JP2974631B2 - 簡易型傾斜円テーブル - Google Patents

簡易型傾斜円テーブル

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JP2974631B2
JP2974631B2 JP9021108A JP2110897A JP2974631B2 JP 2974631 B2 JP2974631 B2 JP 2974631B2 JP 9021108 A JP9021108 A JP 9021108A JP 2110897 A JP2110897 A JP 2110897A JP 2974631 B2 JP2974631 B2 JP 2974631B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は簡易型傾斜円テ−
ブルに関し、詳しくはマシニングツ−ルにワ−クを任意
姿勢に固定する際に使用される傾斜円テ−ブルの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】マシニングツ−ルにワ−クを任意姿勢に
固定する場合、傾斜円テ−ブルが一般に使用される。こ
の傾斜円テ−ブルはワ−クを固定するテ−ブルとこのテ
−ブルを中心軸周りに回転自在に支持する支持台とこの
支持台全体を水平軸周囲に回転可能に軸支する基台とか
らなり、基台をバイスに取付固定し、前記各軸周囲の回
転によりワ−クを任意姿勢に固定できる構成とされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記傾斜円
テーブルは、加工を受けるワークを確実に支持しかつマ
シニングツールからワークが受ける加工負荷を支える必
要上、傾斜円テーブル自体の強度をかなり強くし、特に
各回転軸部分の強度を持たせるため断面を可能な限り太
くすることなどが行われている。
【0004】従って、従来の傾斜円テーブルは小型ワー
クの加工用であってもワークに比しかなり大型なものと
され、重量も嵩むといった問題があった。さらに、例え
ばワークテーブルの回転調整装置は、一般にウォームギ
ヤを用いた構造とされていたため、ワークテーブルに付
随する調整装置類も大きくなり、これらが複合して傾斜
円テーブルの小型化を妨げる原因となっていた。
【0005】この発明は上記問題点を解消することを目
的としてなされたものであり、ワークを任意姿勢に固定
する際に使用される傾斜円テーブルを小型化、軽量化す
ることを目的としてなされたものである。
【0006】即ち、請求項1に記載の簡易型傾斜円テ−
ブルは、バイスで固定可能で頑丈な六面体ボディと、該
六面体ボディの表裏二面を貫通する回転軸と、該回転軸
の表面側に六面体表面より突出して設けられた円盤状の
ワークテーブルと、前記回転軸の裏面側に前記六面体ボ
ディ裏面より没入された状態に設けられたワ−クテ−ブ
ル底面部材と、前記ワ−クテ−ブルの回転軸の中間部に
同軸に固定された歯車と、該歯車に対して出没自在に前
記六面体ボディ内に支持され、前記歯車の歯谷に隙間無
く嵌合できる嵌合先端部を有したロックピンと、該ロッ
クピンを歯車方向に突出付勢するバネと、前記ロックピ
ン側面に係合しバネに抗してロックピンを操作する操作
部材とを有し、前記操作部材が、ロックピンの基部に係
脱自在に係合する突起を有するカムと、該カムを回転操
作する操作ノブと、前記ロックピン側面に側方向から勘
合し、常時はロックピン側面から離れる方向にバネによ
り付勢されたストッパ−ピンとからなることを特徴とす
る。
【0007】即ち、ロックピンを操作する操作部材が、
ロックピンの基部に係脱自在に係合する突起を有するカ
ムと、該カムを回転操作する操作ノブと、前記ロックピ
ン側面に側方向から嵌合し、常時はロックピン側面から
離れる方向にバネにより付勢されたストッパーピンとか
ら構成することにより、作業中におけるワークテーブル
の回転と固定を任意に選択できるようになり、かつ機構
の簡略化をも図ることによって小型軽量化が図られるの
である。
【0008】請求項に記載の簡易型傾斜円テーブル
は、請求項1における簡易型傾斜円テーブルのワークテ
ーブルと六面体ボディとの間の環状隙間、ワークテーブ
ル底面部材と六面体ボディとの環状隙間、及びストッパ
ーピン側面と六面体ボディとの間の環状隙間にそれぞれ
シール用Oリングが介挿されてなることを特徴とするも
のである。
【0009】即ち、この構成によって六面体ボディ内部
を気密にシールし放電加工などのような油槽内作業など
にも堪え得るようになる。さらに請求項に記載の簡易
型傾斜円テーブルは、請求項1、請求項2に記載の簡易
型傾斜円テーブルにおける回転軸外周にブレーキドラム
用環が嵌合され、ブレーキシューがブレーキドラム用環
に対し径方向遠近移動可能に六面体ボディ内に案内支持
され、該ブレーキシューをブレーキドラム用環方向へ押
圧する調整ネジが前記ブレーキシュー後端の六面体ボデ
ィ内にネジ嵌合されてなることを特徴とするものであ
る。
【0010】この構成によって、ロックピンが開放され
自由回転が可能となったワ−クテ−ブルの自由回転を制
限可能となり、具体的にはマシニングツ−ルからワーク
が受ける加工時の反作用による暴走回転が防止できる。
さらに請求項4に記載の簡易型傾斜円テーブルは、請求
項1〜3のいずれかに記載の簡易型傾斜円テーブルにお
ける六面体ボディの底面と後側面との角部が円弧状とさ
れ、六面体ボディ底面の前側面に沿った内側に前記前側
面と平行な凹溝が形成され、かつ該凹溝の前側面側縁の
角部が前記円弧と同じ半径の円弧状とされてなることを
特徴とするものである。
【0011】この構成によって六面体ボディの底面がサ
インバーと同一形状となるため簡易型傾斜円テーブルの
傾斜を正確に規制可能となる。即ち、凹溝の前側面側縁
の円弧状角部を支持台上面で支持させ、他側の円弧状部
を基面に置けば支持台の高さに応じ六面体ボディは傾斜
するが、このとき、支持台上面と基面とに接する部分が
いずれも円弧とされているので接点間距離が一定とな
り、サインバーと同じ機能を発揮するのである。
【0012】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態を説明
する。図1は請求項1の簡易型傾斜円テーブルの平面
図、図2は図1のX−X線断面図、図3は図1のY−Y
線矢視図である。図1において、簡易型傾斜円テーブル
1は、左右側面2A、2Aがバイス10で固定可能な頑
丈な六面体ボディ2と、該六面体ボディ2の表裏二面2
B、2Bを貫通する、好ましくは図示のような太軸の回
転軸3と、該回転軸3の表面側に六面体表面2Bより突
出して設けられた円盤状のワークテーブル4と、前記回
転軸3の裏面側に前記六面体ボディ裏面2Bより没入さ
れた状態に設けられたワークテーブル底面部材5と、前
記ワークテーブルの回転軸の中間部に同軸に固定された
歯車6と、該歯車6に対して出没自在に前記六面体ボデ
ィ2内に水平に支持され、前記歯車6の歯谷6Aに隙間
無く嵌合できる嵌合先端部7Aを有したロックピン7
と、該ロックピン7を歯車6方向に突出付勢するバネ7
Bと、前記ロックピン7側面に係合しバネ7Bに抗して
ロックピン7を没入操作する操作部材8とを有して構成
されている。
【0013】なお、上記においてロックピン7の嵌合先
端部7Aの形状は図4(a) に示すように歯車6の一個の
歯谷部に嵌合するもの、同(b) に示すように二つ以上の
複数の歯に嵌合するもののいずれでも良い。ただし、図
4(b) に示す形状の場合、複数の歯に力が分散されるの
で歯車に対する応力低減の面からは好ましい。
【0014】図2中符号9…9で示す部材はベアリング
を示し、回転軸3と六面体ボディ2の軸受2C、ワーク
テーブル4と六面体ボディ2の表面2B、ワークテーブ
ル底面部材5と六面体ボディ2の底面との間に介挿され
ワークテーブル4が滑らかに回転できるようにされる。
なお、ベアリングの種類は図示のようにスラストベアリ
ング、ボールベアリングなど構造に応じて任意に選択で
きる。
【0015】また、図中符号7Cで示す部材は、ロック
ピン7の取付孔の密閉蓋を示し、Oリング7Dによりシ
ールされている。上記において、操作部材8としては、
ピニオン−ラックによるもの、係止ピンを用い、突出時
に嵌合先端部7Aが歯車の歯筋に沿った姿勢となるよう
にしたバヨネット機構によるものあるいはテコを利用し
たものなどが適用可能である。
【0016】そして、上記操作部材8によりロックピン
7を歯車6から後退させれば、歯車6は制限が解かれ、
ワークテーブル4は自由に回転可能となる。なお、ワー
クテーブル4の回転は、図5に示すようにワークテーブ
ル4側面に設けられた嵌合孔4Aに操作ハンドル4Bを
挿入して操作する他、図8に示すようにバイス10で固
定した簡易型傾斜円テーブル1のワークテーブル底面部
材5にプーリー51を取り付け、電動機52のプーリー
53間にベルト54を巻き掛けることにより連続高速回
転をすることも可能である。
【0017】一方ロックピン7を突出させれば歯車6の
歯谷又は複数の歯面と係合先端部7Aが係合し、ワーク
テーブル4の回転が制限される。このとき、ロックピン
7の先端は歯車6の歯谷部6B等に隙間無く接する形状
とされ、いわばバックラッシュが全く無い形状とされて
いるので、ワークテーブル4は軸3周囲に対して全くが
たつくことなく確実に固定される。
【0018】特に、図示例のように軸3を太軸とし、歯
車6を大径とした場合ほぼ完全に固定される。なお、ワ
ークテーブルの回転固定を歯車とロックピンによって行
うので、回転角度の調整は歯車の歯数によって制限され
るものの、ウォームギヤを用いたものに比べ構造が非常
に簡単となり、また支持力も優れるので、従来に比べて
傾斜円テーブルを著しく小型軽量とすることができる。
【0019】また、回転角度の調整にしても歯車の歯数
を24歯とすれば15°、36歯とすれば10°などと
調整可能であり、マシニングツールの姿勢との組み合わ
せによって実用上は殆ど問題がない程度に調整が可能と
なる。 次に操作部材について説明する。操作部材8は、
ロックピン7の基部7Eに係脱自在に係合する突起11
Aを有し、ボディ2の表面2Bに垂直な軸周囲に回転自
在に支持されたカム11と、該カム11を回転操作する
操作ノブ12と、前記ロックピン7側面に側方向(図示
例はボディ2の表面2B側)から嵌合し、常時はロック
ピン7側面から離れる方向にバネ13Aにより付勢され
たストッパーピン13とから構成されている。
【0020】上記におけるロックピン7とストッパーピ
ン13との嵌合構造は、バネ13Aに抗して押し下げら
れたストッパーピン13の基部13Bがロックピン7の
基部7Eに嵌合するようにされており、この部分の基部
7Eが図示のように逆傾斜面とされている。通常時はバ
ネ7Bにより付勢され、歯車6に係合するロックピン7
によりワークテーブル4は固定されているが、ワークテ
ーブル4を自由回転する場合は図5に示すように操作ノ
ブ12にレバー12Aなどを差し込んで回転操作しロッ
クピン7を没入方向一杯に引込み、その状態で図6に示
すようにストッパーピン13を押し込み基部13Bをロ
ックピン7の基部7Eに係合させる。
【0021】ストッパーピン13を押し込んだままの状
態でレバー12Aを戻せばバネ7Bの弾性によりロック
ピン7は押し戻されるので基部7Eと基部13Bは逆傾
斜面を嵌合させるので、再びロックピン7を没入方向一
杯に引き戻さない限りストッパーピン13はロックピン
7から外れなくなる。従って、自由回転の状態を維持す
ることが可能となる。
【0022】次に、請求項に記載の簡易型傾斜円テー
ブルの実施の形態を説明する。図2において、ワークテ
ーブル4と六面体ボディ2との間の環状隙間14A、ワ
ークテーブル底面部材5と六面体ボディとの環状隙間1
4B、及びストッパーピン13側面と六面体ボディ2と
の間の環状隙間14Cにそれぞれシール用Oリング15
が介挿されて構成されている。
【0023】従って、これらOリング15により六面体
ボディ2の内部は水密シールされることとなり、例えば
簡易型傾斜円テーブルを放電加工などのような油槽内作
業のような環境下でも内部は保護されるため安全に使用
可能となる。次に請求項3の簡易型傾斜円テーブルの実
施の形態を説明する。図1、図2において、回転軸3外
周にブレーキドラム用環20が締まり嵌め又はキーによ
り嵌合され(図示例は締まり嵌めを示す)、該ブレーキ
ドラム用環20周面に対し硬質ゴム、繊維補強硬質ゴム
などを材質とするブレーキシュー21が径方向遠近移動
可能に六面体ボディ2内に摺動案内され、該ブレーキシ
ュー21の遠近移動方向に押圧する調整ネジ22が六面
体ボディ2内にネジ嵌合されてている。
【0024】なお、図中23は調整ネジ22をシールす
る蓋ナットを示し、Oリング24、24によりシールさ
れ、例えば簡易型傾斜円テーブルを前述の放電加工など
のような油槽内作業環境に置くような場合に有用とな
る。上記において、調整ネジ22を締め付ければブレー
キシュー21はブレーキドラム用環20の外周に押圧さ
れ、その押圧力により回転を制限する。
【0025】従って、ロックピン7を開放してワークテ
ーブル4をハンドルで操作しながらワークを加工する
際、ワークにマシニングツールから回転力が逆に作用し
て、操作ハンドル4Bの支持だけではワークテーブル4
の回転を支えきれなくなった場合の暴走回転に対する安
全対策として有効となる。次に請求項4の簡易型傾斜円
テーブルの実施の形態を説明する。
【0026】図2に示すように、六面体ボディ2の底面
2Bと後側面2Dとの角部16が円弧状とされ、六面体
ボディ底面2Bの前側面に沿った内側に前記前側面と平
行な凹溝17が形成され、かつ該凹溝17の前側縁の角
部17Aが前記円弧と同じ半径の円弧状とされて構成さ
れている。従って、図7に示すように、円弧状角部17
Aに支持台18を置けば、その高さに応じて簡易型傾斜
円テーブルを任意の傾斜姿勢に調整可能となる。
【0027】なお、傾斜角は支持台の高さとボディ2の
長さとの相関により算出可能であり所定の高さの支持台
18を用意しておけばその範囲内での傾斜角調整は容易
に可能となる。さらに、支持台18との接触面、基面1
9との接触面はいずれも円弧状とされているので六面体
ボディ2の底面はちょうどサインバーと同一機能を営む
こととなり極めて正確な傾斜調整が可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項の発明によ
れば、ワークテーブルを自由回転の状態と固定の状態の
いずれかを選んだ後は、操作レバーを操作しない限りワ
ークテーブルの回転、停止の切り換えはできないので、
安全に作業を継続することができ、また構造が簡単なた
め装置の小型軽量化にも寄与する効果を有する。
【0029】請求項の発明によれば、上記効果に加え
ボディ内部が気密に保たれるため放電加工のような油槽
内作業などにも使用することができる効果を有する。請
求項の発明によれば上記の効果に加え、ロックピンを
解除した後のワークテーブルが、マシニングツールから
加わる作用力で暴走回転するのを予防できるので安全で
あるなどの効果を有する。
【0030】請求項の発明によれば、上記効果に加え
簡易型傾斜円テーブル自体をサインバーと同等の精度で
傾斜固定できるので、正確なワーク加工が可能となるな
どの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の簡易型傾斜円テーブルの平面図であ
る。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】図1のY−Y線矢視底面図である。
【図4】この発明のロックピンの平面図である。
【図5】この発明の簡易型傾斜円テーブルの平面図であ
る。
【図6】ロックピンとストッパーピン部分の拡大断面図
である。
【図7】傾斜円テーブルの使用状態説明図である。
【図8】同じく傾斜円テーブルの使用状態説明図であ
る。
【符号の説明】
1…簡易型傾斜円テーブル 2…六面体ボディ 2A…左右側面 2B…六面体ボディの表裏二面 2C…六面体ボディの軸受 3…回転軸 4…円盤状のワークテーブル 5…ワークテーブル底面部材 6…歯車 6A…歯谷 7…ロックピン 7A…嵌合先端部 7B…バネ 7C…取付孔の密閉蓋 7D…Oリング 7E…ロックピンの基部 8…操作部材 9…ベアリング 10…バイス 11A…係合する突起 11…カム 12…操作ノブ 13A…バネ 13…ストッパーピン 13B…ストッパーピン13の基部 14A…ワークテーブルと六面体ボディとの間の環状隙
間 14B…ワークテーブル底面部材と六面体ボディとの環
状隙間 14C…ストッパーピン側面と六面体ボディとの間の環
状隙間 15…シール用Oリング 16…六面体ボディの底面と後側面との角部 17…凹溝 17A…前側縁の角部 18…支持台 19…基面 20…ブレーキドラム用環 21…ブレーキシュー 22…調整ネジ 23…調整ネジをシールする蓋ナット 24…Oリング

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイスで固定可能で頑丈な六面体ボディ
    と、該六面体ボディの表裏二面を貫通する回転軸と、該
    回転軸の表面側に六面体表面より突出して設けられた円
    盤状のワークテーブルと、前記回転軸の裏面側に前記六
    面体ボディ裏面より没入された状態に設けられたワ−ク
    テ−ブル底面部材と、前記ワ−クテ−ブルの回転軸の中
    間部に同軸に固定された歯車と、該歯車に対して出没自
    在に前記六面体ボディ内に支持され、前記歯車の歯谷に
    隙間無く嵌合できる嵌合先端部を有したロックピンと、
    該ロックピンを歯車方向に突出付勢するバネと、前記ロ
    ックピン側面に係合しバネに抗してロックピンを操作す
    る操作部材と、を有する簡易型傾斜円テ−ブルであっ
    て、 前記操作部材が、ロックピンの基部に係脱自在に係合す
    る突起を有するカムと、該カムを回転操作する操作ノブ
    と、前記ロックピン側面に側方向から勘合し、常時はロ
    ックピン側面から離れる方向にバネにより付勢されたス
    トッパ−ピンとからなることを特徴とする簡易型傾斜円
    テ−ブル。
  2. 【請求項2】ワークテーブルと六面体ボディとの間の環
    状隙間、ワークテーブル底面部材と六面体ボディとの環
    状隙間、及びストッパーピン側面と六面体ボディとの間
    の環状隙間にそれぞれシール用Oリングが介挿されてな
    ることを特徴とする請求項1に記載の簡易型傾斜円テー
    ブル。
  3. 【請求項3】 回転軸外周にブレーキドラム用環が嵌合
    され、ブレーキシューがブレーキドラム用環に対し径方
    向遠近移動可能に六面体ボディ内に案内支持され、該ブ
    レーキシューをブレーキドラム用環方向へ押圧する調整
    ネジが前記ブレーキシュー後端の六面体ボディ内にネジ
    嵌合されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の簡易型傾斜円テーブル。
  4. 【請求項4】六面体ボディの底面と後側面との角部が円
    弧状とされ、六面体ボディ底面の前側面に沿った内側に
    前記前側面と平行な凹溝が形成され、かつ該凹溝の前側
    面側縁の角部が前記円弧と同じ半径の円弧状とされてな
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    易型傾斜円テ−ブル。
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