JP2965100B2 - フレーム間予測圧縮回路 - Google Patents

フレーム間予測圧縮回路

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JP2965100B2
JP2965100B2 JP22321592A JP22321592A JP2965100B2 JP 2965100 B2 JP2965100 B2 JP 2965100B2 JP 22321592 A JP22321592 A JP 22321592A JP 22321592 A JP22321592 A JP 22321592A JP 2965100 B2 JP2965100 B2 JP 2965100B2
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卓也 対馬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレーム間予測圧縮回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のフレーム間予測圧縮回路が
適用されたフレーム間予測圧縮符号化装置のブロック図
である。また、本願において「フレーム」とは1枚の画
面の意であり、飛び越し走査を伴う映像信号方式におけ
るフィールドを含む概念である。以下、図面を参照しつ
つ従来の技術を説明する。
【0003】図6において、図示せぬ伝送路より量子化
された入力画像情報aaが減算手段1の一方の入力に供
給され、ここで他方の入力に供給される1フレーム前の
第1の画像情報bbを入力画像情報aaから減算して得
た第2の画像情報ccをDCT変換器2に供給する。
【0004】そして、DCT変換器2にて直交変換処理
を施し、その出力を量子化器3にて再量子化を施して情
報を圧縮して得た量子化器出力信号3aを可変長符号化
手段(VLC)4と逆量子化器5とに供給する。
【0005】この可変長符号化手段4は例えばランレン
グス符号化を施して得た符号化情報4aを図示せぬ伝送
路に出力していた。尚、この伝送路はフレーム間予測圧
縮符号化装置が例えばデジタルVTRである場合は磁気
テープ記録再生系であり、また、光磁気記録再生装置で
ある場合は光記録再生系である。更に、伝送路は電波で
あっても良い。
【0006】一方、量子化器出力信号3aは量子化器3
と相補的な関係にある逆量子化器5と、DCT変換器2
と相補的な関係にある逆DCT変換器(IDCT)6と
を介して得た第3の画像情報ddがフレームメモリ7に
供給される。このように逆量子化器5と逆DCT変換器
6とを用いて第3の画像情報ddを得ているのは、DC
T変換器2と量子化器3で発生する誤差を積算しないた
めである。
【0007】そして、フレームメモリ7にて第3の画像
情報ddを1フレーム遅延して得た第1の画像情報bb
をスイッチ手段8に供給する。このスイッチ手段8は可
変長符号化手段4の出力をフレームの差分成分に基づく
ものにするか、あるいは入力画像情報aaに基づくもの
にするかを切換える役割を担う。ここで差分成分に基づ
くフレームをプレディクションフレームPと、入力画像
情報aaにそのものに基づくフレームをイントラフレー
ムIと呼ぶこととする。
【0008】そして、スイッチ手段8はフレーム制御信
号S1で制御され、符号化情報4aをイントラフレーム
Iに係る情報とする際は開放状態とし、プレディクショ
ンフレームPに係る情報とする際は図示する接続状態と
する。
【0009】このようにして、従来のフレーム間予測圧
縮符号化装置は所定の周期でイントラフレームIに係る
符号化情報4aとプレディクションフレームPに係る符
号化情報4aと得ていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図7はイントラフレー
ムIとプレディクションフレームPとの関係を説明する
ための概念図である。以下、図7を用いて従来の技術の
問題点を説明する。
【0011】さて、図7に図示する如く「I」で図示す
るイントラフレームIを1フレーム伝送した後、「P」
で図示するプレディクションフレームPを4フレーム伝
送する場合を想定する。
【0012】ここで、時刻Tで入力画像情報aaの供給
が一時的に停止した場合を考えると、図6中のフレーム
メモリ7に格納された情報は1フレーム経過後には、入
力画像情報aaが供給されないので消失してしまう。従
って、入力画像情報aaの供給が再開された際、第1の
画像情報bbがないので、誤動作を生じることとなる。
一方、この誤動作を回避するためには一時停止のタイミ
ングをプレディクションフレームPからイントラフレー
ムIに切り替わるタイミングに設定する必要があった。
この問題は例えば、フレーム間予測圧縮符号化装置がデ
ジタルVTRである場合、特に問題であり、記録の一時
停止や編集の際に制限を課するものであった。
【0013】そこで、本発明は係る問題点を解決するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため以下の構成を提供するものである。
【0015】過去の画像情報と入力画像情報との差分情
報と、該入力画像情報とを所定の周期で交互に選択して
圧縮するフレーム間予測圧縮回路において、画像情報が
1フレーム期間毎に更新され、且つ該入力画像情報の供
給の有無に応じて動作制御が行われるメモリ手段を備
え、該メモリ手段は、該入力画像情報の供給が一時停止
する期間中、一時停止開始直前の過去の画像情報を保持
し続けることを特徴とするフレーム間予測圧縮回路。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係るフレーム間予測圧縮回路
が適用されるフレーム間子測圧縮符号化装置の第1実施
例のブロック図、図2は図1のタイミングチャート、図
3は本発明に係るフレーム間予測圧縮回路が適用される
フレーム間予測圧縮符号化装置の第2実施例のブロック
図、図4は図3のタイミングチャート、図5は第2実施
例の応用例を説明するためのブロック図である。以下図
面を参照しつつ実施例を説明する。尚、図6と同一の構
成には同一の符号を付しその説明を省略する。
【0017】(第1実施例) 図1,図2を用いて第1実施例を説明するに、図1に図
示するフレーム間予測圧縮符号化装置が上記した図6
相違するのは減算手段1の入力側にフレームメモリ9を
設けた点と制御回路10を設けた点である。
【0018】このフレームメモリ9を制御する制御回路
10には、イントラフレームIの期間ハイレベルとなり
プレディクションフレームPの期間ローレベルとなる図
2(A)に図示するフレーム制御信号S1と、一時停止
の期間ハイレベルとなる同図(B)に図示する一時停止
制御信号S2とが供給される。そして、両信号より一時
停止制御信号S2の立ち上がりエッジに同期してハイレ
ベルとなり、次のフレーム制御信号S1の立ち上がりエ
ッジに同期してローレベルとなる同図(C)に図示する
フレームメモリ制御信号S3をフレームメモリ9に供給
する。
【0019】そして、フレームメモリ9はフレームメモ
リ制御信号S3がハイレベルの期間フリーズモードとな
り一時停止期間の直前の入力画像情報aaを減算手段1
に供給する。そして、一時停止期間経過後は同図(A)
に図示する如くフレーム制御信号S1はイントラフレー
ムIから開始する。
【0020】従って、プレディクションフレームPの期
間中に一時停止があった場合でもイントラフレームIと
プレディクションフレームPとの周期性を維持すること
ができる。
【0021】(第2実施例) 第1実施例においては一時停止期間中の入力画像情報a
aのバッファメモリとしてフレーメモリ9を用いたが、
図2(C)に図示する一時停止期間開始から次のイント
ラフレームIまでの期間中、可変長符号化手段4は符号
化情報4aを図示せぬ伝送路に出力することとなる。こ
こで、フレーム間予測圧縮符号化装置がデジタルVTR
であって一時停止が編集に伴うものである場合を考える
と、操作者が希望しないフレームが磁気テープに記録さ
れることになる。
【0022】そこで、第2実施例においては一時停止期
間開始と一時停止期間解除とのフレームが一致するよう
フレーム間予測圧縮符号化装置を構成した。以下、図
3,図4を参照しつつ第2実施例を説明する。
【0023】図3において、図6と相違するのは一時停
止の期間ハイレベルとなる図4(B)に図示する一時停
止制御信号S2がフレームメモリ7に供給される点と、
イントラフレームIの期間ハイレベルとなりプレディク
ションフレームPの期間ローレベルとなる同図(A)に
図示するフレーム制御信号S4がスイッチ手段8に供給
される点である。
【0024】即ち、フレームメモリ7は一時停止制御信
号S2がハイレベルの期間中フリーズモードとなり一時
停止期間の直前の逆DCT変換器6より出力される第1
の画像情報bbを格納して、一時停止制御信号S2がハ
イレベルからローレベルに切り替ったフレームで一時停
止期間の第1の画像情報bbを出力する。
【0025】また、スイッチ手段8はフレーム制御信号
S4がローレベルの期間中接続状態となり、一時停止解
除後に一時停止開始時における残りのプレディクション
フレームPの期間が開始する。
【0026】従って、プレディクションフレームPの期
間中に一時停止があった場合でも、復号した際、画像が
乱れることのない符号化情報4aを伝送路に供給するこ
とができる。
【0027】尚、上記した第2実施例において、フレー
ムメモリ7は図3中の分岐点Aからスイッチ手段の入力
Bまでの経路中に配置でき、特に図5に図示する構成に
することにより、メモリ量を節減できる。
【0028】尚、上記した第2実施例において、動きベ
クトルを用いて画像圧縮を行う場合は、フレームメモリ
7に動きベクトルに関する過去の情報も格納して第1の
画像情報bbと同様に取り扱っても良いことは勿論であ
る。更に、プレディクションフレームPとイントラフレ
ームIとの周期性に係る信号処理情報もフレームメモリ
7に格納して第1の画像情報bbと同様に取り扱っても
良いことは勿論である。
【0029】尚、上記した第2実施例において、フレー
ムメモリ7は第3の画像情報ddを1フレーム遅延せし
める役割と一時停止期間中、一時停止開始直前の第3の
画像情報ddをメモリする役割を兼用していたが、他の
メモリ手段をフィードバックループ内に介挿してこの他
のメモリ手段に一時停止期間中、一時停止開始直前の第
3の画像情報ddをメモリする役割を担わせても良いこ
とは勿論である。
【0030】尚、上述した第1,第2実施例においてそ
のフィードバックループの任意の箇所にKを乗数(但
し、Kは1以下の実数)とする乗数器を介挿して、過去
の画像情報の一部をフィードバックするよう構成しても
良いことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】上述したように本発明の構成によれば、
入力画像情報の供給が一時停止する期間中、フレームメ
モリをフリーズ状態にして、メモリ内の画像情報が消失
してしまうのを防止するよう制御したので、過去のフレ
ームに係る画像情報が一時停止期間中に消失することな
く、一時停止が解除された際に引き続きフレーム間予測
圧縮を行うことができるという効果があり、特に、デジ
タルVTRに適用された場合、編集を不都合なく行うこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフレーム間予測圧縮回路が適用さ
れたフレーム間予測圧縮符号化装置の第1実施例のブロ
ック図である。
【図2】図1のタイミングチャートである。
【図3】本発明に係るフレーム間予測圧縮回路が適用さ
れたフレーム間予測圧縮符号化装置の第2実施例のブロ
ック図である。
【図4】図3のタイミングチャートである。
【図5】第2実施例の応用例を説明するためのブロック
図である。
【図6】従来のフレーム間予測圧縮回路が適用されたフ
レーム間予測圧縮符号化装置のブロック図である。
【図7】イントラフレームIとプレディクションフレー
ムPとの関係を説明するための概念図である。
【符号の説明】 aa 入力画像情報 1 減算手段 7 フレームメモリ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像情報により保持している画像情報
    が1フレーム期間毎に更新され、且つ該入力画像情報の
    供給の有無に応じて動作制御が行われるメモリ手段と、 過去の画像情報と該メモリ手段からの画像情報との差分
    情報と、該メモリ手段からの画像情報とを所定の周期で
    交互に選択して圧縮する圧縮回路とを備え、 該メモリ手段は、該入力画像情報の供給が一時停止する
    期間中、一時停止開始直前の画像情報を保持し続けるこ
    とを特徴とするフレーム間予測圧縮回路。
  2. 【請求項2】過去の画像情報と入力画像情報との差分情
    報と、該入力画像情報とを所定の周期で交互に選択して
    圧縮する圧縮回路と、 該圧縮回路による圧縮処理を終えた信号に基づき保持し
    ている画像情報が1フレーム期間毎に更新され、且つ該
    入力画像信号の供給の有無に応じて動作制御が行われる
    と共に、出力信号を該過去の画像情報として供給するメ
    モリ手段とを備え、 該メモリ手段は、該入力画像情報の供給が一時停止する
    期間中、一時停止開始直前の画像情報を保持し続けるこ
    とを特徴とするフレーム間予測圧縮回路。
JP22321592A 1992-07-30 1992-07-30 フレーム間予測圧縮回路 Expired - Lifetime JP2965100B2 (ja)

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