JP2983032B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP2983032B2 JP2081798A JP8179890A JP2983032B2 JP 2983032 B2 JP2983032 B2 JP 2983032B2 JP 2081798 A JP2081798 A JP 2081798A JP 8179890 A JP8179890 A JP 8179890A JP 2983032 B2 JP2983032 B2 JP 2983032B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿読取装置に関し、詳しくは、間欠的に
搬送される原稿画像を読み取る際の読取精度を向上させ
る原稿読取装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の原稿読取装置に利用されているピークホールド
回路としては第3図に示すものがある。
このピークホールド回路1はアナログピークホールド
回路部2とデジタルピークホールド回路部3から構成さ
れている。
アナログピークホールド回路部2は、コンパレータ
(COMP)4、アンプ(AMP)5、6、コンデンサC、放
電抵抗R1およびスイッチSW1から構成されており、図外
の画像読取部から入力される画信号のピーク値をコンパ
レータ4を介して放電抵抗R1とコンデンサCによって決
定される時定数によって保持し、保持したピーク値をア
ンプ5からスイッチSW1がアンプ6に接続されていると
きアンプ6から図外の画信号のデジタル変換部に出力す
る。
デジタルピークホールド回路部3は、デジタルカウン
タ7、D/Aコンバータ8、ウィンドウコンパレータ9か
ら構成されており、D/Aコンバータ8の出力とアナログ
ピークホールド回路部2のアンプ5からの入力をウィン
ドウコンパレータ9によって比較し、D/Aコンバータ8
の出力の方が小さければ、デジタルカウンタ7をアップ
カウントしてD/Aコンバータ8の出力を大きくし、D/Aコ
ンバータ8の出力がアンプ5からの入力と同じか又は大
きくなれば、デジタルカウンタ7のカウントをストップ
してD/Aコンバータ8の出力を保持する。なお、デジタ
ルピークホールド回路部3はアンプ5からの入力に追従
させてそのピーク値を保持し記憶する機能とピーク値の
みを保持し記憶する機能を備えている。
このピークホールド回路1においてアナログピークホ
ールド回路部2はコンデンサCと放電抵抗R1で決まる時
定数を有し、デジタルピークホールド回路部3は無限大
の時定数を有する。これら各回路部2、3の時定数を利
用して、従来の画像読取装置では、例えば、2値画像で
は原稿の地肌濃度を検出し、アナログ画信号を2値化す
る最適なスレッショルドレベル(閾値)を自動的に設定
するために所定の時定数を持ち随時その保持したピーク
値を更新するアナログピークホールド回路部2を選択し
て使用し、ハーフトーン画像では原稿の地肌濃度が検出
しにくいことから無限大の時定数を持ちその保持したピ
ーク値を記憶するデジタルピークホールド回路部3を選
択して使用している。なお、スイッチSW1は図外の制御
部から入力される読取モード設定信号(2値モード、ハ
ーフトーンモード等)等によって切り換えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のピークホールド回路
を利用する原稿読取装置にあっては、画信号のピーク値
を保持させる際に、所定の時定数を持つアナログピーク
ホールド回路部によるピークホールドかあるいは無限大
の時定数を持つデジタルピークホールド回路部によるピ
ークホールドしか選択できなかったため、原稿が間欠的
に搬送された場合に以下のような問題が発生する。
すなわち、原稿が停止しているときはアナログピーク
ホールド回路部から出力するピーク値が大きく低下し、
この低下したピーク値が出力された後、原稿搬送を再開
したときの画信号のピーク値が急激に上昇し、このピー
ク値の変動によってピークホールド回路から出力するピ
ーク出力が第4図に示すように変動し、読み取った一連
の原稿画像を再生するときに濃度変動が発生する。
〔発明の目的〕
そこで、本発明は、原稿の読み取りを停止していると
きはアナログピークホールド回路の入力にデジタルピー
クホールド回路のピーク値を入力することにより、停止
している間にピーク値出力が低下することを回避して、
再生画像の濃度変動を抑える原稿読取装置を提供するこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、原稿からの反射
光を光電変換して原稿画像を読み取り、その反射光量に
応じたアナログ画像信号を出力する画像読取部と、該画
像信号のピーク値を所定時定数で随時保持して出力する
アナログピークホールド回路と、該アナログピークホー
ルド回路が保持したピーク値を随時記憶するデジタルピ
ークホールド回路と、を備え、アナログピークホールド
回路あるいはデジタルピークホールド回路で保持したピ
ーク値を画信号をデジタル変換する際に利用する原稿読
取装置において、 前記画像読取部の出力と前記デジタルピークホールド回
路の出力を択一的に切り換えて前記アナログピークホー
ルド回路に入力する入力切換手段を設け、前記画像読取
部が原稿の読み取りを停止している間は入力切換手段に
よって該デジタルピークホールド回路の出力を該アナロ
グピークホールド回路に入力するようにしたことを特徴
とするものである。
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第1、2図は本発明の一実施例を示す図である。
第1図は、原稿読取装置に適用されるピークホールド
回路11の構成図であり、上記従来の第3図に示したピー
クホールド回路と同一部分には同一番号を符して説明を
省略する。
第1図において、ピークホールド回路11はアナログピ
ークホールド回路部12およびデジタルピークホールド回
路部13によって構成されており、アナログピークホール
ド回路部12にはコンパレータ4の入力段を切り換えるス
イッチSW2が設けられている。スイッチSW2(入力切換手
段)はコンパレータ4のプラス側入力段に図外の制御部
からの切換信号によって図外の画像読取部の出力とD/A
コンバータ8の出力を択一的に切り換えて接続する。
次に、作用を説明する。
原稿読取装置11において、図外の原稿搬送部によって
連続的に原稿が搬送されているとき、スイッチSW2によ
ってアナログピークホールド回路部12のコンパレータ5
の入力段は画信号出力側に接続され、スイッチSW1は設
定される読取モードに応じて切り換えられる。画像読取
部で読み取られて出力されるアナログ画信号はアナログ
ピークホールド回路部12のコンデンサCと放電抵抗R1の
時定数によってそのピーク値が保持されアンプ5から出
力される。このとき、スイッチSW1がアンプ6側に切り
換えられていれば、そのピーク出力はアンプ6から図外
の画信号のデジタル変換部に出力される。一方、スイッ
チSW1がデジタルピークホールド回路部13側に切り換え
られていれば、アンプ5から出力されるピーク値はウィ
ンドウコンパレータ9によって比較され、D/Aコンバー
タ8の出力の方が小さければ、デジタルカウンタ7がア
ップカウントされてD/Aコンバータ8の出力がアップさ
れる。次いで、D/Aコンバータ8の出力がアンプ5から
の入力と同じか又は大きくなれば、デジタルカウンタ7
のカウントがストップされてD/Aコンバータ8の出力が
保持れ、アンプ6から出力される。
連続的に原稿が搬送されているときはアナログピーク
ホールド回路部12のアンプ5から出力されるピーク値は
その時定数内でピーク値が随時更新されていくため、ア
ナログピークホールド回路部12から出力されるピーク出
力が低下することはないが、原稿が間欠的に搬送される
と、その停止時間の間に時定数に応じてアナログピーク
ホールド回路部12からのピーク出力は第4図に示したよ
うに低下していく。具体的には原稿の画像が黒色部しか
ない部分で搬送が停止すると、ピーク値は時定数に応じ
て低下し、搬送再開したときに白色部が表れるとピーク
値が急に上がることになる。この急激なピーク値変動が
そのままピーク出力の変動となって再生画像に濃度変動
が表れる。
このピーク出力変動を抑えるために本実施例では原稿
停止時にスイッチSW2をD/Aコンバータ8側に切り換え、
アンプ5の入力にD/Aコンバータ8の出力を入力させ
る。また、デジタルピークホールド回路部13を上記従来
で説明した追従型にしておくものとする。この入力切り
換えによって原稿停止前にデジタルピークホールド回路
部13に記憶されたピーク値がアンプ5に入力されるた
め、コンデンサCに蓄積された電荷が放電抵抗R1によっ
て放電されることはない。すなわち、アナログピークホ
ールド回路部12の時定数はこの入力切り換えによって等
価的に無限大となり、原稿停止時に原稿の黒色部が入力
されてもピーク出力が低下することがなくなる。次い
で、原稿搬送が再開したときは、再び、スイッチSW2を
画信号の入力側に切り換えることによってピーク出力は
安定状態に戻る。したがって、第2図に示すようにピー
ク出力変動もなくなって再生画像の濃度変動も解消され
る。その結果、原稿読取装置の読取精度が向上するとと
もに信頼性が向上する。
〔効果〕
本発明によれば、原稿の読み取りを停止しているとき
はアナログピークホールド回路の入力にデジタルピーク
ホールド回路のピーク値を入力しているので、停止して
いる間にピーク値出力が低下することを回避することが
でき、再生画像の濃度変動を抑えて原稿読取装置の読取
精度および信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は本発明に係る原稿読取装置の一実施例を示
す図であり、 第1図はその原稿読取装置に適用されるピークホールド
回路の構成図、 第2図は第1図のピークホールド回路を利用した場合の
ピーク出力の一例を示す図である。 第3、4図は従来の原稿読取装置を示す図であり、 第3図はその原稿読取装置に適用されるピークホールド
回路の構成図、 第4図はその第3図のピークホールド回路を利用した場
合のピーク出力の一例を示す図である。 4……コンパレータ、 5、6……アンプ、 7……デジタルカウンタ、 8……D/Aコンバータ、 9……ウィンドウコンパレータ、 11……ピークホールド回路、 12……アナログピークホールド回路部、 13……デジタルピークホールド回路部、 C……コンデンサ、 R1……放電抵抗、 SW1……スイッチ、 SW2……スイッチ(入力切換手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿からの反射光を光電変換して原稿画像
    を読み取り、その反射光量に応じたアナログ画像信号を
    出力する画像読取部と、該画像信号のピーク値を所定時
    定数で随時保持して出力するアナログピークホールド回
    路と、該アナログピークホールド回路が保持したピーク
    値を随時記憶するデジタルピークホールド回路と、を備
    え、アナログピークホールド回路あるいはデジタルピー
    クホールド回路で保持したピーク値を画信号をデジタル
    変換する際に利用する原稿読取装置において、 前記画像読取部の出力と前記デジタルピークホールド回
    路の出力を択一的に切り換えて前記アナログピークホー
    ルド回路に入力する入力切換手段を設け、 前記画像読取部が原稿の読み取りを停止している間は入
    力切換手段によって該デジタルピークホールド回路の出
    力を該アナログピークホールド回路に入力するようにし
    たことを特徴とする原稿読取装置。
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