JP3345236B2 - 切断機のストッパ装置 - Google Patents

切断機のストッパ装置

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JP3345236B2 JP29450595A JP29450595A JP3345236B2 JP 3345236 B2 JP3345236 B2 JP 3345236B2 JP 29450595 A JP29450595 A JP 29450595A JP 29450595 A JP29450595 A JP 29450595A JP 3345236 B2 JP3345236 B2 JP 3345236B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばスライド
マルノコ等の切断機であって、被切断材を載置するため
のテーブルに対して、切断刃を備えた切断機本体がスラ
イド可能に支持されたタイプの切断機における、前記切
断機本体のスライド方向の移動を阻止をするためのスト
ッパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来、このタイプの切断
機におけるストッパ装置は、例えば特開平4−4432
1号公報に開示されているように、切断機の操作前面側
とは反対側(切断機の後ろ側)に配置したノブを回転操
作等するように構成されていたため、操作者が当該スト
ッパ装置を操作するには切断機の後ろ側に手を差し出し
て手探りでノブ等を把持して操作しなければならなかっ
たので操作性が悪かった。特に、ノブが切断機本体の後
ろ側に配置されているので操作者から見づらく、また、
通常切断機本体の後部に取付けられる吸塵用袋等がノブ
に覆い被さってその操作がしづらいという問題があっ
た。
【0003】さらに、当該切断機本体がスライドのみな
らずターンテーブルとともに回転させることができるタ
イプの切断機にあっては、ターンテーブルを回転させる
たびにストッパ装置のノブの位置が変わってしまうの
で、一層手さぐり状態でノブの操作を行ったり、一旦切
断作業の姿勢を崩してノブの位置を目で確認した上でノ
ブの回転操作をしなければならず、この点でも従来のス
トッパ装置の操作性は良くなかった。
【0004】本発明は、かかる従来の問題に鑑みなされ
たもので、操作性のよいストッパ装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
のに発明は、切断機本体が、被切断材を載置するための
テーブルに対してスライド可能に支持されたタイプの切
断機における前記切断機本体のスライド方向の移動を阻
止するためのストッパ装置であって、前記テーブルに
は、前記切断機本体をスライド支持するためのスライド
支持部材に対して、スライドストッパ部材を押圧可能に
設ける一方、該テーブルの操作前面部にはスライドスト
ッパ用操作部材を設けて、該スライドストッパ用操作部
材の操作により前記スライドストッパ部材を前記スライ
ド部材に押圧して前記切断機本体の前記テーブルに対す
るスライド方向の移動を阻止する構成としたことを特徴
とする。
【0006】上記構成によれば、テーブルの操作前面部
に配置されたスライドストッパ用操作部材を操作するこ
とによりスライドストッパ部材がスライド部材に押圧さ
れて、切断機本体がスライド方向移動不能に固定され
る。スライドストッパ用操作部材を反対方向に操作する
とスライドストッパのスライド部材に対する押圧が解除
されて、切断機本体はスライド可能となる。このよう
に、テーブルの操作前面部に配置されたスライドストッ
パ用操作部材を操作することにより切断機本体が任意の
スライド位置で固定されるので、操作者は従来のように
手を切断機本体の後ろ側に差し出すことなくストッパ装
置を操作でき、従って当該ストッパ装置の操作性がよく
なる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のス
トッパ装置であって、テーブルにはスライドストッパ用
操作部材の回転操作に伴いスライドストッパロッドを移
動可能に設けるとともに、スライドストッパ部材を回動
可能かつ該回動動作に伴いスライド支持部材に接離可能
に設け、前記スライドストッパロッドの移動により前記
スライドストッパ部材を回動させてスライド支持部材に
押圧する構成としたことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、スライドストッパ用操
作部材を回転操作すると、スライドストッパロッドが移
動し、これによりスライドストッパ部材が回動してスラ
イド部材に押圧され、これにより切断機本体のスライド
方向の移動が阻止される。また、スライドストッパ用操
作部材を反対方向に回転操作すると、スライドストッパ
ロッドによるスライドストッパ部材のスライド部材に対
する押圧が解除され、これにより切断機本体をスライド
可能となる。このように操作部材とストッパ部材との間
にスライドストッパロッドを介装することにより、簡単
な構成で操作部材をストッパ部材から離れた操作前面部
に配置することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、被切断材を載置す
るためのテーブルがベースに対して回転可能に支持さ
れ、かつ切断機本体が前記テーブルに対してスライド可
能に支持されたタイプの切断機であって、前記テーブル
の操作前面部に回転ストッパ用操作部材が設けられ、該
回転ストッパ用操作部材の回転操作に伴う回転ストッパ
ロッドのスライド方向の移動により回転ストッパ部材を
前記ベースに押圧して該テーブルの回転を阻止する構成
とした切断機に、請求項2記載のストッパ装置を適用し
てなるストッパ装置であって、スライドストッパ用操作
部材を前記回転ストッパ用操作部材と同軸かつ独立して
回転操作可能に設けるとともに、スライドストッパロッ
ドまたは回転ストッパロッドの一方をスリーブ形状に形
成して他方をその内周側に挿通させて相互に独立してス
ライド方向に移動可能に設けたことを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、スライドストッパ用操
作部材と回転ストッパ用操作部材が同軸に配置され、か
つスライドストッパロッドと回転ストッパロッドも同軸
に配置されているので、ストッパ装置および回転ストッ
パ装置を、例えばテーブルとベースとの間のような狭小
なスペースにコンパクトに組み込むことができる。
【0011】請求項4記載の発明は、被切断材を載置す
るためのテーブルがベースに対して回転可能に支持さ
れ、かつ切断機本体が前記テーブルに対してスライド可
能に支持されたタイプの切断機であって、前記テーブル
の操作前面部に前記切断機本体のスライド方向の移動を
阻止するためのストッパ装置の操作部材と、前記テーブ
ルの回転を任意の位置に固定するための回転ストッパ装
置の操作部材と、前記テーブルの回転を予め段階的に設
定した位置に固定するためのテーブルロック装置の操作
部材とを集中的に配置したことを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、3種類の操作部材をテ
ーブルの操作前面部に集中的に配置したので、いずれの
操作も作業姿勢を変えることなくそのままの姿勢で操作
でき、しかもいずれかの操作部材を握ったまま他の操作
部材を操作することもでき、この種の切断機におけるス
トッパ装置の操作性が格段によくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図1
〜図4に基づいて説明する。本実施形態では、切断機の
一例としてスライドマルノコ1を例示して説明する。図
1はこのスライドマルノコ1の全体を示している。図中
7はベースであり、このベース7にはテーブル2が回転
可能に支持され、このテーブル2の後部(図示左端部)
にはスライド部材としてのスライドシャフト3,3を介
して切断機本体4が図示左右方向へスライド可能に支持
されている。
【0014】切断機本体4は当該スライドマルノコ1の
主要部をなすものであるが、本発明の実施にあたり特に
変更を要するものではないので詳述しない。但し、図中
4aは、電動モータ4bにより回転する円形の鋸刃を示
している。また、この切断機本体4は傾動支持部5を介
してスライドシャフト3に支持されているため、固定レ
バー5aを緩めると切断機本体4は紙面に直交する方向
に一定の範囲で傾動させることができ、固定レバー5a
を締め付けておけば切断機本体4ひいては鋸刃4aをテ
ーブル2に対して任意の傾斜角度に固定できるようにな
っており、これによりいわゆる角度切りができるように
なっている。さらに、テーブル2の上面後部には、被切
断材位置決め用のフェンス6が装備されている。
【0015】図2および図3に示すようにテーブル2は
ベース7に対して、円筒支持部2a,7aの凹凸嵌合に
よる回転支持部8を介して回転可能に支持されている。
テーブル2は、図3によく示されているように円盤部分
2Aとこの円盤部分2Aの前部(図示右部)から前方へ
突き出した突き出し部分2Bとを有している。円盤部分
2Aの後部下面に取付けられた2個の軸受9a,9bを
介して2本のスライドシャフト3,3が、当該テーブル
2の下面側において一定の間隔で平行かつスライド可能
に支持されている。
【0016】なお、一方の軸受9aは位置調整可能とな
っており、両スライドシャフト3,3の平行出しが容易
になされるようになっている。また、両スライドシャフ
ト3,3の先端部(図示右端部)および軸方向ほぼ中央
の2箇所は、それぞれ連結バー3aにより一定の間隔に
連結されている。なお、図では中央の連結バー3aは省
略されている。
【0017】さて、切断機本体4のスライド方向の位置
を固定するためのスライドストッパ装置10と、テーブ
ル2ひいては切断機本体4の回転方向の位置を固定する
ための回転ストッパ装置20は、共にテーブル2の下面
側に配置されており、テーブル2の突き出し部分2Bの
前面壁部2Cには、スライドストッパ用操作部材11と
回転ストッパ用操作部材21がそれぞれ独立して回転操
作可能に設けられている。この前面壁部2Cが特許請求
の範囲に記載した操作前面部に相当する。
【0018】スライドストッパ用操作部材11はほぼ円
筒形状をなし、中心に挿通孔12aを有するねじ部材1
2を介して前面壁部2Cにねじ込まれている。スライド
ストッパ用操作部材11の内周側およびねじ部材12の
挿通孔12aには回転ストッパロッド22が挿通されて
おり、この回転ストッパロッド22の先端部(図示右端
部)に回転ストッパ用操作部材21が取付けられてい
る。このため、スライドストッパ用操作部材11と回転
ストッパ用操作部材21とは同軸に配置され、かつ上記
したように独立して回転操作できるようになっている。
【0019】上記回転ストッパロッド22の外周側には
スリーブ形状のスライドストッパロッド13が軸方向に
相対移動可能に装着されている。このスライドストッパ
ロッド13の図示右端部には上記ねじ部材12が当接さ
れているため、スライドストッパ用操作部材11を回転
操作してねじ部材12をねじ込み方向の回転させると、
このスライドストッパロッド13が回転ストッパロッド
22とは独立して図示左方に移動する。
【0020】一方、スライドストッパロッド13の図示
左端部は、スライドストッパ用のストッパ部材14の側
部に突き当てられている。スライドストッパ部材14
は、図4によく示されているように断面略Y字形状をな
すもので、一方のスライドシャフト3の側部において支
持ピン15により水平方向に回動可能に支持されてい
る。このスライドストッパ部材14の二股部分の側部に
上記スライドストッパロッド13が突き当てられてい
る。
【0021】このように構成されたスライドストッパ装
置10によれば、スライドストッパ用操作部材11の回
転操作によりスライドストッパロッド13が図3におい
て左方に移動すると、スライドストッパ部材14は支持
ピン15を中心にして図示時計回り方向に回転し、これ
によりスライドストッパ部材14の先端角部14aがス
ライドシャフト3を押圧して、スライドシャフト3の軸
方向の移動が阻止され、ひいては切断機本体4のスライ
ドが阻止される。
【0022】一方、スライドストッパ用操作部材11を
反対方向に回転操作すると、ねじ部材12は前面壁部2
Cから抜け出る方向(図示右方)に移動し、これにより
スライドストッパロッド13によるスライドストッパ部
材14の押圧が解除され、従ってスライドシャフト3の
軸方向の移動が許容されて切断機本体4をスライド方向
に移動させることができるようになる。
【0023】次に、上記回転ストッパロッド22の他端
部にはねじ部22aが形成されており、このねじ部22
aは、テーブル2の下面に、リブ2bを介して取り付け
たブラケット23のナット部23aにねじ込まれてい
る。また、ブラケット23には、支持ピン24を介して
回転ストッパ用のストッパ部材25が図示左右に揺動可
能に設けられており、上記回転ストッパロッド22のね
じ部22aは、この回転ストッパ部材25の支持ピン2
4よりも上側の端部に突き当てられている。一方、回転
ストッパ部材25の支持ピン24よりも下側の端部は、
ベース7の上面に形成した、回転支持部8を中心とする
円弧形状(図示省略)のストッパ溝7bの内部に入り込
んでいる。なお、上記支持ピン24は、上記リブ2bの
両側壁部とブラケット23との間に回転可能に挟まれ
て、その脱落が防止されている。
【0024】このように構成された回転ストッパ装置2
0によれば、回転ストッパ用操作部材21を回転操作す
ると回転ストッパロッド22が一体となって回転するの
で、その先端部に形成したねじ部22aがブラケット2
3のナット部23aにねじ込まれて回転ストッパ部材2
5の上部を押す。すると、回転ストッパ部材25は支持
ピン24を中心にして図示反時計回り方向に揺動し、従
ってその下端部がストッパ溝7bの側壁に押圧され、こ
れによりベース7に対するテーブル2の回転が阻止され
る。回転ストッパ用操作部材21を反対方向に回転操作
すれば、ねじ部22aがナット23aから抜け出る方向
に移動するので、回転ストッパロッド22の回転ストッ
パ部材25に対する押し動作が解除され、従ってその下
端部のストッパ溝7bの側壁に対する押圧が解除され
て、当該回転ストッパ装置20による固定が解除され
る。
【0025】以上説明したように本実施形態のスライド
ストッパ装置10によれば、テーブル2の前面壁部2C
すなわち操作者から見て正面となる部位(操作前面側)
に配置されたスライドストッパ用操作部材11を回転操
作することにより切断機本体4のスライド方向の固定を
行うことができるので、従来のように操作者が手を切断
機本体4の後ろ側に差し出して手探りで操作ノブを回転
操作する必要がなく、従ってその操作性が格段に向上す
る。
【0026】また、本実施形態の場合、スライドストッ
パ装置10のスライドストッパ用操作部材11が回転ス
トッパ装置20の回転ストッパ用操作部材21と同軸に
配置され、かつスライドストッパロッド13が回転スト
ッパロッド22と同軸に配置されているので、スライド
ストッパ装置10および回転ストッパ装置20を、例示
したようにテーブル2とベース7と間のような狭小な
スペースにコンパクトに組み込むことができる。
【0027】なお、図中30はテーブル2の回転方向の
位置決めをするためのテーブルロック装置を示してい
る。このテーブルロック装置30は本発明の実施にあた
り特に変更を要するものでないが、以下簡単に説明する
とこのテーブルロック装置30は、テーブル2の前面壁
部2Cと、突き出し部2Bの基部寄りに取付けられたピ
ンホルダ31との間に掛け渡し状に支持されて、スライ
ドストッパロッド13と平行かつ軸方向に一定の範囲で
移動可能に配置されたロックピン33を主体として構成
されている。このロックピン33と前面壁部2Cとの間
には圧縮ばね32が介装されているため、このロックピ
ン33はベース7側(図2において左方)に向けて付勢
されている。ロックピン33は前面壁部2Cから操作者
側(図示右側)に突き出されて略L字形に折曲されて折
曲げ部33aとされている。
【0028】一方、ロックピン33の先端は、ベース7
の上面角部に形成されたロック孔7c〜7cに抜き差し
可能な位置に至っている。図示は省略したがロック孔7
c〜7cは、回転支持部8を中心とする円周上を周方向
に適宜間隔をおいた複数位置に形成されており、各ロッ
ク孔7cの上側は、テーブル2の回転位置を表示するた
めのスケール板7dにより閉塞されている。
【0029】このように構成されたテーブルロック装置
30によれば、操作部材としてのロックピン33の折曲
げ部33aに指を引掛ける等して、このロックピン33
を圧縮ばね32に抗して図示右方に引き操作すると、そ
の先端部がベース7のロック孔7cから抜き出されてテ
ーブル2の回転ロックが解除される。テーブル2を所定
位置に回転させた後、引き操作を解除すれば、ロックピ
ン33は圧縮ばね32によりその先端をロック孔7cに
差し込んだ状態に保持され、従ってテーブル2が所定の
回転位置にロックされる。
【0030】このテーブルロック装置30は、テーブル
2を回転方向の複数箇所に位置決めする機能を有するも
ので、前記回転ストッパ装置20がテーブル2を回転方
向任意の位置に固定できる機能を有するのに対して、こ
のテーブルロック装置30によれば、テーブル2を予め
段階的に設定した回転位置に迅速に位置決めすることが
できる。
【0031】また、上記したように折曲げ部33aを前
面壁部2Cの操作者側に配置することにより、前記スラ
イドストッパ装置10のスライドストッパ用操作部材1
1と回転ストッパ装置20の回転ストッパ用操作部材2
1に加えて3種類のストッパ装置10,20,30の各
操作部材11,21,33aが全て操作前面部に集中的
に配置されることとなり、これによれば操作者はそのま
まの姿勢でいずれの操作部材をも操作でき、しかもいず
れかの操作部材を握ったまま他の操作部材を操作するこ
とも可能となり、この点でこの種の切断機におけるスト
ッパ装置の操作性が格段に向上する。
【0032】以上説明した実施形態は、切断機としてス
ライドマルノコ、特にスライドシャフト3,3がテーブ
ル2の下面側に支持されたタイプのスライドマルノコを
例示して説明したが、テーブルの後部に設けた傾動支持
部と切断機本体と間にスライド機構を設けたタイプの切
断機であっても、前記スライドストッパ用操作部材11
を、操作者にとって正面側となる他の操作前面部に適宜
配置することにより同様に適用することができる。
【0033】また、スライドストッパ部材14は例示し
た構成に限定されるものではなく、例えばスライドシャ
フト3の径方向に移動可能に支持するとともに、このス
ライドストッパ部材14とスライドストッパロッドの先
端部とにそれぞれ傾斜面を形成し、スライドストッパロ
ッドの軸方向の移動に伴う両傾斜面の摺接作用によりス
トッパ部材をスライドシャフト3に押圧する構成とする
ことも可能であり、その他種々変更を加えて実施するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスライドストッパ装
置が適用されたスライドマルノコの全体側面図である。
【図2】スライドマルノコのベースおよびテーブル周辺
の縦断面図であって、スライドストッパ装置および回転
ストッパ装置の縦断面図である。
【図3】テーブルの下面図であり、スライドストッパ装
置および回転ストッパ装置の一部を横断面で示した図で
ある。
【図4】図3のIV−IV線断面図であり、スライドストッ
パ部材とスライドシャフトとの位置関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…スライドマルノコ(切断機) 2…テーブル 2C…前面壁部(操作前面部) 3…スライドシャフト(スライド部材) 4…切断機本体 7…ベース 8…回転支持部 10…スライドストッパ装置 11…スライドストッパ用操作部材 13…スライドストッパロッド 14…スライドストッパ部材 20…回転ストッパ装置 21…回転ストッパ用操作部材 22…回転ストッパロッド 25…回転ストッパ部材 30…テーブルロック装置 33…ロックピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27B 5/29

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断機本体が、被切断材を載置するため
    のテーブルに対してスライド可能に支持されたタイプの
    切断機における前記切断機本体のスライド方向の移動を
    阻止するためのストッパ装置であって、 前記テーブルには、前記切断機本体をスライド支持する
    ためのスライド支持部材に対して、スライドストッパ部
    材を押圧可能に設ける一方、該テーブルの操作前面部に
    はスライドストッパ用操作部材を設けて、該スライドス
    トッパ用操作部材の操作により前記スライドストッパ部
    材を前記スライド部材に押圧して前記切断機本体の前記
    テーブルに対するスライド方向の移動を阻止する構成と
    したことを特徴とする切断機のストッパ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のストッパ装置であって、
    テーブルにはスライドストッパ用操作部材の回転操作に
    伴いスライドストッパロッドを移動可能に設けるととも
    に、スライドストッパ部材を回動可能かつ該回動動作に
    伴いスライド支持部材に接離可能に設け、前記スライド
    ストッパロッドの移動により前記スライドストッパ部材
    を回動させてスライド支持部材に押圧する構成としたこ
    とを特徴とする切断機のストッパ装置。
  3. 【請求項3】 被切断材を載置するためのテーブルがベ
    ースに対して回転可能に支持され、かつ切断機本体が前
    記テーブルに対してスライド可能に支持されたタイプの
    切断機であって、前記テーブルの操作前面部に回転スト
    ッパ用操作部材が設けられ、該回転ストッパ用操作部材
    の回転操作に伴う回転ストッパロッドのスライド方向の
    移動により回転ストッパ部材を前記ベースに押圧して該
    テーブルの回転を阻止する構成とした切断機に、請求項
    2記載のストッパ装置を適用してなるストッパ装置であ
    って、 スライドストッパ用操作部材を前記回転ストッパ用操作
    部材と同軸かつ独立して回転操作可能に設けるととも
    に、スライドストッパロッドまたは回転ストッパロッド
    の一方をスリーブ形状に形成して他方をその内周側に挿
    通させて相互に独立してスライド方向に移動可能に設け
    たことを特徴とする切断機のストッパ装置。
  4. 【請求項4】 被切断材を載置するためのテーブルがベ
    ースに対して回転可能に支持され、かつ切断機本体が前
    記テーブルに対してスライド可能に支持されたタイプの
    切断機であって、前記テーブルの操作前面部に前記切断
    機本体のスライド方向の移動を阻止するためのストッパ
    装置の操作部材と、前記テーブルの回転を任意の位置に
    固定するための回転ストッパ装置の操作部材と、前記テ
    ーブルの回転を予め段階的に設定した位置に固定するた
    めのテーブルロック装置の操作部材とを集中的に配置し
    たことを特徴とする切断機のストッパ装置。
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