JP2830310B2 - 蛍光ランプ点灯装置 - Google Patents
蛍光ランプ点灯装置Info
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- JP2830310B2 JP2830310B2 JP4757990A JP4757990A JP2830310B2 JP 2830310 B2 JP2830310 B2 JP 2830310B2 JP 4757990 A JP4757990 A JP 4757990A JP 4757990 A JP4757990 A JP 4757990A JP 2830310 B2 JP2830310 B2 JP 2830310B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent lamp
- transistor
- voltage
- power supply
- resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蛍光ランプ点灯装置、特に予熱電極を有する
蛍光ランプのための半導体スイッチ素子を利用した始動
装置に関するものである。
蛍光ランプのための半導体スイッチ素子を利用した始動
装置に関するものである。
従来の技術 蛍光ランプの始動装置としては、主としてグロースタ
ータが用いられていたが、これは、始動時間が長い，寿
命が短い等の欠点がある。最近、半導体スイッチ素子を
利用した始動回路が開発されているが、高価なために、
需要が限られていた。このために、半導体スイッチ素子
を用いた始動装置で安価な回路方式のものの開発が望ま
れている。
ータが用いられていたが、これは、始動時間が長い，寿
命が短い等の欠点がある。最近、半導体スイッチ素子を
利用した始動回路が開発されているが、高価なために、
需要が限られていた。このために、半導体スイッチ素子
を用いた始動装置で安価な回路方式のものの開発が望ま
れている。
上記要請に基づいて半導体スイッチ素子として安価な
トランジスタを用いた第３図に示すような回路が提案さ
れている。同図において、１は交流電源、２は安定器、
３は蛍光ランプ、４は雑音防止コンデンサ、５はダイオ
ード、6,7,11は抵抗、８は電解コンデンサ、9,12はツェ
ナーダイオード、10はサイリスタ、13はトランジスタを
示す。
トランジスタを用いた第３図に示すような回路が提案さ
れている。同図において、１は交流電源、２は安定器、
３は蛍光ランプ、４は雑音防止コンデンサ、５はダイオ
ード、6,7,11は抵抗、８は電解コンデンサ、9,12はツェ
ナーダイオード、10はサイリスタ、13はトランジスタを
示す。
次に、かかる回路の動作を第４図の各部電圧電流波形
を参照しながら説明する。同図において、Ｖは電源電圧
の波形、Ｉは安定器2,蛍光ランプ３の予熱電流の波形、
VLは蛍光ランプの両端電圧波形である。ここで、電源電
圧Ｖが負のサイクルの時、ダイオード５の逆阻止特性に
て予熱電流は流れない。次に、電源電圧Ｖが正のサイク
ルの時、t1にて電源電圧Ｖがツェナーダイオード12の電
圧以上になると、トランジスタ13のベースには抵抗11を
介してベース電流が供給されるために、電源からダイオ
ード５を介して多大のコレクタ電流が流れる。この時、
抵抗６と電解コンデンサ８のタイマー回路の電源はツェ
ナーダイオード12のツェナー電圧に維持される。このよ
うに予熱電流が半波流れて蛍光ランプ３の予熱電極を予
熱していき、タイマー回路にて設定された時間になる
と、抵抗６と電解コンデンサ８のタイマー回路によって
サイリスタ10のゲート端子に電解コンデンサ８の電荷が
抵抗７およびツェナーダイオード９を通じて放出され、
サイリスタ10をオンする。その時点をt2とすると、トラ
ンジスタ13のコレクタ電流が強制オフされるために、安
定器２のインダクタンスによるキック電圧VLが発生し、
蛍光ランプ３を点灯させる。
を参照しながら説明する。同図において、Ｖは電源電圧
の波形、Ｉは安定器2,蛍光ランプ３の予熱電流の波形、
VLは蛍光ランプの両端電圧波形である。ここで、電源電
圧Ｖが負のサイクルの時、ダイオード５の逆阻止特性に
て予熱電流は流れない。次に、電源電圧Ｖが正のサイク
ルの時、t1にて電源電圧Ｖがツェナーダイオード12の電
圧以上になると、トランジスタ13のベースには抵抗11を
介してベース電流が供給されるために、電源からダイオ
ード５を介して多大のコレクタ電流が流れる。この時、
抵抗６と電解コンデンサ８のタイマー回路の電源はツェ
ナーダイオード12のツェナー電圧に維持される。このよ
うに予熱電流が半波流れて蛍光ランプ３の予熱電極を予
熱していき、タイマー回路にて設定された時間になる
と、抵抗６と電解コンデンサ８のタイマー回路によって
サイリスタ10のゲート端子に電解コンデンサ８の電荷が
抵抗７およびツェナーダイオード９を通じて放出され、
サイリスタ10をオンする。その時点をt2とすると、トラ
ンジスタ13のコレクタ電流が強制オフされるために、安
定器２のインダクタンスによるキック電圧VLが発生し、
蛍光ランプ３を点灯させる。
発明が解決しようとする課題 かかるトランジスタ13を半導体スイッチ素子とした始
動回路においては、トランジスタ13がオフして安定器２
のインダクタンスによるキック電圧が発生する時に、タ
イマー回路の動作位相によって過大のキック電圧が発生
する場合が存在する。そのために、トランジスタ13の定
格電圧をオーバすることでトランジスタ13が破壊される
というおそれがあった。
動回路においては、トランジスタ13がオフして安定器２
のインダクタンスによるキック電圧が発生する時に、タ
イマー回路の動作位相によって過大のキック電圧が発生
する場合が存在する。そのために、トランジスタ13の定
格電圧をオーバすることでトランジスタ13が破壊される
というおそれがあった。
課題を解決するための手段 本発明の蛍光ランプ点灯装置は、交流電源と安定期と
予熱電極付蛍光ランプとで閉回路が構成され、前記蛍光
ランプの非電源側予熱電極端子間に、タイマー回路にて
スイッチングを行うベース回路を備えたトランジスタの
コレクタ端子とエミッタ端子をダイオードを介して接続
し、前記トランジスタのコレクタ端子とエミッタ端子と
の間に抵抗とサージアブソーバとからなる直列体を接続
した構成を有している。
予熱電極付蛍光ランプとで閉回路が構成され、前記蛍光
ランプの非電源側予熱電極端子間に、タイマー回路にて
スイッチングを行うベース回路を備えたトランジスタの
コレクタ端子とエミッタ端子をダイオードを介して接続
し、前記トランジスタのコレクタ端子とエミッタ端子と
の間に抵抗とサージアブソーバとからなる直列体を接続
した構成を有している。
作用 トランジスタのコレクタ端子とエミッタ端子との間に
抵抗とサージアブソーバとからなる直立体を接続するこ
とにより、トランジスタがオフして過大のキック電圧が
発生しても抵抗とサージアブソーバによってトランジス
タの定格電圧以上はクリップされる。その結果、トラン
ジスタ破壊は防止できる。
抵抗とサージアブソーバとからなる直立体を接続するこ
とにより、トランジスタがオフして過大のキック電圧が
発生しても抵抗とサージアブソーバによってトランジス
タの定格電圧以上はクリップされる。その結果、トラン
ジスタ破壊は防止できる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。
る。
第１図において、交流電源１と安定器２と蛍光ランプ
３とで閉回路が構成されている。蛍光ランプ３の両端に
は雑音防止コンデンサ４が接続されている。そして、蛍
光ランプ３の非電源側予熱電極端子間には、抵抗６と電
解コンデンサ８とからなるタイマー回路にてスイッチン
グを行うベース回路を備えたトランジスタ13のコレクタ
端子とエミッタ端子がダイオード５を介して接続されて
いる。さらに、トランジスタ13のコレクタ端子とエミッ
タ端子との間には抵抗14とサージアブソーバ15とからな
る直列体が接続されている。
３とで閉回路が構成されている。蛍光ランプ３の両端に
は雑音防止コンデンサ４が接続されている。そして、蛍
光ランプ３の非電源側予熱電極端子間には、抵抗６と電
解コンデンサ８とからなるタイマー回路にてスイッチン
グを行うベース回路を備えたトランジスタ13のコレクタ
端子とエミッタ端子がダイオード５を介して接続されて
いる。さらに、トランジスタ13のコレクタ端子とエミッ
タ端子との間には抵抗14とサージアブソーバ15とからな
る直列体が接続されている。
なお、第１図中、７は抵抗、９はツェナダイオード、
10はサイリスタ、11は抵抗、12はツェナーダイオードを
それぞれ示す。
10はサイリスタ、11は抵抗、12はツェナーダイオードを
それぞれ示す。
次に、かかる回路の動作を第２図の各部電圧電流波形
を参照しながら説明する。同図において、Ｖは電源電圧
の波形、Ｉは安定器2,蛍光ランプ３の予熱電流の波形、
VLは蛍光ランプの両端電圧波形である。ここで、電源電
圧Ｖが負のサイクルの時、ダイオード５の逆阻止特性に
て予熱電流は流れない。次に、電源電圧Ｖが正のサイク
ルの時、t1にて電源電圧Ｖがツェナーダイオード12の電
圧以上になると、トランジスタ13のベースに抵抗11を介
してベース電流が供給されるために、電源からダイオー
ド５を介して多大のコレクタ電流が流れる。この時、抵
抗６と電解コンデンサ８のタイマー回路の電源はツェナ
ーダイオード12のツェナー電圧に維持される。このよう
に予熱電流が半波流れて蛍光ランプ３の予熱電極を予熱
していき、タイマー回路にて設定された時間になると、
抵抗６と電解コンデンサ８とのタイマー回路によってサ
イリスタ10のゲート端子に電解コンデンサ８の電荷が抵
抗７およびツェナーダイオード９を通じて放出され、サ
イリスタ10を強制オンする。その時間をt2とすると、ト
ランジスタ13のコレクタ電流が強制オフされるために、
安定器２のインダクタンスによるキック電圧VLが発生
し、蛍光ランプ３を点灯させる。このキック電圧Ｌ・di
/dt（L:安定器２のインダクタンス,i:予熱電流）はトラ
ンジスタ13の増幅率やカットする電流値によって変化す
る。よって、定格以上の電圧がトランジスタ13のコレク
タ・エミッタ間に印加されると、トランジスタ13が破壊
される。ところが、本発明実施例においては、トランジ
スタ13のコレクタ端子とエミッタ端子との間に抵抗14と
サージアブソーバ15とからなる直列体を接続しているた
めに、トランジスタ13の定格以上の電圧は前記直列体に
よってクリップされる。その結果、トランジスタ13には
クリップ電圧VQ以上の電圧が印加されるのが回避される
ので、トランジスタ13が破壊されるのが防止される。な
お、このクリップ電圧VQはサージアブソーバ15のクリッ
プ電圧と抵抗14の抵抗値によって決定される。
を参照しながら説明する。同図において、Ｖは電源電圧
の波形、Ｉは安定器2,蛍光ランプ３の予熱電流の波形、
VLは蛍光ランプの両端電圧波形である。ここで、電源電
圧Ｖが負のサイクルの時、ダイオード５の逆阻止特性に
て予熱電流は流れない。次に、電源電圧Ｖが正のサイク
ルの時、t1にて電源電圧Ｖがツェナーダイオード12の電
圧以上になると、トランジスタ13のベースに抵抗11を介
してベース電流が供給されるために、電源からダイオー
ド５を介して多大のコレクタ電流が流れる。この時、抵
抗６と電解コンデンサ８のタイマー回路の電源はツェナ
ーダイオード12のツェナー電圧に維持される。このよう
に予熱電流が半波流れて蛍光ランプ３の予熱電極を予熱
していき、タイマー回路にて設定された時間になると、
抵抗６と電解コンデンサ８とのタイマー回路によってサ
イリスタ10のゲート端子に電解コンデンサ８の電荷が抵
抗７およびツェナーダイオード９を通じて放出され、サ
イリスタ10を強制オンする。その時間をt2とすると、ト
ランジスタ13のコレクタ電流が強制オフされるために、
安定器２のインダクタンスによるキック電圧VLが発生
し、蛍光ランプ３を点灯させる。このキック電圧Ｌ・di
/dt（L:安定器２のインダクタンス,i:予熱電流）はトラ
ンジスタ13の増幅率やカットする電流値によって変化す
る。よって、定格以上の電圧がトランジスタ13のコレク
タ・エミッタ間に印加されると、トランジスタ13が破壊
される。ところが、本発明実施例においては、トランジ
スタ13のコレクタ端子とエミッタ端子との間に抵抗14と
サージアブソーバ15とからなる直列体を接続しているた
めに、トランジスタ13の定格以上の電圧は前記直列体に
よってクリップされる。その結果、トランジスタ13には
クリップ電圧VQ以上の電圧が印加されるのが回避される
ので、トランジスタ13が破壊されるのが防止される。な
お、このクリップ電圧VQはサージアブソーバ15のクリッ
プ電圧と抵抗14の抵抗値によって決定される。
発明の効果 以上説明したように、本発明は、蛍光ランプの始動回
路のトランジスタを保護することのできる蛍光ランプ点
灯装置を提供することができるものである。
路のトランジスタを保護することのできる蛍光ランプ点
灯装置を提供することができるものである。
第１図は本発明の一実施例である蛍光ランプ点灯装置の
回路図、第２図は同回路の電圧電流波形図、第３図は従
来の蛍光ランプ点灯装置の回路図、第４図は従来装置の
電圧電流波形図である。 １……交流電源、２……安定器、３……蛍光ランプ、５
……ダイオード、6,7……抵抗、８……電解コンデン
サ、９……ツェナーダイオード、10……サイリスタ、12
……ツェナーダイオード、13……トランジスタ、14……
抵抗、15……サージアブソーバ。
回路図、第２図は同回路の電圧電流波形図、第３図は従
来の蛍光ランプ点灯装置の回路図、第４図は従来装置の
電圧電流波形図である。 １……交流電源、２……安定器、３……蛍光ランプ、５
……ダイオード、6,7……抵抗、８……電解コンデン
サ、９……ツェナーダイオード、10……サイリスタ、12
……ツェナーダイオード、13……トランジスタ、14……
抵抗、15……サージアブソーバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田原 哲哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−138494（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−33897（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−74995（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−134891（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H05B 41/18
Claims (1)
- 【請求項１】交流電源と安定器と予熱電極付蛍光ランプ
とで閉回路を構成し、前記蛍光ランプの非電源側予熱電
極端子間に、タイマー回路にてスイッチングを行うベー
ス回路を備えたトランジスタのコレクタ端子とエミッタ
端子をダイオードを介して接続し、前記トランジスタの
コレクタ端子とエミッタ端子との間に抵抗とサージアブ
ソーバとからなる直列体を接続したことを特徴とする蛍
光ランプ点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4757990A JP2830310B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 蛍光ランプ点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4757990A JP2830310B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 蛍光ランプ点灯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03252094A JPH03252094A (ja) | 1991-11-11 |
| JP2830310B2 true JP2830310B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=12779163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4757990A Expired - Lifetime JP2830310B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 蛍光ランプ点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2830310B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP4757990A patent/JP2830310B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03252094A (ja) | 1991-11-11 |
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