JP2972828B2 - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2972828B2 JP7108923A JP10892395A JP2972828B2 JP 2972828 B2 JP2972828 B2 JP 2972828B2 JP 7108923 A JP7108923 A JP 7108923A JP 10892395 A JP10892395 A JP 10892395A JP 2972828 B2 JP2972828 B2 JP 2972828B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧料又は化粧品に関
する。本発明は、特に皮膚の黒化あるいはシミ・ソバカ
スなどの皮膚色素沈着の淡色化又はそれを予防するため
の美白化粧料又はシミ防止化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は化粧料、更に詳しくは安全性に
優れ、皮膚美白効果に優れ、シミ、ソバカスを予防及び
治療のための美白化粧料又はシミ・ソバカス防止化粧料
に関する。
【0003】皮膚のシミ及びソバカスは、一般に日光か
らの紫外線暴露による刺激やホルモンの異常、あるい
は、遺伝的要因などが、原因となってメラノサイトが活
性化され、そこで合成されたメラニン色素が皮膚内に異
常沈着して発生するものと考えられている。メラニンは
チロシンが酸化されて、産出される。
【0004】従来、このようなシミやソバカスを防ぐた
めに様々な美白化粧料が提供されてきたが、その中でも
植物抽出液を化粧料に応用した例は多く、シミ、ソバカ
スを予防及び治療する美白化粧料を有するものについて
報告されている。
【0005】例えば、カンゾウエキス粉末を含有する色
白効果に優れた化粧料(特開昭63−23809号)、
甘草の疎水性有機溶媒抽出物を含有する色白化粧料(特
開平1−149706号)、甘草より抽出したリクイリ
チンを含有したメラニン生成抑制効果を有する外用剤
(特開昭64−63506号)などがある。リクイリチ
ン誘導体を含有する皮膚外用剤(特開平5−14018
1号)も知られている。
【0006】さらに、これらの甘草抽出物などに他の成
分を加えた美白化粧料も知られている。例えば、甘草に
コウジ酸を添加したもの(特開昭64−83009
号)、甘草抽出物にコレステリック液晶を配合したもの
(特開平4−368315号)、甘草抽出物に坑炎症剤
を配合したもの(特開平5−186324号)、甘草抽
出物に炭素数18〜22の脂肪酸を配合したもの(特開
平5−194176号)、甘草抽出物に紫外線吸収剤を
配合したもの(特開平5−201847号、特開平6−
107532号)、甘草抽出物に天然メラニンを配合し
たもの(特開平6−128138号)、甘草抽出物など
にγ−アミノ酪酸又はセラミドなどを配合したもの(特
開平6−145038号、特開平6−145039
号)、甘草抽出物に尿素及び尿素安定化剤を配合したも
の(特開平6−199646号)などが知られている。
【0007】また、酸化を防止しメラニンの産出を抑制
する目的で、ビタミンCやその誘導体、グルタチオン等
の還元剤、過酸化水素、胎盤エキス、コウジ酸等のメラ
ニン生成抑制物質を用いたものが知られている(例えば
特公昭56−18569号公報、特公昭48−3037
0号公報および特公昭64−830102号公報な
ど)。しかし、ビタミンC類は酸化され易く、それを配
合した化粧料の変色、変臭を招くという欠点がある。グ
ルタチオン等の還元剤は不快臭がある上に、経皮吸収性
にも問題があり、過酸化水素は、安全性や安定性の点で
問題があるとされている。また、胎盤エキスのような動
物組織抽出系のものはその効果が十分ではなく、また、
コウジ酸も少量では皮膚の黒化を防止する効果が小さい
等の問題があるので、美白化粧料の有効成分としてはい
ずれも充分なものとは言い難い。このように従来より知
られているこれらのメラニン生成抑制物質は、これらの
みを用いても効果の点で不十分であったり、安全性、安
定性等の種々の面で実用可能なものはほとんどないのが
実情である。
【0008】一方、甘草の疎水性有機溶媒抽出物である
油溶性エキスは、これを単一で用いて有効量を配合した
場合、刺激性などの問題が懸念される。従って、本発明
の目的は、優れた美白効果を有すると共に副作用がなく
安全性の高い、前記従来の問題点を解決した美白化粧料
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、このような
状況に鑑み、従来技術の難点を改良せんとして鋭意研究
を重ねた結果、甘草抽出物、アロエ抽出物とトコフェロ
ール類を組み合わせることにより、相乗効果によって美
白効果に優れ、皮膚安全性が高い条件を満足することを
見いだし、本発明の完成に至った。即ち、本発明は美白
効果に優れ、皮膚安全性が高い皮膚化粧料を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】本発明の甘草抽出物は、抽出処理により甘
草から得られたものであり、例えばGlycyrrhi
za glabra Linne var・gland
ulifera Regel et Herder,G
lycyrrhiza uralensis Fish
er、Glycyrrhiza inflate Ba
talin又はその他同属植物(Leguminosa
e)の根などからの有機溶媒での抽出物を用いることが
できる。好ましくは、中国産、ソ連産等の甘草の根を有
機溶媒で抽出して得られる抽出物であり、ここで用いら
れる有機溶媒としては通常、アルコール、エーテル、酢
酸エチル等、好ましくはエタノールなどのアルコールが
用いられる。抽出条件は特に制限されるものではない
が、通常は加熱抽出が行われる。抽出後は濃縮乾燥を行
うのが好ましい。このようにして得られる油溶性エキス
は、特有の臭気を有する茶褐色の固体であり、多くの場
合そのままで利用することができるが、必要ならばその
効力に影響がない範囲で脱臭、脱色等の精製処理をして
から用いてもよい。脱臭、脱色等の精製処理の手段とし
ては、活性炭カラム等を用いればよく、抽出物質につい
て一般に適用される通常の精製手段を任意に選択して使
用することができる。
【0011】本発明で用いられる甘草抽出物の配合量
は、化粧料の種類、用いる抽出物の品質、期待される美
白効果の程度によっても異なるが、通常0.005%〜
5%の範囲、好ましくは0.01%〜0.5%の範囲で
ある。配合量が0.005%より少ないと効果が充分で
はなく、また5%を越えて配合しても、その量に見合う
だけの効果が期待できないので5%程度の配合量で充分
である。
【0012】本発明の甘草抽出物は、甘草中のグラブリ
ジンを主として含有するものであり、当該抽出物に代え
てグラブリジン自体を用いることもできる。
【0013】本発明のアロエ抽出物は、アロエの抽出処
理により得られたものであり、例えば、Aloe fe
rox Miller Aloe africana
Miller、Aloe spicata Bake
r、Aloe arborescens Mille
r、Aloe barbadensis Miller
などのアロエの水、エタノール、グリコール類などから
の抽出処理により得られる抽出物を用いることができ
る。例えば、アロエの葉を圧搾して得られる水溶液を凍
結乾燥し、得られた粉末を、エタノールで洗浄し、この
洗液を減圧濃縮し、得られた粉末を精製水にとかした
後、シュウ酸カルシュウム、樹脂質成分を結晶させ、ろ
過をして取り除き、得られたろ液に精製水を加え0.5
%水溶液とし、更に、防腐剤として、パラオキシ安息香
酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息
香酸プロピルなどを加え溶解して得ることもできる。
【0014】本発明で用いられるアロエ抽出物の配合量
は、化粧料の種類、用いる抽出物の品質などによっても
異なるが、通常0.001〜5重量%、好ましくは0.
01〜1.0重量%、より好ましくは0.05〜0.2
重量%である。
【0015】本発明のトコフェロール類としては、α−
トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロ
ール、δ−トコフェロール、それらのラセミ体、光学活
性体などや、天然のビタミンE、さらにそれらの酢酸な
どの脂肪酸エステルを用いることができる。好ましくは
酢酸トコフェロール、天然ビタミンEを用いることがで
きる。これらのトコフェロール類は単独で用いてもよい
が2種以上を混合して使用してもよい。
【0016】本発明のトコフェロール類の配合量は、化
粧料の種類、用いるトコフェロール類の純度などによっ
ても異なるが、通常0.01〜5.0重量%、好ましく
は0.01〜1.0重量%、より好ましくは0.01〜
0.5重量%、さらに好ましくは0.05〜0.2重量
%である。
【0017】本発明の化粧料には、上記の成分に加え
て、ビタミンCや胎盤抽出物などのメラニン産生抑制剤
や、コウジ酸などのチロシナーゼ(Tyrosinas
e)活性抑制剤や、乳酸などのチロシナーゼ遺伝子発現
抑制剤などを添加することもできる。
【0018】本発明の化粧料には、上記の成分のほかに
化粧料、医薬部外品又は医薬品の添加剤として通常使用
される各種の成分を添加することもできる。例えば油
剤、保湿剤、増粘剤、防腐剤、乳化剤、顔料、粉体、p
H調整剤、酸化防止剤、薬効成分、紫外線吸収剤、抗酸
化剤、香料等を適宜配合することができる。
【0019】具体的には、油剤としてはセタノール等の
高級アルコール、ネオペンチルグリコール、イソノナン
酸イソノニル、シア脂、ヒドロキシステアリン酸コレス
テリル、流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワック
ス、スクワラン、ミツロウ、カルナウバロウ、オリーブ
油、ラノリン、高級アルコール、脂肪酸、高級アルコー
ルと脂肪酸の合成エステル油、シリコーン油等が挙げら
れ、保湿剤としては1,3−ブチレングリコール、ソル
ビトール、キシリトール、グリセリン、マルチトール、
プロピレングリコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウ
ム、ポリオキシプロピレン脂肪酸エステル、ポリエチレ
ングリコール等が挙げられ、増粘剤としては海藻エキ
ス、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセル
ロース、ポリビニルアルコール、カラギーナン、ゼラチ
ン等の水溶性高分子、塩化ナトリウム、塩化カリウム等
の電解質などが挙げられ、防腐剤としてはフェノキシエ
タノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピル
パラベン、ブチルパラベン、安息香酸ナトリウム等が挙
げられ、乳化剤としてはN−ヤシ油脂肪酸アシルL−ア
ルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキ
シエチレンソルビトール脂肪酸エステル等の非イオン界
面活性剤が挙げられ、粉体としてはタルク、セリサイ
ト、マイカ、カオリン、シリカ、ベントナイト、バーミ
キュライト、亜鉛華、雲母、雲母チタン、酸化チタン、
酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、
ベンガラ、酸化鉄、群青等が挙げられ、pH調整剤とし
ては乳酸、乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリ
ウム等の緩衝剤が挙げられ、酸化防止剤としてはエリソ
ルビン酸、ジブチルヒドロキシトルエン等が挙げられ、
薬効成分としては、アルブチン、コウジ酸、ビタミンC
及びその誘導体、プラセンタエキス、グリチルリチン酸
ジカリウム等が挙げられる。
【0020】本発明の化粧料は常法に従って製造するこ
とができる。また、本発明の対象となる化粧料は、一般
皮膚化粧料に限定されるものではなく、医薬部外品、外
用医薬品等を包含するものであり、その剤型もクリー
ム、乳液、化粧水、ファンデーション、パック、ローシ
ョン状、ゲル状、溶液状、スティック状等、その目的に
応じて任意に選択することができる。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。
【0022】実施例1 美白クリームの調整 下記の成分からなる美白クリームを調整した。下記成分
(1)、(2)及び(4)〜(8)を混合し80℃に加
温したもの(油相)に、下記成分(9)〜(11)を混
合し80℃に加温したもの(水相)を加入し、乳化し、
次いで攪拌しながら45℃まで冷却し、これに下記成分
(3)を加えて攪拌を続けながら冷却して美白クリーム
とした。 (1)酢酸トコフェロール・・・・・・・・・・・・・・・0.1 (2)甘草抽出物(丸善製薬社製)・・・・・・・・・・・0.05 (3)アロエ抽出物(アロエベラゲル−M)・・・・・・・0.10 (4)イソノナン酸イソノニル・・・・・・・・・・・・10.0 (5)セタノール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.0 (6)ヒドロキシステアリン酸コレステリル・・・・・・・3.0 (7)テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット・・2.0 (8)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン・・・・・・5.0 (9)グリセリン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7.25 (10)メチルパラペン・・・・・・・・・・・・・・・・0.2 (11)精製水・・・・・・・・・・・・・・・・・・100Wt%残量
【0023】実施例2 下記の成分からなるクリームを調整した。下記成分
(1)、(2)および(4)〜(12)を混合し攪拌し
ながら加温し80℃にしたものに、(13)〜(15)
を混合し攪拌しながら80℃に加温したものを混合し、
乳化する。攪拌しながら、冷却し45℃になったら
(3)を混合する。さらに、攪拌しながら25℃まで冷
却して、クリーム剤とした。 (1)天然ビタミンE・・・・・・・・・・・・0.2 (2)甘草抽出物(丸善製薬社製)・・・・・・0.03 (3)アロエ抽出物(アロエベラゲル−M)・・0.2 (4)ステアリン酸・・・・・・・・・・・・・1.0 (5)セタノール・・・・・・・・・・・・・・4.0 (6)スクワラン・・・・・・・・・・・・・15・0 (7)ジカプリン酸ネオペンチグリコール・・20.0 (8)ヒドロキシステアリン酸コレステリル・・1.0 (9)モノステアリン酸ソルビタン・・・・・・2.0 (10)モノステアリン酸ポリオキシ・・・・・1.0 エチレンソルビタン(20E.O.) (11)メチルパラベン・・・・・・・・・・・0.2 (12)プロピルパラベン・・・・・・・・・・0.1 (13)濃グリセリン・・・・・・・・・・・・5.0 (14)1,3−ブチレングリコール・・・・10.0 (15)精製水・・・・・・・・・・・・・100wt%残量
【0024】実施例3 実施例2と同様にして、下記成分からなるクリーム剤を
調整した。 (1)天然ビタミンE・・・・・・・・・・・・0.05 (2)甘草抽出物(丸善製薬社製)・・・・・・0.1 (3)アロエ抽出物(アロエベラゲルーM)・・0.1 (4)ステアリン酸・・・・・・・・・・・・・1.0 (5)セタノール・・・・・・・・・・・・・・4.0 (6)スクワラン・・・・・・・・・・・・・10.0 (7)ジカプリン酸ネオペンチグリコール・・10.0 (8)ヒドロキシステアリン酸コレステリル・・1.0 (9)モノステアリン酸ソルビタン・・・・・・1.0 (10)モノステアリン酸ポリオキシ・・・・・1.0 エチレンソルビタン(20E.O.) (11)メチルパラベン・・・・・・・・・・・0.2 (12)プロピルパラベン・・・・・・・・・・0.1 (13)濃グリセリン・・・・・・・・・・・・5.0 (14)1,3−ブチレングリコール・・・・・5.0 (15)精製水・・・・・・・・・・・・・100wt%残量
【0025】実施例4 下記成分からなる美容液を調整した。下記成分の(1)
〜(7)を室温にて、攪拌し溶解したものに、下記成分
(8)〜(12)を室温にて攪拌溶解したものを加え、
両者が均一になるまで攪拌して、美容液とした。 (1)天然ビタミンE・・・・・・・・・・・・0.05 (2)甘草抽出物(丸善製薬社製)・・・・・・0.03 (3)アロエ抽出物(アロエベラゲル−M)・・0.2 (4)エタノール・・・・・・・・・・・・・・7.0 (5)モノステアリン酸ポリオキシ・・・・・・1.0 エチレンソルビタン(20E.O.) (6)メチルパラベン・・・・・・・・・・・・0.2 (7)プロピルパラベン・・・・・・・・・・・0.1 (8)ソルビトール・・・・・・・・・・・・・8.0 (9)1,3−ブチレングリコール・・・・・・6.0 (10)ポリエチレングリコール 1500・・0.1 (11)ヒアルロン酸・・・・・・・・・・・・0.05 (12)精製水・・・・・・・・・・・・・100wt%残量
【0026】実施例5 実施例4と同様にして、下記成分からなる美容液とし
た。 (1)天然ビタミンE・・・・・・・・・・・・0.1 (2)甘草抽出物(丸善製薬社製)・・・・・・0.05 (3)アロエ抽出物(アロエベラゲル−M)・・0.1 (4)エタノール・・・・・・・・・・・・・・7.0 (5)モノステアリン酸ポリオキシ・・・・・・1.0 エチレンソルビタン(20E.O.) (6)メチルパラベン・・・・・・・・・・・・0.2 (7)プロピルパラベン・・・・・・・・・・・0.1 (8)ソルビトール・・・・・・・・・・・・・8.0 (9)1,3−ブチレングリコール・・・・・・6.0 (10)ポリエチレングリコール 1500・・0.1 (11)ヒアルロン酸・・・・・・・・・・・・0.1 (12)精製水・・・・・・・・・・・・・100wt%残量
【0027】比較例1 甘草抽出物を用いない以外は、実施例1と同様にして美
白クリームを調整した。
【0028】比較例2 アロエ抽出物を用いない以外は、実施例1と同様にして
美白クリームを調整した。
【0029】比較例3 酢酸トコフェロールを用いない以外は、実施例1と同様
にして美白クリームを調整した。
【0030】美白効果試験例 17名の女性パネラーに1ケ月間、実施例1、比較例
1、比較例2及び比較例3の美白クリームを使用しても
らい、使用後の美白効果を次の5段階に分けて評価して
もらった。 1.黒化が認められる。 2.変化なし。 3.わずかに淡色化が認められる。 4.中等度の淡色化が認められる。 5.顕著な淡色化が認められる。 結果を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1からわかるように、17名中の13名
が顕著な淡色化効果を認めると答えた。この結果を前記
の5段階の加重平均として点数に換算すると表2のよう
になる。
【0033】
【表2】
【0034】この数値からも明らかなように、実施例1
の美白クリーム剤は顕著な美白効果を有している。ま
た、試験中いずれのパネラーからも皮膚の異常(カブレ
・タダレなど)や刺激性は起こらなかった。使用感も良
好であった。
【0035】
【発明の効果】本発明の化粧料は、優れた美白効果を有
し、シミ・ソバカスなどの予防・治療効果も優れてい
る。本発明の化粧料は安全性においても優れたものであ
り、使用感も良好であり、実用的な化粧料、特に美白化
粧料を提供するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/48 A61K 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 甘草抽出物、アロエ抽出物及びトコフェ
    ロール類を含有することを特徴とする化粧料。
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