JP2968141B2 - アクティブマトリクス基板 - Google Patents

アクティブマトリクス基板

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JP2968141B2
JP2968141B2 JP1907493A JP1907493A JP2968141B2 JP 2968141 B2 JP2968141 B2 JP 2968141B2 JP 1907493 A JP1907493 A JP 1907493A JP 1907493 A JP1907493 A JP 1907493A JP 2968141 B2 JP2968141 B2 JP 2968141B2
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達治 斉藤
敦 冨士澤
慎吾 城岸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスターを
表示絵素のスイッチング素子として用いた表示素子に関
し、特に、携帯用ワードプロセッサーおよびパーソナル
コンピューター等の端末表示装置に利用されるアクティ
ブマトリクス型の表示素子を構成するアクティブマトリ
クス基板に関する。
【0002】
【従来の技術】マトリクス状に配列された画素で画面が
構成されたフラットパネル状の表示装置の代表的なもの
として、一対の基板の間に封じ込めた液晶層に電圧を印
加し、液晶層に光学的変調を起こさせることにより表示
を行うマトリクス型の液晶表示装置を挙げることができ
る。このマトリクス型の液晶表示装置の内、表示絵素の
選択方式として、個々の絵素を独立した電極で配列し、
この絵素電極のそれぞれにスイッチング素子を接続して
表示駆動するアクティブマトリクス駆動方式がある。
【0003】図3および図4に、このようなアクティブ
マトリクス駆動方式の液晶表示装置に使用される従来の
アクティブマトリクス基板の一例を示す。
【0004】このアクティブマトリクス基板はベースと
なるガラス基板51上に複数の走査線52、52…が互
いに平行に配設され、これらの走査線52、52…と直
交する方向に複数の信号線54、54…が配設されてい
る。
【0005】各走査線52と各信号線54との交差部付
近で、走査線52からはこの走査線52に直交する方向
にゲート電極53が分岐している。また、ゲート電極5
3の上方でこのゲート電極53に交差してスイッチング
素子としての薄膜トランジスタ70(以下、TFT70
と略称する)が形成されている。このTFT70の形成
位置では、上記信号線54からソース電極55が信号線
54に直交する方向に分岐し、上記TFT70の一部を
構成している。この隣合う2本の信号線54、54同士
と隣合う2本の走査線52、52同士とが囲む領域のそ
れぞれには、この領域のTFT70形成部分を除いた領
域をほぼ埋める形で絵素電極65が形成されている。
【0006】TFT70の絵素電極65側にはTFT7
0の上にドレイン電極64の一端が重畳している。この
ドレイン電極64を絵素電極65の張り出し部が覆い、
ドレイン電極64を介して絵素電極65とTFT70と
が電気的に接続されている。また、各領域を形作る両走
査線52、52の内、TFT70が接続された走査線5
2とは反対側の走査線52上にはその領域の絵素電極6
5から分岐した付加容量電極66が配設されている。こ
の付加容量電極66と走査線52は間に絶縁層を挟んで
対向し、この付加容量電極66と走査線52との間で付
加容量を形成している。
【0007】図4は、図3のB−B’線による断面であ
る。図4に従い、このアクティブマトリクス基板のTF
T70を含んだ部分の構造を説明する。ベースとなるガ
ラス基板51上にはゲート電極53が形成されている。
このゲート電極53を覆って酸化絶縁膜56が形成され
ている。この酸化絶縁膜56で覆われたゲート電極53
を覆って基板表面全体にゲート絶縁膜57が形成されて
いる。ゲート絶縁膜57はゲート電極53を覆う部分が
上方へ突出しており、ゲート電極53の各側面に沿って
傾斜している。
【0008】このゲート絶縁膜57の上に接して、ゲー
ト電極53に交差する形で半導体層58がパターン形成
されている。この半導体層58はTFT70の半導体層
となる。この半導体層58の上に接して、中央にエッチ
ングストッパー膜59が形成されている。エッチングス
トッパー膜59はゲート電極53の延出方向に長く延び
ている。半導体層58上のエッチングストッパー膜59
で仕切られた一方の側が半導体層のソース60であり、
半導体層58上のエッチングストッパー膜30で仕切ら
れたもう一方の側が半導体層のドレイン61である。半
導体層のソース60はTFTのソース62で覆われてい
る。半導体層のドレイン61はTFTのドレイン63に
て覆われている。
【0009】そして、このTFTのソース62は半導体
層のソース60を覆い、ゲート絶縁膜57上に達してい
る。また、TFTのドレイン63は半導体層のドレイン
61を覆い、ゲート絶縁膜57上に達している。
【0010】このTFTのソース62はソース電極55
で覆われている。ソース電極55はTFTのソース62
を覆い、ゲート絶縁膜57上に達している。
【0011】また、TFTのドレイン63はドレイン電
極64で覆われている。ドレイン電極64はTFTのド
レイン63を覆いゲート絶縁膜57上に達している。
【0012】ドレイン電極64がゲート絶縁膜57に達
している部分の端部に絵素電極65の一部が重畳してい
る。この絵素電極65はゲート絶縁膜57上で、この絵
素電極65が形成されている絵素領域に拡張して形成さ
れている。
【0013】上記の要素すべてを覆って保護膜67が基
板全面にわたって形成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成のア
クティブマトリクス基板では、ドレイン電極64の端部
に直接積層される絵素電極65およびゲート電極53上
に絶縁膜を介して積層される付加容量電極66は、すべ
て同様の透明導電膜、例えばITO膜等によって形成さ
れている。また、信号線54、ソース電極55およびド
レイン電極64もフォトリソ法等により同様の導電性材
料を用いて同時に形成される。
【0015】そして、これらの信号線54、ソース電極
55およびドレイン電極64を形成した後、透明導電膜
をガラス基板51表面全体に積層し、この透明導電膜を
フォトリソ法等によってパターニングし、絵素電極65
および付加容量電極66を同時に形成している。
【0016】このため信号線54、ソース電極55およ
びドレイン電極64は、透明電極膜をエッチングする際
にエッチング液に浸される。それ故、これら信号線5
4、ソース電極55およびドレイン電極64にはこのエ
ッチング液に浸食されることを防止するためにチタン
(Ti)等の耐腐食性の金属材料が使用されている。し
かしながら、このチタン(Ti)は耐腐食性を有してい
る一方、その電気抵抗が高抵抗である。
【0017】従って、このような高抵抗の金属材料を信
号線54、ソース電極55およびドレイン電極64とし
て使用すると、信号の遅延が生じるという問題がある。
特に、表示装置の大型化、高精細化が強く要請されてい
る今日、このような信号遅延に基づく表示特性の低下は
大きな問題となる。
【0018】この信号遅延の問題の対策として、信号線
54に低抵抗金属材料であるAlを用いる方法がある
が、Alを用いて薄膜を形成すると、基板の製造工程中
の加熱工程によりAl原子の移動が活発化し、このこと
によりAl薄膜の表面にヒロックと呼ばれる半球状の突
起や、ウイスカーと呼ばれる針状の突起が発生する。こ
のAl薄膜表面の突起は、そのAl薄膜の近辺に形成さ
れる導電膜に接触したりすると、その導電膜に電流リー
クを生じせしめるという新たな問題が発生する。本発明
はこのような課題を解決するためになされたものであ
り、アクティブマトリクス基板の配線の低抵抗化のため
にAl薄膜で配線を形成する際、基板の作製工程中のA
l薄膜表面の突起の発生を抑制し、良好な表面状態のA
l薄膜で配線が形成されたアクティブマトリクス基板を
実現する。そして、この信号遅延が抑制されたアクティ
ブマトリクス基板を用いて表示装置の大型、高精細化に
寄与することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブマト
リクス基板は、絶縁性の基板と、該基板上に互いに交差
して配設される複数の信号線および複数の走査線と、隣
接する各走査線と各信号線とが囲む領域のそれぞれに形
成される絵素電極と、該領域のそれぞれを形作る一方の
該走査線と該信号線との交差部に近接して両配線および
該絵素電極に接続される薄膜トランジスタとを有するア
クティブマトリクス基板において、該信号線が、該薄膜
トランジスタに直接接続される高融点金属からなる下地
配線上に、該薄膜トランジスタの形成領域を避けてアル
ミニウム薄膜が積層された構造を有しており、そのこと
により上記目的が達成される。
【0020】
【作用】上記構成のアクティブマトリクス基板によれ
ば、高融点金属の上にアルミニウム薄膜を積層してパタ
ーニングした二層構造の信号線を形成する。このことに
より、基板作製工程の熱処理中にアルミニウム原子の活
発な移動でアルミニウム薄膜表面に生じる突起の発生が
下層の高融点金属で抑制される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1に本
発明に係るアクティブマトリクス基板の一部を示す。
【0022】このアクティブマトリクス基板はベースと
なるガラス基板1上に複数の走査線2、2…が互いに平
行に配設され、これらの走査線2、2…と直交して複数
の信号下層配線4a、4a…が配設されている。この信
号下層配線4a上に接して、この信号下層配線4aより
狭い線幅の信号線4bが配設されている。走査線2と信
号下層配線4aとの交差部付近では走査線2からこの走
査線2に直交する方向にゲート電極3が分岐している。
また、ゲート電極3の上方でこのゲート電極3に交差し
てTFT20が形成されている。TFT20の形成位置
では、上記信号下層配線4aからソース電極5が信号下
層配線4aに直交する方向に分岐し、上記TFT20の
一部を構成している。
【0023】隣合う2本の信号下層配線4a、4a同士
と隣合う2本の走査線2、2同士とが囲む領域のそれぞ
れには、この領域のTFT20形成部分を除いた領域を
ほぼ埋める形で絵素電極15が形成されている。
【0024】TFT20の絵素電極15側にはTFT2
0の上にドレイン電極14の一端が重畳している。この
ドレイン電極14の他端には上記絵素電極15の一部が
重畳し、ドレイン電極14を介して絵素電極15とTF
T20とが電気的に接続されている。
【0025】また、各領域を形作る両走査線2、2の
内、TFT20が接続された走査線2とは反対側の走査
線2上にはその領域の絵素電極15から分岐した付加容
量電極16が配設されている。この付加容量電極16と
走査線2とは間に絶縁層を挟んで対向している。この付
加容量電極16と走査線2とは間に絶縁層を挟んで対向
し、この付加容量電極16と走査線2との間で付加容量
を形成している。
【0026】図2は、図1のA−A’線による断面であ
る。図2に従い、このアクティブマトリクス基板のTF
T20を含んだ部分の構造を説明する。ベースとなるガ
ラス基板1上にタンタル薄膜から成るゲート電極3が形
成されている。このゲート電極3の表層部には、ゲート
電極3の表層部を陽極酸化して得られたTaOxから成
る陽極酸化膜5が形成されている。
【0027】ゲート電極3に交差する位置の、このゲー
ト絶縁膜7の両傾斜に接して、真性アモルファスSiか
ら成る半導体層8が形成されている。この半導体層8の
上の頂上部にはSiNxから成るエッチングストッパー
膜9が形成されている。半導体層8上のエッチングスト
ッパー膜9で仕切られた一方の側が半導体層のソース1
0であり、半導体層8上のエッチングストッパー膜9で
仕切られたもう一方の側が半導体層のドレイン11であ
る。半導体層のソース10はTFTのソース12で覆わ
れている。半導体層のドレイン11はTFTのドレイン
13にて覆われている。
【0028】そして、このTFTのソース12はn+
リンをドープしたn+アモルファスSi膜から成り、半
導体層のソース10を覆っている。また、TFTのドレ
イン13はn+にリンをドープしたn+アモルファスSi
膜から成り、半導体層のドレイン11を覆っている。こ
のTFTのソース12はソース電極5で覆われている。
このソース電極5は半導体層8の傾斜面に沿ってこの半
導体層8を覆い、この半導体層8の傾斜面に沿ってゲー
ト絶縁膜7の面方向に延伸している。このソース電極5
のゲート絶縁膜7上への延伸部は、ゲート電極3の絵素
電極15とは反対側をゲート電極3に平行に走る信号下
層配線4aにつながっている。この信号下層配線4aは
Ti薄膜から成る。信号下層配線4a上には、この信号
下層配線4aに接して信号線4bが形成されている。こ
の信号線4bはアルミニウム薄膜から成り、信号下層配
線4aの線幅より狭い幅で、信号下層配線4aの延伸方
向に沿って配設されている。
【0029】また、TFTのドレイン13はドレイン電
極14で覆われている。ドレイン電極14はTFTのド
レイン13を覆いゲート絶縁膜7上に達している。この
ドレイン電極14がゲート絶縁膜7に達して、さらにゲ
ート絶縁膜7上に接して少し延伸した部分の端部に絵素
電極15の一部が重畳している。この絵素電極15はゲ
ート絶縁膜7上で、この絵素電極15が形成されている
絵素領域に拡張して形成されている。
【0030】以上の要素をすべて覆って、基板全面にわ
たってSiNxから成る保護膜17が形成されている。
【0031】このようなアクティブマトリクス型の表示
素子では、一の走査線2が選択されて、走査信号がこの
走査線4に印加されると、この走査線2に接続されてい
るTFT20の全てがオン状態になり、走査信号の印加
時と同時に信号線4bに印加されたデータ信号が信号下
層配線4a、ソース電極5、半導体層8、ドレイン電極
14を経て絵素電極15に印加される。
【0032】このようなアクティブマトリクス基板は以
下のようにして作製される。
【0033】まず、ガラス基板1上に全面にわたってス
パッタリング法により高融点金属のTaを積層し、フォ
トリソ法により走査線2、2…およびこの走査線2、2
から分岐したゲート電極3、3…をパターン形成する。
【0034】次に、陽極酸化法によりこの走査線2、2
…およびゲート電極3、3…を覆って酸化絶縁膜6を形
成する。
【0035】続いて、この酸化絶縁膜6で覆われた走査
線2、2…およびゲート電極3、3…を覆って基板表面
全面にプラズマCVD法により窒化ケイ素(SiNx
を積層しゲート絶縁膜7を形成する。
【0036】続いて、このゲート絶縁膜7上、前記ゲー
ト電極3に交差する位置に、半導体層8となるアモルフ
ァスシリコン(a−Si)を積層し、更に連続してエッ
チングストッパー層9となる窒化ケイ素(SiNx)を
積層する。その後に、この窒化ケイ素(SiNx)をフ
ォトリソグラフィー法でパターニングし、エッチングス
トッパー層9を形成する。
【0037】続いて、半導体層8となるアモルファスシ
リコン(a−Si)のエッチングストッパー層9で仕切
られた両側部のそれぞれにn+−アモルファスシリコン
(n+−a−Si)をプラズマCVD法により積層す
る。n+−アモルファスシリコン(n+−a−Si)の積
層に引続き、このn+−アモルファスシリコンおよび半
導体層8となるアモルファスシリコンをフォトリソ法に
パターニングしてTFTのソース、TFTのドレインお
よびTFTの半導体層8を同時に形成する。
【0038】次に、高融点金属のチタン(Ti)をスパ
ッタリング法により積層し、フォトリソ法によってパタ
ーニングを行い、信号線の下地となる信号下層配線4
a、ソース電極5およびドレイン電極14を形成する。
【0039】本実施例ではこの信号下層配線4aに高融
点金属のチタン(Ti)を用いたが、高融点金属として
は他にモリブデン(Mo)、クロム(Cr)、タンタル
(Ta)、タングステン(W)等を用いることも可能で
ある。この信号下層配線4aの形成に続いて、この信号
下層配線4aに接して、低抵抗金属であるAlをスパッ
タリング法により積層しフォトリソ法によりパターニン
グして信号線4bを形成する。
【0040】あるいは、チタン(Ti)とAlを連続し
て積層し、フォトリソ法によりまずAlをパターニング
して信号線4bを形成し、その後にチタン(Ti)をフ
ォトリソ法によりパターニングし、信号下層配線4a、
ソース電極5およびドレイン電極14を形成してもよ
い。
【0041】次に、透明導電膜である酸化インジウム
(ITO)をスパッタリング法により積層し、フォトリ
ソ法により絵素電極15および付加容量電極16を形成
する。最後に、以上の基板要素のすべてを覆って、ガラ
ス基板1表面全面わたって保護膜17を積層し、本発明
に係るアクティブマトリクス基板を得る。
【0042】このようにチタン(Ti)等の高融点金属
の上にAlを形成することによりAl薄膜表面の突起の
発生を抑制できるので、低抵抗のAlを信号線に用いる
ことができる。従って、信号線の低抵抗化が実現でき、
信号の遅延を確実に低減することができる。更に、信号
線等を形成するのに複数の導電性材料を積層しているの
で、断線不良の発生を抑制することが可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上、本発明によれば、表示基板の信号
配線を低抵抗金属材料であるAlを用いてTi等の高融
点金属膜の上に形成する。このことにより、基板作製工
程中の加熱工程におけるアルミニウム薄膜表面の突起の
発生が抑制されるので、アルミニウム薄膜近辺に形成さ
れる導電膜にこの突起が接触し電流リークを起こすこと
が無い。故にアルミニウム薄膜を信号線に用いることが
できるので、信号遅延が抑制された表示基板を得ること
ができる。従って、本発明にかかるアルミニウム薄膜の
信号線が形成された基板を用いれば、大型高精細の表示
素子の実現に寄与できる。
【0044】また、信号線を複数の導電性材料を積層し
て形成するため断線不良の低減が可能となり、基板の製
造の歩留りが向上するので製造コストの低減化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクティブマトリクス基板の一部を示
す平面図。
【図2】図1のA−A’線による断面図。
【図3】従来のアクティブマトリクス基板の一部を示す
平面図。
【図4】図3のB−B’線による断面図。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 走査線 3 ゲート電極 4a 信号下層配線 4b 信号線 5 ソース電極 6 酸化絶縁膜 7 ゲート絶縁膜 8 半導体層 9 エッチングストッパー膜 10 半導体のドレイン 11 半導体のソース 12 TFTのドレイン 13 TFTのソース 14 ドレイン電極 15 絵素電極 16 補助容量電極 17 保護膜 20 TFT
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−108767(JP,A) 特開 平1−180523(JP,A) 特開 平2−62052(JP,A) 特開 平6−194686(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/136 G02F 1/1343 G09F 9/30 H01L 29/78

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性の基板と、 該基板上に互いに交差して配設される複数の信号線およ
    び複数の走査線と、 隣接する各走査線と各信号線とが囲む領域のそれぞれに
    形成される絵素電極と、該領域のそれぞれを形作る一方
    の該走査線と該信号線との交差部に近接して両配線およ
    び該絵素電極に接続される薄膜トランジスタとを有する
    アクティブマトリクス基板において、 該信号線が、該薄膜トランジスタに直接接続される高融
    点金属からなる下地配線上に、該薄膜トランジスタの形
    成領域を避けてアルミニウム薄膜が積層された構造を有
    するアクティブマトリクス基板。
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