JP2003101388A - デジタル放送選局装置、デジタル放送の選局方法 - Google Patents

デジタル放送選局装置、デジタル放送の選局方法

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JP2003101388A
JP2003101388A JP2001289379A JP2001289379A JP2003101388A JP 2003101388 A JP2003101388 A JP 2003101388A JP 2001289379 A JP2001289379 A JP 2001289379A JP 2001289379 A JP2001289379 A JP 2001289379A JP 2003101388 A JP2003101388 A JP 2003101388A
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signal
digital
broadcast
channel
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Kosuke Fujita
幸祐 藤田
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル放送波のチャンネルプリセット動作
に要する時間を短縮すること。 【解決手段】 アナログ用チューナ5に設けられている
局部発振器23の発振周波数を、その受信環境におけ
る、最低受信周波数から最高受信周波数の範囲内におい
てスキャンを行い、アナログAFT検波器8において検
波されるAFT検波電圧から、スキャンを行った周波数
範囲内に存在するキャリアの大まかなキャリア周波数を
得るようにする。その後、アナログAFT検波器8のA
FT検波電圧により得たキャリア周波数の近傍をデジタ
ル復調部4内のデジタルAFT回路を用いてサーチする
ことで、最終的に正確なチャンネル周波数を得て選局デ
ータとしてメモリ7aに記憶させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送選局
装置に関わり、特にチャンネルのオートプリセットやチ
ャンネル選局時を行う際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来からテレビジョン受像機などの放送
受信装置においては、例えば工場出荷時や、ユーザ購入
時において、選局チャンネルを決められた選局キーに対
応させてメモリに書き込んでいく、いわゆるオートプリ
セット(チャンネルプリセット)機能を有しているもの
がある。オートプリセット機能は、通常、チューナの選
局周波数(受信周波数)を、その受信環境の受信可能範
囲内における最低周波数と最高周波数との間を掃引(ス
キャン)して、選局周波数のサーチを行い、サーチした
受信周波数のデータを決められた選局キーに割り当てて
メモリに記憶させるようにした機能である。
【0003】オートプリセット時における受信周波数の
検出方法は各種提案されており、その一つに、例えば選
局周波数を自動的に微調整するAFT(Auto Fine Tuni
ng)回路のAFT検波電圧を利用して受信周波数を検出
する方法が知られている。AFT回路は、通常のチャン
ネル選局時、放送局側から送信されてくる送信周波数と
チューナの受信周波数との周波数ずれを微調整するため
の回路である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなAFT回路を利用したオートプリセット動作は、例
えばアナログ放送波を受信可能な放送受信装置では、ア
ナログAFT回路において、チューナにより得られる中
間周波数信号(IF信号)を検波してAFT検波電圧を
得るのに対して、デジタル放送波を受信可能な放送受信
装置では、デジタルAFT回路において、チューナから
のIF信号を復調した復調データからAFTデータを得
るようにしている。
【0005】このため、アナログAFT回路においてA
FT検波電圧を得るのに要する時間と、デジタルAFT
回路においてAFTデータを得るのに要する時間を比較
した場合には、IF信号のデコード処理が必要とされる
デジタルAFT回路のほうが時間を要するものとされ
る。
【0006】従って、AFT回路を利用したオートプリ
セット動作においては、アナログ放送のオートプリセッ
ト時間に比べて、デジタル放送のオートプリセット時間
のほうが極めて長い時間を要するという欠点があった。
今後、デジタル放送が主流になるにしたがって、これま
で以上にデジタル放送のオートプリセット動作が頻繁に
行われることが予想されることから、放送受信装置では
デジタル放送のオートプリセット動作を短時間で行うこ
とができるデジタル選局装置が望まれている。
【0007】また、地上波等のアナログ放送波や、アナ
ログケーブルテレビジョン信号などは、種種の事情によ
って、各国や各地方において放送局側から送信されてく
る放送信号のチャンネル周波数が正規のチャンネル周波
数位置にないことがある。例えばケーブルテレビジョン
信号であれば、ケーブルチャンネル自体のチャンネル周
波数ずれや、多段中継あるいは共聴などによる周波数ず
れにより、正規のチャンネル周波数位置にないことが多
々ある。
【0008】このため、アナログ放送に対応した放送受
信装置に設けられているアナログAFT回路では、最大
2MHz程度の周波数オフセットを想定した選局システ
ムが実施されている。デジタル放送に対応した放送受信
装置に設けられているデジタルAFT回路では、±20
0KHz程度の周波数オフセットを想定した選局システ
ムが実施されている。アナログAFT回路の周波数引き
込み範囲(最大2MHz程度)に比べて、デジタルAF
T回路の周波数引き込み範囲が±200KHz程度と狭
いのは、デジタルAFT回路が復調データによるチャン
ネル照合を主体としているからである。
【0009】しかし、今後、デジタル放送が主流にな
り、その割り当てチャンネル数が増加すると、アナログ
放送波ほどではないにしても、そのチャンネル周波数に
オフセット周波数が与えられることは十分考えられる。
そしてその場合には、上述したように、デジタルAFT
回路の周波数引き込み可能範囲は、アナログAFT回路
ほどダイナミックになっていないため、場合によって
は、チャンネル選局時に、デジタル放送波がデジタルA
FT回路の周波数引き込み可能範囲から外れて、放送受
信装置において受信できなくなることも考えられる。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
したような点を鑑みてなされたものであり、本発明のデ
ジタル放送選局装置は、デジタル放送波から放送信号を
選択し、所定の中間周波数信号に変換して出力するチュ
ーナ手段と、中間周波数信号を復調する復調手段と、中
間周波数信号から放送信号の受信周波数を検出する第1
の検出手段と、復調手段により復調された復調データか
ら、放送信号の受信周波数を検出する第2の検出手段
と、チャンネルプリセット時、チューナ手段の受信周波
数を、第1の検出手段において検出される受信周波数に
設定し、この受信周波数において復調手段により復調さ
れた復調データから、第2の検出手段により放送信号の
受信周波数を判別する判別手段と、判別手段により判別
された受信周波数を選局データとして記憶する記憶手段
とを備えている。
【0011】また、本発明のデジタル放送波から所定の
放送信号を選局するデジタル放送の選局方法は、チャン
ネルプリセット時、チューナ手段の中間周波数信号から
放送信号の受信周波数を検出する第1のステップと、チ
ューナ手段を第1のステップにおいて検出された受信周
波数に設定したときに、復調手段から得られる復調デー
タから放送信号の受信周波数を算出する第2のステップ
とを実行するようにした。
【0012】本発明によれば、チャンネルプリセット時
は、中間周波数信号から、放送信号の大まかな受信周波
数を検出し、チューナ手段を、この大まかな受信周波数
に設定したときに得られる復調データに基づいて、放送
信号の受信周波数を得ることで、復調データから放送信
号の受信周波数を算出する動作を短時間とすることが可
能になる。
【0013】また、本発明のデジタル放送選局装置は、
デジタル放送波から放送信号を選択し、所定の中間周波
数信号に変換して出力するチューナ手段と、中間周波数
信号を復調する復調手段と、中間周波数信号の周波数誤
差を検出する第1の検出手段と、復調手段により復調さ
れた復調データから、中間周波数信号の周波数誤差を検
出する第2の検出手段と、チャンネル選局時、チューナ
手段を所定の選局周波数に設定した際に、第1の検出手
段の検出結果に基づいて、選局周波数が放送信号の受信
周波数となるように、選局周波数の引き込み制御を行っ
た後、第2の検出手段の検出結果に基づいて、選局周波
数が放送信号の受信周波数と一致するように選局周波数
の引き込み制御を行う引込制御手段とを備えている。
【0014】また、本発明のデジタル放送波から所定の
放送信号を選局するデジタル放送の選局方法は、チャン
ネル選局時、チューナ手段を所定の選局周波数に設定し
た際に、第1の検出手段の検出結果に基づいて、選局周
波数が放送信号の受信周波数となるように選局周波数の
引き込み制御を行う第1のステップと、第2の検出手段
の検出結果に基づいて、選局周波数が放送信号の受信周
波数と一致するように選局周波数を引き込み制御を行う
第2のステップとを実行するようにした。
【0015】本発明によれば、チャンネル選局時、チュ
ーナ手段を所定の選局周波数に設定した際に、第1の検
出手段の検出結果に基づいて、選局周波数が放送信号の
受信周波数となるように選局周波数の引き込み制御を行
った後、第2の検出手段の検出結果に基づいて、選局周
波数が放送信号の受信周波数と一致するように選局周波
数の引き込み制御を行うことで、チャンネル選局時にお
ける放送信号の引き込み可能範囲を広くすることが可能
になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本実施の形態としてのデジタル放送
選局装置としての機能を有する放送受信装置の主要ブロ
ックの構成を示した図である。この図1に示す放送受信
装置は、アナログ放送信号とデジタル放送信号の両方を
受信することできる放送受信装置のブロック図が示され
ている。この場合、例えばアンテナ1を介して入力され
るデジタル放送波は、破線で囲って示したデジタル放送
受信用チューナ(以下、「デジタル用チューナ」とい
う)2に供給される。デジタル用チューナ2は、RFア
ンプ11、ミキサ12、局部発振器13により構成され
る。RFアンプ11は、図示していないオートゲインコ
ントロール回路(以下、「AGC回路」という)によ
り、ゲイン調整が可能な高周波増幅器であり、このRF
アンプ11により増幅されたデジタル放送波がミキサ1
2に出力される。ミキサ12は、RFアンプ11にて増
幅されたデジタル放送波に、所定の発振周波数で発振さ
せた局部発振器13の発振出力を混合(ミキシング)す
ることで、所定のデジタル放送波を選択して、中間周波
数信号(IF信号)にダウンコンバートするようにして
いる。そして、このミキサ12から出力されるIF信号
が破線で囲ったデジタル用の中間周波数増幅部(以下、
「デジタル用IF増幅部」という)3に出力される。
【0017】デジタル用IF増幅部3は、SAW(Surfa
ce Acoustic Wave;弾性表面波)フィルタ14とIFア
ンプ15により構成される。SAWフィルタ14は、I
F信号に必要な所定の周波数特性を有するフィルタ回路
であり、このSAWフィルタ14を通過したIF信号
が、IFアンプ15に出力され、IFアンプ15におい
て増幅された後、デジタル復調部4に出力される。な
お、このIFアンプ15も、図示していないAGC回路
によってゲイン調整が行われるため可変増幅器により構
成されている。
【0018】デジタル復調部4は、デジタル用IF増幅
部3からのIF信号に施されている変調方式、例えばQ
AM(Quadrature Amplitude Modulation)方式、VS
B(Vestigial side band)変調方式、あるいはQPS
K(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式に対応
した所要の復調処理を施してベースバンド信号を得るよ
うにしている。また、デジタル復調部4は、第1の検出
手段として、復調した復調データに基づいて、局部発振
器13の発振周波数を微調整するAFT機能(以下、デ
ジタルAFT回路」と表記する)を備えている。
【0019】システムコントローラ7は、例えば小型演
算処理装置(MPU;Micro Processing Unit)等によ
り構成され、例えば内蔵されている不揮発性のメモリ7
aに記憶されている各種情報に基づいて装置全体の制御
を行う。なお、メモり7aは、システムコントローラ7
と別体で構成しても良い。
【0020】一方、アンテナ1を介して入力されるアナ
ログ放送波は、破線で囲って示したアナログ放送受信用
チューナ(以下、「アナログ用チューナ」という)5に
供給される。アナログ用チューナ5も、RFアンプ2
1、ミキサ22、局部発振器23により構成される。こ
の場合、RFアンプ21もゲイン調整が可能な高周波増
幅器によって構成され、図示していないAGC回路によ
りゲイン調整が可能とされる。ミキサ22は、RFアン
プ21において増幅されたアナログ放送波に、局部発振
器23の発振出力をミキシングすることで、所定のアナ
ログ放送波を選択し、IF信号にダウンコンバートす
る。そして、このミキサ22から出力されるIF信号
が、破線で囲ったアナログ用の中間周波数増幅部(以
下、「アナログ用IF増幅部」という)6に出力され
る。
【0021】アナログ用IF増幅部6も、SAWフィル
タ24とIFアンプ25により構成され、SAWフィル
タ24を通過したIF信号が、IFアンプ25に出力さ
れ、IFアンプ25において増幅された後、アナログ映
像/音声IF信号として図示しない後段の回路ブロック
に出力する。
【0022】また、アナログ用IF増幅部6から出力さ
れるアナログ映像/音声IF信号は、第2の検出手段で
あるアナログAFT回路8にも供給され、このAFT回
路8により、局部発振器23の発振周波数を微調整する
ようにしている。
【0023】このように、図1に示した放送受信装置に
は、デジタル放送波のチャンネル選局時、デジタル用チ
ューナ2の局部発振器13の発振周波数を微調整するデ
ジタルAFT回路と、アナログ放送波のチャンネル選局
時、アナログ用チューナ5の局部発振器23の発振周波
数を微調整するアナログAFT回路8が設けられてい
る。
【0024】また、図1に示した放送受信装置では、例
えば工場出荷時やユーザの購入時において、デジタル用
チューナ2及びアナログ用チューナ5の選局チャンネル
のサーチを行い、選局チャンネルの受信周波数データを
決められた選局キーに割り当ててメモリに記憶させるオ
ートプリセット(チャンネルプリセット)機能が備えら
れている。
【0025】そして、図1に示した放送受信装置では、
例えばアナログ放送波のオートプリセット時は、従来同
様、アナログAFT検波器8のAFT検波電圧を用いて
行うい、デジタル放送波のオートプリセット時は、デジ
タル復調部4に設けられているデジタルAFT回路のA
FTデータに加えて、アナログAFT検波器8のAFT
検波電圧も利用して行うようにしている。
【0026】つまり、図1に示した放送受信装置におい
ては、デジタル放送波のオートプリセット時に、アナロ
グ放送波を受信するために設けられている回路ブロック
(アナログ用チューナ5、アナログ用IF増幅部6、ア
ナログAFT検波器8)も動作させるようにしているも
のである。
【0027】なお、オートプリセット時は、アナログ/
デジタルAFT回路による受信周波数の微調整は行って
おらず、したがってアナログAFT検波器8のAFT検
波電圧、及びデジタルAFT回路のAFTデータは、オ
ートプリセット時におけるキャリアの検出のためだけに
用いられるものとされる。
【0028】ここで、一般に、デジタル放送波のデジタ
ル変調信号は、
【数1】 のように示すことができる。そして、この(数1)は、
合成公式により、
【数2】 のように展開することができる。
【0029】従って、この(数2)を積分すれば、デジ
タル放送波は正弦波と見なすことができるので、レスポ
ンスの感度などはアナログ放送波の受信時とは異なるも
のの、アナログ用チューナ5においてデジタル放送波を
受信することが可能になる。
【0030】そこで、図1に示した放送受信装置では、
先ず、アナログ用チューナ5に設けられている局部発振
器23の発振周波数を、その受信環境における、最低受
信周波数から最高受信周波数の範囲内においてスキャン
を行い、アナログAFT検波器8において検波されるA
FT検波電圧から、スキャンを行った周波数範囲内に存
在するキャリアの大まかなキャリア周波数を得るように
している。その後、アナログAFT検波器8のAFT検
波電圧により得たキャリア周波数の近傍をデジタルAF
T回路を用いてサーチすることで、最終的に正確なチャ
ンネル周波数(受信周波数)を得て選局データとしてメ
モリ7aに記憶させるようにしている。
【0031】図2は、上記図1に示した放送受信装置に
おいて、デジタル放送のオートプリセットを行う際にシ
ステムコントローラ7が実行する処理動作を示したフロ
ーチャートである。この場合、先ず、システムコントロ
ーラ7は、ステップS101において、アナログAFT
検波器8を動作状態にする。そして次のステップS10
2において、アナログ用チューナ5に設けられている局
部発振器23の発振周波数を最低受信周波数から最高受
信周波数におけるスキャン動作を開始させるように制御
する。
【0032】次に、システムコントローラ7は、ステッ
プS103において、アナログAFT検波器8からのA
FT検波電圧に基づいてキャリアの検波を行い、キャリ
アを検波したときは、続くステップS104において、
そのキャリアの大まかな周波数をメモリ7aに一時的に
記憶させるようにする。このようなキャリアの検波処理
は、ステップS105において、局部発振器23の発振
周波数が最高受信周波数に到達したと判別するまで行う
ようにしている。
【0033】次に、システムコントローラ7は、上記ス
テップS106において、デジタル用チューナ2に設け
られている局部発振器13の発振周波数を、上記ステッ
プS104においてメモリ7aに記憶させたキャリア周
波数にセットした後、次のステップS107において、
デジタル復調部4によるIF信号のデコード処理を実行
させる。
【0034】そして、続くステップS108において、
デジタル復調部4において復調した復調データに基づい
て、局部発振器13の発振周波数がデジタルAFT回路
の引込可能周波数範囲である±200kHz以内かどう
かの判別を行うことになる。つまり、ここではデジタル
復調部4においてIF信号のデコード処理が適正に行わ
れたかどうかの判別するようにしている。ここで、例え
ばデジタル復調部4においてIF信号のデコード処理が
適正に行われておらず、否定結果が得られたときは、ス
テップS109に進み、局部発振器13の発振周波数
を、その前後の周波数(例えば±100kHz前後の周
波数)に少しずらした後、再度、ステップS107から
の処理を行うことになる。このようなステップS107
〜ステップS109の処理はステップS108において
肯定結果が得られるまで行われる。
【0035】そして、ステップS108において肯定結
果が得られた時点で、ステップS110に進み、ステッ
プS110において、デコードデータから中心周波数を
算出するようにしている。そして、ステップS111に
おいて、上記ステップS110において得られた中心周
波数をチャンネル周波数として、例えば予め決められて
いる選局キーと対応させて選局データをメモリ7aに書
き込むようにする。
【0036】そして、続くステップS112において、
上記ステップS104において、メモリ7aに一時的に
記憶したキャリア周波数についての検索が全て終了した
かどかの判別を行い、終了していなければステップS1
06において、デジタル用チューナ2の受信周波数を新
たなキャリア周波数にセットし直した後、ステップS1
07以降処理を行うことになる。そして、ステップS1
12においてメモリ7aに一時的に記憶したキャリア周
波数についての検索が全て終了したと判別したらデジタ
ル放送波のオートプリセット処理を終えることになる。
【0037】このように図1に示した放送受信装置で
は、デジタル放送波のオートプリセット動作を行うにあ
たり、アナログAFT回路8を用いてデジタル放送波の
大まかな周波数位置を把握した後、デジタルAFT回路
による受信チャンネルのサーチを行うようにしている。
従って、図1に示した放送受信装置によれば、従来のよ
うに、デジタル放送のオートプリセット時において、デ
ジタル復調部4によるデコード処理が必要なデジタルA
FT回路により、受信可能な周波数範囲全体のスキャン
を行う必要が無く、デジタルAFT回路では、アナログ
AFT回路8により得られたキャリア周波数の近傍だけ
をサーチすれば良いことになる。よって、従来に比べて
短時間でデジタル放送のオートプリセットを行うことが
可能になる。
【0038】また、図1に示した第1の実施の形態とし
ての放送受信装置のように、アナログ放送とデジタル放
送の両方を受信することできる放送受信装置に適用した
場合は、予めアナログ用チューナ5が備えられているた
め、ハード的な追加を一切行うことなく、ソフト的な変
更を加えるだけで実現することができる。
【0039】図3は、第2の実施の形態としてデジタル
放送選局装置としての機能を備える放送受信装置の主要
ブロックの構成を示した図である。なお、図1と同一部
位には同一番号を付してその詳細な説明は省略する。こ
の図3に示す放送受信装置では、デジタル用チューナ2
において選択され、所定の中間周波数にダウンコンバー
トされたIF信号がデジタル用IF増幅部3に出力され
る。デジタル用IF増幅部3は、デジタル用チューナ2
から出力されるIF信号を増幅してデジタル復調部4に
出力することで、デジタル復調部4において所要の復調
処理を施してベースバンド信号を得るようにしている。
また、この場合もデジタル復調部4には、復調した復調
データに基づいて、局部発振器13の発振周波数を微調
整するデジタルAFT回路が備えられている。
【0040】そしてこの場合は、アナログAFT検波器
と同等の機能を有するアナログ検波器30を設け、この
アナログ検波器30に、デジタル用IF増幅部3から出
力されるIF信号を分岐させて入力することで、アナロ
グ検波器30において、デジタル用IF増幅部3のIF
信号からAFT検波電圧を得てシステムコントローラ7
に出力するようにされる。
【0041】即ち、図3に示す放送受信装置では、デジ
タル用IF増幅部3から出力されるIF信号からAFT
検波電圧を得るためのアナログAFT検波器30を設
け、デジタル放送波のオートプリセット時は、このアナ
ログ検波器30から出力されるAFT検波電圧を利用し
て、デジタル放送波の大まかな周波数位置を得た後、デ
ジタルAFT回路を用いて最終的なデジタル放送波のチ
ャンネル周波数を検出してメモリ7aに記憶させるよう
にしている。
【0042】ここで、上記したアナログ検波器の具体的
な回路構成例を図4に示す。図4(a)にはクオダラチ
ュアー検波器の回路構成の一例が示されている。この図
4(a)に示すクオダラチュアー検波器は、位相検波器
(phase detector)31、増幅器(AMP)32、90
度移相器33、バンドパスフィルタ(BPF)34によ
って構成される。この場合、デジタル用IF増幅部3か
ら入力されるIF信号は、位相検波器31と90度移相
器33に入力され、90度移相器33の出力がBPF3
4を通して位相検波器31に入力するようにしている。
位相検波器31では、デジタル用IF増幅部3から入力
されるIF信号と、BPF34を介して入力される90
度移相器33の出力信号との位相差を出力し、その位相
差信号を増幅器32で増幅してAFT検波信号として出
力するように構成されている。
【0043】また、図4(b)にはPLL検波器の回路
構成の一例が示されている。この図4(b)に示すPL
L検波器は、位相検波器(phase detector)31、増幅
器(AMP)32、ローパスフィルタ35、電圧制御発
振器(VCO;Voltage-controlled Oscillator)36
によって構成される。この場合、位相検波器31には、
デジタル用IF増幅部3からのIF信号と、VCO36
の出力が入力され、その位相差出力がLPF35を介し
てVCO36にフィードバックされると共に、増幅器3
2において増幅されてAFT検波信号として出力するよ
うに構成されている。なお、この図4(a),(b)に
示したアナログ検波器は、あくまでも一例であり、アナ
ログ検波器30は、これらの検波器に限定されるもので
ないことは言うまでもない。
【0044】図5は、上記図3に示した放送受信装置に
おいて、デジタル放送チャンネルのオートプリセットを
行う際にシステムコントローラ7が実行する処理動作を
示したフローチャートである。この場合も、上記同様、
先ず、システムコントローラ7は、ステップS201に
おいて、アナログAFT検波器8を動作状態にする。そ
して続く、ステップS202において、アナログ用チュ
ーナ5に設けられている局部発振器23の発振周波数を
最低受信周波数から最高受信周波数の範囲においてスキ
ャン動作を開始させるように制御する。
【0045】次に、システムコントローラ7は、ステッ
プS203において、アナログ検波器30からのAFT
検波電圧に基づいてキャリアの検波を行い、キャリアを
検波したらステップS204に進む。そして、ステップ
S204において、デジタル用チューナ2に設けられて
いる局部発振器13の発振周波数を、上記ステップS2
03において検波したキャリアのキャリア周波数にセッ
トした後、次のステップS205において、デジタル復
調部4に入力されるIF信号のデコード処理を実行させ
る。
【0046】そして、続くステップS206において、
デジタル復調部4において復調した復調データに基づい
て、局部発振器13の発振周波数がデジタルAFT回路
の引込可能周波数範囲である±200kHz以内かどう
かの判別を行うことになる。ここで、否定結果が得られ
たときは、ステップS207に進み、ステップS207
において、例えば局部発振器13の発振周波数を少しず
らすなどの近傍サーチ処理を行った後、再度、ステップ
S205からの処理を行うことになる。このようなステ
ップS205〜ステップS207の処理もまたステップ
S206において肯定結果が得られるまで行われる。
【0047】そして、ステップS206において肯定結
果が得られた時点で、ステップS208に進み、ステッ
プS208において、デコードデータから中心周波数を
算出するようにしている。そして、ステップS209に
おいて、上記ステップS208において得られた中心周
波数をチャンネル周波数として、例えば予め決められて
いる選局キーと対応させて選局データをメモリ7aに書
き込むようにしている。
【0048】そしてステップS210において、スキャ
ン周波数が最高受信周波数に到達したかどうかの判別を
行い、最高受信周波数に到達していなければ、ステップ
S203から処理を行うことになる。そして、ステップ
S210において最高受信周波数に到達したと判別した
らデジタル放送波のオートプリセット処理を終えること
になる。
【0049】このように図3に示した放送受信装置で
は、デジタル放送波のオートプリセット動作を行う際
に、アナログ検波器30によりデジタル放送波の大まか
な周波数位置を検出した後、デジタルAFT回路による
受信チャンネルのサーチを行うようにしている。このよ
うにした場合も、従来のデジタル放送波のオートプリセ
ットに比べて、デジタルAFT回路によるサーチ動作範
囲を狭くすることができるため、デジタル放送波のオー
トプリセットを短時間で行うことが可能になる。
【0050】また、図3に示した第2の実施の形態の放
送受信装置のように、デジタル放送波だけを受信する放
送受信装置に適用した場合は、ハード的にはアナログ検
波器30を追加して、他はソフト的な変更を加えるだけ
で、簡単に実現することができる。
【0051】また、図3に示した放送受信装置では、例
えば通常のチャンネル選局時において、先ず、アナログ
検波器30を利用して、大なかな選局チャンネルの引き
込み制御を行った後、デジタルAFT回路を動作させて
選局チャンネルの引き込み制御を行うようにすれば、デ
ジタル放送の引き込み範囲をアナログAFT回路の引き
込み可能範囲(±2MHz)まで拡大することができ
る。
【0052】その場合にシステムコントローラ7が実行
する処理動作は図6に示すようになる。先ず、システム
コントローラ7は、ステップS301において、選局操
作有と判別した時にステップS302に進む。そして、
ステップS302において、デジタル用チューナ2の受
信周波数を選局チャンネルの周波数にセットした後、ス
テップS303に進み、アナログ検波器30をオンにし
て、このアナログ検波器30で検出される中間周波数信
号の周波数誤差情報によりデジタル用チューナ2の選局
周波数の引き込み制御を行うようにする。つまり、アナ
ログ検波器30を用いてデジタル用チューナ2の局部発
振器13の発振周波数を微調整するアナログAFT制御
を行うようにする。
【0053】そして、続くステップS304において、
このアナログAFT制御による選局周波数の引き込みが
完了したら、ステップS305おいて、アナログ検波器
30をオフにしてアナログAFT機能をオフにした後、
ステップS306において、デジタル復調部4の復調デ
ータを利用したデジタルAFT機能をオンにして、デジ
タル用チューナ2の選局周波数の引き込み制御を行うよ
うにする。つまり、デジタル復調部4の復調データから
周波数誤差を検出して、デジタル用チューナ2の選局周
波数の引き込み制御を行う、通常のデジタルAFT制御
を行うようにする。そしてステップS307において、
このデジタルAFT制御による選局周波数の引き込みが
完了した時点で、チャンネル選局時における制御を終え
るようにしている。
【0054】このようにすれば、放送局側から送信され
てくるデジタル放送のチャンネル周波数に、デジタルA
FT回路による引き込み可能な範囲(±200kHz)
より大きいオフセットがあったとしても、確実に選局チ
ャンネルの引き込みを行うことができるようになる。
【0055】なお、これまで説明した本実施の形態のデ
ジタル放送選局装置は、アナログ/デジタルのテレビジ
ョン放送波を受信する放送受信装置に適用した場合を例
に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、本
発明のデジタル選局装置は、テレビジョン放送以外のデ
ジタル放送波を受信可能な各種放送受信装置に適用可能
であることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、チャン
ネルプリセット時は、中間周波数信号から放送信号の大
まかな受信周波数を検出した後、チューナ手段を、この
大まかな受信周波数に設定したときに得られる復調デー
タに基づいて放送信号の受信周波数を得るようにしてい
る。これにより、復調データから放送信号の受信周波数
を算出する動作を短時間とすることが可能になり、デジ
タル放送のチャンネルプリセット動作を短時間で行うデ
ジタル選局装置を提供することが可能になる。
【0057】また、アナログ放送波からの放送信号に対
応した第2のチューナ手段が設けられている場合には、
この第2のチューナ手段を利用して、デジタル放送波か
ら中間周波数信号を得ることで、新たに回路を追加する
ことなく実現することができる。
【0058】また、本発明は、チャンネル選局時、チュ
ーナ手段を所定の選局周波数に設定した際に、第1の検
出手段の検出結果に基づいて、選局周波数が放送信号の
受信周波数となるように選局周波数の引き込み制御を行
った後、第2の検出手段の検出結果に基づいて、選局周
波数が放送信号の受信周波数と一致するように選局周波
数の引き込み制御を行うようにしているため、チャンネ
ル選局時における放送信号の引き込み可能範囲を広くす
ることが可能になる。これにより、放送局側から送信さ
れてくるデジタル放送のチャンネル周波数に、オフセッ
トが与えられたとしても、確実に選局チャンネルの引き
込みを行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態とされる放送受信装
置の構成を示したブロック図である。
【図2】図1に示した放送受信装置のオートプリセット
時におけるシステムコントローラの処理動作を示したフ
ローチャートである。
【図3】第2の実施の形態とされる放送受信装置の構成
を示したブロック図である。
【図4】アナログAFT検波器の回路構成例を示した図
である。
【図5】図3に示した放送受信装置のオートプリセット
時におけるシステムコントローラの処理動作を示したフ
ローチャートである。
【図6】図3に示した放送受信装置のチャンネル選局時
におけるシステムコントローラの処理動作を示したフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 デジタル用チューナ、3 6 IF
増幅部、4 デジタル復調部、5 アナログ用チュー
ナ、7a メモリ、7 システムコントローラ、8 3
0 アナログ検波器、11 21 RFアンプ、12
22 ミキサ、13 23 局部発振器、14 24
SAWフィルタ、15 25 IFアンプ、31 位相
検波器、32 増幅器、33 90度移相器、34 B
PF、35LPF
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月29日(2001.11.
29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】このため、アナログ放送に対応した放送受
信装置に設けられているアナログAFT回路では、最大
2MHz程度の周波数オフセットを想定した選局システ
ムが実施されている。また、デジタル放送に対応した放
送受信装置に設けられているデジタルAFT回路では、
例えばケーブルテレビジョン(CATV)の場合、±2
00KHz程度の周波数オフセットを想定した選局シス
テムが実施されている。アナログAFT回路の周波数引
き込み範囲(最大2MHz程度)に比べて、デジタルA
FT回路の周波数引き込み範囲が±200KHz程度と
狭いのは、デジタルAFT回路が復調データによるチャ
ンネル照合を主体としているからである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】従って、この(数2)を積分すれば、デジ
タル放送波は正弦波と見なすことができるので、レスポ
ンスの感度などはアナログ放送波の受信時とは異なるも
のの、アナログAFT検波器8においてデジタル放送波
検出することが可能になる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】図5は、上記図3に示した放送受信装置に
おいて、デジタル放送チャンネルのオートプリセットを
行う際にシステムコントローラ7が実行する処理動作を
示したフローチャートである。この場合も、上記同様、
先ず、システムコントローラ7は、ステップS201に
おいて、アナログ検波器30を動作状態にする。そして
続く、ステップS202において、デジタル用チューナ
に設けられている局部発振器13の発振周波数を最低
受信周波数から最高受信周波数の範囲においてスキャン
動作を開始させるように制御する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送波から放送信号を選択し、
    所定の中間周波数信号に変換して出力するチューナ手段
    と、 上記中間周波数信号を復調する復調手段と、 上記中間周波数信号から上記放送信号の受信周波数を検
    出する第1の検出手段と、 上記復調手段により復調された復調データから、上記放
    送信号の受信周波数を検出する第2の検出手段と、 チャンネルプリセット時、上記チューナ手段の受信周波
    数を、上記第1の検出手段において検出される受信周波
    数に設定し、この受信周波数において上記復調手段によ
    り復調された復調データから、上記第2の検出手段によ
    り上記放送信号の受信周波数を判別する判別手段と、 上記判別手段により判別された上記受信周波数を選局デ
    ータとして記憶する記憶手段と、 を備えていることを特徴とするデジタル放送選局装置。
  2. 【請求項2】 アナログ放送波から放送信号を選択し、
    所定の中間周波数信号に変換して出力する第2のチュー
    ナ手段を設け、 チャンネルプリセット時、上記第1の検出手段は、上記
    第2のチューナ手段から得られるデジタル放送波の中間
    周波数信号から上記放送信号の受信周波数を検出するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のデジタル放
    送選局装置。
  3. 【請求項3】 デジタル放送波から放送信号を選局する
    デジタル放送波の選局方法において、 チャンネルプリセット時、チューナ手段の中間周波数信
    号から上記放送信号の受信周波数を検出する第1のステ
    ップと、 上記チューナ手段を上記第1のステップにおいて検出さ
    れた受信周波数に設定したときに、復調手段から得られ
    る復調データから上記放送信号の受信周波数を算出する
    第2のステップと、 を実行することを特徴とするデジタル放送の選局方法。
  4. 【請求項4】 デジタル放送波から放送信号を選択し、
    所定の中間周波数信号に変換して出力するチューナ手段
    と、 上記中間周波数信号を復調する復調手段と、 上記中間周波数信号の周波数誤差を検出する第1の検出
    手段と、 上記復調手段により復調された復調データから、上記中
    間周波数信号の周波数誤差を検出する第2の検出手段
    と、 チャンネル選局時、上記チューナ手段を所定の選局周波
    数に設定した際に、上記第1の検出手段の検出結果に基
    づいて、上記選局周波数が上記放送信号の受信周波数と
    なるように、上記選局周波数の引き込み制御を行った
    後、上記第2の検出手段の検出結果に基づいて、上記選
    局周波数が放送信号の受信周波数と一致するように上記
    選局周波数の引き込み制御を行う引込制御手段と、 を備えていることを特徴とするデジタル放送選局装置。
  5. 【請求項5】 デジタル放送波から放送信号を選局する
    デジタル放送波の選局方法において、 チャンネル選局時、チューナ手段を所定の選局周波数に
    設定した際に、第1の検出手段の検出結果に基づいて、
    上記選局周波数が上記放送信号の受信周波数となるよう
    に上記選局周波数の引き込み制御を行う第1のステップ
    と、 上記第2の検出手段の検出結果に基づいて、上記選局周
    波数が放送信号の受信周波数と一致するように上記選局
    周波数を引き込み制御を行う第2のステップと、 を実行することを特徴とするデジタル放送の選局方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510323A (ja) * 2003-10-17 2007-04-19 ソニー エレクトロニクス インク テレビジョンチャンネルマッピングに使用する装置及び方法
JP2008016993A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Clarion Co Ltd テレビジョン放送受信機、及び、放送周波数情報取得方法

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