JP2967241B2 - ストロボスコープ - Google Patents
ストロボスコープInfo
- Publication number
- JP2967241B2 JP2967241B2 JP10992491A JP10992491A JP2967241B2 JP 2967241 B2 JP2967241 B2 JP 2967241B2 JP 10992491 A JP10992491 A JP 10992491A JP 10992491 A JP10992491 A JP 10992491A JP 2967241 B2 JP2967241 B2 JP 2967241B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emission
- pulse
- light
- speed
- strobe lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ストロボスコープに関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】周知のようにストロボスコープは、直流
高圧電源を利用してコンデンサを充電し、その放電電流
をクセノンランプのようなストロボランプに流して発光
させるように構成されてある。ところで測定対象が低速
から高速まで広範囲に渡って変化するような場合に使用
するストロボスコープでは、コンデンサの容量が一定で
あるとすると、高速時には単位時間当たりのストロボラ
ンプの発光回数が多いので、そのストロボランプは明る
く発光するが、低速時には発光回数が少ないので暗くな
り使いにくくなる。
高圧電源を利用してコンデンサを充電し、その放電電流
をクセノンランプのようなストロボランプに流して発光
させるように構成されてある。ところで測定対象が低速
から高速まで広範囲に渡って変化するような場合に使用
するストロボスコープでは、コンデンサの容量が一定で
あるとすると、高速時には単位時間当たりのストロボラ
ンプの発光回数が多いので、そのストロボランプは明る
く発光するが、低速時には発光回数が少ないので暗くな
り使いにくくなる。
【０００３】これを解決するために、従来では容量の異
なる複数のコンデンサを用意し、測定対象の回転数の範
囲に応じて、コンデンサを選択して切り換えて使用する
ようにしている。すなわち低速時には明るく発光させる
ために容量の大きいコンデンサを使用し、逆に高速時に
は容量の小さいコンデンサを使用すれば、高低速を問わ
ずほぼ一定の明るさでストロボランプを発光させること
ができる。しかしこのような構成では、使用部品点数が
多くなり、また操作性も悪い。
なる複数のコンデンサを用意し、測定対象の回転数の範
囲に応じて、コンデンサを選択して切り換えて使用する
ようにしている。すなわち低速時には明るく発光させる
ために容量の大きいコンデンサを使用し、逆に高速時に
は容量の小さいコンデンサを使用すれば、高低速を問わ
ずほぼ一定の明るさでストロボランプを発光させること
ができる。しかしこのような構成では、使用部品点数が
多くなり、また操作性も悪い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、単一のコン
デンサを利用して、高低速を問わずほぼ一定の明るさで
ストロボランプを発光させることを目的とする。
デンサを利用して、高低速を問わずほぼ一定の明るさで
ストロボランプを発光させることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、測定対象の速
度範囲にしたがって定まる発光周期に応じて発光時間を
算出し、その発光時間だけストロボランプを発光させる
ようにしたことを特徴とする。
度範囲にしたがって定まる発光周期に応じて発光時間を
算出し、その発光時間だけストロボランプを発光させる
ようにしたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】発光周期は測定対象の速度にしたがって設定さ
れる。具体的には高速になるほど発光周期を短く設定す
る。発光周期が設定されたとき、その周期が短くなるほ
ど短くなるように、１回当たりのストロボランプの発光
時間を算出する。算出された発光時間だけストロボラン
プを繰返し発光させる。
れる。具体的には高速になるほど発光周期を短く設定す
る。発光周期が設定されたとき、その周期が短くなるほ
ど短くなるように、１回当たりのストロボランプの発光
時間を算出する。算出された発光時間だけストロボラン
プを繰返し発光させる。
【０００７】このようにすれば低速時は発光周期が長い
ことにより、単位時間当たりの発光回数が少なくなって
も、１回の発光時間は長くなり、ストロボランプは明る
く発光する。高速時は発光周期が短くなって単位時間当
たりの発光回数が多くなるが、１回の発光時間は短くな
るので、それほど明るく発光するようなことはなくな
り、低速時と同じ程度の明るさで発光するようになる。
すなわち低速から高速まで広い範囲にわたって、同じ明
るさでストロボランプを発光させることができるように
なる。
ことにより、単位時間当たりの発光回数が少なくなって
も、１回の発光時間は長くなり、ストロボランプは明る
く発光する。高速時は発光周期が短くなって単位時間当
たりの発光回数が多くなるが、１回の発光時間は短くな
るので、それほど明るく発光するようなことはなくな
り、低速時と同じ程度の明るさで発光するようになる。
すなわち低速から高速まで広い範囲にわたって、同じ明
るさでストロボランプを発光させることができるように
なる。
【０００８】
【実施例】本発明の実施例を図によつて説明する。図に
おいて、１は速度設定器、２はワンチップマイコンなど
によって構成される演算器、３は設定値表示器、４はプ
ログラマブルタイマ、５はフオトカプラで発光素子６と
受光素子７とによって構成されてある。
おいて、１は速度設定器、２はワンチップマイコンなど
によって構成される演算器、３は設定値表示器、４はプ
ログラマブルタイマ、５はフオトカプラで発光素子６と
受光素子７とによって構成されてある。
【０００９】８は高圧電源、９は高圧電源８を充電電源
とする放電用のコンデンサ、１０は充電抵抗、１１はク
セノンランプのようなストロボランプ、１２は補助電
源、１３，１４はパワーＭＯＳ電界効果型トランジスタ
のようなスイッチ素子、１５はトリガコイル、１６はト
リガ電極である。スイッチ素子１４はストロボランプ１
１に直列に接続されてある。
とする放電用のコンデンサ、１０は充電抵抗、１１はク
セノンランプのようなストロボランプ、１２は補助電
源、１３，１４はパワーＭＯＳ電界効果型トランジスタ
のようなスイッチ素子、１５はトリガコイル、１６はト
リガ電極である。スイッチ素子１４はストロボランプ１
１に直列に接続されてある。
【００１０】測定対象の測定速度が凡そ決まると、その
速度を速度設定器１に設定する。設定された速度により
速度設定器１はストロボランプの発光速度、すなわち単
位時間当たりのストロボランプの発光回数を設定する。
この発光回数は高速になるほど多くなるように設定され
る。このように設定された発光回数に関する情報は演算
器２に送られる。
速度を速度設定器１に設定する。設定された速度により
速度設定器１はストロボランプの発光速度、すなわち単
位時間当たりのストロボランプの発光回数を設定する。
この発光回数は高速になるほど多くなるように設定され
る。このように設定された発光回数に関する情報は演算
器２に送られる。
【００１１】演算器２では、与えられた発光回数にした
がってストロボランプの１回当たりの発光時間ｔを演算
する。この演算結果によって求められる発光時間ｔは、
発光回数が少なくなる程、長くなる値である。そのため
には所定の計算式を演算器２にプログラムしておき、そ
の計算式にしたがって発光時間ｔを演算するようにして
おくとよい。なお発光時間ｔはコンデンサ９の１回の放
電時間より短く設定されてあることはいうまでもない。
がってストロボランプの１回当たりの発光時間ｔを演算
する。この演算結果によって求められる発光時間ｔは、
発光回数が少なくなる程、長くなる値である。そのため
には所定の計算式を演算器２にプログラムしておき、そ
の計算式にしたがって発光時間ｔを演算するようにして
おくとよい。なお発光時間ｔはコンデンサ９の１回の放
電時間より短く設定されてあることはいうまでもない。
【００１２】発光回数は設定値表示器３に表示される。
またこの演算器２によって求められた発光時間ｔに関す
るデータはプログラマブルタイマ４に送られる。更に速
度設定器１により設定された発光回数に応じた周期（発
光周期Ｔ）のパルスＡ（図２参照。）もプログラマブル
タイマ４に送られる。
またこの演算器２によって求められた発光時間ｔに関す
るデータはプログラマブルタイマ４に送られる。更に速
度設定器１により設定された発光回数に応じた周期（発
光周期Ｔ）のパルスＡ（図２参照。）もプログラマブル
タイマ４に送られる。
【００１３】プログラマブルタイマ４はパルスＡが入力
される毎に、発光時間ｔをパルス巾とするパルスＢ（図
２参照。）を発生する。このパルスＢはフオトカプラ５
に送られ、これを介してスイッチ素子１３，１４に送
り、これをオンとさせる。したがってスイッチ素子１
３，１４は、発光時間ｔの間のみオンとなり、この時間
だけコンデンサ９からストロボランプ１１に電流が流れ
て、ストロボランプ１１が発光する。
される毎に、発光時間ｔをパルス巾とするパルスＢ（図
２参照。）を発生する。このパルスＢはフオトカプラ５
に送られ、これを介してスイッチ素子１３，１４に送
り、これをオンとさせる。したがってスイッチ素子１
３，１４は、発光時間ｔの間のみオンとなり、この時間
だけコンデンサ９からストロボランプ１１に電流が流れ
て、ストロボランプ１１が発光する。
【００１４】発光周期Ｔは低速になるほど長くなり、こ
れにともなって発光時間ｔが長くなるので、高速時と同
じ程度の明るさでストロボランプは発光するようにな
る。したがって低速から高速に至るまで明るいストロボ
象が得られるようになる。
れにともなって発光時間ｔが長くなるので、高速時と同
じ程度の明るさでストロボランプは発光するようにな
る。したがって低速から高速に至るまで明るいストロボ
象が得られるようになる。
【００１５】なお図の実施例ではプログラマブルタイマ
４を設けて、発光時間ｔに相当するパルスＢを発生する
ようにしているが、機能の高いマイコンによって演算器
２を構成した場合は、演算器２によつてパルスＢを発生
するようにしてもよい。
４を設けて、発光時間ｔに相当するパルスＢを発生する
ようにしているが、機能の高いマイコンによって演算器
２を構成した場合は、演算器２によつてパルスＢを発生
するようにしてもよい。
【００１６】以上の説明は、発光時間ｔを無段階に求め
るものとしたものであるが、これに代えて簡易的に発光
回数範囲を複数段の領域に分けて、有段階の発光時間を
得るようにしてもよい。この場合段数を多く設ければ
（例えば１０段階）、切換点付近での明るさのバラツキ
を小さくすることができる。
るものとしたものであるが、これに代えて簡易的に発光
回数範囲を複数段の領域に分けて、有段階の発光時間を
得るようにしてもよい。この場合段数を多く設ければ
（例えば１０段階）、切換点付近での明るさのバラツキ
を小さくすることができる。
【００１７】本発明は内部発振式のストロボスコープの
みでなく、外部信号に同期して発光するストロボスコー
プにも使用することができる。また織機用のタイミング
ライトの場合、外来パルスに対して２〜４個のパルス毎
に１回発光させるようにすると、単位時間当たりの発光
回数が少なくなるため暗くなるが、本発明にしたがって
容量の大きなコンデンサを利用し、２〜４個のパルス毎
に１回発光させるとき、発光時間を長くすれば、明るく
することができる。この場合入力パルス毎に毎回発光す
るときは、発光時間を短くすればストロボランプの定格
入力をオーバーすることはない。
みでなく、外部信号に同期して発光するストロボスコー
プにも使用することができる。また織機用のタイミング
ライトの場合、外来パルスに対して２〜４個のパルス毎
に１回発光させるようにすると、単位時間当たりの発光
回数が少なくなるため暗くなるが、本発明にしたがって
容量の大きなコンデンサを利用し、２〜４個のパルス毎
に１回発光させるとき、発光時間を長くすれば、明るく
することができる。この場合入力パルス毎に毎回発光す
るときは、発光時間を短くすればストロボランプの定格
入力をオーバーすることはない。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
トロボランプの発光周期に応じて発光時間を連続的また
は有段階に変化させてストロボランプを発光させるよう
にしたので、測定対象が低速から高速に至るいずれの速
度においても、ストロボランプをほぼ均一の明るさで発
光させることができる効果を奏する。
トロボランプの発光周期に応じて発光時間を連続的また
は有段階に変化させてストロボランプを発光させるよう
にしたので、測定対象が低速から高速に至るいずれの速
度においても、ストロボランプをほぼ均一の明るさで発
光させることができる効果を奏する。
【図１】本発明の実施例を示す回路図である。
【図２】本発明の動作を説明するためのパルス波形図で
ある。
ある。
１ 速度設定器 ２ 演算器 ４ プログラマブルタイマ ９ 放電用のコンデンサ １１ ストロボランプ １４ スイッチ素子
Claims (1)
- 【請求項１】 測定対象の設定速度が低速では周期が長
く、高速になるほど周期が短くなる、第１のパルスを発
生する演算手段、前記第１のパルスの周期が短くなるほ
どパルス巾がせまくなる、第２のパルスを発生するパル
ス発生手段、前記第１のパルスの周期毎にトリガされ、
前記第２のパルスの巾に相当する時間だけ発光するスト
ロボランプを具備してなるストロボスコープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10992491A JP2967241B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | ストロボスコープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10992491A JP2967241B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | ストロボスコープ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04264262A JPH04264262A (ja) | 1992-09-21 |
| JP2967241B2 true JP2967241B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=14522572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10992491A Expired - Lifetime JP2967241B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | ストロボスコープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2967241B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP10992491A patent/JP2967241B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04264262A (ja) | 1992-09-21 |
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Legal Events
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