JP2970116B2 - 微細気泡発生ノズル - Google Patents
微細気泡発生ノズルInfo
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- JP2970116B2 JP2970116B2 JP25344491A JP25344491A JP2970116B2 JP 2970116 B2 JP2970116 B2 JP 2970116B2 JP 25344491 A JP25344491 A JP 25344491A JP 25344491 A JP25344491 A JP 25344491A JP 2970116 B2 JP2970116 B2 JP 2970116B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は水槽内に微細気泡を発生
させる微細気泡発生ノズルに関するものである。
させる微細気泡発生ノズルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の微細気泡発生ノズルは、図
４に示すように、気体を加圧溶解した液体を減圧して微
細気泡を発生させるために、微細気泡発生ノズル１の内
部には孔２が穿設された減圧板３とその下流に網４が設
けられている。そして上記液体が減圧板３に続いて網４
を通過することにより微細気泡が発生する（特開昭６３
−２８３７７２号公報）。
４に示すように、気体を加圧溶解した液体を減圧して微
細気泡を発生させるために、微細気泡発生ノズル１の内
部には孔２が穿設された減圧板３とその下流に網４が設
けられている。そして上記液体が減圧板３に続いて網４
を通過することにより微細気泡が発生する（特開昭６３
−２８３７７２号公報）。
【０００３】また、他の従来の微細気泡発生ノズルとし
ては、図５に示すようなものがある。図において、気体
を加圧溶解した液体を減圧して微細気泡を発生させるた
めに、微細気泡発生ノズル５の吐出管路６内部の圧力に
よって開閉する弁体７と、この弁体７を付勢するスプリ
ング８で構成されたレリーフバルブ９が設けられてい
る。そして上記液体が吐出管路６を通過するときの内部
の圧力が所定圧に達したときにレリーフバルブ９が開き
微細気泡が発生する（特公平３−１４４６４号公報）。
ては、図５に示すようなものがある。図において、気体
を加圧溶解した液体を減圧して微細気泡を発生させるた
めに、微細気泡発生ノズル５の吐出管路６内部の圧力に
よって開閉する弁体７と、この弁体７を付勢するスプリ
ング８で構成されたレリーフバルブ９が設けられてい
る。そして上記液体が吐出管路６を通過するときの内部
の圧力が所定圧に達したときにレリーフバルブ９が開き
微細気泡が発生する（特公平３−１４４６４号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成（特開昭６３−２８３７７２号公報）において
は、減圧板３及び複数の網４を使用して微細気泡を発生
させるため時間がかかっていた。また、減圧板３の孔か
ら網に水流が衝突するため、網にごみが溜まり、微細気
泡の発生能力が次第に低下してくるという課題があっ
た。
うな構成（特開昭６３−２８３７７２号公報）において
は、減圧板３及び複数の網４を使用して微細気泡を発生
させるため時間がかかっていた。また、減圧板３の孔か
ら網に水流が衝突するため、網にごみが溜まり、微細気
泡の発生能力が次第に低下してくるという課題があっ
た。
【０００５】また、他の従来の構成（特公平３−１４４
６４号公報）においては、レリーフ弁と吐出管路の内部
における隙間において微細気泡を発生させているが、吐
出管路内を流れる水の流れにより吐出管路の内部と弁体
との隙間が一定に保たれず安定して微細気泡が発生しな
いという課題があった。
６４号公報）においては、レリーフ弁と吐出管路の内部
における隙間において微細気泡を発生させているが、吐
出管路内を流れる水の流れにより吐出管路の内部と弁体
との隙間が一定に保たれず安定して微細気泡が発生しな
いという課題があった。
【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、ごみ
が溜まらずかつ長期間に渡って安定した微細気泡を多量
発生するという性能を確保できる微細気泡発生ノズルを
提供することを目的としたのである。
が溜まらずかつ長期間に渡って安定した微細気泡を多量
発生するという性能を確保できる微細気泡発生ノズルを
提供することを目的としたのである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、気体を加圧溶解した液体を減圧させることに
より、気泡を発生させる気泡発生装置において、前記液
体を通水する部分に設けられた弁座と、この弁座に対向
して設けられた弁体と、この弁体を開閉する開閉手段
と、弁体と弁座が当接したときに弁体と弁座との間で形
成する微細気泡を発生させるための流路とを備えたもの
である。
するため、気体を加圧溶解した液体を減圧させることに
より、気泡を発生させる気泡発生装置において、前記液
体を通水する部分に設けられた弁座と、この弁座に対向
して設けられた弁体と、この弁体を開閉する開閉手段
と、弁体と弁座が当接したときに弁体と弁座との間で形
成する微細気泡を発生させるための流路とを備えたもの
である。
【０００８】
【作用】本発明は上記構成により、弁体と弁座が当接し
たときに形成する微細気泡を発生させるため流路を気体
が加圧溶解された液水が通過するとき、この液体が急激
に減圧されて微細気泡を発生する。
たときに形成する微細気泡を発生させるため流路を気体
が加圧溶解された液水が通過するとき、この液体が急激
に減圧されて微細気泡を発生する。
【０００９】また弁体と弁座が閉じたときに形成する微
細気泡を発生させるための流路にごみが付着しても弁の
開閉手段により弁体を開成してこの付着したごみは下流
側に流される。
細気泡を発生させるための流路にごみが付着しても弁の
開閉手段により弁体を開成してこの付着したごみは下流
側に流される。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図１〜３において、１０は弁座であり、１
１はこの弁座１０に対向して開閉する弁体である。１２
は弁座１０と弁体１１が当接したときに形成され微細気
泡を発生させる一定の断面積をもった流路である。１３
は気泡噴出ノズルであり、気泡噴出口１４を備えてい
る。１５は気泡噴出ノズル１３と弁体１１と一体化され
た弁軸１６との間に設けられ、弁座１０と弁体１１を開
閉するためのネジ部１７を設けた開閉手段である。また
１８は開閉手段１５により弁座１０と弁体１１を開けた
ときに形成される管路１８である。１９、及び２０の矢
印はそれぞれ弁体１１を閉じたときと開けたときの水量
の流れを示している。
て説明する。図１〜３において、１０は弁座であり、１
１はこの弁座１０に対向して開閉する弁体である。１２
は弁座１０と弁体１１が当接したときに形成され微細気
泡を発生させる一定の断面積をもった流路である。１３
は気泡噴出ノズルであり、気泡噴出口１４を備えてい
る。１５は気泡噴出ノズル１３と弁体１１と一体化され
た弁軸１６との間に設けられ、弁座１０と弁体１１を開
閉するためのネジ部１７を設けた開閉手段である。また
１８は開閉手段１５により弁座１０と弁体１１を開けた
ときに形成される管路１８である。１９、及び２０の矢
印はそれぞれ弁体１１を閉じたときと開けたときの水量
の流れを示している。
【００１１】次に上記構成における動作を説明する。空
気を加圧溶解した液体はまず弁座１１に衝突する。続い
て弁座１０と弁体１１が当接したときに形成する流路１
２を通過する。そしてこの絞られた流路１２を通過する
際に急激に減圧され微細気泡が発生する。またこの流路
１２を勢いよく液体が通過し、流路の端部や気泡噴出内
部に衝突することによりさらに多くの微細気泡が発生し
気泡噴出口１９から噴出される。しかし、弁座１０と弁
体１１を当接して形成する流路には微小な断面積の流路
であるために微細気泡発生時に、ごみがこの流路１２に
溜まり微細気泡の安定した噴出を妨げる。このような場
合には、気泡噴出ノズル１３と弁軸１６との間に設けら
れた開閉手段１５のネジ部１７により弁体１１を回転さ
せ弁座１０から離すことにより管路１８を形成させ、ご
みを噴出口１９から噴出させ、ごみづまりを解消するこ
とができる。また開閉手段１５のネジ部１７を弁軸１６
に一体化したことにより簡単にクリーニングができる。
気を加圧溶解した液体はまず弁座１１に衝突する。続い
て弁座１０と弁体１１が当接したときに形成する流路１
２を通過する。そしてこの絞られた流路１２を通過する
際に急激に減圧され微細気泡が発生する。またこの流路
１２を勢いよく液体が通過し、流路の端部や気泡噴出内
部に衝突することによりさらに多くの微細気泡が発生し
気泡噴出口１９から噴出される。しかし、弁座１０と弁
体１１を当接して形成する流路には微小な断面積の流路
であるために微細気泡発生時に、ごみがこの流路１２に
溜まり微細気泡の安定した噴出を妨げる。このような場
合には、気泡噴出ノズル１３と弁軸１６との間に設けら
れた開閉手段１５のネジ部１７により弁体１１を回転さ
せ弁座１０から離すことにより管路１８を形成させ、ご
みを噴出口１９から噴出させ、ごみづまりを解消するこ
とができる。また開閉手段１５のネジ部１７を弁軸１６
に一体化したことにより簡単にクリーニングができる。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の微細気泡発生ノズルによれば下記の効果が得られる。
の微細気泡発生ノズルによれば下記の効果が得られる。
【００１３】弁体と弁座が当接したときに形成する微細
気泡を発生させる流路を利用して微細気泡を発生させる
ために、安定して多量な微細気泡を発生できる。また弁
体と弁座が当接したときに流路に付着したごみは、開閉
手段により弁体を開成させ新たな管路を形成することに
より、付着したごみが剥離して下流に流すことができ
る。したがって、流路にごみが溜まることがなく、長期
的にわたって微細気泡を発生する性能を確保することが
できる。
気泡を発生させる流路を利用して微細気泡を発生させる
ために、安定して多量な微細気泡を発生できる。また弁
体と弁座が当接したときに流路に付着したごみは、開閉
手段により弁体を開成させ新たな管路を形成することに
より、付着したごみが剥離して下流に流すことができ
る。したがって、流路にごみが溜まることがなく、長期
的にわたって微細気泡を発生する性能を確保することが
できる。
【図１】本発明の一実施例における微細気泡発生ノズル
の断面図
の断面図
【図２】同装置の弁体を開成させて新しい管路を形成し
た状態の断面図
た状態の断面図
【図３】同装置の弁体及び弁座の外観斜視図
【図４】従来の微細気泡発生ノズルの断面図
【図５】他の従来の微細気泡発生ノズルの断面図
１０ 弁座 １１ 弁体 １２ 流路 １５ 開閉手段 １８ 管路
Claims (1)
- 【請求項１】気体が加圧溶解した液体を減圧させること
により、気泡を発生させる気泡発生装置において、前記
液体を通水する部分に設けられた弁座と、前記弁座に対
向して設けられた弁体と、前記弁体を開閉する開閉手段
と、前記弁体と前記弁座が当接したときに前記弁体と弁
座との間で形成する微細気泡を発生させるための流路と
からなる微細気泡発生ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25344491A JP2970116B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 微細気泡発生ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25344491A JP2970116B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 微細気泡発生ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592029A JPH0592029A (ja) | 1993-04-16 |
| JP2970116B2 true JP2970116B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=17251486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25344491A Expired - Fee Related JP2970116B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 微細気泡発生ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2970116B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4711123B2 (ja) * | 2005-07-14 | 2011-06-29 | 株式会社ノーリツ | 微細気泡発生ノズル |
| JP5101391B2 (ja) * | 2008-05-13 | 2012-12-19 | 有限会社ターレス | マイクロバブル発生用ノズル |
| JP7023679B2 (ja) * | 2017-11-22 | 2022-02-22 | サッポロビール株式会社 | 炭酸水吐出ノズル及び炭酸水の吐出方法 |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP25344491A patent/JP2970116B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0592029A (ja) | 1993-04-16 |
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Legal Events
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