JP2977728B2 - 施肥装置付田植機 - Google Patents

施肥装置付田植機

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JP2977728B2
JP2977728B2 JP6286227A JP28622794A JP2977728B2 JP 2977728 B2 JP2977728 B2 JP 2977728B2 JP 6286227 A JP6286227 A JP 6286227A JP 28622794 A JP28622794 A JP 28622794A JP 2977728 B2 JP2977728 B2 JP 2977728B2
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fertilizer
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯留ホッパーと、苗植
付装置の植付機構に連動ロッドを介してクランク連動す
るように連結された繰出し装置との両施肥装置構成体
を、苗載台の苗載せ面に対向する側で、施肥作業位置
と、この施肥作業位置よりも前記苗載せ面の下部から離
間した待機位置とにわたって位置変更可能に、前記苗植
付装置の固定部に連結してある施肥装置付田植機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば実開平6‐38422号公報の図
4に示すように、従来、上記の施肥装置付田植機におい
て施肥装置7は、植付機構4から連動ロッド10を介し
て駆動力を入力する繰出し装置11の上にホッパー12
が配置された装置本体を、植付ケース22に支持された
施肥フレーム14に上下移動可能に支持するとともに、
繰出し装置11の排出口11aを整地フロート側に固定
された肥料投下用ホース13の上端開口部に被せる構造
として構成され、残り苗の取出し時等には、図5に示す
ように繰出し装置11と連動ロッド10との連結を解除
して装置本体を施肥フレーム14に沿って上方に持上げ
移動するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
残り苗の取出し作業を行うに当たり、繰出し装置11と
連動ロッド10との連結を解除しなければならず、解除
操作に手間がかかっていた。また、施肥フレーム14が
苗載せ台に対向して位置し、しかも前記装置本体が苗載
せ台の上方側に位置するために、施肥フレーム14や装
置本体が邪魔になって、残り苗を取り出しにくかった。
【0004】本発明の目的は、残り苗の取出し時におけ
る作業性を向上させることができる施肥装置付田植機を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、連
動ロッドと同一長さで、前記連動ロッドに対して常に平
行になるように姿勢設定された一対の揺動リンク部材を
備える平行4連リンク機構を介して、前記施肥装置本体
を前記苗植付装置の固定部に、前記施肥作業位置から揺
動後退可能に、かつ、前記待機位置が前記苗載せ面の下
部後方側に設定されるように連結してあることにある。
【0006】
【作用】つまり、上記のように構成してあるから、貯留
ホッパーと繰出し装置とから成る施肥装置本体を、立ち
姿勢のまま作業位置から揺動後退させて、苗載せ面の下
部後方側の待機位置に位置させることができる。そして
前記施肥装置本体が揺動後退すると、それに伴って連動
ロッドも、苗植付装置の植付機構と繰出し装置に連結さ
れたまま揺動後退する。
【0007】その結果、残り苗の取出し時においては、
繰出し装置と連動ロッドの連結の解除操作を行う必要が
なくなる。しかも、苗載せ台の上方側が大きく開放され
るから、残り苗を取り出しやすくなる。
【0008】
【発明の効果】従って、繰出し装置と連動ロッドとの連
結の解除操作を行う必要がなくなり、しかも、苗載せ台
の上方側が大きく開放されて、残り苗を取り出しやすく
なるから、残り苗の取出し時における作業性を向上させ
ることができる施肥装置付田植機を提供することができ
た。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1に田植機後部(図示せず)にリンク機構
(図示せず)を介して連設された苗植付装置2が示さ
れ、3は苗載せ台、4は植付け機構、5はフィードケー
ス、6は整地フロート、7は施肥装置である。
【0010】前記施肥装置7は、貯留ホッパー12と、
苗植付装置2の植付機構4に連動ロッド10を介してク
ランク連動するように連結された繰出し装置11とから
成る施肥装置本体1を、苗載台3の苗載せ面3Mに対向
する側で、施肥作業位置と、前記苗載せ面(3M)の下
部後方側の待機位置とにわたって位置変更可能に植付ケ
ース22(苗植付装置の固定部の一例)に連結し、整地
フロート6側に固定された作溝器8に下端部を連結の肥
料投下用ホース13の上端を、繰出し装置11の排出口
11aに着脱自在に接続してある。
【0011】前記繰り出し装置11に対する駆動構造に
ついて説明すると、図3に示すように、左右に互いに隣
接する左側の一対の繰り出し装置11と、左右に互いに
隣接する右側の一対の繰り出し装置11とのそれぞれの
外側面側で、植付アーム9を支持する支軸に対して連結
部材15を架設するとともに(図1参照)、繰り出し装
置11よりロータ軸16を延出し、その延出端に駆動ア
ーム17を取り付け、この駆動アーム17と連結部材1
5とを連動ロッド10で連結して、植付動力で繰り出し
装置11を駆動するように構成してある。前記互いに隣
接する一対の繰り出し装置11の間で、駆動アーム17
同士の周方向の位相をづらして、一方の駆動アーム17
及び連動ロッド10等から成るクランク機構と、他方の
駆動アーム17及び連動ロッド10から成るクランク機
構とが、互いに相手側の回転力によって思案点を容易に
越えることができるように構成してある。
【0012】図2に示すように、前記施肥装置本体1
は、前記施肥作業位置から揺動後退可能に、平行4連リ
ンク機構14を介して前記植付ケース22に連結して、
前記待機位置を上記のように前記苗載せ面3Mの下部後
方側に設定してある。前記平行4連リンク機構14は、
連動ロッド10と同一長さの一対の揺動リンク部材18
を、前記連動ロッド10に対して平行に姿勢設定した状
態で、その上下両端部を、繰出し装置11の側面と植付
ケース22の側面とに各別に枢支連結して構成してあ
る。なお、植付ケース22には、前記施肥作業位置と待
機位置との両位置で施肥装置本体1をピンを介して位置
固定するための一対の位置固定部23a,23bを設け
てある。
【0013】上記構成によれば、残り苗の取出し時に
は、施肥装置本体1を、立ち姿勢のまま作業位置から揺
動後退させて、苗載せ面3Mの下部後方側の待機位置に
位置させることができる。前記施肥装置本体1が揺動後
退すると、それに伴って連動ロッド10も、苗植付装置
の植付機構4と繰出し装置11に連結されたまま揺動後
退する。
【0014】その結果、残り苗の取出し時における繰出
し装置11と連動ロッド10の連結の解除操作を行う必
要がなくなる。しかも、苗載せ面3Mの上方側が大きく
開放されるから、残り苗を取り出しやすくなる。
【0015】〔別実施例〕前記貯留ホッパー12・繰り
出し装置11だけでなく、肥料投下用ホース13及び作
溝器8を一体にして、施肥装置7全体として上記のよう
に揺動後退するものに構成してもよい。
【0016】前記施肥装置7を揺動させる機構として、
油圧シリンダ等のアクチュエータを用いて自動的に行う
ように構成してもよい。
【0017】この発明は施肥装置付歩行型田植機に適用
してもよい。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗植付装置の側面図
【図2】貯留ホッパーが施肥作業位置と待機位置とに位
置変更する状態を示す苗植付装置の縦断側面図
【図3】施肥装置を示す後面図
【符号の説明】
1 施肥装置本体 2 苗植付装置 3 苗載台 3M 苗載せ面 4 植付機構 10 連動ロッド 11 繰出し装置 14 平行4連リンク機構 18 揺動リンク部材 22 苗植付装置の固定部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯留ホッパー(12)と、苗植付装置
    (2)の植付機構(4)に連動ロッド(10)を介して
    クランク連動するように連結された繰出し装置(11)
    とから成る施肥装置本体(1)を、苗載台(3)の苗載
    せ面(3M)に対向する側で、施肥作業位置と、この施
    肥作業位置よりも前記苗載せ面(3M)の下部から離間
    した待機位置とにわたって位置変更可能に、前記苗植付
    装置(2)の固定部(22)に連結してある施肥装置付
    田植機であって、 前記連動ロッド(10)と同一長さで、前記連動ロッド
    (10)に対して常に平行になるように姿勢設定された
    一対の揺動リンク部材(18)を備える平行4連リンク
    機構(14)を介して、前記施肥装置本体(1)を前記
    苗植付装置(2)の固定部(22)に、前記施肥作業位
    置から揺動後退可能に、かつ、前記待機位置が前記苗載
    せ面(3M)の下部後方側に設定されるように連結して
    ある施肥装置付田植機。
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