JP2974863B2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JP2974863B2
JP2974863B2 JP5011886A JP1188693A JP2974863B2 JP 2974863 B2 JP2974863 B2 JP 2974863B2 JP 5011886 A JP5011886 A JP 5011886A JP 1188693 A JP1188693 A JP 1188693A JP 2974863 B2 JP2974863 B2 JP 2974863B2
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哲之 竹本
さゆり 越智
大介 手島
公彦 末沢
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばケースに収納さ
れたディスクと、ケースに収納されていないディスクと
をコンパチブルに駆動できるディスク駆動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ケースに収納されていないコ
ンパクトディスクやレーザーディスク等の光ディスクを
駆動するディスク駆動装置が知られている。上記ディス
ク駆動装置では、例えば図23に示すように、ディスク
71を載置するトレイ72が、駆動装置本体73に対し
て水平方向に往復移動できるように設けられている。
【0003】したがって、上記ディスク駆動装置は、ト
レイ72の往復移動により、ディスク71を駆動装置本
体73内の駆動位置であるローディング位置と、駆動装
置本体73外の着脱位置であるアンローディング位置と
の間を往復移動できるようになっている。
【0004】上記駆動装置本体73内では、トレイ72
のローディング位置に、例えば図26に示すように、上
記トレイ72上に載置されたディスク71を駆動するた
めのターンテーブル73aが設けられており、そのター
ンテーブル73aが、トレイ72の上部に設けられたデ
ィスク押さえ73bとの間でディスク71を挟み込むこ
とにより、上記ディスク71をチャッキングして駆動す
るようになっている。
【0005】一方、ケースとしてのカートリッジに収納
された光磁気ディスク等のディスクを駆動する駆動装置
も知られている。上記ディスクを収納するカートリッジ
としては、例えば図24に示すように、円盤状のディス
ク74を、その中央に設けられた円形の開口部74aを
覆う円形のクランピングプレート75と共に、略正方形
のカートリッジ76内に収納されたものが知られてい
る。
【0006】上記カートリッジ76は、カートリッジ上
部76aと、カートリッジ下部76bとを合わせてな
り、上記カートリッジ下部76bには、上記ディスク7
4を駆動するために、上記開口部74aに嵌合するター
ンテーブル(図示せず)を貫通できるように円形の中央
穴部76cが設けられ、さらに、上記ディスク74を回
転自在に保持する略円形状のディスク用凹部76dが設
けられている。
【0007】上記ディスク74の駆動は、図25に示す
ように、カートリッジ76を挿入して保持するホルダー
77が駆動位置に移動し、その駆動位置にてターンテー
ブル78が中央穴部76cを通してディスク74をチャ
ッキングして駆動する仕組みとなっている。ディスク7
4のチャッキングは、前記クランピングプレート75が
磁力などによりターンテーブル78側に引き寄せられ、
ディスク74をターンテーブル78側に押圧することに
より行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、1つのディスク駆動装置において、上記のよ
うな各ディスク71・74をそれぞれ駆動しようとする
と、それらのチャッキング機構等が異なるために、各専
用のチャッキング機構等を設ける必要があるから、それ
らに応じた各ターンテーブル等を設けることとなり、大
型化を招来するという問題を生じている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ディスク駆動装置は、以上の課題を解決するために、記
憶媒体としての第1ディスクを駆動できるように保持す
る第1保持手段が、上記第1ディスクの着脱可能位置で
あるアンローディング位置と、駆動可能位置であるロー
ディング位置との間を移動できるように設けられ、記憶
媒体としての第2ディスクを駆動できるように保持する
第2保持手段が、上記第2ディスクの着脱可能位置であ
るアンローディング位置と、上記第1ディスクとは異な
駆動可能位置であるローディング位置との間を上記第
1保持手段とは個別に移動できるように設けられ、上記
第1保持手段および第2保持手段は、ローディング位置
での第1ディスクおよび第2ディスクの回転軸が、ほぼ
同軸上となるように設けられ、上記第1ディスクまたは
第2ディスクを回転駆動する駆動手段が、その回転軸方
向に移動可能に、かつ、上記駆動手段の移動により上記
第1ディスクまたは第2ディスクとそれぞれのローディ
ング位置で結合して駆動を行うことが可能に設けられて
おり、上記第2保持手段は、上記駆動手段が上記第1デ
ィスクのローディング位置にある場合でも上記第2ディ
スクのアンローディング位置からローディング位置に移
動可能であることを特徴としている。
【0010】本発明の請求項2記載のディスク駆動装置
は、以上の課題を解決するために、請求項1記載のディ
スク駆動装置において、ローディング位置での第2保持
手段は、待機位置での駆動手段との間に、ローディング
位置での第1保持手段を挟むように設けられ、第2保持
手段に載置された第2ディスクを駆動する際、第1保持
手段に第1ディスクが保持されていることを検出して上
記第1保持手段をアンローディンク位置に移動させる制
御手段が設けられていることを特徴としている。
【0011】本発明の請求項3記載のディスク駆動装置
は、以上の課題を解決するために、請求項1記載のディ
スク駆動装置において、ローディング位置での第2保持
手段は、待機位置での駆動手段との間に、ローディング
位置での第1保持手段を挟むように設けられ、上記駆動
手段は、上記第1ディスクをそれと結合して駆動するた
めの第1ディスク用ターンテーブルを備え、前記第2保
持手段は、上記第1ディスク用ターンテーブルに結合し
て第2ディスク用ターンテーブルとして機能する結合部
材を備えていることを特徴としている。
【0012】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、第1ディス
クを保持してアンローディング位置とローディング位置
との間を移動する第1保持手段と、第2ディスクを保持
してアンローディング位置とローディング位置との間を
第1保持手段とは個別に移動する第2保持手段とを
れぞれのローディング位置での上記第1ディスクおよび
第2ディスクの回転軸をほぼ同軸上となるように設けた
から、第1ディスクまたは第2ディスクをローディング
位置に移動させた後、駆動手段をその回転軸方向に移動
させることにより、上記駆動手段によって、上記第1デ
ィスクまたは第2ディスクをそれぞれのローディング位
置で回転駆動することができる。また、第2保持手段
は、駆動手段が第1ディスクのローディング位置にある
場合でも第2ディスクのアンローディング位置からロー
ディング位置に移動可能である。
【0013】また、上記請求項2記載の構成によれば、
さらに、第1ディスクを保持する第1保持手段が、待機
位置での駆動手段と第2保持手段の間となって、第2保
持手段の第2ディスクを駆動するための駆動手段におけ
る移動の障害となる場合は、障害となる上記第1ディス
クを検出して上記第1保持手段をアンローディング位置
に移動させるように制御手段により制御することによ
り、上記のような障害を回避できる。
【0014】上記の請求項3記載の構成によれば、さら
に、第1ディスクと第2ディスクの駆動用孔である中央
孔部の内径が異なる、例えば第2ディスクの中央孔部の
内径が、第1ディスクの中央孔部の内径より大きい場合
においても、結合部材を備えているから、上記第1ディ
スクまたは第2ディスクを駆動手段により回転駆動する
ことができる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図22
に基づいて説明すれば、以下の通りである。ディスク駆
動装置を備えるディスク再生装置は、図2に示すケース
としてのカートリッジ1に収納された第1ディスク2
と、図示しないが、ケースに収納されていないコンパク
トディスクやレーザーディスク等の第2ディスクをコン
パチブルに駆動して再生するものである。
【0016】上記第1ディスク2は、ケースとしてのカ
ートリッジ1に収納された光磁気ディスク等であり、略
正方形板状のカートリッジ1内に収納されている。上記
カートリッジ1は、カートリッジ上部1aと、カートリ
ッジ下部1bとを合わせてなる。
【0017】上記カートリッジ下部1bには、上記第1
ディスク2を駆動するため、その中央穴部2aに嵌合し
て結合する駆動手段としての後述するターンテーブル
(図示せず)を回転自在に挿通できるように円形の挿通
用穴部1cが設けられ、さらに、上記第1ディスク2を
回転自在となるように保持する略円形状のディスク用凹
部1dが設けられている。
【0018】また、カートリッジ1内には、第1ディス
ク2を挟んで挿通用穴部1cと対面する略円形のクラン
ピングプレート1eが、前記中央穴部2aを覆うように
設けられている。なお、上記クランピングプレート1e
は、近接した磁石に吸引される磁性体からなる。
【0019】その上、上記カートリッジ下部1bには、
第1ディスク2を光学的に検出するため、図3に示すよ
うに、その中心から一端辺方向、つまり径方向に延びる
窓部1fが設けられ、また、上記窓部1fを覆うことの
できる略板状のスライダー(図示せず)が、上記窓部1
fを開閉できるように上記一端辺に沿って移動可能に取
り付けられている。なお、上記スライダーは、窓部1f
を閉じる方向に常に付勢されている。
【0020】一方、図4に示すように、前記第2ディス
ク3は、コンパクトディスクやレーザーディスク等の光
ディスク等であり、略円盤状に形成され、中央部に駆動
用の中央穴部3aが同心円状に形成されている。このよ
うな第2ディスク3は、図5および図6に示すように、
トレイ(第2保持手段)4に載置されて駆動再生され
る。
【0021】よって、上記トレイ4は、図示しないトレ
イ移動手段によって、本体5内の第2ディスクの駆動位
置であるローディング位置と、本体5外の第2ディスク
の着脱位置であるアンローディング位置との間を水平に
往復移動可能となっている。
【0022】なお、図2および図4に示す上記各ディス
ク2・3を回転駆動するために、後述するターンテーブ
ルと嵌合して結合する各中央穴部2a・3aでは、第1
ディスク2の中央穴部2aの径が、第2ディスク3の中
央穴部3aの径より小さく設定されている。
【0023】上記ディスク再生装置では、上記各ディス
ク2・3を回転駆動するため、図1に示すように、上記
第1ディスクの中央穴部と嵌合する前述したターンテー
ブル6が本体5内に設けられている。
【0024】上記本体5は、通常、ほぼ水平面上に載置
されて用いられていて、そのような本体5の状態におい
て上記ターンテーブル6の回転軸がほぼ垂直となるよう
に、上記ターンテーブル6が配設され、その回転軸は上
記第2ディスク3のローディング位置での回転軸とほぼ
同軸上となるように設定されている。
【0025】上記ターンテーブル6は、略円柱状に形成
され、その中央部に径方向外向きに延びるフランジ部6
aと、そのフランジ部6aから上方に同軸上に延びる略
円柱状の嵌合部6bとを備えている。
【0026】その嵌合部6bは、その軸方向中央部から
上部が、先端に向かって径が小さくなるテーパー形状を
有し、その大径が、図2に示す前記中央穴部2aに嵌合
するように設定されている。
【0027】上記ターンテーブル6の下方には、図1に
示すように、ターンテーブル6を駆動するためのスピン
ドルモータであるモータ7が本体5内に設置され、その
モータ7の回転軸7aに上記ターンテーブル6が一体的
に回転するように連結されている。
【0028】また、上記ターンテーブル6の上方には、
図1および図3に示すように、前記カートリッジ1の第
1ディスク2をローディング位置に保持するように上記
カートリッジ1を収納するホルダー(第1保持手段)8
が設置されている。上記ホルダー8は、断面略コの字状
の樋状の2対のガイド部8a…が、それらの開口を対向
するように相互に平行にそれぞれ配され、それらガイド
部8a…によりカートリッジ1を挟んで収納できるよう
になっている。
【0029】また、第1ディスク2の挿入方向(矢印A
方向)における各ガイド部8a・8aの後端部には、挿
入されたカートリッジ1の移動を制止するストッパー8
b・8bがそれぞれ設けられていて、上記カートリッジ
1を、ホルダー8内の所定位置に保持できるようになっ
ている。
【0030】その上、ホルダー8は、第1ディスク2の
挿入方向に並ぶ各ガイド部8a・8aが、上記挿入方向
に延びる連結板8bによりそれぞれ連結されており、図
示しないホルダー移動手段により本体5内を移動して、
図7に示すアンローディング位置と図5に示すローディ
ング位置との間を往復移動できるようになっている。
【0031】これにより、図8に示すように、第1ディ
スク2をローディング位置に設定できるようになってい
る。上記ローディング位置とは、前記ターンテーブル6
の回転軸と、第1ディスク2の回転軸とが一致する位置
である。
【0032】また、上記ホルダー8には、図示しない
が、カートリッジ1のスライダーを開く機構、上記カー
トリッジ1を所定位置に保持固定するロック機構、さら
に、上記ロック機構を解除するアンロック機構が設置さ
れている。
【0033】上記ホルダー8の上方に、図1および図5
に示すように、前記トレイ4が第2ディスク3の駆動位
置であるローディング位置と着脱位置であるアンローデ
ィング位置との間で移動できるようになっている。上記
トレイ4の中央部には、図9に示すように、第2ディス
ク3の中央穴部3aに嵌合して、その第2ディスク3と
一体的に回転する略円柱状のアダプター(結合部材)9
が回転自在に取り付けられ、上記アダプター9を遊嵌す
る開口部4aが穿設されている。
【0034】また、アダプター9は、その下端部と中央
部に径方向外向きに延びる下部フランジ部9a、上部フ
ランジ部9bとをそれぞれ備え、上記各フランジ部9a
・9b間に開口部4aの縁部を挟み込み、かつ、各フラ
ンジ部9a・9b間の胴部を開口部4aに遊嵌すること
で、トレイ4に回動自在に取り付けられている。
【0035】なお、上記各フランジ部9a・9b間の距
離は、上記開口部4aの縁部の厚さより大きく設定され
ているので、各フランジ部9a・9bの間隔で、上記ア
ダプター9がその回転軸方向に移動可能となっている。
【0036】さらに、アダプター9は、その上部フラン
ジ部9bの上部に第2ディスク3の中央穴部3aと嵌合
する略円柱状の嵌合部9cを備えている。その嵌合部9
cは、その軸方向中央部から先端にかけて、径が順次小
さくなるテーパー形状を備え、また、嵌合部9cの大径
は、上記中央穴部3aに嵌合するように設けられてい
る。
【0037】その上、アダプター9には、前記ターンテ
ーブル6の先端部が嵌まり込んで駆動力を伝達すること
により、上記アダプター9を駆動するための連結用凹部
9dが形成されている。
【0038】したがって、上記アダプター9は、非駆動
時、上部フランジ部9bの下端面と開口部4aの上面と
が当接しており、ターンテーブル6による駆動時、上部
フランジ部9bの下端面と開口部4aの上面とが離間し
て上部フランジ部9b上の第2ディスク3をアダプター
9と共に回転駆動できるようになっている。
【0039】一方、本体5内には、セットされた各第1
・第2ディスクを再生するための光ピックアップ10
が、ターンテーブル6の回転軸に対して径方向に往復移
動可能に取り付けられ、図示しない駆動部材によって、
上記各第1・第2ディスクの記録面を操作できるように
なっている。
【0040】そして、上記本体5内には、図1に示すよ
うに、ターンテーブル6、モータ7および光ピックアッ
プ10を一体的に、ターンテーブル6の回転軸方向、つ
まり図中E−F方向に往復移動させるベース11が設け
られている。
【0041】それゆえ、上記ターンテーブル6は、ベー
ス11をターンテーブル6の回転軸方向に移動させて、
図8に示すように、前記ホルダー8に収納された第1デ
ィスク2を駆動でき、かつ、上記ベース11をさらに移
動させて、図9に示すように、駆動位置のトレイ4上の
第2ディスク3を駆動できるようになっている。
【0042】また、第1ディスク2のローディング位置
にある上記ホルダー8は、ベース11、光ピックアップ
10およびターンテーブル6の上下方向での往復移動に
支障を及ぼさないように空間部である逃げ部を有してい
る。
【0043】次に、図3および図7に示すように、カー
トリッジ1に収納された第1ディスク2を駆動する際の
各動作について説明する。まず、カートリッジ1は、本
体5の前方よりアンローディング位置にあるホルダー8
に、本体5の内方、つまり図中A方向に手動で挿入され
る。このとき、カートリッジ1は、そのスライダーが開
かれ、ホルダー8内の所定位置にロックされる。
【0044】続いて、上記ホルダー8を、図示しないホ
ルダー移動手段により第1ディスク2のローディング位
置まで移動させる。その後、図8に示すように、後述す
る昇降機構により、待機位置となる初期位置のベース1
1がE方向に上昇し、ターンテーブル6が、カートリッ
ジ1の挿通孔1cに挿通され、第1ディスク2の中央穴
部2aに嵌合して結合され、さらに、第1ディスク2を
チャッキングする。
【0045】これは、ターンテーブル6の頂部に図示し
ないマグネットが組み込まれていることにより、クラン
ピングプレート1eとターンテーブル6とが相互に吸引
し、しかもカートリッジ1がホルダー8に保持されてい
るため、チャッキングされ、これにより、第1ディスク
2のローディング位置への移動動作が完了する。
【0046】その後、モータ7がターンテーブル6を駆
動し、光ピックアップ10が回転する第1ディスク2の
表面から信号を読み取ることにより、第1ディスク2の
再生が行われる。
【0047】次に、上記第1ディスク2を取り出す、つ
まり排出する動作について説明すると、まず、ベース1
1を下降させた後、ホルダー8がカートリッジ1の挿入
口まで移動し、続いて、ホルダー8のロック機構が解除
されると、カートリッジ1のスライダーの付勢力を利用
して、カートリッジ1の一部が上記挿入口より排出する
ことで、カートリッジ1が取り出し可能となり、第1デ
ィスク2の排出動作が完了する。
【0048】次に、前記第2ディスクを再生する際の各
動作について説明すると、まず、上記第2ディスクを、
図5に示すアンローディング位置にあるトレイ4に載置
した後、図示しないトレイ移動手段により、上記トレイ
4を、本体5内のローディング位置であるターンテーブ
ル6の上方位置に移動させ、続いて、図9に示すよう
に、図示しない昇降機構により、第1ディスクの再生時
の上昇量より、さらに大きくベース11が上昇し、ター
ンテーブル6がアダプター9に嵌まり込んで結合すると
共に、上記ターンテーブル6がアダプター9および第2
ディスク3を上方に所定量上昇させる。
【0049】続いて、図示しないディスク押さえが、ア
ダプター9および第2ディスク3上に下降し、そのディ
スク押さえとアダプター9とによって第2ディスク3が
挟み込まれ、チャッキングされることにより、第2ディ
スク3がターンテーブル6により駆動される。その後、
駆動された第2ディスク3から光ピックアップ10が信
号を読み取ることにより、上記第2ディスク3の再生が
行われる。
【0050】上記第2ディスク3の排出は、まず、図示
しないディスク押さえが上昇して、アダプター9および
第2ディスク3から離間すると共に、ベース11が下降
してターンテーブル6とアダプター9とが離間した後、
トレイ4が、図5に示すように、第2ディスクのアンロ
ーディング位置方向、図中F方向に移動されて、第2デ
ィスクが取り出し可能となり、第2ディスクの排出動作
が完了する。
【0051】なお、上記実施例では、ベース11の上昇
量の変えることによって、第1ディスクおよび第2ディ
スクのどちらか一方を選択しているが、ベース11を移
動させる代わりに、ホルダー8およびトレイ4を下降さ
せるように移動させてもよい。この場合、第2ディスク
の再生時のトレイ4の下降量は、第1ディスクの再生時
のホルダー8の下降量より大きくなる。
【0052】ところで、従来のディスク駆動装置では、
駆動するための中央穴部の内径が異なるといった異種の
ディスクをそれぞれ駆動する場合、上記各ディスクのチ
ャッキング仕様等が異なるため、駆動用のターンテーブ
ルを別々に設けていた。
【0053】しかしながら、上記実施例の構成は、図8
および図9に示すように、第1ディスク2と結合して上
記第1ディスク2を駆動するターンテーブル6と、上記
ターンテーブル6と結合すると共に前記第2ディスク3
と結合して上記第2ディスク3を駆動するアダプター9
とを設けている。
【0054】かつ、上記構成は、上記第1ディスク2と
第2ディスク3のローディング位置での回転軸を同軸上
となるようにホルダー8およびトレイ4を設け、その
上、ターンテーブル6を回転軸方向に移動するように設
けている。
【0055】したがって、上記構成は、1つのターンテ
ーブル6によって、異なる第1ディスク2および第2デ
ィスク3をそれぞれ駆動できる。このことから、上記構
成は、小型化を図ることができると共に、コストも低減
できるものとなっている。
【0056】次に、上記ターンテーブル6を昇降させる
前述した昇降機構を、図10ないし図14に基づいて説
明する。なお、上記実施例において説明した部材につい
ては、同一の部材番号を付与して、それらの詳細な説明
を省いた。
【0057】まず、図10において、矢印A方向は、ホ
ルダー8およびトレイ4の進入方向(以下、ローディン
グ方向という)、矢印B方向は、ホルダー8およびトレ
イ4の排出方向(以下、アンローディング方向とい
う)、矢印C−D方向は、再生時における光ピックアッ
プ10の走査移動方向、図11に示す矢印E−Fは、ベ
ース11、モータ7およびターンテーブル6の移動方向
である。
【0058】前記昇降機構では、図10に示すように、
ベース11を間に挟んで、2枚の第1および第2固定板
12・13が、A−B方向に相互に対面して平行となる
ように設けられ、さらに、それら第1および第2固定板
12・13をそれぞれ間に挟むようにそれらの外側にそ
れぞれ沿って、C−D方向に往復移動可能な第1および
第2可動板14・15が設けられている。
【0059】上記各第1および第2可動板14・15を
連動させる回動板16が、各第1および第2可動板14
・15の下端部に回動自在にそれぞれ取り付けられ、ま
た、本体5の底面上の支軸17に回動自在に取り付けら
れていて、上記第1可動板14が、例えばC方向に駆動
されると、第2可動板15がD方向に駆動されるという
ように、互いに逆方向に移動するようになっている。
【0060】また、上記支軸17は、モータ7、ターン
テーブル6および光ピックアップ10を備えるベース1
1の重心の垂線上にほぼ設置されている。これにより、
ベース11の昇降を円滑なものとすることができる。
【0061】また、上記第1可動板14の側面下端部に
は、C−D方向に延びるラック18が設けられ、そのラ
ック18に歯合するギヤ19が設けられている。このギ
ヤ19は、図示しない減速歯車に歯合し、この減速歯車
は図示しないラック駆動用モータに連結している。
【0062】そして、上記ベース11の両サイドには、
図10ないし図12に示すように、ベース11移動用の
ピン11aが、A−B方向外向きに延びるように2対設
けられている。上記各ピン11a…の各対は、ターンテ
ーブル6、モータ7および光ピックアップ10が搭載さ
れたベース11の重心を中心として、互いに対称位置と
なるように設定されている。
【0063】上記ベース11は、各ピン11a…が、第
1固定板12の各長孔12a・12aと、第1可動板1
4の各段付き斜孔14a・14aと、第2固定体13の
各長孔13a・13aと、第2可動板15の各段付き斜
孔15a・15aとに摺動可能に嵌入している。
【0064】上記各長孔12a・12aと各長孔13a
・13aとは、E−F方向に延びる長穴形状に、かつ、
互いに平行に延びるように形成される一方、上記各段付
き斜孔14a・14aと各段付き斜孔15a・15a
は、3つの平坦部と、上記各平坦部間を連結する2つの
斜面をそれぞれ備えている。
【0065】また、ベース11の前記重心を通る垂線に
対して、各長孔12a・12aと各長孔13a・13
a、並びに各段付き斜孔14a・14aと各段付き斜孔
15a・15aの各形状および位置は線対称となるよう
に成形されている。
【0066】上記各ピン11a…が、最も下段の平坦部
にある時は、ストップ状態、すなわち無演奏モード、最
も上段にある時は、CD等のケースに収納されていない
第2ディスクを再生する状態、真ん中の段にある時は、
ミニディスク(MD)等のケースに収納された第1ディ
スクを再生する状態であり、上記の各ピン11a…を昇
降させるのは、上記各段付き斜孔14a・14aと各段
付き斜孔15a・15aの各平坦部をつなぐ各斜面を用
いる。
【0067】また、前記ギヤ19には、そのギヤ19の
回転角度を検出するための図示しないロータリースイッ
チが取り付けられ、上記ギヤ19の回転角度を検出する
ことによって、上記ベース11の昇降位置、すなわちタ
ーンテーブル6の昇降位置が検出できるようになってい
る。
【0068】一方、前記ラック駆動用モータは、双方向
にそれぞれ回転できるようになっていて、その回転方向
と、上記ギヤ19の回転角度とを制御することにより、
前記ラック18におけるC−D方向の往復移動を制御で
きるようになっている。
【0069】次に、上記のような昇降機構の動作につい
て説明する。まず、ベース11を上昇させる場合、ラッ
ク駆動用モータの回転によって、ギヤ19およびラック
18を介して第1可動板14がC方向に移動し、その第
1可動板14の移動に伴って回動板16の回動し、第2
可動板15が、上記第1可動板14とは逆方向であるD
方向に移動する。
【0070】これら各第1および第2可動板14・15
の移動によって、ベース11は、段付き斜孔14a・1
4aおよび段付き斜孔15a・15aから矢印E方向で
ある上昇方向に押し上げられ、さらに、第1および第2
固定板12・13の各長孔12a・12a・13a・1
3aにガイドされて、矢印E方向に安定に移動する一
方、上記ベース11を下降させる場合は、上記と逆の動
作が行われる。
【0071】次に、ベース11の各動作例について説明
する。ベース11が最下降位置、つまり、各ピン11a
…が各段付き斜孔14a・14aおよび段付き斜孔15
a・15aの一番下の下平坦部に位置している時は、ト
レイ4およびホルダー8は、それらの水平方向への移動
の際に、ターンテーブル6や光ピックアップ10と当接
しない。
【0072】このため、それらトレイ4やホルダー8
は、ディスクのアンローディング位置とローディング位
置の間の移動方向において、図10および図11に示す
ように、図ではA−B方向に進退自在である。このよう
なベース11の状態を初期状態と呼ぶ。なお、上記ベー
ス11が最下降位置にあることはギヤ19に連動する図
示しないロータリースイッチの回転角度により検出され
る。
【0073】次に、上記初期状態から、図13に示す第
1ディスクを回転駆動できるローディング位置までベー
ス11を移動させるには、ピン11a…を、各段付き斜
孔14a・14aおよび段付き斜孔15a・15aの中
間部にある中平坦部に移動させる。
【0074】さらに、図14に示す第2ディスクを回転
駆動できるローディング位置までベース11を移動させ
るには、ピン11a…を、各段付き斜孔14a・14a
および段付き斜孔15a・15aの一番上の上平坦部に
移動させる。
【0075】上記各ピン11a…の移動は、前記ラック
駆動用モータの回転角度を、ギヤ19に連動するロータ
リースイッチにて、所定の各動作状態が検出されて後述
する制御回路により制御することにより、正確に実行さ
れる。
【0076】第2ディスク(図示せず)の再生状態への
移行の前、ターンテーブル6がアダプター9と嵌合する
とともに、ディスク押さえ20は、図示しない公知の手
段によって、下降されアダプター9とディスク押さえ2
0とにより第2ディスクが挟持される。
【0077】次に、ディスク駆動装置を有するディスク
再生装置の再生部回りの回路ブロック図について図11
および図15に基づいて説明する。ディスク再生装置で
は、マイクロコンピュータ等の制御回路(制御手段)2
1が設けられ、その制御回路21に動作指示信号を入力
するためのキー入力部30と、上記キー入力部30と予
め内蔵されたプログラムに基づいて第2ディスクを再生
するための第2ディスク再生部40と、上記キー入力部
30と予め内蔵されたプログラムに基づいて第1ディス
クを再生するための第1ディスク再生部50とが設けら
れている。
【0078】また、上記制御回路21には、所定の手順
等を示すプログラム等を予め記憶したメモリ22と、ベ
ース11のE−F方向における位置を前記ロータリース
イッチの回転角度によって検出するベース位置検出回路
23と、前記のラック駆動モータ24と、各動作での状
態を表示するための情報信号出力回路25と、異常時に
警告を発するアラーム機構26とが接続されている。
【0079】また、上記制御回路21には、その制御回
路21からの信号に基づいて制御される前記のモータ7
および光ピックアップ10が接続されている。
【0080】上記キー入力部30は、第2ディスク再生
操作キー31、第1ディスク再生操作キー32、ストッ
プモード操作キー33、第2ディスクをローディング状
態に移行させるための第2ディスク装着操作キー34、
第2ディスクをアンローディング状態に移行させるため
の第2ディスク取出操作キー35、第1ディスクをロー
ディング状態に移行させるための第1ディスク装着操作
キー36、第1ディスクをアンローディング状態に移行
させるための第1ディスク取出操作キー37を有してい
る。
【0081】これらの操作キーを使用者が操作すると、
各キーに応じた信号が制御回路21に入力され、上記制
御回路21は、上記信号に応じて、各ブロックに所定の
出力信号を、予め記憶されたプログラムに沿って所定の
タイミングで送出する。
【0082】前記第2ディスク再生部40は、トレイ4
を駆動するためのトレイ駆動手段41、トレイ4のロー
ディング状態を検出するためのトレイ装着状態出手段4
2、トレイ4のアンローディング状態を検出するための
トレイ取出検出手段43、第2ディスクのトレイ4上へ
の載置を検出する第2ディスク載置状態検出手段44、
第2ディスクを再生するための第2ディスク再生回路4
5を備えている。なお、上記各検出手段42・43とし
ては例えばマイクロスイッチ等が用いられる。
【0083】前記第1ディスク再生部50は、ホルダー
8を駆動するためのホルダー駆動回路51、ホルダー8
のローディング状態を検出するためのホルダー装着位置
検出手段52、ホルダー8のアンローディング状態を検
出するためのホルダー取出位置検出手段53、カートリ
ッジ1のホルダー8上への収納を検出する第1ディスク
収納状態検出手段54、第1ディスクを再生するための
第1ディスク再生回路55を備えている。なお、図中の
矢印は、上記各ブロック間での信号の送出方向を示す。
なお、上記各検出手段53・54としては、例えばマイ
クロスイッチ等が用いられる。
【0084】次に、上記ディスク再生装置の各動作例に
ついて図11を参照しながら、図16ないし図22に基
づいて説明する。なお、第2ディスクをトレイ4に載置
し、そのトレイ4のローディングの手順を示すフローチ
ャートを図16に、第1ディスクを内蔵するカートリッ
ジをホルダー8に収納して上記第1ディスクを再生位置
で駆動する際の手順を示すフローチャートを図17に、
第2ディスクの再生の手順を示すフローチャートを図1
8に、第1ディスクの再生の手順を示すフローチャート
を図19に、ストップ操作モードのフローチャートを図
20に、第2ディスクのアンローディングの手順を示す
フローチャートを図21に、第1ディスクのアンローデ
ィングの手順を示すフローチャートを図22に示す。
【0085】最初に、第2ディスクのローディングにつ
いて図11、図15および図16に基づいて説明する。
まず、トレイ4がアンローディング状態の位置、つまり
トレイ4が第2ディスクの着脱位置であるか、またはロ
ーディング状態の位置、つまり再生駆動位置かを検出す
る(ステップ1、以下、ステップをSと略す)。
【0086】このとき、上記トレイ4がアンローディン
グ状態と異なる、すなわち、ローディング状態、また
は、アンローディング位置とローディング位置の中間で
ある場合、アラーム機構26によって操作者に警告して
ローディング動作を停止する(S2)。一方、上記トレ
イ4がアンローディング状態である場合、上記トレイ4
上に第2ディスクが載置されているか否かを検出する
(S3)。
【0087】このとき、第2ディスクがトレイ4上に載
置されていない、または、正常状態で載置されていない
場合、アラーム機構26によって操作者に警告してロー
ディング動作を停止する(S4)。一方、第2ディスク
がトレイ4上に載置されている場合、トレイ4がスタン
バイOKとなり、待機状態となる。
【0088】次に、本体5内のベース11がスタンバイ
OKか否かを検出する。すなわち、ベース11が第2デ
ィスクのローディング位置にある場合(プログラム上で
は通常ありえない状態で単に確認のため)、トレイ4が
ローディング位置方向に移動すると、ターンテーブル6
と衝突して、その移動が阻害されるという不都合を生じ
る。
【0089】よって、上記不都合を防止するため、ま
ず、ベース11の位置を検出し(S5)、トレイ4が第
2ディスクの再生位置であれば、ベース11を初期状態
の位置方向に下降させ(S6)、ベース11が初期状態
位置に下降したことを確認した後(S7)、待機中の前
記トレイ4をローディングに移動させて(S8)、第2
ディスクのローディングが完了する。
【0090】一方、上記S5にて、ベース11が、第1
ディスクのローディング位置、もしくは初期状態位置で
ある場合、直ちに上記S8のステップに移行して実行
し、第2ディスクのローディングが完了する。
【0091】次に、第1ディスクのローディングについ
て図11、図15および図17に基づいて説明する。ま
ず、ホルダー8がアンローディング状態であるか、また
はローディング状態かを検出する(S11)。
【0092】このとき、上記ホルダー8が、アンローデ
ィング状態と異なる、つまり、ローディング状態、また
はアンローディング状態とローディング状態との中間位
置である場合、アラーム機構26によって操作者に警告
してローディング動作を停止する(S12)。一方、上
記ホルダー8がアンローディング状態である場合、上記
ホルダー8内に第1ディスクが収納されているか否かを
検出する(S13)。
【0093】このとき、第1ディスクがホルダー8内に
収納されていない、もしくは正常に収納されていない場
合、アラーム機構26によって操作者に警告してローデ
ィング動作を停止する(S14)。一方、第1ディスク
がホルダー8内に収納されている場合、ホルダー8がス
タンバイOKとなり、待機状態となる。
【0094】次に、本体5内のベース11がスタンバイ
OKか否かを検出する。すなわち、ベース11が、第1
ディスクまたは第2ディスクの再生位置にある場合(プ
ログラム上では通常ありえない状態で単に確認のた
め)、ホルダー8がローディング位置方向に移動する
と、ターンテーブル6と衝突して、その移動が阻害され
るという不都合を生じる。
【0095】よって、上記の不都合を回避するため、ま
ず、ベース11の位置を検出し(S15)、ホルダー8
が第2ディスクの再生位置であれば、ベース11を初期
状態の位置方向に下降させ(S16)、ベース11が初
期状態位置に下降したことを確認した後(S17)、ホ
ルダー8をローディング位置方向に移動させ(S1
8)、ホルダー8がローディング位置に達したことを検
出した後(S19)、その位置でホルダー8の移動動作
を停止して、第1ディスクのローディングが完了する。
【0096】一方、上記S15にて、ベース11が、第
1ディスクのローディング位置である場合、ベース11
を初期状態の位置方向に下降させ(S20)、ベース1
1が初期状態位置に下降したことを確認した後(S2
1)、ホルダー8をローディング位置方向に移動させて
(S18)、ホルダー8がローディング位置に達したこ
とを検出し(S19)、その位置でホルダー8の移動動
作を停止して、第1ディスクのローディングが完了す
る。
【0097】また、上記S15にて、ベース11が、初
期状態位置である場合、直ちに上記S18・S19のス
テップに順次移行して実行し、第1ディスクのローディ
ングが完了する。
【0098】次に、第2ディスクの再生動作について図
14、図15および図18に基づいて説明する。第2デ
ィスク再生操作キー31が操作される時、トレイ4はロ
ーディング状態で、かつ、トレイ4上に第2ディスクが
載置されている必要がある。
【0099】よって、まず、トレイ4がローディング状
態か否かを検出し(S31)、トレイ4がローディング
状態でなければ、図16に示したトレイローディングス
テープS1〜S7で、トレイ4をローディング状態とし
(S32)、また、トレイ4がローディング状態であれ
ば、トレイ4が第2ディスクを載置しているか否かを検
出する(S33)。
【0100】このとき、トレイ4に第2ディスクが載置
されていない場合、後述する図21に示すトレイアンロ
ーディングステップS81〜S87に基づいて、トレイ4を
一旦アンローディング状態とし(S34)、続いて、上
記S33にてトレイ4に第2ディスクを載置したことを
確認し、上記S31に戻ることによって、トレイ4がロ
ーディング状態で、かつ、トレイ4上に第2ディスクが
載置されていることを再確認する。
【0101】ところで、上記S33にてトレイ4上に第
2ディスクが載置されている場合でも、ホルダー8がロ
ーディング状態であり、かつ、上記ホルダー8に第1デ
ィスクが収納されていると、ベース11を第2ディスク
のローディング位置まで上昇させる時に、第1ディスク
がターンテーブル6と当接して、ベース11の上昇に支
障を生じる。
【0102】このような支障を回避するために、まず、
ホルダー8がローディング状態か否かを検出し(S3
5)、上記ホルダー8がローディング状態であれば、続
いて、ホルダー8が第1ディスクを収納しているか否か
を検出し(S36)、上記ホルダー8が第1ディスクを
収納していれば、後述する図22に示すホルダーアンロ
ーディングステップS91〜S99に基づいて上記ホルダー
8をアンローディング状態とし(S37)、後述する次
のステップ38の動作を実行する。
【0103】一方、前記S35にてホルダー8がアンロ
ーディング状態であれば、S38に移行し、また、前記
S36にてホルダー8に第1ディスクが収納されていな
い場合は、上記ホルダー8がローディング状態の位置に
あっても、上記ホルダー8は前述した逃げ部を備えるか
ら、ベース11の移動に支障を生じないので、S38に
移行する。
【0104】その後、ベース11の位置を検出し(S3
8)、上記ベース11が第1ディスクのローディング位
置であれば、ラック駆動モータをONし(S39)、一
方、ベース11が初期状態であれば、同様にラック駆動
モータをONし(S40)、続いて、上昇するベース1
1の位置が第2ディスクの再生位置に達したか否かを検
出し(S41)、上記ベース11が第2ディスクのロー
ディング位置、つまりターンテーブル6がアダプター9
に装着される位置に達すれば、上記ラック駆動モータを
OFFする(S42)。
【0105】前記S38にてベース11が第2ディスク
のローディング位置であることが検出された後、あるい
は、上記S42が実行された後、スピンドルモータであ
るモータ7をONし(S43)、続いて、第2ディスク
再生回路45をONし(S44)、その後、光ピックア
ップ10をONして(S45)、第2ディスクの再生が
開始され、上記再生の開始動作が完了する。
【0106】次に、第1ディスクの再生開始動作につい
て図13、図15および図19に基づいて説明する。第
1ディスク再生操作キー32が操作される時、ホルダー
8はローディング状態で、かつ、ホルダー8内に第1デ
ィスクが収納されている必要がある。
【0107】よって、まず、ホルダー8がローディング
位置か否かを検出し(S51)、ホルダー8がローディ
ング位置でなければ、図17に示したホルダーローディ
ングステープS11〜S21で、ホルダー8をローディング
状態とし(S52)、また、ホルダー8がローディング
状態であれば、ホルダー8が第1ディスクを収納してい
るか否かを検出する(S53)。
【0108】このとき、ホルダー8に第1ディスクが収
納されていない場合、後述する図22に示すホルダーア
ンローディングステップS91〜S99に基づいて、ホルダ
ー8を一旦アンローディング状態とし(S54)、続い
て、上記S53にてホルダー8に第1ディスクを収納し
たことを確認し、上記S51に戻ることによって、ホル
ダー8がローディング状態で、かつ、ホルダー8内に第
1ディスクが収納されていることを再確認する。
【0109】その後、ベース11の位置を検出し(S5
5)、上記ベース11が初期状態の位置であれば、ラッ
ク駆動モータ24をONし(S56)、上昇するベース
11の位置が第1ディスクの再生位置に達したか否かを
検出し(S57)、上記ベース11が第1ディスクの再
生位置、つまりターンテーブル6が第1ディスクに装着
された位置に達すれば、上記ラック駆動モータ24をO
FFする(S58)。
【0110】前記S55にてベース11が第1ディスク
の再生位置であると検出され、あるいは、上記S58が
実行された後、スピンドルモータであるモータ7をON
し(S59)、続いて、第1ディスク再生回路55をO
Nし(S60)、その後、光ピックアップ10をONし
て(S61)、第1ディスクの再生が開始され、上記再
生の開始動作が完了する。
【0111】このように上記第1ディスクの再生開始動
作では、前述した第2ディスクの再生開始動作と比べ
て、ベース11の上昇量が異なり、また、トレイ4の状
態を検出する必要がない。なお、上記S59およびS6
1と、図18に示すS43およびS45とは、第1ディ
スクと第2ディスクとが異種ディスクの場合、各第1・
第2ディスクの仕様に応じて各動作状態、例えばモータ
7の回転数や光ピックアップ10の移動速度等がそれぞ
れ異なる。もし、第1ディスクと第2ディスクとが同種
ディスクであれば、各動作状態が等しくなり、同一のス
テップとなる。
【0112】次に、ストップモードについて図15およ
び図20に基づいて説明する。まず、STOPモード操作キ
ー33が操作されると、第1ディスク、または第2ディ
スクが再生状態か否かが検出し(S71)、第2ディス
クが再生状態であれば、光ピックアップ10を所定の位
置、つまりイニシャル状態に移動させ(S72)、続い
て、モータ7の回転を停止して(S73)ストップモー
ドの動作が完了する。
【0113】一方、上記S71にて、第1ディスクが再
生状態であれば、光ピックアップ10を所定の位置、つ
まりイニシャル状態に移動させ(S74)、続いて、モ
ータ7の回転を停止して(S75)、ストップモードの
動作が完了する。
【0114】また、上記のどちらのディスクも再生状態
ではない時は、光ピックアップ10もモータ7も作動し
ていないから、そのままストップモードを完了とする。
一方、上記各ステップS71〜S75においては、通常ベー
ス11はその位置を維持している。なお、ラック駆動モ
ータ24を作動させてベース11を初期状態に移動させ
てもよい。
【0115】次に、第2ディスクのアンローディング、
つまり第2ディスクの再生位置から取出位置への移動動
作について、図14、図15および図21に基づいて説
明する。まず、第2ディスク取出操作キー35が操作さ
れると、トレイ4がローディング状態であるか否かを検
出する(S81)。
【0116】このとき、トレイ4がローディング状態で
ない時、続いて、トレイ4がアンローディング状態か否
かを検出し(S82)、上記トレイ4がアンローディン
グ状態であれば、第2ディスクのアンローディング動作
が完了する。
【0117】一方、上記S81にてトレイ4がローディ
ング状態であれば、続いて、ベース11の位置を検出し
(S83)、上記ベース11が第2ディスクのローディ
ング位置であれば、ベース11を初期状態の位置方向に
移動させ(S84)、上記ベース11が初期状態の位置
に達したか否かを検出し(S85)、上記ベース11が
初期状態に達すればベース11の移動を停止する。
【0118】その後、トレイ4を第2ディスクの取出位
置方向に移動させ(S86)、上記トレイ4が上記取出
位置に達したか否かを検出して、上記トレイ4の移動を
停止して(S87)、第2ディスクのアンローディング
が完了する。
【0119】一方、前記のS82にてトレイ4がアンロ
ーディング状態でない場合、続いて、上記S86・S8
7を順次実行して、第2ディスクのアンローディングが
完了する。また、前記のS83にてベース11が、第1
ディスクのローディング位置、あるいは初期状態の位置
であれば、上記S86・S87を順次実行して、第2デ
ィスクのアンローディングが完了する。
【0120】このように上記の第2ディスクのアンロー
ディング動作では、ベース11が第2ディスクの再生位
置であれば、その位置でのターンテーブル6がトレイ4
の移動を阻害するから、ベース11を移動、つまりター
ンテーブル6の初期状態方向に移動させることにより、
トレイ4を取出位置方向に移動可能としている。
【0121】最後に、第1ディスクのアンローディン
グ、つまり第1ディスクの再生位置から取出位置への移
動動作について、図13、図15および図22に基づい
て説明する。まず、第1ディスク取出操作キー37が操
作されると、ホルダー8がローディング状態であるか否
かを検出する(S91)。
【0122】このとき、ホルダー8がローディング状態
でない時、続いて、ホルダー8がアンローディング状態
か否かを検出し(S92)、上記ホルダー8がアンロー
ディング状態であれば、第1ディスクのアンローディン
グ動作が完了する。
【0123】一方、上記S91にてホルダー8がローデ
ィング状態であれば、続いて、ベース11の位置を検出
し(S93)、上記ベース11が第2ディスクのローデ
ィング位置であれば、ベース11を初期状態の位置方向
に移動させ(S94)、上記ベース11が初期状態の位
置に達したか否かを検出し(S95)、上記ベース11
が初期状態に達すればベース11の移動を停止する。
【0124】また、上記S93にて上記ベース11が第
1ディスクのローディング位置であれば、ベース11を
初期状態の位置方向に移動させ(S96)、上記ベース
11が初期状態の位置に達したか否かを検出し(S9
7)、上記ベース11が初期状態に達すればベース11
の移動を停止する。
【0125】その後、ホルダー8を第1ディスクの取出
位置方向に移動させ(S98)、上記ホルダー8が上記
取出位置に達したか否かを検出し、上記ホルダー8の移
動を停止して(S99)、第1ディスクのアンローディ
ングが完了する。
【0126】一方、前記のS93にてベース11が初期
状態の時には、続いて、上記S98・S99を順次実行
して、第1ディスクのアンローディングが完了する。
【0127】このように上記の第1ディスクのアンロー
ディング動作では、ベース11が、第1または第2ディ
スクの再生位置であれば、その位置でのターンテーブル
6がホルダー8の移動を阻害するから、ベース11を移
動、つまりターンテーブル6の初期状態方向に移動させ
ることにより、ホルダー8をアンローディング位置方向
に移動可能としている。
【0128】このように上記実施例の構成では、ローデ
ィング位置でトレイ4に対して下側となるホルダー8
に、第1ディスクが収納されている場合に、トレイ4に
載置された第2ディスク3を駆動する前に、上記ホルダ
ー8をアンローディング位置に移動させるようになって
いる一方、ホルダー8に第1ディスクが収納されていな
い場合、ホルダー8がローディング位置であっても、上
記ホルダー8を移動させずにトレイ4に載置された第2
ディスク3を駆動できるようになっている。
【0129】これにより、上記構成は、ローディング位
置でのホルダー8に第1ディスクが収納されていない場
合、トレイ4の第2ディスクを駆動する際のホルダー8
の移動の手間を省くことができる。したがって、第2デ
ィスクを駆動する際の駆動開始に至る時間を短縮化でき
て、第2ディスクの駆動を迅速化できる。
【0130】このように上記実施例の構成は、一つのタ
ーンテーブル6を用いて、異種の各ディスクをそれぞれ
再生できるから、従来より小型化が可能となっており、
その上、第2ディスクの駆動の迅速化を図ることができ
るものとなっている。
【0131】なお、上記実施例の構成では、2つの異種
ディスクをそれぞれ駆動再生できる例を挙げたが、トレ
イやホルダー等の保持手段を3つ以上を所定間隔で同様
に重ねるよう設けることにより、3種以上の異種ディス
クをそれぞれ駆動再生できるディスク再生装置とするこ
とも可能である。
【0132】また、上記実施例の構成では、異種ディス
クをそれぞれ再生できる例を挙げたが、同種ディスクの
再生にも適用可能である。この場合においても、駆動手
段としてのターンテーブル6を用いて、各ディスクをそ
れぞれ再生可能であるから、小型化を図ることができ
る。
【0133】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のディスク駆動装
置は、以上のように、記憶媒体としての第1ディスクを
駆動できるように保持する第1保持手段が、上記第1デ
ィスクの着脱可能位置であるアンローディング位置と、
駆動可能位置であるローディング位置との間を移動でき
るように設けられ、記憶媒体としての第2ディスクを駆
動できるように保持する第2保持手段が、上記第2ディ
スクの着脱可能位置であるアンローディング位置と、
記第1ディスクとは異なる駆動可能位置であるローディ
ング位置との間を上記第1保持手段とは個別に移動でき
るように設けられ、上記第1保持手段および第2保持手
段は、ローディング位置での第1ディスクおよび第2デ
ィスクの回転軸が、ほぼ同軸上となるように設けられ、
上記第1ディスクまたは第2ディスクを回転駆動する駆
動手段が、その回転軸方向に移動可能に、かつ、上記駆
動手段の移動により上記第1ディスクまたは第2ディス
クとそれぞれのローディング位置で結合して駆動を行う
ことが可能に設けられており、上記第2保持手段は、上
記駆動手段が上記第1ディスクのローディング位置にあ
る場合でも上記第2ディスクのアンローディング位置か
らローディング位置に移動可能である構成である。
【0134】これにより、上記構成は、上記回転軸方向
に移動可能な駆動手段によって、上記第1ディスクまた
は第2ディスクを、単一の駆動手段を用いて、それぞれ
回転駆動することができるから、従来のように各ディス
クに対して駆動手段をそれぞれ設けた場合と比べて、小
型化できるという効果を奏する。
【0135】本発明の請求項2記載のディスク駆動装置
は、請求項1記載のディスク駆動装置において、ローデ
ィング位置での第2保持手段は、待機位置での駆動手段
との間に、ローディング位置での第1保持手段を挟むよ
うに設けられ、第2保持手段に載置された第2ディスク
を駆動する際、第1保持手段に第1ディスクが保持され
ていることを検出して上記第1保持手段をアンローディ
ンク位置に移動させる制御手段が設けられている構成で
ある。
【0136】それゆえ、上記構成は、第1保持手段が、
駆動手段と第2保持手段との間にあって、第2保持手段
に保持された第2ディスクの駆動の障害となる場合は、
障害となる第1保持手段を、移動手段によりアンローデ
ィング位置に移動させるように制御手段により制御する
ことにより、上記のような障害を回避できるという効果
を奏する。
【0137】本発明の請求項3記載のディスク駆動装置
は、請求項1記載のディスク駆動装置において、ローデ
ィング位置での第2保持手段は、待機位置での駆動手段
との間に、ローディング位置での第1保持手段を挟むよ
うに設けられ、上記駆動手段は、上記第1ディスクをそ
れと結合して駆動するための第1ディスク用ターンテー
ブルを備え、前記第2保持手段は、上記第1ディスク用
ターンテーブルに結合して第2ディスク用ターンテーブ
ルとして機能する結合部材を備えている構成である。
【0138】それゆえ、上記構成は、さらに、第1ディ
スクと第2ディスクの駆動用孔である中央孔部の内径が
異なる、例えば第2ディスクの中央孔部の内径が、第1
ディスクの中央孔部の内径より大きい場合においても、
結合部材を備えているから、異種ディスクである上記第
1ディスクおよび第2ディスクを、単一の駆動手段によ
りそれぞれ回転駆動することができて、異種ディスクの
各駆動においても小型化を図ることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク駆動装置の要部断面図であ
る。
【図2】上記ディスク駆動装置に用いられる第1ディス
クを収納したカートリッジの分解斜視図である。
【図3】上記ディスク駆動装置における第1ディスクの
一動作例を示す概略構成図である。
【図4】上記ディスク駆動装置に用いられる第2ディス
クの斜視図である。
【図5】上記ディスク駆動装置の一動作例を示す概略構
成図である。
【図6】上記ディスク駆動装置における第2ディスクの
一動作例を示す概略構成図である。
【図7】上記ディスク駆動装置における第2ディスクの
一動作例を示す概略構成図である。
【図8】上記ディスク駆動装置における第1ディスクの
駆動を示す概略断面図である。
【図9】上記ディスク駆動装置における第2ディスクの
駆動を示す概略断面図である。
【図10】上記ディスク駆動装置の昇降機構を示すため
に一部を透視した概略平面図である。
【図11】上記昇降機構を示すための上記ディスク駆動
装置の要部構成図である。
【図12】上記昇降機構の要部構成図である。
【図13】上記昇降機構の一動作例を示す要部構成図で
ある。
【図14】上記昇降機構の他の動作例を示す要部構成図
である。
【図15】上記ディスク駆動装置の制御手段のブロック
図である。
【図16】上記第2ディスクのローディング動作のフロ
ーチャートである。
【図17】上記第1ディスクのローディング動作のフロ
ーチャートである。
【図18】上記第2ディスクの再生スタートのフローチ
ャートである。
【図19】上記第1ディスクの再生スタートのフローチ
ャートである。
【図20】上記ディスク駆動装置のストップモードのフ
ローチャートである。
【図21】上記第2ディスクのアンローディング動作の
フローチャートである。
【図22】上記第1ディスクのアンローディング動作の
フローチャートである。
【図23】従来のディスク駆動装置の概略斜視図であ
る。
【図24】従来のディスク駆動装置に用いられるディス
クを収納したケースの分解斜視図である。
【図25】従来のディスク駆動装置におけるケースに収
納されたディスクの駆動方法を示す説明図である。てい
ないディスクの駆動方法示す説明図である。
【図26】従来のディスク駆動装置におけるケースに収
納されていないディスクの駆動方法を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
4 トレイ(第2保持手段) 6 ターンテーブル(駆動手段) 8 ホルダー(第1保持手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末沢 公彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−362562(JP,A) 特開 平5−242579(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 25/04 G11B 17/00 - 17/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶媒体としての第1ディスクを駆動でき
    るように保持する第1保持手段が、上記第1ディスクの
    着脱可能位置であるアンローディング位置と、駆動可能
    位置であるローディング位置との間を移動できるように
    設けられ、 記憶媒体としての第2ディスクを駆動できるように保持
    する第2保持手段が、上記第2ディスクの着脱可能位置
    であるアンローディング位置と、上記第1ディスクとは
    異なる駆動可能位置であるローディング位置との間を
    記第1保持手段とは個別に移動できるように設けられ、 上記第1保持手段および第2保持手段は、ローディング
    位置での第1ディスクおよび第2ディスクの回転軸が、
    ほぼ同軸上となるように設けられ、 上記第1ディスクまたは第2ディスクを回転駆動する駆
    動手段が、その回転軸方向に移動可能に、かつ、上記駆
    動手段の移動により上記第1ディスクまたは第2ディス
    クとそれぞれのローディング位置で結合して駆動を行う
    ことが可能に設けられており、上記第2保持手段は、上記駆動手段が上記第1ディスク
    のローディング位置にある場合でも上記第2ディスクの
    アンローディング位置からローディング位置に移動可能
    である ことを特徴とするディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディスク駆動装置におい
    て、 ローディング位置での第2保持手段は、待機位置での駆
    動手段との間に、ローディング位置での第1保持手段を
    挟むように設けられ、 第2保持手段に載置された第2ディスクを駆動する際、
    第1保持手段に第1ディスクが保持されていることを検
    出して上記第1保持手段をアンローディンク位置に移動
    させる制御手段が設けられていることを特徴とするディ
    スク駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のディスク駆動装置におい
    て、 ローディング位置での第2保持手段は、待機位置での駆
    動手段との間に、ローディング位置での第1保持手段を
    挟むように設けられ、 上記駆動手段は、上記第1ディスクをそれと結合して駆
    動するための第1ディスク用ターンテーブルを備え、 前記第2保持手段は、上記第1ディスク用ターンテーブ
    ルに結合して第2ディスク用ターンテーブルとして機能
    する結合部材を備えていることを特徴とするディスク駆
    動装置。
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