JP2977117B2 - ブランク材洗浄装置 - Google Patents
ブランク材洗浄装置Info
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- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプレス成形に投
入するブランク材を搬路途中で洗浄する装置に関する。
入するブランク材を搬路途中で洗浄する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プレス成形においては帯状のコイ
ル材を一定寸法に切断したブランク材を積層し、これを
１枚づつ搬路に投入してプレス機に向けて搬送してい
る。ところで、このブランク材の表面には切粉等のゴミ
が付着しており、これをそのままプレス機にてプレス成
形するとデフォーム等の発生要因になるため、事前に表
面を洗浄して付着するゴミを除去する必要がある。この
ため、従来では例えば搬路の途中に配設したローラブラ
シによって掃き取ったり、或いは例えば特公昭４９−３
７４９５号とか、特開昭５６−１９９２３号とか、実開
昭５６−２３２１０号のように高圧噴射装置にてブラン
ク材に洗浄液を噴き付け、付着するゴミ等を洗い流すよ
うな装置が知られている。
ル材を一定寸法に切断したブランク材を積層し、これを
１枚づつ搬路に投入してプレス機に向けて搬送してい
る。ところで、このブランク材の表面には切粉等のゴミ
が付着しており、これをそのままプレス機にてプレス成
形するとデフォーム等の発生要因になるため、事前に表
面を洗浄して付着するゴミを除去する必要がある。この
ため、従来では例えば搬路の途中に配設したローラブラ
シによって掃き取ったり、或いは例えば特公昭４９−３
７４９５号とか、特開昭５６−１９９２３号とか、実開
昭５６−２３２１０号のように高圧噴射装置にてブラン
ク材に洗浄液を噴き付け、付着するゴミ等を洗い流すよ
うな装置が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者のよう
にブラシで掃き取る場合は、板のエッジ等でブラシが摩
耗しやすく維持コストがかかるという難点があり、また
後者のように洗浄液を噴き付ける場合は浮遊ミストが洗
浄室から洩れ出して周囲の雰囲気を悪化させるという問
題があった。
にブラシで掃き取る場合は、板のエッジ等でブラシが摩
耗しやすく維持コストがかかるという難点があり、また
後者のように洗浄液を噴き付ける場合は浮遊ミストが洗
浄室から洩れ出して周囲の雰囲気を悪化させるという問
題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、ブランク材を成形金型に送る搬路途中にチャ
ンバーを配設し、このチャンバー内でブランク材表面に
洗浄液を噴射して洗浄するようにした洗浄装置におい
て、チャンバー内の上流側に送りローラを配設した前室
を区画形成し、その下流のチャンバー内に洗浄液噴射管
を配設した洗浄室を区画形成し、更にその下流のチャン
バー内に拭取りローラを配設した後室を区画形成した。
そして前室と後室に、洗浄液の噴射でチャンバー内に浮
遊するミストを吸引するミスト吸引手段を設けた。ま
た、洗浄室内の洗浄液噴射管を搬路の上流側と下流側に
一対設け、夫々の洗浄液噴射管に搬路方向の直交方向に
沿って所定ピッチで複数の高圧噴射ノズルを設けるとと
もに、上流側の高圧噴射ノズルと下流側の高圧噴射ノズ
ルを半ピッチずらして配置した。
本発明は、ブランク材を成形金型に送る搬路途中にチャ
ンバーを配設し、このチャンバー内でブランク材表面に
洗浄液を噴射して洗浄するようにした洗浄装置におい
て、チャンバー内の上流側に送りローラを配設した前室
を区画形成し、その下流のチャンバー内に洗浄液噴射管
を配設した洗浄室を区画形成し、更にその下流のチャン
バー内に拭取りローラを配設した後室を区画形成した。
そして前室と後室に、洗浄液の噴射でチャンバー内に浮
遊するミストを吸引するミスト吸引手段を設けた。ま
た、洗浄室内の洗浄液噴射管を搬路の上流側と下流側に
一対設け、夫々の洗浄液噴射管に搬路方向の直交方向に
沿って所定ピッチで複数の高圧噴射ノズルを設けるとと
もに、上流側の高圧噴射ノズルと下流側の高圧噴射ノズ
ルを半ピッチずらして配置した。
【０００５】
【作用】チャンバーを前室と洗浄室と後室に区画形成
し、洗浄室の洗浄液噴射管から洗浄液を噴射することで
発生するミストを、前室と後室のミスト吸引手段で吸引
捕捉する。この際、洗浄室を前後に挟む前室と後室から
ミストを吸引することで、細かい粒子のミストの捕捉効
率が高まり、外部に漏洩するミストを少なくすることが
出来る。また、洗浄室内の洗浄液噴射管を搬路上流側と
下流側に一対設け、上流側の噴射で主として大きいゴミ
を洗い流すとともに、下流側の噴射で残されたゴミを洗
い流す。この際、高圧噴射ノズルを半ピッチずらして千
鳥状にすれば、洗浄液の噴射面が広がって洗浄効果があ
がる。
し、洗浄室の洗浄液噴射管から洗浄液を噴射することで
発生するミストを、前室と後室のミスト吸引手段で吸引
捕捉する。この際、洗浄室を前後に挟む前室と後室から
ミストを吸引することで、細かい粒子のミストの捕捉効
率が高まり、外部に漏洩するミストを少なくすることが
出来る。また、洗浄室内の洗浄液噴射管を搬路上流側と
下流側に一対設け、上流側の噴射で主として大きいゴミ
を洗い流すとともに、下流側の噴射で残されたゴミを洗
い流す。この際、高圧噴射ノズルを半ピッチずらして千
鳥状にすれば、洗浄液の噴射面が広がって洗浄効果があ
がる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例について添付した図面に基づ
き説明する。ここで図１は本洗浄装置のチャンバー内の
配置と構成の概要を示す正面図、図２は高圧噴射ノズル
の噴射方向を説明するための部分拡大図、図３は高圧噴
射ノズルの配列を示す平面図である。図１に示すよう
に、ブランク材を１枚づつプレス機に向けて搬送する搬
路１の途中にはチャンバー２が設けられ、このチャンバ
ー２内を通過中にブランク材の表裏面に付着するゴミ、
油等を除去するようにしている。
き説明する。ここで図１は本洗浄装置のチャンバー内の
配置と構成の概要を示す正面図、図２は高圧噴射ノズル
の噴射方向を説明するための部分拡大図、図３は高圧噴
射ノズルの配列を示す平面図である。図１に示すよう
に、ブランク材を１枚づつプレス機に向けて搬送する搬
路１の途中にはチャンバー２が設けられ、このチャンバ
ー２内を通過中にブランク材の表裏面に付着するゴミ、
油等を除去するようにしている。
【０００７】そして、チャンバー２内は搬路上流の前室
３と、搬路中間の洗浄室４と、搬路下流の後室５が夫々
の隔壁６、７にて区画形成され、更に後室５は隔壁８に
て第１後室５ａと第２後室５ｂに区画形成されている。
３と、搬路中間の洗浄室４と、搬路下流の後室５が夫々
の隔壁６、７にて区画形成され、更に後室５は隔壁８に
て第１後室５ａと第２後室５ｂに区画形成されている。
【０００８】前記前室３には、搬路１を挟んで上下一対
となった送りローラとしてのピンチロール１０、１０が
配設されている。このピンチロール１０、１０は、搬路
１に対応するチャンバー２の開口部１１からブランク材
が１枚づつ投入されるとこれを挟み込んで受取り、下流
の洗浄室４に向けて送り込む。尚、チャンバー２の入口
部１１にはブランク材の通過をガイドするガイド部材１
２を設けている。
となった送りローラとしてのピンチロール１０、１０が
配設されている。このピンチロール１０、１０は、搬路
１に対応するチャンバー２の開口部１１からブランク材
が１枚づつ投入されるとこれを挟み込んで受取り、下流
の洗浄室４に向けて送り込む。尚、チャンバー２の入口
部１１にはブランク材の通過をガイドするガイド部材１
２を設けている。
【０００９】前記洗浄室４には、搬路１を挟んで上流側
に上下一対の洗浄液噴射管１３ａ、１３ｂが、下流側に
上下一対の洗浄液噴射管１４ａ、１４ｂがそれぞれ長手
方向を搬路１方向に直交させて配設されている。そし
て、各洗浄液噴射管１３ａ、…、１４ｂには、図３に示
すように、長手方向に沿って所定ピッチｐで複数の高圧
噴射ノズル１５、…が設けられ、搬路１を搬送されるブ
ランク材に向けて例えばアルカリ性洗浄液、又は温水等
の洗浄液を高圧で噴き付けることが出来るようにしてい
る。
に上下一対の洗浄液噴射管１３ａ、１３ｂが、下流側に
上下一対の洗浄液噴射管１４ａ、１４ｂがそれぞれ長手
方向を搬路１方向に直交させて配設されている。そし
て、各洗浄液噴射管１３ａ、…、１４ｂには、図３に示
すように、長手方向に沿って所定ピッチｐで複数の高圧
噴射ノズル１５、…が設けられ、搬路１を搬送されるブ
ランク材に向けて例えばアルカリ性洗浄液、又は温水等
の洗浄液を高圧で噴き付けることが出来るようにしてい
る。
【００１０】また、これら高圧噴射ノズル１５、…の配
列は、図３に示すように上流側と下流側で半ピッチずら
して千鳥状にしている。また、この高圧噴射ノズル１
５、…も向きは、図２に示すように搬路１の上流側に向
けて傾斜角θで傾斜させており、ゴミ等を上流側に押し
流してブランク材の後端から流し落すようにしている。
そして、この洗浄室４を区画する前後の隔壁６、７には
ブランク材の通過を許容する通路口１６、１７を形成
し、各通路口１６、１７間の幅方向両端部等にはブラン
ク材をガイドするガイドバー１８を設けている。
列は、図３に示すように上流側と下流側で半ピッチずら
して千鳥状にしている。また、この高圧噴射ノズル１
５、…も向きは、図２に示すように搬路１の上流側に向
けて傾斜角θで傾斜させており、ゴミ等を上流側に押し
流してブランク材の後端から流し落すようにしている。
そして、この洗浄室４を区画する前後の隔壁６、７には
ブランク材の通過を許容する通路口１６、１７を形成
し、各通路口１６、１７間の幅方向両端部等にはブラン
ク材をガイドするガイドバー１８を設けている。
【００１１】前記第１、第２後室５ａ、５ｂには、それ
ぞれ拭取りローラとしての各一対の第１、第２リンガー
ロール２０、２０、２１、２１を設けている。そして、
これらリンガーロール２０、２１は例えばブランク材よ
り広い横幅とし、表面にウェス等の布を巻いてブランク
材の表面を拭取ることが出来るようにしている。また、
第１、第２後室５ａ、５ｂを区画する隔壁８には通路口
２２と幅方向両端部等のガイドバー２３を設け、更にチ
ャンバー２の出口部２４にはガイド部材２５を設けてブ
ランク材の通過をガイドするようにしている。
ぞれ拭取りローラとしての各一対の第１、第２リンガー
ロール２０、２０、２１、２１を設けている。そして、
これらリンガーロール２０、２１は例えばブランク材よ
り広い横幅とし、表面にウェス等の布を巻いてブランク
材の表面を拭取ることが出来るようにしている。また、
第１、第２後室５ａ、５ｂを区画する隔壁８には通路口
２２と幅方向両端部等のガイドバー２３を設け、更にチ
ャンバー２の出口部２４にはガイド部材２５を設けてブ
ランク材の通過をガイドするようにしている。
【００１２】ところで、前記洗浄室４で高圧噴射ノズル
１５からブランク材に向けて高圧で噴き付けられた洗浄
液は、周囲に飛散してミスト化し洗浄室４に充満した
後、通路口１６、１７、２２を介して前室３、後室５
ａ、５ｂに入り込み、入口部１１、出口部２４からチャ
ンバー２の外部に漏洩しようとする。そこで、本案では
前室３と第２後室５ｂの上部にミスト吸引手段としての
ミスト吸引口２７ａ、２７ｂを設け、ミストコレクタ２
８内に吸引するようにするとともに、下方に落下した洗
浄液を回収するため、チャンバー２の各室３、４、５
ａ、５ｂの下部に回収口２６ａ〜２６ｄを設けてポンプ
Ｐで回収タンク内に回収するようにしている。
１５からブランク材に向けて高圧で噴き付けられた洗浄
液は、周囲に飛散してミスト化し洗浄室４に充満した
後、通路口１６、１７、２２を介して前室３、後室５
ａ、５ｂに入り込み、入口部１１、出口部２４からチャ
ンバー２の外部に漏洩しようとする。そこで、本案では
前室３と第２後室５ｂの上部にミスト吸引手段としての
ミスト吸引口２７ａ、２７ｂを設け、ミストコレクタ２
８内に吸引するようにするとともに、下方に落下した洗
浄液を回収するため、チャンバー２の各室３、４、５
ａ、５ｂの下部に回収口２６ａ〜２６ｄを設けてポンプ
Ｐで回収タンク内に回収するようにしている。
【００１３】ここで、ミスト吸引口２７ａ、２７ｂを洗
浄室４に設けないのは、洗浄室４から直接ミストを吸引
しようとすると、洗浄室４からは完全にミスト化されて
いない粒子の大きいものが主体に吸引され、細かい粒子
のミストは従来通り通路口１６、１７、２２を通って前
室３、後室５ａ、５ｂ内に浮遊し、入口部１１、出口部
２４からの漏洩を大きく減らすことが出来ないからであ
る。
浄室４に設けないのは、洗浄室４から直接ミストを吸引
しようとすると、洗浄室４からは完全にミスト化されて
いない粒子の大きいものが主体に吸引され、細かい粒子
のミストは従来通り通路口１６、１７、２２を通って前
室３、後室５ａ、５ｂ内に浮遊し、入口部１１、出口部
２４からの漏洩を大きく減らすことが出来ないからであ
る。
【００１４】このため、細かい粒子となった浮遊ミスト
を確実に捕捉するためには、ブランク材に噴き付けられ
て飛散する現場から時間的、距離的にある程度離れた前
室３、第２後室５ｂにミスト吸引口２７ａ、２７ｂを設
けるのが有利であり、しかも入口部１１、出口部２４に
近い場所にすることで、チャンバー２外に漏洩するミス
トを減らすことが出来る。
を確実に捕捉するためには、ブランク材に噴き付けられ
て飛散する現場から時間的、距離的にある程度離れた前
室３、第２後室５ｂにミスト吸引口２７ａ、２７ｂを設
けるのが有利であり、しかも入口部１１、出口部２４に
近い場所にすることで、チャンバー２外に漏洩するミス
トを減らすことが出来る。
【００１５】以上のようなブランク材洗浄装置におい
て、チャンバー２の入口部１１から投入されたブランク
材はピンチロール１０で前室３から洗浄室４に送り込ま
れる。そして、洗浄室４では上流側の洗浄液噴射管１３
ａ、１３ｂの高圧噴射ノズル１５、…から洗浄液が噴き
付けられ、主として大きなゴミ等を洗い流した後、下流
側の洗浄液噴射管１４ａ、１４ｂの高圧噴射ノズル１
５、…から洗浄液を噴き付けて残ったゴミ等を洗い流
す。この際、上流側と下流側の高圧噴射ノズル１５、…
が千鳥状に配置されているので、ブランク材に対して洗
浄液が直接高圧で噴き付けられる面積が広がり、洗浄効
果を高めることが出来る。また、高圧噴射ノズル１５、
…の方向を上流側に傾斜させているため、ゴミ等は搬送
方向の後側に向けて押し流され、洗い流し効果を高める
ことが出来る。
て、チャンバー２の入口部１１から投入されたブランク
材はピンチロール１０で前室３から洗浄室４に送り込ま
れる。そして、洗浄室４では上流側の洗浄液噴射管１３
ａ、１３ｂの高圧噴射ノズル１５、…から洗浄液が噴き
付けられ、主として大きなゴミ等を洗い流した後、下流
側の洗浄液噴射管１４ａ、１４ｂの高圧噴射ノズル１
５、…から洗浄液を噴き付けて残ったゴミ等を洗い流
す。この際、上流側と下流側の高圧噴射ノズル１５、…
が千鳥状に配置されているので、ブランク材に対して洗
浄液が直接高圧で噴き付けられる面積が広がり、洗浄効
果を高めることが出来る。また、高圧噴射ノズル１５、
…の方向を上流側に傾斜させているため、ゴミ等は搬送
方向の後側に向けて押し流され、洗い流し効果を高める
ことが出来る。
【００１６】そして、洗浄が終えたブランク材は、後室
５のリンガーロール２０、２１にて表面が拭取られた
後、出口部２４から払い出される。この間、チャンバー
２内に浮遊するミストはミスト吸入口２７ａ、２７ｂか
らミストコレクタ２８に吸引され、下方に落下した洗浄
液は各回収口２６ａ〜２６ｄから回収される。そして、
前記のように洗浄室４からある程度離れ、且つ入口部１
１、出口部２４に近い前室３と第２後室５ｂからミスト
を吸引することで、効率良くミストを捕捉することが出
来る。
５のリンガーロール２０、２１にて表面が拭取られた
後、出口部２４から払い出される。この間、チャンバー
２内に浮遊するミストはミスト吸入口２７ａ、２７ｂか
らミストコレクタ２８に吸引され、下方に落下した洗浄
液は各回収口２６ａ〜２６ｄから回収される。そして、
前記のように洗浄室４からある程度離れ、且つ入口部１
１、出口部２４に近い前室３と第２後室５ｂからミスト
を吸引することで、効率良くミストを捕捉することが出
来る。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明の洗浄装置は、洗浄
液を噴射してブランク材を洗浄する洗浄室の上流側の前
室と下流側の後室にミスト吸引手段を設け、チャンバー
内に浮遊するミストを効率良く捕捉して外部に漏洩させ
ないようにしたため、周囲の雰囲気を良好に保つことが
出来る。この際、洗浄液を噴出する高圧噴射ノズルを上
流側と下流側で半ピッチずらすことで、ブランク材の洗
浄効果を高めることが出来る。
液を噴射してブランク材を洗浄する洗浄室の上流側の前
室と下流側の後室にミスト吸引手段を設け、チャンバー
内に浮遊するミストを効率良く捕捉して外部に漏洩させ
ないようにしたため、周囲の雰囲気を良好に保つことが
出来る。この際、洗浄液を噴出する高圧噴射ノズルを上
流側と下流側で半ピッチずらすことで、ブランク材の洗
浄効果を高めることが出来る。
【図１】本洗浄装置のチャンバー内の配置と構成の概要
を示す正面図
を示す正面図
【図２】高圧噴射ノズルの噴射方向を説明するための部
分拡大図
分拡大図
【図３】高圧噴射ノズルの配列を示す平面図
１…搬路、２…チャンバー、３…前室、４…洗浄室、５
…後室、１０…ピンチロール、１３ａ、１３ｂ、１４
ａ、１４ｂ…洗浄液噴射管、１５…高圧噴射ノズル、２
０、２１…リンガーロール、２７ａ、２７ｂ…ミスト吸
引口。
…後室、１０…ピンチロール、１３ａ、１３ｂ、１４
ａ、１４ｂ…洗浄液噴射管、１５…高圧噴射ノズル、２
０、２１…リンガーロール、２７ａ、２７ｂ…ミスト吸
引口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ２３Ｇ 3/00 Ｃ２３Ｇ 3/00 Ａ
Claims (2)
- 【請求項１】 ブランク材を成形金型に送る搬路途中に
チャンバーを配設し、このチャンバー内でブランク材表
面に洗浄液を噴射して洗浄するようにした洗浄装置にお
いて、前記チャンバー内の上流側に送りローラを配設し
た前室を区画形成し、その下流のチャンバー内に洗浄液
噴射管を配設した洗浄室を区画形成するとともに、更に
その下流のチャンバー内に拭取りローラを配設した後室
を区画形成し、前記前室と後室に、洗浄液の噴射でチャ
ンバー内に浮遊するミストを吸引するミスト吸引手段を
設けたことを特徴とするブランク材洗浄装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のブランク材洗浄装置にお
いて、前記洗浄室内の洗浄液噴射管を搬路の上流側と下
流側に一対設けるとともに、夫々の洗浄液噴射管に、搬
路方向の直交方向に沿って所定ピッチで複数の高圧噴射
ノズルを設け、上流側の洗浄液噴射管の高圧噴射ノズル
と下流側の洗浄液噴射管の高圧噴射ノズルを半ピッチず
らして配置したことを特徴とするブランク材洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6257183A JP2977117B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ブランク材洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6257183A JP2977117B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ブランク材洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08120474A JPH08120474A (ja) | 1996-05-14 |
| JP2977117B2 true JP2977117B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17302838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6257183A Expired - Fee Related JP2977117B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ブランク材洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2977117B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3317477B2 (ja) * | 1996-09-27 | 2002-08-26 | 本田技研工業株式会社 | ブランク材洗浄ブース及びブランク材洗浄装置 |
| CN104759475A (zh) * | 2015-03-31 | 2015-07-08 | 张家港浦项不锈钢有限公司 | 一种不锈钢冷轧酸洗缺陷处理方法 |
| KR101634186B1 (ko) * | 2016-02-23 | 2016-06-28 | 송호정 | 판 형상의 소재 표면의 이물질 제거장치 및 제거방법 |
| CN106513519A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-03-22 | 安徽加文汽车零部件有限公司 | 一种汽车零部件型材板表面清洗涂油装置 |
| CN107034476A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-08-11 | 张家港浦项不锈钢有限公司 | 不锈钢冷轧酸洗过程中清洗段缺陷处理的方法 |
| CN110438515B (zh) * | 2019-08-27 | 2024-05-24 | 中冶南方工程技术有限公司 | 紊流型酸洗装置及带材处理系统 |
| JP7417979B2 (ja) * | 2019-10-01 | 2024-01-19 | 株式会社山田ドビー | 送り装置 |
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1994
- 1994-10-21 JP JP6257183A patent/JP2977117B2/ja not_active Expired - Fee Related
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