JP2975786B2 - 磁気テープ再生装置 - Google Patents

磁気テープ再生装置

Info

Publication number
JP2975786B2
JP2975786B2 JP4320705A JP32070592A JP2975786B2 JP 2975786 B2 JP2975786 B2 JP 2975786B2 JP 4320705 A JP4320705 A JP 4320705A JP 32070592 A JP32070592 A JP 32070592A JP 2975786 B2 JP2975786 B2 JP 2975786B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
reproducing
tape
counter
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4320705A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06168502A (ja
Inventor
英二郎 菱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP4320705A priority Critical patent/JP2975786B2/ja
Publication of JPH06168502A publication Critical patent/JPH06168502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2975786B2 publication Critical patent/JP2975786B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープにおける再
生不要部分を カットして再生したり、別途接続した記
録装置にカットして出力し編集作業を行う磁気テープ再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気テープ再生装置における再生
不要部分のカット再生、編集は、1カット毎にテープカ
ウンタを利用して手動操作により行われたり、インデッ
クス信号や時間コードを磁気テープに記録することによ
り、プログラム編集されたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手動操
作による編集は操作が極めて面倒である。また、複数の
同一編集媒体を作成するには複数回手動操作を行うか、
もしくは1本の編集済媒体を複写しなければならない。
このようにしてできた媒体は編集前のオリジナルテープ
から2回の複写動作が行われているため画質の劣化が著
しい。
【0004】一方、プログラム編集を行うには、磁気テ
ープにインデックス信号や時間コードを記録するための
手段が別途必要となり構成が複雑である。
【0005】本発明は、再生不要部分のカット再生や編
集操作が容易に行え、且つ構成が簡素な磁気テープ再生
装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気テープ
再生装置は、リール台の回転に応じて発生するパルス又
は磁気テープから読み出されるコントロールパルスをカ
ウントし、磁気テープ上の位置情報を得るテープカウン
タと、磁気テープを走行させる走行手段と、前記走行手
段の動作中、前記磁気テープに記録された情報を通常再
生する再生手段と、前記再生手段の動作中、前記磁気テ
ープにおける再生不要部分の開始時に前記テープカウン
タの値を記憶する開始位置記憶手段と、前記再生手段の
動作中、前記磁気テープにおける再生不要部分の終了時
に前記テープカウンタの値を記憶する終了位置記憶手段
と、前記走行手段を動作させ、前記テープカウンタの値
が前記開始位置記憶手段に記憶された値から前記終了位
置記憶手段に記憶された値までの期間、前記再生手段の
動作を禁止する通常再生禁止手段と、前記再生手段から
の再生信号を記録すべく接続された記録装置に対し、前
記通常再生禁止手段の動作開始時に記録の停止を要請
し、前記通常再生禁止手段の動作終了時に記録の再開を
要請する制御信号を出力する編集制御手段と、を具備す
ることを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る磁気テープ再生装置
は、前記通常再生禁止手段の動作中、前記走行手段によ
る走行の速度を速くする早送り手段をさらに具備するこ
とを特徴とする。
【0008】
【0009】
【作用】テープカウンタの値が開始位置記憶手段に記憶
された値から終了位置記憶手段に記憶された値までの期
間、再生手段の動作が禁止されると共に、前記期間の開
始時に再生手段からの再生信号を記録すべく接続された
記録装置に対し記録の停止が要請され、前記期間の終了
時に記録の再開が要請される。
【0010】また、前記期間、磁気テープの走行速度が
早くなる。
【0011】
【0012】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基いて
具体的に説明する。
【0013】図1は本発明の実施例を示す磁気テープ再
生装置の機能ブロック図である。図において、1は磁気
テープ再生装置であり、制御装置であるマイクロコンピ
ュータ2により装置全体が制御されている。そして、該
マイクロコンピュータ2には、磁気テープを収納したカ
セットが磁気テープ再生装置1に装着されたか否かを検
出するカセット装着検出装置3と、再生釦4、カット釦
5、カット再生釦6、停止釦7が接続されている。ま
た、8は記憶手段であるメモリで、後述する開始位置と
停止位置を記憶するものである。
【0014】さらにマイクロコンピュータ2はキャプス
タンモータ8を制御し、該キャプスタンモータ9の回転
はタイミングベルト等を用いてアイドラ10に伝達さ
れ、該アイドラ10はリール台11を回転させる。該リ
ール台11の底面には回転の中心から放射状に明暗模様
が印刷されており、該明暗模様が回転によって変化する
のを光センサー等を用いて検出し、回転に応じたパルス
を発生させている。そして、テープカウンタ12は該パ
ルスをカウントし磁気テープ上の位置情報を得、テープ
カウンタ12の値はマイクロコンピュータ2に入力され
ている。また、13はテープエンドセンサーであり、磁
気テープの終端を光学的に検出するものである。また、
マイクロコンピュータ2はシリンダモータ14を制御し
磁気ヘッドを搭載した回転シリンダ15を回転させてい
る。そして該磁気ヘッドからの出力信号は再生信号処理
回路16にて信号処理され、再生信号として出力され
る。なお、本実施例における再生される信号は、映像信
号である。
【0015】一方、17は磁気テープ再生装置1からの
再生信号を記録すべく接続された記録装置であり、記録
媒体としては磁気テープや光ディスク等が用いられる。
そして、再生信号処理回路16からの再生信号と、マイ
クロコンピュータ2からの制御信号が入力されている。
なお、該制御信号については後述する。
【0016】次に、図2〜図4に示したフローチャート
を用いて、本実施例の動作をマイクロコンピュータ2の
動作を中心に説明する。
【0017】図2は再生不要部分の位置をメモリ8に記
憶させる動作を示すフローチャートである。まず磁気テ
ープ再生装置1は再生釦4を押すことにより通常再生が
行われる(S1)。すなわち、キャプスタンモータ9、
リール台11の回転により磁気テープが移送され、シリ
ンダモータ14により回転シリンダ15を回転させ、再
生信号処理回路16より再生信号である映像信号が出力
される。そして、停止釦7が押されたか否か(S2)、
テープエンドセンサー13にて磁気テープの終端が検出
されたか否か(S3)を検出し、停止釦7が押されるか
又は磁気テープの終端が検出されれば動作を終了する。
でなければ、カット釦5が押されたかどうかを検出する
(S4)。カット釦5とは、磁気テープ再生装置1が通
常再生の状態で使用者が再生画面を見ながら再生不要と
判断した部分の期間中押し続けることにより、再生不要
部分の位置をメモリ8に記憶させる動作を行わせるもの
である。すなわち、S4にてカット釦5が押されたこと
を検出すれば、メモリ8に開始位置としてテープカウン
タ12のカウンタ値を記憶させ(S5)、次にS6にて
カット釦5の押圧が解除されたことを検出すれば、メモ
リ8に終了位置としてテープカウンタ12のカウンタ値
を記憶させる(S7)。なお、S4にてカット釦5が押
されたことを検出しなければ、S1〜S4のステップを
繰り返し行う。また、S2〜S7のステップは繰り返し
行われ、再生不要部分の開始位置と終了位置を夫々複数
個メモリ8に記憶させることができる。
【0018】次に、図3に示すフローチャートを用い
て、再生不要部分の位置をメモリ8に記憶させる動作を
行い、磁気テープを巻き戻した後、再生不要部分をカッ
トして再生を行う動作を説明する。まずカット再生釦6
が押されると通常再生が行われる(S11)。そして、
S12〜S17において再生不要部分の位置をメモリ8
に記憶させる動作が行われる。これは、再生不要部分を
カットして再生を行う動作中であっても、新たに再生不
要部分の位置をメモリ8に記憶させることを可能とする
ものである。また、S12〜S17は図2におけるS2
〜S7に対応する。すなわち、停止釦7が押されたか否
か(S12)、テープエンドセンサー13にて磁気テー
プの終端が検出されたか否か(S13)を検出し、停止
釦7が押されるか又は磁気テープの終端が検出されれば
動作を終了する。でなければ、カット釦5が押されたか
どうかを検出する(S14)。そして、S14にてカッ
ト釦5が押されたことを検出すれば、メモリ8に開始位
置としてテープカウンタ12のカウンタ値を記憶させ
(S15)、次にS16にてカット釦5の押圧が解除さ
れたことを検出すれば、メモリ8に終了位置としてテー
プカウンタ12のカウンタ値を記憶させる(S17)。
なお、S14にてカット釦5が押されたことを検出しな
ければ、S11〜S14のステップを繰り返し行う。
【0019】その後、S18にてテープカウンタ12の
値とメモリ8に開始位置として記憶された値のどれかと
一致することが検出されれば、キャプスタンモータ9を
制御し磁気テープを早送りする(S19)。すなわち、
再生信号処理回路16の動作を停止させ通常再生を禁止
する。そして、該早送り動作中、停止釦7が押されれば
(S20)、キャプスタンモータ9を制御し磁気テープ
の巻き戻しを行う。そして、テープカウンタ12の値と
S18にて一致した開始位置との一致を検出すれば(S
22)、該開始位置をメモリ8から消去し(S23)、
S11からの動作を繰り返す。これは、再生不要部分の
カット再生を解除する動作である。なお、S20にて停
止釦7の押圧が検出されなければ、S24にてテープカ
ウンタ12の値とメモリ8に終了位置として記憶された
値のどれかと一致することが検出されるまで、S19の
早送り動作が継続される。そして、S24にて該一致が
検出されればS11からの動作を繰り返す。よって、再
生不要部分は自動的に早送り動作が行われカット再生さ
れる。
【0020】次に、図4に示すフローチャートを用い
て、再生不要部分の位置をメモリ8に記憶させる動作を
行い、磁気テープを巻き戻した後、再生不要部分をカッ
トしてテープ編集を行う動作を説明する。まず再生釦4
とカット再生釦6が同時に押されると、磁気テープ再生
装置1からの再生信号を記録すべく接続された記録装置
17にマイクロコンピュータ2より制御信号を送り、記
録装置17の記録動作を開始するよう制御し(S3
1)、通常再生が行われる(S32)。そして、停止釦
7が押されたか否か(S33)、テープエンドセンサー
13にて磁気テープの終端が検出されたか否か(S3
4)を検出し、停止釦7が押されるか又は磁気テープの
終端が検出されれば動作を終了する。でなければ、S3
5にてテープカウンタ12の値とメモリ8に開始位置と
して記憶された値のどれかと一致するか否かを検出し、
一致すれば制御信号により記録装置17の記録動作を停
止するよう制御し(S36)、キャプスタンモータ9を
制御し早送り再生を行う(S37)。そして、S38に
てテープカウンタ12の値とメモリ8に終了位置として
記憶された値のどれかと一致することが検出されるま
で、S37の早送り動作が継続される。そして、S38
にて該一致が検出されれば、制御信号により記録装置1
7の記録動作を再開するよう制御し(S39)、通常再
生が行われ(S32)、S32からの動作を繰り返す。
また、S35にて一致が検出されるまではS32〜S3
5の動作を繰り返す。よって、再生不要部分は早送り再
生され、且つその間記録装置17の記録動作は停止され
ることにより自動編集が行われる。
【0021】なお、本実施例における再生不要部分の位
置をメモリ8に記憶させる動作と、その後磁気テープを
巻き戻し、再生不要部分をカットして再生や編集を行う
動作との間に磁気テープを収納したカセットの取り出し
やテープカウンタ12のリセットは無いものとする。そ
して、カセット挿着検出装置3にて新たにカセットの挿
着を検出すれば、テープカウンタ12をリセットし、メ
モリ8の記憶内容をクリアにする。
【0022】以上本発明の実施例について説明したが、
テープカウンタは映像信号を記録した磁気テープにトラ
ッキング制御のために記録されたコントロール信号をカ
ウントするようにして構成しても、磁気テープ上の位置
情報を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上の如き本発明品にあっては、再生不
要部分の指定が容易で、且つ再生不要部分をカットした
再生が自動で何度でも行うことができ、2回の複写動作
を行うことなく同一の編集媒体を複数作成することがで
きる。また、磁気テープにインデックス信号や時間コー
ドを記録するための手段を必要とせず、簡単な構成で実
現され、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】実施例の動作を示すフローチャートある。
【図3】実施例の動作を示すフローチャートある。
【図4】実施例の動作を示すフローチャートある。
【符号の説明】
1 磁気テープ再生装置 2 マイクロコンピュータ 4 再生釦 5 カット釦 6 カット再生釦 8 メモリ 9 キャプスタンモータ 11 リール台 12 テープカウンタ 16 再生信号処理回路 17 記録装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール台の回転に応じて発生するパルス
    又は磁気テープから読み出されるコントロールパルスを
    カウントし、磁気テープ上の位置情報を得るテープカウ
    ンタと、 磁気テープを走行させる走行手段と、 前記走行手段の動作中、前記磁気テープに記録された情
    報を通常再生する再生手段と、 前記再生手段の動作中、前記磁気テープにおける再生不
    要部分の開始時に前記テープカウンタの値を記憶する開
    始位置記憶手段と、 前記再生手段の動作中、前記磁気テープにおける再生不
    要部分の終了時に前記テープカウンタの値を記憶する終
    了位置記憶手段と、 前記走行手段を動作させ、前記テープカウンタの値が前
    記開始位置記憶手段に記憶された値から前記終了位置記
    憶手段に記憶された値までの期間、前記再生手段の動作
    を禁止する通常再生禁止手段と、 前記再生手段からの再生信号を記録すべく接続された記
    録装置に対し、前記通常再生禁止手段の動作開始時に記
    録の停止を要請し、前記通常再生禁止手段の動作終了時
    に記録の再開を要請する制御信号を出力する編集制御手
    段と、 を具備することを特徴とする磁気テープ再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気テープ再生装置に
    おいて、前記通常再生禁止手段の動作中、前記走行手段
    による走行の速度を速くする早送り手段を具備すること
    を特徴とする磁気テープ再生装置。
JP4320705A 1992-11-30 1992-11-30 磁気テープ再生装置 Expired - Fee Related JP2975786B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4320705A JP2975786B2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 磁気テープ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4320705A JP2975786B2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 磁気テープ再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06168502A JPH06168502A (ja) 1994-06-14
JP2975786B2 true JP2975786B2 (ja) 1999-11-10

Family

ID=18124413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4320705A Expired - Fee Related JP2975786B2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 磁気テープ再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2975786B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06168502A (ja) 1994-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4916681A (en) Apparatus for, and method of, recording undivided compositions in undivided form on a two-sided recording medium
JP2975786B2 (ja) 磁気テープ再生装置
JP2612558B2 (ja) 情報信号の記録再生装置
US20060204212A1 (en) Information recording/reproducing device
EP1672639B1 (en) Information recording/reproducing device
JP3080525B2 (ja) ディスク挿排制御システム
US4630138A (en) Control apparatus for controlling recording of a scene for use in image recording system
JP3158639B2 (ja) 映像信号再生装置
KR20040108758A (ko) 이벤트 신호를 기록 및 재생하는 방법 및 장치
JP2548403B2 (ja) 記録再生装置
JPH05314408A (ja) 磁気記録再生装置
JP2636328B2 (ja) 磁気記録装置
JP3728005B2 (ja) 記録再生装置
JPH06309797A (ja) ディスク再生装置
JPH0863867A (ja) 光ディスク再生装置
JPH04115684A (ja) 記録再生装置
KR940027493A (ko) 녹화화면 편집 탐색장치 및 방법
KR19980040379A (ko) 비디오 씨디 채인져/브이씨알 복합시스템의 편집녹화 방법
KR19980031212A (ko) 비데오 카세트 레코더의 녹화 확인 방법
JPH0738265B2 (ja) 記録媒体のオートチェンジャ装置
JPH0831043A (ja) 磁気記録及び/または再生装置のテープリワインド方法
JPH07307080A (ja) サーチ前位置への復元保障方法
JPS63253558A (ja) 記録再生装置
JPH08329553A (ja) テープ記録装置および記録媒体
JPH0342549B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees