JP2975095B2 - 光ファイバケーブル分岐構造 - Google Patents
光ファイバケーブル分岐構造Info
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- JP2975095B2 JP2975095B2 JP2319879A JP31987990A JP2975095B2 JP 2975095 B2 JP2975095 B2 JP 2975095B2 JP 2319879 A JP2319879 A JP 2319879A JP 31987990 A JP31987990 A JP 31987990A JP 2975095 B2 JP2975095 B2 JP 2975095B2
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- optical fiber
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- connection box
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ファイバケーブルの分岐構造に関する。
従来、第７図に示すように、マンホール31内にクロー
ジャと一般に呼ばれる直線筒状の接続箱32が、地中埋設
の光ファイバ幹線34の線上に、配設されていた。即ち、
このように従来はマンホール31内には１個の接続箱32の
みであったため、第７図のように、分岐線33,33を分岐
する作業時、幹線34内の他の線も触れることになり、悪
影響を与える虞があった。
ジャと一般に呼ばれる直線筒状の接続箱32が、地中埋設
の光ファイバ幹線34の線上に、配設されていた。即ち、
このように従来はマンホール31内には１個の接続箱32の
みであったため、第７図のように、分岐線33,33を分岐
する作業時、幹線34内の他の線も触れることになり、悪
影響を与える虞があった。
また、クロージャは狭い箇所での使用を対象としてお
り、クロージャ内部は非常に狭く、余裕代が無く、分岐
作業が困難なことが多く、また、コネクタ接続とするこ
とも困難で、分岐数も多くとれない等、フレキシビリテ
ィを欠いていた。なお、35はビルディング内の接続箱を
示している。
り、クロージャ内部は非常に狭く、余裕代が無く、分岐
作業が困難なことが多く、また、コネクタ接続とするこ
とも困難で、分岐数も多くとれない等、フレキシビリテ
ィを欠いていた。なお、35はビルディング内の接続箱を
示している。
本発明はこのような課題を解決するため、地中埋設の
光ファイバ幹線の線上に配設した直線筒状の主接続箱、
及び、該主接続箱から引出した短い分岐線を介して連結
された副接続箱を、共に、マンホールの内部に配設し、
該副接続箱を介してマンホールの外部へ分岐接続するよ
うに構成した。
光ファイバ幹線の線上に配設した直線筒状の主接続箱、
及び、該主接続箱から引出した短い分岐線を介して連結
された副接続箱を、共に、マンホールの内部に配設し、
該副接続箱を介してマンホールの外部へ分岐接続するよ
うに構成した。
マンホール内には予め主接続箱から短い分岐線を介し
て副接続箱にまで分岐が完了しているから、後日、マン
ホール内から外部へ光ファイバケーブルを分岐する必要
が生じた折には、光ファイバ幹線上の主接続箱は何ら触
れる必要がなくなり、比較的大き目に作ったり、コネク
タ接続用としたり、多数本の分岐を可能とすることが可
能な上記副接続箱を開いて、能率良く作業が出来る。
て副接続箱にまで分岐が完了しているから、後日、マン
ホール内から外部へ光ファイバケーブルを分岐する必要
が生じた折には、光ファイバ幹線上の主接続箱は何ら触
れる必要がなくなり、比較的大き目に作ったり、コネク
タ接続用としたり、多数本の分岐を可能とすることが可
能な上記副接続箱を開いて、能率良く作業が出来る。
以下、図示の実施例に基づき本発明を説明する。
第１図に光ファイバ分岐構造の一実施例を示し、１は
マンホールであって、その底面寄りを横切って、地中埋
設の光ファイバ幹線４が布設され、また、２はこの幹線
４の線上に配設した直線筒状の主接続箱であって、いわ
ゆるクロージャと呼ばれる。
マンホールであって、その底面寄りを横切って、地中埋
設の光ファイバ幹線４が布設され、また、２はこの幹線
４の線上に配設した直線筒状の主接続箱であって、いわ
ゆるクロージャと呼ばれる。
しかして、この主接続箱２とは全く独立して、副接続
箱５が、マンホール１の内部に配設されている。図例で
は、マンホール１の側壁面６に取付けられる。７は主接
続箱２から引出した短い分岐線であって、副接続箱５に
連結される。
箱５が、マンホール１の内部に配設されている。図例で
は、マンホール１の側壁面６に取付けられる。７は主接
続箱２から引出した短い分岐線であって、副接続箱５に
連結される。
8,9は外部の建物や設備等に、この副接続箱５から分
岐されて導かれる外部分岐線である。
岐されて導かれる外部分岐線である。
このように、マンホール１内に予め主接続箱２から短
い分岐線７を引出して副接続箱５まで配線しておくこと
で、後日、仮想線にて示した外部分岐線8,9を必要とし
た時、（主接続箱２を触れずに）副接続箱５のみを開い
て、分岐作業が出来る。なお外部分岐線8,9は増減自由
であって、５〜６本乃至それ以上とすることが多い。
い分岐線７を引出して副接続箱５まで配線しておくこと
で、後日、仮想線にて示した外部分岐線8,9を必要とし
た時、（主接続箱２を触れずに）副接続箱５のみを開い
て、分岐作業が出来る。なお外部分岐線8,9は増減自由
であって、５〜６本乃至それ以上とすることが多い。
しかして、第３図は幹線４の一例の横断面図であっ
て、中心テンションメンバ11と、溝付きスペーサ12を有
し、この溝付きスペーサ12の各溝内に、光ファイバテー
プ心線13…を重ねて収納し、その上から上巻テープ14と
シース15にて被覆した構造とする。テープ心線13は第４
図に示すように、複数本の光ファイバ16…を並設して紫
外線硬化型樹脂にて一括被覆し、テープ形状に仕上げら
れたものである。第１図の主接続箱２から適数本のこの
ような光ファイバテープ心線13…を引出して分岐すると
共に、第５図に示すような分岐線７の光ファイバユニッ
ト17の光ファイバに接続する。
て、中心テンションメンバ11と、溝付きスペーサ12を有
し、この溝付きスペーサ12の各溝内に、光ファイバテー
プ心線13…を重ねて収納し、その上から上巻テープ14と
シース15にて被覆した構造とする。テープ心線13は第４
図に示すように、複数本の光ファイバ16…を並設して紫
外線硬化型樹脂にて一括被覆し、テープ形状に仕上げら
れたものである。第１図の主接続箱２から適数本のこの
ような光ファイバテープ心線13…を引出して分岐すると
共に、第５図に示すような分岐線７の光ファイバユニッ
ト17の光ファイバに接続する。
即ち第５図に例示の分岐線７は、中心にテンションメ
ンバ18を有し、その周囲に光ファイバユニット17…（及
び所望により介在ひも等）を星形に配置し、上巻テープ
19とラミネートシース20で被覆した構造とする。
ンバ18を有し、その周囲に光ファイバユニット17…（及
び所望により介在ひも等）を星形に配置し、上巻テープ
19とラミネートシース20で被覆した構造とする。
外部分岐線8,9は第６図に例示するような構造とす
る。つまり、複数の光ファイバコード21…を集合して１
条のケーブルとしたもので、その端部にコネクタ22を
（第２図のように）取付ける。なお、中心にテンション
メンバ23を有し、介在ひも24と共に押え巻きしてから、
シース25にて被覆して成る。
る。つまり、複数の光ファイバコード21…を集合して１
条のケーブルとしたもので、その端部にコネクタ22を
（第２図のように）取付ける。なお、中心にテンション
メンバ23を有し、介在ひも24と共に押え巻きしてから、
シース25にて被覆して成る。
第２図に副接続箱５を示し、その内部で、分岐線７と
外部分岐線8,9とを、コネクタ接続可能な構造とした場
合を示している。つまり、分岐線７の各光ファイバ心線
にもコネクタ26を取付けて、コネクタアダプタ27を介し
て、外部分岐線8,9のコネクタ22と、着脱自在に接続す
る。
外部分岐線8,9とを、コネクタ接続可能な構造とした場
合を示している。つまり、分岐線７の各光ファイバ心線
にもコネクタ26を取付けて、コネクタアダプタ27を介し
て、外部分岐線8,9のコネクタ22と、着脱自在に接続す
る。
なお、副接続箱５も、主接続箱２と共に、水密性のあ
るケーシングとするのが好ましい。
るケーシングとするのが好ましい。
また、本発明の構造とすれば、幹線４の工事と、分岐
工事が一括して出来ず、日程がずれ込むような場合、好
適であって、予め幹線４から必要な心線数を分岐して、
副接続箱５のコネクタ26…とアダプタ27…までもってき
ておけば、後に、簡単に外部分岐線8,9…をコネクタ22
…を介して接続出来る。また、繰返して分岐作業を行う
ことも楽に行いえる。
工事が一括して出来ず、日程がずれ込むような場合、好
適であって、予め幹線４から必要な心線数を分岐して、
副接続箱５のコネクタ26…とアダプタ27…までもってき
ておけば、後に、簡単に外部分岐線8,9…をコネクタ22
…を介して接続出来る。また、繰返して分岐作業を行う
ことも楽に行いえる。
本発明は上述の構成により、光ファイバ幹線４内の他
の線に影響を与えず、能率良く、簡単に、分岐作業が出
来る。また、副接続箱５は、幹線４の線上から外れた位
置に設ければ良いから、十分な容積として、分岐数を多
くとったり、コネクタ接続方式を採用したり、フレキシ
ビリティが大きいという利点がある。
の線に影響を与えず、能率良く、簡単に、分岐作業が出
来る。また、副接続箱５は、幹線４の線上から外れた位
置に設ければ良いから、十分な容積として、分岐数を多
くとったり、コネクタ接続方式を採用したり、フレキシ
ビリティが大きいという利点がある。
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は要部
正面図、第３図は第１図のIII−III拡大断面図、第４図
はテープ心線の説明図、第５図と第６図は夫々第１図の
Ｖ−V,VI−VI拡大断面図である。第７図は従来例を示す
断面図である。 １……マンホール、２……主接続箱、４……光ファイバ
幹線、５……副接続箱、７……分岐線。
正面図、第３図は第１図のIII−III拡大断面図、第４図
はテープ心線の説明図、第５図と第６図は夫々第１図の
Ｖ−V,VI−VI拡大断面図である。第７図は従来例を示す
断面図である。 １……マンホール、２……主接続箱、４……光ファイバ
幹線、５……副接続箱、７……分岐線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 正一 兵庫県伊丹市池尻４丁目３番地 三菱電 線工業株式会社伊丹製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−54204（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−203302（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−40804（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G02B 6/00 G02B 6/24 H02G 15/08 H02G 1/06
Claims (1)
- 【請求項１】地中埋設の光ファイバ幹線の線上に配設し
た直線筒状の主接続箱、及び、該主接続箱から引出した
短い分岐線を介して連結された副接続箱を、共に、マン
ホールの内部に配設し、該副接続箱を介してマンホール
の外部へ分岐接続するように構成したことを特徴とする
光ファイバケーブル分岐構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2319879A JP2975095B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 光ファイバケーブル分岐構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2319879A JP2975095B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 光ファイバケーブル分岐構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04194806A JPH04194806A (ja) | 1992-07-14 |
| JP2975095B2 true JP2975095B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=18115259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2319879A Expired - Fee Related JP2975095B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 光ファイバケーブル分岐構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2975095B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE59813727D1 (de) * | 1997-02-14 | 2006-11-02 | Nexans Deutschland Ind Ag & Co | Anordnung zur Abzweigung an einem mehrere Verseilelemente mit optischen Fasern enthaltenden Fernmeldekabel |
| DE102019133706A1 (de) * | 2019-12-10 | 2021-06-10 | Hauff-Technik Gmbh & Co. Kg | Verwendung zum Anbinden einer Datennutzer- oder Datenverteilerstelle |
| EP3835841A1 (de) * | 2019-12-10 | 2021-06-16 | Hauff-Technik GmbH & Co. KG | Verwendung eines anschlussgehäuses |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP2319879A patent/JP2975095B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04194806A (ja) | 1992-07-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |