JP2974640B2 - パーツフィーダ - Google Patents

パーツフィーダ

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JP2974640B2
JP2974640B2 JP9242017A JP24201797A JP2974640B2 JP 2974640 B2 JP2974640 B2 JP 2974640B2 JP 9242017 A JP9242017 A JP 9242017A JP 24201797 A JP24201797 A JP 24201797A JP 2974640 B2 JP2974640 B2 JP 2974640B2
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博 村角
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯留部に設けた案
内部材に沿って往復移動する掻上板により、案内部材上
端部分に沿って設けられた整列搬送路までパーツを掻き
上げるパーツフィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機械の組み立てなどに使用する有
頭部品を連続的に供給するため、各種のパーツフィーダ
が実用化されているが、その中でも特公平7−5183
号のパーツフィーダが一般に広く知られている。このパ
ーツフィーダは、垂直に延びる側壁を有する上部開口の
バケットと、このバケットの前記側壁に沿って昇降可能
な掻上板と、この掻上板を昇降させるエアシリンダと、
所定外の姿勢に整列したパーツを落下させる切欠部を有
するパーツ整列レールと、このパーツ整列レールを加振
する加振機とを備えて構成されている。このパーツフィ
ーダにおいて、前記パーツ整列レールは、平行に配置し
た2条のレールにより有頭のパーツの頭部を支持して搬
送するように構成されており、切欠部は、その片側のレ
ールに設けられている。また、その対向側のレールのパ
ーツに接する側面は、切欠部が設けられるレールとの間
隔が上部ほど大きくなるよう傾斜しており、パーツを傾
斜して支持するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパーツフィ
ーダでは、所定の姿勢にないパーツを排除するようパー
ツ整列レールに切欠部を設けているが、切欠部が形成さ
れない側のレールの上端面は水平になっているため、六
角ボルトなどの多角形状の頭部を有するパーツの場合、
パーツ整列レールの片側のレール上端面にパーツが滞留
することがあり、このようなパーツは切欠部を通過しな
いから、そのまま先端部分まで搬送されてしまう等の問
題が発生している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
て創成されたものであり、整列搬送路所定の姿勢に整
列していないパーツを確実に排除できるパーツフィーダ
の提供を目的とする。この目的を達成するため本発明
は、頭部とこれに連接された脚部とを有する有頭パーツ
を整列搬送するためのパーツフィーダであって、垂直に
延びて配置した案内部材と、この案内部材の下方側に向
かって低くなるよう傾斜した底板を有するパーツ貯留用
バケットと、前記案内部材に沿って配置され往復駆動
源の駆動を受けて案内部材に沿って昇降することにより
その上端面でバケットに貯留された有頭パーツを支持し
案内部材上端まで掻き上げる掻上板と、前記案内部材に
沿って前記掻上板の反対側に位置しバケットの外側まで
延びて設けた整列搬送路と、この整列搬送路を振動させ
る加振機とを有している。前記案内部材は、整列搬送路
の延びる方向の長さが整列搬送路よりも短く、その上端
面が掻上板側とは反対側へ向かって低くなる傾斜面に形
成された構成を成しており、また前記整列搬送路は、前
記案内部材の上端面と同じ方向に向かって低くなる第1
の斜面と、この第1の斜面の上側に連接して第1の斜面
とは反対方向に向かって低くなる第2の斜面とを全長に
渡って有し、この第2の斜面が前記案内部材の上端面に
沿って転落する有頭パーツの移動路上に位置するよう配
置されている。なお、前記整列搬送路と所定の間隔を保
ってパーツを支持可能な整列案内部材を配置し、この整
列案内部材の長さを案内部材と略等しい長さに構成して
もよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図4において、1は例
えば六角ボルトなどの有頭のパーツPを整列供給するパ
ーツフィーダであり、ベース部材2に固定したフレーム
3を有し、このフレーム3には部品貯留部4が配置され
ている。この部品貯留部4は、前記ベース部材2に垂直
に延びて配置した案内部材5と、この案内部材5に向か
って低くなるよう傾斜した底板6を有する上部開口のバ
ケット7とから構成されている。このバケット7は周囲
を壁面によって囲まれ、複数のパーツPを貯留できるよ
うになっており、前記案内部材5もその壁面の一部を成
すように配置されている。
【0006】前記案内部材5の上端は、前記バケット7
の開口端付近まで延びており、バケット7の底板6側に
向く面には補助案内部材8が所定の間隔を保って平行に
取り付けられている。この補助案内部材8は案内部材5
よりもく、その上端がバケット7の深さの中間に位置
するよう配置される。この補助案内部材8および前記案
内部材5は、いずれもバケット7に貯留されるパーツP
を載置可能な程度の厚みを持つ板で成り、各上端面5
a,8aは同じ方向に傾斜する斜面(補助案内部材にお
いて案内部材側に向かって低くなる斜面)に形成されて
いる。
【0007】また、前記案内部材5には、往復駆動源の
一例であるシリンダ9が配置されており、このシリンダ
9には、案内部材5と前記補助案内部材8とに常時挟ま
れて位置する掻上板10が連結されている。また、この
掻上板10には、前記補助案内部材8を挟んで掻上補助
板11が連結されており、シリンダ9の作動を受けて掻
上板10と一体に往復移動可能に構成されている。
【0008】前記掻上板10および掻上補助板11は、
前記案内部材5と同じくパーツPを載置可能な厚みを持
ち、各上端面は案内部材5と同じ方向に傾斜する斜面1
0a,11aに形成されている。また、この掻上板10
および掻上補助板11は、シリンダ9が下死点にある時
に、掻上板10の上端面が補助案内部材8の上端面に連
続しかつ掻上補助板11の上端面がバケット7の底板6
の上面に連続し、またシリンダ9が上死点にある時に
は、掻上板10の上端面が案内部材5の上端面に連続し
かつ掻上補助板11の上端面が補助案内板8の上端面に
連続するように配置されている。
【0009】一方、前記ベース部材2には台座2aが固
定されており、この台座2aには加振機12を介して支
持アーム13が取り付けられている。この支持アーム1
3は前記案内部材5の上端近傍まで延びており、その先
端部分には整列搬送路14が配置されている。この整列
搬送路14は前記案内部材5の上端部分に沿って前端が
バケット7から突出する所まで延びており、その前端は
分離供給ユニット15に連接されるようになっている。
この整列搬送路14は、案内部材5上端面と同じ方向に
傾斜する第1の斜面14aと、この第1の斜面14aの
上側の辺を共有して案内部材5側へ向かって低くなる第
2の斜面14bとを備えており、案内部材5の傾斜した
上端面5aの下方に第2の斜面14bが位置するよう配
置されている。
【0010】また前記フレーム3には、ブラケット16
を介して整列案内部材17が取り付けられている。この
整列案内部材17は、前記整列搬送路14と所定の間
隔、すなわちパーツPの脚部が通過可能で頭部が通過不
可能な間隔をおいて配置される。
【0011】 前記案内部材5および整列案内部材17
は、整列搬送路14の延びる方向の長さ、すなわち図2
における上下方向の長さが略等しく、それぞれ整列搬送
路14よりも短く構成されており、前記バケット7は、
図2に示すように、これら案内部材5および整列案内部
材17の先で幅が広くなり、前記整列搬送路14の前方
部を囲むように構成されている。
【0012】 上記パーツフィーダにおいて、シリンダ9
が下死点にある状態でバケット7に複数のパーツPを投
入して後、図示しないスタートスイッチを押すと、シリ
ンダ9が作動して掻上板10および掻上補助板11を一
体に上昇させる。この時、掻上板10は案内部材5と補
助案内部材8に沿って移動し、掻上補助板11は補助案
内部材8に沿って移動する。このことによって、バケッ
ト7に投入されたパーツPは掻上板10の上端面に載置
され、掻き上げられる。その際、掻上板10の上端面は
斜面10aであるため、パーツPを案内部材5側へ案内
してバケット7側への脱落を阻止することができる。
【0013】 続いてシリンダ9が上死点に達すると、掻
上板10の上端面が案内部材5の上端面に連なり、これ
によりパーツPが整列搬送路14に転落し、図4に示す
ように、頭部座面が整列搬送路14の第2の斜面14b
および整列案内部材17に係止しかつ脚部が第1の斜面
14aに沿う姿勢、すなわち軸線が傾斜した姿勢に支持
される。この時、整列搬送路14は加振機12の作動を
受けて振動しているため、パーツPはその振動を受けて
整列搬送路14前端へ搬送される。
【0014】 パーツPは整列案内部材17および案内部
材5が途切れる位置を過ぎると、 整列搬送路14のみに
よって支持されて搬送される。この整列案内部材17お
よび案内部材5が途切れる位置において、例えば整列案
内部材17と整列搬送路14とに跨って横倒したり、整
列搬送路14の第2の斜面14bと案内部材5上端面と
の間に残留したりしているパーツP、すなわち、ここに
到達するまでに整列搬送路14に正しく整列できなかっ
パーツPは、バケット7内に脱落する。この結果、正
しい姿勢で整列したパーツPのみが分離供給ユニット1
5に達し、エア圧送により1本づつ分離供給される。
【0015】 一方、シリンダ9は上死点に達して後、下
死点まで復動し、以後停止スイッチなどが入力されるま
で、上死点と下死点との間を往復運動する。このため、
バケット7内のパーツPは掻上板10によって次々と掻
き上げられ、前述のように整列搬送路14に移載されて
搬送される。
【0016】 パーツPの貯留数が補助案内板8の上端部
分が露出する程度に少ない場合、パーツPは掻上補助板
11と掻上板10とによって段階的に掻き上げられる。
すなわち、掻上板10と掻上補助板11とは一体に往復
移動するため、パーツPはまず掻上補助板11によって
掻き上げられ、上死点で補助案内部材8上に移載され、
続いてシリンダ9の復動で下死点に戻った掻上板10に
移載され、これによって掻き上げられるのである。この
ように、本パーツフィーダ1では、パーツPの貯留数が
少なくなるとパーツPを2段階に掻き上げるため、掻上
板10にバケット7の深さ分のストロークを持たせてお
く必要がない。なお、掻上補助板11は往復運動時にバ
ケット7内のパーツPを撹拌する役目も果たす。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパーツフィ
ーダでは、整列搬送路に正しい姿勢で支持されていない
パーツを案内部材が途切れる位置において整列搬送路上
から確実に排除することができる。また、整列案内部材
を設けることにより、掻上板によって掻き上げられたパ
ーツが加振機による整列搬送路の振動を受けて該整列搬
送路に正しい姿勢に支持される段階で整列搬送路から脱
落するのを防止でき、できるだけ多くのパーツを正しい
姿勢に案内することができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパーツフィーダの要部拡大一部切
欠断面図である。
【図2】本発明に係るパーツフィーダの平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明に係るパーツフィーダの動作状態を示す
要部拡大一部切欠断面図である。
【符号の説明】
1 パーツフィーダ 5 案内部材 6 底板 7 バケット 8 補助案内部材 9 シリンダ 10 掻上板 11 掻上補助板 12 加振機 14 整列搬送路 14a 第1の斜面 14b 第2の斜面 17 整列案内部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭部とこれに連接された脚部とを有する有
    頭パーツを整列搬送するためのパーツフィーダであっ
    て、 垂直に延びて配置した案内部材と、この案内部材の下方
    側に向かって低くなるよう傾斜した底板を有するパーツ
    貯留用のバケットと、前記案内部材に沿って配置され往
    復駆動源の駆動を受けて案内部材に沿って昇降すること
    によりその上端面でバケットに貯留された有頭パーツを
    支持し案内部材上端まで掻き上げる掻上板と、前記案内
    部材に沿って前記掻上板の反対側に位置しバケットの外
    側まで延びて設けた整列搬送路と、この整列搬送路を振
    動させる加振機とを有し、 前記案内部材は、整列搬送路の延びる方向の長さが整列
    搬送路よりも短く、その上端面が掻上板側とは反対側へ
    向かって低くなる傾斜面に形成され、 また前記整列搬送路は、前記案内部材の上端面と同じ方
    向に向かって低くなる第1の斜面と、この第1の斜面の
    上側に連接して第1の斜面とは反対方向に向かって低く
    なる第2の斜面とを全長に渡って有し、この第2の斜面
    が前記案内部材の上端面に沿って転落する有頭パーツの
    移動路上に位置するよう配置される ことを特徴とするパ
    ーツフィーダ。
  2. 【請求項2】整列搬送路と所定の間隔を保ってパーツを
    支持可能な整列案内部材を配置し、この整列案内部材の
    長さを案内部材と略同じ長さに構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載のパーツフィーダ。
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