JP2982249B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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semiconductor integrated
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秀幸 大岡
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路装置に関し、特に拡散層表面
上に金属シリサイド層が形成されたMOSトランジスタに
関する。
〔従来の技術〕
半導体集積回路装置の高集積化のため、デバイスの微
細化が急速に進展している。デバイスの縮小は、横方向
だけではなく、縦方向に対しても行なわれる。このた
め、MOSトランジスタのソース,ドレイン,および拡散
層の層抵抗が急増し、回路の動作速度が著しく低下する
という問題が深刻となっている。
そこで、近年ソース,ドレイン,および拡散層表面上
に、低い層抵抗を有する金属シリサイド層を形成する方
法が、例えばシー・ケー・ラウらにより、1982年 アイ
・イー・ディー・エム テクニカル ダイジェスト,714
−717ページ(C.K.Lau et al:IEDM Tech.Dig.,pp714−7
17,1982)に提案されている。ソース,およびドレイン
表面のシリサイド化は、層抵抗を従来の数十〜百数十Ω
/□から,数Ω/□に低減できるため、デバイス特性の
向上に有効である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述のソース,ドレイン等の拡散層にシリ
サイド化を適用したMOSデバイスにおける静電破壊の耐
性が、拡散層上にシリサイド化を適用しない場合に比べ
て劣化するという問題が、例えばケー・エル・チェンら
により、1986年 アイ・イー・ディー・エム テクニカ
ル ダイジェスト,484−487ページ(K.L.Chen et al:IE
DM Tech.Dig.,pp484−487,1986)に報告されている。
この原因は、金属シリサイド層の層抵抗が低いため、
外部からの静電気による電流がシリサイドと半導体基板
との界面から更にゲート電極端部に集中し、この部分で
の局所的な発熱によるp−n接合の熱破壊が生じ易いた
めと考えられている。
従って、半導体集積回路,特にMOS型集積回路の入出
力バッファーでは、保護回路を構成するMOSトランジス
タの静電破壊耐量が低下するため、装置の信頼性上重要
な問題となる。
なお上述した静電破壊に対する耐性向上には、静電気
の放電電流の集中を緩和し、また、放電電流密度を低く
することが必要である。これには、入出力保護部のMOS
トランジスタのゲート幅を広くし、コンタクト孔とゲー
ト電極との間を離すことが考えられるが、入出力保護部
の面積の大幅な増大を招き、非現実的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体集積回路装置は、 半導体基板上に設けられたトランジスタが、ゲート絶
縁膜を介して形成されたゲート電極と、該ゲート電極に
対して自己整合的に形成されたソース,ドレインとを有
し、上記ソース,ドレイン表面上には金属シリサイド層
が形成され、さらに、上記ソース,ドレイン間の部分に
おける上記ゲート電極が直線形状の姿態を有してなる半
導体集積回路装置において、 入出力回路を構成するトランジスタの上記ソース,ド
レインのコンタクト孔が、該トランジスタの上記ゲート
電極に対して線対称とならない位置に配置されている。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)は本発明の第1の実施例の半導体集積回
路装置の一部分を示す平面図、第1図(b)は同じく第
1図(a)のA−A′線に沿った断面図である。
p型シリコン基板1表面はフィールド絶縁膜2により
素子分離領域が規定され、p型シリコン基板1表面の素
子領域にはゲート絶縁膜3を介してゲート電極4が形成
される。本実施例では、ゲート電極4は、例えば多結晶
シリコン膜4bとタングステン・シリサイド膜4aとの積層
構造(ポリサイド構造)となっている。絶縁膜(サイド
・ウォール)6,ゲート電極4に対して自己整合的に、例
えばn+層7,n-層8からなるLDD構造のソース,ドレイン
が形成されている。ソース,ドレインの表面上には、例
えばチタンシリサイド等の金属シリサイド層5が形成さ
れている。層間絶縁膜9には、金属シリサイド層5に対
する電気的接続を取るためのコンタクト孔10,10A,10B,1
0Cが開口されている。第1図(a)に示すように、内部
ゲート(内部回路)ではゲート電極4に対向してコンタ
クト孔10とコンタクト孔10Aとが配置されている。一
方、入出力バッファー部ではゲート電極4に対して線対
称の位置にならぬように例えばコンタクト孔10Bとコン
タクト孔10Cとが配置されている。
第2図は本発明の第2の実施例の半導体集積回路装置
の一部分を示す平面図である。本実施例では、入出力バ
ッファー部のコンタクト孔10B,10Cは、ゲート電極4に
対して互いに点対称の位置に配置されている。そのた
め、電流分散の効果が大きい。また、内部ゲートについ
ても、同様にコンタクト孔10,10Aをゲート電極4に対し
て互いに線対称の位置に置かないので、内部ゲートも静
電破壊に対する耐性が強化される。
なお、ソース,ドレイン上に金属シリサイド層が形成
されていない場合のMOSトランジスタにおける各種のコ
ンタクト孔配置でのトランジスタのオン電流の測定結果
の一例を、第3図に示す。この測定結果から、本発明の
コンタクト孔の配置ではオン電流が低下するという危惧
がある。しかし、このオン電流の低下はソース,ドレイ
ンの層抵抗によるものであり、層抵抗を低くしておくこ
とによりこの危惧は解消される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ソース,ドレイン上に
低抵抗の金属シリサイド層を有するMOSトランジスタ,
特に入出力回路部のトランジスタにおいて、ソース,ド
レインのコンタクト孔をゲート電極に対して線対称の位
置に配置しないことにより、外部からの静電気に対する
電流経路を、面積の増加を要せずに分散でき、これによ
り、静電破壊耐性の向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明の第1の実施例を説明す
るための平面図,断面図、第2図は本発明の第2の実施
例を説明するための平面図、第3図は本発明の効果を説
明するための特性図である。 1……p型シリコン基板、2……フィールド絶縁膜、4
……ゲート電極、5……金属シリサイド性、10,10A,10
B,10C……コンタクト孔。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に設けられたトランジスタ
    が、ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、該
    ゲート電極に対して自己整合的に形成されたソース,ド
    レインとを有し、前記ソース,ドレイン表面上には金属
    シリサイド層が形成され、さらに、前記ソース,ドレイ
    ン間の部分における前記ゲート電極が直線形状の姿態を
    有してなる半導体集積回路装置において、 入出力回路を構成するトランジスタの前記ソース,ドレ
    インのコンタクト孔が、該トランジスタの前記ゲート電
    極に対して線対称とならない位置に配置されていること
    特徴とする半導体集積回路装置。
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