JP2982469B2 - Faコントローラと制御対象とのデータ交換機構 - Google Patents

Faコントローラと制御対象とのデータ交換機構

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JP2982469B2
JP2982469B2 JP4036663A JP3666392A JP2982469B2 JP 2982469 B2 JP2982469 B2 JP 2982469B2 JP 4036663 A JP4036663 A JP 4036663A JP 3666392 A JP3666392 A JP 3666392A JP 2982469 B2 JP2982469 B2 JP 2982469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FAコントローラと制
御対象とのデータ交換機構に関し、特に、シーケンサと
複数台の温度調節計(以下、単に、温調計という)との
データインタフェースに関する。
【0002】
【従来の技術】各種の加工/組立機械の多様化,インテ
リジェント化に伴い、機器の制御のみならず情報処理も
実行する、自立性のあるFAコントローラが用いられる
ようになってきている。図4は本願出願人が先に開発し
ている、情報処理も行うFAコントローラを用いた、温
調計とのデータ交換システムの第1の例の構成を示す図
であり、(ア)はハードウエア構成を示し、(イ)はソ
フトウエア構成を示す。この従来例は、ハードウエア的
には、シーケンサ本体1はシリアル通信モジュー2を具
備しており、シリアル通信ライン(RS232C等)に
より、複数の温調計4a〜4dと接続された構成を有す
る。ソフト的には、シーケンサ1は、ラダープログラム
(ラダーシーケンス)5により動作し、温調計とシーケ
ンサとの相互のデータ交換は、インタフェース専用のB
ASIC(通信インタフェースソフト)によって行われ
るようになっている。
【0003】共有メモリ6は、ラダープログラム5およ
びBASICプログラム7の双方からアクセス可能なメ
モリであり、温調計のデータ(PV,SV,アラーム接
点情報等)が一時的に格納される。ラダープログラム5
は、必要に応じて、この共有メモリに格納された温調計
のデータを操作,参照する。また、BASICプログラ
ム7は、定期的に温調計のデータを吸い上げ、共有メモ
リ6内の所定の領域に書き込み、また、共有メモリの記
憶内容がラダープログラム5によって書き換えられる
と、そのデータを温調計4に送信する機能を持ってい
る。また、通信ライン3は、アスキー文字データによ
り、データの交換が行われる。
【0004】図5は、情報処理も行うFAコントローラ
を用いた、温調計とのデータ交換システムの第2の例の
構成を示す図であり、(ア)はハードウエア構成を示
し、(イ)はソフトウエア構成を示す。この例は、
(ア)に示すように、シーケンサ側に、AI(アナログ
入力)モジュール,AO(アナログ出力)モジュール,
DI(デジタル入力)モジュール,DO(デジタル出力
モジュール)を並列に設け、それぞれを、(イ)に示す
ように、温調計に関する特定の信号の入出力専用に限定
して用いるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
うち、図4に示すものは、シーケンサ側において、温調
計とのインタフェースソフトが必要である。このインタ
フェースソフトは、シーケンサを動作させるアプリケー
ションソフトであるラダープログラム(簡単な、同一レ
ベルの一連の命令群を連続して実行することによって、
所定の動作を実現するもの)と異なり、BASIC等の
高級言語で記述されているため、使用方法や取扱いが大
きくことなり、このために、シーケンサを使いなれたユ
ーザには、大きな負担となるという問題点がある。
【0006】また、図5の技術を用いれば、ラダープロ
グラムに対する負担は小さくなるが、アナログ伝送にお
いて伝送誤差を生じ、シーケンサに接続する温調計を増
やすと、その分モジュール数が増加し、配線数も増加す
るという問題点がある。本発明はこのような考察に基づ
いてなされたものであり、その目的は、温調計等の機器
とシーケンサ(FAコントローラ)との間のインタフェ
ースを、容易にかつ経済的に実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の代表的なものの
概要は以下のとおりである。シーケンサ側に温調計とデ
ータ交換するためのシリアルインタフェースを具備し、
シリアルインタフェース1台に複数の温調計が接続され
る。また、このシリアルインタフェースは、接続台数分
の温調計に対応したデータベースを持ち、シーケンサ側
から、ラダープログラムによって入力リレー,出力リレ
ーとしてアクセスできるようになっている。また、各チ
ャネルの温調計毎に、シーケンサのデータベースに対応
したデータベースが設けられており、このデータベース
とシーケンサのデータベースとは、ラダープログラムと
は別個独立に、一定周期でデータの交換を行う。
【0008】
【作用】ハード的には、シーケンサに設けられた1台の
シリアルインタフェースに複数台の温調計等の機器を接
続可能であり、インタフェースの形態が簡略化され、ま
た、配線数も減少して接続が容易となる。また、ソフト
ウエア的には、シーケンサ側および温調計等の機器側双
方に対応するデータベースを持たせ、独立した周期によ
るデータベース転送方式を採用し、また、シーケンサ側
において、データベースへのアクセスを、入出力リレー
とみなしたラダープログラムによるアクセスとして扱う
ことにより、高級言語によるインタフェースプログラム
が不要となる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明のFAコントローラと制御対
象とのデータ交換機構(シーケンサと温調計との専用イ
ンタフェース)の一実施例の基本的な構成を示す図であ
る。シーケンサ本体20は、CPUやI/Oモジュール
の他に、シリアルインタフェース90を有しており、こ
のシリアルインタフェース90には、データベース30
と送受信部40が設けられている。この送信部40に
は、通信ライン100を介してn個の温調計50a〜5
0nが接続されている。各温調計50a〜50nは、送
受信部60と、データベース70と、制御部80とを有
している。
【0010】シーケンサ本体20は、入出力リレーへの
アクセスとみなして、ラダープログラムによるデータベ
ース30へのアクセスを行う。温調計50a〜50n側
では、データベースへのアクセスは、制御部80によっ
て制御される。また、送受信部40および60は、シー
ケンサのラダープログラムとは独立して一定周期で、デ
ータベースの交換を行うようになっている。
【0011】図2は、シーケンサに4台の温調計を接続
した、より具体的な実施例の構成を示す図である。各温
調計とデータ交換を行うための、シリアルインタフェー
ス90内のデータベース30は、各温調計に対応した形
態となっており、各温調計からシーケンサに吸い上げら
れるデータを、各チャネル(CH)毎に24点の入力リ
レーとして扱う。その内訳は、12点をPV値,12点
を温調計のステータス信号として扱い、その内の2点を
特に、アラーム1および2の接点情報(A1,A2)と
している。
【0012】また、シーケンサ20から温調計50a〜
50nに設定されるデータを各チャネル(CH)毎に、
24点の出力リレーとして扱い、その内訳は、12点を
RSP値とし、12点を温調計のモード切換え信号と
し、その内の1点を特に、RUN/RESET(R/
S)のモード信号としている。各温調計50a〜50n
の内部には、シリアルインタフェース90内のデータベ
ース30に対応したデータベース70a〜70dを有
し、制御部80a〜80dが温調計における制御演算を
実行する場合には、それらのデータベース70a〜70
dを自由にアクセスできる。
【0013】シーケンサと温調計とを接続しているシリ
アルインタフェース100から見ると、シーケンサが親
局,温調計が子局となり、送受信部40,60a〜60
dの働きによって、シーケンサ側のラダープログラムと
は独立に、一定周期でデータ交換を行う。シーケンサ側
のデジタル出力モジュール(DO)には、各チャネル
(CH)のPV表示器100が接続されており、これに
より、温調計から吸い上げたデータの表示が可能となっ
ている。また、デジタル入力モジュール(DI)には、
各チャネルのリモートSP設定用のデジタルスイッチ1
10が接続されており、これによって、温調計への制御
目標値を設定できる。このPV表示器100への表示お
よびデジタルスイッチ110を用いたSP値の設定は、
図3に示されるステップ201〜208の、ラダープロ
グラムの実行によって実現できる。
【0014】以上のように、本実施例は、シーケンサか
ら内部リレーをラダープログラムで操作参照すること
で、温調計のPV,SP,アラーム接点情報等を交換で
きるようになっている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シーケン
サに、複数台の温調計等の機器を接続可能なシリアルイ
ンタフェースを設け、温調計等の機器とこのインタフェ
ースとの間で、独立周期のデータベース転送方式を採用
し、かつ、シーケンサ内では、入力リレー,出力リレー
として操作,参照できるようにしたため、温調計内のデ
ータをシーケンサ内でラダープログラムだけで扱うこと
ができるという効果がある。また、シーケンサ側のイン
タフェースが1つで済み、配線も楽になるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFAコントローラと制御対象とのデー
タ交換機構(シーケンサと温調計との専用インタフェー
ス)の一実施例の基本的な構成を示す図である。
【図2】シーケンサに4台の温調計を接続した、より具
体的な実施例の構成を示す図である。
【図3】図2の実施例における、PV表示器100への
表示、およびデジタルスイッチ110を用いたSP値の
設定を行うための、ラダープログラムの例を示す図であ
る。
【図4】本願出願人が先に開発している、情報処理も行
うFAコントローラを用いた、温調計とのデータ交換シ
ステムの第1の従来例の構成を示す図であり、(ア)は
ハードウエア構成を示し、(イ)はソフトウエア構成を
示す。
【図5】情報処理も行うFAコントローラを用いた、温
調計とのデータ交換システムの第2の従来例の構成を示
す図であり、(ア)はハードウエア構成を示し、(イ)
はソフトウエア構成を示す。
【符号の説明】
20 シーケンサ本体 30 データベース 40,60 送受信部 50 温調計 70 データベース 80 温調計の制御部 100 通信ライン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FAコントローラ(20)と、このFA
    コントローラの制御対象である機器(50)との間のデ
    ータ交換機構であって、 FAコントローラは、前記制御対象である機器とデータ
    交換を行うためのシリアルインタフェース手段(90)
    を有しており、 このシリアルインタフェース手段(90)には、シリア
    ル通信ライン(100)を介してn(nは2以上の自然
    数)個の制御対象である機器(50a〜50n)を接続
    することが可能となっており、その接続によってn個の
    チャネルが形成され、 また、このシリアルインタフェース手段(90)は、各
    チャネルの前記制御対象の機器に対応したデータべース
    (30)を有しており、FAコントローラ本体は、この
    データベースを、各チャネルに関して設けられている複
    数の入力用リレーあるいは出力用リレーと見なして、ラ
    ダーシーケンスによるアクセスを実行し、そのデータベ
    ースに対するデータの入出力を行うことができ、 一方、各チャネルの前記制御対象である機器には、前記
    FAコントローラのシリアルインタフェース手段内のデ
    ータベースとのデータ交換を行うための、各チャネル用
    データベース(70)と、この各チャネル用データベー
    スに対するアクセスの実行手段(80)が設けられてお
    り、 さらに、前記FAコントローラのシリアルインタフェー
    ス手段内のデータベース(30)と前記各機器内の前記
    各チャネル用データベース(70)は、前記FAコント
    ローラ本体のラダーシーケンスとは独立して相互にデー
    タの授受を行うようになっていることを特徴とする、F
    Aコントローラと制御対象とのデータ交換機構。
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