JP3336339B2 - 切粉搬送装置 - Google Patents
切粉搬送装置Info
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- JP3336339B2 JP3336339B2 JP20595292A JP20595292A JP3336339B2 JP 3336339 B2 JP3336339 B2 JP 3336339B2 JP 20595292 A JP20595292 A JP 20595292A JP 20595292 A JP20595292 A JP 20595292A JP 3336339 B2 JP3336339 B2 JP 3336339B2
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- chip
- hopper
- chips
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、工作機械などから出
る切粉を切断処理して回収するための切粉搬送装置に関
する。
る切粉を切断処理して回収するための切粉搬送装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、工作機械などから出るアルミニ
ウムやスチール等の切粉を切断処理して回収する場合、
これまでは、工作機械などのチップコンベアから搬出さ
れた切粉を各チップクラッシャのホッパで受け、このチ
ップクラッシャ内において固定刃と回転刃とで切粉を切
断し、切断された切粉をそれぞれスクリューフィーダの
トラフ内へと落し込んで一時的に貯える。
ウムやスチール等の切粉を切断処理して回収する場合、
これまでは、工作機械などのチップコンベアから搬出さ
れた切粉を各チップクラッシャのホッパで受け、このチ
ップクラッシャ内において固定刃と回転刃とで切粉を切
断し、切断された切粉をそれぞれスクリューフィーダの
トラフ内へと落し込んで一時的に貯える。
【０００３】そして、トラフ内に切粉が所定量溜ったス
クリューフィーダからバッチ式に内部のスクリューコン
ベアを作動させ、切粉をスクリューコンベアで排出口へ
と送り出しつつエアー吸引搬送装置を利用して回収タン
クに集積するという手段がとられてきた。
クリューフィーダからバッチ式に内部のスクリューコン
ベアを作動させ、切粉をスクリューコンベアで排出口へ
と送り出しつつエアー吸引搬送装置を利用して回収タン
クに集積するという手段がとられてきた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の切粉回収手段では、工作機械などから搬出された切粉
をチップクラッシャで切断処理した後にスクリューフィ
ダー内に落し込むようにしているため、スクリューフィ
ーダのトラフ内にある切粉は、前段処理のチップクラッ
シャによって細かく切断処理された状態にある。
の切粉回収手段では、工作機械などから搬出された切粉
をチップクラッシャで切断処理した後にスクリューフィ
ダー内に落し込むようにしているため、スクリューフィ
ーダのトラフ内にある切粉は、前段処理のチップクラッ
シャによって細かく切断処理された状態にある。
【０００５】このことから、回収対象がスチールの切粉
のように連続したカール状を呈していた場合、スクリュ
ーフィーダ内のスクリューコンベアを作動させて切粉を
送り出そうとしたときに、細かく切断処理された切粉が
スクリューコンベアで掻き回され、トラフ内で切粉同志
が互いに絡み合った状態になってしまう。
のように連続したカール状を呈していた場合、スクリュ
ーフィーダ内のスクリューコンベアを作動させて切粉を
送り出そうとしたときに、細かく切断処理された切粉が
スクリューコンベアで掻き回され、トラフ内で切粉同志
が互いに絡み合った状態になってしまう。
【０００６】そのために、スクリューコンベア付近の切
粉だけが次々と順次に送られることなく切粉全体が排出
口の方に向かって送られようとし、その結果、排出口部
分で詰まりが生じて切粉の搬送が出来なくなってしまう
という欠点があった。
粉だけが次々と順次に送られることなく切粉全体が排出
口の方に向かって送られようとし、その結果、排出口部
分で詰まりが生じて切粉の搬送が出来なくなってしまう
という欠点があった。
【０００７】したがって、この発明の目的は、工作機械
などから出た切粉を切断処理しつつ連続してエアー吸引
搬送装置により回収タンクへと集積することのできる切
粉搬送装置を提供することである。
などから出た切粉を切断処理しつつ連続してエアー吸引
搬送装置により回収タンクへと集積することのできる切
粉搬送装置を提供することである。
【０００８】
【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の手段は、ホッパと、搬送機構と、クラッシ
ュ機構と、排出口とをそれぞれ備えた上段側のスクリュ
ー式チップクラッシャと下段側のスクリュー式チップク
ラッシャとを上下２段に積み重ねて配置し、上段側チッ
プクラッシャの排出口を下段側チップクラッシャのホッ
パに連通させ、上段側チップクラッシャのホッパで受け
た切粉をクラッシュ機構で切断した後に排出口より下段
側チップクラッシャのホッパに送って一時的に貯え、更
に下段側チップクラッシャのホッパ内の切粉をクラッシ
ュ機構で当該切粉同志の絡み合いをほぐしながら再切断
して排出口へ定量づつ送り出すことを特徴とするもので
ある。
め、本発明の手段は、ホッパと、搬送機構と、クラッシ
ュ機構と、排出口とをそれぞれ備えた上段側のスクリュ
ー式チップクラッシャと下段側のスクリュー式チップク
ラッシャとを上下２段に積み重ねて配置し、上段側チッ
プクラッシャの排出口を下段側チップクラッシャのホッ
パに連通させ、上段側チップクラッシャのホッパで受け
た切粉をクラッシュ機構で切断した後に排出口より下段
側チップクラッシャのホッパに送って一時的に貯え、更
に下段側チップクラッシャのホッパ内の切粉をクラッシ
ュ機構で当該切粉同志の絡み合いをほぐしながら再切断
して排出口へ定量づつ送り出すことを特徴とするもので
ある。
【０００９】
【作 用】これにより、上段側のチップクラッシャで切
断された切粉は一時的に下段側チップクラッシャの投入
用ホッパ内に貯えられ、ここからバッチ式に駆動される
下段側チップクラッシャで切粉同志の絡み合いをほぐし
ながら再切断されて排出口へと次々に送られ、連続して
定量づつエアー吸引搬送装置により回収タンクへと集積
されることになるのである。
断された切粉は一時的に下段側チップクラッシャの投入
用ホッパ内に貯えられ、ここからバッチ式に駆動される
下段側チップクラッシャで切粉同志の絡み合いをほぐし
ながら再切断されて排出口へと次々に送られ、連続して
定量づつエアー吸引搬送装置により回収タンクへと集積
されることになるのである。
【００１０】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明を説明する。
【００１１】添付図面にみられるように、この発明によ
る切粉搬送装置１は、同一構成からなる上段側のスクリ
ュー式チップクラッシャＡと下段側のスクリュー式チッ
プクラッシャＢとを上下二段に積み重ねることによって
構成されている。
る切粉搬送装置１は、同一構成からなる上段側のスクリ
ュー式チップクラッシャＡと下段側のスクリュー式チッ
プクラッシャＢとを上下二段に積み重ねることによって
構成されている。
【００１２】すなわち、これらスクリュー式チップクラ
ッシャＡ，Ｂは、円筒状をしたケーシング２ａ，２ｂを
有し、各ケーシング２ａ，２ｂはステー３ａ，３ｂによ
りそれぞれ基台４ａ，４ｂ上に取り付けられ、これら基
台４ａ，４ｂを介して保持される。
ッシャＡ，Ｂは、円筒状をしたケーシング２ａ，２ｂを
有し、各ケーシング２ａ，２ｂはステー３ａ，３ｂによ
りそれぞれ基台４ａ，４ｂ上に取り付けられ、これら基
台４ａ，４ｂを介して保持される。
【００１３】前記ケーシング２ａ，２ｂの上部には投入
用のホッパ５ａ，５ｂが設けられており、これらホッパ
５ａ，５ｂはケーシング２ａ，２ｂ内のスクリュー室６
ａ，６ｂのほぼ全長域に亙って開口している。
用のホッパ５ａ，５ｂが設けられており、これらホッパ
５ａ，５ｂはケーシング２ａ，２ｂ内のスクリュー室６
ａ，６ｂのほぼ全長域に亙って開口している。
【００１４】また、ケーシング２ａ，２ｂの下部一端側
にはそれぞれ排出口７ａ，７ｂが形成されていて、ケー
シング２ａ，２ｂにおけるスクリュー室６ａ，６ｂの一
方端を下方へと開口している。
にはそれぞれ排出口７ａ，７ｂが形成されていて、ケー
シング２ａ，２ｂにおけるスクリュー室６ａ，６ｂの一
方端を下方へと開口している。
【００１５】上段および下段側チップクラッシャＡ，Ｂ
のスクリュー室６ａ，６ｂ内には、スクリューコンベア
８ａ，８ｂである搬送機構と固定刃および回転刃からな
る公知のクラッシュ機構（図示せず）とが装着してあ
る。
のスクリュー室６ａ，６ｂ内には、スクリューコンベア
８ａ，８ｂである搬送機構と固定刃および回転刃からな
る公知のクラッシュ機構（図示せず）とが装着してあ
る。
【００１６】これらスクリューコンベア８ａ，８ｂは、
基台４ａ，４ｂ上に配置した電動モータ９ａ，９ｂによ
り減速機構１０ａ，１０ｂを介してホッパ５ａ，５ｂ内
の切粉を排出口７ａ，７ｂに向かって搬送する方向に回
転駆動される。
基台４ａ，４ｂ上に配置した電動モータ９ａ，９ｂによ
り減速機構１０ａ，１０ｂを介してホッパ５ａ，５ｂ内
の切粉を排出口７ａ，７ｂに向かって搬送する方向に回
転駆動される。
【００１７】一方、クラッシャ機構の回転刃もまた、こ
れらスクリューコンベア８ａ，８ｂの回転に連動して回
転駆動されるようになっている。
れらスクリューコンベア８ａ，８ｂの回転に連動して回
転駆動されるようになっている。
【００１８】そして、上段側チップクラッシャＡの排出
口７ａを下段側チップクラッシャＢの投入用ホッパ５ｂ
に連通した状態で、上段側チップクラッシャＡの基台４
ａを下段側チップクラッシャＢにおける投入用ホッパ５
ｂの外面に取り付けた支持片１１上に載せて固定するこ
とにより、チップクラッシャＡ，Ｂを上下二段に積み重
ねて配置してある。
口７ａを下段側チップクラッシャＢの投入用ホッパ５ｂ
に連通した状態で、上段側チップクラッシャＡの基台４
ａを下段側チップクラッシャＢにおける投入用ホッパ５
ｂの外面に取り付けた支持片１１上に載せて固定するこ
とにより、チップクラッシャＡ，Ｂを上下二段に積み重
ねて配置してある。
【００１９】また、この状態において、下段側チップク
ラッシャＢの排出口７ｂをエアー吸引搬送装置を介して
回収タンク（図示せず）へと、途中にゲートバルブ１２
を備えた搬送パイプ１３で連通しておくのである。
ラッシャＢの排出口７ｂをエアー吸引搬送装置を介して
回収タンク（図示せず）へと、途中にゲートバルブ１２
を備えた搬送パイプ１３で連通しておくのである。
【００２０】次に作用について説明する。
【００２１】工作機械などのチップコンベア１４の先端
を上段側チップクラッシャＡのホッパ５ａに臨ませ、チ
ップコンベア１４を通して搬出されてくる工作機械など
からの切粉を上段側チップクラッシャＡのホッパ５ａで
受ける。
を上段側チップクラッシャＡのホッパ５ａに臨ませ、チ
ップコンベア１４を通して搬出されてくる工作機械など
からの切粉を上段側チップクラッシャＡのホッパ５ａで
受ける。
【００２２】作業中は上段側チップクラッシャＡのスク
リューコンベア８ａを常時回転駆動させておき、ホッパ
５ａで受けた切粉をスクリューコンベア８ａで排出口７
ａ側へと送り出しつつクラッシュ機構の固定刃と回転刃
とで切断し、排出口７ａから下段側チップクラッシャＢ
のホッパ５ｂ内に落し込んで一時的に貯える。
リューコンベア８ａを常時回転駆動させておき、ホッパ
５ａで受けた切粉をスクリューコンベア８ａで排出口７
ａ側へと送り出しつつクラッシュ機構の固定刃と回転刃
とで切断し、排出口７ａから下段側チップクラッシャＢ
のホッパ５ｂ内に落し込んで一時的に貯える。
【００２３】そして、ホッパ５ｂ内に切粉が所定量溜っ
た切粉搬送装置１からバッチ式に下段側チップクラッシ
ャＢを作動させ、ホッパ５ｂ内の切粉をスクリューコン
ベア８ｂで排出口７ｂへと送り出しつつゲートバルブ１
２を開いてエアー吸引搬送装置により搬送パイプ１３を
通して回収タンクに集積する。
た切粉搬送装置１からバッチ式に下段側チップクラッシ
ャＢを作動させ、ホッパ５ｂ内の切粉をスクリューコン
ベア８ｂで排出口７ｂへと送り出しつつゲートバルブ１
２を開いてエアー吸引搬送装置により搬送パイプ１３を
通して回収タンクに集積する。
【００２４】この場合、ホッパ５ｂ内の切粉は、下段側
チップクラッシャＢのクラッシュ機構である固定刃と回
転刃とで切粉同志の絡み合いをほぐされながら再切断さ
れて排出口へと定量づつ強制的に次々と送り出され、連
続してエアー吸引搬送装置により回収タンクへと集積さ
れていくのである。
チップクラッシャＢのクラッシュ機構である固定刃と回
転刃とで切粉同志の絡み合いをほぐされながら再切断さ
れて排出口へと定量づつ強制的に次々と送り出され、連
続してエアー吸引搬送装置により回収タンクへと集積さ
れていくのである。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、スチ
ールなどの切粉のようにカール状を呈したものであって
も、切粉同志の絡み合いをほぐしながら再切断して排出
口へと定量づつ強制的に送り出すことができ、これによ
って、排出口部分で詰まりを生じることなく定量づつ連
続してエアー吸引搬送装置により回収タンクへと集積す
ることが可能になるのである。
ールなどの切粉のようにカール状を呈したものであって
も、切粉同志の絡み合いをほぐしながら再切断して排出
口へと定量づつ強制的に送り出すことができ、これによ
って、排出口部分で詰まりを生じることなく定量づつ連
続してエアー吸引搬送装置により回収タンクへと集積す
ることが可能になるのである。
【図１】この発明の一実施例である切粉搬送装置の正面
図である。
図である。
【図２】同上平面図である。
【図３】同じく側面図である。
Ａ 上段側のスクリュー式チップクラッシャ Ｂ 下段側のスクリュー式チップクラッシャ １ 切粉搬送装置 ２ａ，２ｂ ケーシング ５ａ，５ｂ 投入用ホッパ ７ａ，７ｂ 排出口 ８ａ，８ｂ スクリューコンベア １２ ゲートバルブ １３ 搬送パイプ １４ チップコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−134640（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−9248（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B02C 18/00 - 25/00 B23Q 11/00
Claims (1)
- 【請求項１】 ホッパと、搬送機構と、クラッシュ機構
と、排出口とをそれぞれ備えた上段側のスクリュー式チ
ップクラッシャと下段側のスクリュー式チップクラッシ
ャとを上下２段に積み重ねて配置し、上段側チップクラ
ッシャの排出口を下段側チップクラッシャのホッパに連
通させ、上段側チップクラッシャのホッパで受けた切粉
をクラッシュ機構で切断した後に排出口より下段側チッ
プクラッシャのホッパに送って一時的に貯え、更に下段
側チップクラッシャのホッパ内の切粉をクラッシュ機構
で当該切粉同志の絡み合いをほぐしながら再切断して排
出口へ定量づつ送り出すことを特徴とする切粉搬送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20595292A JP3336339B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 切粉搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20595292A JP3336339B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 切粉搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623294A JPH0623294A (ja) | 1994-02-01 |
| JP3336339B2 true JP3336339B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=16515424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20595292A Expired - Fee Related JP3336339B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 切粉搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3336339B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5135453B2 (ja) | 2011-05-31 | 2013-02-06 | 株式会社東芝 | 電子機器 |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP20595292A patent/JP3336339B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0623294A (ja) | 1994-02-01 |
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Legal Events
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