JP2983164B2 - 金属屑等の処理装置 - Google Patents

金属屑等の処理装置

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JP2983164B2
JP2983164B2 JP7345321A JP34532195A JP2983164B2 JP 2983164 B2 JP2983164 B2 JP 2983164B2 JP 7345321 A JP7345321 A JP 7345321A JP 34532195 A JP34532195 A JP 34532195A JP 2983164 B2 JP2983164 B2 JP 2983164B2
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JP
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metal
metal scraps
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power transmission
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溥之 ▲高▼川
道夫 粥川
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Churyo Engineering Co Ltd
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Churyo Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等で切削
された金属屑或いは空き缶等を細かくする処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械等で切削された金属屑は
連続した長い屑が多く、それらの屑はベルトコンベア等
で屑箱に搬送されたり、屑箱に持っていって収納してい
る。そして、屑箱が満杯となった時点で、他の収納場所
までもって行き、新たな金属屑に対処している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記において、前記金
属屑は見かけ容積が大きく、屑箱はすぐに満杯となるた
め繁雑な処分が必要である。又、かかる金属屑には切削
油が付着しているため、屑箱にドレンポットを付設して
切削油の回収を行っているが、十分に回収できず、少量
の付着状態で金属屑を廃棄処分することとなり公害問題
を提起することとなる。また、空き缶の処理についても
同様であり、容積を小さくする簡便な処理装置が望まれ
ている。そこで、本発明は、かかる金属屑等の容積を減
少させる処理装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の金属屑等の処
理装置は、ホッパから投入の金属屑を、本体内に設置の
スパイラル状のスクリュー4を介して搬送しながら、そ
のスクリュー4の外周部に取り付けた切断刃11で切断
すると共に、本体の排出口側に回転可能な動力伝達爪8
a(19a)と金属屑の送り爪8b(19b)を交互に
形成の回転体20a(20b)は、スクリュー4のリー
ドによって動力伝達爪8a(19a)を介して回転する
ので、金属屑等を円滑に搬送することができる。又、請
求項2の金属屑等の処理装置は、回転体に形成の動力伝
達爪8aと送り爪8bの周囲に切断刃12を設けること
によって、更に細かく円滑な切断処理を可能とする。請
求項3の金属屑等の処理装置は、本体の端部に排出口の
大きさを調節可能な排出機構7を設けるものであり、こ
の排出機構7によって、金属屑は本体内で圧力バランス
を維持しながら圧密状態となって、切断刃で細かくする
ことを可能とする。
【0005】
【発明の実施の形態】(第1実施の形態) 本発明を図1〜図4を参照して説明する。尚、図1は処
理装置の全体図、図2はA〜A矢視図、図3はB〜B断
面図、図4はC〜C断面図である。2は、工作機械等か
ら排出の金属屑を投入するホッパであり、筒状の本体5
に連結形成する。4は、本体5内設置のスパイラル状の
スクリューであり、回転駆動装置3を介して回転する。
【0006】7は、前記本体5の端部に設置し、排出口
7fの大きさを調節可能な排出機構である。この排出口
7fは、隙間7bを形成し、且つ、前記本体5の内径よ
り小さくするために円錐状をなす3つ割の排出分割体7
aで構成する。そして、この排出分割体7aにレバー7
c、7cを取付け、前記本体5の外周面に取付けの支持
部材7dと回動軸7eを介して回動可能に取り付ける一
方、前記回動軸7eで排出分割体7aの排出口7fの口
径を小さくするように、前記レバー7c、7cの端部を
押圧する弾性体(バネ、ゴム等)6を前記本体5の外周
面との間に嵌挿支持する。尚、この弾性体6の他に、常
時、レバー7c、7cを同様に押圧する油圧、空気等の
シリンダで構成することもできる。
【0007】又、前記本体5のほぼ中央下部には、本体
5と僅かな隙間33を形成の回転体20aが設置してあ
り、この回転体20aは回転軸9で自由回転をなすホイ
ール8で構成し、そのホイール8の外周には、スクリュ
ー4のリードでホイール8が回転可能な動力伝達爪8a
と、金属屑を送る送り爪8bが交互に形成してある。
又、このホイール8の両側には、切断刃12が前記スク
リュー4と摺動状態で本体5の長手方向に設置してある
と共に、図4に示すように、本体5の上部側にも、前記
スクリュー4と摺動状態で半円状の切断刃11が設置し
てある。又、前記回転体20aの下部には、切削油受槽
13が、貫通孔14aを穿設の切削屑受板14を載置し
て、配設してあり切削油の回収を図っている。
【0008】次に、前記機構の作動について説明する
と、ホッパ2に金属屑を投入すると、スクリュー4によ
って圧密状態になりながら搬送されて、切断刃11、1
2で金属屑は順次切断されて排出機構7に送られるが、
筒状本体5内の金属屑の圧縮力は、排出機構7(弾性体
6の押圧力で調整される排出口7fの大きさの調節可能
な機構)で、圧力バランスを保持する。即ち、金属屑の
投入量が多いと、排出機構の排出口7fの開口量は弾性
体6の押圧力に優って大きくなり、少ないと反対の状態
となる。その結果、本体5内の金属屑の圧縮状態は、金
属屑の投入量の変化に対応してほぼ同じを維持できて、
その状態で金属屑は、スクリュー4の回転により搬送さ
れながら切断刃11、12で切断されるためほぼ同じ切
断状態で排出できる。
【0009】又、本体5内の圧縮力は、前記排出口7f
の開口量、即ち、レバー7cを押圧する弾性体6の弾性
係数によって選定できるため、その本体5内の圧縮力の
許容範囲は容易に選定できるし、本体5内の圧縮力が異
常(高圧)となったときには、レバー7cの変動で吸収
できて安全である。尚、本体5内の圧縮力異常(高
圧)に対する安全装置として、レバー7cの上部に検出
器(リミットスイッチ等)15を設置すればよく、簡便
に異常検出が可能となる。
【0010】尚、ホイール8形式の回転体20aを設置
することにより、このホイール8は、動力伝達爪8aに
よってスクリュー4のリードで回転し、金属屑を送る送
り爪8bで金属屑に押圧力を与えて前記排出機構7との
圧力バランスを維持しながら、より一層の高密度に圧縮
できると共に円滑な搬送を可能とし、スクリュー4の下
部を通過する金属屑は、切断刃12(又は切断刃11)
でより細かく切断できる。又、金属屑は本体内5で回転
搬送されるため、付着している切削油は回転体20a
下部に設置の切削油受槽13に落下して、切削屑受板1
4で切屑と分離して、回収できる。以上のように、金属
屑は細かく切断された状態で排出機構から排出されるた
め、従来の金属屑の容積に較べて、遥かに少ない容量と
なり、屑箱を他の収納場所までもって行く頻度が少なく
なると共に切削油の回収を図ることができる。
【0011】(第2実施の形態) 本実施の形態を図5を参照して説明する。尚、前記第1
の実施の形態と同じ部品には同じ符号を附して説明を略
す。本実施の形態での回転体20bは、本体5の下部
に、本体5の長手方向にチェーン17を掛廻する、回転
軸18aで自由回転するスプロケット18を配置し、そ
のチェーン17には、スクリュー4のリードで回転する
動力伝達爪19aと金属屑搬送用の送り爪19bを交互
に取り付ける構造である。この様な回転体20bであっ
ても、前記第1実施の形態のホイール8形式の回転体2
0aと同じ作用、即ち、スクリュー4のリードで回転体
20bを回転し、この回転によっ金属屑を排出機構7側
に移動させながら、排出機構7と圧力バランスを取りな
がら圧縮状態となって、切断刃12で細かく切断され
る。
【0012】以上のように、本発明の金属処理装置は、
金属屑を細かくすることができるため、従来の金属屑の
容積に較べて小さくなり、屑箱の容量を小さくすること
ができると共に、その屑箱の処理回数を減らすことがで
きる。又、金属屑が小さな破片等になるため真空搬送が
可能となり、輸送の合理化を図り易くなるし、切削油の
回収を図ることができてコスト面の向上となる。
【0013】(第3の実施の形態) 本実施の形態は、図6に示すように、図1に示す(第1
の実施の形態)処理装置とは異なり、排出機構7がな
く、本体5の端部にフランジ31を介して蓋30を取り
付けて、スクリュー4が存在しない圧縮室32を形成す
る構造である。尚、第1の実施の形態の処理装置と同じ
部品には同じ符号を附して説明を省略する。この構成に
おいて、ホッパ2から投入された金属屑は、スクリュー
4によって圧密状態になりながら搬送されて、切断刃
1、12で金属屑は順次切断されて圧縮室32に運ばれ
る。そして、この圧縮室32では、切断された金属屑は
圧縮されながら回転して細かくなると共に、細かくなっ
た金属屑はバックラッシュを受けて、回転体20aと本
体5との隙間33から落下して切削屑受板14で回収さ
れる。この様に、本体5の排出口を閉鎖して圧縮室32
を形成すると、切断された金属屑は圧縮室32でかき回
されることによって細片となって排出可能となる。
【0014】尚、前記において、金属屑は工作機械等か
ら出る金属屑について説明したが、空き缶等の処理に対
しても有効である。
【0015】
【発明の効果】本発明の金属処理装置によれば、工作機
械等から出る金属屑や空き缶等を細かく切断できて、そ
の容積を少なくすることができるので処理が容易になる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の金属屑の処理装置の全体図
である。
【図2】図1のA〜A矢視図である。
【図3】図1のB〜B断面図である。
【図4】図1のC〜C断面図である。
【図5】第2の実施の形態の金属屑の処理装置の全体図
である。
【図6】第3の実施の形態の金属屑の処理装置の全体図
である。
【符号の説明】
2 ホッパ 4 スクリュー 5 本体 6 弾性体 7 排出機構 7a 排出分割体 7c レバー 7f 排出口 8 ホイール 8a 動力伝達爪 8b 送り爪 11 切断刃 12 切断刃 13 切削油受槽 17 チェーン 18 スプロケット 19a 動力伝達爪 19b 送り爪 20a 回転体 20b 回転体 30 蓋
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−54872(JP,A) 特開 平7−112343(JP,A) 特開 平7−16557(JP,A) 実開 平4−73443(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 11/00 B65G 65/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパから投入の金属屑を、本体内に設
    置のスパイラル状のスクリューを介して搬送する金属屑
    等の処理装置において、 金属屑等を切断して細分するために、前記スクリューの
    外周部に切断刃を設け、 本体の排出口側に回転可能な動力伝達爪と金属屑の送り
    爪を交互に形成してなる回転体を設け、この回転体は、前記スクリューのリードが動力伝達爪に
    当接して回転可能に設置してあること を特徴とする金属
    屑等の処理装置。
  2. 【請求項2】 回転体に形成の動力伝達爪と送り爪の周
    囲に切断刃を設けることを特徴とする請求項1の金属屑
    等の処理装置。
  3. 【請求項3】 本体の端部に排出口の大きさを調節可能
    な排出機構を設けることを特徴とする請求項1又は請求
    項2の金属屑等の処理装置。
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JPH09155684A JPH09155684A (ja) 1997-06-17
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