JP2981000B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2981000B2
JP2981000B2 JP3085765A JP8576591A JP2981000B2 JP 2981000 B2 JP2981000 B2 JP 2981000B2 JP 3085765 A JP3085765 A JP 3085765A JP 8576591 A JP8576591 A JP 8576591A JP 2981000 B2 JP2981000 B2 JP 2981000B2
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】この発明は、静電複写機、同プリ
ンタなど、静電転写プロセスを利用する画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来技術と解決すべき課題】通常回転円筒状に形成し
た像担持体に、弾性転写ローラを圧接して転写部位を形
成し、像担持体側のトナー像が該転写部位に到来する
と、これにタイミングを合わせて前記転写部位に、紙な
どの転写材を供給するとともに転写ローラに転写バイア
スを印加し、よって形成される電界の作用で像担持体側
のトナー像を転写材に転移させる工程を含む画像形成装
置は従来から周知である。
【0003】「図7」はこのような画像形成装置の典型
的な一例を略示する側断面図で、これについてその作動
を略述する。
【0004】頂面に原稿台4を備えた画像形成装置本体
内部に設けたフレーム部Fに、回転円筒状の像担持体
1、一次帯電器2、クリーナ13が一体に形成されたカ
ートリッジ(図示ハッチング部分)が着脱自在に配設さ
れており、図示の位置で、像担持体1は、本体側に配設
された転写ローラ9に当接している。
【0005】レンズアレイ3によって、帯電器2によっ
て予め一様に帯電された像担持体1表面に画像信号が付
与されて静電潜像が形成され、これに現像器5によって
トナーが供給されてトナー像が形成される。
【0006】このトナー像が、像担持体1と転写ローラ
9とが当接する転写部位に到来すると、これにタイミン
グを合わせて給紙トレイ7から転写材が給紙ローラ6、
レジストローラ8を経て前記転写部位に搬送され、これ
とともに不図示の電源によって転写ローラ9に転写バイ
アスが印加されて、像担持体側のトナー像は転写材に転
移する。転写ローラは前述のように、金属製の軸にEP
DM、CRなどからなる導電性の弾性材料を被覆して構
成されているものとする。
【0007】転写を終了した転写材は像担持体1から分
離し、搬送路10を経て定着装置11に至ってトナー像
が転写材に定着され、排出ローラ17を経て排紙トレイ
12に排出される。転写時に転写材に転移しなかった残
留トナーはクリーナ13によって像担持体から除去され
て、像担持体はつぎの画像形成工程に入り得る状態にな
る。
【0008】このような構成の場合には、像担持体1に
転写ローラ9が常時圧接しているので、種々な問題が発
生することを免れない。
【0009】上記のような弾性転写ローラを利用する転
写手段は、周知の転写帯電器を利用するものに比して、
高圧電源が不要である、転写材の把持が安定して転写ズ
レのおそれが少ない、オゾンや窒素酸化物などの発生が
殆どないので、これらに起因する像担持体の劣化による
画質への悪影響も小さいなど種々な利点があるが、反
面、硬質の像担持体に常時転写ローラを圧接しておく
と、該ローラの当該部分が永久変形を起こして転写能に
悪影響を及ぼしたり、ローラを構成するEPDM、C
R、ウレタンなどから滲出するオイルによって像担持体
の特性が変化したり、ローラの変形を生ずるおそれがあ
る。
【0010】このことは、画像形成装置製造後、像担持
体を本体にセットして出荷後、ユーザにわたるまでに相
当な期間がある場合、またその間の環境の変化がある場
合などには大きな問題となる。
【0011】特に近来、パーソナルユースを前提とする
ような小型軽量の画像形成装置が次第に普及して来てい
るが、このような場合には、ユーザの手にわたってから
も、携帯、運搬が容易であり、しかもユーザは、当然な
がら装置の内部機構などについての知識はないのが普通
であるから、取扱いが荒くなりがちで、内部各部に衝撃
を与えて転写ローラの変形、変質、像担持体の割れなど
を招来するような事態も間々起こり得るとしないわけに
は行かない。
【0012】また、日なたや高湿環境下に長期間放置さ
れるようなこともおこりがちで、とくに小型の装置では
内部が昇温し易く、像担持体、転写ローラ間は高温、高
圧となりがちで変質変形しやすい。
【0013】本発明はこのような現状に対処すべくなさ
れたものであって、像担持体と、これら圧接する転写ロ
ーラとをそなえた画像形成装置において、必要時以外に
はこれら両者を離隔して転写ローラの特性劣化を阻止
し、上述のような問題を有効に回避して、長期にわたり
良好な画像を得られるような画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0014】
【発明の構成】
【課題を解決する手段】上記の目的を達成するため、本
発明は、像担持体と、これに圧接する転写ローラとをそ
なえた画像形成装置において、装置の収納動作に連動し
て転写ローラを像担持体に圧接する位置から像担持体と
は離間した位置に移動させる手段を有することを特徴と
する画像形成装置(1)または、 上記(1)のものにおいて、給紙トレイ又は排紙トレイ
をたたむ動作に連動して転写ローラが離間することを特
徴とする画像形成装置(2)、または、 上記(1)のものにおいて、把手を使用状態にセットす
る動作に連動して転写ローラが離間することを特徴とす
る画像形成装置(3)、または、 上記(1)のものにおいて、装置を立てる動作に連動し
て転写ローラが離間ことを特徴とする画像形成装置
(4)である。
【0015】このように構成することによって、保存、
輸送時乃至は収納時には像担持体と転写ローラとを離隔
して、転写ローラの変質、変形、像担持体のひび割れ、
特性の変化などを防止して長期にわたって安定した転写
を遂行することができる。
【0016】
【実施例の説明】「図1」および「図2」は本発明の実
施態様を示す画像形成装置要部の側面図であって、前者
は装置使用時の状態、後者は不使用時の状態を示してお
り、装置全体の構成は基本的に前記「図7」に示したも
のと同様の構成をそなえているものとし、図には像担持
体1以外の部分は省略してある。
【0017】給紙トレイ7はピン20によって本体に回
動自在に枢着してあり、その端部に脚部20aを有して
いて、作動時には「図1」のように外方開いて転写材を
載置出来る様になっている。
【0018】画像形成装置本体内部適所に設けたピン1
7にはアーム18の、図示左端が枢着してあり、該アー
ム18の右端は図示のように前記給紙トレイ7の脚部2
0aに近接した位置にあって常時ばね19によって上方
に偏倚されている。
【0019】また前記アーム18はその中間位置におい
て転写ローラ9の軸9aを軸支しており、前記ばね19
がアーム18を偏倚している状態で、転写ローラ9は像
担持体1に圧接されており、給紙トレイ7から供給され
る転写材が転写部位に到達すると周知の仕方で転写が行
なわれるものとする。
【0020】作業を終了して、給紙トレイを「図2」に
示すように折り畳むと、その脚部20aも回動して、こ
れがアーム18の端部をばね19の力に抗して時計方向
に回動させるので、該アームに枢着されている転写ロー
ラ9も回動して像担持体1から離隔した位置をとる。
【0021】これとともに、ピン12’によって画像形
成装置本体に回動自在に枢着されている排紙トレイ12
をも、「図2」に示すように折り畳んで全体として収納
に適した状態となる。
【0022】上記の場合、給紙トレイ7の回動によっ
て、転写ローラ9を像担持体1に対して接離するように
したが、排紙トレイ12の回動と転写ローラ9を支持す
るアーム18とを連動させることも可能であることは持
論である。
【0023】上記のように構成することによって、画像
形成装置を製作した後、これがユーザの手に入るまで、
あるいはその後も装置を携帯、運搬するさいなどには像
担持体と転写ローラとを離隔した状態に維持しておける
ので、これら両者が常時圧接していることによる前述の
ような問題を回避することができる。
【0024】「図3」、「図4」は他の実施態様を示す
要部の側断面図であって、「図3」は使用に適した状態
である。
【0025】「図3」に示すように、画像形成装置内不
動部適所の軸受部26にアーム25が枢着してあり、そ
の図示左端近傍の軸受部25aによって転写ローラ9が
枢着されていて、ばね27によって該転写ローラ9が像
担持体1に圧接して画像形成作動が可能な状態になって
いる。
【0026】前記アーム25は図示右方に延びて本体の
右端に至っており、その端部に係合部25bが形成して
ある。
【0027】「図3」に示す作動位置においては、携帯
用の把手23は折り畳まれており、把手23を符号22
の方向に回動して「図4」のように立ち上げると、該把
手23の端部23aが、前記アーム25の係合部25b
に係合してアーム25を反時計方向に回動させるので、
転写ローラ9が像担持体1から離れることになる。
【0028】この種の小型で携帯可能な画像形成装置
は、通常把手を用いて運搬するのが普通であり、このよ
う名場合には振動やショックが直接本体に伝わり易いの
で、上記のような構成とすることによって、像担持体と
転写ローラとを離隔しておけるので、過大な圧力による
ローラの変形、変質、像担持体のひび割れなどを有効に
防止できる。
【0029】「図5」、「図6」はさらに他の実施態様
を示すものである。
【0030】像担持体1と共働して転写部位を形成する
転写ローラ9は、画像形成装置内不動部適所に支持され
た軸受部26に枢着されたベルクランク状のアーム30
の一方の脚部に枢着してあり、該アームの他方の脚部と
不動部28との間に配置されたばね29によって、転写
ローラ9は、図示のように、像担持体1に圧接して差動
可能状態にある。
【0031】また、前記アーム30の他方の脚部の、前
記ばねと反対側にはプッシュロッド32の一端が当接し
ており、該ロッド32は支持部材31に遊嵌されて、画
像形成装置本体の図示左側外部にまで延在している。該
ロッド32の左端、本体から出た位置にはスイッチ部材
32bが配設してある。このような構成によって「図
5」に示す作動位置ではばね29の作用によって転写ロ
ーラ9が像担持体1に圧接するとともに、前記ロード3
2に設けたストッパ32aによって、該ロッド32のみ
だりな突出を阻止すると同時に、ばね29による転写ロ
ーラの像担持体への圧接作用を適当に維持している。
【0032】「図6」は上記の装置の収納時の状態を示
すもので、「図5」に示すような作,,動位置から「図
6」図示のように立ち上げて収納状態にすると、プッシ
ュロッド32が、ばね29の作用に抗して押圧されるの
で、アーム30が「図6」でみて反時計方向に回動して
転写ローラ9は像担持体1から離れる。
【0033】この種の小型の画像形成装置は収納スペー
スの関係で「図6」に示すような姿勢で収納しておくこ
とも多く、実際問題としては「図5」に示すような作動
状態にしておく時間よりも収納状態にしておく時間のほ
うが、とくにパーソナルユースの場合には多いと考えら
れるので、上記のような構成は、このような場合にとく
に有利である。
【0034】以上本発明を、機械的にリンク機構を利用
した実施態様について説明したが、本発明がこのような
ものに限定されるものではなく、例えば、装置本体の駆
動スイッチのオン、オフによってソレノイドを付滅勢
し、これによって転写ローラを支持するアームを変位さ
せて該ローラを像担持体に接離させるようなものも容易
に構成できることは直ちに理解出来るところであろう。
【0035】また、以上本発明をカートリッジ方式の画
像形成装置に適用した場合について説明したが、本発明
がこのような構成の画像形成装置に限定されるものでな
いことは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像担持体とこれに圧接する転写ローラとをそなえた画像
形成装置において、装置の不使用時、搬送時、倉庫など
への格納時などには像担持体と転写ローラとを離隔した
状態に保持できるので、両者の圧接による転写ローラの
特性の劣化、像担持体の損傷などを有効に防止でき、長
期にわたって安定して良好な転写が可能となり、良質の
画像を得るのに顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様を示す画像形成装置の要部の
側断面図
【図2】同上収納時の状態を示す側断面図
【図3】本発明の他の実施態様を示す画像形成装置の要
部の側断面図
【図4】同上携帯の状態を示す側断面図
【図5】本発明のさらに他の実施態様を示す画像形成装
置の要部の側断面図
【図6】同上収納時の状態を示す側断面図
【図7】公知の画像形成装置の構成を略示する側断面図
【符号の説明】
1 像担持体 7 給紙トレイ 9 転写ローラ 18、25、30 アーム 19、27、29 ばね 23 把手 32 プッシュロッド

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、これに圧接する転写ローラと
    をそなえた画像形成装置において、 装置の収納動作に連動して転写ローラを像担持体に圧接
    する位置から像担持体とは離間した位置に移動させる手
    段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】給紙トレイ又は排紙トレイをたたむ動作に
    連動して転写ローラが離間することを特徴とする「請求
    項1」記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】把手を使用状態にセットする動作に連動し
    て転写ローラが離間することを特徴とする「請求項1」
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】装置を立てる動作に連動して転写ローラが
    離間ことを特徴とする「請求項1」記載の画像形成装
    置。
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