JP2964660B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2964660B2
JP2964660B2 JP3027120A JP2712091A JP2964660B2 JP 2964660 B2 JP2964660 B2 JP 2964660B2 JP 3027120 A JP3027120 A JP 3027120A JP 2712091 A JP2712091 A JP 2712091A JP 2964660 B2 JP2964660 B2 JP 2964660B2
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room temperature
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照夫 山本
正夫 野口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば気象変動に対し
ても快適な室内環境に制御する空気調和装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和装置は、一般に
設定温度を目標に室内空気温度が制御される。また従来
は、使用者が好みの設定温度を選ぶ方式のものであった
が、最近では自動運転モードとして、使用者が温度を設
定しなくても年月日をカウントできるカレンダー機能を
持つマイコンの搭載で、季節に応じて自動的に適切な室
温が設定される構成のものが採用されている。
【0003】そして上記構成の空気調和装置は、自動運
転モードを選択すると、季節毎の設定温度が図4のよう
に決められる。これはその季節の着衣の量や気候馴化を
考慮して決められるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、気象条件の変動に対応することができな
い。つまり、毎年の気象は平均に対してある程度のずれ
をもつものであり、また、寒暖は数日毎の周期をもって
変動し、その季節のあいだ中、同じ条件ということはあ
りえない。また、いうまでもなく地方によって大きな差
があり、たとえ同じ地方であっても都市部はより温暖
で、山間部はより寒冷であるというように気象の差が生
じる。そして、これらの気象条件の差によって、着用す
る衣服や温度に対する馴れといった人間側の条件が異な
るため、カレンダーだけに基づいて適切な設定温度を決
定することは困難であるという課題があった。
【0005】さらに暖房主体の器具では、冬季にしか使
用しないので、カレンダー機能を持たせることはコスト
アップにつながるという問題もあった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、年毎
あるいは数日周期の気象条件の変動や、地方、地形の違
いによる寒暖により使用する人間側の条件、すなわち着
衣量や温度に対する馴れなどが異なっても、自動運転モ
ードにおける適切な室内気温の設定を自動的にかつ簡単
な構成で実現することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、室内の気温を検出する室温検出手段と、時刻
を計時するクロックと、前記クロックにより計時される
時刻があらかじめ設定された設定時刻になったときの前
記室温検出手段により得られる室温の値に基づき、その
日の設定温度を設定する設定温度決定手段とを設けたも
のである。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、室内における一日
の最低気温となる未明の時刻を設定する。クロックによ
りその時刻が計時されたときに室内気温を検出して、そ
の日の設定温度を決める。すなわち、室温が相対的に低
いときには、身につける着衣量が多くなること及び、戸
外の気温が低いことにより低温に対する馴れがあること
を考慮して、設定温度を下げる。室温が相対的に高いと
きには、これと逆になる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1から図4を参照
して説明する。
【0010】図1において、1は本発明の空気調和装置
の本体である。この空気調和装置の本体1には室内気温
を検出する室温検出手段としてのサーミスタ2、熱交換
器3、送風機4、制御回路を内蔵した制御器5等が設け
られている。図2は制御回路のブロック図を示す。図に
おいて時刻を計時するクロック6の設定時刻とサーミス
タ2による室温の値とから、設定温度決定手段7によっ
て設定温度が決定され、この設定温度と運転中の室温が
比較手段8によって比較され、さらにこの比較手段8の
結果に基づいて運転制御部9が発熱量の制御をおこなう
構成である。
【0011】上記構成において、当日の設定温度を決め
る時刻は一日の中で最低温度に近い室温を検出するため
午前5時になっている。サーミスタ2は空調運転中には
室温制御用として使われるが、停止中には前記設定時刻
の午前5時になると、そのときの室温を検出し、その日
の設定温度を決める。
【0012】空調運転が開始されると、ここで決定され
た設定温度に対してサーミスタ2の検出室温に基づき、
運転がおこなわれる。
【0013】ここで、室内の最低気温を検出するために
は、設定時刻とした午前5時にすでに空調運転されてい
ると意味がないが、空調機器の使われ方としてほとんど
の場合、夜間は運転を停止するので、不都合の生じるこ
とは少ない。
【0014】なお、午前5時に空調運転がおこなわれて
いる時には、設定温度は前日のものがそのまま使われ
る。
【0015】なお、検出された午前5時の室温と設定温
度との関係図を図4に示す。この一実施例の構成によれ
ば、室内温度が一日のうちで最低となる未明の室温を検
出し、その値が低ければそれに応じて低い設定温度に、
高ければ高い設定温度に決定されるので、たとえば冬季
であれば、朝方の気温が低く、衣服を着込んだときはそ
れにあわせて室内温度も低くてよいといった人間側の条
件による温感の違いに対応できる。夏季には外気温と室
内温度の差が小さくなるように制御されるので、健康に
もよい。そして、設定温度の決定は原則としてその日毎
におこなわれるため、暖冬や冷夏といったその年特有の
気象条件の違いだけでなく、数日周期で変わる場合にも
対応できる。また、地方や地形による気象条件の違いに
も対応できる。さらに、設定温度の決定は日毎におこな
われるので、制御装置にカレンダーを持つ必要がなくそ
の分記憶容量が削減できる。さらにまた一定の設定温度
にしておくよりも概して、室内外の気温差が小さくなる
ように制御されるので、省エネルギー性にも優れるとい
う効果がある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の空気調和装
置によれば、次の効果が得られる。 (1)一日のうち最低温度となるような時刻を設定時刻
としてその時点での室温を検出し、その値が低ければそ
れに応じて低い設定温度に、高ければ高い設定温度に決
定されるので、その日の寒暖に対応した運転制御ができ
る。たとえば冬季であれば、朝方の気温が低く、衣服を
着込んだときはそれにあわせて室内温度も低くてよいと
いった人間側の条件による温感の違いに対応できる。ま
た夏季には外気温と室内温度の差が小さくなるように制
御されるので、健康にもよい。 (2)設定温度の決定は原則としてその日毎におこなわ
れるため、暖冬や冷夏といったその年特有の気象条件の
違いだけでなく、数日周期で変わる場合にも対応でき
る。また、制御装置にカレンダーを記憶させておく必要
がないのでその分構成が簡単となり、コストが抑えられ
る。 (3)使用される場所特有の制御となるので、地方や地
形による気象条件の違いに応じて、適切な設定温度が得
られる。 (4)一日の最低室温に応じて日毎に設定温度が決めら
れ、その設定温度は室温の上下に連動し、したがって、
これまでのようにある期間一定の設定温度にする場合よ
りも概して外気温との差が小さくなるため、省エネルギ
ー効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気調和装置の構成
【図2】同装置の制御回路のブロック図
【図3】同装置の設定時刻における室温と設定温度との
関係図
【図4】従来の空気調和装置の自動運転時における各季
節とこれに対応する設定温度との関係図
【符号の説明】
2 室温検出手段としてのサーミスタ 6 クロック 7 設定温度決定手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室温を検出する室温検出手段と、時刻を計
    時するクロックと、前記クロックにより計時される時刻
    があらかじめ設定された設定時刻になったとき前記室温
    を検出し、その日の設定温度を決定する設定温度決定手
    段とを備えた空気調和装置。
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