線から成るC形バネである。リングスプリング5
4は、径方向に収縮された状態で、ダンピングバンド5
0のスリットに端部がくるように、ダンピングバンド5
0の内周面に係合され、これにより周方向に略均一、か
つ一定の力でダンピングバンド50をテンショナカップ
11の内周面15に押圧付勢する。リングスプリング5
4の軸方向の位置は、ピボットブッシング40の軸方向
のほぼ中心に位置し、オートテンショナ100にかかる
荷重のバランスをとっている。
【0044】ダンピングバンド50およびリングスプリ
ング54により、テンショナアーム20が駆動ベルトの
振動などにより揺動する時には、ダンピングバンド50
とテンショナカップ11との間に、全周にわたってほぼ
均一に摩擦が発生する。この摩擦力、即ちダンピング力
によってテンショナアーム20の揺動時の振動が減衰さ
せられる。
【0045】図10を参照してねじりコイルスプリング
80を説明する。図10(a) は上面図、図10(b) は底
面図、図10(c) は正面図である。ねじりコイルスプリ
ング80は例えば金属の円形断面を有する金属線を螺旋
状に巻回して成形される。なお、金属線の太さ、材質、
形状、またはねじりコイルスプリングの巻回数は必要と
されるベルト張力に応じて適宜選択される。
【0046】ねじりコイルスプリング80は一定の径の
第1の螺旋部86と、第1の螺旋部86から延び、徐々
に径が小さくなる第2の螺旋部88とを有している。第
2の螺旋部88はコイル軸Oに対し約270度から45
0度(図10(c) 参照)の角度にわたって設けられる。
【0047】直線部82は第1の螺旋部86からコイル
軸O側に突出して形成され、内側に曲折する第1の曲折
部83から終端85まで直線的に延びている。図5に示
すように、ねじりコイルスプリング80はテンショナカ
ップ11の底部において、終端85近傍が突起16に当
接し、第1の曲折部83が突起17に当接するように配
設され、周方向に固定される。また第1の螺旋部は突起
18に当接し、径方向に支持される。
【0048】フック84は、第2の螺旋部88から曲折
する第2の曲折部87から、終端89がコイル軸Oに平
行に延びるように形成される。図6に示すように、ねじ
りコイルスプリング80はテンショナアーム20の蓋部
20aの下面21aにおいて、終端89が凹部28bに
挿入されることにより、カップ開口面11aよりテンシ
ョナプーリ側で周方向に固定され、凸部27により高さ
が規制される。また、テンショナアーム20の突起23
と当接し、内側から径方向に支持される。
【0049】このように、ねじりコイルスプリング80
は適度にねじられ軸方向に圧縮された状態で、図3に示
すようにテンショナカップ11とテンショナアーム20
との間に介装され、テンショナプーリ60に懸架された
駆動ベルト107(図1参照)を緊張させる方向に、テ
ンショナアーム20を回転方向に付勢している。
【0050】図3で明らかなように、ねじりコイルスプ
リング80はリングスプリング54の近傍では、リング
スプリング54の内径より小さい径で巻回されるため、
リングスプリング54と干渉することなく、テンショナ
アーム20を回動付勢できる。したがって、ねじりコイ
ルスプリング80の第1の螺旋部86の径はテンショナ
カップ11の内径近くにまで大きく設定でき、ねじりコ
イルスプリング80のコイル高さを低くし、テンショナ
カップ11を浅く設けることができる。
【0051】また、ねじりコイルスプリングは端部84
が上方に曲折しており、端部84がカップ開口面11a
より上方で係止されるので、テンショナカップ開口面よ
り下方に係止部を備えた従来のテンショナより、有効に
テンショナカップ内を使用でき、小型化が図られる。
【0052】以上のように構成されたオートテンショナ
100は、ねじりコイルスプリング80の付勢力により
テンショナアーム20が回動付勢されて駆動ベルト10
7を緊張させるとともに、テンショナアーム20が駆動
ベルト17の振動等により揺動する際には、ダンピング
バンド50とテンショナカップ内周面15との接触部分
で発生する摩擦力により振動を減衰させる。
【0053】揺動軸であるピボットボルト30の頭部3
6は、従来より薄く形成されるため、テンショナプーリ
60の軸受であるボールベアリング74の下に位置する
ことができ、2軸間距離Lcを小さく設定できる。従っ
て、小さいバネ力、即ち短いねじりコイルスプリング8
0でベルトを緊張させることができ、ねじりコイルスプ
リング80を収納するテンショナカップ11を小型化す
ることができる。
【0054】ピボットボルト軸受22はテンショナカッ
プ11の開口面11aより下方に突出しているので、従
来と同じ軸受長さを有しながらテンショナアーム20の
テンショナプーリ側への突出量を減じることができる。
従って、プーリ内周壁64の下方にピボットボルトが位
置する本実施形態の構成は、ピボットボルトがテンショ
ナプーリの内周壁より外側に設けられていた従来のオー
トテンショナに比べ、2軸間距離Lcがさらに小さく設
定でき、オートテンショナの小型化が図られる。また、
ピボットブッシング40の軸方向中心と、リングスプリ
ング54の位置は近接しているので、オートテンショナ
にかかる軸方向の荷重バランスがよく、ピボットブッシ
ング40の耐久性が向上する。
【0055】ねじりコイルスプリング80は、下方の螺
旋部86はテンショナカップ11の内径に近い径で巻回
されるが、上方の螺旋部88では径が漸減し、リングス
プリング54より小さい径になるため、開口部11a付
近のリングスプリング54に干渉せずにテンショナアー
ム20を付勢することができる。従って同じ長さで、リ
ングスプリングの径より小さい径で一定に巻回されたね
じりコイルスプリングを内側に配設した従来のテンショ
ナカップに比べ、カップ内空間を有効に利用した小型の
テンショナカップが得られる。
【0056】
【発明の効果】本発明によると、オートテンショナを小
型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のオートテンショナを自動車用エン
ジンのベルトシステムとともに示す正面図である。
【図2】図1に示すオートテンショナの部分拡大図であ
る。
【図3】図2に示すオートテンショナの断面図である。
【図4】図2に示すオートテンショナの部品を分解して
示す断面図である。
【図5】図2に示すオートテンショナの固定部をねじり
コイルスプリングの一部とともに示す平面図である。
【図6】図2に示すオートテンショナのテンショナアー
ムとねじりコイルスプリングの一部をともに下から見た
平面図である。
【図7】図3のピボットボルトの頭部近傍を示す部分拡
大断面図である。
【図8】図3のテンショナアーム近傍を示す部分拡大断
面図である。
【図9】図3のダンピングバンドの円形孔近傍を示す部
分拡大断面図である。
【図10】図2に示すオートテンショナのねじりコイル
スプリングを示す図である。
【符号の説明】
11 テンショナカップ 20 テンショナアーム 30 ピボットボルト 50 ダンピングバンド 60 テンショナプーリ 70 プーリボルト 74 ボールベアリング 80 ねじりコイルスプリング 100 オートテンショナ

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップに揺動自在に取り付けられるアー
    ムと、 このアームを介して前記カップに固定され、頭部がつば
    状でありかつ頭部上面がフラットに形成された揺動軸
    と、 この揺動軸と平行な回転軸に関して回転自在になるよう
    に、前記カップの反対側の前記アームに取り付けられ、
    同心的に形成された円筒の外周壁と内周壁とを有するプ
    ーリとを備え、 前記揺動軸と前記回転軸の2軸間距離が、前記内周壁の
    半径より大きくかつ前記外周壁の半径より小さく、 前記外周壁のアーム側端部が前記揺動軸の前記頭部上面
    より前記カップ側に延び、前記内周壁のアーム側端部が
    前記頭部上面より前記カップと反対側に位置し、かつ前
    記内周壁のアーム側端部が前記頭部上面の少なくとも一
    部に対向していることを特徴とするオートテンショナ。
  2. 【請求項2】 前記揺動軸に、六角レンチを挿入するた
    めの六角穴が、前記頭部上面から軸方向に穿設されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のオートテンショナ。
  3. 【請求項3】 前記アームが、前記カップの開口部を閉
    密する蓋部と、前記プーリを回転自在に支持するプーリ
    取付部とを備え、 前記蓋部のカップ側端面と前記プーリ取付部のカップ側
    端面とがほぼ同一平面に形成されることを特徴とする請
    求項1に記載のオートテンショナ。
  4. 【請求項4】 前記蓋部に前記揺動軸の軸受部が形成さ
    れ、この軸受部が前記カップ開口部からカップ内部に向
    かって突出していることを特徴とする請求項3に記載の
    オートテンショナ。
  5. 【請求項5】 前記揺動軸と前記軸受部との間に介装さ
    れ、前記軸受部とほぼ同じ軸長さを有するピボットブッ
    シングと、前記カップの前記開口部近傍のカップ内周面
    に摺動可能な略環状のダンピング部材と、このダンピン
    グ部材を前記カップ内周面に付勢するC形バネとを備
    え、 前記ピボットブッシングの軸方向の中心がC形バネと、
    ほぼ同一平面上にあることを特徴とする請求項4に記載
    のオートテンショナ。
  6. 【請求項6】 前記ピボットブッシングと前記揺動軸と
    のスラスト面が、前記揺動軸方向において、前記プーリ
    外周壁のカップ側端部よりプーリ側、かつ前記プーリ内
    周壁のカップ側端部よりカップ側に位置することを特徴
    とする請求項5に記載のオートテンショナ。
  7. 【請求項7】 前記ピボットブッシングのプーリ側端部
    にフランジが形成され、このフランジのカップ側端面と
    前記アームとの接合面が、前記揺動軸方向において、前
    記プーリ外周壁のカップ側端部よりカップ側に位置する
    ことを特徴とする請求項5に記載のオートテンショナ。
  8. 【請求項8】 前記蓋部と前記カップの間に介装され、
    前記アームを所定の回転方向に付勢し、前記揺動軸の周
    りに螺旋状に巻回されたねじりコイルスプリングを備
    え、 このねじりコイルスプリングが、前記カップより小さい
    径を有する第1の螺旋部と、 前記第1の螺旋部から延び、径が漸減する第2の螺旋部
    とを備えることを特徴とする請求項3に記載のオートテ
    ンショナ。
  9. 【請求項9】 前記第2の螺旋部の径が、前記カップ内
    周面に摺動可能な環状のダンピング部材の内径と、この
    ダンピング部材を前記カップ内周面に付勢するC形バネ
    の内径とよりも小さいことを特徴とする請求項8に記載
    のオートテンショナ。
  10. 【請求項10】 前記ねじりコイルスプリングの一端が
    前記第1の螺旋部から内側に直線状に延び、他端が前記
    第2の螺旋部から前記揺動軸に対して平行に延びている
    ことを特徴とする請求項8に記載のオートテンショナ。
  11. 【請求項11】 前記カップの底部に、前記カップの内
    周面から中心に向かって突出し、前記ねじりコイルスプ
    リングの前記一端と当接する第1の突起と、前記カップ
    の中心から外周面に向かって突出した第2の突起と、前
    記カップの内周面から中心に向かって突出し、前記ねじ
    りコイルスプリングの前記第1の螺旋部に当接する第3
    の突起とが形成され、 前記ねじりコイルスプリングが、前記第1、第2および
    第3の突起に当接することより、回転方向の動きが規制
    されることを特徴とする請求項10に記載のオートテン
    ショナ。
  12. 【請求項12】 前記アームの前記蓋部に、前記カップ
    側端面から前記プーリ側に係止穴が穿設され、 前記カップ開口面より前記プーリ側において、前記ねじ
    りコイルスプリングの前記他端が前記係止穴に挿入され
    ることにより、前記アームに係止されることを特徴とす
    る請求項10に記載のオートテンショナ。
  13. 【請求項13】 前記係止穴が、前記蓋部の前記カップ
    側端面において、前記揺動軸と前記回転軸とを結ぶ直線
    に関し、前記揺動軸を中心とする60度の範囲内に形成
    されることを特徴とする請求項11に記載のオートテン
    ショナ。
  14. 【請求項14】 前記蓋部が、前記カップの内径より大
    きくかつ前記カップの外径より小さい外径を有し、 前記ダンピング部材が、前記環状部の上端から径外方向
    に延び、外縁が前記カップの外径とほぼ同径のつばを備
    え、 前記つばの上端面と前記アームとが前記揺動軸方向に当
    接し、前記環状部の外周面と前記カップとが周方向に当
    接していることを特徴とする請求項5に記載のオートテ
    ンショナ。
  15. 【請求項15】 前記カップの外周面の半径が、前記揺
    動軸と前記回転軸との2軸間距離より小さいことを特徴
    とする請求項1に記載のオートテンショナ。
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