JPH07263169A - ストロボスコープ - Google Patents

ストロボスコープ

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Publication number
JPH07263169A
JPH07263169A JP9401094A JP9401094A JPH07263169A JP H07263169 A JPH07263169 A JP H07263169A JP 9401094 A JP9401094 A JP 9401094A JP 9401094 A JP9401094 A JP 9401094A JP H07263169 A JPH07263169 A JP H07263169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
voltage
speed
strobe lamp
charging
Prior art date
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Pending
Application number
JP9401094A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Matsunaga
進 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Shimpo Corp
Original Assignee
Shimpo Industrial Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimpo Industrial Corp filed Critical Shimpo Industrial Corp
Priority to JP9401094A priority Critical patent/JPH07263169A/ja
Publication of JPH07263169A publication Critical patent/JPH07263169A/ja
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストロボランプの明るさを、設定された速度
範囲内において、速度の如何をとわず、常に同じ明るさ
とすることを目的とする。 【構成】 測定対象の速度に同期したパルスを発生する
パルス発生手段と、前記パルスによってトリガされるス
トロボランプに、蓄積されたエネルギーを放電するコン
デンサと、コンデンサの充電電流とコンデンサ電圧との
積が常に一定となるようにコンデンサを充電制御する充
電手段とを備え、測定対象の速度範囲内におけるストロ
ボランプのトリガの際のコンデンサの電圧が、ストロボ
ランプの定格電圧内にあるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はストロボスコープに関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように織機のタイミング調整、印
刷機械の位相調整、あるいはその絵柄調整に、更には回
転数の測定に、ストロボスコープが広く使用されてい
る。一般にストロボスコープは直流高圧電源を利用して
コンデンサを充電し、その蓄積エネルギーをキセノンラ
ンプのようなストロボランプに放電して発光させるよう
に構成されている。
【0003】ところで測定対象が低速から高速まで広範
囲にわたって変化するような場合に使用するストロボス
コープでは、高速になるほど単位時間当たりのストロボ
ランプの発光回数が多いので、ランプの平均入力が大き
くなり、明るく発光するが、低速になるほど発光回数が
少なくなり、ランプの平均入力が小さくなって暗く発光
し、一定の明るさとすることができない。
【0004】これを解決するために、測定対象の速度に
したがって定まる発光周期に応じて発光時間を算出し、
その発光時間だけストロボランプを発光するようにした
構成が既に提案されている(特開平3−109925号
公報参照。)。これによれば低速時では発光時間を長く
し、高速時には短くするようにしており、したがって同
じ明るさで発光することができる。
【0005】しかしそのためには発光周期に応じた発光
時間を算出するための演算機構および発光時間を経過す
る毎にランプ電流を遮断する機構も必要となり、構成が
複雑となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、簡単な構成
によって、ストロボランプの明るさを一定にすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、測定対象の速
度に同期したパルスを発生するパルス発生手段、前記パ
ルスによってトリガされるストロボランプ、蓄積エネル
ギーをストロボランプに放電するコンデンサ、コンデン
サの充電電流とコンデンサ電圧との積が常に一定となる
ようにコンデンサを充電制御する充電手段とを備え、測
定対象の速度範囲内における前記ストロボランプのトリ
ガの際のコンデンサの電圧が、ストロボランプの定格電
圧内にあるように設定したことを特徴とする。
【0008】
【作用】測定対象の速度が低くなるほど発光周期が長く
なり、コンデンサは高い電圧まで充電されるが、ストロ
ボランプをトリガする条件として、ストロボランプの定
格電圧範囲内のコンデンサ電圧からトリガする必要があ
る。しかし本発明では測定対象の速度範囲を設定し、こ
の範囲内ではトリガの際のコンデンサ電圧は、ストロボ
ランプの定格電圧範囲内にあるように設定されている。
【0009】一方コンデンサの充電電流の瞬時値とコン
デンサ電圧の瞬時値との積が常に一定となるようにし
て、すなわちコンデンサの入力を常に一定となるように
充電しているので、コンデンサに入力されるエネルギー
とストロボランプに入力されるエネルギーは同じとなる
から、結果としてランプの平均入力は一定となる。した
がってストロボランプの明るさは常に一定となる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1によって説明する。1
は測定対象の速度に同期したパルスを発生するパルス発
生手段である発光パルス発生回路、2はキセノンランプ
のようなストロボランプ、3はそのトリガ電極で、これ
に発光パルス発生回路1からのパルスが与えられる。4
は電源、5はコンデンサで、この放電回路にストロボラ
ンプ2が接続されてある。
【0011】本発明にしたがい、コンデンサ5の充電電
流とコンデンサ電圧との積が、常に一定となるようにコ
ンデンサ5を充電制御する充電手段である充電回路6
を、電源4とコンデンサ5との間の回路中に挿入する。
この構成例を説明すると、7は電流レギュレータ、8は
電流演算回路である。
【0012】コンデンサ5の電圧vは電流演算回路8に
与えられる。電流演算回路8には、目標とする明るさに
応じて予め一定の出力設定値Pが設定されてあり、与え
られた電圧vと出力設定値Pとの関連において、電流設
定値iと電圧vとの積が出力設定値Pとなるような電流
設定値iを演算して求める。この電流設定値iが電流レ
ギュレータ7に与えられると、この電流レギュレータ7
はコンデンサ5の充電電流が電流設定値iとなるように
調節する。
【0013】また測定対象の速度範囲を設定し、その最
高速度時および最低速度時におけるストロボランプ2の
トリガの際のコンデンサ5の電圧が、ストロボランプ2
の定格電圧内にあるように設定する。すなわちコンデン
サ5に充電を行なうと、その時間経過とともにコンデン
サ5の電圧は上昇する。図2に示すように速度範囲内の
最高速度の場合は、充電期間が短いことにより、電圧V
Lまで充電され、最低速度の場合は逆に充電期間が長い
ので、電圧VHまで充電されるとする。
【0014】本発明では電圧VL〜VHがストロボラン
プ2の定格電圧範囲内にあるように設定している。スト
ロボランプの平均入力をp、コンデンサ5の容量をC、
最低発光周波数をfL、最高発光周波数をfHとすれ
ば、最低速度でのストロボランプの平均入力pLは
(1/2)CVH ・fL となり、最高速度でのス
トロボランプの平均入力pHは (1/2)CVL
・fH となる。明るさを一定にするためには平均入力
pLと平均入力pHとを等しくすればよいので、 p=pL=pH=(1/2)CVH ・fL=(1/2) CVL ・f H 上式を整理すれば、fH/fL=VH /VL
なり、測定対象の速度範囲が次の式に示す条件を満たす
とき、前記式からコンデンサ5の容量を設定すればよ
い。
【0015】最高速度/最低速度≦(ストロボランプの
定格電圧の上限の電圧) /(ストロボランプの定格
電圧の下限の電圧)
【0016】以上の構成において、発光パルス発生回路
1は測定対象の速度に同期したパルスを発生し、これを
トリガ電極3に与えてストロボランプ2をトリガし、周
期的に発光させる。これで測定対象の静止像が得られ
る。
【0017】一方充電回路6の電流演算回路8により、
コンデンサ5の電圧vと出力設定値Pとの関係から、電
流設定値iと電圧vとの積が出力設定値Pに等しくなる
ような電流設定値iを演算し、これによって電流レギュ
レータ7はコンデンサ5の充電電流がiとなるように制
御する。これによりコンデンサ5の入力は常に一定の出
力設定値Pに制御され、その結果ストロボランプ2の平
均入力は一定となり、明るさが変化することはなく、安
定した発光が可能となる。
【0018】この種のストロボランプでは、コンデンサ
5に蓄積されたエネルギーが完全に零になるまでは放電
が持続せず、コンデンサ5には若干エネルギーが残留し
た状態で放電が終了してしまう。このときのコンデンサ
5の電圧を発光終了電圧と呼ぶこととすると、コンデン
サ5の電圧は、0Vより大きい発光終了電圧から前記電
圧VHまでの一定の範囲内でのみ充放電を繰り返すよう
になり、この限られた範囲内のコンデンサ5の電圧に対
してのみ充電回路6の出力は一定となればよいので、充
電回路6による出力一定の充電は精度よく実現が可能で
ある。
【0019】前記のように電流演算回路8の出力設定値
Pは、ストロボランプ2の目標とする明るさに応じて設
定するものであるが、実際の使用に当たって、周囲が明
るいと静止像が暗くなって見えにくくなるし、また周囲
が暗いと逆に静止像が明るく見え過ぎることがある。し
たがって使用状態においてストロボランプ2の明るさを
任意に変更自在とすることが要求されることがある。
【0020】そのためには出力設定値Pを任意に可変自
在とすればよい。そこで図3に示すように出力設定回路
9を設け、これによって出力設定値Pを任意に変更自在
としておけばよい。
【0021】また測定対象の速度によっては、静止像を
目視したときにストロボランプ2の平均入力を一定とし
たのでは、目に感じる明るさは一定とはならない場合が
あるが、このようなときには図4に示すように発光パル
ス発生回路1からのパルスを出力設定回路9にも入力し
て、速度に応じて目に感じる明るさが一定となる出力設
定値Pを演算するようにしておき、その出力設定値Pを
電流演算回路8に出力すればよい。
【0022】なお電流演算回路8ではi=P/vなる演
算を実行する構成としているが、このように除算構成と
する代わりに、この除算結果と近似するものであれば、
定電圧Vを設定し、V−vなる減算構成としてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、測
定対象の速度範囲内のいずれの速度においても、簡単な
構成によってランプの明るさを一定にすることができる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の動作説明用の波形図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す部分回路図である。
【図4】本発明の更に他の実施例を示す部分回路図であ
る。
【符号の説明】
1 発光パルス発生回路(パルス発生手段) 2 ストロボランプ 4 電源 5 コンデンサ 6 充電回路(充電手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象の速度に同期したパルスを発生
    するパルス発生手段と、前記パルスによってトリガされ
    るストロボランプと、前記ストロボランプに放電すると
    ともに、出力電流と出力電圧との積が常に一定となるよ
    うに充電制御する充電手段によって充電されるコンデン
    サとを備え、測定対象の速度範囲内における前記ストロ
    ボランプのトリガの際の前記コンデンサの電圧が、前記
    ストロボランプの定格電圧内にあるように設定してなる
    ストロボスコープ。
  2. 【請求項2】前記充電手段は、前記コンデンサの充電電
    流とコンデンサ電圧との積を可変自在としてなる請求項
    1に記載のストロボスコープ。
JP9401094A 1994-03-24 1994-03-24 ストロボスコープ Pending JPH07263169A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9401094A JPH07263169A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 ストロボスコープ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9401094A JPH07263169A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 ストロボスコープ

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Publication Number Publication Date
JPH07263169A true JPH07263169A (ja) 1995-10-13

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ID=14098498

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JP9401094A Pending JPH07263169A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 ストロボスコープ

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