JP2978320B2 - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2978320B2
JP2978320B2 JP155992A JP155992A JP2978320B2 JP 2978320 B2 JP2978320 B2 JP 2978320B2 JP 155992 A JP155992 A JP 155992A JP 155992 A JP155992 A JP 155992A JP 2978320 B2 JP2978320 B2 JP 2978320B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信システムに関
し、チャネル制御を行なうディジタルコードレス交換シ
ステムの無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルコードレス交換システムで
は、各接続装置(BS)は例えば図7(A)に示す如く
4多重された無線区間のタイムスロット〜を、1つ
の制御チャネルと3つの通信チャネルとして使用してい
る。制御チャネルは発着信から通信中に遷移するまでに
使用され、通信チャネルは通信中に使用される。
【0003】図7(B)に示す接続装置(BS)10と
移動局(PS)11〜13との通信チャネルの使用状態
を図7(C)〜(F)に示す。
【0004】1ゾーン内のトラヒックが高い場合は、図
8に示す如く、ゾーン15内に複数の接続装置(BS)
11〜13を設置することになる。ゾーン15内には制
御チャネル(T)は1つあれば良いため、1つのBS1
1を除いて他のBS12,13は4つのタイムスロット
を全て通信チャネル(C)として使用することにより、
ゾーン内の通信チャネル数を増加させている。
【0005】図9は制御チャネルを持つBS11の処理
フローチャートを示す。同図中、ステップS1で制御ス
ロット(制御チャネルのスロット)内の信号からPSの
発信又は着信応答の要求発生を認識すると、ステップS
2でBS11内の空きスロットの有無を判別する。空き
スロットが有れば、ステップS3で通信キャリアのキャ
リアセンスを行ない、ステップS4でキャリアを捕捉で
きるとステップS5で制御スロットを使用して捕捉した
キャリアと使用するスロット番号をPSに通知する。
【0006】空きスロットが無い場合、又はキャリア捕
捉ができなかった場合はステップS6で交換機(PB
X)16を介してBS12に対し通信キャリア捕捉依頼
を送信し、受信待ちする(ステップS7)。ステップS
8で捕捉結果を出し、ステップS9の判別で捕捉できる
とステップS10で制御スロットを使用してBS12が
捕捉したキャリアと使用するスロット番号をPSに通知
する。
【0007】ステップS9でキャリア捕捉ができなかっ
た場合はステップS11で交換機(PBX)16を介し
てBS13に対し通信キャリア捕捉依頼を送信し、受信
待ちする(ステップS12)。ステップS13で捕捉結
果を受信し、ステップS14の判別で捕捉できるとステ
ップS15で制御スロットを使用してBS13が捕捉し
たキャリアと使用するスロット番号をPSに通知する。
ステップS14でキャリア捕捉ができなかった場合は、
ステップS16で制御スロットを使用して通信チャネル
を割当てできないことをPSに通知する。
【0008】図10は制御チャネルを持たないBS1
2,13の処理フローチャートを示す。同図中、ステッ
プS20でBS11から通信キャリア捕捉依頼を受信す
るとステップS21で自BS内の空きスロットの有無を
判別する。空きスロットが有ればステップS22で通信
キャリアのキャリアセンスを行ない、ステップS23で
キャリアを捕捉できるとステップS24で捕捉したキャ
リアと使用するスロット番号と共にキャリアを捕捉でき
たことを交換機16を介してBS11に送信する。
【0009】空きスロットが無い場合、又はキャリア捕
捉ができなかった場合はステップS25でキャリアを捕
捉できなかったことを交換機16を介してBS11に送
信する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来方式ではBS11
〜13間でPBX16を経由して通信を行なう必要があ
る。このためBS11では、ステップS6〜S8,S1
1〜S13,BS12,13ではステップS20,S2
4,S25が必要となり、処理が複雑で負担が大きく、
処理遅延が大きいという問題があった。
【0011】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
各接続装置間で通信の必要がなく、処理が簡略化され、
処理遅延が小さくて済む無線通信システムを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、同一ゾーン内に複数の接続装置を配置して、該ゾー
ン内の移動局と無線通信を行う無線通信システムにおい
て、 該複数の接続装置夫々の多重化された無線区間のタ
イムスロットのうち、1つの接続装置の1つのタイムス
ロットを該複数の接続装置が共通で使用する制御チャネ
ルとし、他のタイムスロットを通信チャネルとして使用
する。 請求項2に記載の発明は、同一ゾーン内に複数の
接続装置を配置して、該ゾーン内の移動局と無線通信を
行う無線通信システムにおいて、 該複数の接続装置夫々
の多重化された無線区間のタイムスロットのうち、1つ
を制御チャネルとし、他のタイムスロットを通信チャネ
ルとして使用し、 該複数の接続装置のうち1つを除く他
の接続装置の制御チャネルを通信チャネルに変更可能と
してダイナミックに使用する。
【0013】
【作用】本発明においては、同一ゾーンで最低限必要な
制御チャネルを複数の接続装置のうちの1つの接続装置
に割付け、他の接続装置では制御チャネルを通信チャネ
ルに変更可能としてダイナミックに使用するため、複数
の接続装置は夫々の制御チャネルで移動局の発信要求や
着信待受けを行ない、接続装置間で交換機を介して通信
する必要がなく、かつ、トラヒックが高くなったときス
ロットを効率良く利用することができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明システムの概略構成図を示す。
【0015】同図中、ゾーン15内には接続装置(B
S)21〜23が設置され、これらのBS21〜23夫
々は交換機(PBX)16に接続されている。
【0016】BS21は4多重された無線区間のタイム
スロットを、固定的に1つの制御チャネル(C)と3つ
の通信チャネル(T)として使用する。
【0017】BS22,23は4多重された無線区間の
タイムスロットを、通常時には1つの制御チャネルと3
つの通信チャネル(T)として使用するが、制御チャネ
ルは通信チャネルとして使用することが可能とされてい
る。この設定は、BS初期設定情報として交換機(PB
X)16より設定する。
【0018】なお、各タイムスロットは図2に示す如
く、同期用信号と、信号(データ)の機能を識別するチ
ャネル種別と、このタイムスロットを送信したBS又は
PSを識別する発識別符号と、このタイムスロットを受
信すべきBS又はPSを識別する着識別符号と、信号
(データ)により構成されている。
【0019】図3,図4夫々はBS21〜23夫々の処
理フローチャートを示す。
【0020】図3において、ステップS31で制御スロ
ット内の信号からPSの発信又は着信応答の要求発生を
認識すると、ステップS32で自BS内の空きスロット
の有無を判別する。空きスロットが有ればステップS3
3で通信キャリアのキャリアセンスを行なう。また空き
スロットが無ければステップS34で制御チャネル
(C)を通信チャネル(T)に変更できるかどうかを判
別する。BS21ではこの変更が不可能であり、BS2
2,23では可能である。BS22,23では制御チャ
ネル(C)が存在すればこれが可能であるためステップ
S33に進む。
【0021】ステップS35ではキャリアセンスにより
キャリアの捕捉ができたかどうかを判別し、捕捉ができ
るとステップS36で制御スロットを使用して捕捉した
キャリアと、使用するスロット番号を要求のあったPS
に通知する。
【0022】ステップS34で不可の場合、つまりBS
21の場合、又はステップS35でキャリアを捕捉でき
ない場合はステップS37で制御スロットを使用して、
通信チャネルを割当てることができないことを要求のあ
ったPSに通知する。
【0023】図4において、ステップS40で通信スロ
ットの一つが通信完了し、通話状態から空き状態に移行
したことを認識すると、ステップS41で自BSに制御
チャネルが有るかどうかを判別し、制御チャネルがなけ
ればステップS42で上記空き状態となった通信チャネ
ルのスロットを制御チャネルのスロットに変更する。B
S21では制御チャネルが必ず存在し、またBS22,
23でも制御チャネルが存在する場合は、そのまま処理
を終了する。
【0024】ここで、移動局(PS)は電源立上げ時に
各BS21〜23の報知情報を検索し、電界強度の強い
BSに対して発信要求及び着信待受けを行なう。図5で
はゾーン15内の移動局PSはBS21〜23からの報
知情報が受信可能なため、各BSに対して均等な発信要
求や着信待受けができるように電界強度が閾値を越える
BSの中から乱数を用いて発信要求や着信待受けを行な
うBSを決定する。
【0025】BS22,23が共に制御チャネルを通信
チャネルに変更した状態では、図6に示す如くゾーン1
5内の全ての移動局PSはBS21に対して発信要求や
着信待受けを行なう。しかし、BS22,23で通信ス
ロットが空き状態となるとこれが制御チャネルに変更さ
れるため、BS21に集中している発信要求や着信待受
けが再びBS21〜23に均等となるように、移動局は
定期的又は発着信チャネルハントのためのキャリア捕捉
ができなかった時に、制御チャネルの報知情報を検索し
て電界強度が閾値を越えるBSの中から任意のBSに発
信要求や着信待受けを行なうBSを変更する。
【0026】以上のように、移動局はゾーン内のBS2
1〜23に対して、発信要求や着信待受けを行なうBS
をダイナミックに変更できるように、また、どのBSで
着信待受けを行っていても、PBX16から呼び出せる
ようにする必要があるのでBS21〜23は全て同一の
位置エリア(ゾーン15内)であることを報知し、ま
た、PBX16が子機を呼び出す場合、BS21〜23
の全てに対して呼出しを行う。
【0027】このように、同一ゾーンで最低限必要な制
御チャネルを複数の接続装置21〜23のうちの1つの
接続装置21に割付け、他の接続装置22,23では制
御チャネルを通信チャネルに変更可能としてダイナミッ
クに使用するため、複数の接続装置21〜23は夫々の
制御チャネルで移動局の発信要求や着信待受けを行な
い、接続装置間で交換機を介して通信する必要がなく、
各接続装置21〜23の処理が簡略化され処理遅延が小
さくて済み、かつ、トラヒックが高くなったときスロッ
トを効率良く利用することができる。
【0028】
【発明の効果】上述の如く、本発明の無線通信システム
によれば、各接続装置間で通信の必要がなく、処理が簡
略化され、処理遅延が小さくて済み、効率良く通信を行
なうことができ、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの概略構成図である。
【図2】スロット内フォーマットを示す図である。
【図3】本発明システムのBSの実行する処理のフロー
チャートである。
【図4】本発明システムのBSの実行する処理のフロー
チャートである。
【図5】本発明システムを説明するための図である。
【図6】本発明システムを説明するための図である。
【図7】ディジタルコードレス交換システムを説明する
ための図である。
【図8】従来方式の概略構成図である。
【図9】従来方式のBSの実行する処理のフローチャー
トである。
【図10】従来方式のBSの実行する処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
15 ゾーン 16 PBX 21〜23 接続装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一ゾーン内に複数の接続装置を配置し
    て、該ゾーン内の移動局と無線通信を行う無線通信シス
    テムにおいて、 該複数の接続装置夫々の多重化された無線区間のタイム
    スロットのうち、1つの接続装置の1つのタイムスロッ
    トを該複数の接続装置が共通で使用する制御チャネルと
    し、他のタイムスロットを通信チャネルとして使用する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 同一ゾーン内に複数の接続装置を配置し
    て、該ゾーン内の移動局と無線通信を行う無線通信シス
    テムにおいて、 該複数の接続装置夫々の多重化された無線区間のタイム
    スロットのうち、1つを制御チャネルとし、他のタイム
    スロットを通信チャネルとして使用し、 該複数の接続装置のうち1つを除く他の接続装置の制御
    チャネルを通信チャネルに変更可能としてダイナミック
    に使用することを特徴とする無線通信システム。
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FI110467B (fi) 1997-08-19 2003-01-31 Nokia Corp Informaation siirto tietoliikennejärjestelmässä
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