JP2964906B2 - 厚板平面形状制御方法 - Google Patents

厚板平面形状制御方法

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JP2964906B2
JP2964906B2 JP7069934A JP6993495A JP2964906B2 JP 2964906 B2 JP2964906 B2 JP 2964906B2 JP 7069934 A JP7069934 A JP 7069934A JP 6993495 A JP6993495 A JP 6993495A JP 2964906 B2 JP2964906 B2 JP 2964906B2
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裕之 古川
一郎 上田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厚板圧延後の鋼板の平
面形状を矩形化することにより、成品先後端部および両
端部のクロップ切り捨てロスを減少させ得る厚板の平面
形状制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】厚板圧延においては、加熱炉より抽出さ
れた平面形状が矩形のスラブを、まず厚みを整える目的
で長手方向に2〜4パスの成形圧延を行い、次にこれを
90°回転させて所定の幅を得るように幅出し圧延を行っ
た後、再度90°回転させ所定の長さを得る仕上げ圧延を
行って所望の寸法を有する成品を得ている。
【0003】図7は、従来の水平ロールによる圧延後の
鋼板の平面形状を示す図である。厚板圧延を水平ロール
による圧延だけで行うと、圧延後の鋼板の平面形状は幅
出し比(=圧延幅/スラブ幅)の大きさにより、幅出し
比が大きい時は(a)のように鋼板長手方向中央部の幅
が広くなる太鼓形となり、先後端のクロップ形状はフィ
ッシュテール状となる。また、幅出し比が小さい時は
(b)のように中央部より先後端部の幅が広くなる鼓形
となり、先後端のクロップ形状は舌状となる。
【0004】また、上記の水平ロールによる圧延で発生
する平面形状不良を改善する方法として水平ロールと竪
ロールを組み合わせた圧延が従来から用いられている。
【0005】図8は、従来のエッジングによる鋼板の平
面形状の改善方法を示す図である。
【0006】(a)は幅出し比大の水平ロールによる圧
延を行った場合の竪ロールによるエッジングで平面形状
を改善する方法を示した図であり、水平ロールによる幅
出し圧延中あるいはその前後において、先後端のフィッ
シュテール状となった部分をエッジング(以下、「幅出
しエッジング」という)することで、フィシュテール状
のクロップ部(図中の斜線部)を幅方向に折り込み、太
鼓形と先後端部のフィッシュテール状になった平面形状
を改善する。一方、(b)は幅出し比小の水平ロールに
よる圧延を行った場合の竪ロールによるエッジングで平
面形状を改善する方法を示した図であり、水平ロールに
よる仕上げ圧延中あるいはその前後において、鼓形とな
った両端部をエッジング(以下、「仕上げエッジング」
という)することで先後端付近の幅拡りによる凸部を先
後端に折り込み、鼓形と舌状になった平面形状を改善す
る。実際の圧延においては、この幅出しエッジングと仕
上げエッジングを組み合わせて成品の平面形状の矩形化
を図っている。
【0007】例えば特公昭61-34886号公報においては、
図9に示すように、下記(1)、(2)式で表されるク
ロップ長△L、および幅拡り量△Wを評価指標として、
これらが歩留まりロス許容範囲内に入るように幅出しエ
ッジング圧下量△EC および仕上げエッジング圧下量△
L を決定し圧延することで平面形状を改善する方法が
提案されている。
【0008】 △L=△LT +△LB ・・・(1) △W=WM −(WT +WB )/2 ・・・(2) ここで、△LT :先端部のクロップ長 △LB :後端部のクロップ長 WM :中央部の幅 WT :先端部の幅 WB :後端部の幅 しかし、特公昭61-34886号公報における方法では、板幅
形状を先後端部と中央部との幅の偏差△Wでしかとらえ
ていないため、実際の歩留まりロスとなる成品両端のク
ロップ面積を正確に評価できない場合がある。
【0009】図10は、圧延後の鋼板の平面形状とそれ
から採取できる成品寸法を示す図である。例えば、水平
ロールによる幅出し圧延を行った時に、図10(b)に
示すような、長手方向中央部以外の部分で板幅が最小と
なる幅落ちが生じた場合、幅落ちがない図10(a)の
形状とは△Wが同じであっても、切り捨てクロップ面積
はその幅落ち△Wo 分だけ増えることとなる。したがっ
て、クロップ切り捨て後の最終成品面積で比較すると、
図中の斜線部で表されるように、(b)の幅落ちがある
場合の成品面積Sbは、(a)の幅落ちがない場合の成
品面積Saより小さくなってしまう。
【0010】また、特公昭57-48286号公報には、仕上げ
エッジング時に竪ロール開度を長手方向に連続的に変化
させることにより、水平ロール圧下時に発生した太鼓形
や鼓形となった平面形状を改善し、成品両端のクロップ
面積の最小化を図る方法が開示されている。しかし、先
後端のクロップ面積の最小化については考慮されておら
ず歩留まりロス低減と言う意味では最適とは言えない。
【0011】さらに特開平5-185105号公報には、幅出し
圧延の前後あるいは途中において、先後端部が中央部の
圧下量より軽圧下となるようにエッジングすることで、
先後端のクロップ形状を最適化する方法が開示されてい
る。しかし、この場合は成品両端のクロップ面積の最小
化という点では十分な解決策とはなっていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の水
平ロールと竪ロールを用いた厚板圧延において、成品の
先後端部と幅端部の両方のクロップ量を最小化する技術
は十分に確立されているとはいえない。そこで本発明の
目的は、圧延後の鋼板の平面形状を矩形化してクロップ
面積を最小化し、成品の歩留まりロスの低減が可能な厚
板圧延時の厚板平面形状制御方法を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされるものであり、成品の先後端クロッ
プ面積と両端クロップ面積の和(以下、クロップ面積)
を最小とするように幅出しエッジング、仕上げエッジン
グでの最適な圧下パターンを決定するものであり、特に
仕上げエッジングでは先後端で軽圧下とすることで幅落
ちの低減を図っている。
【0014】すなわち、本発明が要旨とするところは、
「水平ロールと竪ロールを用いて厚板圧延するに際し、
成品の先後端のクロップ面積と両端のクロップ面積が最
小となるように、水平ロールによる幅出し圧延中あるい
はその前後において、一定の圧下量で成品の先後端相当
部を竪ロールによりエッジングし、さらに水平ロールに
よる仕上げ圧延中あるいはその前後において、成品の先
後端部付近の圧下量が中央部の基準圧下量より小さくな
るようにした圧下パターンで成品の両側端部を竪ロール
によりエッジングする方法であって、鋼板をエッジング
した後、エッジングにより生じた盛り上がり部のみを平
坦化する水平圧延をおこなったときの両幅端のクロップ
形状Sv(x)と先後端のクロップ形状Tv(y)を予
測し、一方鋼板を水平圧延のみしたときの両端のクロッ
プ形状Sh(x)と先後端クロップ形状Th(y)を予
測し、予測したSv(x)、Tv(y)、Sh(x)お
よびTh(y)を重ね合わせて成品の先後端クロップ面
積と両端クロップ面積を求め、その先後端クロップ面積
と両端クロップ面積の和が最小となるように、幅出しエ
ッジングの圧下量と仕上げエッジングの圧下パターンを
決定することを特徴とする厚板平面形状制御方法」であ
る。
【0015】
【作用】本発明では平面形状予測モデルを用いたシミュ
レーションにより、成品のクロップ面積が最小となるよ
うな竪ロールによる幅出しエッジングと仕上げエッジン
グ時の圧下パターンを探索する。
【0016】以下、平面形状予測モデルについて説明す
る。
【0017】図2は、エッジングと水平圧延を行った場
合の鋼板の平面形状変化の一例を示す図である。ほぼ矩
形の平面形状を有する鋼板を竪ロールによりエッジング
することで、板幅端部にドッグボーンと呼ばれる盛り上
がりが生じる。この盛り上がり部のみを平坦化するた
め、水平ロールによる水平圧延を行った場合の平面形状
変化は、両端のクロップ形状を指数関数で、先後端のク
ロップ形状を4次のべき乗関数で近似すれば下式
(3)、(4)で整理されることが実操業データより判
った。
【0018】 Sv (x)=g1 (x,Win(x),Hv ,SE (x))・・・(3) Tv (y)=f1 (y,Wout ,△Win,△Wout ) ・・・(4) ここで、Sv (x):両幅端のクロップ形状 x :長手方向先端から中央部までの距離 Win(x):エッジング前の板幅分布 Hv :エッジング前の板厚 SE (x):竪ロール開度 Tv (y):先後端のクロップ形状 y :板幅方向板中心から板端までの距離 Wout :エッジング後の板幅 △Win :エッジング前の幅拡り量 △Wout :エッジング後の幅拡り量 また、図3は、水平ロールによる圧延のみを行った場合
の鋼板の平面形状変化の一例を示す図である。この場合
も、両端のクロップ形状を指数関数で、先後端のクロッ
プ形状を4次のべき乗関数で近似すれば下式(5)、
(6)で整理されることが実操業データより判った。
【0019】 Sh (x)=g2 (x,Hh ,△h) ・・・(5) Th (y)=f2 (y,Hh ,△h) ・・・(6) ここで、Sh (x):両端のクロップ形状 x :長手方向先端から中央までの距離 Hh :水平圧延前板厚 △h :圧下量 Th (y):先後端クロップ形状 y :板幅方向板中心から板端までの距離 図2および図3に示す平面形状変化を圧延スケジュール
に基づいて計算し、重ね合わせることで成品の平面形状
予測を行うことができる。
【0020】図4〜図6は、鋼板のクロップ面積を最小
化するための、竪ロールによる幅出しエッジングと仕上
げエッジング時の圧下パターンの決定方法を示す図であ
る。
【0021】まず、以下の前提条件を定める。
【0022】図4に示すように、(a)の竪ロールに
よる幅出しエッジングは鋼板幅方向で一定の圧下量ΔE
C とする。
【0023】図4に示すように、(b)の竪ロールに
よる仕上げエッジングは、幅落ちを防止するため鋼板長
手方向での先後端部の圧下量(ΔEL )top を中央部の
基準圧下量ΔEL より小さい軽圧下とし、その時の圧下
量は鋼板長手方向位置で先後端対称パターンとする。
【0024】また、上記圧下量とする圧下パターンは軽
圧下開始点PS 、軽圧下終了点PE、および下記(7)
式で表される先後端軽圧下率rで決定される。
【0025】 r=(ΔEL )top /ΔEL ・・・(7) なお、図4(b)で、軽圧下開始点PS 、軽圧下終了点
E を先後端対称位置で同一記号で表しているが、先端
(噛み込み端)側の軽圧下開始点PS は、軽圧下終了後
圧下量を徐々に増やしていき所定の中央部の圧下量△E
L になった時点を意味し、後端(尻抜け端)側の軽圧下
終了点PE は軽圧下のために圧下量を減少させていき所
定の軽圧下量(ΔEL )top となった時点を意味する。
【0026】図5に示すように、(a)の竪ロールに
よる幅出しエッジング時の圧下量△EC と(b)の仕上
げエッジング時の圧下量△EL は設備の物理的限界、鋼
板の座屈やまくれキズ等の制約から、下記(8)、
(9)式で表される許容範囲を設ける。
【0027】 0≦△EC ≦(△EC )max ・・・(8) 0≦△EL ≦(△EL )max ・・・(9) ここで、本発明ではパススケジュールに基づくシミュレ
ーションにより、クロップ面積を最小とするような△E
C 、△EL 、PS 、PE 、rを次の順序で決定する。
【0028】ステップ1:図5に示すように、PS 、P
E 固定でパラメータ△EC 、△EL、r(0≦r≦1)
をそれぞれ独立に振り、クロップ面積が最小となる狙い
値(△EC )opt 、(△EL )opt 、ropt を決定す
る。なお、図中の破線は、狙い値を決定するために、圧
下量を変化させたことを意味する。
【0029】ステップ2:ステップ1で得られた(△E
C )opt 、(△EL )opt 、roptを固定し、図6に示
すように、パラメータPS 、PE を破線で示す範囲で振
り、クロップ面積が最小となる(PS )opt 、(PE
opt を決定する。
【0030】なお上記図4〜図6では、軽圧下開始点P
S 、軽圧下終了点PE 間での圧下量を先後端部の軽圧下
量(ΔEL )top から中央部の基準圧下量ΔEL まで直
線的に変化させた場合で説明したが、鋼板の形状によっ
てはPS 〜PE 間で圧下量を段階的に変化させたり、P
S 〜PE 間をさらに区分してその区分毎に圧下率の変化
量となる勾配を変更させてもよい。
【0031】また、本発明においては、上記演算を実際
に圧延スラブ毎にパススケジュールに基づいてオンライ
ンで行うか、またはスラブサイズ、幅出し比、延し長さ
比(=成品長さ/スラブ長さ)等により区分されたテー
ブルに、オフラインで予めエッジング時の圧下パターン
を選定しておき、実圧延時に条件に一致するテーブル区
分の値を使用してもよい。
【0032】
【実施例】図1は、本発明方法を実施するための装置構
成の一例を示す図である。
【0033】圧延スケジュール演算装置6が上位コンピ
ュータからスラブサイズ、スラブ温度、成品サイズ等の
情報を受け、水平ロールによる水平圧延パススケジュー
ルおよび竪ロールによるエッジングタイミングを決定す
る。水平圧延パススケジュールおよびエッジングタイミ
ングは運転室モニタ8に出力され、オペレータはそれを
基に水平圧延およびエッジングを行う。また、水平圧延
パススケジュールに基づく水平ロール開度指令は水平圧
延機制御装置7に伝送され、水平圧延機制御装置7によ
り水平ロールを有する水平圧延機2を制御して圧延を行
う。一方、圧延スケジュール演算装置6から水平圧延パ
ススケジュールとエッジングタイミングを受け取ったエ
ッジャ開度演算装置5は、本発明方法より決定した圧下
パターンをエッジャ制御装置4に伝送する。エッジャ制
御装置4は板幅測定装置3より測定した鋼板長手方向中
央部の板幅と伝送された前記圧下パターンより竪ロール
開度指令を竪ロールを有するエッジャ1に送りエッジン
グを行う。
【0034】表1に各種スラブサイズおよび成品サイズ
の厚板圧延に、従来方法と本発明方法を適用した場合の
実施例を示す。従来方法は、幅拡り量△W、クロップ長
△Lを評価指標として、幅出しエッジング、仕上げエッ
ジングの圧下量を決定したものであり、共に圧下量は板
内(鋼板幅方向位置および長手方向位置)で一定として
いる。ここで、圧下量および圧下パターンの探索は制約
条件 0mm≦△EC ≦60mm、 0mm≦△EL ≦60mmで行っ
た。
【0035】
【表1】
【0036】表1から、本発明法を用いることでクロッ
プ面積が従来法に比べ平均42%に低減され、厚板鋼板製
造コスト削減に大きな効果を発揮する。
【0037】
【発明の効果】本発明方法によれば水平ロールと竪ロー
ルを有した圧延設備において厚板圧延を行う際に、歩留
まりロスとなるクロップ面積を最小化することができ、
厚板の製造コスト低減に多大な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための装置構成の一例を
示す図である。
【図2】エッジングと水平圧延を行った場合の鋼板の平
面形状変化の一例を示す図である。
【図3】水平ロールによる圧延のみを行った場合の鋼板
の平面形状変化の一例を示す図である。
【図4】鋼板のクロップ面積を最小化するための、竪ロ
ールによる幅出しエッジングと仕上げエッジング時の圧
下パターンの決定方法を示す図である。
【図5】鋼板のクロップ面積を最小化するための、竪ロ
ールによる幅出しエッジングと仕上げエッジング時の圧
下パターンの決定方法を示す図である。
【図6】鋼板のクロップ面積を最小化するための、竪ロ
ールによる仕上げエッジング時の圧下パターンの決定方
法を示す図である。
【図7】従来の水平ロールによる圧延後の鋼板の平面形
状を示す図である。
【図8】従来のエッジングによる鋼板の平面形状の改善
方法を示す図である。
【図9】特公昭61-34886号公報に開示された方法を説明
する圧延後の鋼板の平面形状を示す図である。
【図10】圧延後の鋼板の平面形状とそれから採取でき
る成品寸法を示す図である。
【符号の説明】
1 エッジャ 2 水平圧延機 3 板幅測定装置 4 エッジャ制御装置 5 エッジャ開度演算装置 6 圧延スケジュール演算装置 7 水平圧延機制御装置 8 運転室モニタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21B 37/16 B21B 37/22 B21B 37/28 B21B 1/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平ロールと竪ロールを用いて厚板圧延す
    るに際し、成品の先後端のクロップ面積と両端のクロッ
    プ面積が最小となるように、水平ロールによる幅出し圧
    延中あるいはその前後において、一定の圧下量で成品の
    先後端相当部を竪ロールによりエッジングし、さらに水
    平ロールによる仕上げ圧延中あるいはその前後におい
    て、成品の先後端部付近の圧下量が中央部の基準圧下量
    より小さくなるようにした圧下パターンで成品の両側端
    部を竪ロールによりエッジングする方法であって、鋼板
    をエッジングした後、エッジングにより生じた盛り上が
    り部のみを平坦化する水平圧延をおこなったときの両幅
    端のクロップ形状Sv(x)と先後端のクロップ形状T
    v(y)を予測し、一方鋼板を水平圧延のみしたときの
    両端のクロップ形状Sh(x)と先後端クロップ形状T
    h(y)を予測し、予測したSv(x)、Tv(y)、
    Sh(x)およびTh(y)を重ね合わせて成品の先後
    端クロップ面積と両端クロップ面積を求め、その先後端
    クロップ面積と両端クロップ面積の和が最小となるよう
    に、幅出しエッジングの圧下量と仕上げエッジングの圧
    下パターンを決定することを特徴とする厚板平面形状制
    御方法。
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