JP2981235B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2981235B2
JP2981235B2 JP1127911A JP12791189A JP2981235B2 JP 2981235 B2 JP2981235 B2 JP 2981235B2 JP 1127911 A JP1127911 A JP 1127911A JP 12791189 A JP12791189 A JP 12791189A JP 2981235 B2 JP2981235 B2 JP 2981235B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は磁気テープを使用する情報信号の磁気記録
再生装置に関する。
(従来の技術) NTSC、PAL及びSECAM等の現行テレビジョン方式のビデ
オテープレコーダ(以下VTRという)では第14図に示す
ように、、回転ドラムの外部に設けられた記録回路25及
び再生回路29と回転ドラムに設けられた磁気ヘッド27と
を回転トランス26で結合し、この回転トランス26を介し
て記録回路25から磁気ヘッド27に記録電流を供給すると
ともに、磁気ヘッド27からの再生信号を再生回路29に入
力し、磁気テープ28に対する記録再生を行うようにして
いる。
一方、近年、高精細VTR及び現行テレビジョン方式デ
ィジタルVTR(以下これらを総称して広帯域・高伝送レ
ートVTRと呼ぶ)等の広帯域、高伝送レートのVTRが開発
され、実用化されている。これらのVTRでは、従来のVTR
で問題とされなかった回転トランスのインダクタンスや
浮遊容量、さらには回転トランスと磁気ヘッドとの結合
ケーブル容量が問題になってきた。即ち、磁気記録にお
ける電磁変換系の伝送特性は、記録系では磁気ヘッド及
び回転トランスのインダクタンスと再生回路の入力容量
及びその他の浮遊容量とによる共振周波数から決定さ
れ、再生系では磁気ヘッドのインダクタンスと回転トラ
ンスのインダクタンスと再生回路の入力容量及びその他
の浮遊容量とによる共振周波数から決定される。従っ
て、広帯域、高伝送レートのVTRを実現するには、磁気
ヘッドと記録回路及び再生回路の間に回転トランスを介
在させないようにすることが望まれる。そこで、この種
のVTRでは例えば、情報通信学会技報(MR85−54)に記
載されているように記録回路及び再生回路を回転ドラム
内に搭載し、回転トランスを介さずに直接磁気ヘッドと
記録回路及び再生回路とを接続することにより記録再生
の広帯域化を図ることがなされている。
また回転ドラム内と外を信号伝送する回転トランスと
回転トランスを駆動するドライバ回路と回転トランスか
らの信号を受けるレシーバ回路も広帯域化を図らなくて
はならない。すなわち磁気ヘッドと再生回路の入力容量
から記録再生帯域が決定されるのと同様にロータリート
ランスのインダクタンスとレシーバ回路の入力容量や浮
遊容量によってロータリートランスの伝送帯域が決定さ
れる。従ってドライバ、レシーバ回路と回転トランスと
の結合に容量の大きい同軸ケーブル等は使用できない。
このため回転トランスの広帯域化を図るためにはドライ
バとレシーバ回路は回転トランスに近接させて配置、実
装しなくてはならない。従ってスキャナー(以下回転ド
ラム、固定ドラム等を含めてドラム系メカの総称をスキ
ャナーと呼ぶ)は回転トランスのドライバとレシーバ回
路の実装分複雑かつ大型化してしまう。
さらにこの種のVTRでは、テレビジョン学会(VR87−
5)あるように通常再生と特殊再生用を加えて少なくと
も6個以上の磁気ヘッドを使用しなければならない。例
えばD−1フォーマット525ディジタルVTRを例にとると
16個の磁気ヘッドを使用している。
回転ドラム内外の信号伝送には通常回転トランスを使
用し、そのチャンネル数は回転ドラムに搭載された磁気
ヘッド分の数が必要となる。しかし多チャンネルの磁気
ヘッドに対応した回転トランスをスキャナーに搭載する
とスキャナーメカニズムが大きくかつ複雑になり、この
ため各部の機械精度が悪くなる。同様に磁気ヘッド分の
数が必要な記録あるいは再生回路は回路をIC化すること
により小形、軽量化が図れるが、回転トランスは広帯
域、チャンネル間の低クロストークが要求され、小型化
にも限界がある。
従ってスキャナーのメカニズム、記録回路及び再生回
路を含む電子回路の構成を簡易にするため回転トランス
のチャンネル数を減らすことが要求される。
また多チャンネルの磁気ヘッドに対応した記録回路及
び再生回路を搭載したことにより消費電力が大になり、
さらに回路からの発熱によりスキャナーメカニズム各部
の熱膨脹でメカニズム精度が悪化する。このため回転ド
ラムに搭載する記録回路と再生回路及び固定ドラム側の
回路にも低消費電力が要求される。
(発明が解決しようとする課題) このように、広帯域・高伝送レートVTRでは多チャン
ネルの磁気ヘッドに対応した記録あるいは再生回路を回
転ドラムに搭載すると回路の消費電力が大になり、さら
に回路からの発熱によりスキャナーメカニズム各部の熱
膨脹でメカニズム精度が悪化する。
さらに多チャンネルの磁気ヘッドに対応した回転トラ
ンスをスキャナーに搭載するとスキャナーメカニズムが
複雑かつ大きくなり、これにより各部の機械精度が悪化
するという問題があった。また回転トランスの広帯域化
のため、回転トランスのドライバ、レシーバもスキャナ
ーに搭載しなくてはならず、その分スキャナーメカニズ
ムがさらに複雑かつ大きくなる。
そこで、本発明は、上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので周波数特性の劣化なしに回転トランスのチャ
ンネル数を低減し、回転ドラム搭載回路の低消費電力化
を図れ、スキャナーメカニズムを簡単にかつ小型化が可
能な磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の磁気記録再生装置では、回転ドラムを回転駆
動し且つ該回転ドラムの周面の少なくとも一部に記録媒
体としての磁気テープを当接しつつ走行させるための機
械的駆動手段と、前記磁気テープを当接し得るように前
記回転ドラムに設けられ、情報の記録を行う複数の磁気
ヘッドと、前記複数の磁気ヘッドに各々結合されて、前
記回転ドラムに設けられ、それぞれの能動状態および非
能動状態を制御し得る複数の記録回路と、前記複数の記
録回路に共通に結合される1つの回転トランスと、前記
複数の記録回路に結合され、前記回転ドラムの回転に連
動して前記複数の記録回路を選択的に制御し、いずれか
1つを能動状態とし他を非能動状態とするための選択制
御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、回転ドラムを回転駆動し且つ該回転ドラムの周
面に対して、少なくとも実効記録エリア角Rが180度か
あるいはそれ以下になるように記録媒体としての磁気テ
ープを当接しつつ走行させるための機械的駆動手段と、
前記回転ドラムに前記磁気テープを当接し得るように設
けられ、情報の記録および再生の少なくとも一方を行う
ためのn個(n=360/R、nは自然数)の磁気ヘッド
と、前記n個の磁気ヘッドに各々結合されて、前記回転
ドラムに設けられ、それぞれ能動状態および非能動状態
を制御し得るn個の増幅回路と、前記n個の増幅回路に
共通に結合される1つの回転トランスと、前記n個の増
幅回路に結合され、前記回転ドラムの回転に連動して前
記n個の増幅回路を選択的に制御し、いずれか1つを能
動状態とし他を非能動状態とするための選択制御手段と
を備え、前記増幅回路は、回転ドラムに磁気ヘッドと共
に搭載され記録されるべき情報信号を増幅する記録回
路、再生される情報信号を増幅する再生回路、および記
録および再生される情報信号を増幅する記録再生回路の
少なくともいずれかであることを特徴とするものであ
る。
なお、前記機械的駆動手段は、前記回転ドラムに対向
する固定ドラムを有し、前記選択制御手段は、前記固定
ドラムの前記実効記録エリアの先頭と終端に対応する位
置に設けられる発光素子と、前記回転ドラムの前記磁気
ヘッドに対応しかつ前記固定ドラムの発光素子に対向し
得る位置に設けられ、前記発光素子の光を検出して検出
信号を前記選択制御に用いるための光検出素子とを含む
ことを特徴とするものである。
また、前記機械的駆動手段は、前記回転ドラムに対向
する固定ドラムを有し、前記選択制御手段は、前記固定
ドラムの前記実効記録エリアに相当する部分にのみ設け
られる光学的反射部と、前記回転ドラムの前記磁気ヘッ
ドに対応しかつ前記固定ドラムの前記光学的反射部に対
向し得る位置に設けられ、前記光学的反射部の有無を検
出して検出信号を前記選択制御に利用するための反射型
光学的検出素子とを含むことを特徴とするものである。
また、前記機械的駆動手段は、前記回転ドラムに対向
する固定ドラムを有し、前記選択制御手段は、前記回転
ドラムの前記磁気ヘッドに対応する部分に設けられる受
光素子と、前記固定ドラムの前記実効記録エリアに対応
しかつ前記受光素子に対応し得る部分に設けられる発光
素子とを含み、前記受光素子は、前記発光素子の光を検
出して検出信号を前記選択制御に用いることを特徴とす
るものである。
この他、前記記録回路、あるいは記録再生回路に含ま
れる記録回路の入力段を、エミッタフォロアーあるいは
ダーリントンエミッタフォロアー回路にしたことを特徴
とするものである。
また、前記再生回路、あるいは記録再生回路に含まれ
る再生回路が非能動状態の時、前記再生回路、あるいは
記録再生回路に含まれる再生回路の少なくとも出力段の
定電流回路の動作を停止状態にすることを特徴とするも
のである。
また、前記回転トランス以降の、回転トランスレシー
バ回路、イコライザ回路、AGC回路、コンパレータ回路
のうちの少なくとも1つの回路を、複数の再生回路で共
用したことを特徴とするものである。
また、前記回転トランス以前の、エンコーダ回路、変
調回路、回転トランスドライバ回路のうちの少なくとも
1つの回路を、複数の記録回路で共用したことを特徴と
するものである。
(作用) 回転ドラムに搭載され、回転トランスと夫々共通に接
続されるn個の記録回路あるいは再生回路あるいはその
両方を行う回路を能動、非能動状態にして順次切替える
ことにより、回転トランスのチャンネル数を磁気ヘッド
と記録回路、あるいは磁気ヘッドと再生回路あるいはそ
の両方を行う回路の数の1/nにすることが可能になる。
更に回転ドラムに搭載されるn個の記録回路あるいは再
生回路あるいはその両方を行う回路を順次選択的に切替
えて、能動、非能動状態にしているので回路の低消費電
力化が図れる。
又さらに回転トランスのチャンネル数を1/nできたこ
とにより、スキャナーのメカニズムが簡単になり、信頼
性が増し、またこれによりシステムの小形、軽量化、コ
ストダウンが図れる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る磁気記録再生装置の
スキャナー(回転ドラムと固定ドラムの総称)基本構成
を示す概略図である。この実施例では磁気テープ2の実
効記録エリア角を180度にした場合について説明する。
スキャナー1には磁気テープ2が回転ドラム周面に情報
信号の実効記録エリアが180度になるように巻き付けら
れている。3aは記録回路で回転トランスからの情報信号
を増幅して磁気ヘッドR1を駆動する。磁気ヘッドR1に18
0度対向して磁気ヘッドR2は配置され、その駆動は記録
回路3aとその入力を共通接続した記録回路3bで行う。情
報信号は磁気テープから磁気ヘッドP1で再生し、再生回
路4aで増幅され、その出力に接続されている回転トラン
スにより回転ドラム外部へ伝送される。磁気ヘッドP1に
180度対向して磁気ヘッドP2は配置され、再生回路4aの
出力と共通接続された再生回路4bで情報信号を増幅す
る。
第2図は第1図の基本構成の具体的な回路である。磁
気テープに記録される情報信号(以下RF信号という)は
回転トランスドライブ回路5で増幅され、回転トランス
6aで回転ドラム内部に伝送する。尚、回転トランスドラ
イブ回路5に入力されるRF信号は磁気ヘッドR1とR2によ
って記録される情報信号を両方含んでいる。記録回路3
a、3bは回転トランス6とその入力を共通接続される。
記録回路3a、3bは第3図の記録回路、再生回路の切替え
動作の一連のタイムシーケンスを示す(a)R1切替信号
と(b)R2切替信号で180度毎にそれぞれ順次、能動状
態、非能動状態に切替えられ、入力される(c)RF信号
を各能動状態の時に磁気ヘッドR1あるいはR2を駆動して
磁気テープに(d)(e)に示す記録電流に対応するRF
信号を記録する。
次に磁気テープからのRF信号の再生について説明す
る。磁気ヘッドP1、P2により磁気テープから再生された
RF信号は再生回路4a、4bで増幅され、再生回路4a、4bの
出力を共通接続されている回転トランスbを駆動し、回
転ドラム外へ再生RF信号を伝送する。再生回路4a、4bは
第3図に示す(f)P1切替え信号と(g)P2切替え信号
で180度毎にそれぞれ順次、能動状態、非能動状態に切
替えられ、能動状態の時に磁気ヘッドP1あるいはP2から
再生される(h)P1再生信号(i)P2再生信号から
(j)再生RF信号を回転トランスbから回転ドラム外へ
伝送する。回転トランスbから伝送された再生RF信号は
回転トランスレシーブ回路7で受信し、後の回路に伝送
する。この切替え動作によって回転トランスレシーブ回
路7から出力される再生RF信号は磁気ヘッドP1とP2から
再生されるRF信号を両方含んでいる。
回転トランスのチャンネル数を削減するための方法に
ついて説明する。
記録回路3a、3bはその入力を回転トランスに対して共
通に接続したことにより周波数特性の劣化が起こらない
ように記録回路3a、3bの入力段の回路はエミッタフォロ
ワあるいはダーリントンエミッタフォロワにして入力イ
ンピーダンスを高くする。再生回路4a、4bはその出力を
回転トランスに対して共通に接続したことにより能動状
態の再生回路の周波数特性の劣化が起こらないように、
非能動状態の再生回路の出力はハイインピーダンス状態
にしておく。例えば、第4図に示すように再生回路の出
力をハイインピーダンスにするよう構成する。尚、本発
明の再生回路の出力は平衡出力になっているが説明を簡
単にするためにその片側のみを図示する。通常この種の
再生回路は負荷に対して充分な駆動能力を持たせるため
に出力段はエミッタフォロワあるいはダーリントンエミ
ッタフォロワが使用される。第4図ではエミッタフォロ
ワQ1を使用している。トランジスタQ2、ダイオードD1、
抵抗Z1、Z2で定電流回路を構成し、エミッタフォロワQ1
に定電流を流す。このエミッタフォロワの能動状態、非
能動状態の切替えはトランジスタQ3、Q4及びインバータ
IN1により行う。切替え信号がH(高)の時にはQ3、Q4
のベースはL(低)レベルになりQ3、Q4はオフになり、
エミッタフォロワQ1に動作し、RF信号を出力する。次に
切替え信号がL(低)の時にはQ3、Q4のベースはH
(高)レベルになりQ3、Q4はオンになり、エミッタフォ
ロワQ1のベースはL(低)レベルになり、エミッタフォ
ロワQ1はオフ状態になり、その出力はハイインピーダン
ス状態になると言うものである。
次に、本発明の回路構成が小型化になることを示す。
第15図は本発明の例であってこれと対比して第16図に従
来例の構成を示した。双方の場合も180度ラップで16ヘ
ッド構成、ヘッド2つずつ180度対向の例である。この
図からも明らかであるが、先ず(a)記録系について述
べるならば入力される画像信号をA/D変換器101によりデ
ィジタル化され8個のエンコーダ102によってこの信号
を分配し符号化される。8分割された各信号は変調器10
3、回転トランスドライバを介し8個のステータ側のロ
ータリトランスに入力される。ロータ側に設けられた16
個の記録ヘッド107は各々記録アンプに接続され上記し
たような構成によって8個のロータ側のロータリトラン
スに接続されている。ところが従来例の場合には16個の
ヘッドに対し16個のロータリトランス及び16個のエンコ
ーダ、変調器、ドライバを必要としてしまう。
更に(b)再生系についても、本願の場合は16個の再
生ヘッド122に対しロータリトランス120は半分の8個で
よく又後段の回転トタンスレシーバ119、イコライザ11
8、AGC回路117、2値化の為のコンパレータ116について
も8個で構成できる。これに対し従来のものでは図に示
すように回転トタンスレシーバ119、イコライザ118、AG
C回路117、コンパレータ116が各々16個必要となる。又
更に従来例の場合、図示していないが番号116〜118の間
に180度対向のヘッドからの情報を混合する混合回路が
必要となる。尚、データ識別回路113からD/A変換器108
までの構成は本願のものと従来のものとほぼ変わりはな
い。
次に本発明の第2の実施例に係る磁気記録再生装置の
スキャナーの基本構成を第5図に示す。第1の実施例と
同様に磁気テープ2は回転ドラム周面に情報信号の実効
記録エリアが180度になるように巻き付けられている。
この例では記録回路と再生回路を回転トランスに共通に
接続するものである。3aは記録回路で回転トランス6aか
らの情報信号を増幅して磁気ヘッドR1を駆動する。磁気
ヘッドR1に180度対向し磁気ヘッドP1は配置され、情報
信号は磁気テープから磁気ヘッドP1で再生し、再生回路
4aで増幅され、その出力に接続されている回転トランス
6aにより回転ドラム外部へ伝送される。磁気ヘッドR2の
駆動は記録回路3bで行う。磁気ヘッドR2に180度対向し
て磁気ヘッドP2に配置され、記録回路4bの入力と共通接
続された再生回路4bで情報信号を増幅する。回転トラン
ス6bは記録回路3bへのRF信号伝送及び再生回路4bから回
転ドラム外部へのRF信号伝送に使用される。
第6図は第5図の基本構成の具体的な回路である。磁
気テープに記録される情報信号(以下RF信号という)は
回転トランスドライブ回路5aで増幅され、回転トランス
6aで回転ドラム内部に伝送する。記録回路3aは回転トラ
ンス6aとその入力を共通接続されてる再生回路4aは後述
するR1切替え信号で180度毎にそれぞれ順次、能動状
態、非能動状態に切替えられ、記録回路3aが能動状態の
時に磁気ヘッドR1を駆動して磁気テープにRF信号を記録
する。
次に磁気テープからのRF信号の再生について説明す
る。磁気ヘッドP1により磁気テープから再生されたRF信
号は再生回路4aで増幅され、再生回路4aの出力と記録回
路3aの入力とが共通接続されている回転トランス6aを駆
動し、回転ドラム外へ再生RF信号を伝送する。再生回路
4aは後述するP1切替え信号で180度毎にそれぞれ順次、
能動状態、非能動状態に切替えられ、能動状態の時に磁
気ヘッドP1から再生されるRF信号を回転トランス6bから
回転ドラム外へ再生RF信号を伝送する。回転トランス6b
から伝送された再生RF信号は回転トランスレシーブ回路
7aで受信し、後の回路に伝送する。他方、回転トランス
ドライブ回路5b、回転トランス6b、記録回路3b、再生回
路4b、回転トランスレシーブ回路7bの系もその動作は上
記の回路と同様である。
尚、再生回路4及び回転トランスレシーブ回路7の出
力回路の形式は第4図回路と同様の回路で良い。但し、
回転トランスレシーブ回路7の切替え回路は図示してい
ない。
第7図にこの記録回路、再生回路の切替え動作の一連
のタイムシーケンスを示す。
次に記録回路あるいは再生回路を180度毎にそれぞれ
順次、能動状態、非能動状態に切替える方法及び回路
(以下180度切替え回路という)について説明する。
第8図(a)(b)は本発明の一実施例に係る180度
切替え回路の基本構成を示す概略図である。第8図
(a)はシリンダ系の断面図、(b)は模式的な平面図
である。8は回転ドラム、9は固定ドラムである。記録
回路の制御は固定ドラム側の記録LED11で、再生回路の
制御は再生LED12で行い、記録LED11と再生LED12の制御
は記録再生制御回路10で行う。記録LED11と再生LED12の
制御光を受けて、記録回路、再生回路を直接制御する回
転ドラム側のフォトディテクタは第8図(b)に示すよ
うに記録、再生ヘッドと同じ位置に搭載される。磁気ヘ
ッドR1記録回路を制御するフォトディテクタ13aは磁気
ヘッドR1と同位置に搭載され、磁気ヘッドR1と180度対
向している磁気ヘッドR2記録回路を制御するフォトディ
テクタ13bは磁気ヘッドR2と同位置に搭載される。さら
に磁気ヘッドP1再生回路を制御するフォトディテクタ14
aは磁気ヘッドP1と同位置に搭載され、磁気ヘッドP1と1
80度対向している磁気ヘッドP2再生回路を制御するフォ
トディテクタ14bは磁気ヘッドP2と同位置に搭載され
る。
第8図(a)(b)と第9図の切替え制御回路を制御
して180度切替え回路の動作を説明する。記録LED11と再
生LED12は説明を簡単にするために記録再生制御回路10
で両方ON(発光)しているとする。最初に記録系につい
て説明する。回転ドラムは矢印の方向に回転しており、
今フォトディテクタ13aと記録LED11の位置が一致してい
るのでフォトディテクタ13aからはHi信号が出力され
る。従ってフォトディテクタ13aの出力はセットリセッ
トフリップフロップ15aのセット入力に接続されている
ので、セットリセットフリップフロップ15aのQ出力は
H(高)信号を出力する。次に回転ドラムが矢印の方向
に回転するとフォトディテクタ13aの出力はL(低)に
なり、回転ドラムが180度回転するとセットリセットフ
リップフロップ15aのリセット入力に接続されているフ
ォトディテクタ13bの出力はH(高)になる。従ってセ
ットリセットフリップフロップ15aのQ出力はL(低)
になる。以下セットリセットフリップフロップ15aの出
力は回転ドラムの回転に従って180度毎に順次、H
(高)、L(低)を繰り返し、そのQ出力はR1記録回路
をH(高)の時に能動状態、L(低)の時に非能動状態
に制御し、そのQ出力はR2記録回路をH(高)の時に能
動状態、L(低)の時に非能動状態に制御する。
次に再生系回路は記録系回路の動作と同様である。但
し、フォトディテクタ14aはフォトディテクタ13aに対し
て90度遅れてその動作が始まり、さらにフォトディテク
タ14bはフォトディテクタ13bに対して90度遅れてその動
作が始まる。セットリセットフリップフロップ15bの出
力は回転ドラムの回転に従って180度毎に順次、H
(高)、L(低)を繰り返し、そのQ出力はP1再生回路
をH(高)の時に能動状態、L(低)の時に非能動状態
に制御し、そのQ出力はP2再生回路をH(高)の時に能
動状態、L(低)の時に非能動状態に制御する。
第10図にこの180度切替え回路の切替え動作の一連の
タイムシーケンスを示す。
この実施例の回路によれば回転ドラム側、固定ドラム
側とも回路が簡単で消費電力を少なくすることができ
る。
尚、記録LED11と再生LED12はVTRのモードによりON、O
FFする。すなわち、記録モードの時には記録LED11のみ
がONし、再生モードの時には再生LED12のみがONし、記
録時の同時再生モードの時には記録LED11と再生LED12が
両方ONする。
第11図(a)(b)は本発明の第二の実施例に係る18
0度切替え回路の基本構成を示す概略図である。第11図
(a)はシリンダ系の断面図、(b)は模式的な平面図
である。8は回転ドラム、9は固定ドラムである。この
実施例では回転ドラム8側に記録及び再生の制御をする
反射型フォトセンサ16、17を図に示すようにそれぞれ磁
気ヘッドR1、R2、磁気ヘッドP1、P2と同じ位置に搭載す
る。固定ドラム9側には実効記録エリアが180度の場
合、その記録側に反射物、例えばミラー等を配置し、無
記録側には反射型フォトセンサが検知不可能な無反射物
を配置する。尚、反射型フォトセンサ16、17は第12図に
示すようにLED18とフォトダイオード19あるいはフォト
トランジスタ19が一体になったものをいう。反射型フォ
トセンサは製品によって種々あるが、例えば対向面に反
射物のある場合にはH(高)を出力し、反射物のない場
合にはその反対の極性のL(低)を出力する。
この実施例では上記のような信号を出力する反射型フ
ォトセンサを使用した例について説明する。回転ドラム
は矢印の方向に回転しており、R1の記録回路は反射型フ
ォトセンサ16aによって制御され、反射面のある記録エ
リア側を通過している間は能動状態にある。逆に無反射
面では非能動状態になる。以下同様にR2の記録回路は反
射型フォトセンサ16bによって制御され、P1の再生回路
は17aにより制御され、P2の再生回路は17bにより制御さ
れる。この実施例では反射型フォトセンサ16a、b、17
a、bにより記録あるいは再生回路に直接入力可能な180
度切替え信号が生成出来る。この実施例では記録と再生
の切替えは例えばスリップリング等を介して行われる。
この実施例の回路によれば回転ドラム側の回路は非常に
簡単で、かつ消費電力を少なくすることができ、さらに
固定ドラム側は例えば実効記録エリア分のみ反射面を持
つガラスマスクを配置すればよく、シリンダ系のメカニ
ズムが簡単になる。
第13図(a)(b)は本発明の第三の実施例に係る18
0度切替え回路の基本構成を示す概略図である。第13図
(a)はシリンダ系の断面図、(b)は模式的な平面図
である。8は回転ドラム、9は固定ドラムである。この
実施例では回転ドラム8側に記録及び再生のフォトディ
テクタ20、21を図に示すようにそれぞれ磁気ヘッドR1、
R2、磁気ヘッドP1、P2と同じ位置に搭載する。固定ドラ
ム9側には実効記録エリアが180度の場合、記録LEDと再
生LEDをフォトディテクタ20、21と対向させて、それぞ
れ実効記録エリア分複数個並べて配置する。(以下この
記録、再生の複数個のLEDをLED列と呼ぶ) 記録回路の制御は固定ドラム側の記録LED列22で、再
生回路の制御は再生LED列23で行い、記録LED列22と再生
LED列23の制御は記録再生制御回路24で行う。記録LED列
22と再生LED列23の制御光を受けて、記録回路、再生回
路を直接制御する回転ドラム側のフォトディテクタは第
13図(b)に示すように記録、再生ヘッドと同じ位置に
搭載される。磁気ヘッドR1記録回路を制御するフォトデ
ィテクタ20aは磁気ヘッドR1と同位置に搭載され、磁気
ヘッドR1と180度対向している磁気ヘッドR2記録回路を
制御するフォトディテクタ20bは磁気ヘッドR2と同位置
に搭載される。さらに磁気ヘッドP1再生回路を制御する
フォトディテクタ21aは磁気ヘッドP1と同位置に搭載さ
れ、磁気ヘッドP1と180度対向している磁気ヘッドP2再
生回路を制御するフォトディテクタ21bは磁気ヘッドP2
と同位置に搭載される。
この実施例の180度切替え回路の動作について説明す
る。
回転ドラムは矢印の方向に回転しており、R1の記録回
路はフォトディテクタ20aによって制御され、記録LED列
22のある記録エリアを通過している間は能動状態にあ
る。逆に記録LED列22のないところを通過している間は
非能動状態になる。以下同様にR2の記録回路はフォトデ
ィテクタ20bによって制御される。P1の再生回路は21aに
より制御され、再生LED列23のある記録エリアを通過し
ている間は能動状態にある。逆に再生LED列23のないと
ころを通過している間は非能動状態になる。P2の再生回
路は21bにより制御される。この実施例ではフォトディ
テクタ20a、bと21a、bにより記録あるいは再生回路に
直接入力可能な180度切替え信号が生成出来る。
この実施例の回路によれば回転ドラム側の回路は非常
に簡単で、かつ消費電力を少なくすることができ、さら
に固定ドラム側は例えば実効記録エリア分のみ複数個の
LEDを並べて配置すればよく、シリンダ系のメカニズム
は簡単である。
尚、この実施例では記録再生制御の発光素子としてLE
Dを使用したが、他に例えばEL、半導体レーザ、プラズ
マディスプレー等の発光素子を使用してもよい。
また、本発明の実施例では回転ドラムタイプのVTRの
場合について説明したが、他の磁気ヘッド搭載方式であ
るディスクタイプあるいは中ドラムタイプ等の方式のVT
Rに適用も可能である。
また、本発明の実施例では1チャンネルの回転トラン
スと2チャンネルの記録回路あるいは再生回路を切替え
る場合について説明したが、さらに多チャンネルの記録
回路あるいは再生回路あるいはその両方を行う回路を切
替える場合についても同様である。例えば記録ヘッドと
記録回路が8チャンネル、再生ヘッドと再生回路が8チ
ャンネルで実効記録エリア角が180度の場合、回転ドラ
ムは8チャンネルで良い。
以上、説明したように、記録回路あるいは再生回路あ
るいはその両方を行う回路を能動、非能動状態にして順
次選択的に切替えることにより、回転トランスのチャン
ネル数を磁気ヘッドと記録回路、あるいは磁気ヘッドと
再生回路あるいはその両方を行う回路の数の1/nにする
ことが可能になる。
また、回転ドラムに搭載されるn個の記録回路あるい
は再生回路あるいはその両方を行う回路を順次選択的に
切替えて、能動、非能動状態にしているので回路の低消
費電力化が図れる。さらに回転トランスのチャンネル数
を1/nできたことにより、スキャナーのメカニズムが簡
単になり、信頼性が増し、またこれによりシステムの小
形、軽量化、コストダウンが図れ、さらに回転トランス
のドライバ回路とレシーバ回路も半減できる。
さらに回転トランスのチャンネル数を1/nできたこと
により、イナーシャが低減し、回転ドラムモータの負担
が減り、かつ回転ドラムを高速に立ち上げることが可能
となり、画像の送出が速くなる。
[発明の効果] 以上本発明に因れば、周波数特性の劣化なしに回転ト
ランスのチャンネル数を低減し、回転ドラム搭載回路の
低消費電力化を図れ、スキャナーメカニズムを簡単にか
つ小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る磁気記録再生装置
のスキャナーの基本構成を示す概略図、第2図は第1図
の基本構成の具体的な回路を示す図、第3図は第一の実
施例における記録回路、再生回路の切替え動作の一連の
タイムシーケンスを示す図、第4図は再生回路の出力を
ハイインピーダンスにする回路の基本構成の一例を示す
図、第5図は本発明の第2の実施例に係る磁気記録再生
装置の基本構成を示す概略図、第6図は第5図基本構成
の具体的な回路を示す図、第7図は第2の実施例におけ
る記録回路、再生回路の切替え動作の一連のタイムシー
ケンスを示す図、第8図(a)(b)は本発明の第1の
実施例に係る180度切替え回路の基本構成を示す概略図
であって、(a)はシリンダ系の断面図、(b)は模式
的な平面図、第9図は第一の実施例における切替え制御
回路の例を示す図、第10図は第一の実施例における180
度切替え回路の切替え動作の一連のタイムシーケンスを
示す図、第11図(a)(b)は本発明の第2の実施例に
係る180度切替え回路の基本構成を示す概略図であっ
て、(a)はシリンダ系の断面図、(b)は模式的な平
面図、第12図は反射型フォトセンサの構成例を示す図、
第13図(a)(b)は本発明の第3の実施例に係る180
度切替え回路の基本構成を示す概略図であって、(a)
はシリンダ系の断面図、(b)は模式的な平面図、第14
図は従来のVTRの記録再生系回路のブロック図、第15図
は本発明の第1の実施例に係る磁気記録再生装置の基本
構成を示す概略図、第16図は従来の磁気記録再生装置の
基本構成を示す概略図である。 R1,R2……記録磁気ヘッド、 P1,P2……再生磁気ヘッド、3a,b……記録回路、 4a,b……再生回路、 5,5a,5b……回転トランスドライブ回路、 6a,b……回転トランス、 7,7a,7b……回転トランスレシーバ回路、 11,12……LED、 13a,b,14a,b,20a,b,21a,b……フォトディテクタ、 16,17……反射型フォトセンサ、 22,23……LED列

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムを回転駆動し且つ該回転ドラム
    の周面の少なくとも一部に記録媒体としての磁気テープ
    を当接しつつ走行させるための機械的駆動手段と、 前記磁気テープを当接し得るように前記回転ドラムに設
    けられ、情報の記録を行う複数の磁気ヘッドと、 前記複数の磁気ヘッドに各々結合されて、前記回転ドラ
    ムに設けられ、それぞれの能動状態および非能動状態を
    制御し得る複数の記録回路と、 前記複数の記録回路に共通に結合される1つの回転トラ
    ンスと、 前記複数の記録回路に結合され、前記回転ドラムの回転
    に連動して前記複数の記録回路を選択的に制御し、いず
    れか1つを能動状態とし他を非能動状態とするための選
    択制御手段と を備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】回転ドラムを回転駆動し且つ該回転ドラム
    の周面に対して、少なくとも実効記録エリア角Rが180
    度かあるいはそれ以下になるように記録媒体としての磁
    気テープを当接しつつ走行させるための機械的駆動手段
    と、 前記磁気テープを当接し得るように前記回転ドラムに設
    けられ、情報の記録および再生の少なくとも一方を行う
    ためのn個(n=360/R、nは自然数)の磁気ヘッド
    と、 前記n個の磁気ヘッドに各々結合されて、前記回転ドラ
    ムに設けられ、それぞれ能動状態および非能動状態を制
    御し得るn個の増幅回路と、 前記n個の増幅回路に共通に結合される1つの回転トラ
    ンスと、 前記n個の増幅回路に結合され、前記回転ドラムの回転
    に連動して前記n個の増幅回路を選択的に制御し、いず
    れか1つを能動状態とし他を非能動状態とするための選
    択制御手段と を備え、 前記増幅回路は、前記回転ドラムに前記磁気ヘッドと共
    に搭載され、記録されるべき情報信号を増幅する記録回
    路、再生される情報信号を増幅する再生回路、および記
    録および再生される情報信号を増幅する記録再生回路の
    少なくともいずれかであることを特徴とする磁気記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】前記機械的駆動手段は、前記回転ドラムに
    対向する固定ドラムを有し、 前記選択制御手段は、前記固定ドラムの前記実効記録エ
    リアの先頭と終端に対応する位置に設けられる発光素子
    と、前記回転ドラムの前記磁気ヘッドに対応しかつ前記
    固定ドラムの発光素子に対向し得る位置に設けられ、前
    記発光素子の光を検出して検出信号を前記選択制御に用
    いるための光検出素子とを含むことを特徴とする請求項
    2記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記機械的駆動手段は、前記回転ドラムに
    対向する固定ドラムを有し、 前記選択制御手段は、前記固定ドラムの前記実効記録エ
    リアに相当する部分にのみ設けられる光学的反射部と、
    前記回転ドラムの前記磁気ヘッドに対応しかつ前記固定
    ドラムの前記光学的反射部に対向し得る位置に設けら
    れ、前記光学的反射部の有無を検出して検出信号を前記
    選択制御に利用するための反射型光学的検出素子とを含
    むことを特徴とする請求項2記載の磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】前記機械的駆動手段は、前記回転ドラムに
    対向する固定ドラムを有し、 前記選択制御手段は、前記回転ドラムの前記磁気ヘッド
    に対応する部分に設けられる受光素子と、前記固定ドラ
    ムの前記実効記録エリアに対応しかつ前記受光素子に対
    向し得る部分に設けられる発光素子とを含み、前記受光
    素子は、前記発光素子の光を検出して検出信号を前記選
    択制御に用いることを特徴とする請求項2記載の磁気記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】前記記録回路、あるいは前記記録再生回路
    に含まれる記録回路の入力段を、エミッタフォロアーあ
    るいはダーリントンエミッタフォロアー回路にしたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】前記再生回路、あるいは前記記録再生回路
    に含まれる再生回路が非能動状態の時、該再生回路の少
    なくとも出力段の定電流回路の動作を停止状態にするこ
    とを特徴とする請求項2記載の磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】前記回転トランス以降の、回転トランスレ
    シーバ回路、イコライザ回路、AGC回路、コンパレータ
    回路のうち少なくとも1つの回路を、複数の再生回路で
    共用したことを特徴とする請求項1又は2記載の磁気記
    録再生装置。
  9. 【請求項9】前記回転トランス以前の、エンコーダ回
    路、変調回路、回転トランスドライバ回路のうちの少な
    くとも1つの回路を、複数の記録回路で共用したことを
    特徴とする請求項1又は2記載の磁気記録再生装置。
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