JP2965769B2 - 陰極線管ディスプレイ装置 - Google Patents

陰極線管ディスプレイ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、良好な色純度が得ら
れる陰極線管ディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば“テレビ技術”1990
年6月号 43頁〜50頁に示された従来の陰極線管デ
ィスプレイ装置で用いられているシャドウマスク型のカ
ラー陰極線管(以下、CRTという)を示す部分断面図
であり、図において、1がそのCRTである。2は皿形
状をしたパネル、3は漏斗形状のファンネルであり、こ
れらパネル2およびファンネル3はガラスにて一体形成
されていて、CRT1の外囲器を構成している。
【0003】4はこの外囲器内のファンネル3のネック
部に配置された電子銃であり、5は外囲器内にパネル2
に沿って配置されたシャドウマスクである。6はパネル
2の内面に塗布されて、それぞれが青色、緑色あるいは
赤色のいずれかを発光する3色の蛍光体である。
【0004】7は電子銃4より発射されて3色の蛍光体
6中の対応するものを発光させる電子ビームであり、電
子銃4は前記3色の各色に対応した電子ビーム7を発射
するために3つのビーム発射口を備えている。8はこの
電子ビーム7を蛍光体6上を走査させるための偏向ヨー
クである。
【0005】次に動作について説明する。ここで、シャ
ドウマスク5は一般に色選択電極とも呼ばれて多数の透
過孔が明けられており、図14に示すように、電子銃4
から発射された各色の電子ビーム7が対応する色の蛍光
体6にのみ到達し、他の色に対応する蛍光体6には当た
らないように遮蔽する役目をもっている。
【0006】ここで、このシャドウマスク5の材質とし
ては、透過孔を設ける手段としてエッチング方式を用い
ること、所定の形状への加工性の良いこと、さらには、
陽極電極となることなどから、鉄等の金属が一般に用い
られている。
【0007】前述のように、このシャドウマスク5は電
子ビーム7の遮断という役目を持っているために、電子
ビーム7の衝突エネルギーによって温度が上昇する。温
度が上昇した場合、シャドウマスク5は前記の通り材質
として金属を使用しているので熱膨張の問題が発生す
る。即ち、シャドウマスク5は一般に球面形状を成して
おり、全体的にビームが照射された場合は図15に5
a,5bで示すように、低電子ビーム量時のマスク形状
5aから高電子ビーム量時のマスク形状5bへと熱変形
する。
【0008】このように電子ビーム7の射突によりシャ
ドウマスク5がパネル2側へふくらむ現象をドーミング
(Doming)と呼んでいる。ここで、図16は図1
5の要部を拡大した図である。このドーミングが生じる
前後の蛍光体6と電子ビーム7の位置関係を図17で説
明する。
【0009】電子ビーム7の量が少なくて画面輝度が低
いときには、シャドウマスク5は図16の5aで示す位
置にあり、従って、電子ビーム7の中心は蛍光体6の中
心に正しく射突している。その様子を図17(A)に示
す。なお、図14よりわかるように、シャドウマスク5
の位置5aは、電子銃4の赤色に対応したビーム発射口
より放出された電子ビーム7の中心が赤色を発光する蛍
光体6の中心に射突するような位置関係あらかじめ設定
されている。
【0010】画面輝度を上げると電子ビーム7の量が増
大して、シャドウマスク5の温度が上昇するためにドー
ミング現象があらわれ、シャドウマスク5は図16に5
bで示す位置まで移動し、従って、電子ビーム7の中心
が蛍光体6の中心よりはずれてしまう。その様子を図1
7(B)に示す。この図17よりわかるように、シャド
ウマスク5の位置が5aから5bに偏位することによっ
て電子ビーム7の軌道が内側に平行移動して正しく蛍光
体6に射突しなくなり、顕微鏡的に見て内欠け状態とな
る。
【0011】図17は顕微鏡的に見た位置関係(外ず
れ)を示しており、実際の位置関係はドーミングが発生
すると蛍光体6に対して電子ビーム7が内側にシフトす
る。
【0012】このようにドーミングによって周辺部の輝
度が低下し、画面の均一性が劣化するため、パネル2の
内面にカーボングラファイト膜を塗布したり、シャドウ
マスク内面に酸化ビスマス膜を塗布することによりシャ
ドウマスクの温度上昇を低減させたり、シャドウマスク
5の熱変形を小さく抑えるために、その材質として、一
般に用いられている鉄(熱膨張係数が約12×10-6
℃)に代えて、低熱膨張(同1.2×10-6/℃)のイ
ンバー材(ニッケル・鉄/合金)などを用いる。
【0013】一方、近年CRTを用いたディスプレイ装
置からの漏洩磁界、特に1kHz〜400kHzの磁界
を低く抑える市場要求が強く、そのため、図18に示す
様な補償コイル9を偏向ヨーク8の上/下部にマウント
するようになった。
【0014】これら一対の補償コイル9には水平偏向電
流、あるいは一部が流されるものであり、これらの電流
によってつくられる磁界(補償磁界)によって電子ビー
ム7の軌道が曲げられ、図19(A)に示すように顕微
鏡的に見て蛍光体6に対して電子ビーム7が外側にシフ
トして射突するようになる。これは水平偏向電流の流れ
た補償コイル9によってつくられた補償磁界により、水
平方向のみ電子ビーム7の軌道が偏位するためである。
【0015】一般にCRT1に対する偏向ヨーク8の管
軸方向取付位置を図20(B)に示す基準位置10に設
定した場合には、図21(B)に示す如く蛍光体6の中
心と電子ビーム7の中心とは合致し色純度は良好である
が、偏向ヨーク8の取付位置を図20(A)に示す如く
基準位置10よりもパネル側へシフトさせると、図21
(A)に示す如く蛍光体6に対し電子ビーム7が内側に
シフトして、顕微鏡的に見て外欠け状態となる。
【0016】また、逆に図20(C)に示すように偏向
ヨーク8を電子銃4側へシフトすると、図21(C)に
示すように顕微鏡的に見て内欠け状態となる。なお、こ
のような偏向ヨーク8の取付位置調整作業を一般にはY
PB調整作業と呼んでいる。
【0017】従って、ドーミング対策の一例としては、
図17(B)に示す症状があらわれた時には、これをお
ぎなうべく図20(A)で示すように偏向ヨーク8の取
付位置を若干パネル2側にシフトせる方法を一般的には
採用している。
【0018】ここで、CRTを用いたディスプレイ装置
からの漏洩磁界の低減のために偏向ヨーク8の上/下に
一対の補償コイル9を取り付けた場合には、水平方向の
ランディグ状態が変化するため、図20(B)及び図2
1(B)に示すようなジャストテンディングを実現する
ことが不可能となる。つまり補償コイル無しの場合に図
20(B)の状態に偏向ヨーク8の位置を設定すると、
補償コイル9を設けた場合には図19の(A)の状態に
なる。
【0019】このようなX軸端の純度不良(内欠け)を
救うべく、偏向ヨーク8を図20(A)に示すようにパ
ネル2側へシフトすると、X軸端の純度は良好となる
が、Y軸端の純度は図19(B)で示すように外欠け状
態となり、実状として、偏向ヨーク8の取り付けは図1
9の(A)と(B)の中間状態となるような妥協的なも
のとなり、その位置設定の作業には苦労している。
【0020】なお、上記のようなX軸端の純度をジャス
トフィットさせた時にY軸端の純度がジャストランディ
ングにならないことをH/V差と呼んでいる。
【0021】なお、このような従来の陰極線管ディスプ
レイ装置のシャドウマスク変形防止に関連する技術が記
載された文献としては、例えば、“テレビ技術”199
0年6月号の第17〜29頁に掲載された「三菱大画面
・高画質ブラウン管の技術動向」などがあり、ディスプ
レイ装置の漏洩磁界低減に関する文献としては、特開平
2−46085号公報などがある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来の陰極線管ディス
プレイ装置は以上のように構成されているので、ドーミ
ングを軽減するために、パネル2やシャドウマスク5の
内面をカーボングラファイト膜や酸化ビスマス膜を塗布
したり、シャドウマスク5の材質を熱膨張率の低いイン
バー材に変更した場合、陰極線管ディスプレイ装置のコ
ストアップにつながり、また、ドーミングあるいはH/
V差によるミスランディングを、偏向ヨーク8の取付位
置の調整によって妥協的に改善しようとする場合、その
調整作業は熟練を要する非常に煩雑なものとなるなどの
問題点があった。
【0023】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ドーミングを軽減させるための
コストアップを伴わず、煩雑な偏向ヨークの取付位置調
整も行わずにミスランディングを補正することができる
陰極線管ディスプレイ装置を得ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に係る陰極線管
ディスプレイ装置は、シャドウマスクの位置変化に対応
して、電流供給回路から偏向電流に同期して正負に交番
する鋸歯状波電流の供給を受けて、偏向ヨークによって
偏向される電子ビームを垂直あるいは水平方向に偏向す
るための二極磁界を発生する、電磁石コイルを有した二
極電磁石を、陰極線管のネッ部に配置したものであ
る。
【0025】
【作用】この発明における二極電磁石は、その電磁石コ
イルに供給される偏向電流に同期した正負に交番する鋸
歯状波電流に基づいて二極磁界を発生させ、青色、緑色
および赤色に対応した各電子ビームに対して同等の作用
を及ぼす当該二極磁界にてそのランディングを変えるこ
とにより、ドーミングやH/V差によるミスランディン
グの補正を行うことができる陰極線管ディスプレイ装置
を実現する。
【0026】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例の要部を示
す構成図であり、図2はその二極電磁石の取付を示す説
明図である。図において、1はCRT、4はその電子
銃、7は電子ビーム、8は偏向ヨークであり、11はこ
のCRT1の偏向ヨーク8よりも電子銃4側に設置され
たコンバーゼンスピュリティマグネットアセンブリ(以
下、CP−ASSYとという)である。
【0027】12はこのCP−ASSY11と後部に設
置された二極電磁石であり、12vは偏向ヨーク8にて
偏向される電子ビーム7に対して垂直方向の偏向を与え
る二極磁界を発生させるための電磁石コイル、12h
同じく水平方向の偏向を与える二極磁界を発生させるた
めの電磁石コイルである。
【0028】13は水平偏向電流に同期して正負に交番
する鋸歯状波電流を、前記電磁石コイル12h に供給す
る電流供給回路であり、14はこの電流供給回路13が
出力する鋸歯状波電流の振幅を制御する電流制御回路で
ある。15は同じく、垂直偏向電流に同期して正負に交
番する鋸歯状波電流を、電磁石コイル12v に供給する
電流供給回路であり、16はこの電流供給回路15が出
力する鋸歯状波電流の振幅を制御する電流制御回路であ
る。
【0029】前記電流供給回路13および15は、例え
ば図3に示すように、同期パルス発生回路17にて発生
されたパルス信号に基づいて、水平あるいは垂直偏向電
流に同期した鋸歯状波電流を生成している。また、電流
制御回路14および16は、例えば図4に示すように、
センサ18でドーミングによるシャドウマスク5の位置
変化を検出し、マスク位置検出回路19からの偏位量情
報に応じて電流供給回路13(15)を制御し、鋸歯状
波電流の振幅を可変するものである。
【0030】次に動作について説明する。二極電磁石1
2の電磁石コイル12h には電流供給回路13より、水
平偏向電流に同期した鋸歯状波電流が供給される。この
電流鋸歯状波電流は正負の間を交番しているものであ
り、電流供給回路13は電流制御回路14の制御によっ
て出力する鋸歯状波電流の振幅、さらにはその極性を変
化させている。
【0031】この電磁石コイル12h に水平偏向電流に
同期した鋸歯状波電流が流れると、図5(A)に示すよ
うにX軸端のランディングが変化する。図5(A)の場
合、画面の左半分では蛍光体6に対して電子ビームは、
顕微鏡的に見て内側にシフトしてランディングしてい
る。
【0032】また、画面の右半分では鋸歯状波電流の極
性が正負で反転するため、結果として電子ビーム7は蛍
光体6に対してやはり内側にシフトしてランディング
し、外欠けランディングとなる。図6(A)は画面右半
分において、電子ビーム7が電磁石コイル12h にて生
成される二極磁界によってFで示す力を受け、内側にシ
フトランディングすることを示している。
【0033】同様にして、垂直偏向電流に同期した鋸歯
状波電流が、電流供給回路15より電流制御回路16の
制御によって電磁石コイル12v に供給された場合、そ
の鋸歯状波電流によるランディングの変化は、図5
(B)および図6(B)より容易に理解されうる。
【0034】二極電磁石12の各電磁石コイル12h
12vに、水平偏向電流に同期した鋸歯状波電流と垂直
偏向電流に同期した鋸歯状波電流が同時に流れると、図
5(A)および(B)に示したランディングの合成によ
り、図7に示すランディング変化が構成される。
【0035】つまり、図17(B)に示したドーミング
現象は図1〜図7で説明したように二極電磁石12の各
電磁石コイル12h ,12v に水平および垂直偏向電流
に同期した鋸歯状波電流を流すことによって容易に色純
度が補正されうる。
【0036】また電磁石コイル12h のみに水平偏向電
流に周期した鋸歯状波電流を流すと、図5(A)の変化
を与えることが可能故に、図19(A)の補償コイル9
の付加に伴うミスランディングを補正することができ
る。
【0037】実施例2. 上記実施例では、二極電磁石12の設置位置がCP−A
SSY11の後部であった場合について説明したが、他
の位置に設置してもよい。図8は偏向ヨーク8の電子銃
側セパレータ端面に、四極の突極部12t ,12b
l ,12r およびコアバック12c を配し、各突極部
12t ,12b12 l ,12r に電磁石コイル12h
あるいは12v を巻回した二極電磁石12を示してい
る。
【0038】即ち、上/下に設けられた突極部12t
12b には電磁石コイル12h が巻回されて、それに電
流供給回路13が接続され、左/右に設けられた突極部
12 l と12r には電磁石コイル12v が巻回されて、
それに電流供給回路15が接続されて、図1及び図6に
示す水平/垂直の二極磁界が各々生成される。
【0039】実施例3.次に二極電磁石のさらに他の設
置例を図9および図10にて説明する。図9はCP−A
SSY11の外観図であり、図9の矢印VIIIより見た電
磁石コイルの斜視図を図10に示す。図8のものと同様
な作用をする電磁石コイル12h ,12v がCP−AS
SY11内に組み込まれている構造である。
【0040】実施例4.また、上記実施例ではシャドウ
マスクの変形をセンサで直接検出するものを示したが、
シャドウマスクの変形はアノード電流に比例するので、
図11に示すように、アノード電流検出回路21でアノ
ード電流に比例した電圧を検出し、電流制御回路14
(16)はそれによって電流供給回路13(15)の制
御を行い、鋸歯状波電流の振幅を可変するようにしても
よい。
【0041】実施例5.さらに、上記実施例では、シャ
ドウマスクの変形を直接/間接に検出して、鋸歯状波電
流の振幅を自動調整する場合について説明したが、図1
2に示すように、当該ディスプレイ装置のフロントある
いはサイドにユーザに開放されたユーザボリューム22
を設置し、当該ユーザボリューム22の操作によって鋸
歯状波電流の振幅を手動調整するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、CR
Tのネック部に配置した二極電磁石の電磁石コイルに供
給される、偏向電流に同期した正負に交番する鋸歯状波
に基づいて二極磁界を発生させるように構成したので、
当該二極磁界が、青色、緑色および赤色に対応した各電
子ビームに対して同等の作用を及ぼしてそのランディン
グを変えることで、ドーミングやH/V差に伴うミスラ
ンディングが補正され、色純度の劣化を安価に解消する
ことができる陰極線管ディスプレイ装置が得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による陰極線管ディスプレ
イ装置の要部を示す構成図である。
【図2】上記実施例の二極電磁石の設置位置を示す説明
図である。
【図3】上記実施例における鋸歯状波電流供給の一例を
示すブロック図である。
【図4】上記実施例における鋸歯状波電流の振幅制御の
一例を示すブロック図である。
【図5】上記実施例におけるランディング変化の説明図
である。
【図6】上記実施例における電磁石コイルとその二極磁
界による電子ビームの移動を示す説明図である。
【図7】上記実施例におけるランディング変化の説明図
である。
【図8】この発明の他の実施例における二極電磁石を示
す構成図である。
【図9】この発明のさらに他の実施例における二極電磁
石を説明するためのCP−ASSYの側面図である。
【図10】上記実施例における電磁石コイルを示す斜視
図である。
【図11】この発明のさらに他の実施例における鋸歯状
波電流の振幅制御の一例を示すブロック図である。
【図12】この発明のさらに他の実施例における鋸歯状
波電流の振幅制御の一例を示すブロック図である。
【図13】従来の陰極線管ディスプレイ装置で用いられ
るCRTの一例を示す部分断面図である。
【図14】その発光の原理を示す説明図である。
【図15】シャドウマスクのドーミングを説明するため
のCRTの部分断面図である。
【図16】その要部拡大図である。
【図17】そのランディング変化を示す説明図である。
【図18】補償コイルによる漏洩磁界の低減を示す説明
図である。
【図19】補償コイルの補償磁界によるランディング変
化を示す説明図である。
【図20】ミスランディング補正のための偏向ヨークの
位置調整を示す説明図である。
【図21】偏向ヨークの位置調整によるランディング変
化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 陰極線管(CRT) 7 電子ビーム 8 偏向ヨーク 12 二極電磁石 12h ,12v 電磁石コイル 13,15 電流供給回路 14,16 電流制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管のネック部に配置され、その偏
    向ヨークにて偏向される電子ビームに垂直方向の偏向を
    与えるために二極磁界を発生させる電磁石コイル、およ
    び水平方向の偏向を与えるための二極磁界を発生させる
    電磁石コイルの少なくとも一方を有する二極電磁石と、
    前記電子ビームの蛍光体へのミスランディングを発生さ
    せるシャドウマスクの位置変化を検出するマスク位置検
    出回路と、前記電磁石コイルに、偏向電流に同期して正
    負に交番する鋸歯状波電流を供給する電流供給回路と、
    前記電流供給回路が出力する鋸歯状波電流の振幅を、
    記マスク位置検出回路が検出したシャドウマスクの位置
    変化に対応して、制御する電流制御回路とを備えた陰極
    線管ディスプレイ装置。
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