JP7023679B2 - 炭酸水吐出ノズル及び炭酸水の吐出方法 - Google Patents

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本発明は、炭酸水のガスボリューム(GV)値を維持したまま炭酸水を吐出できる炭酸水用吐出ノズル及び高濃度の炭酸水の吐出方法に関する。
特許文献1には、「炭酸水の通路を開閉する炭酸水の供給弁、飲料原液の通路を開閉する供給弁等を備えたバルブ本体と、前記炭酸水の通路を開閉する供給弁及び飲料原液の通路をそれぞれ開閉する図示しない供給弁を開閉するバルブレバーと、炭酸水の通路から供給される炭酸水と飲料原液の通路から供給される飲料原液とを炭酸飲料水吐出口において混合して注出するノズルとを有する炭酸水注出バルブにおいて、炭酸水の通路における炭酸飲料水吐出口の直前に、該炭酸飲料水吐出口に近付くにつれて断面積が広くなる減圧通路を有する減圧装置を設け、減圧通路の壁面に網目状の細溝を設けた炭酸水注出バルブ」が開示されている。
しかしながら、このようなノズルでは、減圧装置で炭酸水をゆっくり静かに減圧することができるというものの、炭酸水の減圧が十分でない場合があり、減圧しきれていない状態で炭酸水が供給された場合には、炭酸水に溶解している炭酸が抜けてしまう(高GV値を維持できない)という欠点があった。
特許第3469024号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、高濃度の炭酸水を確実かつ適切に減圧でき、高濃度のまま炭酸水を供給することができる炭酸水吐出ノズルを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の炭酸水吐出ノズルは、炭酸水流入部及びこの炭酸水流入部に連通する孔状の炭酸水吐出部を備えるノズルケースと、該炭酸水吐出部に設けられ、かつ、取付状態において、その下端部が前記ノズルケースよりも下方に突出するノズル本体と、該ノズル本体の下部に設けられたキャップ部材と、該キャップ部材の周囲をカバーするカバー筒とで構成され、前記ノズル本体の外周面の少なくとも一部には、細溝の炭酸水通過路が形成されるとともに、この炭酸水通過路が形成された部位の直径は、前記炭酸水吐出部の直径と同径又はわずかに小径に形成され、前記キャップ部材は、その内壁面と前記ノズル本体との間に空間を有するとともに、その上面と前記ノズルケースの底面との間に、前記炭酸水吐出部の内周面と前記ノズル本体の細溝の炭酸水通過路を通過した炭酸水が通過する微小な隙間を有し、前記炭酸水の濃度が、吐出時に4~6GVであることを特徴とする。
また、本発明の炭酸水の吐出方法は、炭酸水流入部及びこの炭酸水流入部に連通する孔状の炭酸水吐出部を備えるノズルケースと、該炭酸水吐出部に設けられ、かつ、取付状態において、その下端部が前記ノズルケースよりも下方に突出するノズル本体と、該ノズル本体の下部に設けられたキャップ部材と、該キャップ部材の周囲をカバーするカバー筒とで構成される炭酸水吐出ノズルを用いた高濃度の炭酸水の吐出方法であって、前記炭酸水は、前記ノズル本体の外周面の少なくとも一部に形成される細溝を通過し、かつ、前記キャップ部材の内壁面と前記ノズル本体との間の空間及び前記キャップ部材の上面と前記ノズルケースの底面との間形成される微小な隙間を通過することによって4~6GVの炭酸水が吐出されることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1及び請求項8に記載の各発明においては、炭酸水通過路及びキャップ部材の上面とノズルケースの底面の間の微小な隙間により炭酸水を十分に減圧することができる。したがって、高濃度の炭酸水を供給することができる。
(2)請求項2に記載の発明も前記(1)と同様な効果が得られるとともに、熱膨張率がステンレス鋼と近い樹脂をノズルケースに用いているので、温度変化による寸法の変動が小さく、安定して炭酸水を減圧することができる。
(3)請求項3乃至請求項5に記載の各発明も前記(1)~(2)と同様な効果が得られるとともに、より効率よく炭酸水を減圧することができ、高濃度の炭酸水を得ることができる。
(4)請求項6及び請求項7に記載の発明も前記(1)~(3)と同様な効果が得られるとともに、所定のトルクで締めつけて取付けることにより、キャップ部材の上面とノズルケースの底面の隙間を一定にすることができる。
したがって、吐出される炭酸水の流量を一定値に調整することができる。
図1乃至図8は本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
図9乃至図12は本発明の第2の実施形態示す説明図である。
第1の実施形態の炭酸水吐出ノズルの平面図。 炭酸水吐出ノズルの正面図。 図1の3-3線断面図。 図1の4-4線断面図。 ノズルケースの平面図。 図5の6-6線断面図。 ノズル本体の及びキャップ部材の説明図。 使用状態の概略説明図。 第2の実施形態の炭酸水吐出ノズルの平面図。 炭酸水吐出ノズルの正面図。 図9の11-11線断面図。 ノズル本体の正面図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1乃至図8に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は本発明の炭酸水吐出ノズルである。
この炭酸水吐出ノズル1は、図1乃至図4に示すように、水平方向の炭酸水流入部2及びこの炭酸水流入部2に連通する略垂直上下方向に延在する断面円形の孔状の炭酸水吐出部3(円柱状空間あるいは円柱状の孔)を備えるノズルケース4と、該炭酸水吐出部3に設けられ、その直径が炭酸水吐出部3と略同径であるとともに、取付状態において、その下端部5aが前記ノズルケース4の底面4aよりも下方に突出するノズル本体5と、該ノズル本体5の下部に設けられたキャップ部材6と、該キャップ部材6の周囲をカバーするカバー筒7とで構成されている。
ノズルケース4は、図5に示すように、略直方体状のケース体で、ポリアセタール(polyacetal)やポリカーボネート (polycarbonate)等のいわゆるエンジニアリングプラスチック等で形成されており、その素材はノズル本体5の線膨張係数に近い材料であることが望ましく、本実施形態においては、ポリカボネートが用いられている。ノズル本体5(ステンレス鋼)の線膨張係数に近い材料(例えばポリカボネート)を用いることにより、温度変化があった場合であっても、ノズル本体5の直径(外径)と炭酸水吐出部3の直径(内径)の差が大きく変化しないため、炭酸水の減圧を安定して行うことができ、高濃度の炭酸水を供給を安定して行うことができる。
このノズルケース4は、図5及び図6に示すように、本実施形態では炭酸水製造装置や炭酸水タンク等の炭酸水供給手段24から炭酸水の供給を受ける炭酸水流入部2が側面部に形成されている。この炭酸水流入部2には、本実施形態では炭酸水供給手段24と接続するためのネジ部8が略水平方向に形成されており、このネジ部8の終端部の平面部分には、略水平方向に延在する断面円形状の炭酸水流入路9が形成されている。
この炭酸水流入路9の終端部は、炭酸水吐出部3に連通している。すなわち、炭酸水流入部2と炭酸水吐出部3は炭酸水流入路9を介して連通しており、炭酸水流入部2から流入した炭酸水は、炭酸水流入路9を通過して炭酸水吐出部3に流れ込む。
本実施形態においては、ネジ部8はPT1/4(管用テーパーねじ)で形成され、炭酸水流入路9は直径1.6mmに形成されている。この炭酸水流入路9の直径を調整することにより、炭酸水吐出部3に流れ込む炭酸水の流量を調整することもできる。
炭酸水吐出部3は、前述したように略垂直上下方向に延在する断面円形の孔で、その上面には、ノズル本体5を螺合により取付けるためのノズル取付メネジ10が形成されている。
炭酸水吐出部3が形成されている部位付近の底面には、この炭酸水吐出部3よりも大径で、略ドーナツ状(下向き環状凹所)のカバー筒取付溝11が形成されている。このカバー筒取付溝11には、カバー筒7が取り付けられる。
また、本実施形態においては、ノズルケース4には、図4に示すように炭酸水と混合して供給される飲料を供給する飲料流入部12と、この飲料流入部12と飲料流入路13を介して連通する飲料吐出部14が形成されており、この飲料吐出部14が形成されている部位付近の底面には、この飲料吐出部14よりも大径で、略ドーナツ状の飲料用カバー筒取付溝15が形成されている。この飲料用カバー筒取付溝15には、飲料用カバー筒16が取り付けられる。
飲料吐出部14にはノズル等は設けられず、飲料流入路13を通過した飲料は、そのまま飲料吐出部14から供給される。
ところで、本実施形態においては、炭酸水と混合される飲料としては、例えば清涼飲料水の原液(シロップ)や、焼酎、ウイスキー、果実酒、スピリッツ、ブランデー、清酒等のアルコール類等がある。
ノズル本体5は、図7に示すように、略円柱状の部材で、ステンレス鋼、例えばSUS304等で形成されている。このノズル本体5の上部には、前記ノズル取付メネジ10と螺合する取付ネジ17が形成されている。この取付ネジ17は、本実施形態ではM5(メートルねじ)のネジを用いている。
ノズル本体5の外周面は、ノズルケース4に取り付けた際に炭酸水が通過する細溝の炭酸水通過路18となっている。前記細溝はローレット状、網目状あるいは格子状に形成されている。
付言すると前記細溝は、本実施形態では、いわゆるローレットアヤメ状に形成されており、ノズルケース4に取付けた状態において、この溝を炭酸水が通過する。この炭酸水通過路18を炭酸水が通過することにより、炭酸水が減圧されながらノズル本体5の下方に向けて流れる。
このノズル本体5の炭酸水通過路18が形成された部位の直径(外径)は、炭酸水吐出部3の直径と同径又はわずかに小径となるように形成されている。ここで、同径又はわずかに小径とは、直径の差が0mm(同径)乃至0.5mmとなるような直径を意味している。
例えば、直径の差が0.5mmとは、炭酸水吐出部3の直径が10.3mmでノズル本体5の外径が9.8mm等である。
炭酸水吐出部3とノズル本体5の直径の差は0.5mm以下に形成され、好ましくは直径の差が0.3mm以下、より好ましくは同径であることが望ましい。そのような直径に形成することにより、炭酸水を効率よく減圧することができる。
ノズル本体5をノズルケース4に取り付けた際に炭酸水流入路9に対向する部位には、周方向にくびれ状の凹所19が形成されている。
また、ノズル本体5の下方には、小径部20が形成されている。この小径部には炭酸水通過路18は形成されておらず、この小径部20の上端部は、ノズルケース4にノズル本体5を取り付けた際に、ノズルケース4の底面4aと略面一になるように形成している。
ノズル本体5の底面には、キャップ部材6を取付けるためのキャップ取付ネジ21が形成されている。このキャップ取付ネジ21にキャップ部材6が螺合されて取り付けられる。このキャップ取付ネジ21は本実施形態においてはM4(メートルねじ)のネジを用いている。
キャップ部材6は、樹脂製で、その内部にキャップ取付ネジ21と螺合するメネジ部22が形成されており、螺合によりノズル本体5の下端部に取り付けられる。
このキャップ部材6の上面6aは、本実施形態では、取付状態において前記ノズルケース4の底面4aとの間に、前記炭酸水吐出部3の内周面と前記ノズル本体5の細溝の炭酸水通過路18を通過した高濃度の炭酸水が通過する微小な隙間23を有して設けられている。具体的には隙間23は通常時(炭酸水を供給しない状態)において0.5mm以下に設定される。微小な隙間が0.5mmよりも大きいと、炭酸水の減圧が十分にできないおそれがある。また、この隙間23は好ましくは0.01mm以上であることが望ましく0.3mm以下とすることが望ましい。更に好ましくは0.1mm以下とすることが望ましい。これにより、高濃度の炭酸水をより確実かつ適切に減圧することができる。
また、通常時において、この隙間23を0mm(ピッタリと密着した状態)としてもよい。キャップ部材6やノズルケース4は樹脂製であるため、炭酸水通過路18を通過した炭酸水の圧力で微細な変形をすることによって、キャップ部材6の上面6aと前記ノズルケース4の底面4aとの間に微細な隙間23が発生し、その隙間23を炭酸水が通過するためである。
すなわち、本願発明の炭酸水吐出ノズル1は、炭酸水の供給時に微細な隙間23を有しているものであればよく、通常時において微細な隙間23が0mmであることを除外するものではない。
本実施形態では、キャップ部材6をネジにより取付けているため、トルクレンチ等で所定のトルクでキャップ部材6を取付けることにより、隙間23を一定に保つことができる。なお、キャップ部材6の底面には、トルクレンチで締め付けることができるよう、線状の溝(図示せず)が形成されている。
カバー筒7は、カバー筒取付溝11に嵌合等により取り付けられ、キャップ部材6の外周部分に設けられる円筒状の部材である。このカバー筒7の下端部はキャップ部材6の下端部よりも下方へ突出していることが望ましく、炭酸水はキャップ部材6とノズルケース4の間の隙間23を通過すると、左右方向に広がって吐出し、その後、炭酸水はカバー筒7の内壁面によって下方へガイドされ、飲料用の容器等に注がれる。
炭酸水吐出ノズル1を使用して炭酸水を吐出する場合(本発明の高濃度の炭酸水の吐出方法)は、例えば図8に示すように、炭酸水製造装置や炭酸水タンク等の炭酸水供給手段24から炭酸水の供給を受けると、炭酸水は炭酸水流入路9を通過し、ノズル本体5が設けられた炭酸水吐出部3に到達する。この炭酸水吐出部3では、炭酸水吐出部3の内壁面とノズル本体5の間、主にノズル本体5に形成された炭酸水通過路18する。このとき、炭酸水は微小な空間である炭酸水通過路18を通過することにより0.75MPaから大気圧近くまで減圧される。
さらに、炭酸水通過路18を通過した炭酸水は、キャップ部材6とノズルケース4の間の隙間23を通過する。この隙間23を通過する際にも炭酸水は減圧され、大気圧と略同圧力となる。その後、炭酸水はカバー筒7によってガイドされ飲料用の容器に注がれるが、炭酸水通過路18及び隙間23によって十分に減圧されているため、高濃度(GV値4~6)を保ったまま炭酸水が提供される。
なお、減圧せずに飲料用の容器に炭酸水を供給した場合には、GV値は3程度となる。
この炭酸水の供給と同調して、飲料吐出部14から飲料も提供され、飲料用の容器の中で炭酸水と飲料が混合されて提供される。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図9乃至図12に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図9乃至図12に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、飲料流入部等を備えないノズルケース4Aを用いるとともに、小径部を形成しないノズル本体5Aを用いた点で、このような炭酸水吐出ノズル1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本実施形態では、飲料は他のノズル等から供給され、飲料用の容器の中で炭酸水と飲料が混合されて提供される。
なお、本発明の実施形態ではローレットアヤメ状の溝を炭酸水通過路として用いるものについて説明したが、格子溝(略垂直方向と水平方向の溝が交わるような溝)を炭酸水通過路として用いてもよく、ローレット平目状の溝を炭酸水通過路として用いてもよい。
また、ノズル本体をノズルケースに螺合により設けているが、接着その他の方法で設けてもよく、キャップ部材についても螺合以外の方法でノズル本体に設けてもよい。
本発明は炭酸水吐出ノズルを製造する産業及び、炭酸水を供給する飲食店等の店舗等で利用される。
1、1A:炭酸水吐出ノズル、 2:炭酸水流入部、
3:炭酸水吐出部、 4、4A:ノズルケース、
5、5A:ノズル本体、 6:キャップ部材、
7:カバー筒、 8:ネジ部、
9:炭酸水流入路、 10:ノズル取付メネジ、
11:カバー筒取付溝、 12:飲料流入部、
13:飲料流入路、 14:飲料吐出部、
15:飲料用カバー筒取付溝、 16:飲料用カバー筒、
17:取付ネジ、 18:炭酸水通過路、
19:凹所、 20:小径部、
21:キャップ取付ネジ、 22:メネジ部、
23:隙間、 24:炭酸水供給手段。

Claims (7)

  1. 炭酸水流入部及びこの炭酸水流入部に連通する孔状の炭酸水吐出部を備えるノズルケースと、該炭酸水吐出部に設けられ、かつ、取付状態において、その下端部が前記ノズルケースよりも下方に突出するノズル本体と、該ノズル本体の下部に設けられたキャップ部材と、該キャップ部材の周囲をカバーするカバー筒とで構成され、
    前記ノズル本体の外周面の少なくとも一部には、細溝の炭酸水通過路が形成されるとともに、この炭酸水通過路が形成された部位の直径は、前記炭酸水吐出部の直径と同径又はわずかに小径に形成され、前記キャップ部材は、その内壁面と前記ノズル本体との間に空間を有するとともに、その上面と前記ノズルケースの底面との間に、前記炭酸水吐出部の内周面と前記ノズル本体の細溝の炭酸水通過路を通過した炭酸水が通過する微小な隙間を有し、前記炭酸水の濃度が、吐出時に4~6GVである炭酸水吐出ノズル。
  2. 前記ノズルケースは、ポリカボネートで形成されるとともに、前記ノズル本体はステンレス鋼で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の炭酸水吐出ノズル。
  3. ノズル本体の炭酸水通過路が形成された部位の直径と、炭酸水吐出部の直径の差は0mm乃至0.5mmであることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の炭酸水吐出ノズル。
  4. 前記キャップ部材の上面と前記ノズルケースの底面の間の隙間は0.5mm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の炭酸水吐出ノズル。
  5. 前記キャップ部材は螺合によってノズル本体に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の炭酸水吐出ノズル。
  6. 前記キャップ部材は所定のトルクで取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の炭酸水吐出ノズル。
  7. 炭酸水流入部及びこの炭酸水流入部に連通する孔状の炭酸水吐出部を備えるノズルケースと、該炭酸水吐出部に設けられ、かつ、取付状態において、その下端部が前記ノズルケースよりも下方に突出するノズル本体と、該ノズル本体の下部に設けられたキャップ部材と、該キャップ部材の周囲をカバーするカバー筒とで構成される炭酸水吐出ノズルを用いた炭酸水の吐出方法であって、前記炭酸水は、前記ノズル本体の外周面の少なくとも一部に形成される細溝を通過し、かつ、前記キャップ部材の内壁面と前記ノズル本体との間の空間及び前記キャップ部材の上面と前記ノズルケースの底面との間形成される微小な隙間を通過することによって4~6GVの炭酸水が吐出される炭酸水の吐出方法。
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