JP2964543B2 - カーソルの表示方法及びこれを用いた小型電子装置 - Google Patents
カーソルの表示方法及びこれを用いた小型電子装置Info
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- JP2964543B2 JP2964543B2 JP2122600A JP12260090A JP2964543B2 JP 2964543 B2 JP2964543 B2 JP 2964543B2 JP 2122600 A JP2122600 A JP 2122600A JP 12260090 A JP12260090 A JP 12260090A JP 2964543 B2 JP2964543 B2 JP 2964543B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、小型電子装置に於けるカーソルの桁位置表
示に関する。
示に関する。
［従来の技術］ カーソルの役割りは、一般的にはCRTもしくはLDC等の
表示装置上で記号を移動し、スライドし、反転表示また
は点滅表示させることによって、次の文字がどこに表さ
れるか示すものである。現在のカーソル桁を知りたいと
きは、文字表示部に全桁が表示できる場合、全桁が表示
できない場合、どちらの場合に於いても、第一桁目から
数える必要があった。
表示装置上で記号を移動し、スライドし、反転表示また
は点滅表示させることによって、次の文字がどこに表さ
れるか示すものである。現在のカーソル桁を知りたいと
きは、文字表示部に全桁が表示できる場合、全桁が表示
できない場合、どちらの場合に於いても、第一桁目から
数える必要があった。
［発明が解決しようとする課題及び目的］ しかし、前述の従来技術では、特に文字表示部に全桁
が表示できない場合に於いて、現在の表示位置が第１桁
目から何桁目なのかわからないので、入力位置がわから
ない、上下の桁合わせができない、という不都合が生じ
た。そのために入力位置を知りたいときには、第１桁目
から桁数を数えた。
が表示できない場合に於いて、現在の表示位置が第１桁
目から何桁目なのかわからないので、入力位置がわから
ない、上下の桁合わせができない、という不都合が生じ
た。そのために入力位置を知りたいときには、第１桁目
から桁数を数えた。
本発明は、このような問題点を解決するもので、その
目的とするところは、文字表示部の第１桁目から数えな
くても、現在のカーソルの位置から第１桁目からの桁数
がわかるということを提供するところにある。
目的とするところは、文字表示部の第１桁目から数えな
くても、現在のカーソルの位置から第１桁目からの桁数
がわかるということを提供するところにある。
本発明の他の目的は、前述のカーソルを用いた小型電
子装置を提供することにある。
子装置を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 上記の目的に対応し、本発明のカーソルの表示方法
は、ドットマトリクス構成で文字記号及びカーソルを所
定の桁位置に表示する表示方法において、前記カーソル
を複数のドットによって構成する工程と、桁位置を前記
カーソルを構成する前記複数のドットに対応づける工程
と、前記カーソルの桁位置に対応する前記ドットを、前
記カーソルを構成する他のドットと異なる表示とする工
程とを有することを特徴とする。
は、ドットマトリクス構成で文字記号及びカーソルを所
定の桁位置に表示する表示方法において、前記カーソル
を複数のドットによって構成する工程と、桁位置を前記
カーソルを構成する前記複数のドットに対応づける工程
と、前記カーソルの桁位置に対応する前記ドットを、前
記カーソルを構成する他のドットと異なる表示とする工
程とを有することを特徴とする。
この場合において、前記の桁位置を前記カーソルを構
成する前記複数のドットに対応づける工程は、前記桁位
置の順と前記複数のドットの並び順とを対応させる工程
を有してなることが望ましい。
成する前記複数のドットに対応づける工程は、前記桁位
置の順と前記複数のドットの並び順とを対応させる工程
を有してなることが望ましい。
また、本発明の小型電子装置は、ドットマトリクス構
成で文字記号及びカーソルを所定の桁位置に表示する表
示装置を有する小型電子装置に於いて、前記カーソルを
複数のドットによって構成するカーソル構成手段と、桁
位置と前記カーソルを構成する前記複数のドットとを対
応づける桁位置対応手段と、前記カーソル構成手段によ
って構成された前記カーソルと、前記桁位置対応手段に
よって対応づけられた前記カーソルの桁位置に対応する
ドットとに基づいて、前記カーソル及び前記カーソルの
桁位置を表示するカーソル表示手段とを有することを特
徴とする。
成で文字記号及びカーソルを所定の桁位置に表示する表
示装置を有する小型電子装置に於いて、前記カーソルを
複数のドットによって構成するカーソル構成手段と、桁
位置と前記カーソルを構成する前記複数のドットとを対
応づける桁位置対応手段と、前記カーソル構成手段によ
って構成された前記カーソルと、前記桁位置対応手段に
よって対応づけられた前記カーソルの桁位置に対応する
ドットとに基づいて、前記カーソル及び前記カーソルの
桁位置を表示するカーソル表示手段とを有することを特
徴とする。
［実施例］ 以下に本発明の小型電子装置に於ける実施例を説明す
る。
る。
第１図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は、カーソルの位置表
示によるカーソルの桁位置表示を表した図である。１は
カーソルであり、２は文字表示部であり、一度に２行×
３桁の６文字を表示できる。３、３′、３″はカーソル
１の桁位置表示であり、４は１行中に編集できる領域で
ある。11はLCD表示画面であり、48×32ドットマトリッ
クス構成で、16×16ドットマトリックスの文字を２行×
３桁表示する。
示によるカーソルの桁位置表示を表した図である。１は
カーソルであり、２は文字表示部であり、一度に２行×
３桁の６文字を表示できる。３、３′、３″はカーソル
１の桁位置表示であり、４は１行中に編集できる領域で
ある。11はLCD表示画面であり、48×32ドットマトリッ
クス構成で、16×16ドットマトリックスの文字を２行×
３桁表示する。
第２図は、第１図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）の文字表示
部２での１文字構成とカーソルの構成を表した図であ
る。１行中に編集できる桁数は30桁であるとすると、１
文字構成16×16ドットマトリックスのうちカーソル１を
下方の２ドットラインの15×２ドットマトリックス構成
を桁位置表示領域とし、１行中に編集できる桁数の並び
順と対応させるものである。
部２での１文字構成とカーソルの構成を表した図であ
る。１行中に編集できる桁数は30桁であるとすると、１
文字構成16×16ドットマトリックスのうちカーソル１を
下方の２ドットラインの15×２ドットマトリックス構成
を桁位置表示領域とし、１行中に編集できる桁数の並び
順と対応させるものである。
第３図（ａ）、（ｂ）はCRTもしくはLCD等の表示装置
に於ける本発明のカーソルの表示方法の他の実施例を示
した説明図である。
に於ける本発明のカーソルの表示方法の他の実施例を示
した説明図である。
第３図（ａ）は１文字構成16×16ドットマトリックス
全部をカーソル１として反転表示または点滅表示し、そ
のうちの下方２ドットラインの16×２ドットマトリック
ス構成を桁位置表示領域とし、その一部を桁位置表示と
した図である。
全部をカーソル１として反転表示または点滅表示し、そ
のうちの下方２ドットラインの16×２ドットマトリック
ス構成を桁位置表示領域とし、その一部を桁位置表示と
した図である。
第３図（ｂ）は１文字構成が16×14ドットマトリック
スで、カーソル１は16×２ドットマトリックス構成で、
その２ドットラインを桁位置表示領域とし、その一部を
桁位置表示とした図である。
スで、カーソル１は16×２ドットマトリックス構成で、
その２ドットラインを桁位置表示領域とし、その一部を
桁位置表示とした図である。
第１図（ａ）に於いて、カーソル１は１行中に編集で
きる領域４の第１桁目であるから、カーソル１の上部左
端１ドットを桁位置表示３として反転表示し第１桁目を
表す。同様に第１図（ｂ）に於いて、カーソル１は１行
中に編集できる領域４の第２桁目であるから、カーソル
１の下部左端１ドットを桁位置表示３′として反転表示
し第２桁目を表し、第１図（ｃ）は、カーソル１は１行
中に編集できる領域４の第30桁目であるから、カーソル
１の下部右端１ドットを桁位置表示３″として反転表示
し30桁目を表す構造とした。
きる領域４の第１桁目であるから、カーソル１の上部左
端１ドットを桁位置表示３として反転表示し第１桁目を
表す。同様に第１図（ｂ）に於いて、カーソル１は１行
中に編集できる領域４の第２桁目であるから、カーソル
１の下部左端１ドットを桁位置表示３′として反転表示
し第２桁目を表し、第１図（ｃ）は、カーソル１は１行
中に編集できる領域４の第30桁目であるから、カーソル
１の下部右端１ドットを桁位置表示３″として反転表示
し30桁目を表す構造とした。
第４図は、本発明のカーソルの表示方法を用いた小型
電子装置であり、その一種の手書き入力部を用いたハン
ディプリンタの外観図である。10は小型電子装置の本体
であり、12は手書き入力面であり、11はLCDであり、48
×32ドットマトリックス構成で16×16ドットマトリック
スの文字を２行３桁表示する。13はプリンタ部である。
電子装置であり、その一種の手書き入力部を用いたハン
ディプリンタの外観図である。10は小型電子装置の本体
であり、12は手書き入力面であり、11はLCDであり、48
×32ドットマトリックス構成で16×16ドットマトリック
スの文字を２行３桁表示する。13はプリンタ部である。
感圧式タブレット12に文字が入力され、LCD表示画面1
1のカーソル１の位置に文字が表示され、プリンタ部13
より入力文字が出力される。
1のカーソル１の位置に文字が表示され、プリンタ部13
より入力文字が出力される。
第５図は、本発明のカーソルの表示方法を用いた第４
図のハンディプリンタの回路ブロック図であり、感圧式
タブレット12は感圧検出器16を介して制御装置15内のCP
U17と、LCD表示装置11はLCD駆動装置18を経てCPU17と接
続している。CPU17は、ハンディプリンタ全体を統括制
御する中央処理装置であり、ROM20、RAM21、発信回路19
等が接続され内臓のタイマー（図示しない）により、入
力枠の点灯点滅を制御などをしている。LCD表示装置11
は、ｍ×ｎのドットマトリックスで文字記号が表示され
るようCPU17を中心とした制御装置に制御されている。R
AM21は文字入出力のための作業用メモリや全桁分の文字
・記号を一時格納する記憶手段として用いられ、上記表
示手段より大きい桁数を記憶している このような小型電子装置に本発明のカーソルの表示方
法を用いることにより、表示される桁数を制限しても使
いやすい電子機器を供給することが可能となり、電子機
器の小型化及び低コスト化に貢献できる。
図のハンディプリンタの回路ブロック図であり、感圧式
タブレット12は感圧検出器16を介して制御装置15内のCP
U17と、LCD表示装置11はLCD駆動装置18を経てCPU17と接
続している。CPU17は、ハンディプリンタ全体を統括制
御する中央処理装置であり、ROM20、RAM21、発信回路19
等が接続され内臓のタイマー（図示しない）により、入
力枠の点灯点滅を制御などをしている。LCD表示装置11
は、ｍ×ｎのドットマトリックスで文字記号が表示され
るようCPU17を中心とした制御装置に制御されている。R
AM21は文字入出力のための作業用メモリや全桁分の文字
・記号を一時格納する記憶手段として用いられ、上記表
示手段より大きい桁数を記憶している このような小型電子装置に本発明のカーソルの表示方
法を用いることにより、表示される桁数を制限しても使
いやすい電子機器を供給することが可能となり、電子機
器の小型化及び低コスト化に貢献できる。
［発明の効果］ 本発明のCRT及びLCD等の表示装置に於けるカーソルの
表示方法は、以上説明したように、カーソルに単に目的
の文字がどこに表されるか示すものという役割りだけで
なく、第１桁目から桁数を数えなくてもカーソルの桁位
置表示を確認することにより、そのカーソルが置かれた
１行中に於いて、現在のカーソルの置かれている桁位置
が把握できるという効果がある。
表示方法は、以上説明したように、カーソルに単に目的
の文字がどこに表されるか示すものという役割りだけで
なく、第１桁目から桁数を数えなくてもカーソルの桁位
置表示を確認することにより、そのカーソルが置かれた
１行中に於いて、現在のカーソルの置かれている桁位置
が把握できるという効果がある。
また、本発明のカーソルの表示方法を小型電子装置に
用いたことにより、比較的小規模のLCD等の表示画面に
於いても編集操作を容易にし、使い易い小型電子装置を
提供することができる。
用いたことにより、比較的小規模のLCD等の表示画面に
於いても編集操作を容易にし、使い易い小型電子装置を
提供することができる。
第１図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は、本発明のカーソルの
表示方法を示す説明図。 第２図は、本発明の１文字の構成とカーソルの構成を示
した構成図。 第３図（ａ）、（ｂ）はCRTもしくはLCD等の表示装置に
於ける本発明のカーソルの表示方法の他の実施例を示し
た説明図。 第４図は、本発明のカーソルの表示方法を用いた小型電
子装置の外観図。 第５図は、本発明のカーソルの表示方法を用いた小型電
子装置の回路ブロック図。 １……カーソル ２……文字表示部 ３……カーソル桁位置表示図 10……小型電子装置の本体 11……LCD表示装置
表示方法を示す説明図。 第２図は、本発明の１文字の構成とカーソルの構成を示
した構成図。 第３図（ａ）、（ｂ）はCRTもしくはLCD等の表示装置に
於ける本発明のカーソルの表示方法の他の実施例を示し
た説明図。 第４図は、本発明のカーソルの表示方法を用いた小型電
子装置の外観図。 第５図は、本発明のカーソルの表示方法を用いた小型電
子装置の回路ブロック図。 １……カーソル ２……文字表示部 ３……カーソル桁位置表示図 10……小型電子装置の本体 11……LCD表示装置
Claims (3)
- 【請求項１】ドットマトリクス構成で文字記号及びカー
ソルを所定の桁位置に表示する表示方法において、 前記カーソルを複数のドットによって構成する工程と、 桁位置を前記カーソルを構成する前記複数のドットに対
応づける工程と、 前記カーソルの桁位置に対応する前記ドットを、前記カ
ーソルを構成する他のドットと異なる表示とする工程と
を有することを特徴とするカーソルの表示方法。 - 【請求項２】請求項１記載のカーソルの表示方法におい
て、前記の桁位置を前記カーソルを構成する前記複数の
ドットに対応づける工程は、前記桁位置の順と前記複数
のドットの並び順とを対応させる工程を有してなること
を特徴とするカーソルの表示方法。 - 【請求項３】ドットマトリクス構成で文字記号及びカー
ソルを所定の桁位置に表示する表示装置を有する小型電
子装置に於いて、 前記カーソルを複数のドットによって構成するカーソル
構成手段と、 桁位置と前記カーソルを構成する前記複数のドットとを
対応づける桁位置対応手段と、 前記カーソル構成手段によって構成された前記カーソル
と、前記桁位置対応手段によって対応づけられた前記カ
ーソルの桁位置に対応するドットとに基づいて、前記カ
ーソル及び前記カーソルの桁位置を表示するカーソル表
示手段とを有することを特徴とする小型電子装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2122600A JP2964543B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | カーソルの表示方法及びこれを用いた小型電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2122600A JP2964543B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | カーソルの表示方法及びこれを用いた小型電子装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0416988A JPH0416988A (ja) | 1992-01-21 |
| JP2964543B2 true JP2964543B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=14839946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2122600A Expired - Fee Related JP2964543B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | カーソルの表示方法及びこれを用いた小型電子装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2964543B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP2122600A patent/JP2964543B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0416988A (ja) | 1992-01-21 |
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