JP2966106B2 - 水硬性結合剤及び/またはフェロクロム或いはフェロバナジウムのような合金の製造方法 - Google Patents

水硬性結合剤及び/またはフェロクロム或いはフェロバナジウムのような合金の製造方法

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JP2966106B2 JP53284996A JP53284996A JP2966106B2 JP 2966106 B2 JP2966106 B2 JP 2966106B2 JP 53284996 A JP53284996 A JP 53284996A JP 53284996 A JP53284996 A JP 53284996A JP 2966106 B2 JP2966106 B2 JP 2966106B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クロム及び/またはバナジウムを含有する
塩基性鋼スラグから水硬性結合剤、粗鋼及び/または例
えばFeCrまたはFeVのような合金の製造方法に関する。
金属冶金スラグからセメントクリンカーを製造し、且
つ高いαベリット成分と高い極限強度とを有する特別な
結合剤品位を得るために、還元工程及び製鋼工程からの
液体スラグを互いに混合することことが既に提案され、
必要ならばそれに石灰が添加された。例えば、高炉工程
において生じるような酸性液体スラグ、及び、例えば転
炉スラグの形で生じるような塩基性製鋼スラグを混合す
る場合、これらは発熱中和反応であるので熱が放出され
る。
通常は、比較的多くの高炉スラグの分量が水硬性結合
剤の製造に必要とされた。古典的なポルトランドセメン
トに加えて、この高炉スラグはスラグセメントとして非
常に重要性を増加した。狭い意味でスラグセメントは、
石膏、クリンカー及び高炉スラグの微細な基本混合物で
あり、わずかな量の石膏が、ポルトランドセメントと同
様に、調整時間を制御するために添加された。
それらが例えばLDスラグのような製鋼工程から生じる
塩基性スラグの用途は、ほとんどの場合実質的に制限さ
れる。鋼スラグと同様に電弧炉スラグの処分は、比較的
高い費用がかかる。現在、例えば製鋼スラグ及び電弧炉
スラグは高炉に回収され、残部は道路工事に使用される
かまたは投棄される。しかしながら、廃棄にかかる料金
は増加し、重金属成分、特に鋼スラグ及び電弧炉スラグ
のクロム及びバナジウムの成分は絶えず増加してそのよ
うな重金属の成分の増加でもって、もはや単純に投棄す
ることが許されない。今後は、このようなスラグは、特
別な廃棄物用の投棄場に投棄する必要があり、その作業
にはかなりの費用が見込まれれる。
鋼スラグは、精錬工程によりもたらされるその比較的
高い酸化鉄成分によって特徴付けられる。通常の鋼スラ
グは、33wt%以下の量のマンガン酸化物及び鉄酸化物を
含有する。高炉スラグは、その比較的都合のよい水硬性
特性が際立っている。さらに、高炉スラグは実質的に低
酸化鉄成分を有し、したがって、塩基性構成材料の処理
がかなり促進される。
調整時間と、疲労強度と、結合剤に不可欠なその他の
因子とに影響を及ぼす結合剤添加が、水硬性結合剤の製
造において重要性をますます増加した。このような添加
物は、所望の特性を調整するために、例えばスラグセメ
ントまたはポルトランドセメントのような従来の水硬性
結合剤と関連して使用することができる。
本発明は、なかでも、多くの課題を含む投棄にかかる
鋼スラグの後処理と処理のさらに経済的な方法を提供す
ることを目標とし、それによって、水硬性結合剤及び粗
鋼または合金が鋼スラグから直接得ることが可能とな
る。本発明は、扱いにくい焙焼及び濾過工程を実行する
必要なく塩基性鋼スラグから高純度のクロム及びバナジ
ウムを回収することを目標とし、例えば、マンガンのよ
うな金属から初期のクロム及びバナジウム含有スラグを
定量的に浄化することが同時にできるので、例えば、水
硬的に活性化な結合剤または結合剤添加物にすることが
できる極めて純度の高いスラグが得られる。この目的を
解決するために、本発明に従う処理方法においては、液
体鋼スラグは、高炉スラグ、電弧炉スラグ、鋼製造から
の粉塵、金属廃棄物質または廃棄物焼却残留物からなる
群から選択された添加物とともに及び/または粘性を下
げるために酸性添加物とともにと混合され、鋼が前記液
体スラグから沈殿され且つ第1の還元段階において残留
するスラグは5wt%未満で1wt%超の酸化鉄成分を含む金
属鉄にへと還元され、及び第1の還元段階と比較すると
高い還元ポテンシャルを有する第2の還元段階におい
て、残留するスラグ溶融物は金属のCrまたはVまたはそ
れらの鉄合金にへとさらに還元され、及び水硬性の活性
スラグが分離されることを実質的に備える。
液体鋼スラグを使用することによって、精錬工程の後
に鋼スラグの潜熱が一方で大部分が利用され、且つ高炉
スラグ、電弧炉スラグ、鋼製造における粉塵、金属廃棄
物質または廃棄物焼却残留物からなる群から選択された
添加物が添加することによって、混合スラグが大体製造
され、特に簡単な方法でさらに処理することができ、金
属浴を同時に回収しながら良好な水硬性特性を特徴とす
るスラグが形成される。上記添加剤と液体鋼スラグを混
合する場合、まず温度の上昇が、付加的なエネルギー入
力を最小にできるように、酸化還元過程及び酸性/塩基
性の中和で生じる発熱スラグ反応によってもたらされ
る。同時に、溶融物粘性は出発スラグに比較して著しく
低下する。液体鋼スラグは、分散された形状でスラグに
存在する比較的高い鋼成分を含むので、この鋼部分の急
速堆積作用が、スラグの溶融物粘度の著しい減少を同時
に確実することができ、液体鋼スラグを前述の添加物と
混合した後に堆積作用による初期鋼分離が直ちに達成で
きる。残留するスラグ混合物を石炭またはコークスの添
加の下で還元反応装置に導入することにより、鋼スラグ
によりもたらされる比較的高い鉄酸化物成分を状況に応
じて低下することが可能になり、且つ本発明に従うこと
により、5wt%未満の減少が生じて、最低1wt%の酸化物
成分でもって維持されるので、例えば、クロム及びバナ
ジウムのような貴金属がスラグ内に残留し、連続して設
けられた第2の還元段階において定量的に且つ純度を上
げて分離できる。残留するスラグ溶融物が、第1の還元
段階と比較して高い還元ポテンシャルを有する第2の還
元段階において還元されることにより、バナジウム及び
任意にクロムを選択的に還元することができ、したがっ
て、極端に高い純度を示す水硬性活性スラグを得られ
る。2段階の工程制御は、第1の還元段階において既に
大部分が定量的に分離が可能になり、その後さらに困難
なクロム及びバナジウムの回収がされ金属の大部分の分
離が可能となる。バナジウム及び/またはクロムが金属
の形状またはそれぞれがフェロバナジウムまたはフェロ
クロムの形で直接回収されることは、状況に応じた高い
還元ポテンシャルとなる第2の還元段階においてのみで
ある。
スラグ内に完全にクロム及びバナジウムを保持するた
めに、この方法は、第1の還元段階においてスラグの酸
化鉄成分を2wt%より多くさせること維持する方法で有
利に実現される。
特に有利な方法においては、本発明の方法は、還元装
置内のスラグ混合物が、1400℃から1550℃の温度、特に
1450℃で、少なくとも30分、好ましくは1時間還元する
ことで実行される。還元反応装置内で一般的に用いる温
度で、重金属の所望の分離が定量的に可能であり、特に
純度の高い最終スラグが形成される。
スラグの粘性を下げるために、例えば砂、ボーキサイ
トまたは泥灰岩のようなSiO2及び/またはAl1O3を含有
する添加物を酸性添加物として使用する方法で有利に処
理することができる。第1の還元段階において、例え
ば、コークス、石炭または合成ガスのような炭素キャリ
ヤーを添加することができ、第1の還元が鉄浴上方で有
利に行われる。したがって、適宜に温和な還元が第1の
還元段階において確実となり、クロム及びバナジウム、
並びにさらに任意にそれ相当に少ない貴金属の早期の還
元が防止される。銑鉄が第1の還元工程において既に同
時に形成されることにより、この種の第1の還元反応装
置内のスラグは、金属浴と平衡であり及び還元剤と平衡
であり、いずれの付加的なエネルギー入力は実施される
還元工程のために最小に減少される。1400〜1600℃の温
度で形成された銑鉄または合金が形成され、水硬性活性
スラグから容易に分離でき、さらに簡単な処理が可能と
なる。第1の段階におけるいずれの付加的なエネルギー
入力は、鉄浴を通して及び/またはスラグ浴上で酸素吹
きつけをすることによる簡単な方法で実現でき、上記酸
素は大気酸素の形で適用できる。スラグ浴上に吹きつけ
ることによって、形成された一酸化炭素は燃焼し、すな
わち利用できる付加的熱エネルギーが作られる。
さらに強い還元条件の下での還元は、還元剤としてC
a、Al、Si及びFeを添加しながら第2の還元の実現が有
利に行われ、第2の還元のための還元剤が鉄浴に好まし
く導入される。第2の還元のために鉄浴を使用するとき
は、鉄浴中のバナジウム濃度を少なくとも40%に達成す
ることができる。バナジウムの濃度は80%に達すること
が可能で、得られるフェロバナジウムは極端に低い炭素
成分と主にマンガンとクロムを含まないことを特徴とす
る。得られたフェロバナジウムに過多な還元材料(Ca、
Al、Si)が未だ溶解している場合は、これは全く容易に
精錬することができ、且つV2O5またはV2O5含有物資の助
剤によって非常に選択的な状態でスラグとなる。
還元剤を不必要に燃焼させることを避けるために、第
2の還元は少なくとも部分的な不活性な下で有利に達成
される。不活性にすることは窒素またはアルゴン雰囲気
を使用することによって得ることができ、還元体として
Alが使用される場合は窒化アルミニウムの形成のため
に、N2は不活性ガスとして使用することができない。カ
ルシウムはカルシウムワイヤーの形状で添加してもよ
く、還元剤は一緒に連続してまたは別々に投入可能であ
る。次に、有利に得られたバナジウムを含まないスラグ
溶融体は、水で粉砕され水硬性活性結合剤または結合剤
添加物にされる。得られた活性結合剤または結合剤添加
物は、他の金属冶金セメントに比較してそれらの極端な
純度のために際立つ。
この方法の熱釣り合いを高めるために、酸性添加剤が
液体スラグに予備加熱された状態で導入する方法で有利
に処理される。固体炭素キャリアー使用する場合、一酸
化炭素が第1の還元工程のあいだの第1の場所に形成さ
れ、後で後燃焼することができ且つ添加剤の予備加熱に
使用してもよい。天然ガスまたは合成ガスを使用する場
合は、水素も炭化水素から形成され、この水素が付加的
な還元剤として活性にさせる。残留する水素同様に次に
おいて燃焼することができ添加剤を予備加熱するために
使用してもよい。上記第1の還元工程のあいだに鉄浴に
溶解した炭素が、鉄浴とスラグ溶融体とのあいだの界面
で還元を引き起こし、しかし、ガス成分水素と一酸化炭
素とが、鉄浴内のガス泡立てを発達させることにより、
液体スラグを貫通して泡立てられ、鉄浴スラグの還元を
確実にする。
ガス状還元剤の通路のために必要となる各々の粘性を
確保するために、第2の還元段階を電気的加熱によって
運転する方法で有利な処理方法である。
クロム及び/またはバナジウムを含まないスラグは、
水で容易に粉砕され且つ水硬性活性結合剤または結合剤
添加物にされ、極端な純度のスラグがこの場合出発材料
として利用できる。
一方、各還元段階に必要なそれぞれの還元温度は、こ
の場合特に簡単な方法で制御することができる。第2の
還元段階の電気加熱手段は簡単な従来の手段で運転でき
るが、第1の還元段階における適切な温度は酸素を選択
的に導入することにより維持することができる。第1の
還元段階においては炭素で実質的に飽和された金属浴
は、酸素がそれを通って導入されるので炭素のガス化が
生じ、したがって、一酸化炭素が形成され、それに応じ
た高温度で還元反応装置に流れ出して且つこの工程にお
けるエネルギーの供給手段に使用される。
しかしながら、石英の砂を還元反応装置内の浮遊する
スラグ浴に添加し且つ金属浴が鋼に精錬されるところの
本発明の範囲内でも有利に処理することもできる。石英
の砂を添加することにより、スラグ層は実質的に酸性に
なることで調整することができ、銑鉄浴は特に簡単な方
法でクロムを含まない銑鉄に精錬することができる。こ
の場合、炭素部分は一酸化炭素にガス化され、重金属の
バナジウム、マンガン及びクロムが酸素とともにスラグ
中に形成される。このような精錬する手順から、実質的
に重金属を含まない銑鉄並びに濃縮されたスラグ物質が
得られ、後者のクロム及び/またはバナジウムが特に簡
単な方法で回収される。したがって、本発明に従う方法
は、スラグ量が金属浴を基準にして10wt%〜20wt%に達
するまで運転し、そこで銑鉄が鋼へと精錬され且つCr、
V及び他の合金化元素がスラグとなり、形成されたクロ
ムスラグはフェロクロムの製造に使用されることが有利
に実現される。
このような精錬手順において、また燐及び、精錬後
に、もちろん硫黄も簡単な方法で除去することができ
る。
この精錬工程において過加熱を防止するために、精錬
浴はスクラップまたは鉄炭化物を添加することにより、
都合良く冷却することができる。
都合良いことには、液体鋼スラグはスラグ混合物の50
〜70wt%の範囲の量を使用し、これにより今までほとん
ど処理が可能でなかった製鋼スラグの相対的に大量をこ
のような方法で経済的に処理できることが明らかになっ
た。エネルギー入力をそれ相当に減少するために、スラ
グ混合物に投入する物質が液体状態で互いに混合され、
傾斜可能転炉で混合され、その中で形成されたスラグ混
合物及び沈澱した粗鋼浴は、傾斜可能転炉を使用する場
合はデカントすること(decanting)により別々に注ぎ
出される。
次に、本発明は例として実施態様によってさらに詳細
に説明する。以下に使用した化学分析に関しては、次の
ことを注目する必要がある。
スラグ中のFeの分析値はFe2O3として示される。しか
しながら、実際にはスラグ中に溶解された鉄は、2価の
形で優先的に存在する。また、硫黄は硫化物の形で優先
的に存在し、なお分析においては「SO3」として参照す
る。Cr及びVはそれらの原子価状態を非常に急激に変化
させる。すなわち、Vは次の状態、+5/、+4/、+3/、
+2/、で存在する。簡単にするために、VはV2O5として
参照する。個々の原子価状態の分析の区別は非常に困難
である。
実施例1 典型的に使用されたスラグは次の分析値に相当する。
すなわち、 成分 部分 % SiO2 8.8 Al2O3 1.5 Fe2O3 31.4 CaO 33.3 MgO 3.3 SO3 0.36 K2O 0.15 Na2O 0.08 TiO2 9.7 Cr2O3(Cr) 0.13(0.092) Mn2O3 3.16 P2O5 1.7 V2O5(V) 4.3(2.9) 合計 98.32 この1トンのスラグは、小滴の形(約2〜8mmの小滴
直径)で分離された約112kgの粗鋼を未だ含有する。
1トンのLDSに220kgの砂(98%のSiO2)が添加され、
次の混合スラグ組成物(1220kg)が得られた。
成分 部分 % SiO2 22 Al2O3 1 Fe2O3 26 CaO 28 MgO 2.7 SO3 0.3 K2O 0.1 Na2O 0.1 TiO2 8.1 Cr2O3(Cr) 0.11(0.08) Mn2O3 3 P2O5 1.4 V2O5(V) 3.6(2.4) この分離された粗鋼は1630℃でこの混合スラグから沈
殿した。スラグ溶融物は1400℃で非常に小さな粘性を有
するので、「凍結した」鋼小滴は同様にこの温度で沈殿
できる。この処理方法は非常に好都合であり、耐火材料
が還元温度で実質的にさほど強く行われない。その後、
形成された混合スラグは鉄浴で還元され、鉄、燐、クロ
ム及びマンガンの「還元」酸化物が鉄浴に沈殿した。
残留する還元された混合スラグは次の組成であった。
成分 部分 % SiO2 32 Al2O3 1.5 Fe2O3 − CaO 41 MgO 4 SO3 0.4 K2O 0.15 Na2O 0.15 TiO2 11.8 Cr2O3(Cr) − Mn2O3 − P2O5 − V2O5(V) 5.25(3.5) CaO/SiO2 1.28 この還元段階後では、全てのVは+2価の状態で実質
的に存在した。
相当する金属塊(regulus)(「銑鉄」)は次の成分
を有した。すなわち、 成分 部分 % P 3.1 Cr 0.4 Mn 10.3 Fe 85.4 したがって、形成された還元スラグは、図面に模式的
に図示したバナジウム反応装置に供給された。
図面に関して、図1は全体的な設備を模式的に表し
た。図2においては第1還元段階の還元反応装置の改良
された形態及び図3においては第2還元段階の還元反応
装置の形態を示す。
図1において、1は混合器を表し、混合器の中に2で
模式的に表された溶融スラグが投入され、且つ粘度を低
下させるためにダクト3を通る酸性添加物と混合され
た。例えば、砂4のような酸性添加物は、混合器に到着
する前に、ダクト5を通って供給される熱ガスとともに
予備加熱された。混合器で沈殿が同時に達成され、混合
スラグ7は粗鋼浴6上に浮遊する鋼を含まない。この
後、混合スラグ7は鉄浴反応装置を備える第1の還元段
階8に投入された。鉄浴は9で表され、混合されたスラ
グ7はこの鉄浴に浮遊した状態で加えられる。鉄浴は浴
電極10によって加熱される。天然ガス11及び/または燃
焼酸素12が還元剤としてダクトを通って供給され、そこ
において反応装置は底吹き反応装置と同じ形状であり、
且つ例えば、水素及び一酸化炭素のような燃焼生成物は
鉄浴を通って通過し、スラグ内の鉄及び任意にマンガン
及びクロムの還元を達成する。
鉄を含まない混合スラグは、チャネル13を通り第2の
還元段階に到達する。第2の反応装置は誘導加熱され、
そこにおいて高周波加熱電流が中周波電界と重ね合わせ
ることが可能で、それによって鉄浴を誘導的に攪拌する
ことができる。付加的攪拌手段として、窒素またはアル
ゴンが注入ノズルを通って流し込まれ、保護ガス雰囲気
15がスラグ浴の上方に形成される。反応装置内で得られ
る攪拌効果によって反応動力学が実質的に強められ、バ
ナジウム酸化物の完全な還元が可能になる。図面に模式
的に示す実施例では、カルシウムワイヤー16が還元剤と
して使用され、上記カルシウムワイヤは、カルシウムワ
イヤ巻き戻し装置17から鉄浴に不活性ガス雰囲気を介し
て且つスラグを通って導入される。同様に、例えば、窒
素ガス流に分散させるようにアルミニウム粉末を導入す
ることができ、この導入が鉄浴を再び達成できる。バナ
ジウム酸化物が鉄浴に定量的に実質的に溶解し、その
後、残留する残留スラグは次の分析値を有する。すなわ
ち、 成分 部分 % SiO2 34 Al2O3 1.6 Fe2O3 − CaO 46 MgO 4.3 SO3 0.4 K2O 0.2 Na2O 0.4 TiO2 12.5 Cr2O3(Cr) − Mn2O3 − P2O5 − V2O5(V) − その後、この溶融スラグは、水粉砕機18(スラグ重量
の1部位当たり水の重量で12部位)により従来の方法で
急速冷却され、それによって、ガラス質生成物に凝固さ
れる。乾燥及び粉砕後、このスラグは価値のある混合セ
メント成分19をとなった。Keilの98%(28日後)にした
がう水硬性指数が得られた。混合において、クリンカー
の80%以下のセメントがこのスラグで置き換えられる。
図2において、さらに第1の還元段階の鉄浴を9で表
す。ノズル煉瓦20に配置されたノズルを通じて、炭素が
不活性ガスと吹き込まれ、Al1O3及びSiO2が酸素と一緒
に吹き込まれる。鉄浴反応装置21は揺動可能転炉として
設計されていて、O2及び/または空気が付加的加熱のた
めにランス22を通ってスラグ7上に吹き込まれる。スラ
グのFeO成分の還元は、Crがスラグに残留するような約1
500℃の温度で2〜5wt%まで行われる。
図3において、揺動可能反応装置は第2の還元段階14
を表す。第2の反応装置23も、揺動可能転炉として設計
されていて、高周波加熱のための誘導コイル24を備え
る。残留FeOを未だ含有しているスラグはFe浴25の上方
でさらに還元され、例えばアルゴンガスのような不活性
ガスの助剤によって、ノズル煉瓦26を通して、Al、FeS
i、CrCまたはVCに吹き込むことによって、還元ポテンシ
ャルは上昇され、すなわちV及びCrが浴内に得られる。
Cr及びVの無いスラグ27がその結果うまく流しだせる。
この場合、付加的加熱は、プラズマバーナー28によるH2
によって到達される1700〜1800℃の温度にする。必要な
らば、末端に吸収装置29を設けて、第2の還元を減圧状
態で実行することができる。
実施例2 クロム含有製鋼スラグから、セメントクリンカー中間
生成物、クロムを含まない鋼ならびに合成クロム鉱石
が、高炉スラグと混ぜることにより生成される。出発ス
ラグは次に示される分析値を有する。すなわち、 製鋼スラグ分析値 成分 部分 % SiO2 16 Al2O3 1 CaO 50 MgO 3 MnO 3 Cr2O3 0.5 Fe2O3 15 (Fe)金属 10 高炉スラグ分析値 成分 部分 % SiO2 37 Al2O3 13 CaO 32 MgO 10 MnO 2 TiO2 1 K2O 2 Na2O 0.5 この2種類の液体スラグが60%の製鋼スラグと40%の
高炉スラグの比率で混合される。スラグ混合物のトン当
たり60kgの粗鋼が製鋼スラグに沈殿する。
形成された混合スラグは次の成分を有する。すなわ
ち、 混合スラグ分析値 成分 部分 % SiO2 27 Al2O3 6 CaO 47 MgO 3 MnO 3 Cr2O3 0.4 Fe2O3 10 TiO2 0.4 K2O 0.8 Na2O 0.2 この混合スラグは、コークスで還元炉内で1400℃で1
時間還元された。そうすることにより、次の成分を有す
る最終スラグが形成された。すなわち、 最終スラグ分析値 成分 % SiO2 30 Al2O3 7 CaO 52 MgO 3 Cr2O3 0.03 TiO2 0.5 K2O 0.9 Na2O 0.2 このスラグは3Nm3空気/kgで冷却された。水硬性活性
スラグ並びに650℃の温度を有する熱ガスが形成され
た。スラグトン当たり、7.5%のC並びに4%のCrを含
有する銑鉄70kgが形成された。還元反応装置は、反応装
置を銑鉄を下に15%のスラグで満たすまで運転された。
スラグ流が停止され且つ銑鉄のトン当たり98kgのO2で精
錬が成された。そうすることで、クロムが特に完全にス
ラぐとなり、262kgの浮遊スラグが次の成分を有した。
すなわち、 クロムスラグ分析値 成分 部分 % SiO2 18 Al2O3 5 CaO 30 MgO 2 TiO2 0.3 K2O 0.5 Na2O 0.1 Cr2O3 23 Fe2O3 20 このクロムスラグはクロム回収(例えば、フェロクロ
ム)に直接供給することができる。第2の還元におい
て、相応の高い還元ポテンシャルで金属クロムまたはFe
Cr合金が得られる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C22C 33/04 C22C 33/04 F

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロム及び/またはバナヂウムを含有する
    塩基性鋼スラグから、水硬性結合剤、粗鋼及び/または
    例えばFeCr或いはFeVのような合金の製造方法であっ
    て、 液体鋼スラグは、高炉スラグ、電弧炉スラグ、鋼製造か
    らの粉塵、金属廃棄物質または廃棄物焼却残留物からな
    る群から選択された添加物とともに及び/または粘性を
    下げるために酸性添加物とともにと混合され、 鋼を前記液体スラグから沈殿させ且つ第1の還元段階に
    おいて残留スラグは5wt%未満で1wt%超の酸化鉄成分を
    含む金属鉄へ還元され、 第1の還元段階と比較すると高い還元ポテンシャルを有
    する第2の還元段階において、残留スラグ溶融物は金属
    のCrまたはVまたはそれらの鉄合金へさらに還元され、
    及び水硬性の活性スラグが分離される ことを特徴とする水硬性結合剤、粗鋼及び/または例え
    ばFeCr或いはFeVのような合金の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第1の還元段階のスラグの酸化鉄成分
    を、2wt%より多くして維持することを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】還元反応装置内の前記スラグ混合物が、14
    00℃から1600℃の温度特に1450℃で、少なくとも30分、
    好ましくは1時間還元されることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】例えば砂、ボーキサイトまたは泥灰岩のよ
    うな、SiO2及び/またはAl2O3を含有する添加物が、酸
    性添加物(4)として使用されることを特徴とする請求
    項1、2または3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記第一の還元(8)が、例えばコーク
    ス、石炭または合成ガスのような炭素キャリヤーで実現
    されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】前記第一の還元(8)が、鉄浴上方で実行
    されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】前記第一の還元段階において、酸素が前記
    鉄浴を通して及び/またはスラグ浴の上に吹きつけるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】前記第二の還元(14)が、還元剤としてC
    a、Al、Si及び/またはFeを添加しながら実現されるこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】前記第二の還元(14)のための還元剤が、
    鉄浴内に導入されることを特徴とする請求項8に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】前記第二の還元(14)が、少なくとも部
    分的に不活性にされた、好ましくはN2の無い雰囲気の下
    で達成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】Cr及びVの無いスラグが水で顆粒にされ
    て水硬性の活性結合剤または結合剤添加物になることを
    特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記酸性添加物(4)が予備加熱された
    状態で前記液体スラグ(2)に投入されることを特徴と
    する請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記各還元段階が電気的に加熱すること
    によって行われることを特徴とする請求項1〜12のいず
    れか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】珪砂または石灰が還元反応装置内に存在
    する浮遊スラグ浴に添加されること及び金属浴が鋼に精
    錬されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項
    に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記スラグ混合物の50〜70wt.%の量の
    液体鋼スラグが使用されることを特徴とする請求項1〜
    14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記還元反応装置を、前記スラグ量が金
    属浴を基準に10wt.%〜20wt.%に達するまで作動させ、
    それによって銑鉄を鋼及びCr、Vに精錬され且つ他の合
    金化元素がスラグにすることを特徴とする請求項1〜15
    のいずれか1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】形成されたクロムスラグはフェロクロム
    の製造に使用されることを特徴とする請求項16に記載の
    方法。
  18. 【請求項18】精錬する浴がスクラップまたは鉄炭化物
    を添加することによって冷却されることを特徴とする請
    求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記スラグ混合物のための投入物質が互
    いに液体状態で混合され且つ傾斜可能転炉内で混合され
    ることを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載
    の方法。
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