JP2978485B1 - スライドレールのロック機構 - Google Patents

スライドレールのロック機構

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JP2978485B1 JP10277562A JP27756298A JP2978485B1 JP 2978485 B1 JP2978485 B1 JP 2978485B1 JP 10277562 A JP10277562 A JP 10277562A JP 27756298 A JP27756298 A JP 27756298A JP 2978485 B1 JP2978485 B1 JP 2978485B1
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義孝 杉園
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NIPPON SURAIDO KOGYO KK
NITSUTO KOGYO KK
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NIPPON SURAIDO KOGYO KK
NITSUTO KOGYO KK
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Abstract

【要約】 【課題】抽斗、スライド棚等をラック、キャビネット等
の本体内への収納状態を的確に維持するためのスライド
レールのロック機構を提供する。 【解決手段】 上下端に内向きにガイドレール部2、2
を設けた外側レール1に、該ガイドレール部2、2の内
面に臨むガイドレール部4、4を上下端に外向きに設け
た内側レール3をスライド自在に取り付けて、該外側レ
ール1の終端より内寄りの内面に前記内側レール3のガ
イドレール部4、4の内面を弾発押圧するロック部材7
を設ける。これにより、内側レール3はガイドレール部
4の内面を常時ロック部材7の弾発押圧下に収納位置に
維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抽斗、スライド棚
等に使用されるスライドレールの収納状態を維持させる
ためのスライドレールのロック機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のスライドレールのロック機構は、
図4(A)、(B)に示すように内側レール21又は外
側レール22の一方即ち内側レール21の基端側にバネ
材よりなるC状のロック金具23を設け、他方即ち外側
レール22に設けたストッパー金具24に該ロック金具
23の開口部23aを強制拡開させた後に開口部23a
を旧状に復帰させ係合させ、スライドレールの収納状態
を維持するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来のものにあっては、ストッパー金具24によりロ
ック金具23の開口部23aを強制拡開させた後は内側
レール21の制動は一旦解除されるため抽斗等が惰力よ
りこれを収納するラック、キャビネット等の本体に衝撃
を与え不快音を発したり、抽斗等に収納した物に悪影響
を与える虞が有るばかりでなく、抽斗等を複数設置した
ラック、キャビネット等にあっては、抽斗を収納させた
時の強い衝撃により他の抽斗のストッパー金具24とロ
ック金具23の係合が解除され他の抽斗が収納箇所から
出てしまう懸念もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明に係るスライドレールのロック機構
は、上下端に内向きにガイドレール部を設けた外側レー
ルに、該ガイドレール部の内面に臨むガイドレール部を
上下端に外向きに設けた内側レールをスライド自在に取
り付けて、該外側レールの終端より内寄りの内面に前記
内側レールのガイドレール部の内面を弾発押圧するロッ
ク部材を設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面により説明する。1は上下端に内向きに弧状又
はV字状のガイドレール部2、2を設けた外側レール、
3は該外側レール1内にスライド自在に取り付けた内側
レールであり、該内側レール3の上下端には前記ガイド
レール部2、2の内面に臨むガイドレール部4、4が外
向きに設けてある。なお、このガイドレール部4、4は
前記弧状又はV字状のガイドレール部2、2に対向して
凹弧状又はV字状として、対向したガイドレール部2と
ガイドレール部4との間にボール保持金具5をもって保
持されたボール6を介在させ外側レール1と内側レール
3を滑らかにスライドできるものとしている。
【0006】7は前記外側レール1の終端より内寄りの
内面に設けた前記内側レール3のガイドレール部4、4
の内面を弾発押圧するロック部材で、該ロック部材7は
外側レール1の本体1aへの取付板部8の上下端に折曲
形成した帯板部9、9に前記内側レール3の上下のガイ
ドレール部4、4の内面を弾発押圧する山型ロック部9
a、9aを形成したバネ鋼板製のものである。10、1
0は山型ロック部9a、9aの弾性力を付与するための
取付板部8と帯板部9、9との基端側に設けたスリット
である。なお、このロック部材7は取付板部8を中央に
おいて上下に2分割したものであってもよい。11は外
側レール1の終端に内側に折曲形成したストッパー片
で、内側レール3のガイドレール部4、4の終端面が当
接して、内側レール3を収納位置にストップさせるもの
である。
【0007】このように構成されたものは、外側レール
1を固定側レールとしてラック、キャビネット、机等の
本体側の抽斗、スライド棚等の収納部の側面に対向して
2本取り付け、また、内側レール3を抽斗、スライド棚
等の両側面に取り付けて内側レール3を外側レール1へ
スライドさせて抽斗、スライド棚等を引きだしたり収納
するものである。
【0008】本発明に係るものは外側レール1に終端よ
り内寄りの内面に内側レール3のガイドレール部4、4
の内面を弾発押圧するロック部材7を設けてあるので、
引き出した抽斗、スライド棚等を収納する際に内側レー
ル3の終端が外側レール1の終端に達したら、ガイドレ
ール部4、4の終端面が該ロック部材7の山型ロック部
9a、9aの斜面を押圧してガイドレール部4、4の内
面がロック部材7の山型ロック部9a、9aに弾発押圧
されて減速したうえ収納位置まで達するものである。
【0009】従って、抽斗等は減速したうえ収納位置ま
で達するのでラック、キャビネット等の本体との間に衝
撃が加わることがないので、不快音を発したり、抽斗等
に収納した物に悪影響を与える虞がないものである。し
かも、内側レール3はガイドレール部4、4の内面をロ
ック部材7の弾発押圧下に収納位置に維持されるので、
抽斗等を複数設置したラック、キャビネット等にあっ
て、ラック等に強い衝撃が加わっても抽斗が出てしまう
虞も無いものである。
【0010】なお、ロック部材7はバネ鋼板製のものと
せずバネ性のあるプラスチック製のものにより製造して
もよく、また、取付板部8の上下端に折曲形成した帯板
部9、9の山型ロック部9a、9a自体にバネ性を持た
せず両山型ロック部9a、9a間に押しバネを介在させ
て弾発力を付与させたものであってもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、外側レ
ールの終端より内寄りの内面に前記内側レールのガイド
レール部の内面を弾発押圧するロック部材を設けたもの
であるので、抽斗等をラック、キャビネット等の本体に
収納する際に、抽斗等をロック部材で減速したうえ収納
位置まで移動させるのでラック、キャビネット等の本体
との間に衝撃が加わることがなく、不快音を発したり、
抽斗等に収納した物に悪影響を与える虞がないものであ
る。また、内側レールはガイドレール部の内面を常時ロ
ック部材の弾発押圧下に収納位置に維持されるので、抽
斗等を複数設置したラック、キャビネット等にあって、
ラック等に強い衝撃が加わっても抜け出る虞のないもの
である。従って、本発明は従来の問題点を解消したスラ
イドレールのロック機構を提供したもので、極めて有用
なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部切欠斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図4】従来例を示すもので、(A)は一部切正面図、
(B)は態様を異にして示す一部切正面図である。
【符号の説明】
1 外側レール 2 ガイドレール部 3 内側レール 4 ガイドレール部 7 ロック部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 88/16 A47B 88/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下端に内向きにガイドレール部(2) 、
    (2) を設けた外側レール(1) に、該ガイドレール部(2)
    、(2) の内面に臨むガイドレール部(4) 、(4) を上下
    端に外向きに設けた内側レール(3) をスライド自在に取
    り付けて、該外側レール(1) の終端より内寄りの内面に
    前記内側レール(3) のガイドレール部(4) 、(4) の内面
    を弾発押圧するロック部材(7) を設けたことを特徴とす
    るスライドレールのロック機構。
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