JP2973730B2 - 蛍光ランプ点灯装置 - Google Patents

蛍光ランプ点灯装置

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JP2973730B2 JP25247392A JP25247392A JP2973730B2 JP 2973730 B2 JP2973730 B2 JP 2973730B2 JP 25247392 A JP25247392 A JP 25247392A JP 25247392 A JP25247392 A JP 25247392A JP 2973730 B2 JP2973730 B2 JP 2973730B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蛍光ランプ点灯装置、特
に予熱電極を有する蛍光ランプの始動装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、蛍光ランプの始動装置として
は、主としてグロースタータが用いられているが、これ
は、始動時間が長い、寿命が短い等の欠点がある。最
近、半導体スイッチ素子を利用した始動回路が開発され
ているが、高価で需要が限られている。このために、半
導体スイッチ素子を用いた始動回路で安価なものの開発
が望まれている。この要請に基づき半導体スイッチ素子
として安価なトランジスタを用いた図2に示すような回
路が提案されている。
【0003】図2において、この回路では、電源電圧が
正のサイクルの時、トランジスタ13のベースに抵抗1
1を介してベース電流が流れて、交流電源1からダイオ
ード5を介してトランジスタ13に多大のコレクタ電流
が流れる。この時、抵抗6と電解コンデンサ8とからな
るタイマー回路の電源はトランジスタ13のコレクタ−
エミッタ電圧に維持される。このようにして蛍光ランプ
3の予熱電極には予熱電流が半波流れてこれが予熱され
ていき、タイマー回路にて設定された時間になると、タ
イマー回路によりサイリスタ10のゲートに電解コンデ
ンサ8の電荷が抵抗7およびツェナーダイオード9を通
じて流れて、サイリスタ10はオンする。そうすると、
トランジスタ13のコレクタ電流がオフされるために、
安定器2のインダクタンスによるパルス電圧が発生し、
蛍光ランプ3が点灯する。この時のパルス電圧の大きさ
は抵抗15とサージアブソーバ16とによって一定化さ
れる。
【0004】なお、図2において、4は雑音防止コンデ
ンサ、12はツェナーダイオード、14はコンデンサを
それぞれ示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
蛍光ランプ点灯装置では、低温時とか電源電圧が低い時
には、蛍光ランプ3の予熱電極の予熱が不十分となっ
て、蛍光ランプ3が1回のパルス電圧では点灯しないこ
とがあるという問題があった。
【0006】本発明は低温時や低電源電圧時でも、蛍光
ランプを確実に始動することのできる電子スタータ式の
蛍光ランプ点灯装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光ランプ点灯
装置は、交流電源に接続される安定器と一対の予熱電極
を有する蛍光ランプとの直列体を備え、前記蛍光ランプ
の非電源側予熱電極間にダイオードとトランジスタのコ
レクタとエミッタとの直列体を接続し、前記トランジス
タのコレクタとエミッタ間に前記トランジスタのベース
に電流を通じるための抵抗とスイッチ素子との直列体を
接続し、前記スイッチ素子のゲート回路に抵抗とコンデ
ンサとからなるタイマー回路の前記コンデンサを接続
し、前記ダイオードの電源側で、かつ前記非電源側予熱
電極間にこの予熱電極間の電圧を検出することにより前
記蛍光ランプの点灯と非点灯とを判別するための抵抗分
割手段からなる点灯判別手段を接続し、かつ前記蛍光ラ
ンプが非点灯の場合に前記点灯判別手段で抵抗分割され
た電圧により動作することによって前記タイマー回路の
コンデンサの電位を低下させる手段を設けた構成を有し
ている。
【0008】
【作用】蛍光ランプが1回のパルス電圧で点灯しなかっ
た場合、非電源側予熱電極間に接続された点灯判別手段
にて蛍光ランプの点灯と非点灯とを判別する。非点灯の
場合にはタイマー回路のコンデンサの電位を低下させ、
スイッチ素子をオフさせてトランジスタを再度オンさせ
る動作を繰り返させ、パルス電圧を繰り返し発生させる
ことにより蛍光ランプを点灯させることができる。
た、点灯判別手段がダイオードの電源側に接続されてい
るので、点灯判別回路の誤作動を防止することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を用
いて説明する。
【0010】図1に示すように、本発明実施例の蛍光ラ
ンプ点灯装置は、交流電源1に接続された安定器2と一
対の予熱電極を有する蛍光ランプ3との直列体を備え、
蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間にダイオード5を介
してトランジスタ13のコレクタ−エミッタが接続され
ている。トランジスタ13のコレクタ−エミッタ間には
トランジスタ13のベースにベース電流を通じるための
抵抗11と半導体スイッチ素子であるサイリスタ10と
の直列体が接続されている。サイリスタ10のアノード
と抵抗11との接続点とトランジスタ13のベース間に
はツェナーダイオード12とコンデンサ14との並列体
が接続されている。また、蛍光ランプ3の非電源側予熱
電極間には、抵抗6とコンデンサ8との直列体からなる
タイマー回路が接続されている。さらに、ダイオード5
の電源側で、かつ蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間に
は、蛍光ランプ3の点灯と非点灯とを判別するための点
灯判別手段とが接続されている。この点灯判別手段に
は、抵抗17,18からなる抵抗分割手段が用いられて
いる。タイマー回路の抵抗6とコンデンサ8との接続点
とサイリスタ10のカソード間には、抵抗7を介してツ
ェナーダイオード9が接続されている。点灯判別手段の
抵抗18の両端には、ツェナーダイオード19を介して
トランジスタ20のベース−カソ−ド間が接続されてい
る。トランジスタ20は、蛍光ランプ3が非点灯の場合
に点灯判別手段で抵抗分割された電圧により動作するこ
とによりタイマー回路の電解コンデンサ8の電位を低下
させる手段である。抵抗18と並列に接続されたコンデ
ンサ21は、パルス電圧に非点灯との判断をしないよう
に、抵抗18の抵抗値Rとコンデンサ21の容量Cとで
波形をなまらせるためのものである。トランジスタ20
のコレクタ−エミッタ間はツェナーダイオード9を介し
てサイリスタ10のゲート−カソード間に接続されてい
る。蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間に接続された抵
抗15とサージアブソーバ16との直列体は、安定器2
のインダクタンスによって発生するパルス電圧の大きさ
を一定化するためのものである。
【0011】次に、かかる蛍光ランプ点灯装置の動作に
ついて説明する。まず、電源電圧が正のサイクルの時、
トランジスタ13のベースには抵抗11を介してベース
電流が供給されるために、交流電源1からダイオード5
を介してトランジスタ13に多大のコレクタ電流が流れ
る。この時、抵抗6と電解コンデンサ8とからなるタイ
マー回路の電源はトランジスタ13のコレクタ−エミッ
タ電圧に維持される。このようにして蛍光ランプ3の予
熱電極には予熱電流が半波流れてこれが予熱されてい
き、タイマー回路にて設定された時間になると、タイマ
ー回路によってサイリスタ10のゲート−カソード間に
は電解コンデンサ8の電荷が抵抗7およびツェナーダイ
オード9を通じて流れて、サイリスタ10はオンする。
これにより、トランジスタ13のコレクタ電流がしゃ断
されるために、安定器2のインダクタンスによるパルス
電圧が発生し、蛍光ランプ3は点灯する。
【0012】ところで、蛍光ランプ3が1回のパルス電
圧では点灯しなかった場合について、次に説明する。
【0013】まず、蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間
に接続された抵抗分割手段で蛍光ランプ3が非点灯と判
別したときには、抵抗18の電圧によりツェナーダイオ
ード19がオンし、トランジスタ20がオンとなり、電
解コンデンサ8の電荷を抵抗7を介して放電させるの
で、電解コンデンサ8の電位が低下し、ツェナーダイオ
ード9およびサイリスタ10がオフする。そうすると、
トランジスタ13は再びオンとなる。このようにして、
トランジスタ13はオンオフ動作を繰り返して、蛍光ラ
ンプ3の予熱電極の予熱とパルス電圧の発生との動作を
繰り返すことにより、蛍光ランプ3は点灯するにいた
る。
【0014】蛍光ランプ3が点灯したことを抵抗分割手
段からなる点灯判別手段が判別すると、ツェナーダイオ
ード19がオフし、トランジスタ20がオフする。そし
て、電解コンデンサ8の電荷を抵抗7およびツェナーダ
イオード9を介してサイリスタ10のゲート−カソード
間に放電させて、サイリスタ10をオンさせ、トランジ
スタ13をオフさせて、パルス電圧の発生動作を停止す
る。その結果、蛍光ランプ3は安定点灯する。また、点
灯判別手段がダイオード5の電源側に接続されているた
めに、交流の電源電圧の半サイクル毎にコンデンサ21
が充電と放電とを繰り返すので、コンデンサ21の電位
の上昇は低くなり、その結果、蛍光ランプ点灯装置の外
部からサージが入った場合でも、そのサージをコンデン
サ21で吸収して点灯判別手段が誤作動するのを防止す
ることができる。
【0015】なお、上記実施例では抵抗18と並列にコ
ンデンサ21を接続した場合について説明したが、抵抗
6と抵抗7との抵抗分割比を、パルス電圧でサイリスタ
10をオンするように設定することにより、トランジス
タ13をオフし蛍光ランプ3を安定に点灯維持すること
ができ、コンデンサ21を省略することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蛍光ラン
プ点灯装置は、低温時や低電源電圧時等において1回の
パルス電圧で蛍光ランプが点灯しなかった場合にはパル
ス電圧を繰り返し発生させることにより蛍光ランプを確
実に点灯することができ、また点灯判別手段の誤作動を
防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である蛍光ランプ点灯装置の
回路図
【図2】従来の蛍光ランプ点灯装置の回路図
【符号の説明】
1 交流電源 2 安定器 3 蛍光ランプ 5 ダイオード 6,7,11,17,18 抵抗 8 電解コンデンサ 9 ツェナーダイオード 10 サイリスタ 12,19 ツェナーダイオード 13,20 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 41/14 - 41/234

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続される安定器と一対の予
    熱電極を有する蛍光ランプとの直列体を備え、前記蛍光
    ランプの非電源側予熱電極間にダイオードとトランジス
    タのコレクタとエミッタとの直列体を接続し、前記トラ
    ンジスタのコレクタとエミッタ間に前記トランジスタの
    ベースに電流を通じるための抵抗とスイッチ素子との直
    列体を接続し、前記スイッチ素子のゲート回路に抵抗と
    コンデンサとからなるタイマー回路の前記コンデンサを
    接続し、前記ダイオードの電源側で、かつ前記非電源側
    予熱電極間にこの予熱電極間の電圧を検出することによ
    り前記蛍光ランプの点灯と非点灯とを判別するための抵
    抗分割手段からなる点灯判別手段を接続し、かつ前記蛍
    光ランプが非点灯の場合に前記点灯判別手段で抵抗分割
    された電圧により動作することによって前記タイマー回
    路のコンデンサの電位を低下させる手段を設けたことを
    特徴とする蛍光ランプ点灯装置。
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