JP2976782B2 - 横連鎖型端子金具の製造方法 - Google Patents
横連鎖型端子金具の製造方法Info
- Publication number
- JP2976782B2 JP2976782B2 JP5294020A JP29402093A JP2976782B2 JP 2976782 B2 JP2976782 B2 JP 2976782B2 JP 5294020 A JP5294020 A JP 5294020A JP 29402093 A JP29402093 A JP 29402093A JP 2976782 B2 JP2976782 B2 JP 2976782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal fitting
- horizontal chain
- round hole
- type terminal
- square hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
造方法に関し、特に、送り動作などに使用する端子キャ
リア部の孔の形成に関する。
合、端子キャリア部に丸孔と角孔とを交互に連続して形
成している。丸孔は、製造過程において送り動作に使用
する円柱状のパイロットピンが方向性を問わずに挿入し
やすくできるように必要とされ、角孔は製造された横連
鎖型端子金具に電線を圧着するときに先端が直線状とな
った送り爪が係合するように必要とされる。図11はこ
のようにして形成された横連鎖型端子金具のうち、端子
間のピッチが長目の横連鎖型端子金具を上方より見た状
態を示しており、図12は端子キャリア部における断面
を示している。
位置に静止しており、送り動作が必要となると送り爪1
が一定の送り爪ストロークだけ後方に移動する。このと
き、送り爪1の先端は角孔2bを抜け出るとともに丸孔
3b上を通過するが、送り爪1の先端は前進方向に対し
て鋭角となっており、後進方向に対して鈍角となってい
るので、角孔2bや丸孔3bに対して引っ掛からない。
送り爪1は、角孔2cに入り込むところまで後進する
と、後進した分だけ前進し始める。この前進時には、鋭
角となった送り爪1が角孔2cの縁部に食い込んで係止
するため、端子キャリア部4とともに端子金具5は所定
の位置まで前進する。
うに直線状となっており、直線状の縁部を備えた角孔に
ぴったりと係止する。一方、図14に示すように丸孔だ
とすると、送り爪1が横方向にずれたときに係止位置が
正規の位置と変わってしまい、送り量に不足が生じてし
まう。しかし、角孔であれば横方向にずれたとしても送
り量に不足は生じない。
ッチが短目の横連鎖型端子金具を上方より見た状態を示
しており、図16は端子キャリア部における断面を示し
ている。送り爪1が一定の送り爪ストロークだけ後方に
移動すると、端子間のピッチか短いがゆえに、角孔2e
を離れてから丸孔3e、角孔2f、さらに丸孔3fを通
過して停止し、前進し始める。そして、送り爪ストロー
クだけ前進すれば次の端子金具5が所定位置まで移動す
る。
爪1が丸孔3fに引っ掛かってしまうこともあり、引っ
掛かったまま端子キャリア部4を送り出してしまうこと
がある。すると、次の端子金具5は本来の送り量以上に
送り出されて正規位置を通過してしまい、正常な圧着を
行なえなくなるという課題があった。本発明は、上記課
題にかんがみてなされたもので、製造された端子金具に
電線を圧着する際に、常に所望の送り量だけ送り出しを
行なって圧着を正常に行なうことが可能な横連鎖型端子
金具の製造方法の提供を目的とする。
め、請求項1にかかる発明は、帯板状の板材を切断及び
折り曲げ加工して、縦方向に連続する帯状の端子キャリ
ア部を残しつつ、当該端子キャリア部と直角に連結した
端子金具を製造するにあたり、上記端子キャリア部に送
り動作に使用する円柱状のパイロットピンを挿入可能な
丸孔を空け、当該丸孔に上記パイロットピンを挿入して
送り動作を行なう横連鎖型端子金具の製造方法におい
て、上記丸孔に上記パイロットピンを挿入して行なう送
り動作が不用となってから当該丸孔の位置に、送り方向
に概ね直角な係止辺を有する角孔を形成している。
おいては、パイロットピンで送り動作を行なう必要があ
る間だけ丸孔を保持しておき、不用となったら丸孔と同
じ位置に角孔を形成するため、製造される横連鎖型端子
金具の端子キャリア部には角孔しか形成されていない。
すなわち、端子キャリア部には送り爪が引っ掛かるべき
角孔だけが残されており、かならず角孔に引っ掛かって
所望の送り動作が行なわれる。
リア部に送り爪が引っ掛かってしまう可能性のある丸孔
が残っていないため、製造された横連鎖型端子金具は常
に所望の量だけ送り動作を行なって圧着不良を生じさせ
ないようにすることが可能な横連鎖型端子金具の製造方
法を提供することができる。
明する。図1は、本発明の一実施例における各製造工程
における横連鎖型端子金具の上面図である。なお、各製
造工程の間にも少しずつ横連鎖型端子金具の製造工程が
ある。第一の工程では、図1に示すように、帯板状の素
材板20を上下方向からプレスし、滑り止めや変形防止
のために凹凸を形成する。第二の工程では、図2に示す
ように、先端が尖ったパイロットピンが方向性を問わず
に挿入できるように、端子キャリア部21に位置決め用
の丸孔22を穿孔する。第三の工程が終わった状態で
は、図3に示すように、素材板20を所定の形状に型抜
きして折り曲げ加工を行ない、端子金具23を形成す
る。
キャリア部21における丸孔22を形成した位置に角孔
24を穿孔する。図5は、このようにして製造される横
連鎖型端子金具であって端子間のピッチが短目の横連鎖
型端子金具を上方より見た状態を示しており、図6は端
子キャリア部における断面を示している。図に示すよう
に、送り爪31が端子間ピッチよりも十分に大きなスト
ロークだけ後進したとしても、送り爪31は最初の角孔
24aを離れてから角孔24bだけを通過し、次の角孔
24cにたどり着く前の端子キャリア部21上で停止す
る。従って、再度、前進を始めたとしても最初にひっか
かるのは角孔24bだけであり、端子金具23に対して
所望の送り動作を行なえる。
4が長方形となっているが、要するに先端が直線状とな
った送り爪31が前進するときに係止する直線状の係止
辺25があればよいのであるから、図7〜図10に示す
ように、当該係止辺25以外の辺については湾曲してい
たり斜めとなっていたりするものも当然に含まれる。こ
のように、製造工程において丸孔22が必要なので、と
りあえずは丸孔22を穿孔して形成するものの、丸孔2
2が不用となったらその位置に角孔24を形成し、製造
される横連鎖型端子金具には丸孔22が残らないように
している。
ある。
ある。
ある。
ある。
面図である。
である。
である。
である。
図である。
子金具の上面図である。
を示す断面図である。
る。
る。
子金具の上面図である。
を示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 帯板状の板材を切断及び折り曲げ加工し
て、縦方向に連続する帯状の端子キャリア部を残しつ
つ、当該端子キャリア部と直角に連結した端子金具を製
造するにあたり、上記端子キャリア部に送り動作に使用
する円柱状のパイロットピンを挿入可能な丸孔を空け、
当該丸孔に上記パイロットピンを挿入して送り動作を行
なう横連鎖型端子金具の製造方法において、 上記丸孔に上記パイロットピンを挿入して行なう送り動
作が不用となってから当該丸孔の位置に、送り方向に概
ね直角な係止辺を有する角孔を形成することを特徴とす
る横連鎖型端子金具の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5294020A JP2976782B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 横連鎖型端子金具の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5294020A JP2976782B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 横連鎖型端子金具の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0837080A JPH0837080A (ja) | 1996-02-06 |
JP2976782B2 true JP2976782B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17802223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5294020A Expired - Fee Related JP2976782B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 横連鎖型端子金具の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2976782B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5954997A (en) | 1996-12-09 | 1999-09-21 | Cabot Corporation | Chemical mechanical polishing slurry useful for copper substrates |
JP4920366B2 (ja) * | 2006-10-18 | 2012-04-18 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 連続端子の製造方法、連続端子及び端子原板 |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP5294020A patent/JP2976782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0837080A (ja) | 1996-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE102005049599B4 (de) | Verbinder | |
DE602006000262T2 (de) | Anschlusskontakt, Verbinder mit diesem und Ausbildungsverfahren mit demselben | |
US4712299A (en) | Process for producing electrical contacts for facilitating mass mounting to a contact holder | |
DE2711723A1 (de) | Verfahren zum anschliessen eines feinen drahtes und verbinder zur durchfuehrung dieses verfahrens | |
DE112015004383B4 (de) | Verbindungsaufbau, verbindungsverfahren für ein anschlussteil und kabelbaum | |
DE60037381T2 (de) | Anschlusskontakt und Verbinder | |
DE19853641B4 (de) | Bürstenhaltevorrichtung, die in einem Motor verwendet wird, und Verfahren zur Montage eines Bürstenhalterahmens in der Vorrichtung | |
DE1540643A1 (de) | Elektrische Anschlussklemme und Verfahren zu ihrer Herstellung | |
US9882289B2 (en) | Sheet metal part with improved connection tab geometry | |
JPS5920982A (ja) | 二連ビ−ム電気接点の製造方法 | |
DE60100982T2 (de) | Ein elektrischer Verbinder | |
DE10012262A1 (de) | Buchsen- bzw. Mutter-Anschlußpaßstück | |
US7226323B2 (en) | Chained terminals and method of forming chained terminals | |
DE102004011962A1 (de) | Verbinderanschluß, Verbinder und Montageverfahren | |
JP2976782B2 (ja) | 横連鎖型端子金具の製造方法 | |
DE10301282B4 (de) | Anschlußpaßstück und ein damit versehender Verbinder | |
US9647405B2 (en) | Method of machining a flat harness using a punching machine | |
US3492519A (en) | Commutator and commutator blank for dynamoelectric machines and method of making same | |
EP0092667A1 (de) | Mehrpolige Kontaktleiste | |
DE3224933C2 (de) | Federkontakt für elektrische Steckverbindungen | |
DE3327199A1 (de) | Schaltungsvorrichtung fuer einen elektrischen tastenschalter und verfahren zur herstellung der schaltvorrichtung | |
JP3885510B2 (ja) | クランプバネの製造方法 | |
DE102004038128B4 (de) | Pressschweißverbindungsanschlussstück und Pressschweißverbinder zur Aufnahme desselben | |
DE1465202A1 (de) | Verbindungsklemme zum Andruecken an einen isolierten elektrischen Leitungsdraht | |
EP1643598B1 (de) | Elektrisches Anschlusselement |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990810 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070910 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |