JP2964051B2 - 排煙濃度計 - Google Patents
排煙濃度計Info
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- UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N Carbon monoxide Chemical compound [O+]#[C-] UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 22
- 239000003546 flue gas Substances 0.000 title claims description 22
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 20
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 20
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 9
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 6
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000001739 density measurement Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼装置等に用いられ
る排煙濃度計に関するものである。
る排煙濃度計に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種の排煙濃度計は煙道の途中に
排ガス通路を挟んで投光器と受光器を向い合わせて設
け、投光器から投光され排ガスを通って受光器に入る受
光量により排煙濃度を測定している。その値はアナログ
信号として他の機器に又は警報信号として警報ブザー等
に出力していた。
排ガス通路を挟んで投光器と受光器を向い合わせて設
け、投光器から投光され排ガスを通って受光器に入る受
光量により排煙濃度を測定している。その値はアナログ
信号として他の機器に又は警報信号として警報ブザー等
に出力していた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】近年、省エネルギー等
により燃焼機器から排出されるガス温度はエコノマイザ
ーやエアーヒーター等の設置により低下してきている。
このような状態であると、エコノマイザー等が冷えた状
態で起動するとき、即ち冷休起動時に排ガス中の水分が
結露して白煙(湯気)となるため、燃焼機器の異常が原
因で排煙が濃ゆくなったのではないにも拘らず、排煙濃
度高異常の警報出力が誤信号として出されてしまう状況
が多く発生している。
により燃焼機器から排出されるガス温度はエコノマイザ
ーやエアーヒーター等の設置により低下してきている。
このような状態であると、エコノマイザー等が冷えた状
態で起動するとき、即ち冷休起動時に排ガス中の水分が
結露して白煙(湯気)となるため、燃焼機器の異常が原
因で排煙が濃ゆくなったのではないにも拘らず、排煙濃
度高異常の警報出力が誤信号として出されてしまう状況
が多く発生している。
【0004】本来、排煙濃度計は燃焼機器の異常により
発生する黒煙を検出する目的で取付けられているが、前
述のような白煙による誤信号が多々発生するため、実際
の運転においては警報出力を切った状態で運転している
場合が多い。そのため、実際の異常により黒煙等が発生
していても警報出力が出ないので、燃焼機器の異常に気
付かない場合が多々あった。
発生する黒煙を検出する目的で取付けられているが、前
述のような白煙による誤信号が多々発生するため、実際
の運転においては警報出力を切った状態で運転している
場合が多い。そのため、実際の異常により黒煙等が発生
していても警報出力が出ないので、燃焼機器の異常に気
付かない場合が多々あった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点、即ち白煙による前記誤信号の発生を防
止して、正しい排煙濃度高異常信号を出力することが出
来る排煙濃度計を提供することを目的とするものであ
る。
で、上記問題点、即ち白煙による前記誤信号の発生を防
止して、正しい排煙濃度高異常信号を出力することが出
来る排煙濃度計を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、排ガス通路を挾んで投光器及び受光器を設
け、該投光器から排ガス通路を通って前記受光器で受光
される光量により排煙濃度を検出し、排煙濃度信号及び
/又は警報信号を出力する排煙濃度計において、排ガス
温度を検出する温度センサ−を設け、排ガス温度が予め
設定した温度設定値以下の場合に前記排煙濃度信号及び
/又は警報信号を出力しない手段を設けたことを特徴と
する。
本発明は、排ガス通路を挾んで投光器及び受光器を設
け、該投光器から排ガス通路を通って前記受光器で受光
される光量により排煙濃度を検出し、排煙濃度信号及び
/又は警報信号を出力する排煙濃度計において、排ガス
温度を検出する温度センサ−を設け、排ガス温度が予め
設定した温度設定値以下の場合に前記排煙濃度信号及び
/又は警報信号を出力しない手段を設けたことを特徴と
する。
【0007】
【作用】排煙濃度計を上記のように、排ガス温度を検出
する温度センサ−を設け、排ガス温度が予め設定した温
度以下である場合に排煙濃度信号及び警報信号を出力し
ないようにしたので、排ガス中の水分の結露が原因の白
煙による誤った濃度信号及び警報信号の出力を防止でき
る。
する温度センサ−を設け、排ガス温度が予め設定した温
度以下である場合に排煙濃度信号及び警報信号を出力し
ないようにしたので、排ガス中の水分の結露が原因の白
煙による誤った濃度信号及び警報信号の出力を防止でき
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。図1は本発明の排煙濃度計の構成を示すブロ
ック図である。
説明する。図1は本発明の排煙濃度計の構成を示すブロ
ック図である。
【0009】燃焼装置等の煙道9の中は排ガスが流れる
排ガス通路となっている。この排ガス通路を挟んで投光
器1と受光器2が向いあって取付けられ、この投光器1
及び受光器2は排煙濃度測定部7に接続されている。投
光器1のランプ3から発光される光は排ガスを通って受
光器2の受光素子4で受光されるように光路が形成され
ている。排煙濃度測定部7は受光器2の受光量に応じて
濃度信号Sgを出力する。この濃度信号Sgは排煙濃度
出力部8に接続されている。
排ガス通路となっている。この排ガス通路を挟んで投光
器1と受光器2が向いあって取付けられ、この投光器1
及び受光器2は排煙濃度測定部7に接続されている。投
光器1のランプ3から発光される光は排ガスを通って受
光器2の受光素子4で受光されるように光路が形成され
ている。排煙濃度測定部7は受光器2の受光量に応じて
濃度信号Sgを出力する。この濃度信号Sgは排煙濃度
出力部8に接続されている。
【0010】煙道9の排ガス通路内には排ガス温度を検
出する温度センサー5が取付けられ、この温度センサ−
5の出力は温度測定部6に接続されている。また、この
温度測定部6には温度設定部10の出力が接続されてい
る。この温度設定部6では排ガス中の水分の結露に基づ
く白煙による誤信号を防止するための温度設定値(結露
点付近又はそれにプラスαの点に設定)と比較され、こ
の誤信号防止温度設定値より低い温度ではキャンセル信
号Scが排煙濃度出力部8に出力される。
出する温度センサー5が取付けられ、この温度センサ−
5の出力は温度測定部6に接続されている。また、この
温度測定部6には温度設定部10の出力が接続されてい
る。この温度設定部6では排ガス中の水分の結露に基づ
く白煙による誤信号を防止するための温度設定値(結露
点付近又はそれにプラスαの点に設定)と比較され、こ
の誤信号防止温度設定値より低い温度ではキャンセル信
号Scが排煙濃度出力部8に出力される。
【0011】前記濃度出力部8には排煙濃度高異常設定
部11が接続されている。この濃度出力部8には濃度信
号Sgとキャンセル信号Scが入力されており、濃度信
号Sgが排煙濃度高異常設定部11の前記設定値よりも
高い場合に濃度高信号が出力される。そして、温度測定
部6からキャンセル信号が出力されていない場合に、濃
度高異常の警報出力信号Saが出力され、外部に警報を
発する。しかし、キャンセル信号Scが出力されている
場合に、白煙による誤信号防止のための警報出力信号S
aは出力されない。
部11が接続されている。この濃度出力部8には濃度信
号Sgとキャンセル信号Scが入力されており、濃度信
号Sgが排煙濃度高異常設定部11の前記設定値よりも
高い場合に濃度高信号が出力される。そして、温度測定
部6からキャンセル信号が出力されていない場合に、濃
度高異常の警報出力信号Saが出力され、外部に警報を
発する。しかし、キャンセル信号Scが出力されている
場合に、白煙による誤信号防止のための警報出力信号S
aは出力されない。
【0012】また、排煙濃度のアナログ出力Sv(例え
ば、濃度0%のとき4mAで、濃度100%のとき20
mAの所謂4−20mA出力等)の値も、このキャンセ
ル信号Scによって誤信号防止のため、キャンセル信号
Scが出力されている場合はアナログ信号を最低値で出
力する。
ば、濃度0%のとき4mAで、濃度100%のとき20
mAの所謂4−20mA出力等)の値も、このキャンセ
ル信号Scによって誤信号防止のため、キャンセル信号
Scが出力されている場合はアナログ信号を最低値で出
力する。
【0013】アナログ出力Svはキャンセル信号でキャ
ンセルせず、警報出力のみをキャンセルすることも可能
である。この場合、温度測定部6からのキャンセル信号
をリレー接点出力にすると、該リレ−接点出力と排煙濃
度出力部8からの警報出力接点とを直列に接続すること
により既設濃度計を改良することができる。
ンセルせず、警報出力のみをキャンセルすることも可能
である。この場合、温度測定部6からのキャンセル信号
をリレー接点出力にすると、該リレ−接点出力と排煙濃
度出力部8からの警報出力接点とを直列に接続すること
により既設濃度計を改良することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、燃
焼装置等の排ガスの煙道に温度センサーを取付けて排ガ
スの温度を測定し、予め設定した温度設定値(結露点又
は結露点+α)以下で、濃度高異常の信号が出た場合キ
ャンセルし、該温度設定値以上の場合にそのまま濃度高
異常の警報を出力することにより、排ガス中の水分の結
露に起因する排煙濃度高異常の誤信号の発生を防止でき
るという優れた効果が得られる。
焼装置等の排ガスの煙道に温度センサーを取付けて排ガ
スの温度を測定し、予め設定した温度設定値(結露点又
は結露点+α)以下で、濃度高異常の信号が出た場合キ
ャンセルし、該温度設定値以上の場合にそのまま濃度高
異常の警報を出力することにより、排ガス中の水分の結
露に起因する排煙濃度高異常の誤信号の発生を防止でき
るという優れた効果が得られる。
【図1】本発明の排煙濃度計の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
1 投光器 2 受光器 3 ランプ 4 受光素子 5 温度センサー 6 温度測定部 7 排煙濃度測定部 8 排煙濃度出力部 9 煙道 10 測定光線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 21/00 - 21/61
Claims (1)
- 【請求項1】排ガス通路を挾んで投光器及び受光器を設
け、該投光器から排ガス通路を通って前記受光器で受光
される光量により排煙濃度を検出し、排煙濃度信号及び
/又は警報信号を出力する排煙濃度計において、排ガス
温度を検出する温度センサ−を設け、排ガス温度が予め
設定した温度設定値以下の場合に前記排煙濃度信号及び
/又は警報信号を出力しない手段を設けたことを特徴と
する排煙濃度計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5598591A JP2964051B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 排煙濃度計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5598591A JP2964051B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 排煙濃度計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04270947A JPH04270947A (ja) | 1992-09-28 |
JP2964051B2 true JP2964051B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=13014377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5598591A Expired - Fee Related JP2964051B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 排煙濃度計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2964051B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP5598591A patent/JP2964051B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04270947A (ja) | 1992-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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