JP2964684B2 - 文字読取りにおける文字データ収集方法 - Google Patents

文字読取りにおける文字データ収集方法

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JP2964684B2
JP2964684B2 JP3084445A JP8444591A JP2964684B2 JP 2964684 B2 JP2964684 B2 JP 2964684B2 JP 3084445 A JP3084445 A JP 3084445A JP 8444591 A JP8444591 A JP 8444591A JP 2964684 B2 JP2964684 B2 JP 2964684B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各対象物上の所定方
向に配列される複数個の未知文字を撮像し、その撮像画
像にもとづき各文字パターンを切り出し、これと予め設
定されている複数の標準パターンとのマッチング度から
文字を読み取る文字読取装置の、読取り精度を向上させ
るための文字データ収集方法、特に設定値を最適化する
ための文字データ収集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、文字読取装置の読取り精度を向
上させる方法としては、例えば以下に説する如きもの
が知られている。すなわち、2値化レベルや標準パター
ンを設定した後、検査対象物上の文字をまず静止状態に
て撮像し、予め設定されている複数の標準パターンとマ
ッチングを取って判定を行なう。このとき、判定毎に判
定結果データ(読取り結果,文字サイズ,面積値など)
をモニタ上に表示することにより、上記設定値を適切な
値に修正する。このような操作を、検査対象物上の文字
を替えながら順次繰り返して行なった後、実ライン上を
移送される検査対象物上の文字を撮像し、連続的に変化
するモニタ上の判定データをもとに設定値を最終的に修
正する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は設
定値を予め決定した後に静止状態で撮像し、判定した結
果にもとづき設定値が適切かどうかを判断して修正する
ようにしているが、静止状態での判定であるため実ライ
ン上を移送される検査対象物上の文字とは条件が異なる
場合があるだけでなく、多数のデータを取ることはかな
り困難である。また、実ライン上では異なる文字に対し
て連続的に判定が行なわれるため、モニタ上のデータが
高速に切り替わってしまい、必要なデータを取ることが
極めて難しいという問題もある。したがって、この発明
の課題は実ライン上でも多くのデータを取り得るように
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、個々の対象物上の所定方
向に配列された複数個の未知文字を撮像し、その撮像画
像にもとづき各文字パターンを切り出し、これと予め設
定されている複数の標準パターンとのマッチング度から
文字を読み取るに当たり、前記未知文字のうち、少なく
とも1つの文字位置に応じた切り出し枠と、この切り出
し枠内に来る少なくとも1つの文字とを指定(以下、指
定文字と呼ぶ)する第1のステップと、この指定文字と
類似する文字パターンを標準パターンとして、予め設定
されている複数の標準パターンの中から選定する第2の
ステップと、第1のステップで指定された指定文字に関
するデータを収集すべくデータ収集指示が与えられ、か
つ第2のステップで選定された標準パターンとのマッチ
ング度から文字を読み取る第3のステップと、第3のス
テップによる読み取り結果が前記指定文字の1つである
かを判定する第4のステップと、第4のステップによ
り、前記読み取り結果が前記指定文字の1つと同定され
たときは、前記指定文字について、第2のステップで選
定された標準パターンとのマッチング度を取って特徴量
を抽出する第5のステップと、第5のステップで抽出さ
れたデータを第2のステップで設定された標準パターン
毎にメモリへ格納する第6のステップとを備え、第6の
ステップで格納されたデータをモニタへ表示可能にして
いる。上記請求項1の発明では、前記データの処理につ
いては全データの処理が完了するまでは次の対象物に関
する判定の受け付けを禁止し、全データの処理完了後に
次の対象物の判定を実行し、実ラインでのデータ収集を
可能にすることができる(請求項2の発明)。
【0005】
【作用】データ収集モードを指定して必要なデータを収
集することにより、実ラインにおける多数の判定結果に
もとづく多くのデータを容易に収集することができ、必
要なだけモニタへ表示しておくことが可能なため、この
データをもとに設定値を的確に修正できることになり、
従来のものに比べて読取り精度を向上させることが可能
となる。
【0006】
【実施例】図1にこの発明が適用されるシステムを示
す。同図において、1はテレビカメラ、2は2値化回
路、3は画像メモリ、4,6はアドレス発生回路、5は
射影(投影)抽出回路、7は標準パターンメモリ、8は
照合回路、9は処理装置(CPU)、10はバス、11
は文字データ表示回路、12はモニタ、13はデータメ
モリ、14は読取開始受付回路、15はキーボードであ
る。テレビカメラ1からの撮像信号は2値化回路2にお
いて2値化され、検査対象パターンは画像メモリ3に、
また標準パターンは標準パターンメモリ7にそれぞれ格
納される。アドレス発生回路4または6は画像メモリ3
または7を走査するためのアドレスを発生し、射影抽出
回路5はこの走査にもとづき画像メモリ3または7から
読み出される画像の射影(投影)データを抽出する。こ
の射影データはCPU9に与えられ、ここにおいて個々
の文字パターンの切り出しが行なわれる。切り出された
各パターンは、照合回路8により標準パターンメモリ7
に格納されている全ての標準パターンと位置合わせをし
た上で、照合される。この照合結果はCPU9において
予め設定されている基準値(差異面積,文字サイズ,周
囲長)と比較され、検査対象文字パターンと標準パター
ンとの整合性が判定される。
【0007】いま、例えば図2のような検査対象文字が
印刷された対象物H1 〜Hn が実ライン上を流れてくる
ものとすると、個々の文字を切り出すため例えば図3
(イ)に示すように、各文字を一定の余裕をもって囲む
枠K1 〜K4 を設定し、設定された枠内で文字を切り出
し、文字サイズ(縦,横幅)TX ,TY を図3(ロ)の
如く検出し、これを標準パターンのサイズPX ,PY
比較する。また、切り出されたパターンの中心を検出し
(図3(ロ)参照)、この中心を標準パターンの中心と
合わせてマッチング(重ね合わせ)を取り、そのときの
差異面積Mと各標準パターン毎に予め設定されている基
準面積値MS とを比較して整合性を判定する。さらに
は、文字の周囲長を求めこれを基準値と比較して整合性
の判定を行なう。
【0008】ここで、判定時に使用する基準値が各標準
パターンとの整合性を判定する上で的確かどうかを判断
するため、データ収集モードなるモードを指定した場合
の動作につき説明する。まず、データを収集すべき文字
位置(切り出し枠の位置)を指定する。指定するのは、
1つでも全部でも良い。図2の如き対象物の例では1番
下の桁のみが変化しているので、例えば図3(イ)に示
す枠K4 を指定する。次に、図4の如きデータを収集す
べき文字Xk(複数指定可能である)と、これと類似す
る標準パターンPkとを指定し、さらには判定回数(対
象物の数)を指定したのち、読取開始受付回路14によ
り外部から読取開始信号の受け付けを許可し、判定を開
始する。この読取開始信号は読取対象物がテレビカメラ
の前に来たことを示す信号で、データ収集モードのため
のデータ設定時やデータ収集モード中は、読取開始受付
回路14では受け付けないようにされる。
【0009】 図5はデータ収集モード時の動作を説明
するためのフローチャートである。まず、ステップS1
において、検査対象物の数mを「1」から始めるべく初
期設定し、ステップS2で検査対象物「1」の判定処理
を行なう。次に、ステップS3でその判定結果Rが指定
文字Xkかどうかを判断し(請求項にいう同定の処理に
相当する)、ノー(N)ならばステップS2に戻り、イ
エス(Y)ならば指定文字Xkに対して予め設定されて
いる類似標準パターンPkを、Pから始めるべくステ
ップS4でkを初期設定する。次いで、ステップS4で
は、上記指定文字と、これと類似し予め設定された標準
パターンとマッチングを取って、特徴量を抽出する。
テップS51では指定文字Xkと標準パターンPkとの
差異面積Mkを、前回までの差異面積最大値Mkmax
と比較し、 Mk>Mkmax ならば、ステップS52でMkをMkmaxとして更新
し、そうでなければステップS53に進み、差異面積M
kを、前回までの差異面積最小値Mkminと比較し、 Mk<Mkmin ならばステップS54でMkをMkminとして更新
し、そうでなければステップS61に進む。なお、最初
からデータ収集モードに入ったときは、前回値は「0」
なので最大値,最小値とも更新されることになる。
【0010】 以下、指定文字Xkと標準パターンPk
とのサイズ差Tkおよび周囲長差Skにつき、それぞれ
上記と同様の処理を行なう(ステップS61〜64,ス
テップS71〜74参照)。以上の処理を指定文字Xk
に対し予め設定された数(n)の標準パターンPkにつ
いて各対象物毎に繰り返し(ステップS8参照)、全対
象物(N個)の処理を行なう(ステップS10参照)。
この結果は、例えば図1の文字データ表示回路11を介
してモニタ12に表示し、設定基準値の修正に利用でき
るようにする。なお、このデータは次のデータ収集モー
ドがスタートするまで保持される。また、データを収集
するごとにデータが更新される(勿論更新されない場合
もあるが)。図6に収集されたデータ例を示す。これ
は、指定文字XkがX,X…Xとi個あり、その
各々に対し予め設定された標準パターンPkがP〜P
n個ある場合の、差異面積最大値,最小値、サイズ
差最大値,最小値および周囲長差最大値,最小値データ
を示している。なお、このようなデータにもとづき最適
な設定値が決定されることになるが、その決定方法につ
いては直接関係がないのでここでは省略する。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、データ収集モードを
指定して必要なデータを収集することにより、実ライン
における多数の判定結果にもとづく多くのデータを容易
に収集することができ、必要なだけモニタへ表示してお
くことが可能なため、このデータをもとに設定値を的確
に修正できることになり、従来のものに比べて読取り精
度を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図2】検査対象物の例を説明するための説明図であ
る。
【図3】切り出し枠と切り出された文字例とを説明する
ための説明図である。
【図4】指定文字とこれに類似する設定標準パターンと
の例を説明するための説明図である。
【図5】データ収集モード時の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】収集されたデータ例を説明するための説明図で
ある。
【符号の説明】
1 テレビカメラ 2 2値化回路 3 画像メモリ 4 アドレス発生回路 5 射影抽出回路 6 アドレス発生回路 7 標準パターンメモリ 8 照合回路 9 処理装置(CPU) 10 バス 11 文字データ表示回路 12 モニタ 13 データメモリ 14 読取開始受付回路 15 キーボード

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個々の対象物上の所定方向に配列された
    複数個の未知文字を撮像し、その撮像画像にもとづき各
    文字パターンを切り出し、これと予め設定されている複
    数の標準パターンとのマッチング度から文字を読み取る
    に当たり、 前記未知文字のうち、少なくとも1つの文字位置に応じ
    た切り出し枠と、この切り出し枠内に来る少なくとも1
    つの文字とを指定(以下、指定文字と呼ぶ)する第1の
    ステップと、 この指定文字と類似する文字パターンを標準パターンと
    して、予め設定されている複数の標準パターンの中から
    選定する第2のステップと、 第1のステップで指定された指定文字に関するデータを
    収集すべくデータ収集指示が与えられ、かつ第2のステ
    ップで選定された標準パターンとのマッチング度から文
    字を読み取る第3のステップと、 第3のステップによる読み取り結果が前記指定文字の1
    つであるかを判定する第4のステップと、 第4のステップにより、前記読み取り結果が第2のステ
    ップで指定された指定文字の1つと同定されたときは、
    前記指定文字について、第2のステップで選定された標
    準パターンとのマッチング度を取って特徴量を抽出する
    第5のステップと、 第5のステップで抽出されたデータを第2のステップで
    選定された標準パターン毎にメモリへ格納する第6のス
    テップとを備え、 第6のステップで格納されたデータをモニタへ表示可能
    にしてなることを特徴とする文字読み取りにおける文字
    データ収集方法。
  2. 【請求項2】 前記データの処理については全データの
    処理が完了するまでは次の対象物に関する判定の受け付
    けを禁止し、全データの処理完了後に次の対象物の判定
    を実行し、実ラインでのデータ収集を可能にしてなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の文字読み取りにおける
    文字データ収集方法。
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