JP2974191B2 - 旋盤用数値制御情報作成方法 - Google Patents

旋盤用数値制御情報作成方法

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JP2974191B2
JP2974191B2 JP4101903A JP10190392A JP2974191B2 JP 2974191 B2 JP2974191 B2 JP 2974191B2 JP 4101903 A JP4101903 A JP 4101903A JP 10190392 A JP10190392 A JP 10190392A JP 2974191 B2 JP2974191 B2 JP 2974191B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御工作機械に入
力する数値制御情報の作成方法に関し、特に旋盤用数値
制御情報作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御旋盤用の自動プログラムシステ
ム及びNC機能としてNCに組込まれている自動プログ
ラム機能においては、入力されたワーク形状と素材形状
に基づいて、加工に必要な外径加工,内径加工,ドリル
加工等の工程を自動決定することにより入力が簡易化さ
れ、旋削加工に関する知識が少ないオペレータでも入力
できるという高機能システムが開発され、広く用いられ
るようになってきた。図7は従来の旋盤用数値制御情報
作成方法を実現するシステムの一例を示すブロック図で
あり、キーボードやCRTを用いて対話する形で入力さ
れたワーク形状や素材形状等の入力データWDが、入力
制御部1を介して入力データ記憶部2へ送出される。
【0003】そして所要工程決定部3によって、入力デ
ータWDを基に外径加工等の加工に必要な工程が自動決
定され、決定された加工工程WPが使用工具決定部4へ
送出される。使用工具決定部4は、決定された加工工程
WPに適した工具を自動選定し、切削順序決定部5は、
加工工程WPに適した切削順序を決定する。次に加工範
囲決定部6によって、加工工程WPごとの加工範囲をワ
ーク形状,素材形状より求め、切削条件/切削経路決定
部7によって、切込み等の切削条件,工具のアプローチ
経路等の切削経路を決定する。そして、所要工程決定部
3から切削条件/切削経路決定部7までの各決定部で決
定された内容WAを、全工程編集部8がCRT等に表示
し、オペレータがその表示内容を確認し、必要に応じて
編集を行なうようになっている。
【0004】次に、処理の流れの例を図8のフローチャ
ートに従って説明する。先ず、ワーク形状,素材形状等
の入力データを読込む(ステップS201)。例えば図
10においてのabc…jがワーク形状であり、aイロ
ハijが素材形状である。次に、これらの入力データを
基に所要工程が決定され(ステップS202)、その工
程の使用工具と切削順序が、それぞれ全工程分決定され
る(ステップS203,S204)。図9は、全工程分
決定された結果の一例である。次に、各々の工程の加工
範囲が決定される(ステップS205)。図11は、そ
の結果の一例であり、図中のW1からW4が切削順位に
対応している。次に、切削条件と切削経路が決定され
(ステップS206)、オペレータによる全工程の内容
確認及び必要に応じて編集が行なわれ(ステップS20
7)、全ての処理が終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の旋盤用
数値制御情報作成方法では、自動決定処理の流れが一括
して行なわれるようになっており、自動決定された内容
をオペレータが確認できるのは、全工程,全項目が決定
された最終段階である。そのため、オペレータは1度に
多量の内容をチェックする必要があり、情報過多の中で
見落しも起しやすく、オペレータにとっては心理的負担
の大きい作業となっていた。本発明は、上記の問題に鑑
みて成されたものであり、本発明の目的は、全ての工程
が自動決定された最終段階での編集に加え、1工程づつ
の自動決定と編集作業ができるようにし、オペレータの
心理的負担の軽減とチェックミス防止を図った旋盤用数
値制御情報作成方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともワ
ーク形状,素材形状データを含む入力データを基に所要
の加工工程,使用工具,加工範囲等の加工情報を自動決
定する数値制御情報作成方法に関するものであり、本発
明の上記目的は、予め設定されている切削順序データに
基づいて加工に必要な前記所要の加工工程を1工程分自
動決定し、前記決定された1工程分の所要の加工工程に
対応した使用工具,加工範囲を決定すると共に、前記1
工程分の所要の加工工程,使用工具及び加工範囲の決定
の都度、オペレータによる確認編集を行ない、前記入力
データにおける全加工箇所の加工情報が全て決定される
まで上記動作を全工程分繰返し行なうことにより前記加
工情報を作成するようにすることにより達成される。
【0007】また、前記1工程分の所要の加工工程,所
要の加工工程に対応した使用工具及び加工範囲自動決
に先立ってオペレータに指定入力の有無の問い合わせ
をし前記指定入力が有りの場合には前記切削順序デー
タの内容に係わらず任意の切削順序にてオペレータによ
る指定入力ができるようにし、前記指定入力が無しの場
合には前記の自動決定を行なうことにより前記加工情報
を作成することにより達成される。
【0008】
【作用】本発明の旋盤用数値制御情報作成方法にあって
は、オペレータが使用工具と加工範囲の決定及び編集を
1工程づつ行なえ、また任意の切削順序で工程指定が行
なえるので、オペレータは、多量の工程内容を1度に確
認して編集しなければならないという心理的負担の大き
い作業をしなくて済むようになる。そのため、内容チェ
ック時の見落しが減少し、ミスの少ないプログラムを作
成することができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の旋盤用数値制御情報作成方
法を実現するためのシステムの一例を、図7に対応させ
て示すブロック図であり、同一構成箇所は同符号を付し
て説明を省略する。本発明方法では、従来の全工程一括
決定に加え、所要工程決定部3から加工範囲決定部6に
ついて、1工程分づつの決定を可能としている。指定入
力制御部9は、確認編集したいブロックの指定がオペレ
ータによって入力されると、指定データをその指定項目
に対応する各記憶部へ送出する。すなわち、指定工程A
1は指定所要工程記憶部10へ、指定使用工具A2は指
定使用工具記憶部11へ、指定切削順序A3は指定切削
順序記憶部12へ、指定加工範囲A4は指定加工範囲記
憶部14へ送出される。
【0010】同図の切削順序データ記憶部13は、従来
は切削順序決定部5に含まれている登録データSDであ
るが、本発明においては独立ブロックとし、所要工程決
定部3からも登録データSDが読込み可能としてある。
オペレータによる編集は1工程ごとに行なえるように、
工程の編集は所要工程編集部15で、使用工具の編集は
使用工具編集部16で、加工範囲の編集は加工範囲編集
部17でそれぞれ実施される。
【0011】次に処理の流れの第1の例を図2のフロー
チャートに従って説明する。なお、一括処理(ステップ
S1〜S6,S14,S15)については従来と同様で
あり、説明を省略する。本発明の特徴は、一括処理だけ
ではなく1工程分づつ順次処理していく事を可能とした
点にある。以下同図を使って説明するが、従来との違い
をわかりやすくするため、「図4のような加工工程で加
工させたい」というオペレータの意志があったときを例
にして説明する。図4の加工工程は図9の一括処理によ
る自動決定結果と比べると、切削順序,ドリル径,内径
加工用工具のチップ形状が異なっている。
【0012】ステップS2において一括処理でない場合
は、1工程分の所要工程が決定される(ステップS
7)。ここで決定される1工程分の所要工程というの
は、図1の所要工程決定部3が切削順序データ記憶部1
3の切削順序データを参照し、切削順序の中で順位の早
い工程から順次決定される所要工程であり、図9に示す
ように、システムとして自動決定されたものと同じデー
タが出力される。オペレータは、ドリル工程ではなく端
面加工の工程を最初にしたいので、ドリル工程を端面加
工工程に編集する(ステップS8)。次に、端面加工に
対しての使用工具が決定され(ステップS9)、オペレ
ータはその決定内容を確認して編集する(ステップS1
0)。
【0013】次に、端面加工とその使用工具に対応した
加工範囲が決定され(ステップS11)、オペレータは
加工範囲の確認編集をする(ステップS12)。図5
(A)は端面加工範囲(同図の斜視部)を示した表示例
である。次に、全加工箇所が決定されたか否かを判定し
(ステップS13)、決定されていなのでステップS7
に戻り、次の所要工程が決定されるが、やはりドリル工
程が決定されてくるので、今度は外径加工工程に編集す
る(ステップS7〜S12)。図5(B)は外径加工範
囲(同図の斜視部)の表示例である。
【0014】次に、ステップS13において全加工箇所
がまだ決定されていないのでステップS7に戻り、ドリ
ル工程が決定され、ドリル工程のままでよいのでステッ
プS9に移行する。ここでドリル工具が決定されるが、
例えば自動決定結果のドリル径がφ25のものをφ20
に変えたい場合、オペレータは使用工具の編集をする。
以下、ステップS12まで同様に確認編集を行なう。図
5(C)はドリル工程の加工範囲(同図の斜線部)を示
したものであるが、ドリル径を変更した分、図11のド
リル加工範囲とは異なっている。
【0015】次に、全加工箇所が決定されていないので
ステップS7に戻り、今度は内径加工工程が決定され、
ステップS9でその使用工具が決定される。ここで、オ
ペレータは図4に示すひし形チップを使用したいので、
使用工具のチップ形状を三角形からひし形に変更する。
図6(D)は内径加工工程の加工範囲の表示例である。
ステップS13において全加工箇所が決定されたので、
次に切削条件と切削経路が決定され(ステップS1
4)、オペレータが改めて全体の内容を確認し、編集が
必要ならば該当項目の編集を行ない(ステップS1
5)、全ての処理を終了する。
【0016】なお、切削条件は、従来より実現されてい
る切削条件の全工程の一覧表示によってわかりやすく確
認でき、切削経路も同様に加工シミュレーション表示に
よってわかりやすく確認できるので、全工程一括処理と
している。また、以上の説明及び図6(E)の最終確認
表示の例と図11の一括自動決定の確認表示の例からも
明らかなように、本発明の方法は切削順序に従って1工
程づつしかも項目ごとに処理するものであり、従来の技
術で説明した例で言えば、切削順序,ドリル径,内径工
具の形状変更や、これらの変更に伴なう加工範囲の変更
などを1度に確認編集するという負担の大きい作業を避
けることができる。
【0017】次に、本発明の旋盤用数値制御情報作成方
法の第2の例を図3のフローチャートに従って説明す
る。ステップS100の次にステップS102,S10
3と流れれば図2の第1の例と同じであるが、この例で
はステップS101において、オペレータに指定所要工
程の有無を自動決定に先立って問合せする様になってい
る。すなわち、オペレータが所要工程決定及び編集(ス
テップS102,S103)という手順を踏まずに、直
接所要工程を指定することができるようになっている。
これは、オペレータの加工に対する知識に合わせた使い
方ができるようにしたものである。他の、使用工具決定
及び編集(ステップS106,S107)と加工範囲決
定及び編集(ステップS110,S111)について
も、同様の手順(ステップS105,S108とステッ
プS109,S112)が可能になっている。なお、他
の流れについては第1の例と同一のため説明を省略す
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の旋盤用数値制御情
報作成方法によれば、使用工具と加工範囲の決定及び編
集をオペレータが1工程づつ行なえ、また任意の切削順
序で工程指定が行なえるようになる。したがって、オペ
レータは、人間が考える順序と同じように切削順序に従
い、1工程分づつ順序決定される各項目毎にその内容を
チェックすれば加工プログラムができるため、従来のよ
うに1度に多量の情報に埋れる事はなく心理的にも苦痛
から開放され、ミスの少ないプログラムを作成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の旋盤用数値制御情報作成方法を実現す
るシステムの一例を示すブロック図である。
【図2】本発明方法の第1の例を説明するフローチャー
トである。
【図3】本発明方法の第2の例を説明するフローチャー
トである。
【図4】本発明方法を説明するための所要工程の一例を
示す図である。
【図5】本発明方法を説明するための第1から第3の表
示例を示す図である。
【図6】本発明方法を説明するための第4,第5の表示
例を示す図である。
【図7】従来の旋盤用数値制御情報作成方法を実現する
システムの一例を示すブロック図である。
【図8】従来方法を説明するフローチャートである。
【図9】従来方法を説明するための所要工程の一例を示
す図である。
【図10】従来方法を説明するためのワーク形状及び素
材形状の一例を示す図である。
【図11】従来方法を説明するための加工範囲の表示例
を示す図である。
【符号の説明】
9 指定入力制御部 10 指定所要工程記憶部 11 指定使用工具記憶部 12 指定切削順序記憶部 13 切削順序データ記憶部 14 指定加工範囲記憶部 15 所要工程編集部 16 使用工具編集部 17 加工範囲編集部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともワーク形状,素材形状データ
    を含む入力データを基に所要の加工工程,使用工具,加
    工範囲等の加工情報を自動決定する数値制御情報作成方
    法において、予め設定されている切削順序データに基づ
    いて加工に必要な前記所要の加工工程を1工程分自動決
    定し、前記決定された1工程分の所要の加工工程に対応
    した使用工具,加工範囲を決定すると共に、前記1工程
    分の所要の加工工程,使用工具及び加工範囲の決定の都
    度、オペレータによる確認編集を行ない、前記入力デー
    タにおける全加工箇所の加工情報が全て決定されるまで
    上記動作を全工程分繰返し行なうことにより前記加工情
    報を作成するようにしたことを特徴とする旋盤用数値制
    御情報作成方法。
  2. 【請求項2】 前記1工程分の所要の加工工程,所要の
    加工工程に対応した使用工具及び加工範囲自動決定
    先立ってオペレータに指定入力の有無の問い合わせを
    前記指定入力が有りの場合には前記切削順序データ
    の内容に係わらず任意の切削順序にてオペレータによる
    指定入力ができるようにし、前記指定入力が無しの場合
    には前記の自動決定を行なうことにより前記加工情報を
    作成するようにした請求項1に記載の旋盤用数値制御情
    報作成方法。
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