JP2978299B2 - マイクロカプセルの製造方法 - Google Patents

マイクロカプセルの製造方法

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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は酵母菌をマイクロカプセ
ル皮膜として有し、内部に油脂成分を内包するマイクロ
カプセルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロカプセルは1μm〜数百μmま
での大きさの微粒子として液体、固体、気体を内包し、
そのまわりを薄い皮膜で均一に覆ったものであり、具体
的には、無色及び有色染料、医薬品、農薬、香料、飼料
素材及び食品素材等を内包させたマイクロカプセルが工
業的に製品化されている。マイクロカプセルは、ある特
性をもった物質の外側に薄膜を形成させることでその特
性も同時に封じ込めてしまうことが可能で、必要時に皮
膜を破壊すれば内包された物質を取り出すことができる
ものである。
【0003】マイクロカプセルの製造方法としては、コ
アセルベーション法、界面重合法、in situ 法等が有力
な方法として知られている。 一方、これまで幾つか提
唱されている微生物を利用したマイクロカプセルは、こ
れらとは全くその製法を異にしている。即ち微生物マイ
クロカプセルは微生物の細胞壁を膜材として利用するた
め、内包すべき物質を既に出来上がっている膜材に摂取
させることにより得られる。製造方法としては、具体的
には次のものが挙げられる。米国特許第4001480
号明細書においては、真菌類を低窒素高炭素の培地組成
で培養し、その脂質含有量を40〜60wt%まで高
め、その脂質に可溶性の物質をカプセル化する方法が開
示されている。本方法によれば、カプセル化はカプセル
化すべき物質が真菌類と接触することにより細胞内に取
り込まれ、細胞内に形成された脂肪球中に不動的に保持
される。また特開昭58−107189号公報では、成
長微生物の脂質含量の増量方法として、培地から回収し
た脂質含量10wt%以上の成長微生物(例えば油脂形
成性酵母菌、麦酒酵母菌など)に脂質増量用有機物質
(例えば脂肪族アルコール類、エステル類、芳香族炭化
水素類、水添芳香族炭化水素類)から選択される液体を
包含せしめた後、これら脂質増量用有機物質に可溶な芯
物質となるべき液体を封入してなる微生物カプセルを挙
げている。さらに特開昭61−88871号公報では、
脂質含量10wt%未満の真菌類に疎水性物質もしくは
親水性物質を内包させ、必要時に圧力を加えることで破
壊し中身を取り出すことを特徴とする微生物カプセルを
挙げている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】一般的に油脂は動物
や植物から得られるが、最近では微生物からも製造され
るようになってきた。これら油脂は様々な栄養学的機能
を有しており、その一部は食品素材および飼料素材とし
て有効に利用されている。しかし、油脂は熱、光、酸化
剤等により変質し易く、液状の場合には非常に扱いにく
いといった欠点を有している。油脂をマイクロカプセル
化することによりこれら欠点を改善でき、更に高度な用
途への応用が可能になるものと期待されている。
【0005】油脂をマイクロカプセル化するにあたって
は、食品および飼料へ応用されることを充分考慮して製
造工程を選択すべきである。まず第一に、食品乃至は飼
料として摂取されても、その安全性について何ら懸念す
べきことのない皮膜材が使用されるべきである。第二
に、油脂成分は熱変成を受け易いという特性を有するた
め、過度に高温、長時間の条件を要するカプセル化工程
は避けるべきである。そこで本発明者らは、麦酒酵母
菌、パン酵母菌、トルラ酵母菌等を皮膜材として用い、
油脂のマイクロカプセル化を試みた。用いた酵母菌はい
ずれも脂質含量10wt%未満であり、酵母菌と内包さ
れるべき油脂との接触方法は、これまで提唱されている
実施条件を参考とした。その結果酵母菌の増殖能力の有
無に関わらず、油脂が酵母菌体内に内包される量は極め
て少ないものであり、いかなる場合でも5wt%を越え
ることはなかった。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは酵母菌を
用いた油脂のマイクロカプセル化法の前記問題点を解決
すべく、種々検討を試みたところ、次の手法により解決
されることを見いだした。すなわち、酵母菌体内に内包
せしめんとする油脂をケン化処理もしくはリパーゼ処理
することにより、迅速にしかも多量に酵母菌体内へ摂取
させることが可能となった。
【0007】[油脂の処理]本発明において、油脂はケ
ン化して処理されるか、もしくはリパーゼを用いて処理
される。
【0008】ケン化の条件としては一般的に用いられて
いる方法で良い。良く利用される条件としては、油脂1
00部に水酸化カリウムもしくは水酸化ナトリウムを1
0部〜50部、エタノールを200部〜1000部加
え、還流加熱を1〜4時間行う。このようにして得られ
た油脂ケン化物はそのまま用いても良いが、塩酸、硫酸
等の酸で中和した方が好ましい。更にこの中和の後に、
脂溶性画分のみを抽出、精製して用いることもできる。
【0009】リパーゼ処理の条件としては、該酵素の至
適条件を大きく逸脱しない方法で行えば良い。通常は、
油脂100部に対しリパーゼを0.001部〜5.0部
添加し、20〜60℃で5〜50時間処理を行なう。必
要に応じ乳化剤を用いて、処理の効率化を図ってもよ
い。
【0010】用いるリパーゼとしては、油脂分解性を有
する市販のリパーゼであれば、いずれでも良い。具体的
には例えば、 リパーゼ−OF (酵母由来、名糖産業製) リパーゼ M−AP (カビ由来、天野製薬製) タリパーゼ (カビ由来、田辺製薬製) リパーゼ<東洋> (細菌由来、東洋醸造製) 等が挙げられる。リパーゼによる油脂の処理工程は、通
常酵母菌体へのカプセル化の工程に先だって実施される
が、両工程の温度条件が近接している場合、同時に行う
ことも可能である。
【0011】[酵母菌]本発明で使用される酵母菌とは
出芽もしくは分裂により増殖する微生物の総称である。
具体的には、例えば、 サッカロマイセス属の サッカロマイセス・セレビッシェ (Saccharomyces cerevisiae) サッカロマイセス・ルーキシ (Saccharomyces rouxii) サッカロマイセス・カールスバーゲンシス (Saccharomyces carlsbergensis) キャンディダ属の キャンディダ・ウティリス (Candida utilis) キャンディダ・トロピカリス (Candida tropicalis) キャンディダ・リポリティカ (Candida lipolytica) キャンディダ・フレーベリ (Candida flaveri) 等が使用できる。
【0012】酵母の形状は種類によって種々の形がある
が、なるべく球形に近い形態のものが好ましい。また、
粒径は1〜20μmの範囲が好ましい。本発明で用いら
れるこれらの酵母は、生のままでも乾燥した状態でも良
く、さらに増殖能力のない死滅した状態でもよい。
【0013】酵母菌は、必要に応じ適当な処理を行った
ものでもよい。例えば、これらの酵母菌には、水もしく
は極性溶剤に可溶性の酵素およびタンパク質、アミノ酸
成分、糖質分、核酸成分等の菌体内組織が存在してい
る。ケン化処理もしくはリパーゼ処理した油脂をより大
量に内包させるためには、これら菌体内成分を種々の方
法で抽出した後の酵母菌残渣を用いたほうが好ましい。
これらの酵母菌、もしくは酵母菌残渣は、マイクロカプ
セル化に際し、予め水溶液中に分散させる。その際、必
要に応じ適当な分散剤を用いてもよい。
【0014】[油脂]本発明における油脂とは、動物、
植物及び微生物に広く存在する、グリセリドを主成分と
したエーテル、クロロホルム、石油エーテルなどの非極
性溶媒に可溶性の画分のことである。具体的には以下の
ようなものが挙げられる。 (1)陸産動物油脂 豚脂、牛脂、羊脂、馬油、カエル油、カメ油、ニワトリ
油 (2)水産動物油脂 タラ油、イカ油、イワシ油、ニシン油、サンマ油、サケ
油、カキ油、ナガス鯨脂肉油、イワシ鯨脂肉油、アザラ
シ脂肉油 (3)植物油脂 大豆油、コーン油、米糠油、サフラワー油、パーム油、
ゴマ油、アマニ油、ナタネ油、綿実油、オリーブ油、ヒ
マシ油、落花生油、ツバキ油、カカオ油、ヤシ油 (4)微生物油脂 ノカルディア(Nocardia)属等の細菌によって生成される
油脂 リポマイセス・スターケイー(Lipomyces starkeyi)、ロ
ドトルラ・グラシリス(Rhodotorula gracilis)、キャン
ディダ・リポリティカ(Candidalipolytica) 等の酵母に
よって生成される油脂 モルティエレラ(Mortierella) 属、ペニシリウム・スピ
ニュロサム(Penicillium spinulosum)、アスペルギルス
・ニデュランス(Asper-gillus nidulans)等のカビによ
って生成される油脂
【0015】[カプセル化]ケン化処理もしくはリパー
ゼ処理された油脂の酵母菌へのカプセル化は、該処理済
み油脂と酵母菌が接触することによって行われる。具体
的には油脂をケン化処理もしくはリパーゼ処理した後、
該処理済み油脂を酵母分散液に添加して、一定時間、一
定温度にて撹拌することにより行われる。このときケン
化処理された油脂はそのまま用いても良いが、塩酸、硫
酸等の酸で中和した方が好ましい。カプセル化の効率は
中和操作の有無に殆ど影響を受けないが、中和操作を省
略した場合、油脂ケン化物は親水性の高い状態にあり、
酵母菌体内に一旦は摂取されても安定して保持されにく
いという難点がある。中和の時期としてはカプセル化の
前でも後でも構わない。またリパーゼによる油脂の処理
工程は、通常酵母菌体へのカプセル化の工程に先立って
実施されるが、用いる酵素の種類などにより両工程の温
度条件が近接している場合、同時に行うことも可能であ
る。カプセル化工程における温度は特に限定はされない
が、好ましくは20〜70℃である。通常、時間は1時
間以上必要であるが、ケン化処理またはリパーゼ処理し
た油脂の内包されるべき量、カプセル化工程の温度など
に応じて適宜設定すれば良い。また、ケン化処理または
リパーゼ処理した油脂の分散性向上を補助する役割で界
面活性剤や親水性の有機溶剤を添加しても良い。更に必
要に応じ、硬膜剤、防腐剤、酸化防止剤などの各種劣化
防止剤その他を添加してカプセル化を行うこともでき
る。本工程は酵母菌の培養とは全く異なるものであり、
溶存酸素の供給、糖源、窒素源などの栄養源の添加は全
く不要である。このようにして得られたマイクロカプセ
ルは食品、飼料などの素材に使用される。
【0016】
【実施例】以下に、本発明を実施例により詳細に説明す
る。なお本発明は実施例に限定されるものではない。実
施例中に示された酵母菌重量は、全て乾燥状態での重量
である。また、%で表示してある酵母菌体中の脂質成分
含有率は、全て重量比%である。
【0017】実施例1 [菌体内成分の溶出処理工程]麦酒酵母菌(サッカロマ
イセス・セレビッシェ)20gを含む水分散液200g
を振盪培養機中で温度50℃の条件下で17時間振盪
し、菌体内の水溶性成分を菌体外に溶出させた。遠心分
離操作により、溶出液と酵母菌残渣を分離した後、溶出
液中の溶出物の乾燥重量を測定したところ8.2gであ
り、酵母菌残渣として11.8gが得られた。
【0018】[油脂のケン化]サフラワー油(リノール
油脂製、商品名リノールサラダ油)10gに1Nの水酸
化カリウムを含むエタノール50mlを加え、温度80
℃の条件下で2時間環流してケン化した。
【0019】[カプセル化工程]上記によって得られた
サフラワー油ケン化物分散液は塩酸によりpH7に調節
した。この分散液に酵母菌残渣10g(水分として水4
0gを伴う)を添加し約100gの懸濁液を得た。この
懸濁液を温度37℃の条件下においてマグネットスター
ラーにより18時間撹拌を続けた。かくして得られた懸
濁液の一部をとり、Folchの方法を用いて脂質成分
を抽出し、その重量を測定したところ、酵母菌体の32
%をしめていた。また、このカプセルを水中に懸濁して
24時間放置したが、脂質成分の流出は認められなかっ
た。
【0020】[比較試験]酵母菌残渣10g(水分とし
て水40gを伴う)にエタノール50mlを加え均一に
混合した後、未処理のサフラワー油10gを添加し約1
00gの懸濁液を得た。この懸濁液を温度37℃の条件
下においてマグネットスターラーにより18時間撹拌を
続けた。実施例1と同様の方法で脂質成分を抽出し、そ
の重量を測定したところ、酵母菌体の6%を占めるにす
ぎなかった。酵母菌体が本来含有していた脂質成分は3
%であり、本工程により摂取されたサフラワー油は計算
上わずか3%という結果となった。
【0021】実施例2 [菌体内成分の溶出処理工程]実施例1と同様の方法で
行った。
【0022】[油脂のケン化]イカ油(日本化学飼料
製)5gに2Nの水酸化カリウムを含むエタノール15
mlを加え、温度80℃の条件下で、3時間還流してケ
ン化した。ケン化終了後塩酸でpHを2以下とし脂溶性
画分4.8gを得た。
【0023】[カプセル化工程]酵母菌残渣5gを含む
懸濁液100gに、上記によって得られたイカ油ケン化
物4.8gを添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpHを
中性付近に調節した。この分散液を回転式振盪機中で温
度50℃の条件下で5時間振盪を続けた。実施例1と同
様の方法で脂質成分を抽出し、その重量を測定したとこ
ろ、酵母菌体の60%を占めていた。また、このカプセ
ルを水中に懸濁して24時間放置したが、脂質成分の流
出は認められなかった。
【0024】[比較試験]酵母菌残渣5gを含む懸濁液
100gに未処理のイカ油4.8gを添加し、水酸化ナ
トリウム水溶液でpHを中性付近に調節した。この分散
液を回転式振盪機中で温度50℃の条件下で5時間振盪
を続けた。実施例1と同様の方法で脂質成分を抽出し、
その重量を測定したところ、酵母菌体の6%を占めるに
すぎなかった。酵母菌体が本来含有していた脂質成分は
3%であり、本工程により摂取されたイカ油は計算上わ
ずか3%という結果となった。
【0025】実施例3 [菌体内成分の溶出処理工程]実施例1と同様の方法で
行った。
【0026】[カプセル化工程]酵母菌残渣5g、イカ
油5gに水を加えて100gとし、さらに乳化剤として
コール酸ナトリウム1gを添加して撹拌し、均一な懸濁
液を得た。この懸濁液にリパーゼ−OF(名糖産業製)
を0.005g添加し、温度37℃の条件下においてマ
グネットスターラーにより40時間撹拌を続けた。実施
例1と同種遠心分離で酵母菌体を回収し、含まれる脂質
成分をクロロホルムで抽出し、その重量を測定したとこ
ろ、酵母菌体の39%を占めていた。
【0027】[比較試験]酵母菌残渣5g、未処理のイ
カ油5gに水を加えて100gとし、さらに乳化剤とし
てコール酸ナトリウム1gを添加して撹拌し、均一な懸
濁液を得た。この懸濁液を温度37℃の条件下において
マグネットスターラーにより40時間撹拌を続けた。実
施例1と同様の方法で脂質成分を抽出し、その重量を測
定したところ、酵母菌体の5%を占めるにすぎなかっ
た。酵母菌体が本来含有していた脂質成分は3%であ
り、本工程により摂取されたイカ油は計算上わずか2%
という結果となった。
【0028】
【発明の効果】本発明に示されるように、油脂をケン化
処理もしくはリパーゼで処理することにより、より多量
の油脂成分を酵母菌体中へ内包させることが可能になっ
た。このようにして得られた油脂成分の酵母カプセルは
保持力も良好で、実用上充分使用に足るものである。以
上のごとく、本発明は微生物を用いたマイクロカプセル
化法として、品質的、工業的に優れた手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01J 13/02 B01J 13/02 Z (C12N 1/16 C12R 1:865) (72)発明者 石黒 守 東京都千代田区丸の内三丁目4番2号 三菱製紙株式会社内 (72)発明者 井上 智明 東京都千代田区丸の内三丁目4番2号 三菱製紙株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−17697(JP,A) 特開 平4−117245(JP,A) 特開 平4−63127(JP,A) 特開 平5−253464(JP,A) 特開 平5−91889(JP,A) 特開 昭63−88033(JP,A) 特開 昭62−186937(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C12P 7/64 A23D 9/007 A23L 1/00 C12N 1/16 B01J 13/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油脂を予めケン化処理もしくはリパーゼ
    処理した後、酵母菌に該処理済み油脂を摂取させ、内包
    させることを特徴とするマイクロカプセルの製造方法。
  2. 【請求項2】 該油脂が動物、植物及び微生物を起源と
    する特許請求の範囲第1項記載のマイクロカプセルの製
    造方法。
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ES2921427T3 (es) 2004-01-23 2022-08-25 Eden Research Plc Métodos de eliminación de nematodos que comprenden la aplicación de un componente terpénico encapsulado
PT1753529E (pt) 2004-05-20 2013-11-18 Eden Research Plc Composições contendo uma partícula oca de glucano ou uma partícula de parede celular encapsulando um componente de terpeno, e métodos para a sua produção e utilização

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