JP2966114B2 - ポリフルオロ窒素含有有機化合物 - Google Patents

ポリフルオロ窒素含有有機化合物

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JP2966114B2
JP2966114B2 JP2418558A JP41855890A JP2966114B2 JP 2966114 B2 JP2966114 B2 JP 2966114B2 JP 2418558 A JP2418558 A JP 2418558A JP 41855890 A JP41855890 A JP 41855890A JP 2966114 B2 JP2966114 B2 JP 2966114B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規水変性フルオロケ
ミカル(fluorochemical)窒素含有化合
物、および撥油、撥水および撥汚性、および/または防
汚性を提供するためのその使用、並びに新規水変性フル
オロケミカル窒素含有化合物に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】米国特許3,987,227
は、水不溶性フルオロ脂肪族基含有ウレタン付加物とフ
ルオロ脂肪族基を含まない水不溶性ウレタン付加物との
組合せにより生成した撥汚性および耐汚れ性コーティン
グを有するカーペットを開示している。ウレタン付加物
は、米国特許3,484,281に開示された方法に従
い調製され、イソシアナートが関与する反応にとって当
然の如く、無水条件が維持される。
【0003】米国特許4,264,484は、カーペッ
トを(a)重合性エチレン性不飽和単量体から誘導され
た水不溶性付加重合体、および(b)水不溶性フルオロ
脂肪族基および脂肪族塩素含有カルボン酸もしくはカル
バミン酸エステルの組合せで処理することを開示してい
る。
【0004】米国特許4,340,749は、カーペッ
トをフルオロ脂肪族基および脂肪族塩素含有アルコール
のカルボン酸もしくはカルバミン酸エステルで処理して
防汚性および撥汚性を付与することを開示している。
【0005】米国特許4,401,780は、織物を (a)水不溶性フルオロ脂肪族基および脂肪族塩素含有
エステル、 (b)水不溶性フルオロ脂肪族基含有重合体、および (c)カルボニルイミノ化合物およびイミン化合物から
選択された水不溶性フルオロ脂肪族基含有化合物の混合
物を包含するフルオロケミカル組成物で処理することを
開示している。
【0006】米国特許4,401,780は、ポリフル
オロアルキル含有アルコールを少なくとも3個のイソシ
アナート基を含有する多官能性イソシアナート化合物と
反応させることにより得られた、防汚剤として有用であ
ると述べられているポリフルオロアルキル化合物を開示
している。このポリフルオロアルキル含有化合物に加え
て、非フッ素化化合物最も顕著にはステアリルアルコー
ルをポリイソシアナートと反応させることができる。ポ
リイソシアナートとポリフルオロアルキル含有化合物お
よび非フッ素化化合物との反応は、順次おこなわれる。
水の存在はイソシアナート基に不利であると指摘されて
いるので、これら反応には、実質的に無水の条件が使用
される。
【0007】米国特許4,668,406は、1または
それ以上の1価フルオロ脂肪族基および1またはそれ以
上のビウレット基を含有し、オルガノアミノもしくは酸
基を含有し得るフルオロケミカルビウレットを開示して
いる。このフルオロケミカルビウレットは、繊維基体を
処理して撥油性および撥水性を付与するのに有用である
と述べられている。種々の反応スキームが開示されてい
るが、反応体としての水の使用は開示されていない。実
施例では、反応は窒素下でおこなわれている。
【0008】Br.1,241,505は、織物を処理
するための撥油剤として有用なフルオロカルバメートの
第3アミン塩を開示している。
【0009】米国特許3,201,372は、化学量論
的に過剰のポリイソシアナートをフッ素を含まないポリ
オールと反応させ、ついで得られた遊離イソシアナート
含有プレポリマーを水と反応させて重合体フォームを製
造することを開示している。
【0010】本発明は、繊維、織物等に適用したとき永
続的な撥水、撥油および撥汚(soil−repell
ent)性、および/または防汚(soil−rele
ase)性を繊維基体に付与する新規フルオロケミカル
窒素含有化合物を提供することを課題とする。また、本
発明は、本発明の新規フルオロケミカル化合物で処理さ
れた基体を提供することを課題とする。さらに本発明
は、本発明の化合物を繊維基体に適用して撥水、撥油お
よび撥汚性、および/または防汚性を該基体に付与する
ための方法を提供することを課題とする。加えて、本発
明は、本発明の新規フルオロケミカル化合物を製造する
ための方法を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のポリフルオロ有
機化合物は、分子当り少なくとも1つの尿素結合を有
し、(1)分子当り少なくとも3個のイソシアナート基
を含有する少なくとも1種のポリイソシアナートまたは
その混合物、(2)分子当たり、(a)1またはそれ以
上のツェレビチノフ水素原子(1)を有する単一の官能
基および(b)それぞれが少なくとも2個のフッ素原子
を含有する少なくとも2個の炭素原子を含有するところ
の、少なくとも1種のフルオロケミカル化合物、および
(3)該ポリイソシアナート中の−NCO基の約5%な
いし約60%と反応するに十分な量の水、から誘導され
た化合物を包含する。(注(1)ツェレビチノフらの方
法:活性水素含有有機化合物[−OH,−COOH,−
NH等]をCHMgハライドと反応させて、容量測定
により該化合物の活性水素含有量の定量的評価を与える
ところのCHを遊離させる。第1アミンは、冷所で反
応すると1モルのCHを与え、熱すると通常2モルを
与える[ポール・カルレ(Paul Karrer)著
「有機化学」エルゼビエ(Elsevier)刊193
8、135頁])。好ましい態様において、水の量は、
ポリイソシアナート中のイソシアナート基の約10%な
いし約35%、最も好ましくは、約15%ないし約30
%と反応するに十分なものである。
【0012】各フルオロケミカル化合物が少なくとも2
個の炭素原子を含有し、各炭素原子が少なくとも2個の
フッ素原子を含有する限り、単一の官能基を含有する種
々のフルオロケミカル化合物を使用することができる。
例えば、フルオロケミカル化合物は、式 R−R−X−H (ここで、Rは、それぞれが少なくとも2個のフッ素
原子を含有する少なくとも2個の炭素原子を含有する1
価の脂肪族基、Rは、2価の有機基、kは、0または
1、およびXは、−O−、−S−、または−N(R
(2)、RはH、1ないし6個の炭素原子を含有す
るアルキル基,またはR−R−基)で示すことがで
きる。(注(2);本発明の目的にとって、第1アミン
は、ツェレビチノフらによって定義される1つの活性水
素を提供する、とみなされる)。より具体的な態様にお
いて、単一の官能基を含有するフルオロケミカル化合物
は、式 R−R−R−X−H (ここで、Rおよびkは、上記の通り、Rは、2価の
基:−C2mSO−、−C2mSO−、−S
N(R)−、または−CON(R)−、mは、
1ないし22、Rは、H、または1ないし6個の炭素
原子を有するアルキル、Rは、2価の線状炭化水素
基:−C2n−であって、
【0013】
【化28】
【0014】
【化29】 または
【0015】
【化30】 によって末端キャップされていることもあるもの、n
は、0ないし12、pは、1ないし50、R、R
よびRは、同一または異なり、H、または1ないし6
個の炭素原子を含有するアルキル、およびXは、−O
−、−S−、または−N(R)−、RはH、1ない
し6個の炭素原子を含有するアルキルまたはR−R
−R−基)で示すことができる。より具体的には、R
は、酸素原子が介在することもある、3ないし20個
の炭素原子を有する完全フッ素化直鎖または分岐鎖脂肪
族基である。
【0016】好ましい態様において、単一の官能基を含
有するフルオロケミカル化合物は、式 R(CHX−H (ここで、Xは、−O−、−S−、または−N(R
−、RはH、1ないし6個の炭素原子を含有するアル
キルまたはR−R−R−基、Rは、ペルフルオ
ロアルキル基CFCF(CF(ただし、r
は、2ないし18)の混合物、およびqは、1、2また
は3)で示すことができる。より具体的な態様におい
て、Rは、該ペルフルオロアルキル基CFCF
(CFの混合物であり、rが、2、4、6、
8、10、12、14、16、および18である。好ま
しい態様において、rは、主に4、6および8である
(例えば、例1参照)。他の好ましい態様において、r
は、主に6および8である(例えば、例44参照)。前
者の好ましい態様は、より容易に商業的に入手でき、従
って、より安価であるが、後者は、改善された特定を提
供し得る。
【0017】本発明に使用できる代表的なフルオロ脂肪
族アルコールは、 C2s+1(CHOH (CFCFO(CFCFCHCH
H C2s+1CON(R)(CHOH C2s+1SON(R)(CHOH
【0018】
【化31】 (ここで、sは、3ないし14、tは、1ないし12、
uは、1ないし5、RおよびRの各々は、H、また
は1ないし6個の炭素原子を含有するアルキル)であ
る。
【0019】他の態様において、単一の官能基を含有す
るフルオロケミカル化合物は、式:H(CFCF
CHOH(ここで、wは、1〜10)で示すことが
できる。この後者のフルオロケミカル化合物は、テトラ
フルオロエチレンをメタノールと反応させることによっ
て得られる既知のフルオロケミカル化合物である。さら
に他のそのような化合物は、式CF(CF)CHO
Hを有する1,1,1,2,2,2−ヘキサフルオロイ
ソプロパノールである。
【0020】本発明のさらに他の態様において、単一の
官能基を含有する非フッ素化有機化合物が、1またはそ
れ以上の該フルオロケミカル化合物とともに使用され得
る。通常、ポリイソシアナートのイソシアナート基の約
1%ないし約60%が、そのような非フッ素化化合物の
少なくとも1種と反応する。例えば、該非フッ素化化合
物は、式 R10−R11 −YH (ここで、R10は、C〜C18アルキル、C〜C
18オメガ−アルケニル基またはC〜C18オメガ−
アルケノイル、R11
【0021】
【化32】
【0022】
【化33】 または
【0023】
【化34】 (ただし、R、R、およびRは、同一または異な
り、H、または1ないし6個の炭素原子を有するアルキ
ル基、pは、1ないし50)、Yは、−O−、−S−、
または−N(R)−、RはH、または1ないし6個
の炭素原子を含有するアルキルkおよびpは、上記の通
り)で示すことができる。例えば、非フッ素化化合物
は、アルカノール、またはポリ(オキシアルキレン)グ
リコールのモノアルキルもしくはモノアルケニルエーテ
ルであり得る。そのような化合物の具体例は、ステアリ
ルアルコール、ポリオキシエチレングリコールのモノメ
チルエーテル、ポリオキシエチレングリコールのモノア
リルもしくはメタアリルエーテル、ポリオキシエチレン
グリコールのモノメタクリル酸もしくはアクリル酸エス
テルを含む。
【0024】3個またはそれ以上のイソシアナート基を
有するいずれものポリイソシアナートも本発明に使用で
きる。例えば、式
【0025】
【化35】 (ただし、xは、1またはそれ以上の整数、好ましくは
1ないし8)を有するヘキサメチレンジイソシアナート
単独重合体を使用することができる。その商業的入手性
故に、該ヘキサメチレンジイソシアナート単独重合体の
混合物が、本発明に好ましい。また、式
【0026】
【化36】 (ただし、R12は、2価の炭化水素基、好ましくは、
脂肪族、脂環族、芳香族またはアリール脂肪族基)で示
される炭化水素ジイソシアナート由来イソシアヌレート
三量体も好ましい。例えば、R12は、ヘキサメチレ
ン、トルエンまたはシクロヘキシレンであり得、前者が
好ましい。本発明に有用な他のポリイソシアナートは、
3モルのトルエンジイソシアナートを1,1,1−トリ
ス−(ヒドロキシメチル)−エタンまたは1,1,1−
トリス−(ヒドロキシメチル)−プロパンと反応させる
ことによって得られるものである。トルエンジイソシア
ナートのイソシアヌレート三量体、および3−イソシア
ナトメチル−3,4,4−トリメチルシクロヘキシルイ
ソシアナートのそれも、メチン−トリス−(フェニルイ
ソシアナート)と同様、本発明に有用なポリイソシアナ
ートの他の例である。同様に本発明に有用なものは、式
【0027】
【化37】 で示されるポリイソシアナートである。
【0028】本発明のポリフルオロ有機化合物は、
(1)分子当り少なくとも3個のイソシアナート基を含
有する少なくとも1種のポリイソシアナートまたはその
混合物を(2)分子当たり、(a)1またはそれ以上の
ツェレビチノフ水素原子を有する単一の官能基および
(b)それぞれが少なくとも2個のフッ素原子を含有す
る少なくとも2個の炭素原子を含有するところの、少な
くとも1種のフルオロケミカル化合物と反応させること
によって製造される。しかる後、残存するイソシアナー
ト基を水と反応させて1またはそれ以上の尿素結合を生
成させる。通常、イソシアナート基の約40%ないし約
95%が、水をポリイソシアナートと反応させる前に、
反応されている。言い換えれば、水の量は、一般に、ポ
リイソシアナート中のイソシアナート基の約5%ないし
約60%と反応するに十分なものである。好ましくは、
イソシアナート基の約60%ないし90%が、水をポリ
イソシアナートと反応させる前に、反応しており、最も
好ましくは、水とポリイソシアナートとの反応前に、イ
ソシアナート基の約70%ないし85%が反応してい
る。かくして、好ましい態様において、水の量は、イソ
シアナート基の約10%ないし約35%、最も好ましく
は、約15%ないし30%と反応するに十分なものであ
る。
【0029】1つの態様では、水−変成されたフルオロ
ケミカルカルバメートが、デスモジュール(Desmo
dur)N−100、デスモジュールN−3200、デ
スモジュールN−3300又はその混合物と、1つの多
官能基を含むペルフルオロアルキル化合物の化学量論的
不足量との、次いで水との一連の触媒反応により製造さ
れた。デスモジュールN−100及びデスモジュールN
−3200は、モベイ(Mobey)社から市販されて
いるヘキサメチレンジイソシアネートホモポリマーであ
る。両者は、恐らく米国特許第3,124,605号に
記載されたプロセスにより製造され、恐らく下記化20
により表すことができる、モノ、ビス、トリス、テトラ
及びより高次の誘導体の混合物を与える。
【0030】
【化38】 (式中、xは1又はそれより大きい整数、好ましくは1
〜8である) デスモジュールN−100の典型的NCO含量は、SR
Iインターナショナルレポート(イソシアネートNo.
1D、1983年7月、第279頁)にリストされた次
の組成を有するヘキサメチレンジイソシアネートホモポ
リマーに近い物質である。
【0031】 その平均当量重量およびNCO含量に基づき、デスモジ
ュールN−3200のビス、トリス、テトラ等の比較含
量は、N−100生成物のそれより低くあるべきであ
る。デスモジュールN−3200は、下記化21により
表わすことができるヘキサメチレンジイソシアネートか
ら誘導されたイソシアヌレートトリマーである。
【0032】
【化39】 水変成されたフルオロケミカルカルバメートは、典型的
には、最初にポリイソシアネート、ペルフルオロアルキ
ル化合物、および乾燥メチルイソブチルケトン(MIB
K)のような有機溶媒を反応容器に導入することにより
製造される。添加の順序は臨界的ではない。導入された
脂肪族ポリイソシアネート及びペルフルオロアルキル化
合物の特定の重量は、それらの当量重量及び反応容器の
作業容量に依存し、導入されたすべてのツェレビチノフ
活性水素が全NCO基導入量の40〜95%の所望の値
の量と反応するように調整される。乾燥溶媒の重量は、
典型的には全導入重量の15−30%である。導入物は
窒素の下で攪拌され、40−70℃に加熱される。触
媒、典型的にはジブチル錫ジラウレートそれ自体、又は
メチルイソブチルケトン(MIBK)溶液として、導入
量に応じた量ではあるが少量、例えばポリイソシアネー
ト10,000部当り1〜2部、添加される。生じた発
熱の後、混合物を65〜105℃の温度で、触媒添加の
時から2−20時間攪拌し、次いでその温度を55〜9
0℃に調整した後、水自体又は湿ったMIBKにより追
加の1〜20時間処理する。得られた生成物は、貯蔵及
び/又は製造されたものとして使用することができ、又
は更に溶媒により希釈、又は通常の技術によりエマルジ
ョンに変換された後、分散液は界面活性剤により安定化
される。他の場合には、例えば実施例53のように界面
活性剤を用いることなく安定なエマルジョン又は分散液
を製造することができる。
【0033】本発明の生成物の適用に適切な基体は、フ
ィルム、ファイバー、ヤーン、ファブリック、カアーペ
ット、及び他の物体である。他の物体とは、天然、変成
された天然、又は合成ポリマー材料製の、又はこれらの
繊維質材料の混合物、及び毛管現象によりその表面又は
その隙間のいずれかに低界面張力液体を吸収又は移動さ
せる気孔質材料製の物体である。その特定の代表例は、
木綿、絹、再生セルロース、ナイロン、ファイバー形成
線状ポリエステル、ファイバー形成ポリアクリロニトリ
ル、硝酸セルロース、酢酸セルロース、エチルセルロー
ス、紙、ファイバーグラス、圧縮木材又は他の硬化した
木材複合体、金属、上薬が施されていない磁器、気孔質
コンクリート等である。染色された、及び染色されてい
ない木綿繻子、ポプリン、広幅織り布、ジーンズ、ギャ
バジン等は、高い撥油性及び撥水性を有し、熱、空気、
及び光の作用により比較的影響を受けない生成物を提供
する本発明の組成物による処理に特に適している。これ
ら材料は、本発明の生成物による撥油性及び撥水性を、
洗濯及びドライクリーニング後も保持せしめている。本
発明の新規な化合物は、繊維質および非繊維質物質に、
撥油性、撥水性、撥汚性、及び/又は汚れ放出性(防汚
性)を付与する。
【0034】本発明によれば、2種の基材に特に関心が
ある。それらの1つは、カーペット地、特にナイロンカ
ーペット地であり、これに対して本発明の新規な組成物
がはつ油性、はっ水性及び防汚性を付与するために付着
される。汚れ落ち性を付与するために本発明の組成物を
付着するのが特に有利な他種の基材は、ポリアミド繊維
(例えばナイロン)、綿、及びポリエステルと綿とのブ
レンドから調製されたもの、特にテーブルクロス、ウォ
ッシャブルなユニフォームなどに使用されるような基材
を含む。特に関心があるのは、ポリアミドのカーペット
地、例えばナイロンのカーペット地であり、これに対し
て例26に示された好ましい具体例がはつ油性、はっ水
性及び防汚性を付与するために付着される。他の好まし
い具体例においては、例53で例示された新規な組成物
が汚れ落ち性を付与するために織物に付着される。
【0035】本発明の組成物は多くの慣用的な方法によ
り適当な基材に付着される。エンドユーズのカーペット
地には、通常のベック染色法、連続染色法、又はスレッ
ドライン塗布により、それらを付着することができる。
ウォッシャブルな衣類織物ヘの付着には、本発明の組成
物は、例えば水性の分散液又は有機溶媒溶液から、ブラ
シング、ディッピング、スプレーイング、パディング、
ロール・コーティング、フォーミングなどにより付着す
ることができる。本発明の組成物は、基材そのもの、又
は他の織物又はフッ素系仕上げ剤、加工助剤、潤滑剤、
防汚剤などとの組み合わせに対して付着することができ
る。また、この組成物は、はつ油/はっ水性及び汚れ落
ち性を有し、かつ繊維又は織物に付着される他の薬品と
ブレンドすることもできる。この組成物は、染色された
又は染色されていないカーペット地及び他の織った基材
に付着することができる。
【0036】化学量論的に過剰のポリイソシアネートを
用いることは、フッ素化された又はフッ素化されていな
い有機化合物の完全な反応を保証する。この反応は、引
き続く水との反応と結びつき、従来の製品と比較して、
特にテーブルクロス、ユニフォームなどのウォッシャブ
ルな織物だけでなくカーペット地を処理するのに用いた
場合に、改善された性質を有する本発明の製品を与え
る。更に、本発明のこれらの観点は、未反応の有機化合
物を除去する必要もなくする。したがって、本発明は本
質的なプロセス上の利点を与え、またより純度及び均一
性が高い製品を与える。
【0037】以下の例においては、以下に記述される試
験が用いられた。
【0038】試験No.1−洗たく安定性ナイロン66
のニット織物を、フッ素化合物のフレオン−113/ア
セトン(重量部で1/6)溶液で、約700ppm(繊
維の重量に関して)のフッ素を有する均一な被覆を得る
ように、パディングした。空気乾燥した織物試料を、2
分間、循環エアオーブン中、394Fでアニールし、次
にフッ素分析のために見本切れを採取するとともに、残
りは5種の標準的な家庭用洗たくサイクルを施しフッ素
含有量及び(いくつかの試料では)はつ油/はっ水性を
再分析した。家庭用洗たくは、「ケンモア」(Kenm
ore)洗たく機中、40℃で、洗たく容量当り28g
の「タイド」(Tide)洗剤を用いて行い、引き続き
中程度にセットされた自動乾燥機中で40分間乾燥し
た。
【0039】試験No.2−はつ油/はっ水性 最も低い番号の試験液(はっ水性等級番号No.1)か
ら始めて、少なくとも5mm離れた3個所に一滴(おお
よそ5mm径又は体積で0.05ml)ずつ滴下する。
はっ水性試験のために10分間、はつ油性試験のために
30分間、液滴を観察する。これらの時間間隔の終り
に、3つの液滴のうち2つが、液滴の周りにウィッキン
グなしに円形状又は半円形状のままであれば、次に高い
番号の試験液3滴を隣接する位置に滴下して、特定の時
間再び観察する。試験液の1つで、3つの液滴のうち2
つが円形状又は半円形状を保持しなくなる、すなわちぬ
れ又はウィッキングが起こるまで、この処理が続けられ
る。ヤーン、織物又はカーペットのそれぞれのはつ油性
の等級及びはっ水性の等級は、特定の時間ウィッキング
なしに3つの液滴のうち2つが円形状又は半円形状を保
持している最も高い番号の試験液である。
【0040】 以下の例で示されていなければ、フッ素化された反応物
は、前述した式:F(CFCHCHOHを有
するパーフルオロアルキルエチルアルコールの混合物
(FA)及び/又は式:F(CFCHCH
NHを有するパーフルオロアルキルプロピルアミ
ンの混合物である。ここで、各式中のyは優先的に6、
8又は10である。このようなフルオロアルコール又は
アミンの典型的な混合物において、この組成物はそれら
のF(CF基に関しておおよそ以下の組成を有し
ている。
【0041】
【0042】はつ油及びはっ水性は、表1及び表2中で
「O/W」という見出しで与えられる。いくつかの例に
おいては、前述した二段階処理が用いられる。この二段
階処理では、少なくとも3個のNCO基を含むポリイソ
シアネートを、パーフルオロアルキルアルコール及び/
又はアミンと反応させて中間生成物を得る。この中間生
成物中では、パーフルオロアルキルとイソシアネート基
を含む部分とは、それぞれウレタン又は尿素結合によっ
て結合している。他の例においては、単官能基を含むフ
ッ素化されていない有機化合物を、ポリイソシアネート
に加えてフルオロアルコール及び/又はフルオロアミン
とともに反応させる。引き続く水と残存したNCO基と
の反応は、以下の式1の反応経路の一方又は両方によ
り、尿素結合で結合された生成物を優先的に生成すると
推定される。
【0043】
【式1】 2つの経路のいずれでも反応する水は、二官能のゼレウ
ィチノフ活性水素化合物として作用する。合成混合物に
添加される水の量は、残存するNCO基の数に対して添
加されるゼレウィチノフ活性水素の量、すなわち比によ
って記述するのが便利である。2つの経路の化学量論を
満足するために要求される理論的な水の比は、1.0で
ある。 例1 ジ−n−ブチルアミン滴定法分析によって22.05%
のNCO基を含むヘキサメチレンジイソシアネートホモ
ポリマー(デスモジュールN−100)、装入NC0基
の95.1%と反応するのに十分な量のパーフルオロア
ルキルエチレンアルコール混合物(FA)、及び全装入
重量の24.1%の量の乾燥MIBKは反応容器に添加
され、窒素下で撹拌され、70℃で加熱され、更にジブ
チル錫ジラウレートの触媒が添加された。結果として発
熱を生じた後、前記反応混合物は触媒添加時点から約8
0℃、2時間撹拌され、つづいて湿潤MIBKで8.9
6の水比にて処理された。前記希釈された混合物は、約
65℃で追加的に2.5時間撹拌された。テスト1、2
に準じてはつ油性及びはっ水性(O/W)を試験したと
ころ、生成物は7/6の比であった。 例2−5 表1に示す変更で例1の手順を繰り返した。
【0044】 例6 ジ−n−ブチルアミン滴定法分析によって22.6%の
NCO基を含むヘキサメチレンジイソシアネートホモポ
リマー(デスモジュールN−100)、装入NCO基の
59.9%と反応するのに十分な量のパーフルオロアル
キルエチレンアルコール混合物(FA)、及び全装入重
量の22.4%の量の乾燥MIBKはを反応容器に添加
され、窒素下で撹拌され、69℃で加熱され、更にジブ
チル錫ジラウレートの触媒が添加された。結果として発
熱を生じた後、前記反応混合物は触媒添加時点から約8
0℃、2時間撹拌され、つづいて65℃まで冷却され、
湿潤MIBKで1.00の水比にて処理された。前記希
釈された混合物は、約65℃で追加的に17.5時間撹
拌された。生成物は、6/6のO/W比を有していた。 例7−10 表2に示す変更で例6の手順を繰り返した。
【0045】 例11 ジ−n−ブチルアミン滴定法分析によって21.65%
のNCO基を含むイソシアネートトリマーで誘導された
ヘキサメチレン(デスモジュールN−3300)、装入
NCO基の59.9%と反応するのに十分な量のパーフ
ルオロアルキルエチレンアルコール混合物(FA)、及
び全装入重量の22.1%の量の乾燥MIBKは反応容
器に添加され、窒素下で撹拌され、59℃で加熱され、
更にジブチル錫ジラウレートの触媒が添加された。結果
として発熱を生じた後、前記反応混合物は触媒添加時点
から約80℃、4.25時間撹拌され、つづいて湿潤M
IBKで1.58の水比にて処理された。前記希釈され
た混合物は、約65℃で追加的に17時間撹拌された。 例12−14 表3に示す変更で例6の手順を繰り返した。
【0046】 例15 ジ−n−ブチルアミン滴定法分析によってそれぞれ2
2.51%、21.65%のNCO基を含むヘキサメチ
レンジイソシアネートホモポリマー(デスモジュールN
−3200)およびイソシアネートトリマーで誘導され
たヘキサメチレン(デスモジュールN−3300)は、
全NCO基装入の69.9%と反応するのに十分な量の
パーフルオロアルキルエチレンアルコール混合物(F
A)及び全装入重量の22.2%の量の乾燥MIBKと
共に、ビウレット混合物が装入全NCO基の74.9%
に寄与される相対量で反応容器に装入された。前記混合
物は、窒素下で撹拌され、69℃で加熱され、更にジブ
チル錫ジラウレートの触媒が添加された。結果として発
熱を生じた後、前記反応混合物は触媒添加時点から約8
0℃、2時間撹拌され、つづいて湿潤MIBKで2.4
4の水比にて処理された。前記希釈された混合物は、約
65℃で追加的に4時間撹拌された。 例16 ビウレット混合物が装入全NCO基の87.6%に寄与
される以外、例15の手順を繰り返した。 例17 ジ−n−ブチルアミン滴定法分析によって22.54%
のNCO基を含むヘキサメチレンジイソシアネートホモ
ポリマー(デスモジュールN−3200)、装入全NC
O基の59.9%と反応するのに十分な量のパーフルオ
ロアルキルエチレンアルコール混合物(FA)、装入全
NCO基の10.0%と反応するのに十分な量のパーフ
ルオロアルキルアミン混合物、及び全装入重量の21.
9%の量の乾燥MIBKは反応容器に添加され、窒素下
で撹拌され、57℃で加熱され、更にジブチル錫ジラウ
レートの触媒がを添加された。結果として発熱を生じた
後、前記反応混合物は触媒添加時点から約80℃、3.
25時間撹拌され、つづいて湿潤MIBKで1.25の
水比にて処理された。前記希釈された混合物は、約65
℃で追加的に17.5時間撹拌された。 例18 生成物は、パーフルオロアルキルエチレンアルコール混
合物(FA)およびパーフルオロアルキルアミン混合物
がそれぞれ装入全NCO基の50.0%、20.0%と
反応するに十分な量で添加された以外、例17の手順に
よって調製された。 例19 ジ−n−ブチルアミン滴定法分析によって22.66%
のNCO基を含むヘキサメチレンジイソシアネートホモ
ポリマー(デスモジュールN−3200)、装入NCO
基の70.1%と反応するのに十分な量のパーフルオロ
アルキルエチレンアルコール混合物(FA)、及び全装
入重量の22.9%の量の乾燥MIBKは反応容器に添
加され、窒素下で撹拌され、60℃で加熱され、更にジ
ブチル錫ジラウレートの触媒が添加された。結果として
発熱を生じた後、前記反応混合物は触媒添加時点から約
80℃、3時間撹拌され、つづいて61℃まで冷却さ
れ、水で38.62の水比にて処理された。前記処理さ
れた混合物は、約65℃で追加的に17時間撹拌され
た。 例20 生成物は、第2工程において22.8%のMIBK、触
媒が添加された時点で57℃の温度、1.00の水比、
18時間の反応期間の条件とし、例17の手順によって
ジ−n−ブチルアミン滴定法分析で22.60%のNC
O基を含むヘキサメチレンジイソシアネートホモポリマ
ー(デスモジュールN−3200)から調製された。 例21 ジ−n−ブチルアミン滴定法分析によって22.53%
のNCO基を含むヘキサメチレンジイソシアネートホモ
ポリマー(デスモジュールN−3200)、装入NCO
基の69.8%と反応するのに十分な量のパーフルオロ
アルキルエチレンアルコール混合物(FA)、及び全装
入重量の22.2%の量の乾燥MIBKは反応容器に添
加され、窒素下で撹拌され、65℃で加熱され、更にジ
ブチル錫ジラウレートの触媒がを添加された。結果とし
て発熱を生じた後、反応混合物は触媒添加時点から約8
0℃、2時間撹拌され、つづいて3つの約等量部の水で
1/2時間間隔にて1.43の水比に相当する総量とな
るように処理された。前記処理させた混合物は、最初の
水の添加から約80℃で4時間撹拌された。
【0047】例 22 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による13.69%の
NCO基を含んだ、乾燥メチルイソブチルケトン溶液中
のヘキサメチレンジイソシアネート・ホモポリマー(D
esmodur N−3200)と、50%のNCO基
チャージと反応するに充分な量のパーフルオロアルキル
エチルアルコール混合物(FA)とを反応容器に加え
た。窒素下に撹拌し、62℃に加熱したところで、触媒
量のジブチル錫ジラウレートを添加した。これによる発
熱の後、触媒添加時から2時間約80℃で反応混合物を
撹拌し、次いで、水比率0.99に等しい量の湿潤MI
BKで処理した。この稀釈混合物を、約65℃で更に1
8時間撹拌した。生成物のO/W比は5/8であった。
【0048】例 23〜27 下記表4に記載した変更を伴って、例22の手順を繰り
返した。
【0049】 例 28 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による13.69%の
NCO基を含んだ、乾燥メチルイソブチルケトン溶液中
のヘキサメチレンジイソシアネート・ホモポリマー(D
esmodur N−3200)と、70%のNCO基
チャージと反応するに充分な量のパーフルオロアルキル
エチルアルコール混合物(FA)と、20.0%のNC
O基チャージと反応するに充分な量の1−オクタデカノ
ール(スレリルアルコール)とを反応容器に加えた。窒
素下に撹拌し、62℃に加熱したところで、触媒量のジ
ブチル錫ジラウレートを添加した。これによる発熱の
後、触媒添加時から2時間約80℃で反応混合物を撹拌
し、次いで、7.41の水比率に等しい量の湿潤MIB
Kで処理した。この稀釈混合物を、約65℃で更に17
時間撹拌した。
【0050】例 29 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による13.66%の
NCO基を含んだ、乾燥MIBK溶液中のヘキサメチレ
ンジイソシアネート・ホモポリマー(Desmodur
N−3200)と、75%のNCO基チャージと反応
するに充分な量のパーフルオロアルキルエチルアルコー
ル混合物(FA)と、20.0%のNCO基チャージと
反応するに充分な量で且つ平均分子量750のポリ(オ
キシエチレン)グリコールのモノエチルエーテル(MP
EG 750)とを反応容器に加えた。窒素下に撹拌
し、62℃に加熱したところで、触媒量のジブチル錫ジ
ラウレートを添加した。これによる発熱の後、触媒添加
時から2時間約80℃で反応混合物を撹拌し、次いで、
21.09の水比率に等しい量の湿潤MIBKで処理し
た。この稀釈混合物を、約65℃で更に2時間撹拌し
た。
【0051】例 30 MPEG 750の量を10%のNCO基チャージと反
応するに充分な量とし、水比率を6.02とした点を除
き、例29の手順を繰り返した。
【0052】例 31 MPEG 750の量を5%のNCO基チャージと反応
するに充分な量とし、水比率を4.11とした点を除
き、例29の手順を繰り返した。
【0053】例 32 FAの量を73%のNCO基チャージと反応するに充分
な量とし、MPEG750の量を2%のNCO基チャー
ジと反応するに充分な量とし、水比率を3.05とした
点を除き、例29の手順を繰り返した。
【0054】例 33 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による13.52%の
NCO基を含んだ、乾燥MIBK溶液中のヘキサメチレ
ンジイソシアネート・ホモポリマー(Desmodur
N−3200)と、40%のNCO基チャージと反応
するに充分な量のパーフルオロアルキルエチルアルコー
ル混合物(FA)とを反応容器に加えた。窒素下に撹拌
し、60℃に加熱したところで、触媒量のジブチル錫ジ
ラウレートを添加した。これによる発熱の後、触媒添加
時から2時間約80℃で反応混合物を撹拌した。次い
で、1.05:1の水比率に等しい量の湿潤MIBKで
処理した。この稀釈混合物を、約65℃で更に2時間撹
拌した。
【0055】例 34 FAの量を45%のNCO基チャージと反応するに充分
な量とし、温度を62℃とし、水比率を1.07とした
点を除き、例29の手順を繰り返した。
【0056】例 35 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による13.66%の
NCO基を含んだ、乾燥MIBK溶液中のヘキサメチレ
ンジイソシアネート・ホモポリマー(Desmodur
N−3200)と、95.0%のNCO基チャージと
反応するに充分な量のパーフルオロアルキルエチルアル
コール混合物(FA)とを反応容器に加えた。窒素下に
撹拌し、60℃に加熱したところで、触媒量のジブチル
錫ジラウレートを添加した。これによる発熱の後、触媒
添加時から2時間約80℃で反応混合物を撹拌した。次
いで、18.78の水比率に等しい量の湿潤MIBKで
処理した。この稀釈混合物を、約85℃で更に2時間撹
拌した。
【0057】例 36 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による13.52%の
NCO基を含んだ、乾燥MIBK溶液中のヘキサメチレ
ンジイソシアネート・ホモポリマー(Desmodur
N−3200)と、80.0%のNCO基チャージと
反応するに充分な量の2,2,2,3,3,3−ヘキサ
フルオロイソプロパノールとを反応容器に加え、窒素下
に撹拌した。これによる発熱の後、反応混合物を63℃
に加熱したところで、触媒量のジブチル錫ジラウレート
を添加した。この反応混合物を更に約80℃に加熱し、
触媒添加時から2時間この温度を保持した。次いで、
1.85の水比率に等しい量の湿潤MIBKで処理し
た。この稀釈混合物を、約65℃で更に2時間撹拌し
た。
【0058】例 37 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による13.52%の
NCO基を含んだ、乾燥MIBK溶液中のヘキサメチレ
ンジイソシアネート・ホモポリマー(Desmodur
N−3200)と、75.0%のNCO基チャージと
反応するに充分な量の2,2,3,3−テトラフルオロ
−1−プロパノールとを反応容器に加えた。窒素下に撹
拌し、60℃に加熱したところで、触媒量のジブチル錫
ジラウレートを添加した。これによる発熱の後、この反
応混合物を触媒添加時から2時間約80℃で撹拌した。
次いで、1:1の水比率に等しい量の湿潤MIBKで処
理した。この稀釈混合物を、約65℃で更に2時間撹拌
した。
【0059】例 38 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による22.54%の
NCO基を含んだヘキサメチレンジイソシアネート・ホ
モポリマー(Desmodur N−3200)と、全
NCO基チャージの70%と反応するに充分な量のN−
メチル−N−エタノールパーフルオロオクタンスルホン
アミドと、全チャージの22.3%に等しい量の乾燥M
IBKとを反応容器に加えた。窒素下に撹拌し、触媒添
加時から3時間60℃に加熱した。次いで、1.36の
水比率に等しい量の湿潤MIBKで処理した。この稀釈
混合物を、約65℃で更に17.5時間撹拌した。
【0060】例 39 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による22.54%の
NCO基を含んだヘキサメチレンジイソシアネート・ホ
モポリマー(Desmodur N−3200)と、全
NCO基チャージの69.9%と反応するに充分な量の
N,N−ビス−(パーフルオロオクチルエチル)−アミ
ンと、全チャージの22.5%に等しい量の乾燥MIB
Kとを反応容器に加えた。窒素下に撹拌し、72℃に加
熱したところで触媒量のジブチル錫ジラウレートを添加
した。この反応混合物を、反応混合物成分を反応容器に
チャージした時点から約21時間、約80℃で撹拌し
た。次いで、初期チャージ重量の49.0%に等しい量
のMIBKで稀釈し、1.16の水比率に等しい量の水
で処理した。この処理された混合物を、約67℃で更に
6時間撹拌した。
【0061】例 40 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による22.70%の
NCO基を含んだヘキサメチレンジイソシアネート・ホ
モポリマー(Desmodur N−3200)と、全
NCO基チャージの69.7%と反応するに充分な量の
N−プロピル−3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,9,9,10,10,10−ヘキサデカフルオ
ロ−2−デセン−1−アミン(約1.4%のN−パーフ
ルオロオクチルエチル−N−プロピルアミンを含む)
と、全チャージ重量の17.5%に等しい量の乾燥MI
BKとを反応容器に加え、窒素下に撹拌した。これによ
る発熱の後、反応混合物の温度を約80℃に調節し、反
応混合物成分を反応容器にチャージした時点から約2時
間、反応混合物を撹拌した。次いで、1.38の水比率
に等しい量の湿潤MIBKを添加し、この稀釈混合物
を、約65℃で更に3.25時間撹拌した。
【0062】例 41 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による22.70%の
NCO基を含んだヘキサメチレンジイソシアネート・ホ
モポリマー(Desmodur N−3200)と、全
NCO基チャージの79.1%と反応するに充分な量の
N−プロピル−3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,9,9,10,10,10−ヘキサデカフルオ
ロ−2−デセン−1−アミン(約1.4%のN−パーフ
ルオロオクチルエチル−N−プロピルアミンを含む)
と、全チャージ重量の21.0%に等しい量の乾燥MI
BKとを反応容器に加え、窒素下に撹拌した。これによ
る発熱の後、反応混合物の温度を約80℃に調節し、反
応混合物成分を反応容器にチャージした時点から約2時
間、反応混合物を撹拌した。次いで、2.00の水比率
に等しい量の湿潤MIBKを添加し、この混合物を約6
5℃で更に3.25時間撹拌した。
【0063】例 42 ジ−N−ブチルアミン滴定分析法による13.66%の
NCO基を含んだ、乾燥MIBK溶液中のヘキサメチレ
ンジイソシアネート・ホモポリマー(Desmodur
N−3200)と、47.6%のNCO基チャージと
反応するに充分な量のパーフルオロアルキルエチルアル
コール混合物(FA)と、40.0%のNCO基チャー
ジと反応するに充分な量で且つ平均分子量550のポリ
(オキシエチレン)グリコールのモノアリルエーテルと
を反応容器に加えた。窒素下に撹拌し、65℃に加熱し
たところで、触媒量のジブチル錫ジラウレートを添加し
た。これによる発熱の後、触媒添加時から2時間約80
℃で反応混合物を撹拌し、次いで、7.47の水比率に
等しい量の湿潤MIBKで処理した。この稀釈された反
応混合物を、約65℃で更に22時間撹拌した。
【0064】例 43 乾燥MIBK溶液中の、13.86%のNCO基(ジ−
N−ブチルアミン滴定法分析による)を有するヘキサメ
チレンジイソシアネートホモポリマー(Desmodu
r N−3200)、NCO基チャージの43.6%と
反応するに十分な量のペルフルオロアルキルエチルアル
コール(FA)およびNCO基チャージの42.8%と
反応するに十分な量のポリ(オキシエチレン)グリコー
ル(平均分子量750(MPEG 750))のモノメ
チルエーテルを反応容器に入れた。これを、窒素の存在
下で撹拌して63℃に加熱し、触媒量のジブチル錫ジラ
ウレートを添加した。発熱が生じた後、この反応混合物
を、触媒添加の時点から2時間約90℃で撹拌し、その
後、水比9.03に等しい量の湿潤MIBKで処理し
た。この希釈反応混合物を約65℃でさらに2時間撹拌
した。
【0065】例 44 乾燥MIBK溶液中の、13.82%のNCO基(ジ−
N−ブチルアミン滴定法分析による)を有するヘキサメ
チレンジイソシアネートホモポリマー(Desmodu
r N−3200)、およびNCO基チャージの74.
3%と反応するに十分な量のペルフルオロアルキルエチ
ルアルコール混合物(FNA)を反応容器に入れた。
これを、窒素の存在下で撹拌して61℃に加熱し、触媒
量のジブチル錫ジラウレートを添加した。発熱が生じた
後、この反応混合物を、触媒添加の時点から2時間約8
0℃で撹拌し、その後、水比1.74に等しい量の湿潤
MIBKで処理した。この希釈反応混合物を約65℃で
さらに2時間撹拌した。*式F(CFCHCH
OH(zは主に8および10)で表わされるペルフル
オロアルキルエチルアルコール混合物。その典型的な混
合物においては、フルオロアルコールは、それらのF
(CH基に関連して下記に示す凡その組成を有し
ている。
【0066】 例 45 乾燥MIBK溶液中の、13.86%のNCO基(ジ−
N−ブチルアミン滴定法分析による)を有するヘキサメ
チレンジイソシアネートホモポリマー(Desmodu
r N−3200)、NCO基チャージの75.0%と
反応するに十分な量のペルフルオロアルキルエチルアル
コール混合物(FNA)およびNCO基チャージの2
0.0%と反応するに十分な量のポリ(オキシエチレ
ン)グリコール(平均分子量350)のモノメチルエー
テルを反応容器に入れた。これを、窒素の存在下で撹拌
して65℃に加熱し、触媒量のジブチル錫ジラウレート
を添加した。発熱が生じた後、この反応混合物を、触媒
添加の時点から2時間約80℃で撹拌し、その後、水比
20.91に等しい量の湿潤MIBKで処理した。この
希釈反応混合物を約65℃でさらに2時間撹拌した。
【0067】例 46 メタ−テトラメチルキシレンジイソシアネート(33.
88%NCO基、ジ−N−ブチルアミン滴定法分析によ
る)および1,1,1−トリス−(ヒドロキシメチル)
エタンのモル比3/1の乾燥MIBK溶液を窒素の存在
下で撹拌して70℃に加熱し、触媒量のジブチル錫ジラ
ウレートを添加した。発熱が生じた後、この反応混合物
を、触媒添加の時点から1.5時間約80℃で撹拌し、
1.5時間にわたって49℃に冷却した。この混合物
に、残留NCO基チャージの70%と反応するに十分な
量のペルフルオロアルキルエチルアルコール混合物(F
A)を添加した。触媒量のジブチル錫ジラウレートをさ
らに添加し、得られた混合物を、フルオロアルコール混
合物添加の時点から3時間約80℃で撹拌した。その
後、水比1.62に等しい量の湿潤MIBKで処理し
た。この希釈反応混合物を約65℃でさらに16時間撹
拌した。
【0068】例 47 12.56%のNCO基チャージ(ジ−N−ブチルアミ
ン滴定法分析による)を有し、トルエンジイソシアネー
トおよび1,1,1−トリス−(ヒドロキシメチル)プ
ロパンから誘導される3官能性ポリイソシアネート(M
ondur CB−75)、NCO基チャージの59.
6%と反応するに十分な量のペルフルオロアルキルエチ
ルアルコール混合物(FA)および全チャージ重量の1
0.8%と等しい量の乾燥MIBKを反応容器に入れ
た。これを窒素の存在下で撹拌して68℃に加熱し、触
媒量のジブチル錫ジラウレートを添加した。発熱が生じ
た後、この反応混合物を、触媒添加の時点から2時間約
80℃で撹拌した。その後、水比1.38に等しい量の
MIBKで処理した。この希釈混合物を約65℃でさら
に4時間撹拌した。
【0069】例 48ないし50 表5に示す変更を加えて例47の手順を繰り返した。
【0070】 例 51 それぞれ22.71%および12.56%のNCO基
(ジ−N−ブチルアミン滴定法分析による)を有するヘ
キサメチレンジイソシアネートホモポリマー(Desm
odur N−3200)およびトルエンジイソシアネ
ートと1,1,1−トリス(ヒドロキシメチル)プロパ
ンとから誘導される3官能性ポリイソシアネート(Mo
ndur CB−75)を、ヘキサメチレンジイソシア
ネートホモポリマーが全NCO基チャージの75%に寄
与するような相対的な量で反応容器に入れた。その際、
全NCO基チャージの69.9%と反応するに十分な量
のペルフルオロアルキルエチルアルコール(FA)、お
よび全チャージ重量の21.9%に等しい量の乾燥MI
BKを同時に添加した。この混合物を窒素の存在下で撹
拌して64℃に加熱し、触媒量のジブチル錫ジラウレー
トを添加した。発熱が生じた後、この反応混合物を、触
媒添加の時点から2時間約80℃で撹拌し、その後、水
比1.32に等しい量の湿潤MIBKで処理した。この
希釈反応混合物を約65℃でさらに2時間撹拌した。
【0071】例 52 ペルフルオロアルキルエチルアルコールを、全NCO基
チャージの80.2%と反応するに十分な量で添加した
ことを除いて、例51の手順を繰り返した。
【0072】例 53 乾燥MIBK溶液中の、13.69%のNCO基(ジ−
N−ブチルアミン滴定法分析による)を有するヘキサメ
チレンジイソシアネートホモポリマー(Desmodu
r N−3200)、NCO基チャージの40.0%と
反応するに十分な量のペルフルオロアルキルエチルアル
コール混合物(FA)およびNCO基チャージの40.
0%と反応するに十分な量のポリ(オキシエチレン)グ
リコール(平均分子量750(MPEG750))のモ
ノメチルエーテルを反応容器に入れた。これを、窒素の
存在下で撹拌して60℃に加熱し、触媒量のジブチル錫
ジラウレートを添加した。発熱が生じた後、この反応混
合物を、触媒添加の時点から2時間約90℃で撹拌し、
その後、水比2.48に等しい量の湿潤MIBKで処理
した。この希釈反応混合物を約65℃でさらに2時間撹
拌した。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 275/62 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (60)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリフルオロ有機化合物であって、 (1)少なくとも3つのイソシアネート基を含有する少
    なくとも1種のポリイソシアネートと、 (2)分子当たり、(a)1つまたは2つ以上のツェレ
    ビチノフ水素原子を有する単一の官能基と、(b)それ
    ぞれが2つ以上のフッ素原子を含有する少なくとも2つ
    の炭素原子と、を含有する少なくとも1種のフルオロケ
    ミカル化合物と、 (3)前記ポリイソシアネート中のイソシアネート基の
    約5%から約60%までと反応するのに十分な量の水と
    から誘導される、少なくとも1つの尿素結合を有する化
    合物を含むことを特徴とするポリフルオロ有機化合物。
  2. 【請求項2】 水の量が、該イソシアナート基の約10
    %ないし約35%と反応するに十分なものである請求項
    1記載のポリフルオロ有機化合物。
  3. 【請求項3】 水の量が、該イソシアナート基の約15
    %ないし30%と反応するに十分なものである請求項2
    記載のポリフルオロ有機化合物。
  4. 【請求項4】 該単一の官能基を含有するフルオロケミ
    カル化合物が、式 Rf −Rk −X−H (ここで、 Rf は、それぞれが少なくとも2個のフッ素原子を含有
    する少なくとも2個の炭素原子を含有する1価の脂肪族
    基、 Rは、2価の有機基、 kは、0または1、およびXは、−O−、−S−、また
    は−N(R1 )−、R1 はH、1ないし6個の炭素原子
    を含有するアルキル基、またはRf −Rk −基)で示さ
    れる請求項1記載のポリフルオロ有機化合物。
  5. 【請求項5】 該単一の官能基を含有するフルオロケミ
    カル化合物が、式 Rf −Rk −R2 −X−H (ここで、 Rは、2価の基:−Cm2mSO−、−Cm2mSO2
    −、−SO2 N(R3 )−、または−CON(R3
    −、mは、1ないし22、R3 は、H、または1ないし
    6個の炭素原子を有するアルキル、 R2 は、2価の線状炭化水素基:−Cn2n−であっ
    て、 【化1】 【化2】 または 【化3】 によって末端キャップされていることもあるもの、n
    は、0ないし12、pは、1ないし50、R4 、R5
    よびR6 は、同一または異なり、H、または1ないし6
    個の炭素原子を含有するアルキル、およびXは、−O
    −、−S−、または−N(R7 )−、R7 はH、1ない
    し6個の炭素原子を含有するアルキル、またはRf −R
    k2 −基)で示される請求項4記載のポリフルオロ有
    機化合物。
  6. 【請求項6】 Rf が、酸素原子が介在することもあ
    る、3ないし20個の炭素原子を有する完全フッ素化直
    鎖または分岐鎖脂肪族基である請求項5記載のポリフル
    オロ有機化合物。
  7. 【請求項7】 該単一の官能基をフルオロケミカル化合
    物が、式 Rf (CH2q X−H (ここで、 Rf は、ペルフルオロアルキル基CF3 CF2 (CF
    2r (ただし、rは、2ないし18)の混合物、およ
    びqは、1、2、または3)で示される請求項6記載の
    ポリフルオロ有機化合物。
  8. 【請求項8】 Rf が、該ペルフルオロアルキル基CF
    3 CF2 (CF2r の混合物であり、rが、2、4、
    6、8、10、12、14、16、および18である請
    求項7記載のポリフルオロ有機化合物。
  9. 【請求項9】 Xが酸素であり、qが2である請求項8
    記載のポリフルオロ有機化合物。
  10. 【請求項10】 rが、主に4、6および8である請求
    項8記載のポリフルオロ有機化合物。
  11. 【請求項11】 rが、主に6および8である請求項8
    記載のポリフルオロ有機化合物。
  12. 【請求項12】 Xが−N(R7 )−であり、R7 がH
    であり、qが2である請求項8記載のポリフルオロ有機
    化合物。
  13. 【請求項13】 該単一の官能基を含有するフルオロケ
    ミカル化合物が、式H(CF2 CF2w CH2 OH
    (ここで、wは、1〜10)で示される請求項4記載の
    ポリフルオロ有機化合物。
  14. 【請求項14】 該単一の官能基を含有するフルオロケ
    ミカル化合物が、式CF3 (CF3 )CHOHで示され
    るものである請求項4記載のポリフルオロ有機化合物。
  15. 【請求項15】 該イソシアナート基の約1ないし約5
    0%が、単一の官能基を含有する少なくとも1種の非フ
    ッ素化有機化合物と反応していることを特徴とする請求
    項1記載のポリフルオロ有機化合物。
  16. 【請求項16】 該非フッ素化有機化合物が、式 R10−R11 k −YH (ここで、 R10は、C1 〜C18アルキル、C1 〜C18オメガ−アル
    ケニル基またはC1 〜C18オメガ−アルケノイル、 R11は、 【化4】 【化5】 または 【化6】 (ただし、R4 、R5 、およびR6 は、同一または異な
    り、H、または1ないし6個の炭素原子を有するアルキ
    ル基、pは、1ないし50)、 kは、0または1、および Yは、−O−、−S−、または−N(R7 )−、R7
    H、または1ないし6個の炭素原子を含有するアルキ
    ル)で示される請求項15記載のポリフルオロ有機化合
    物。
  17. 【請求項17】 該非フッ素化化合物がアルカノールで
    ある請求項16記載のポリフルオロ有機化合物。
  18. 【請求項18】 該非フッ素化化合物がポリ(オキシア
    ルキレン)グリコールのモノアルキルエーテルである請
    求項16記載のポリフルオロ有機化合物。
  19. 【請求項19】 該非フッ素化化合物がポリ(オキシエ
    チレン)グリコールのモノメチルエーテルである請求項
    18記載のポリフルオロ有機化合物。
  20. 【請求項20】 該非フッ素化化合物がポリ(オキシア
    ルキレン)グリコールのモノアルケニルエーテルである
    請求項16記載のポリフルオロ有機化合物。
  21. 【請求項21】 該非フッ素化化合物が、ポリ(オキシ
    エチレン)グリコールのモノアリルエーテルである請求
    項20記載のポリフルオロ有機化合物。
  22. 【請求項22】 該ポリイソシアナートが、式 【化7】 (ただし、xは、1またはそれ以上の整数)で示される
    請求項1記載のポリフルオロ有機化合物。
  23. 【請求項23】 xが、1ないし8である請求項22記
    載のポリフルオロ有機化合物。
  24. 【請求項24】 該ポリイソシアナートが、式 【化8】 (ただし、R12は、2価の炭化水素基)で示される請求
    項1記載のポリフルオロ有機化合物。
  25. 【請求項25】 R12が、脂肪族、脂環族、芳香族また
    はアリール脂肪族基である請求項24記載のポリフルオ
    ロ有機化合物。
  26. 【請求項26】 R12が、ヘキサメチレンである請求項
    25記載のポリフルオロ有機化合物。
  27. 【請求項27】 R12が、トルエン基である請求項25
    記載のポリフルオロ有機化合物。
  28. 【請求項28】 R12が、シクロヘキシレン基である請
    求項25記載のポリフルオロ有機化合物。
  29. 【請求項29】 該ポリイソシアナートが、式 【化9】 (ただし、R13は、メチルまたはエチル)で示される請
    求項1記載のポリフルオロ有機化合物。
  30. 【請求項30】 基体に請求項1〜29のいずれかに記
    載のポリフルオロ有機化合物を適用することを特徴とす
    る、基体に撥油、撥水および撥汚性、および/または防
    汚性を付与するための方法。
  31. 【請求項31】 少なくとも1つの尿素結合を有し、
    (A)分子当り少なくとも3個のイソシアナート基を含
    有する少なくとも1種のポリイソシアナート、(B)分
    子当たり、(i)1またはそれ以上のツェレビチノフ水
    素原子を有する単一の官能基および(ii)それぞれが
    少なくとも2個のフッ素原子を含有する少なくとも2個
    の炭素原子を含有するところの、少なくとも1種のフル
    オロケミカル化合物、および(C)該ポリイソシアナー
    ト中のイソシアナート基の約5%ないし約60%と反応
    するに十分な量の水から誘導された請求項1〜29のい
    ずれかに記載のポリフルオロ有機化合物を撥油、撥水も
    しくは撥汚剤、または防汚剤として含有する基体。
  32. 【請求項32】 (I)(a)分子当り少なくとも3個
    のイソシアナート基を含有する少なくとも1種のポリイ
    ソシアナートまたはその混合物を、(b)分子当たり、
    (i)1またはそれ以上のツェレビチノフ水素原子を有
    する単一の官能基および(ii)それぞれが少なくとも
    2個のフッ素原子を含有する少なくとも2個の炭素原子
    を含有するところの少なくとも1種のフルオロケミカル
    化合物の化学量論的に不足量と反応させ、および(I
    I)しかる後、残存するイソシアナート基を該ポリイソ
    シアナート中のイソシアナート基の約5%ないし約60
    %と反応するに十分な量の水と反応させることによって
    該ポリイソシアナートのモル当り1またはそれ以上の尿
    素結合を生成させることを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 水の量が、該イソシアナート基の約1
    0%ないし約35%と反応するに十分なものである請求
    項32記載の方法。
  34. 【請求項34】 水の量が、該イソシアナート基の約1
    5%ないし30%と反応するに十分なものである請求項
    33記載の方法。
  35. 【請求項35】 該フルオロケミカル化合物が、式 Rf −Rk −X−H (ここで、 Rf は、それぞれが少なくとも2個のフッ素原子を含有
    する少なくとも2個の炭素原子を含有する1価の脂肪族
    基、 Rは、2価の有機基、 kは、0または1、およびXは、−O−、−S−、また
    は−N(R1 )−、R1 はH、1ないし6個の炭素原子
    を含有するアルキル基、またはRf −Rk −基)で示さ
    れる請求項32記載の方法。
  36. 【請求項36】 該フルオロケミカル化合物が、式 Rf −Rk −R2 −X−H (ここで、 Rは、2価の基:−Cm2mSO−、−Cm2mSO2
    −、−SO2 N(R3 )−、または−CON(R3
    −、mは、1ないし22、R3 は、H、または1ないし
    6個の炭素原子を有するアルキル、 R2 は、2価の線状炭化水素基:−Cn2n−であっ
    て、 【化19】 【化20】 または 【化21】 によって末端キャップされていることもあるもの、n
    は、0ないし12、pは、1ないし50、R4 、R5
    よびR6 は、同一または異なり、H、または1ないし6
    個の炭素原子を含有するアルキル、およびXは、−O
    −、−S−、または−N(R7 )−、R7 はH、1ない
    し6個の炭素原子を含有するアルキル、またはRf −R
    k2 −基)で示される請求項35記載の方法。
  37. 【請求項37】 Rf が、酸素原子が介在することもあ
    る、3ないし20個の炭素原子を有する完全フッ素化直
    鎖または分岐鎖脂肪族基である請求項36記載の方法。
  38. 【請求項38】 該フルオロケミカル化合物が、式 Rf (CH2q X−H (ここで、 Rf は、ペルフルオロアルキル基CF3 CF2 (CF
    2r (ただし、rは、2ないし18)の混合物、およ
    びqは、1、2または3)で示される請求項37記載の
    方法。
  39. 【請求項39】 Rf が、該ペルフルオロアルキル基C
    3 CF2 (CF2r の混合物であり、rが、2、
    4、6、8、10、12、14、16、および18であ
    る請求項38記載の方法。
  40. 【請求項40】 Xが酸素であり、qが2である請求項
    39記載の方法。
  41. 【請求項41】 rが主に4、6および8である請求項
    39記載の方法。
  42. 【請求項42】 rが主に6および8である請求項39
    記載の方法。
  43. 【請求項43】 Xが−N(R7 )−であり、R7 がH
    であり、qが2である請求項39記載の方法。
  44. 【請求項44】 該フルオロケミカル化合物が、式H
    (CF2 CF2w CH2 OH(ここで、wは、1〜1
    0)で示される請求項35記載の方法。
  45. 【請求項45】 該フルオロケミカル化合物が、式CF
    3 (CF3 )CHOHで示される請求項35記載の方
    法。
  46. 【請求項46】 該イソシアナート基の約1ないし約5
    0%を、1個のツェレビチノフ水素を含有する少なくと
    も1種の非フッ素化有機化合物と反応させることを特徴
    とする請求項32記載の方法。
  47. 【請求項47】 該非フッ素化有機化合物が、式 R10−R11 k −YH (ここで、 R10は、C1 〜C18アルキル、C1 〜C18オメガ−アル
    ケニル基またはC1 〜C18オメガ−アルケノイル、 R11は、 【化22】 【化23】 または 【化24】 (ただし、R4 、R5 、およびR6 は、同一または異な
    り、H、または1ないし6個の炭素原子を有するアルキ
    ル基、pは、1ないし50)、 kは、0または1、およびYは、−O−、−S−、また
    は−N(R7 )−、R7 はH、または1ないし6個の炭
    素原子を含有するアルキル)で示される請求項46記載
    の方法。
  48. 【請求項48】 該非フッ素化化合物が、アルカノール
    である請求項47記載の方法。
  49. 【請求項49】 該非フッ素化化合物が、ポリ(オキシ
    アルキレン)グリコールのモノアルキルエーテルである
    請求項47記載の方法。
  50. 【請求項50】 該非フッ素化化合物が、ポリ(オキシ
    エチレン)グリコールのモノメチルエーテルである請求
    項49記載の方法。
  51. 【請求項51】 該非フッ素化化合物がポリ(オキシア
    ルキレン)グリコールのモノアルケニルエーテルである
    請求項47記載の方法。
  52. 【請求項52】 該非フッ素化化合物が、ポリ(オキシ
    エチレン)グリコールのモノアリルエーテルである請求
    項51記載の方法。
  53. 【請求項53】 該ポリイソシアナートが、式 【化25】 (xは、1またはそれ以上の整数)で示される請求項3
    2記載の方法。
  54. 【請求項54】 xが、1ないし8である請求項53記
    載の方法。
  55. 【請求項55】 該ポリイソシアナートが、式 【化26】 (ただし、R12は、2価の炭化水素基)で示される請求
    項32記載の方法。
  56. 【請求項56】 R12が、脂肪族、脂環族、芳香族また
    はアリール脂肪族基である請求項55記載の方法。
  57. 【請求項57】 R12が、ヘキサメチレンである請求項
    56記載の方法。
  58. 【請求項58】 R12が、トルエン基である請求項56
    記載の方法。
  59. 【請求項59】 R12が、シクロヘキシレン基である請
    求項56記載の方法。
  60. 【請求項60】 該ポリイソシアナートが、式 【化27】 (ただし、R13は、メチルまたはエチル)で示される請
    求項32記載の方法。
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