JP2981069B2 - 雌型端子金具 - Google Patents

雌型端子金具

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JP2981069B2
JP2981069B2 JP5001682A JP168293A JP2981069B2 JP 2981069 B2 JP2981069 B2 JP 2981069B2 JP 5001682 A JP5001682 A JP 5001682A JP 168293 A JP168293 A JP 168293A JP 2981069 B2 JP2981069 B2 JP 2981069B2
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智洋 池田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタハウジング等
の端子収容室内に挿入・収容される雌型端子金具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、実公昭59−1142
5号、実開昭56−14459号、意願昭58−568
53号、意願昭57−37649号、実開昭55−31
225号公報に記載の雌型端子金具と類似のものを示
す。これらの図において、雌型端子金具1は、底壁3
と、この底壁3の両側から同方向に起立する一対の側壁
2、2(但し、図には一側のみ図示)と、底壁3に設け
られて端子収容室13内の可撓性係止腕15の係止部が
挿入・係止される係止孔5と、一対の側壁2、2から端
子収容室13への挿入方向の前方側へ向けてそれぞれ延
設されて互いに接近する側へそれぞれ折り曲げられた弾
性折曲げ部7、7とを備えている。また、後端側には、
電線端部との加締め接続部9が設けられている。さら
に、底壁3、3の弾性折曲げ部7、7側の前端には、端
面傾斜部11が形成されている。
【0003】このような雌型端子金具1を、図示しない
コネクタハウジングの端子収容室13内に挿入すると、
図7に示すように、弾性折曲げ部7、7の先端部が、端
子収容室13の壁部から突設された可撓性係止腕15の
係止突起部17に当接する。
【0004】さらに、雌型端子金具1を端子収容室13
の奥方に挿入すると、底壁3の端面傾斜部11が係止突
起部17と摺動しながら押圧して可撓性係止腕15が撓
む。雌型端子金具1を端子収容室13内に完全に挿入す
ると、可撓性係止腕15の係止突起部17が底壁3の係
止孔5に位置して可撓性係止腕15が元の形状に復帰し
係止突起部17が係止孔5に挿入・係止される。これに
より、雌型端子金具1が端子収容室13内に固定・保持
される。この場合、端子収容室13への雌型端子金具1
の挿入力が低いほうが、コネクタハウジングへ雌型端子
金具1を組み付け易いので、好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記雌型端
子金具1は、底壁3の先端部の端面傾斜部11の長さX
が短いため、可撓性係止腕15の係止突起部17を乗り
越える際の力(挿入力)が高い。このため、可撓性係止
腕15の長さLを長くして、可撓性係止腕15の弾性力
を弱くし撓み易くするようにしているが、この場合に
は、可撓性係止腕15の弾性力が弱くなるため、端子収
容室13内の雌型端子金具1の保持力が弱くなるという
問題がある。
【0006】そこで、本発明は、端子収容室への雌型端
子金具の保持力を低下させることなく、端子収容室への
端子金具の挿入力を低減し得る雌型端子金具の提供を目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、底壁と、この底壁の両側から同方向に起立す
る一対の側壁と、前記底壁に設けられて前記端子収容室
内の可撓性係止腕の係止部が挿入・係止される係止孔
と、前記一対の側壁から端子収容室への挿入方向の前方
側へ向けてそれぞれ延設されて互いに接近する側へそれ
ぞれ折り曲げられた弾性折曲げ部とを備えた雌型端子金
具であって、前記弾性折曲げ部の前記底壁側に、前記底
壁の前記弾性折曲げ部側前端より底面側へ突出する突出
部を設け、この突出部と前記弾性折曲げ部の先端部との
間に、前記端子収容室内への挿入方向に沿って傾斜部を
設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の雌型端子金具を端子収容室内へ挿入す
ると、弾性折曲げ部の先端部から突出部まで形成された
傾斜部が、可撓性係止腕の係止突起に当接・摺動して可
撓性係止腕を撓ませる。この場合、弾性折曲げ部が側壁
より突出しているので、傾斜部は、端子収容室への雌型
端子金具の挿入により徐々に可撓性係止腕を撓ませて端
子収容室への雌型端子金具の挿入力が低減される。
【0009】そして、可撓性係止腕の係止部が底壁の係
止孔内に挿入されて雌型端子金具が端子収容室に保持さ
れる。この場合、可撓性係止腕の長さを長くする必要が
ないので雌型端子金具の保持力が低下することがない。
【0010】さらに、傾斜部が弾性折曲げ部の先端部と
突出部との間に設けられ、突出部が底壁の前端面より底
面側に位置しているので、可撓性係止腕を撓ませて雌型
端子金具を端子収容室内から抜き出すために端子抜き治
具を挿入する際に、この抜き治具が傾斜部に案内され、
底壁の前端面に当接することがない。この結果、端子抜
き治具により可撓性係止腕を容易に撓ませることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る雌型端子金具の一実施例
について図面を用いて説明する。
【0012】図1は、本実施例の雌型端子金具21を底
壁側から見た斜視図であり、図2は雌型端子金具21を
示す断面図である。また、図3(a)は、端子収容室1
3内へ雌型端子金具21を挿入する前の状態を示し、図
3(b)は、端子収容室13内へ雌型端子金具21を挿
入した状態及び、抜け治具により雌型端子金具21を端
子収容室13内から抜き出そうとする状態を示す断面図
である。なお、図5及び図6に示す雌型端子金具1と同
構成部分については、図面に同符号を付して重複した説
明を省略する。
【0013】図1及び図2に示すように、弾性折曲げ部
23、23の底壁3側に、底壁3の弾性折曲げ部21側
前端より底面3a側へ突出する突出部22が設けられ、
この突出部22と弾性折曲げ部23、23の先端部23
a、23aとの間に、端子収容室13内への挿入方向
(矢印a方向)に沿って傾斜部25が設けられている。
この傾斜部25の係止孔5側は、底壁3の先端部の端面
傾斜部11の直前まで形成され、傾斜部25の長さAに
加えて、底壁3の先端部の端面傾斜部11の長さXを含
めると全体として傾斜部の長さはA´となっている。
【0014】ここで、図4に示す雌型端子金具21の展
開状態について見てみると、弾性折曲げ部23、23と
なる凸部27、27の対向する側部にテーパ部29、2
9をそれぞれ形成することにより、折曲げ加工して雌型
端子金具21を形成すると、傾斜部25となる。図4か
ら分かるように、凸部27、27にテーパ部29、29
を設けても、展開面積は変化しないので、雌型端子金具
としての強度が低下することがなく、コストも上昇する
ことがない。
【0015】このような雌型端子金具21を端子収容室
13内に挿入すると、最初に弾性折曲げ部23の先端部
が可撓性係止腕15の係止突起部17に当接する。さら
に、雌型端子金具21を端子収容室13内に挿入する
と、係止突起部17が傾斜部25を摺動して、可撓性係
止腕15が徐々に撓み、最大量撓んだ状態で底壁3の底
面3a上を摺動する。そして、係止突起部17が係止孔
5に位置すると、可撓性係止腕15が元の形状に復帰し
て、係止孔5内に係止突起部17が挿入・係止される。
これにより雌型端子金具21が端子収容室13内に固定
・保持される。
【0016】この場合、弾性折曲部23、23の傾斜部
25及び底壁3の先端部の端面傾斜部11により可撓性
係止腕15が徐々に撓むため、端子収容室13への雌型
端子金具21の挿入力を低減することができる。
【0017】しかも、可撓性係止腕15の弾性力を低下
させるために可撓性係止腕15の長さLを長くする必要
がないので、端子収容室13への雌型端子金具21の保
持力を低下させることなく、端子収容室13への雌型端
子金具21の挿入力を低減することができる。
【0018】また、図3(b)に示すように、端子収容
室13から雌型端子金具21を抜き出す際に端子抜き治
具31を端子収容室13内へ挿入するとき、傾斜部25
により端子抜き治具31の先端部が可撓性係止腕15ま
で案内され、しかも、突出部22が底壁3の底面3a側
に突出しているので、底壁3の端面に端子抜き治具31
の先端部が当接することがなく、滑らかに端子抜き治具
31を可撓性係止腕15に案内することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る雌型端
子金具では、弾性折曲げ部の先端から突出部まで傾斜部
を設けたので、端子収容室への雌型端子金具の保持力を
低下させることなく、端子収容室への端子金具の挿入力
を低減することができ、端子収容室への雌型端子金具の
組付作業性を向上することができる。
【0020】さらに、傾斜部が弾性折曲げ部の先端部と
突出部との間に設けられ、突出部が底壁の前端面より底
面側に位置しているので、可撓性係止腕を撓ませて雌型
端子金具を端子収容室内から抜き出すために端子抜き治
具を挿入する際に、この抜き治具が傾斜部に案内され、
底壁の前端面に当接することがない。この結果、端子抜
き治具により可撓性係止腕を容易に撓ませることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る雌型端子金具の実施例を示す斜視
図である。
【図2】本発明に係る雌型端子金具を示す断面図であ
る。
【図3】本発明に係る雌型端子金具を示し、(a)は可
撓性係止腕の係止突起を係止孔に挿入する前の状態を示
す断面図、(b)は可撓性係止腕の係止突起を係止孔に
挿入・係止した状態を示す断面図である。
【図4】雌型端子金具を示す展開図である。
【図5】従来の雌型端子金具を示す斜視図である。
【図6】従来の雌型端子金具を示す断面図である。
【図7】従来の雌型端子金具を端子収容室内に挿入しよ
うとする状態を示す断面図である。
【符号の説明】
3 底壁 5 係止孔 13 端子収容室 15 可撓性係止腕 17 係止突起部 21 雌型端子金具 22 突出部 23 弾性折曲げ部 25 傾斜部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/115 H01R 13/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁と、この底壁の両側から同方向に起
    立する一対の側壁と、前記底壁に設けられて前記端子収
    容室内の可撓性係止腕の係止部が挿入・係止される係止
    孔と、前記一対の側壁から端子収容室への挿入方向の前
    方側へ向けてそれぞれ延設されて互いに接近する側へそ
    れぞれ折り曲げられた弾性折曲げ部とを備えた雌型端子
    金具であって、前記弾性折曲げ部の前記底壁側に、前記
    底壁の前記弾性折曲げ部側前端より底面側へ突出する突
    出部を設け、この突出部と前記弾性折曲げ部の先端部と
    の間に、前記端子収容室内への挿入方向に沿って傾斜部
    を設けたことを特徴とする雌型端子金具。
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