JP2964753B2 - 電子部品封止用エポキシ樹脂成形材料及びこれを用いたパッケージ - Google Patents

電子部品封止用エポキシ樹脂成形材料及びこれを用いたパッケージ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷熱サイクル時にクラッ
クが発生しにくい、耐クラック性の優れたエポキシ樹脂
成形材料及びこれを用いたパッケジに関するもので、
とくに、素子サイズの大きなLSIなどの電子部品封止
用エポキシ樹脂成形材料及びこれを用いたパッケジに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コイル、コンデンサ、トランジス
タ、ICなど電子部品封止用の分野ではエポキシ樹脂成
形材料が広く用いられている。この理由としては、エポ
キシ樹脂が電気特性、耐熱性、機械強度、インサト品
との接着性などの諸特性にバランスが取れているためで
ある。しかし、エポキシ樹脂は上記の様な特長を有する
が、その反面、熱硬化性樹脂の欠点である堅くて脆い性
質があり、耐衝撃性、耐熱衝撃性の面で問題がある。
【0003】電子部品のパッケジはICに代表される
ように、小形、薄形化の傾向にあり、冷熱サイクル時に
パッケジがクラックするという問題を生じる。このパ
ッケジに発生したクラックは水分の浸入を容易にし、
インサト品の腐食を引き起こす。このようにパッケ
ジが小形、形化した電子部品や、インサト品が大形
化したものを成形するにあたっては、従来のエポキシ樹
脂成形材料では種々問題が生じるため、耐熱衝撃性が優
れ、パッケジにクラックが発生しにくいものが強く望
まれている。その改善策として従来、エポキシ樹脂系を
シリコン重合体で変性する方法がある。しかし、シリ
ン重合体は、エポキシ樹脂に非相溶であるために、
成形材料の耐熱衝撃性は向上するものの、成形時にしみ
出し、バリ(金型クリアランスからのしみ出し)や成形
品外観の悪化をひき起こしやすい。また、これらの変性
はシリコンの表面張力が一般に、小さいため、成形品
表面へのマキング性や、プリント配線板への仮止め性
が悪くなる。これらの問題点については、エポキシ樹脂
系と比較的相溶性が良く、表面張力も大きい熱可塑性エ
ラストマを添加する方法が特開平3−66743等に紹
介されているが、この方法も、熱可塑性エラストマの溶
融粘度が高いため、封止用成形材料の流動性低下を引き
起こしてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は耐熱衝撃性に
優れ、成形時の流動性、マキング性、プリント配線板
ヘの実装作業性に優れた電子部品封止用エポキシ樹脂成
形材料及びこれを用いたパッケジを提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品封止用
エポキシ樹脂成形材料は、 (A)構造式が
【化1】 で示されるエポキシ樹脂、 (B)1分子中に2個以上のフェノール性水酸基を有す
る化合物および (C)エポキシ樹脂と相溶する部分と非相溶なエラスト
マ部分とを有する熱可塑性エラストマを必須成分とする
ことを特徴とするものであり、これにより、成形性、マ
キング性が良好で、フラットパッケジ型のICにお
ける耐パッケジクラック性も格段に向上できる。
【0006】本発明における(A)のエポキシ樹脂はビ
フェニル骨格を有するものであり、エポキシ樹脂の純
度、特に加水分解性塩素はICなど素子上のアルミ配線
板腐食に係わるため少ない方がよく、耐湿性の優れた電
子部品封止用エポキシ樹脂成形材料を得るためには加水
分解性塩素量が500ppm以下であることが好ましい
が、特に限定するものではない。ここで、加水分解性塩
素量とは試料のエポキシ樹脂1gをジオキサン30ml
に溶解し、1N−KOHメタノル溶液5mlを添加し
て30分間、リフラックス後、電位差滴定により求めた
値を尺度としたものである。
【0007】(A)のエポキシ樹脂は、4,4’−ビス
ヒドロキシ3,3’,5,5’−テトラメチルビフェ
ニルをエピクロルヒドリンを用いてエポキシ化すること
で得ることができる。本発明において用いられるエポキ
シ樹脂としては上記(A)の構造式で示されるものの他
に、電子部品封止用エポキシ樹脂成形材料で一般に使用
されているものと組合せて使用してもよい。それを例示
すればフェノルノボラック型エポキシ樹脂、オルソク
レゾルノボラック型エポキシ樹脂をはじめとするフェ
ル類とアルデヒド類のノボラック樹脂をエポキシ化
したもの、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、及び脂環
族エポキシ樹脂などがあり、これらを適宜何種類でも併
用することができる。
【0008】これらのエポキシ樹脂を併用する場合、特
に限定するものではないが本発明の(A)エポキシ樹脂
の配合比は、エポキシ樹脂全体の30重量%以上が好ま
しく、さらには50重量%以上が好ましい。この理由と
しては、30重量%未満では(A)エポキシ樹脂の特徴
である、流動性向上の効果が少なく、特に有効な効果を
発揮するためには50重量%以上が必要となるためであ
る。本発明において用いられる(B)成分の1分子中に
2個以上のフェノール性水酸基を有する化合物(以下、
フェノル化合物とする)としては、フェノル、クレ
ル、ビスフェノルA、ナフトルなどのフェノ
ル類とアルデヒド類とを酸性触媒下で縮合反応させて得
られるノボラック型フェノル樹脂などがあり、これら
は単独又は2種類以上を組み合わせて用いられる。ま
た、(A)のエポキシ樹脂との当量比[(B)の水酸基
数/(A)のエポキシ基数]は、特に限定はされない
が、0.5〜1.5が好ましい。
【0009】また、エポキシ樹脂とフェノル化合物の
硬化反応を促進する硬化促進剤を使用することができ
る。この硬化促進剤としては、例えば、1,8−ジアザ
ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7、トリエチレン
ジアミン、べンジルジメチルアミン、トリエタノルア
ミン、ジメチルアミノエタノル、トリス(ジメチルア
ミノメチル)フェノルなどの三級アミン類、2メチ
ルイミダゾル、2−フェニルイミダゾル、2−フェ
ニル−4−メチルイミダゾル、2−へプタデシルイミ
ダゾルなどのイミダゾル類、トリブチルホスフィ
ン、メチルジフェニルホスフィン、トリフェニルホスフ
ィン、ジフェニルホスフィン、フェニルホスフィンなど
の有機ホスフィン類、テトラフェニルホスホニウム・テ
トラフェニルボレト、テトラフェニルホスホニウム・
エチルトリフェニルボレト、テトラブチルホスホニウ
ム・テトラブチルボレトなどのテトラ置換ホスホニウ
ム・テトラ置換ト、2−エチル−4−メチルイミ
ダゾル・テトラフェニルボレト、N−メチルモルホ
リン・テトラフェニルボレトなどのテトラフェニルボ
ロン塩などがある。
【0010】また、充剤としては線膨張係数低減及び
強度向上の観点から無機充剤を用いることが必要であ
る。無機充剤としては結晶シリカ、溶融シリカ、アル
ミナ、ジルコン、珪酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭
化珪素、窒化珪素、窒化ホウ素、ジルコンなどの粉体、
またはこれらを球形化したビズなどが上げられ、1種
類以上用いることができる。充剤の配合量としては同
様の理由から、電子部品封止用エポキシ樹脂成形材料の
全配合成分の合計量に対して60容量%以上が必要であ
り、さらには、成形材料の流動性に支障のない範囲で6
5容量%以上が好ましい。
【0011】その他の添加剤として高級脂肪酸、高級
肪酸金属塩、エステル系ワックスなどの離型剤、カ
ンブラックなどの着色剤、エポキシシラン、アミノシラ
ン、ウレイドシラン、ビニルシラン、アルキルシラン、
有機チタネト、アルミニウムアルコレトなどのカッ
プリング剤、難燃剤などを用いることができる。本発明
は上記エポキシ樹脂組成物を(C)熱可塑性エラストマ
で変性したことを特徴とするものである。(C)成分の
熱可塑性エラストマは、エポキシ樹脂と 相溶する部分
と、非相溶なエラストマ部分を有することが必要であ
る。これは、エラストマ部分の相溶性が高くなると、耐
熱性の指標であるガラス転移温度が低下するためであ
る。この観点から、熱可塑性エラストマとしてはポリブ
チレンテレフタレトとポリテトラメチレングリコ
の共重合体、ナイロンとポリテトラメチレングリコ
の共重合体等が好ましい。ポリブチレンテレフタレ
とポリテトラメチレングリコルの共重合体については
重合度、共重合比については特に限定するものではない
が、ポリブチレンテレフタレトの分子量は数百〜数
千、ポリテトラメチレングリコルの分子量は約100
0〜3000、トタル分子量数万のブロック共重合
体が好ましい。さらに、ハドセグメントのポリブチレ
ンテレフタレトとソフトセグメントのポリテトラメチ
レングリコルの比率はソフトセグメントが30〜70
重量%の範囲が好ましく、耐熱衝撃性を十分発揮するた
めには、ソフトセグメントが50〜70重量%の範囲が
より好ましい。ナイロンとポリテトラメチレングリコ
ルの共重合体については、ナイロン−12とポリテトラ
メチレングリコルの共重合体が好ましい。この理由と
しては、一般にナイロン−6、ナイロン−66などのポ
リアミド樹脂は吸水率が大きく、IC封止用成形材料な
どに用いた場合、耐湿性の点で問題になりやすいが、ナ
イロン−12をハドセグメントとして用いることでこ
の部分がエポキシ樹脂との相溶性に優れ、なお且つ吸水
率の問題が生じないためである。ナイロン−12とポリ
テトラメチレングリコルの共重合体については、特に
限定するものではないが、全体の分子量が数万以下のマ
ルチブロック共重合体が好ましい。また、共重合体中の
ポリテトラメチレングリコルの比率としては、30〜
70重量%が好ましい。この理由としては、30重量%
未満では耐熱衝撃性の向上効果が少なく、70重量%を
超えると耐熱性が低下しやすいためである。
【0012】(A)、(B)、(C)成分の量比として
は(A)成分と(B)成分の総和に対する(C)成分の
重量比を0.02〜0.35とする。(C)成分の重量
比が0.02未満では、耐衝撃性に対し効果が少なく、
また0.35をえると耐熱性が悪くなるためである。
さらに、上記(C)成分を用いるにあたって、分散性を
高め、耐クラック性に対する効果を高めるため、(C)
成分をあらかじめ(A)エポキシ樹脂および(B)フェ
ル化合物と均一に溶融混合する必要がある。ここ
で、均とは目視的に透明な状態である。溶融混合の条
件としては、特に限定するものではないが(A)エポキ
シ樹脂および(B)フェノル化合物が溶融し、無触媒
下で反応が促進しない条件が望ましい。したがって、
(A)または(B)の軟化点の20℃以上から170℃
以下の範囲が望ましい。通常の成形材料の製造工程、す
なわちロル、押出機などの混練工程ではべスエポキ
シ樹脂と(C)成分が均一には混合できないため、上記
の様に、あらかじめ溶融混合する工程が必要である。そ
の後、得られた変性樹脂と充剤、硬化促進剤、充
などの添加剤を添加して、さらに混練を行い成形材料と
する。
【0013】
【作用】冷熱サイクル時に発生するパッケジクラック
の原因は、温度差によりインサト品と封止用成形材料
間に発生する熱応力によるものである。(C)成分であ
る熱可塑性エラストマは、封止用成形材料の堅くて脆い
性質を改質し、材料に可とう性を付与するため、これに
より耐パッケジクラック性が向上する。また、熱可塑
性エラストマ(C)をあらかじめ樹脂に混融して用いる
と、熱可塑性エラストマの分散性が向上し、材料が均一
になるため、耐パッケジクラック性はさらに向上す
る。さらに、溶融して用いた効果として、(C)成分が
成形時にしみ出し、成形性を悪くすることもない。
【0014】一方、冷熱サイクル時に発生する熱応力に
対しては、熱可塑性エラストマ(C)でエポキシ樹脂を
変性することで、成形材料の弾性率を低減することがで
きるため、これにより発生熱応力を低減でき、この効果
も耐熱衝撃性を向上できた要因と考える。また、ビフェ
ニル骨格型の低分子エポキシ樹脂(A)を使用したこと
で、溶融粘度の高い熱可塑性エラストマ(C)を添加し
ても成形時の流動性も良好となる。本発明になる電子部
品封止用エポキシ樹脂成形材料を用いて、公知の方法で
電子部品を封止してパッケジを得ることができる。
【0015】
【実施例】以下実施例により本発明を説明するが、本発
明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。 実施例(1)〜(4)、比較例(1)〜(4) エポキシ当量190、メチル置換ビフェニル骨格型エポ
キシ樹脂(YX−4000H、油化シェルエポキシ株式
会社製商品名)100重量部、水酸基当量106、軟化
点83℃のフェノルノボラック樹脂56重量部に対
し、(C)成分の熱可塑性エラストマとしてルプレン
P−40H(ポリブチレンテレフタレートとポリテトラ
メチレングリコールの共重合体であるポリエステルエラ
ストマ、東洋紡績株式会社製商品名)10重量部(実施
例(1))、20重量部(実施例(2))の比率で溶融
混合した樹脂を作製した。樹脂作製は無溶剤下、150
℃で60分撹拌することで行った。得られた樹脂はいず
れも黄〜橙色透明な均一物であった。
【0016】これらの樹脂系にトリフェニルホスフィン
(1重量部)、カルナバワックス(2重量部)、カ
ンブラック(1重量部)、γ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン(2重量部)、石英ガラス粉(全配合
成分の合計量に対して70重量%)を配合し、10イン
チ径の加熱ロルを使用して、混練温度80〜90℃、
混練時間7〜10分の条件で、実施例(1)(2)のエ
ポキシ樹脂成形材料を作製した。実施例(3)(4)は
実施例(1)(2)のペルプレンP−40Hをポリアミ
ドエラストマPAEグレドE40(ナイロンとポリテ
トラメチレングリコールの共重合体、ダイセル・ヒュル
ス株式会社製商品名)に置き換えた以外は、実施例
(1)(2)と同様に作製した。また、比較として
プレンP−40H及びポリアミドエラストマPAEグレ
ドE40を100μm以下に粉砕したものを溶融混合
せずに10重量部配合し、それ以外は実施例と同様に作
製したものを比較例(1)(2)とした。さらに、実施
例(1)(3)のエポキシ樹脂Y−4000Hをエポ
キシ当量200、軟化点68℃のオルソクレゾルノボ
ラック型エポキシ樹脂100重量部に、フェノルノボ
ラック樹脂の配合量を53重量部に置き換えた以外は実
施例(1)(3)と同様に作製したものを比較例(3)
(4)とした。
【0017】実施例(1)〜(4)及び比較例(1)〜
(4)の成形時の流動性及び耐熱衝撃の結果を表1に
示す。流動性の指標としてはEMM1−1−66に準拠
したスパイラルフロ試験を,180℃、6.9MPa
の条件で行った。また、耐熱衝撃試験はFP(フラット
パッケジ)型ICを作製して行った。本評価に用いた
FPのサイズは19×14×2.0t(mm)であり、
6×6(mm)の素子を搭載した54pin、42アロ
イリドのものである。試験条件は150℃のシリコ
ンオイルと−196℃の液体窒素に各2分づつ浸漬させ
るもので、その行程を1サイクルとした。評価は外観を
顕微鏡観察し、パッケジクラックの発生個数により評
価を行った。なお、FPの成形は180℃、90秒、
6.9MPaの条件で行い、成形後180℃、5時間の
後硬化を行った。
【0018】表1から実施例(1)〜(4)に示すよう
に、熱可塑性ポリエステルエラストマをあらかじめビフ
ェニル骨格型エポキシ樹脂およびフェノルノボラック
樹脂に混融して用いることにより、成形時の流動性を損
なうことなく、耐パッケジクラック性を大幅に改善で
きる。また、比較例(1)(2)と実施例(1)(3)
を比較すると、あらかじめ溶融混合した効果が明確であ
る。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明になる電子部品封止用エポキシ樹
脂成形材料は耐クラック性が従来のものと比べ大きく改
善できる。電子部品の分野、とくにFP(フラットパッ
ジ)、SOP(スモルアウトラインパッケジ)
などのICではパッケジが薄形、小形になり、素子の
大形化と相俟って耐パッケジクラック性が強く要求さ
れており、これらの製品ヘ広く適用でき、その工業的価
値は大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−177416(JP,A) 特開 平3−66743(JP,A) 特開 平2−277816(JP,A) 特開 昭52−124048(JP,A) 特開 平3−212423(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/29,23/31 C08G 59/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)構造式が 【化1】 で示されるエポキシ樹脂 (B)1分子中に2個以上のフェノル性水酸基を有す
    る化合物および (C)エポキシ樹脂と相溶する部分と非相溶なエラスト
    マ部分とを有する熱可塑性エラストマを必須成分とし、
    あらかじめ(A)、(B)、および(C)を(C)/
    [(A)+(B)]が0.02〜0.35の重量比で均
    一に溶解混合し、その後、充填剤、硬化促進剤などを添
    加して混練してなる電子部品封止用エポキシ樹脂脂成形
    材料。
  2. 【請求項2】 (C)の熱可塑性エラストマがポリブチ
    レンテレフタレトとポリテトラメチレングリコルの
    コポリマである請求項1に記載の電子部品封止用エポキ
    シ樹脂成形材料。
  3. 【請求項3】 (C)の熱可塑性エラストマがナイロン
    とポリテトラメチレングリコルのコポリマである請求
    項1に記載の電子部品封止用エポキシ樹脂成形材料。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載のいずれかの電子部
    品封止用エポキシ樹脂成形材料を用いて電子部品を封止
    したパッケジ。
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