JP2976646B2 - 通帳印字装置 - Google Patents

通帳印字装置

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JP2976646B2 JP29900891A JP29900891A JP2976646B2 JP 2976646 B2 JP2976646 B2 JP 2976646B2 JP 29900891 A JP29900891 A JP 29900891A JP 29900891 A JP29900891 A JP 29900891A JP 2976646 B2 JP2976646 B2 JP 2976646B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等において使
用されるワイヤドットマトリックス型の通帳印字装置
(以下、単に「通帳印字装置」という)に関し、特にインク
リボンのセット不良を検出可能とし、インクリボンのセ
ット不良検出時には印字を停止させるようにした通帳印
字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通帳印字装置においては、インク
リボン収納部とインクリボン巻き取り用のギヤまたはロ
ーラを持ったカセット式のインクリボンが使用されてい
る。また、上述のカセット式のインクリボン(以下、「リ
ボンカセット」という)には、大別して2種類のものがあ
り、その一つは印字ヘッドキャリア上に搭載され、印字
式の印字ヘッドの往復動作の際、リボンカセットも印字
ヘッドと一緒に往復動作するもの、他の一つはリボンカ
セットが印字装置に対して固定的にセットされ、印字ヘ
ッドの往復動作に対してもリボンカセットが固定されて
いるものである。前者の一例を図9(a)に、また、後者
の一例を図9(b)に、それぞれ示す。上記従来技術の前
者は、リボンカセットが印字ヘッドキャリアに搭載され
ているため、大きさの点から、収納可能なインクリボン
の長さに制約があり、インクの濃度寿命が長く保てない
という問題があった。このため、最近は、長いインクリ
ボンを収納可能な、後者の固定式リボンカセットが多く
用いられるようになってきている。しかし、固定式リボ
ンカセットにも、以下に示す如き問題がある。すなわ
ち、印字ヘッドの往復動作に対し、往復動作範囲内には
リボンカセットのリボンガイド部材を設けることができ
ないため、インクリボンが広範囲にわたって露出し、印
字の際に印字ヘッドワイヤ先端部からインクリボンが外
れ易いという問題である。これは、図9(a)に示すキャ
リア搭載型のリボンカセットにおいては、インクリボン
1がリボンカセット2から露出するのが、図中のAの部
分だけであるのに対して、図9(b)に示す固定式リボン
カセットにおいては、インクリボン1がリボンカセット
2から露出するのが、図中のBの部分となることによ
る。そこで、後者の固定式リボンカセットにおいては、
リボン外れを防止するために、印字ヘッド3の先端部に
リボンガイド4を設けて、印字ヘッドの往復動作時に、
インクリボン1が印字ヘッド3の先端部から外れないよ
うに配慮がなされている。しかし、上述の従来技術で
は、正しくセットされたインクリボン1が印字中に印字
ヘッド3から外れないようには配慮されているものの、
インクリボン1をセットしたときに、インクリボン1が
印字ヘッド3の先端部とリボンガイド4の間に正しくセ
ットされているか否かについてのチェックは行っていな
い。なお、これに関しては、例えば、実開昭63-68463号
公報に開示されている如きインクリボンの通過ルート上
にインクリボンのたるみを検出する手段を設けた印字装
置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
は、リボンカセットを印字装置にセットした際に、イン
クリボンが印字ヘッドの先端部とリボンガイドとの間に
正しくセットされていなければ、印字の際に印字不良が
発生してしまうという問題に対しては配慮がなされてい
ない。これは、ワードプロセッサ等の印字装置であれ
ば、印字のやり直しも可能であるが、通帳印字の如く、
過去のデータが記載されている媒体,印字すべき行が管
理されている媒体については、印字をやり直すことが困
難であり、重大な問題となる。本発明は上記事情に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、従来の技
術における上述の如き問題を解消し、インクリボンのセ
ット状態を事前にチェックし、インクリボンのセット不
良検出時には印字を停止して、印字不良を未然に防止す
るようにした通帳印字装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ワ
イヤドット型印字ヘッドの往復動作により、前記印字ヘ
ッドのワイヤ先端部に配置されたインクリボンを介して
通帳等の印字媒体に印字を行う通帳印字装置において、
前記印字ヘッドのワイヤ先端部に配置されたインクリボ
ンのセット状態を検知する検知手段と、前記検知手段に
より前記インクリボンのセット状態を検知する前に、初
期復旧動作において複数回の印字ヘッド往復動作を行う
如く制御し、その後、該検知手段がインクリボンのセッ
ト状態異常を検知した場合には装置の動作を停止する如
く制御する制御手段とを設けたことを特徴とする通帳印
字装置、または、所定の印字パターンの試し印字結果を
イメージリーダにより読み取り、該読み取り結果におけ
る黒を示すビットの数を予め設定された値と比較するこ
とにより、前記印字ヘッドのワイヤ先端部に配置された
インクリボンのセット状態良否を判定する判定手段と、
該判定手段により前記インクリボンのセット状態良否を
判定する前に、初期復旧動作において複数回の印字ヘッ
ド往復動作を行う如く制御し、その後、該判定手段がイ
ンクリボンのセット状態異常を出力した場合には装置の
動作を停止する如く制御する制御手段とを設けたことを
特徴とする通帳印字装置、または、初期復旧動作に、複
数行の印字を行った後、前記判定手段により前記インク
リボンのセット状態良否を判定する如く構成したことを
特徴とする通帳印字装置によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る通帳印字装置(以下、単に「装置」
ともいう)においては、本来の業務に入る前にインクリ
ボンのセット状態を検知または判定して、セット不良が
あれば装置の運用を停止することができるため、通帳へ
の印字不良を未然に防止することが可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す通帳印字
装置の概略側面図である。図中、5は通帳挿入口、6は
通帳の各頁に印刷されているバーコードを読み取り頁
や、印字済みの行を読み取り次に印字すべき行を認識す
るイメージリーダ、7は通帳の表紙に貼り付けられてい
る磁気ストライプに書き込まれている内容を読み取る磁
気ヘッド(MSヘッド)、8は印字ヘッド3に対向して配
置されているプラテン、12は搬送ローラ対、14は通
帳の頁替えを行うための頁替えローラ、15は通帳を使
用しないで取引を行ったユーザに、取引内容を知らせる
ための単票の繰り出しホッパ、16はユーザが通帳また
は単票を取り忘れた場合にこれを回収するための回収
箱、17は本実施例に示す装置の制御を司る制御パッケ
ージ部、18は電源ユニットを示している。上述の印字
ヘッド3はキャリア9に取り付けられていて、サポート
レール10上を図の紙面に垂直な方向に往復移動して印
字を行う。また、印字ヘッド3の先端部11には、リボ
ンカセット2から供給・回収されるインクリボン1が配
置されている。インクリボン1は、印字ヘッド3の往復
動作の際に、印執ヘッド先端部11から外れないよう
に、図2(a)(b)に示す如く、印字ヘッド先端部11の
近傍でキャリア9上に設けられたリボンガイド4により
ガイドされている。
【0007】本装置の一般的な動作は次の通りである。
印字すべき頁を開いた形で挿入口5から挿入された通帳
は、搬送ローラ対12により順次搬送され、イメージリ
ーダ6の下を通過する。このとき、イメージリーダ6
は、開かれた通帳の各頁に印刷されているバーコードを
読み取り頁の認識を行い、また、印字済み行を読み取り
次に印字すべき行の認識を行う。次に、通帳は磁気ヘッ
ド7上に進み、ここで、通帳の表紙に貼り付られている
磁気ストライプの内容の読み取りが行われる。磁気スト
ライプには、通常、口座番号,通帳使用頁,印字済み行
等の取引に必要なデータが記録されている。また、この
磁気ヘッド7により、新たに行われた取引に基づき、そ
の記録内容が更新される。磁気記録の処理が終了する
と、通帳は印字すべき行が、プラテン8の位置になるよ
うに進む。この位置において、上方に設けられている印
字ヘッド3により、印字が行われる。所定の印字が終了
すると、通帳は搬送ローラ対12により今までと逆の方
向に搬送され、挿入口5から排出されてユーザに返却さ
れる。なお、印字中に頁が満杯になった場合には、頁替
えローラ14により頁替えを行う。
【0008】次に、本実施例に示す装置における、イン
クリボンのセット不良と印字品質の関係について、図2
(a)〜(e)を用いて説明する。図2(a)(b)は、インク
リボンが正しくセットされている場合を示している。こ
の場合には、インクリボン1は、印字ヘッド先端部11
の近傍でキャリア9に設けられたリボンガイド4の溝1
9により案内されて、印字ヘッド先端部11に正しくセ
ットされている。この場合の印字は、図2(d)に示す如
く、例えば、文字Hが全部印字される。これに対して、
図2(c)はインクリボン1のセット不良の場合を示して
おり、インクリボン1が上述のリボンガイド4の溝19
から外れるとともに、印字ヘッド先端部11に対してず
れた位置に配置されている。この場合には、インクリボ
ン1が印字ヘッド先端部11の印字ワイヤから外れるた
め、例えば、文字Hが図2(e)に示す如く一部が欠けた
状態で印字される。図2(e)中の二点鎖線で示す位置が
インクリボン1の端部が走行する位置であり、これより
下側の破線で示した部分は、本来印字すべきところがイ
ンクリボンが無いため印字されない状態になった部分で
ある。前述の如く、これがワードプロセッサ等の印字装
置であれば、印字のやり直しも可能であるが、通帳印字
においては、印字をやり直すことが不可能であり、その
行は印字が欠けた状態にしておくしかない。本実施例の
装置では、この問題を以下の如く解決している。
【0009】図3(a)は、実施例に示す装置の印字ヘッ
ド3を拡大して示す斜視図である。図中、9,10は前
述のキャリアおよびサポートレールを示しており、ま
た、4はリボンガイド、11は印字ヘッド先端部、20
は反射型フォトセンサ、21は白色の反射板を示してい
る。反射型フォトセンサ20と反射板21は、図3(b)
(c)に示す如く、インクリボン1を挟んで配置されてい
る。図3(b)は、インクリボン1が正常にセットされて
いる場合を示しており、この場合には、上述の反射型フ
ォトセンサ20の(インクリボン上の)検出点は、インク
リボン1の端部よりnだけ内側で、かつ、最も端の印字
ワイヤ13よりmだけ外側の位置となるように配置され
ている。従って、インクリボン1が正常にセットされて
いる場合には、反射光は黒色のインクリボン1からの反
射光であり、上述の反射型フォトセンサ20の出力はダ
ークとなる。また、図3(c)は、インクリボン1がずれ
てセットされている場合を示しており、この場合には、
反射光は白色の反射板21からの反射光であり、上述の
反射型フォトセンサ20の出力はライトとなる。なお、
インクリボン1がずれてセットされるケースはこの方向
にずれる場合のみであり、インクリボン1がこれと逆方
向(図の右方向)にずれることはない。従って、上述の反
射型フォトセンサ20の出力がダークであるかライトで
あるかを判断することにより、インクリボン1が印字ヘ
ッド先端部11に正しくセットされているか否かをチェ
ックすることができる。
【0010】以下、図4を用いて、セット不良検出の制
御の流れを説明する。インクリボンの交換等の理由によ
りインクリボンをセットした後に、図示されていないリ
セットキーを押下する(ステップ41)。リセットキーが押
下されなければ、引き続きリセットキー押下の表示を行
い、リセットキーが押下されるのを待つ(ステップ42)。
リセットキーが押下されたことを認識してはじめて、初
期復旧動作に入る(ステップ43)。この初期復旧動作が正
常に終了した後(ステップ44)、本実施例のインクリボン
セット不良チェックに入る。まず、印字ヘッドの往復動
作を、予め設定した回数(N回)だけ行う(ステップ45)。
これは、インクリボンのセットがほんのわずかだけずれ
ている場合に、この動作を行うことにより、より大きく
ずれるか、逆に、正しい位置に自然復帰するかのいずれ
かの状態に変化することを利用して、セット不良の検出
精度を高めるために行うものである。印字ヘッドの往復
動作をN回行った後(ステップ46)、前述の反射型フォト
センサ(すなわちインクリボン位置検出センサ)のダーク
/ライトをチェックする(ステップ47)。
【0011】ライトであれば、インクリボンのセット位
置不良として、アラームを発生する等の方法でユーザに
知らせる(ステップ47,48)。この状態では、装置準備完
了とならないため、通帳印字等の実業務への移行できな
い。また、反射型フォトセンサがダークであれば、装置
準備完了の状態となり(ステップ49)、通帳印字等の実業
務を行うことが可能になる。図5は、別の動作例を示す
図であり、図4において、N回の印字ヘッド往復動作を
行うかわりに、印字ヘッドは定位置においたまま、イン
クリボンのみを予め設定された量Mだけ空走行させる
(ステップ51,52)ものである。本動作によっても、上述
の動作と同様に、インクリボンセット不良検出の精度を
高めることが可能である。以上の実施例においては、イ
ンクリボンの位置(有無)を印字ヘッド先端部に設けた反
射型フォトセンサで直接検出する例を説明したが、次
に、別の検出手段について説明する。以下に説明する実
施例においては、インクリボンの位置(有無)を直接検出
するのではなく、試し印字を行って、その印字結果によ
りインクリボンのセット不良を判定するものである。
【0012】図6において、リボンセット実施後、リセ
ットキー押下チェック,初期復旧動作,印字ヘッド往復
動作N回実施までは図4に示した動作と同様である。印
字ヘッド往復動作が終了した後、ステップ61において、
図1に示した単票繰り出しホッパ15から試し印字のた
めの単票を繰り出し、所定の印字位置となるところで単
票を停止させる。この試し印字において印字するパター
ンは、インクリボンセット不良を検知するのに使用され
るパターンであり、予め設定された所定のパターンであ
る。ステップ62において、所定のパターンの印字を終了
したら、この単票を図1に示したイメージリーダ6の位
置まで搬送し、ステップ63において、イメージリーダ6
によるイメージリードを行う。そして、イメージリード
結果において、黒ビット数のカウントを行う(ステップ6
4)。ここでは、インクリボンは黒色であるため、印字の
行われた部分は黒ビットが立つ。従って、黒ビット数を
カウントすることにより、印字の品質、すなわち、イン
クリボンが正常にセットされた状態で印字されたものか
否かを判断することができる。以下、図7を用いて、こ
の原理を説明する。
【0013】図7(a)は、インクリボンセット不良状態
を検出するための試し印字用に、予め設定された所定パ
ターンの一例を示している。このパターンは、印字ヘッ
ドを構成するすべての印字ワイヤD1〜Dnによって、
連続ドットを印字するものである。図7(b)は、図7
(a)に示したパターンにより印字された結果を細分化し
たものである。最小ピッチfは、イメージリーダ6の分
解能と一致する。すなわち、図7(a)に示した印字パタ
ーンをイメージリーダ6で読み取ると、横方向はfのピ
ッチでp個、縦方向はfのピッチでq個、計I=p×q
個の黒ビットが検出される。また、図7(c)は、インク
リボンがセット不良の状態で、図7(a)に示されるパタ
ーンを印字した場合を示しており、斜線を施した部分
(上側部分)が印字されている部分、それより下の部分
は、インクリボンのセット位置がずれていることにより
印字されていない部分を示している。この場合のイメー
ジリーダ6による読み取り結果は、横方向にはp個、縦
方向にはr(r<q)個、計p×r(<I)個の黒ビットし
か検出されないことになる。
【0014】従って、試し印字結果をイメージリーダ6
で読み取り、黒ビットの数を本来あるべき黒ビットの数
Iと比較することにより、インクリボンのセット不良が
あるか否かを判断することができる。先に図6に示した
動作説明図においては、インクリボンのセット不良があ
るか否かを判断する際に用いる黒ビットの数を I'とし
ているが、これは上述のIが論理的な値であるのに対
し、実際には、イメージリーダ6の特性により読み落と
し等があることを考慮して、Iよりもやや小さい設定値
I'を判断基準としているものである。イメージリーダ
6で読み取った黒ビット数が、上述の基準値 I'よりも
小さい場合には、イン勲リボンセット不良として、アラ
ームを発する等の方法で、ユーザに警告する。この状態
では、装置準備完了とならないため、通帳印字等の実業
務への移行できない。また、黒ビット数が I'以上であ
れば、装置準備完了の状態となり、通帳印字等の実業務
を行うことが可能になる。図8は、更に別の実施例に係
る動作説明図であり、図5で説明したと同様に、N回の
印字ヘッド往復動作を行うかわりに、インクリボンの空
走行を行うようにしたものである。
【0015】上記各実施例によれば、いずれも、本来の
業務に入る前にインクリボンのセット状態を検知または
判定して、セット不良があれば装置の運用を停止するこ
とができるという効果を得ることができる。なお、上記
各実施例は本発明の一例を示すものであり、本発明はこ
れらに限定されるべきものではないことは言うまでもな
い。例えば、各実施例に示した光学的な検出手段,読み
取り手段等は、実際には各種のものが利用可能である等
である。
【0016】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、インクリボンのセット状態を事前にチェックし、
インクリボンのセット不良検出時には印字を停止して、
印字不良を未然に防止するようにした通帳印字装置を実
現できるという顕著な効果を奏するものである。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す通帳印字装置の概略側
面図である。
【図2】インクリボンのセット状態を説明する図であ
る。
【図3】実施例の要部であるインクリボンセット位置検
知部を示す図である。
【図4】一実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図5】他の実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図6】更に他の実施例の動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】インクリボンのセット不良状態検出の原理を説
明する図である。
【図8】更に他の実施例の動作を説明するフローチャー
トである。
【図9】一般的なリボンカセットを説明する図である。
【符号の説明】
1:インクリボン、2:リボンカセット、3:印字ヘッ
ド、4:リボンガイド、6:イメージリーダ、11:印
字ヘッド先端部、15:単票繰り出しホッパ、20:反
射型フォトセンサ、21:反射板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 35/28 B41J 13/00 G06F 19/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤドット型印字ヘッドの往復動作に
    より、前記印字ヘッドのワイヤ先端部に配置されたイン
    クリボンを介して通帳等の印字媒体に印字を行う通帳印
    字装置において、 前記印字ヘッドのワイヤ先端部に配置されたインクリボ
    ンのセット状態を検知する検知手段と、前記検知手段により前記インクリボンのセット状態を検
    知する前に、初期復旧動作において複数回の印字ヘッド
    往復動作を行う如く制御し、その後、該 検知手段がイン
    クリボンのセット状態異常を検知した場合には装置の動
    作を停止する如く制御する制御手段を設けたことを特
    徴とする通帳印字装置。
  2. 【請求項2】 ワイヤドット型印字ヘッドの往復動作に
    より、前記印字ヘッドのワイヤ先端部に配置されたイン
    クリボンを介して通帳等の印字媒体に印字を行う通帳印
    字装置において、 所定の印字パターンの試し印字結果をイメージリーダに
    より読み取り、該読み取り結果における黒を示すビット
    の数を予め設定された値と比較することにより、前記印
    字ヘッドのワイヤ先端部に配置されたインクリボンのセ
    ット状態良否を判定する判定手段と、該判定手段により前記インクリボンのセット状態良否を
    判定する前に、初期復旧動作において複数回の印字ヘッ
    ド往復動作を行う如く制御し、その後、該 判定手段がイ
    ンクリボンのセット状態異常を出力した場合には装置の
    動作を停止する如く制御する制御手段とを設けたことを
    特徴とする通帳印字装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の通帳印字装置におい
    て、 前記初期復旧動作に、複数行の印字を行った後、前記判
    定手段により前記インクリボンのセット状態良否を判定
    する如く構成したことを特徴とする通帳印字装置
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