JP2977328B2 - 同調装置 - Google Patents

同調装置

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JP2977328B2
JP2977328B2 JP3149660A JP14966091A JP2977328B2 JP 2977328 B2 JP2977328 B2 JP 2977328B2 JP 3149660 A JP3149660 A JP 3149660A JP 14966091 A JP14966091 A JP 14966091A JP 2977328 B2 JP2977328 B2 JP 2977328B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/167Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
    • H04N7/171Systems operating in the amplitude domain of the television signal
    • H04N7/1713Systems operating in the amplitude domain of the television signal by modifying synchronisation signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J1/00Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
    • H03J1/0008Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
    • H03J1/0041Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor for frequency synthesis with counters or frequency dividers

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動微同調手段を有
する同調装置に関するものである。
【0002】
【発明の背景】ラジオ受信機やテレビジョン受像機に使
用される同調装置では、情報を担持している搬送波を有
する受信したRF(高周波)信号を、局部発振器の出力
信号とヘテロダインすることによって、IF(中間周波
数)信号の搬送波に対応した情報担持搬送波を持ったI
F信号を生成する。正しい同調状態に相当する公称定格
に対するIF信号の周波数の偏差(ずれ)の極性と大
きさを表わす、基準レベルに対してある極性と大きさを
持った自動微同調(AFT)信号が、IF信号の周波数
を出来るだけ上記公称定格値に近いものとするように微
同調を行なうため、上記局部発振器の出力信号の周波数
を制御するために、通常、使用されている。通常、この
AFT信号は、IF信号の公称定格周波数を含む転移
(トランジション)領域の互に反対側に正方向の山(ハ
ンプ)と負方向の山(ハンプ)とをそれぞれ有するS字
形特性を持っている。もしIF信号の周波数がこの転移
領域内に入っていれば、同調は少なくともほゞ正しいも
のとされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】振幅比較器回路が、A
FT信号が1つまたはそれ以上の閾値レベルに達し、こ
のレベルを通過したことを確認するまで、局部発振器信
号の周波数をステップ状サーチ形式で変化させる同調装
置は多数知られている。たとえば、上記AFT特性の2
つの山の一方に相当する1つの閾値レベルを、両方の山
の中間の転移領域へ向って横切ったときに、サーチを止
めることが知られている。しかし、従来の同調装置で
は、正しい同調周波数に相当するAFT信号の電圧レベ
ルを通過するまでステップ状に同調を行うため、同調が
必ずしも正確に行われないという問題があった。同調を
正確に行うためには同調ステップの幅を狭くすればよい
が、そうすると同調速度が遅くなるという別の問題が生
ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、目的とする
中心周波数すなわち同調周波数の両側に位置する周波数
(AFT信号の正方向、負方向のハンプ)を決定し、こ
れらの周波数に関する情報を用いて正しい局部発振周波
数を計算処理により決定することにより、迅速且つ正確
に同調状態を設定することができる同調装置を得ること
を目的とする。この目的を達成するための本願発明の同
調装置の主要部の構成を、その各構成素子毎に後程説明
する図示の実施例中で使用されている参照番号あるいは
参照符号を付して説明すると、情報担持搬送波を有する
RF信号を供給するRF手段(1)と、制御信号に応答
して制御された周波数を有する局部発振器信号を発生す
る局部発振手段(3)と、上記RF信号と上記局部発振
器信号とを混合して、上記RF信号の上記情報担持搬送
波に対応する情報担持搬送波を含むIF信号を生成する
混合手段(3)と、上記IF信号に応動して、該IF信
号の搬送波周波数の公称定格値からのずれの方向と大き
さを表わす極性と振幅レベルをもつた振幅対周波数応答
を有するAFT信号を生成する自動微同調手段(9)
と、上記AFT信号が、上記IF信号の搬送波周波数の
上記公称定格値からの第1の方向(例えば正方向)の周
波数のずれの大きさに対応する第1の閾値レベル
(VH )と第2の方向(例えば負方向)の周波数のずれ
の大きさに対応する第2の閾値レベル(VL )を通過し
たとき、それぞれ第1の信号と第2の信号を発生する振
幅比較手段(23a、23b)と、上記局部発振器信号
の周波数を制御するための上記制御信号を発生する制御
手段(13、15)と、を具備している。上記の制御手
段は、上記局部発振器信号の周波数を変化させて上記A
FT信号が上記第1の閾値レベル(VH )と第2の閾値
レベル(VL )を順次通過するようにし、また、上記第
1の信号と第2の信号に応答して、上記第1の方向(正
方向)の周波数のずれおよび第2の方向(負方向)の周
波数のずれの各位置を決定し、また上記第1の方向の周
波数のずれの大きさおよび第2の方向の周波数のずれ
大きさの双方を使用して、予め定められた計算処理に従
って正しい同調状態に対応する上記局部発振器信号の周
波数を計算する。上記の制御手段は、例えば、上記第1
の方向の周波数と第2の方向の周波数の大きさを平均す
る計算処理を行う。
【0005】
【実施例の詳細な説明】図1aのテレビジョン受像機
は、各放送すなわち“エアー(air)”チャンネルに
関連した“オフ・ジ・エアー(off−the−ai
r)”RF信号を受信する放送受信アンテナ、各“ケー
ブル(cable)”チャンネルに関連したRF信号を
受信するケーブル分配回路網、あるいはビデオテープ装
置、ビデオディスク・プレーヤ、ビデオカメラ、家庭用
コンピュータ、ビデオゲームのようなテレビジョン付属
装置のいずれかに接続されるRF入力1を含み、更に、
そのRF入力1は同調器3に接続されている。
【0006】また、時には、ビデオテープ装置やビデオ
ディスク・プレーヤのようなテレビジョン付属装置が、
放送受信アンテナやケーブル分配回路網とRF信号入力
1との間に接続され、またRFスイッチング回路が設け
られて、放送受信アンテナやケーブル分配回路網のうち
このスイッチング回路で接続されたものからのRF信
号、あるいはテレビジョン付属装置からのRF信号のい
ずれかを同調器3へ選択的に供給するようにされる。
【0007】同調器3はエヤー・チャンネルあるいはケ
ーブル・チャンネルに同調することができるものであっ
て、技術的に公知であり、時には、“ケーブル・レディ
(cable−ready)”あるいは“ケーブル・コ
ンパティブル(cable−compatible)”
と称される。図示されていないが、周知のように、同調
器3は、RF段と、帯域選択信号及び選択されたチャン
ネルに関連するRF信号を対応するIF信号に変換(ヘ
テロダイン)するための同調電圧に応答する局部発振器
とを含んでいる。帯域選択信号が、選ばれたチャンネル
の同調帯域に従ってRF段及び局部発振器の同調形態を
決定する。また同調電圧の大きさはRF段によって選択
されるRF信号及び局部発振器の周波数を決定する。
【0008】IF信号はIF部5において通常の方法で
処理されて信号処理部7へ結合される。その信号処理部
7はIF信号の変調された映像及び音声搬送波を復調し
て、各出力にベースバンドのビデオ及び音声信号を生成
する。
【0009】IF信号の映像搬送波の周波数の公称定格
周波数値、例えば米国では45.75MHz、からの偏
差を表わす自動微同調(AFT)信号がAFT検出器9
によって生成される。そのAFT信号の代表的なS字形
波形が図1bに示されている。公称定格周波数に対応す
る振幅レベルに対するAFT信号の極性は公称定格周波
数に対する周波数偏差の方向を表わし、また、AFT信
号の振幅は周波数偏差の大きさを表わす。例として、こ
の実施例では、公称定格周波数に対応する振幅レベル以
下の負方向の振幅は負の周波数偏差に対応し、また、正
方向の振幅は正の周波数偏差に対応する。このAFT信
号は以下に述べるように同調過程において使用される。
複合同期(“sync”)信号は同期検出器11によっ
てビデオ信号から取り出される。この複合同期信号は、
映像の同期化用として通常の使い方の他に、以下に述べ
るように、同調過程においても使用される。
【0010】同調器3の同調電圧は選択されたチャンネ
ルに関係するディジタル信号に応答する同調電圧発生器
13によって生成される。その同調電圧発生器13はデ
ィジタル−アナログ変換器を含む電圧合成型のもの、あ
るいは周波数や位相ロック・ループを含む周波数合成型
のものである。好ましい実施例では、同調電圧発生器1
3は固有の正確さと安定性のために周波数合成型のもの
が用いられる。
【0011】位相ロック・ループ(PLL)を含む適切
な周波数合成型の同調電圧発生器はジエイ・タルツ及び
エム・ビー・フレンチの両氏に付与された米国特許第
4,405,947号に開示されている。また、周波数
ロック・ループ(PLL)を含む適切な周波数合成型の
同調電圧発生器は1984年11月27日付けでジエイ
・タルツ氏に付与された米国特許第4,485,404
号に開示されている。例えば、PLL同調電圧発生器が
使用されるものとする。
【0012】簡単に云えば、PLL同調電圧発生器は、
局部発振器信号の周波数を係数Kで分割する固定の分周
器(通常、“プリスケーラ”と称する。)とそのプリス
ケーラ”の出力信号の周波数をプログラム可能な係数N
で分割するプログラム可能な分周器とのカスケード(c
ascade)構成を含む。固定の分周器は水晶発振器
の出力信号の周波数(fXTAL)を係数Rで分割して基準
周波数信号を取り出す。位相比較器はプログラム可能な
分周器の出力信号を基準周波数信号と比較して、プログ
ラム可能な分周器の出力信号と基準周波数信号との間の
位相及び周波数偏差を表わす誤差信号を発生し、その誤
差信号が濾波されて同調電圧が生成される。
【0013】その同調電圧は、fLO=(NK/R)f
XTALとなるまで局部発振器の周波数(fLO)を制御す
る。従って、その局部発振器信号の周波数はプログラム
可能な係数Nを制御することによって制御可能となる。
仮に、(K/R)fXTALが1MHzに等しくなるよう
に、K、R、fXTALが選択されると、NはMHzにおけ
る局部発振器信号の周波数に等しくなる。分周係数Nは
選択されたチャンネルに応答して制御されて、以下に述
べるように非標準周波数RF信号を捜し出して同調させ
る。
【0014】マイクロプロセッサ15は局部発振器信号
の周波数及び同調器3の帯域選択信号を制御するため
に、プログラム可能な係数Nを表わすディジタル信号を
発生する。また、そのマイクロプロセッサ15は読取り
専用記憶装置(ROM)17に記憶されたコンピュータ
・プログラムの制御の下で動作する。この発明と密接な
関係があるプログラムの部分は図3にフローチャート形
式で示されている。マイクロプロセッサ15は使用者制
御キーボード19によって生成される使用者指令信号に
応答する。キーボード19は、簡単のために、マイクロ
プロセッサ15に直接接続されるように図示されている
が、遠隔制御ユニットのキーボードであってもよい。
【0015】キーボード19は、テレビジョン受像機の
オン及びオフの切換え、音量レベルの制御、同調される
チャンネルの選択といったテレビジョン受像機の種々の
機能を制御するためのキーを含むものであって、チャン
ネル選択に密接な関係があるキーのみが図示されてい
る。数字キー(0−9)は、2個の数字の各チャンネル
番号の10位と1位の数字を入力することによってチャ
ンネルを直接選択するために設けられている。
【0016】“チャンネル上昇”(CUP)と“チャン
ネル降下”(CDN)キーはチャンネル選択の“チャン
ネル走査”モードを開始するために設けられたものであ
り、そのモードでは、使用チャンネルの表の中に在るチ
ャンネルが捜し出されるまで周波数が順次増加あるいは
減少されてチャンネルが連続的に同調される。表中に無
いチャンネルはチャンネル走査モード期間に自動的に飛
ばされる。
【0017】使用チャンネルの表はマイクロプロセッサ
15に関連した不揮発性のランダムアクセス記憶装置
(RAM)21に記憶されており、そのRAM21は各
チャンネルに対して複数個の1ビット記憶位置を含む。
論理“1”は各使用チャンネルの記憶位置に記憶され、
また、論理“0”は各不使用チャンネルの記憶位置に記
憶される。それらの記憶位置は選択されたチャンネルの
チャンネル番号に従って指定される。
【0018】キーボード19はまた、同調されるエアー
あるいはケーブルのチャンネルのいずれかを選択するた
めの“エアー/ケーブル”(A/C)キーを含む。同調
されるのがエアー・チャンネルかあるいはケーブル・チ
ャンネルかを示す単一ビット(例えば、エアー・チャン
ネルに対しては論理“1”及びケーブル・チャンネルに
対しては論理“0”)がRAM21内に記憶される。
【0019】キーボード19は更に、RAM21の使用
チャンネル表を自動的にプログラムする“自動プログラ
ミング”モードを開始するための“自動プログラム”
(A−P)キーを含む。自動プログラミングモード期間
に、すべてのチャンネルが同調のために連続的に選択さ
れて、各チャンネルにおいて、以下に述べるようにし
て、有効RFテレビジョン信号が存在するか否かが決定
される。仮に、有効RFテレビジョン信号が存在する時
には、RAM21の各1ビット記憶位置に論理“1”が
入力され、また有効RFテレビジョン信号が存在しない
時には論理“0”が入力される。
【0020】使用者は自動プログラミングモード期間に
捜し出されるすべての使用チャンネルを受信することを
望まないことがある。また、他方において、使用者はビ
デオ・カセット・レコーダ、ビデオゲーム、家庭用コン
ピュータに使用するようなチャンネルであって、連続し
て使用されず、あるいは以下に述べるように、自動プロ
グラミングモード期間に別の理由で捜し出されないよう
なチャンネルに止めるように同調したいことがある。こ
の様な場合のために、キーボード19はまた、RAM2
1に記憶された表から手動でチャンネルを消去したり付
加するために、“消去”及び“付加”キーを含む。数字
キーは“消去”及び“付加”キーと共に使用されて、R
AM21に記憶された表に対してチャンネルの消去及び
付加が行なわれる。
【0021】上述のように、RF入力1はエアー、ケー
ブル、あるいはテレビジョン付属装置のRF信号源に接
続される。エアー・チャンネルのRF信号は低VHF、
高VHF、UHF同調帯域を占有し、FCCで指定され
た標準周波数の搬送波を有する。ケーブル・チャンネル
のRF信号もまた、低VHF、高VHF、UHF帯域を
占有し、更に、低VHF、高VHF、UHF帯域の中間
に在るミッド(mid)、スーパー、(super)、
ハイパー(hyper)、ウルトラ(ultra)帯域
を占有する。同じチャンネル番号で異なるエアーとケー
ブルのチャンネルを表わす。テレビジョン付属装置によ
って生成されたRF信号は通常、2つのVHFチャンネ
ル、例えばチャンネル3と4の1つを選択的に使用す
る。
【0022】前述のように、RF段の同調構成と同調器
3の局部発振器を選択するための帯域選択信号は選択さ
れたチャンネルのチャンネル番号によって制御されると
同様に、RAM21内に記憶されたエアー/ケーブル選
択指示に応答して制御される。更に、マイクロプロセッ
サ15は同調のために選択されたチャンネルのチャンネ
ル番号を適切な分周係数Nに変換し、また、正規(“チ
ャンネル上昇”と“チャンネル降下”)及び自動プログ
ラミングのチャンネル走査期間に連続して生成されるチ
ャンネル番号をエアー/ケーブル選択指示に依存するR
AM21の適切な記憶アドレスに変換する。標準周波数
RF信号を有するエアー・チャンネルに対する分周係数
Nの値はどの受信位置に対しても予め知られているの
で、各エアー・チャンネルのNの正確な値はマイクロプ
ロセッサ15の制御プログラムの一部として記憶可能で
ある。
【0023】しかしながら、各標準周波数からずれた非
標準周波数RF信号を有するケーブル・チャンネル及び
テレビジョン付属装置に対する分周係数Nの値はどの受
信位置に対しても予め知られていないので、ケーブル・
チャンネル及びテレビジョン付属装置に対するNの特定
値を予め記憶することはできない。むしろ、ケーブル分
配回路網あるいはテレビジョン付属装置がRF信号入力
1に接続される時は、Nの正しい値の探索が同調される
各チャンネルに対して行なわれる。この探索期間にNの
値は各標準周波数に対するNの値の周辺の範囲内で階段
状に変化し、Nの各値において有効テレビジョンRF信
号が存在するか否かが決定される。
【0024】探索は、正規の同調モード(このモードで
は、チャンネルは10位と1位の数字キーによって直接
選択されるか、あるいは“チャンネル上昇”及び“チャ
ンネル降下”キーによって間接的に選択される)と自動
プログラミングモード期間の双方において行なうことが
望ましい。どのような非標準RF信号でも殆ど同調する
ことができるように探索は出来るだけ完全でなければな
らないが、そのような完全な探索を行なうためには、特
に自動プログラミングモードにおいては、極端に長い時
間を必要とする。
【0025】或る種の従来の同調装置は標準周波数RF
信号に関するチャンネルだけを捜し出すように制限され
た自動プログラミング装置を有する。このように制限さ
れた自動プログラミング装置は時間を浪費しないが、各
標準周波数に等しい非標準周波数あるいは各標準周波数
に非常に近い非標準周波数の搬送波を有する使用チャン
ネルだけを捜し出す。これは、非常に多くの使用チャン
ネルを備えたケーブル分配回路網に対してアクセスが多
くなるので望ましくない。
【0026】正規の同調モード期間に非標準周波数RF
信号を同調する時間あるいは自動プログラミングモード
期間に非標準周波数RF信号を捜し出す時間を短縮する
ために、この発明の同調装置では、ケーブル分配回路網
が非標準周波数の搬送波を有するRF信号を供給する一
方で、極く普通に使用される非標準周波数が予測可能な
周波数の少数の群に分類され得るという認識を利用して
いる。
【0027】すなわち、図2のaとbに示すように、非
標準周波数RF信号を探索するための同調方法は分割さ
れて、ケーブル分配回路網において極く普通に使用され
る予測可能な非標準周波数に相当する各局部発振器探索
周波数に対応する第1の比較的小さな群のNの値の各々
についてRF信号の存在が最初に検査され、その後、局
部発振器探索周波数に対応する第2の比較的大きな群の
Nの値の各々についてRF信号の存在が検査される。こ
の探索方法は、極く普通に使用される、従って大部分の
非標準RF信号が最初に捜し出されるので比較的速くな
る。同調に対して単一のチャンネルのみが選択される正
規同調モード期間には双方の群の局部発振器探索周波数
が利用されるが、同調に対して全チャンネルが連続的に
選択される自動プログラミングモード期間には第1群の
みが利用される。
【0028】この発明の同調装置による同調方法は自動
プログラミングモードに必要な時間を著しく減少させる
ことが分かった。テレビジョン付属装置に対応するよう
な幾らかの使用チャンネルが自動プログラミングモード
期間に捜し出されなくても、これは二、三の理由によっ
て重大な欠点とはならない。第1に、テレビジョン付属
装置が自動プログラミング動作期間に使用されるような
ことはないので、それに関連するチャンネルは最も完全
な探索方法によってさえも使用のものとして識別される
ことはない。第2に、テレビジョン付属装置に関連した
チャンネルは通常、前以って知られているので使用チャ
ンネルの表に手動で付加することができる。
【0029】この発明を米国で使用されているケーブル
分配回路網に関係して更に詳しく述べる。米国で使用さ
れている主たるケーブル分配回路網は次のような3つの
周波数配分システムの1つを使用している。 1.標準ケーブル・システム:チャンネル2乃至6及び
7乃至13の映像搬送波の周波数がFCC指定の放送
(標準)周波数である。付加チャンネルは91.25M
Hz乃至169.25MHz間及び217.25MHz
乃至643.25MHz間で6MHz間隔の搬送波によ
って設けられる。
【0030】2.HRC(ハーモニカル リレイテッド
キャリア、HarmonicalRelated C
arriers)システム:チャンネル5及び6以外の
全チャンネルの映像搬送波の周波数が標準ケーブル・シ
ステムの各周波数よりも1.25MHzだけ低い周波数
ずれを有する。チャンネル5及び6の搬送波の周波数は
標準ケーブル・システムの各周波数よりも0.75MH
zだけ高い。 3.IRC(インターバル リレイテッド キャリア、
Interval Related Carrier
s):チャンネル5及び6以外の全チャンネルの搬送波
の周波数は標準ケーブル・システムの各周波数からずれ
ていない。チャンネル5及び6の搬送波の周波数は標準
ケーブル・システムの各周波数よりも2.0MHzだけ
高い。
【0031】従って、米国における使用では、同調のた
めに選択されたチャンネル5及び6以外の全チャンネル
に対して、第1群の探索周波数は、 1.標準周波数(NOM)RF映像搬送波に対する局部
発振器周波数;及び 2.NOM−1.25MHz;に対応し、また、チャン
ネル5及び6に対して第1群の探索周波数は、 3.NOM; 4.NOM+0.75MHz;及び 5.NOM+2.0MHz; に対応する。
【0032】実際には、図2aと図2bに示すように、
第1群の探索周波数は複数組の周波数であって、各組は
上述の周波数の1つに対応している。複数組にした理由
は、以下に説明するように有効RFテレビジョン信号の
存在を示すためにAFT信号を使用したことによる。こ
の発明の同調装置では、有効RFテレビジョン信号の存
在はAFT及び/あるいは複合同期信号の状態を調査す
ることによって決定される。AFT比較器23a、23
b及びマイクロプロセッサ15に結合された同期比較器
25がこの目的のために設けられている。
【0033】或るチャンネルを同調するための正規の同
調モードについて最初に説明する。ここで、ケーブル回
路網がRF入力1に接続され、エアー/ケーブル・キー
が操作されて同調装置がケーブル・チャンネルを同調す
る状態に置かされているものと仮定する。以下の説明で
は、図2a、図2b、図3、図4を参照する。
【0034】図1bに示すように、AFT信号は映像搬
送波の公称定格周波数よりも125KHzだけ高い所に
ピークを持ったレベルV以上の正方向のハンプ(hu
mp)を有し、また、公称定格周波数よりも約125K
Hzだけ低い所にピークを持ったレベルV以下の負方
向のハンプを有する。AFT比較器23aと23bによ
る正方向及び負方向のハンプの検出は選択されたチャン
ネルに関するRF搬送波の存在を示す。周波数変化の方
向に対してハンプが検出される順序は有効RFテレビジ
ョン信号の存在を正確に識別する上で重要である。
【0035】この実施例における局部発振器信号(従っ
てIF信号)の周波数減少方向では、正方向のハンプ
(正の周波数偏差を示す)は負方向のハンプ(負の周波
数偏差を示す)の前に現われる。この逆は周波数増加方
向に対して生ずる。比較器23a、23bに供給される
及びV閾値電圧は図1bに示す正方向及び負方向
のハンプを規定するAFT信号のV及びVレベルに
対応している。従って、第1群の局部発振器探索周波数
の探索期間に分周係数Nの値は上述の5つの局部発振器
探索周波数に対して±125KHzの周波数の組を生成
するように規定される。
【0036】或る特定値のNにおいて正方向及び負方向
のAFTハンプの双方がAFT比較器23a、23bに
よって検出されない時は、Nは第1群の探索値内で次の
探索値に変えられる。双方のAFTハンプが第1群中の
いかなる探索値に対しても検出されない時は、有効RF
テレビジョン信号が第1群の探索値に対して見付からな
かったことを示す。この場合には、第2群の探索値を利
用した“同期端(sync edge)”探索が開始さ
れる。この探索を以下に説明する。
【0037】双方のAFTハンプが第1群中の探索値に
対して検出されると、その探索は終了して複合同期信号
が同期比較器25によって検査される。AFT比較器2
3a、23bによって検出された搬送波が映像搬送波で
はなくて音声搬送波である可能性があるので、複合同期
信号が検査される。複合同期信号の周波数及びパルス幅
を測定することによって動作する適切な同期有効性検出
器が前述のタルツ氏の米国特許第4,485,404号
明細書中に記載されている。
【0038】複合同期信号が正しい特性を有するなら
ば、RFテレビジョン信号の映像搬送波は捜し出されて
いるので、探索は終了する。しかし、局部発振器信号の
周波数は最適の同調に対して調節される。すなわち、最
後の(すなわち、負方向の)ハンプが捜し出された時の
局部発振器信号の周波数は公称定格周波数からずれてい
るので、その局部発振器信号の周波数は最後のハンプが
捜し出された時の周波数のままではない。
【0039】むしろ、検出されたIF映像搬送波の最後
の周波数は2つのハンプの間に在るので、その最後の周
波数はそれを正方向及び負方向のハンプが捜し出された
時の周波数の平均値に設定することによって公称定格
F映像搬送波周波数に非常に近くなる。従って、AFT
信号の振幅を閾値レベルV、Vと比較して2つの閾
値レベルの一方を横切ると、この一方のレベルを再度横
切るまで、局部発振器信号の周波数を小階段状に、例え
ば31.25KHZずつ反対方向に調節することによっ
て、IF映像搬送波の周波数は2つのハンプ間に維持さ
れる。
【0040】複合同期信号が正しい条件を持たない時
は、RFテレビジョン信号の映像搬送波が第1群の探索
周波数に対して捜し出されなかったことを示す。この場
合には、負方向及び正方向のハンプが検出されない場合
と同様に、“同期端”探索が開始される。“同期端”探
索期間には、同期比較器25は、第2群の各探索周波数
において複合同期信号を検査するために使用される。図
2aと図2bに示すように、この発明の実施例では、こ
の探索は0.5MHz間隔の周波数ステップで段階的に
行なわれ、公称定格周波数よりも4.0MHzだけ高い
局部発振器周波数で開始され、公称定格周波数よりも
3.0MHzだけ低い局部発振器周波数で終了される。
【0041】有効複合同期信号が前段階で検出されず
(例えば、複合同期比較器25による論理“0”の発生
によって示される。)、現段階で検出された(論理
“1”)場合に、現段階から0.5MHzよりも離れて
いないRFテレビジョン信号の映像搬送波の存在が示さ
れる。“同期端”なる用語は段階同士の間における無効
同期状態から有効同期状態への過渡に対応している。探
索の方向が逆である場合は、映像搬送波を捜し出すため
の検査は有効複合同期状態から無効同期状態への過渡を
調べることになる。
【0042】複合同期信号が有効である時を決定するだ
けで映像搬送波を捜し出すよりももっと正確にその映像
搬送波を捜し出すために“同期端”探索が使用される。
これは、最適同調に対応する局部発振器周波数周辺の非
常に広い範囲(0.5MHzよりも大きい)の局部発振
器周波数に対して同期信号が有効であるためである。従
って、(段階同士の間での過渡に関連させずに)単独で
同期比較器25を使用することは最適値から著しくずれ
た局部発振器周波数を生成することになる。
【0043】有効RF信号の映像搬送波の存在が捜し出
された後、上述のようなAFTハンプ間にIF映像搬送
波の周波数を維持するために使用される動作と同じ動作
が同調を最適にするために使用される。RF搬送波が
“同期端”探索期間に捜し出されない場合は、選択され
たチャンネルの標準周波数RF信号に対応する公称定格
局部発振器周波数が発生される。
【0044】この発明の同調装置では、放送受信アンテ
ナ(標準周波数搬送波のみを供給する)と受像機との間
に上述のようにして接続されたテレビジョン付属装置に
よって供給される非標準周波数RF信号を同調すること
ができるため、探索はエアー・チャンネルに対して無効
にならない。しかしながら、ケーブル・チャンネルに関
連した第1群の予測可能な周波数の1つに対して映像搬
送波は見付かりそうにないので、それらの周波数はエア
ー・チャンネルの同調のために検査されない。
【0045】選択されたチャンネルの公称定格局部発振
器周波数に対してAFTハンプが検出され且つ同調のた
めにエアー・チャンネルが選択されたならば、AFTハ
ンプが公称定格局部発振器周波数に対して検出されたか
どうかについて複合同期の有効性が検査されることはな
い。それは、この場合、搬送波が音声搬送波であること
がないためである。
【0046】自動プログラミングモードと正規同調モー
ドとの主たる相違は、第1群の探索周波数のみが検査さ
れ且つその唯一の検査は正方向及び負方向のAFTハン
プに関するものである(すなわち、複合同期信号の有効
性に関する検査は行なわれない)ということである。自
動プログラミングモード期間に同調されるように選択さ
れた或るチャンネルに関する探索値に対して2つのAF
Tハンプが検出されたならば、そのチャンネルは使用チ
ャンネルの表に加えられるか、あるいは削除される。
【0047】自動プログラミングモードと正規同調モー
ドとの他の相違は、必要な時間を最少に維持するために
この発明の実施例における自動プログラミングモードで
は複合同期信号は検査されないことである。しかしなが
ら、例えば音声搬送波に応答する正及び負のハンプの検
出に基いて使用チャンネルの表に或るチャンネルが誤っ
て加えられる可能性を少なくするために、マイクロプロ
セッサ15のプログラムを変えて複合同期信号の検査を
加えるようにして同調方法を容易に変形することができ
る。しかし、これは予測可能な探索周波数に対しては必
要でない。
【0048】第1群の探索周波数の探索は有効RFテレ
ビジョン信号が存在するような少数の予測可能な周波数
に制限されるので、第1群の探索周波数の探索期間に有
効RFテレビジョン信号の存在を示すためにAFT信号
が使用される。そのAFT信号は、有効RFテレビジョ
ン信号の存在を示す複合同期信号の周波数範囲(例えば
+500KHz乃至−3.5MHz)よりも小さな公称
定格IF映像搬送波周波数周辺の周波数範囲(例えば+
500KHz乃至−1MHz)内で有効テレビジョン信
号の位置を示す。
【0049】従って、複合同期信号が使用されるなら
ば、有効RFテレビジョン信号の位置は、AFT信号が
有効RFテレビジョン信号の位置を示す周波数よりも更
に最適局部発振器周波数から離れた或る特定の探索周波
数によって示されることになる。その結果、有効RFテ
レビジョン信号が上述のように“同期端”探索期間に捜
し出される場合と同様に最適局部発振器周波数を捜し出
すためには、微同調が必要になる。
【0050】この発明の実施例では、複合同期信号を用
いた“同期端”探索が第2群の探索周波数に対して行な
われる。その“同期端”探索は非常に確実にRFテレビ
ジョン信号の映像搬送波の存在を示すことがわかった。
しかしながら、第2群の周波数の探索はAFTハンプを
捜し出すことによっても行なうことができる。この場合
には、上述のように、音声搬送波を識別する可能性を避
けるために、ハンプが検出される場合は複合同期信号の
有効性が検査される。
【0051】周知のように、ケーブル分配装置の多数の
チャンネルは、水平同期成分が抑圧され、反転され、あ
るいはその他の方法で変形された“スクランプル(sc
rambled)”ビデオは成分を有するRF信号を供
給するため、ディスクランブラー(descrambl
er)を必要とする。通常、ディスクランブラーは自身
の同調器を有する別個のケーブル変換器内に配置され
る。
【0052】最近では、ケーブル変換器内の同調器を不
要にし且つテレビジョン受像機の遠隔制御装置を使用し
てチャンネルを選択することができるようにするために
テレビジョン受像機の同調器を利用することが提案され
ている。この場合、受像機は検出されたビデオ信号を外
部ディスクランブラーとの間で授受するための入力及び
出力端子を備えている。
【0053】自動プログラミングモードにおいて、第1
群の周波数の探索はAFTハンプの検出を含むが複合同
期信号の検査を含まないので、第1群内の予測可能な周
波数を有する使用“スクランブル”ケーブル・チャンネ
ルは自動プログラミングモードで捜し出される。しか
し、他の非標準周波数を有する使用“スクランブル”ケ
ーブル・チャンネルは複合同期信号の検査が含まれるの
で、自動プログラミングモードでは捜し出されない。更
に、使用“スクランブル”ケーブル・チャンネルは複合
同期信号の検査のために正規同調モードでは同調されな
い。
【0054】正規同調モードでのAFTハンプが検出後
における有効複合同期信号の検査を省くように同調方法
を変形して、第1群の予測可能な周波数を有する“スク
ランブル”ケーブル・チャンネルの同調を可能にするこ
とができる。しかし、これでは、他の非標準周波数を有
する“スクランブル”ケーブル・チャンネルの同調とい
う問題は解決されない。
【0055】図5は、“スクランブル”ケーブル・チャ
ンネルから生ずる上述の問題を解決するための図3、図
4に示したプログラムの変形を示す。この変形では、複
合同期信号のみを使用する図3、図4に示すプログラム
の“同期端”探索部分が置換されている。根本的には
“同期端”検査に加えて、正方向のAFTハンプから負
方向のAFTハンプへの過渡あるいはクロスオーバーの
検査が連続して段階的に行なわれる。
【0056】具体的に云えば、正方向及び負方向のAF
Tハンプの検査は0.5MHzずつ段階的に行なわれ
る。映像搬送波の位置は、或る段階で正方向のハンプが
検出され次の段階で負方向のハンプが検出されることに
よって示される。(探索の方向が逆の場合は、負方向の
ハンプに続く正方向のハンプが映像搬送波の位置を示
す。)
【0057】正方向のハンプの検出から負方向のハンプ
(実際には負方向のハンプの周波数)への過渡あるいは
AFTクロスオーバーが位置する周波数が記憶される。
しかしながら、第2群の周波数の完全な探索が完了して
無効同期状態から有効同期状態への“同期端”過渡が生
じないことが決定されるまでAFTクロスオーバー周波
数は同調されない。従って、映像搬送波の“同期端”指
示は映像搬送波のAFTクロスオーバー指示よりも先に
行なわれる。これは、正規の映像搬送波がスクランブル
映像搬送波よりも多く生ずるように考えられるためであ
る。
【0058】正方向のハンプとそれに続く負方向のハン
プが同じ搬送波に対応することを確実にするために、検
出されたハンプ同士が1MHz(すなわち、2段階)以
下の間隔で分離されているかどうかを決定する検査が行
なわれる。この目的のために可変PSIが使用され、プ
ログラムにおけるPSI値3は1MHzに対応してい
る。
【0059】低い方の隣接チャンネル音声搬送波の検出
を阻止するために、正方向のハンプから負方向のハンプ
への第2のクロスオーバーが第1のクロスオーバーの周
波数の約1.5MHz後の周波数で検出されるかどうか
を決定する検査が行なわれる。この目的のために可変C
SIが使用され、プログラムにおけるCSI値5は少な
くとも2MHzに対応している。
【0060】正方向のハンプから負方向のハンプへのク
ロスオーバーが検出されて無効同期から有効同期への過
渡が完全な探索の後に捜し出されなかった場合には、局
部発振器周波数は負方向ハンプが検出された周波数に設
定される。それ故、図3、図4に示すように、局部発振
器周波数はそれが2つのハンプ間に位置するまで31.
25KHzずつ段階的に変化させられる。ハンプ間の分
離に関する検査及び/あるいは低い方の隣接チャンネル
音声搬送波を阻止するための検査を省くことが可能であ
り、実際には、これらの検査の前者が容易に省略可能で
あることが分かった。
【0061】
【発明の効果】以上のように本願発明の同調装置は、A
FT信号が定格値からのIF搬送波の各周波数偏差に対
応する第1と第2の閾値レベルを通過したときに決定さ
れる第1と第2の周波数の双方を使用して、計算によっ
て、例えば上記第1の周波数と第2の周波数との平均を
とることによて局部発振器信号の周波数を直接求めるも
のであるから、局部発振器の発振周波数を正確且つ迅速
に設定することができるという効果がある。 以上、こ
発明の好ましい実施例について説明したが、これ以外の
各種の変形も可能である。例えば、複合同期信号の水平
同期成分を使用するような変形も特許請求の範囲に含ま
れるものであり、この変形例も上記と同様の効果を有し
ていることは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】aはこの発明の1実施例である同調装置を具え
たテレビジョン受像機のブロック図、bはその同調装置
の理解に有効なAFT信号波形を示す図である。
【図2】a、bともに図1に示した同調装置の同調方法
を示す波形図である。
【図3】図2aに示す同調方法を設定するための、図1
に示す同調装置のマイクロプロセッサに関するプログラ
ムの一部のフローチャートを示す図である。
【図4】図2bに示す同調方法を設定するための、図1
に示す同調装置のマイクロプロセッサに関するプログラ
ムの一部のフローチャートを示す図である。
【図5】図3および図4のプログラムの変形のフローチ
ャートを示す図である。
【符号の説明】
1 RF手段(RF入力) 3 局部発振手段および混合手段(同調器) 9 自動微同調手段(AFT検出器) 13、15 制御手段(同調電圧発生器、マイクロプロ
セッサ) 23a 振幅比較手段(AFT比較器) 23b 振幅比較手段(AFT比較器)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報担持搬送波を有するRF信号を供給
    するRF手段と、 制御信号に応答して制御された周波数を有する局部発振
    器信号を発生する局部発振手段と、 上記RF信号と上記局部発振器信号とを混合して、上記
    RF信号の上記情報担持搬送波に対応する情報担持搬送
    波を含むIF信号を生成する混合手段と、 上記IF信号に応動して、該IF信号の搬送波周波数の
    公称定格値からのずれの方向と大きさを表わす極性と振
    幅レベルをもつた振幅対周波数応答を有するAFT信号
    を生成する自動微同調手段と、 上記AFT信号が、上記IF信号の搬送波周波数の上記
    公称定格値からの第1の方向の周波数のずれの大きさに
    対応する第1の閾値レベルと第2の方向の周波数のずれ
    の大きさに対応する第2の閾値レベルを通過したとき、
    それぞれ第1の信号と第2の信号を発生する振幅比較手
    段と、 上記局部発振器信号の周波数を制御するための上記制御
    信号を発生する制御手段と、 を具え、 上記制御手段は、上記局部発振器信号の周波数を変化さ
    せて上記AFT信号が上記第1の閾値レベルと第2の閾
    値レベルを順次通過するようにし、 上記制御手段は、上記第1の信号と第2の信号に応答し
    て、上記第1の方向の周波数のずれおよび第2の方向の
    周波数のずれの各位置を決定し、また上記第1の方向の
    周波数のずれの大きさおよび第2の方向の周波数のずれ
    の大きさの双方を使用して、予め定められた計算処理に
    従って正しい同調状態に対応する上記局部発振器信号の
    周波数を計算するものである、 同調装置。
  2. 【請求項2】 上記の予め定められた計算処理は上記第
    1の方向の周波数の大きさと第2の方向の周波数の大き
    を平均する処理である、請求項1記載の同調装置。
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