JP2966802B2 - 外壁パネルシステム - Google Patents

外壁パネルシステム

Info

Publication number
JP2966802B2
JP2966802B2 JP35151496A JP35151496A JP2966802B2 JP 2966802 B2 JP2966802 B2 JP 2966802B2 JP 35151496 A JP35151496 A JP 35151496A JP 35151496 A JP35151496 A JP 35151496A JP 2966802 B2 JP2966802 B2 JP 2966802B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
module
panel
wall
exterior
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35151496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10183825A (ja
Inventor
昌巳 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP35151496A priority Critical patent/JP2966802B2/ja
Publication of JPH10183825A publication Critical patent/JPH10183825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2966802B2 publication Critical patent/JP2966802B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柱間に複数の外壁
パネルを連続して配置して成る外壁パネルシステムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から柱の側面間に外壁パネルを複数
枚配設して建物の外壁を構成する外壁パネルシステムが
ある。このものは、図16に示すように、柱1の側面間
が建物のモジュールのN倍としてある。つまり、モジュ
ールをPとすると、図16(a)は柱1の側面間の空間
の距離は1Pであり、また、図16(b)は柱1の側面
間の空間の距離は2Pであり、図16(c)は柱1の側
面間の空間の距離は3Pである。そして、図16(a)
には1枚の外壁パネル4´が配設され、図16(b)に
は例えば2枚の外壁パネル4´が配設され、図16
(c)には例えば3枚の外壁パネル4´が配設される。
ここで、例えば、図16(a)において外壁パネル4´
を柱1間に配設するに当たり外壁パネル4´の横長さを
厳密に1Pの長さとすると、施工誤差や製造誤差等があ
るために、柱1間に外壁パネル4´を配設して建て込む
ことができない(外壁パネル4´は図示を省略している
が、下端部が土台や梁に設けた下支持金具に取付けら
れ、上端部が梁に上部連結金具により取付けられる)。
このため、上記壁パネル4´の横長さは1P−αの長さ
となっており、図16(a)に示すように、外壁パネル
4´の端部と柱1の側面との間にα/2の隙間が生じる
ことになる。そして、柱1の側面と外壁パネル4´の端
部との間の隙間を埋めるようにアダプタ(図示せず)を
配設して外壁パネル4´の外装材50の端部と柱1の外
面に設ける柱カバーの外装材50の端部との間に目地が
形成される。
【0003】一方、図16(b)のように柱1間の空間
の距離が2Pの場合には上記1P−αの長さの壁パネル
を2枚配置するのであるが、この場合、2枚の外壁パネ
ル4´の対向端部間の隙間、両側の柱1の側面と両外壁
パネル4´の端部との間の隙間は2α/3となる。ま
た、図16(c)のように柱1間の空間の距離が3Pの
場合には上記1P−αの長さの壁パネルを3枚配置する
のであるが、この場合、隣合う外壁パネル4´の対向端
部間の隙間、両側の柱1の側面と両外壁パネル4´の端
部との間の隙間は3α/4となる。
【0004】したがって、図16(a)、図16
(b)、図16(c)……のように柱1の側面間の長さ
がモジュールのN倍に設定しても、Nの値が異なると外
装材50間の目地巾が異なってしまい、施工仕上がりが
悪くて外観が良くないという問題がある。また、図16
(a)、図16(b)、図16(c)……の各場合にお
いて異なる厚みのアタプタを使用しなけれならないとい
う問題があり、施工が煩わしく、施工誤差が生じやすい
という問題があり、更に、外壁パネル4´間にもアダプ
タを配設する必要があって、施工性が悪く、コストアッ
プとなるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、外装材の端部
間の目地巾を一定にできて施工仕上がりを良くすること
ができ、また、外壁パネル間にアダプタを配設する必要
がなく、施工性が良くて、コストの削減が可能となる外
壁パネルシステムを提供することを課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を達成
するために、本発明の外壁パネルシステムは、隣合う柱
1の側面を通るモジュール芯Ms間の空間の横長さが、
該空間を1乃至複数本のモジュール芯Msで仕切られる
ようにモジュールのN倍(Nは2以上の整数)とすると
共に、該隣合う柱1の側面間の空間に複数の外壁パネル
3を連続して配置して成る外壁パネルシステムにおい
て、隣合う柱1の側面間の空間に連続して配置する複数
の外壁パネル3がいずれもパネル基体4の外面に外装材
5を取着して構成され、該複数の外壁パネル3が、パネ
ル基体4の両端部がいずれも隣合うモジュール芯Msよ
り一定寸法内側に位置すると共に、外装材5がモジュー
ルよりも狭く且つ外装材5の横巾の中心がモジュール芯
Ms間の中心に位置する1つの基本外壁パネル6と、該
基本外壁パネル6に連続して配置される1以上の選択用
外壁パネル7とで構成され、選択用外壁パネル7が、パ
ネル基体4の左側端部がモジュール芯Msより一定寸法
内側に且つ右側端部が隣のモジュール芯Msより一定寸
法外側に位置して前記基本外壁パネル6の左側に配置さ
れると共に、外装材5がモジュールよりも狭く且つ外装
材5の横巾の中心がモジュール芯Ms間の中心に位置す
る左外壁パネル8と、パネル基体4の右側端部がモジュ
ール芯Msより一定寸法内側に且つ左側端部が隣のモジ
ュール芯Msより一定寸法外側に位置して前記基本外壁
パネル6の右側に配置されると共に、外装材5がモジュ
ールよりも狭く且つ外装材5の横巾の中心がモジュール
芯Ms間の中心に位置する右外壁パネル9と、のうち1
種以上の外壁パネルにより構成され、上記基本外壁パネ
ル6及び選択用外壁パネル7の外装材5がいずれも同一
横長さとなっていて、隣合う外壁パネルの外装材5の端
部間の目地巾を一定にして成ることを特徴とするもので
ある。
【0007】このような構成とすることで、柱1の側面
間に複数の外壁パネル3を連続して配設するに当たっ
て、1つの基本外壁パネル6と、1種以上の選択用外壁
パネル7とを選択して連続して配設することで、柱1の
側面間の距離がモジュールのN倍で、このNの数が種々
異なるものにおいて、隣合う外壁パネル3の外装材5間
の目地巾を一定とすることができるものである。そし
て、柱際には基本外壁パネル6の一方の側端部か、左外
壁パネル8の右側端部か、あるいは右外壁パネル9の左
側端部が位置するため、施工誤差や製造誤差等によって
柱1に対して柱際にくる外壁パネル3の端部が当たらな
いものであって、支障なく施工することができるもので
ある。
【0008】また、各外壁パネルの両側端面部は合じゃ
くり部となり、基本外壁パネル6は両側端面部とも屋内
側が凹んだ屋内側凹段部11となり、左外壁パネル8は
左側端面部が屋内側が凹んだ屋内側凹段部11となり且
つ右側端面部が屋内側が凸となった屋内側凸部12とな
り、右外壁パネル9は右側端面部が屋内側が凹んだ屋内
側凹段部11となり且つ左側端面部が屋内側が凸となっ
た屋内側凸部12となっていることも好ましい。このよ
うな構成とすることで、外壁パネル3間にアダプタを入
れることなく外壁施工ができることになる。そして、基
本外壁パネル3を屋内側から建て込んだ後に、他の外壁
パネル3を屋内側から建て込むことで、基本外壁パネル
6の側端面の屋内側凹段部11に他の外壁パネル3の側
端部の屋内側凸部12が当たることになり、この結果、
他の外壁パネル3の建て込み時に屋外側に倒れることが
防止できることになる。
【0009】また、隣合う柱1の側面を通るモジュール
芯間の空間の横長さが、該空間を2本のモジュール芯で
仕切られるようにモジュールの3倍とすると共に、該隣
合う柱1の側面間の空間に3つの外壁パネルを連続して
配置して成る外壁パネルシステムにおいて、隣合う柱1
の側面間の空間に連続して配置する3つの外壁パネル3
がいずれもパネル基体4の外面に外装材5を取着して構
成され、該3つの外壁パネルが、パネル基体4の両端部
がいずれも隣合うモジュール芯より一定寸法内側に位置
すると共に、外装材5がモジュールよりも狭く且つ外装
材5の横巾の中心がモジュール芯間の中心に位置する2
つの基本外壁パネル6と、パネル基体4の両端部がいず
れも隣合うモジュール芯より一定寸法外側に位置して前
記2枚の基本外壁パネル6間に配置されると共に、外装
材5がモジュールよりも狭く且つ外装材5の横巾の中心
がモジュール芯間の中心に位置する1つの中外壁パネル
10とで構成され、上記基本外壁パネル6及び中外壁パ
ネル10の外装材5がいずれも同一横長さとなってい
て、隣合う外壁パネル3の外装材5の端部間の目地巾を
一定にすることを特徴とするものであってもよい。 この
ような構成とすることで、柱1の側面間に3つの複数の
外壁パネル3を連続して配設するに当たって、2つの基
本外壁パネル6間に1つの中外壁パネル10を連続して
配設することで、柱1の側面間の距離がモジュールの3
倍のものにおいて、隣合う外壁パネル3の外装材5間の
目地巾を一定とすることができるものである。そして、
柱際には基本外壁パネル6の一方の側端部が位置するた
め、施工誤差や製造誤差等によって柱1に対して柱際に
くる外壁パネル3の端部が当たらないものであって、支
障なく施工することができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を以下添付図面に示す実施
形態に基づいて説明する。本発明においては、隣り合う
柱1の側面間に外壁パネル3を複数枚配設して建物の外
壁を構成するものである。ここで、本発明においては、
柱1の側面にモジュール芯Msが通り(このモジュール
芯Msは仮想線であり、添付図面では想像線で示してい
る)、また、柱1の側面間が建物のモジュールのN倍
(Nは2以上の整数)としてあって、上記柱1の側面間
にモジュールの境界を示す1乃至複数のモジュール芯M
sが通ることになる。つまり、モジュールをPとする
と、図2、図5は柱1の側面間の空間の距離は2Pであ
り、また、図7、図9、図10、図13は柱1の側面間
の空間の距離は3Pである。また、図示を省略している
が、柱1の側面間の空間の距離が4P、5P………の場
合もある。そして、いずれの場合もモジュールの境界に
仮想線であるモジュール芯Msが通り、これを図面にお
いては想像線で示している。
【0011】まず、図2、図5、図7、図9、図13に
示す実施形態に付き説明する。柱1の側面間に複数連続
して配置される外壁パネル3は、1つの基本外壁パネル
6と、1以上の選択用外壁パネル7とで構成してある。
1つの基本外壁パネル6と連続して配置するための選択
用外壁パネル7としては後述のように2種類の外壁パネ
ル3がある。上記基本外壁パネル6、2種類の選択用外
壁パネル7はいずれもパネル基体4の外面に取着される
外装材5を取着して構成してあり、基本外壁パネル6、
2種類の選択用外壁パネル7に用いる外装材5はすべて
横長さがモジュールPよりも短く且つ横長さが同一長さ
のものが使用される。
【0012】基本外壁パネル6は図1において最上段に
示すようなものであり、施工に当たって、パネル基体4
の両端部がいずれも隣合うモジュール芯Msより一定寸
法内側に位置するように配置されるものであり、この場
合、また、パネル基体4の外面側に取着したモジュール
Pよりも短い外装材5の横巾の中心がモジュール芯Ms
間の中心に位置するように施工されるものである。ここ
で、添付図面に示す実施形態においては、基本外壁パネ
ル6のパネル基体4の両側端面部が合じゃくり部となっ
ていて、パネル基体4の両側端面部とも屋内側が凹んだ
屋内側凹段部11となっている。このため、基本外壁パ
ネル6は、施工に当たって、基本外壁パネル6のパネル
基体4の両端部の屋外側半部がいずれも隣合うモジュー
ル芯Msよりa寸法内側に位置し且つ該パネル基体4の
両端部の屋内側半部である屋内側凹段部11がいずれも
隣合うモジュール芯Msよりb寸法内側に位置される。
【0013】1つの基本外壁パネル6と連続して配置す
るための選択用外壁パネル7としては左外壁パネル8
と、右外壁パネル9との2種類の外壁パネル3がある。
そして、左外壁パネル8は図1において上から2段目に
示すようなものであり、施工に当たって、パネル基体4
の左側端部がモジュール芯Msより一定寸法(基本外壁
パネル6の左端部がモジュール芯Msより内側に引き込
んだ寸法と同じ寸法)だけ内側に位置し、且つ右側端部
が隣のモジュール芯Msより一定寸法(基本外壁パネル
6の右端部が隣りのモジュール芯Msより外側に飛び出
した寸法)上記だけ外側に位置するように施工されるも
のである。つまり、添付図面に示す実施形態において
は、左外壁パネル8の両側端面部は合じゃくり部となっ
ていて、左外壁パネル8のパネル基体4の左側端面部が
屋内側が凹んだ屋内側凹段部11となり、右側端面部が
屋内側が凸となった屋内側凸部12となっている。この
ため、左外壁パネル8のパネル基体4の左側端部の屋外
側半部は、モジュール芯Msよりもa寸法内側に位置し
且つ左側端部の屋内側半部である屋内側凹段部11がb
寸法内側に位置し、更に、左外壁パネル8のパネル基体
4の右側端部の屋外側半部は、モジュール芯Msよりも
a寸法外側に位置し且つ右側端部の屋内側半部である屋
内側凸部12がb寸法外側に位置するように設定してあ
る。
【0014】また、右外壁パネル9は図1において上か
ら3段目に示すようなものであり、、施工に当たって、
パネル基体4の右側端部がモジュール芯Msより一定寸
法(基本外壁パネル6の右端部がモジュール芯Msより
内側に引き込んだ寸法と同じ寸法)だけ内側に位置し、
且つ左側端部が隣のモジュール芯Msより一定寸法(基
本外壁パネル6の左端部が隣りのモジュール芯Msより
外側に飛び出した寸法)だけ外側に位置するように施工
されるものである。つまり、添付図面に示す実施形態に
おいては、右外壁パネル9の両側端面部は合じゃくり部
となっていて、右外壁パネル9のパネル基体4の右側端
面部が屋内側が凹んだ屋内側凹段部11となり、左側端
面部が屋内側が凸となった屋内側凸部12となってい
る。このため、右外壁パネル9のパネル基体4の右側端
部の屋外側半部は、モジュール芯Msよりもa寸法内側
に位置し且つ右側端部の屋内側半部である屋内側凹段部
11がb寸法内側に位置し、更に、右外壁パネル9のパ
ネル基体4の左側端部の屋外側半部は、モジュール芯M
sよりもa寸法外側に位置し且つ左側端部の屋内側半部
である屋内側凸部12がb寸法外側に位置するように設
定してある。
【0015】
【0016】そして、上記左外壁パネル8、右外壁パネ
ル9の各パネル基体4にはそれぞれ横長さが同じ寸法の
外装材5(いずれも基本外壁パネル6の横長さと同じ寸
法)が取着してあるが、この外装材5は、いずれも基本
外壁パネル6の場合と同様に、外装材5の横巾の中心が
モジュール芯Ms間の中心に位置するように施工される
ものである。
【0017】ここで、添付図面に示す実施形態において
は、モジュールPが900mm、上記a寸法が5mm、
b寸法が10mm、外装材5の横巾が890mmの例が
示してあるが、必ずしもこの数字のもののみに限定され
るものでないのは勿論である。上記のような構成の1つ
基本壁パネル6と、2種類のうちの1種類以上で且つ
1以上の選択用外壁パネル7を隣合う柱1の側面間の空
間に連続して建て込んで外壁を構成するのである。
【0018】図2、図5には隣合う柱1の側面間の空間
の横長さが建物のモジュールの2倍の場合、つまり2P
の場合の例が示してある。そして、図2に示すように、
基本外壁パネル6が左側に位置する場合には、当該左側
の基本外壁パネル6の右側に右外壁パネル9を配置して
建て込み、基本外壁パネル6の側端部に右外壁パネル9
の側端部を当接するものである。実施形態においては、
基本外壁パネル6の右側端部の屋内側半部に設けた屋内
側凹段部11に右外壁パネル9の左側端部の屋内側半部
に設けた屋内側凸部12がはめ込まれるものである。こ
の場合、柱1の側面と基本外壁パネル6の側端部との
間、柱1の側面と右外壁パネル9の側端部との間には上
記a又はb寸法の隙間が形成されるので、外壁パネル4
の製造誤差や施工誤差があってもこれを吸収して簡単且
つ迅速に外壁パネル4を建て込むことができる。ここ
で、各外壁パネル4の外装材5はいずれもモジュールP
よりも横長さが短く且つ外装材5の横方向の中心がいず
れもモジュール芯Msの中心と一致するように配置され
るものである。そして、外装材5の両端部がモジュール
芯Msよりも一定寸法cだけ内側に位置するものであ
る。添付図面に示す実施形態では、この寸法cが上記し
た寸法aと同じ長さとなっている。したがって、隣合う
外装材5の端部間には横巾が2aの寸法の目地16が形
成されることになる。また、柱1の前面には柱カバー1
5が取付けられるものであり、この柱カバー15の前面
部には柱カバー用外装材5´が取着してある。該柱カバ
ー用外装材5´の両端部はそれぞれ柱1の両側面よりも
上記と同じc寸法だけ内側に位置している。したがっ
て、上記外壁パネル4の外装材5の柱1側の端部と柱カ
バー用外装材5´の端部との間にも横巾が2aの寸法の
目地16が形成されるものである。
【0019】図5には隣合う柱1の側面間の空間の横長
さが建物のモジュールの2倍、つまり2Pで、基本外壁
パネル6が右側に位置する場合が示してあり、この場合
には当該右側の基本外壁パネル6の左側に左外壁パネル
9を配置して建て込み、基本外壁パネル6の側端部に左
外壁パネル9の側端部を当接するものである。この場合
も、目地16の寸法はすべて2aとなる。
【0020】図7、図9、図13には隣合う柱1の側面
間の空間の横長さが建物のモジュールの3倍、つまり3
Pの例が示してある。そして、図7に示すように、基本
外壁パネル6が左端に位置する場合には、当該左端の基
本外壁パネル6の右側に2個の右外壁パネル9を連続し
て配置して建て込み、基本外壁パネル6の側端部に右外
壁パネル9の側端部を当接すると共に隣合う右外壁パネ
ル9同士の側端部同士を当接するものである。そして、
隣合う外壁パネル4の端部同士の当接部分において屋内
側凹段部11に屋内側凸部12がはめ込まれるものであ
る。この場合も、一方の柱1の側面と基本外壁パネル6
の側端部との間、隣りの柱1の側面と右外壁パネル9の
側端部との間には上記a又はb寸法の隙間が形成される
ので、外壁パネル4の製造誤差や施工誤差があってもこ
れを吸収して簡単且つ迅速に外壁パネル4を建て込むこ
とができる。ここで、上記3つの各外壁パネル4の外装
材5はいずれもモジュールPよりも横長さが短く且つ外
装材5の横方向の中心がいずれもモジュール芯Msの中
心と一致するように配置されるものである。そして、外
装材5の両端部がモジュール芯Msよりも一定寸法cだ
け内側に位置するものである。添付図面に示す実施形態
では、この寸法cが上記した寸法aと同じ長さとなって
いる。したがって、隣合う外装材5の端部間にはいずれ
も横巾が2aの寸法の目地16が形成されることにな
る。また、柱1の前面には柱カバー15が取付けられる
ものであり、この柱カバー15の前面部には柱カバー用
外装材5´が取着してある。該柱カバー用外装材5´の
両端部はそれぞれ柱1の両側面よりも上記と同じc寸法
だけ内側に位置している。したがって、上記外壁パネル
4の外装材5の柱1側の端部と柱カバー用外装材5´の
端部との間にも横巾が2aの寸法の目地16が形成され
るものである。
【0021】また、図9には隣合う柱1の側面間の空間
の横長さが建物のモジュールの3倍、つまり3Pにおい
て、基本外壁パネル6が中央部に配置される場合を示し
ている。この場合には、当該中央部に配置される基本外
壁パネル6と左側の柱1との間に左外壁パネル8を建て
込んで該左外壁パネル8の端部と基本外壁パネル6の左
側端部とを当接し、更に、中央部に配置される基本外壁
パネル6と右側の柱1との間に右外壁パネル9を建て込
んで該右外壁パネル9の端部と基本外壁パネル6の右側
端部とを当接するものである。各外壁パネル4の端部同
士の当接部分においては、隣合う外壁パネル4の端部同
士の当接部分において屋内側凹段部11に屋内側凸部1
2がはめ込まれるものである。この場合も、左の柱1の
側面と左外壁パネル8の側端部との間、隣りの右の柱1
の側面と右外壁パネル9の側端部との間には上記a又は
b寸法の隙間が形成されるので、外壁パネル4の製造誤
差や施工誤差があってもこれを吸収して簡単且つ迅速に
外壁パネル4を建て込むことができる。この実施形態で
も形成される目地16はすべて上記と同じ理由により同
じ横巾2aの寸法となるものである。なお、図示を省略
しているが、隣合う柱1の側面間の空間の横長さが建物
のモジュールの3倍以上、つまり4P以上の場合におい
ても、上記と同様にして1つの基本外壁パネル6と、1
種類以上で且つ1以上の選択用外壁パネル7とを柱1間
に連続して建て込むことで、壁を形成することができ、
また、この場合も、形成される目地16はすべて上記と
同じ理由により同じ横巾2aの寸法となるものである。
【0022】次に、本発明の他の実施形態を図10に示
す。この図10においては、隣合う柱1の側面を通るモ
ジュール芯間の空間の横長さが、該空間を2本のモジュ
ール芯で仕切られるようにモジュールの3倍とすると共
に、該隣合う柱1の側面間の空間に3つの外壁パネルを
連続して配置して成る外壁パネルシステムにおいて、隣
合う柱1の側面間の空間に連続して配置する3つの外壁
パネル3がいずれもパネル基体4の外面に外装材5を取
着して構成され、該3つの外壁パネルが、パネル基体4
の両端部がいずれも隣合うモジュール芯より一定寸法内
側に位置すると共に、外装材5がモジュールよりも狭く
且つ外装材5の横巾の中心がモジュール芯間の中心に位
置する2つの基本外壁パネル6と、パネル基体4の両端
部がいずれも隣合うモジュール芯より一定寸法外側に位
置して前記2枚の基本外壁パネル6間に配置されると共
に、外装材5がモジュールよりも狭く且つ外装材5の横
巾の中心がモジュール芯間の中心に位置する1つの中外
壁パネル10とで構成され、上記基本外壁パネル6及び
中外壁パネル10の外装材5がいずれも同一横長さとな
っていて、隣合う外壁パネル3の外装材5の端部間の目
地巾を一定にしたものである。ここで、中外壁パネル1
0は図1において最下段に示すようなものであり、施工
に当たって、パネル基体4の両側端部がそれぞれモジュ
ール芯Msより一定寸法(基本外壁パネル6の両端部が
モジュール芯Msより内側に引き込んだ寸法と同じ寸
法)だけ内側に位置するように施工されるものである。
つまり、添付図面に示す実施形態においては、中外壁パ
ネル10の両側端面部は合じゃくり部となっていて、中
外壁パネル10のパネル基体4の両側端面部の屋内側が
凸となった屋内側凸部12となっている。このため、中
外壁パネル10のパネル基体4の両側端部の屋外側半部
は、モジュール芯Msよりもa寸法外側に位置し且つ両
側端部の屋内側半部である屋内側凸部12がb寸法外側
に位置するように設定してある。そして、上記中外壁パ
ネル10の各パネル基体4にはそれぞれ横長さが基本外
壁パネル6の横長さと同じ寸法の外装材5が取着してあ
るが、この外装材5は、基本外壁パネル6の場合と同様
に、外装材5の横巾の中心がモジュール芯Ms間の中心
に位置するように施工されるものである。 ここで、添付
図面に示す実施形態においては、モジュールPが900
mm、上記a寸法が5mm、b寸法が10mm、外装材
5の横巾が890mmの例が示してあるが、必ずしもこ
の数字のもののみに限定されるものでないのは勿論であ
る。 そして、図10においては隣合う柱1の側面間の空
間の横長さが建物のモジュールの3倍、つまり3Pにお
いて、基本外壁パネル6を左端に1つ、右端に1つ、合
計2つ配置し、両左右端の基本外壁パネル6間に中外壁
パネル10を配置している。そして、中外壁パネル10
の両端部と左右端の基本外壁パネル6の端部とがそれぞ
れ当接し、該当接部分においておいて屋内側凹段部11
に屋内側凸部12がはめ込まれるものである。この場合
も、左右の柱1の側面と左右両端の基本外壁パネル6の
側端部との間には上記a又はb寸法の隙間が形成される
ので、外壁パネル4の製造誤差や施工誤差があってもこ
れを吸収して簡単且つ迅速に外壁パネル4を建て込むこ
とができる。この実施形態でも形成される目地16はす
べて上記と同じ理由により同じ横巾2aの寸法となるも
のである。
【0023】
【0024】ところで、上記いずれの実施形態において
も、複数の外壁パネル4を建て込むに当たっては、両側
端部の屋内側に屋内側凹段部11を設けた基本外壁パネ
ル6を先に屋内側より建て込み、その後、選択用外壁パ
ネル7又は中外壁パネル10を屋内側から建て込むもの
である。このようにすることで、選択用外壁パネル7
は中外壁パネル10を屋内側から建て込む際に、先に建
て込んだ基本外壁パネル6の屋内側凹段部11に選択用
外壁パネル7又は中外壁パネル10の屋内側凸部12が
当たって屋外側に倒れるのが防止され、選択用外壁パネ
ル7又は中外壁パネル10を屋内側から建て込む作業が
簡単に行えるものである。
【0025】なお、いずれの外壁パネル4にあっても、
パネル基体4の内面側には内装材18が取着されるもの
である。また、添付図面に示す実施形態においては、い
ずれの外壁パネル4のパネル基体4の下面部にも図14
に示すように嵌め込み溝部19が設けてあり、また、パ
ネル基体4の上面部に上部連結金具20が設けてある。
そして、外壁パネル4の建て込みに当たっては、土台や
梁の上に取付けた下支持金具(図示せず)の立ち上がり
片に外壁パネル4の下面部の嵌め込み溝部19を嵌め込
み、上部連結金具20を梁(図示せず)にはめ込んで梁
に挟着して取付けることで、外壁パネル4を建て込むよ
うになっているが、必ずしもこれにのみ限定されるもの
ではなく、他の取付け手段により外壁パネル4を建て込
んで取付けるようにしてもよいのは勿論である。
【0026】また、外壁パネル4には窓、出入り口等の
開口パネルや耐力パネル等の機能外壁パネルがあるが、
この開口パネルや耐力パネル等の機能外壁パネルは全て
基本外壁パネル6の一種とし、パネル基体4の横巾や外
装材5の横巾は前述の基本外壁パネル6と同じとしてあ
り、また、両端部の屋内側の半部に屋内側凹段部11を
設けてある。このように、開口パネルや耐力パネル等の
機能外壁パネルを基本外壁パネルの一種として施工して
もよい。図13においては基本外壁パネル6として機能
外壁パネルである耐力パネル25を用いた例が示してあ
る。
【0027】また、柱1の側面間の距離がモジュールの
1倍の長さ、つまり1Pの時には図15に示すように、
基本外壁パネル6を建て込むものであり、この場合、柱
1の前面に取付ける柱カバー用外装材5´の端部と基本
外壁パネル6の外装材5の端部との間にも前述の各例と
同様の横巾が2aの寸法の目地16が形成されるもので
ある。
【0028】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、隣合う柱の側面間の空間に連続して
配置する複数の外壁パネルが、パネル基体の両端部がい
ずれも隣合うモジュール芯より一定寸法内側に位置する
と共に、外装材がモジュールよりも狭く且つ外装材の横
巾の中心がモジュール芯間の中心に位置する1以上の基
本外壁パネルと、該基本外壁パネルに連続して配置され
1つの選択用外壁パネルとで構成され、選択用外壁パ
ネルが、パネル基体の左側端部がモジュール芯より一定
寸法内側に且つ右側端部が隣のモジュール芯より一定寸
法外側に位置して前記基本外壁パネルの左側に配置され
ると共に、外装材がモジュールよりも狭く且つ外装材の
横巾の中心がモジュール芯間の中心に位置する左外壁パ
ネルと、パネル基体の右側端部がモジュール芯より一定
寸法内側に且つ左側端部が隣のモジュール芯より一定寸
法外側に位置して前記基本外壁パネルの右側に配置され
ると共に、外装材がモジュールよりも狭く且つ外装材の
横巾の中心がモジュール芯間の中心に位置する右外壁パ
ネルとのうち1種以上の外壁パネルにより構成され、上
記基本外壁パネル及び選択用外壁パネルの外装材がいず
れも同一横長さとなっていて、隣合う外壁パネルの外装
材の端部間の目地巾を一定にしてあるので、各外装材の
目地巾の均一化が図れるものであり、また、柱際には、
必ず基本外壁パネルの一方の側端部か、左外壁パネルの
右側端部か、あるいは、右外壁パネルの左側端部が位置
して、柱の側面であるモジュール芯より一定長さ内側に
位置するので、施工誤差や製造誤差等により、柱際にく
る外壁パネルの側端部が柱に当たって施工に支障が生じ
るというようなおそれがなく、簡単に施工ができるもの
である。
【0029】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、各外壁パネルの
両側端面部は合じゃくり部となり、基本外壁パネルは両
側端面部とも屋内側が凹んだ屋内側凹段部となり、左外
壁パネルは左側端面部が屋内側が凹んだ屋内側凹段部と
なり且つ右側端面部が屋内側が凸となった屋内側凸部と
なり、右外壁パネルは右側端面部が屋内側が凹んだ屋内
側凹段部となり且つ左側端面部が屋内側が凸となった屋
内側凸部となっているので、外壁パネルの端部同士は屋
内側凹段部に屋内側凸部を嵌め込んで接続されるもので
あって、この結果、従来例のように外壁パネル間にアダ
プターを入れる必要なく外壁パネルの施工ができ、ま
た、基本外壁パネルを屋内側から建て込んだ後、屋内側
から選択用外壁パネルを建て込むという施工順序を取る
ことで、先に建て込んだ基本外壁パネルの屋内側凹段部
に後から屋内側より建て込む選択用外壁パネルの屋内側
凸部が当たるので、後から屋内側から建て込む選択用外
壁パネルが屋外側に倒れるのが防止され、屋内側からの
建て込む際の施工性及び施工時の安全性が向上するもの
である。
【0030】また、請求項3記載の発明にあっては、隣
合う柱の側面を通るモジュール芯間の空間の横長さが、
該空間を2本のモジュール芯で仕切られるようにモジュ
ールの3倍とすると共に、該隣合う柱の側面間の空間に
3つの外壁パネルを連続して配置して成る外壁パネルシ
ステムにおいて、隣合う柱の側面間の空間に連続して配
置する3つの外壁パネルがいずれもパネル基体の外面に
外装材を取着して構成され、該3つの外壁パネルが、パ
ネル基体の両端部がいずれも隣合うモジュール芯より一
定寸法内側に位置すると共に、外装材がモジュールより
も狭く且つ外装材の横巾の中心がモジュール芯間の中心
に位置する2つの基本外壁パネルと、パネル基体の両端
部がいずれも隣合うモジュール芯より一定寸法外側に位
置して前記2枚の基本外壁パネル間に配置されると共
に、外装材がモジュールよりも狭く且つ外装材の横巾の
中心がモジュール芯間の中心に位置する1つの中外壁パ
ネルとで構成され、上記基本外壁パネル及び中外壁パネ
ルの外装材がいずれも同一横長さとなっていて、隣合う
外壁パネルの外装材の端部間の目地巾を一定にしてある
ので、柱の側面間に複数の外壁パネルを連続して配設す
るに当たって、2つの基本外壁パネル間に1つの中外壁
パネルを連続して配設することで、柱の側面間の距離が
モジュールの3倍のものにおいて、隣合う外壁パネルの
外装材間の目地巾を一定とすることができるものであ
る。そして、柱際には基本外壁パネルの一方の側端部が
位置するため、施工誤差や製造誤差等によって柱に対し
て柱際にくる外壁パネルの端部が当たらないものであっ
て、支障なく施工することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる基本外壁パネル、左外壁パネ
ル、右外壁パネル、中外壁パネルの隣合うモジュール芯
との関係を示す説明図である。
【図2】同上の外壁パネルを用いて形成した壁の一実施
形態の断面図である。
【図3】同上の図2のA1 部分の拡大断面図である。
【図4】同上の図2のB1 部分の拡大断面図である。
【図5】同上の更に他の実施形態の断面図である。
【図6】同上の図5のA2 部分の拡大断面図である。
【図7】同上の更に他の実施形態の断面図である。
【図8】同上の図7のC1 部分の拡大断面図である。
【図9】同上の更に他の実施形態の断面図である。
【図10】同上の更に他の実施形態の断面図である。
【図11】同上の図10のD1 部分の拡大断面図であ
る。
【図12】同上の図10のD2 部分の拡大断面図であ
る。
【図13】同上の更に他の実施形態の断面図である。
【図14】同上に用いる外壁パネルの断面図である。
【図15】柱の側面間の距離が1Pの場合において柱の
側面間に基本外壁パネルを建て込んだ断面図である。
【図16】(a)(b)(c)は従来例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 柱 3 外壁パネル 4 パネル基体 5 外装材 6 基本外壁パネル 7 選択用外壁パネル 8 左外壁パネル 9 右外壁パネル 10 中外壁パネル Ms モジュール芯 M モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 2/56 605 E04B 2/56 605E 605J 605L 605Z 611 611B 611Z 622 622B 641 641Z 642 642D 642E 642Z

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣合う柱の側面を通るモジュール芯間の
    空間の横長さが、該空間を1乃至複数本のモジュール芯
    で仕切られるようにモジュールのN倍(Nは2以上の整
    数)とすると共に、該隣合う柱の側面間の空間に複数の
    外壁パネルを連続して配置して成る外壁パネルシステム
    において、 隣合う柱の側面間の空間に連続して配置する複数の外壁
    パネルがいずれもパネル基体の外面に外装材を取着して
    構成され、 該複数の外壁パネルが、パネル基体の両端部がいずれも
    隣合うモジュール芯より一定寸法内側に位置すると共
    に、外装材がモジュールよりも狭く且つ外装材の横巾の
    中心がモジュール芯間の中心に位置する1つの基本外壁
    パネルと、該基本外壁パネルに連続して配置される1以
    上の選択用外壁パネルとで構成され、 選択用外壁パネルが、 パネル基体の左側端部がモジュール芯より一定寸法内側
    に且つ右側端部が隣のモジュール芯より一定寸法外側に
    位置して前記基本外壁パネルの左側に配置されると共
    に、外装材がモジュールよりも狭く且つ外装材の横巾の
    中心がモジュール芯間の中心に位置する左外壁パネル
    と、 パネル基体の右側端部がモジュール芯より一定寸法内側
    に且つ左側端部が隣のモジュール芯より一定寸法外側に
    位置して前記基本外壁パネルの右側に配置されると共
    に、外装材がモジュールよりも狭く且つ外装材の横巾の
    中心がモジュール芯間の中心に位置する右外壁パネル
    と、 のうち1種以上の外壁パネルにより構成され、 上記基本外壁パネル及び選択用外壁パネルの外装材がい
    ずれも同一横長さとなっていて、隣合う外壁パネルの外
    装材の端部間の目地巾を一定にして成ることを特徴とす
    る外壁パネルシステム。
  2. 【請求項2】 各外壁パネルの両側端面部は合じゃくり
    部となり、基本外壁パネルは両側端面部とも屋内側が凹
    んだ屋内側凹段部となり、左外壁パネルは左側端面部が
    屋内側が凹んだ屋内側凹段部となり且つ右側端面部が屋
    内側が凸となった屋内側凸部となり、右外壁パネルは右
    側端面部が屋内側が凹んだ屋内側凹段部となり且つ左側
    端面部が屋内側が凸となった屋内側凸部となっている
    とを特徴とする請求項1記載の外壁パネルシステム。
  3. 【請求項3】 隣合う柱の側面を通るモジュール芯間の
    空間の横長さが、該空間を2本のモジュール芯で仕切ら
    れるようにモジュールの3倍とすると共に、該隣合う柱
    の側面間の空間に3つの外壁パネルを連続して配置して
    成る外壁パネルシステムにおいて、 隣合う柱の側面間の空間に連続して配置する3つの外壁
    パネルがいずれもパネル基体の外面に外装材を取着して
    構成され、 該3つの外壁パネルが、パネル基体の両端部がいずれも
    隣合うモジュール芯より一定寸法内側に位置すると共
    に、外装材がモジュールよりも狭く且つ外装材の横巾の
    中心がモジュール芯間の中心に位置する2つの基本外壁
    パネルと、パネル基体の両端部がいずれも隣合うモジュ
    ール芯より一定寸法外側に位置して前記2枚の基本外壁
    パネル間に配置されると共に、外装材がモジュールより
    も狭く且つ外装材の横巾の中心がモジュール芯間の中心
    に位置する1つの中外壁パネルとで構成され、 上記基本外壁パネル及び中外壁パネルの外装材がいずれ
    も同一横長さとなっていて、隣合う外壁パネルの外装材
    の端部間の目地巾を一定にすることを特徴とする外壁パ
    ネルシステム。
JP35151496A 1996-12-27 1996-12-27 外壁パネルシステム Expired - Fee Related JP2966802B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35151496A JP2966802B2 (ja) 1996-12-27 1996-12-27 外壁パネルシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35151496A JP2966802B2 (ja) 1996-12-27 1996-12-27 外壁パネルシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10183825A JPH10183825A (ja) 1998-07-14
JP2966802B2 true JP2966802B2 (ja) 1999-10-25

Family

ID=18417809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35151496A Expired - Fee Related JP2966802B2 (ja) 1996-12-27 1996-12-27 外壁パネルシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2966802B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10183825A (ja) 1998-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2649586B2 (ja) 集成用ブロック
CA1156485A (en) Spacer extender
US4559748A (en) Pre-formed building systems
JP2966802B2 (ja) 外壁パネルシステム
US20040244309A1 (en) Modular construction system
JP3194724B2 (ja) 建物の壁構造及び建物の壁の構築方法
JP2633149B2 (ja) 台形ユニット
JP2006207340A (ja) パネル組み立て式パーティション
JPS61196058A (ja) 回り用階段ユニツト
JP3169290B2 (ja) 建物の壁
JPH07102685A (ja) 壁パネル及び壁パネル用枠体
JP3401313B2 (ja) 間仕切り固定構造
JP3108275B2 (ja) 工業化建物の壁構造及びその施工方法
JPS6339727Y2 (ja)
JP3679748B2 (ja) 木構造における耐震性フレーム
JP3161566B2 (ja) 床の構造
JP2731731B2 (ja) 軒天井パネル
JP3384830B2 (ja) 屋根構造
JP2502415B2 (ja) パネル工法建物用パネルの枠組みフレ―ムの組立連結構造
JPH0913536A (ja) 外壁コーナ部の構造
JPS6224648Y2 (ja)
JPS5838817Y2 (ja) 壁パネル
JP2930673B2 (ja) 屋外梁
JP2807207B2 (ja) 外壁パネル
JPH07158187A (ja) 建物の施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990803

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070813

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140813

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees