JP2649434B2 - バーナー監視方法及び装置 - Google Patents
バーナー監視方法及び装置Info
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- JP2649434B2 JP2649434B2 JP2205192A JP20519290A JP2649434B2 JP 2649434 B2 JP2649434 B2 JP 2649434B2 JP 2205192 A JP2205192 A JP 2205192A JP 20519290 A JP20519290 A JP 20519290A JP 2649434 B2 JP2649434 B2 JP 2649434B2
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- Japan
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- burner
- misfire
- flow rate
- ignition
- back pressure
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、ヒーター、ボイラー、給湯器、さらには
リフォーマー等の、家庭用から産業用にわたる各種バー
ナーの監視システムに関する。
リフォーマー等の、家庭用から産業用にわたる各種バー
ナーの監視システムに関する。
（従来の技術） 従来、各種バーナーの点火又は失火（本明細書では火
が消えることをいう。）検知のために赤外線ないしは
紫外線で点火又は失火を検知するフレーム・アイを用い
る方法、感熱式によりフレームロッドで検知する方
法、火炎の整流作用を利用して電流で検知する方法、
温度計（熱電対）利用する方法、音波解析法などが
用いられている。
が消えることをいう。）検知のために赤外線ないしは
紫外線で点火又は失火を検知するフレーム・アイを用い
る方法、感熱式によりフレームロッドで検知する方
法、火炎の整流作用を利用して電流で検知する方法、
温度計（熱電対）利用する方法、音波解析法などが
用いられている。
（発明が解決しようとする課題） しかし、上記〜はそれぞれに次のような問題点な
いしは難点がある。
いしは難点がある。
上記、の方法においてはガス組成の変化に伴う感
度の変動があり、失火検知の誤信号を発生しやすい。
、の温度を検出する方法では応答性、寿命に問題が
あり、は音の大きなバーナー（比較的に大型用）にし
か利用できない。
度の変動があり、失火検知の誤信号を発生しやすい。
、の温度を検出する方法では応答性、寿命に問題が
あり、は音の大きなバーナー（比較的に大型用）にし
か利用できない。
本発明はこれらの従来法の難点・問題点に鑑みなされ
たものであり、ガス組成の変化に伴う感度の変動がな
く、応答性のよいバーナー点火／失火検知システムを提
供することを目的とする。
たものであり、ガス組成の変化に伴う感度の変動がな
く、応答性のよいバーナー点火／失火検知システムを提
供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） 本発明の上記目的は、バーナの点火又は失火をバーナ
ー供給ガスライン又は供給空気ラインの流量と背圧の関
係を測定して検知することを特徴とするバーナー監視方
法によって達成された。
ー供給ガスライン又は供給空気ラインの流量と背圧の関
係を測定して検知することを特徴とするバーナー監視方
法によって達成された。
本発明方法においては、供給ガス又は空気の流量とバ
ーナー点火時又は失火時と供給ガスライン又は空気ライ
ンの背圧との関係を予め調べておき、検出された実際の
背圧の変動を比較演算して、失火、点火を検知する。こ
れは適宜に自動化することができる。
ーナー点火時又は失火時と供給ガスライン又は空気ライ
ンの背圧との関係を予め調べておき、検出された実際の
背圧の変動を比較演算して、失火、点火を検知する。こ
れは適宜に自動化することができる。
本発明において、供給ガス又は空気の流量が変更され
る場合には背圧変化のうち流量に依存する分をキャンセ
ルするために流量信号を用いる。すなわち、負荷変動の
あるものについて流量検出機構より発生する信号と背圧
信号とを比較・演算し、その差が通常時と失火時には大
きいことを検知して失火と判定するものである。バーナ
ーがパイロツトバーナーのように一定負荷（流量）のも
のについては点火時と失火時の背圧の差を検知する機構
（圧力スイッチ等）のみがあればよい。
る場合には背圧変化のうち流量に依存する分をキャンセ
ルするために流量信号を用いる。すなわち、負荷変動の
あるものについて流量検出機構より発生する信号と背圧
信号とを比較・演算し、その差が通常時と失火時には大
きいことを検知して失火と判定するものである。バーナ
ーがパイロツトバーナーのように一定負荷（流量）のも
のについては点火時と失火時の背圧の差を検知する機構
（圧力スイッチ等）のみがあればよい。
流量が変化する場合は背圧が変化するので流量に応じ
て背圧の警報の設定をかえる方法でもよい。
て背圧の警報の設定をかえる方法でもよい。
また、圧力計すなわち圧力検出端はガス供給ライン、
空気供給ラインのいずれに設けてもよい。圧力検出端の
設定位置はバーナーの燃焼口から上流側で例えば数cm〜
数10cm程度、一般に５〜6cmないし50〜60cmがよい。
空気供給ラインのいずれに設けてもよい。圧力検出端の
設定位置はバーナーの燃焼口から上流側で例えば数cm〜
数10cm程度、一般に５〜6cmないし50〜60cmがよい。
次に本発明を図示の１実施態様にしたがって説明す
る。
る。
第１図はバーナーの流量が一定流量の場合を示し、図
中１はバーナーの燃焼口、２はガス供給管、3,4は圧力
（背圧）計、流量計をそれぞれ示す。
中１はバーナーの燃焼口、２はガス供給管、3,4は圧力
（背圧）計、流量計をそれぞれ示す。
ここで第１図（ａ）は失火の場合であり、第１図
（ｂ）は点火している状態であり、点火時に圧力計の指
示圧力は失火時より高くなり、これにより、点火／失火
が検知できる。この点火時の圧力上昇分は、例えば数mm
H2O〜10数mmH2O、一般に５〜6mmH2Oないし15〜16mmH2O
である。
（ｂ）は点火している状態であり、点火時に圧力計の指
示圧力は失火時より高くなり、これにより、点火／失火
が検知できる。この点火時の圧力上昇分は、例えば数mm
H2O〜10数mmH2O、一般に５〜6mmH2Oないし15〜16mmH2O
である。
第２図はバーナーに負荷変動（流量変動）がある場合
であり、第１図と同符号は同じものを示す。
であり、第１図と同符号は同じものを示す。
第２図（ａ）、（ｂ）はいずれも点火状態であるが、
ガス流量が変更されており（ａ）は流量が小さく、
（ｂ）は流量が大きい。（ｃ）は失火の状態を示す。こ
れについて説明すると（ａ）は（ｂ）と流量は相違する
が、しかし圧力計と流量計の指示差は小さい。すなわち
（ａ）では流量は少ないが背圧も小さい。（ｂ）では流
量が大きいが背圧も大きい。したがっていずれの場合も
圧力計と流量計の指示の傾向が一致し指示差が小さくな
る。これに対し（ｃ）では失火により、圧力計の値（背
圧）は下がるが、流量計の指示は大きいままであり、背
圧と流量計の指示差が大となり失火、点火が検知され
る。
ガス流量が変更されており（ａ）は流量が小さく、
（ｂ）は流量が大きい。（ｃ）は失火の状態を示す。こ
れについて説明すると（ａ）は（ｂ）と流量は相違する
が、しかし圧力計と流量計の指示差は小さい。すなわち
（ａ）では流量は少ないが背圧も小さい。（ｂ）では流
量が大きいが背圧も大きい。したがっていずれの場合も
圧力計と流量計の指示の傾向が一致し指示差が小さくな
る。これに対し（ｃ）では失火により、圧力計の値（背
圧）は下がるが、流量計の指示は大きいままであり、背
圧と流量計の指示差が大となり失火、点火が検知され
る。
上記の説明は簡略化して説明したが、具体的には圧力
形と流量計の測定値について、別に補正回路、演算回路
とを設けて、その両測定値の関係を点火時及び失火時に
ついて標準として入力、記憶しておき、実際の測定値と
これと比較演算することによりその指示差が大きいか否
かにより、点火、失火を検知することができる。
形と流量計の測定値について、別に補正回路、演算回路
とを設けて、その両測定値の関係を点火時及び失火時に
ついて標準として入力、記憶しておき、実際の測定値と
これと比較演算することによりその指示差が大きいか否
かにより、点火、失火を検知することができる。
第３図にこの場合の１実施態様を示す。図中、11はバ
ーナーの燃焼口、12はガス供給管、13は圧力計、14は流
量計である。15は圧力計の背圧出力を補正する非線型補
正回路であり、これを経た背圧出力は演算回路16に送ら
れ、ここで流量計14からの流量出力と比較されたその判
断は警報設定装置17へ送られる。
ーナーの燃焼口、12はガス供給管、13は圧力計、14は流
量計である。15は圧力計の背圧出力を補正する非線型補
正回路であり、これを経た背圧出力は演算回路16に送ら
れ、ここで流量計14からの流量出力と比較されたその判
断は警報設定装置17へ送られる。
これらの実施態様に用いられる構成機器は一般に市販
の計器の組合せでもよいし、専用の測定器・演算機を組
込んだ一体物でもよい。
の計器の組合せでもよいし、専用の測定器・演算機を組
込んだ一体物でもよい。
さらに別法として、排ガス煙道の背圧を利用する方法
を採用することもできる。この場合も流量計の指示との
差をみることは前記の場合と同様である。
を採用することもできる。この場合も流量計の指示との
差をみることは前記の場合と同様である。
（発明の効果） 本発明は圧力検知、流量検知であるため、応答性は従
来のフレーム・アイ方式に相当する程速い。さらに本発
明の方法及び装置は燃焼流体の差による影響が小さく、
比較的安価で信頼性の高いシステムを構成できるという
優れた効果を奏する。
来のフレーム・アイ方式に相当する程速い。さらに本発
明の方法及び装置は燃焼流体の差による影響が小さく、
比較的安価で信頼性の高いシステムを構成できるという
優れた効果を奏する。
第１図は本発明方法に用いられるバーナー監視システム
の１実施態様の説明図であり、（ａ）は失火時、（ｂ）
は点火時を示す。第２図はバーナー監視システムの他の
実施態様であり、（ａ）、（ｂ）は点火時、（ｃ）は失
火時である。第３図は本発明に用いられるバーナー監視
装置のさらに他例の実施態様の説明図である。 1,11……バーナー燃焼口 2,12……ガス供給管 3,13……圧力計 4,14……流量計 15……非線型補正回路 16……演算回路
の１実施態様の説明図であり、（ａ）は失火時、（ｂ）
は点火時を示す。第２図はバーナー監視システムの他の
実施態様であり、（ａ）、（ｂ）は点火時、（ｃ）は失
火時である。第３図は本発明に用いられるバーナー監視
装置のさらに他例の実施態様の説明図である。 1,11……バーナー燃焼口 2,12……ガス供給管 3,13……圧力計 4,14……流量計 15……非線型補正回路 16……演算回路
Claims (2)
- 【請求項１】バーナーの点火又は失火をバーナー供給ガ
スライン又は供給空気ラインの流量と背圧の関係を測定
して検知することを特徴とするバーナー監視方法。 - 【請求項２】バーナー供給ガスライン又は供給空気ライ
ンに流量計と圧力計を設け、流量と背圧の関係の変化よ
りバーナー点火又は失火を検知することを特徴とするバ
ーナー監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2205192A JP2649434B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | バーナー監視方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2205192A JP2649434B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | バーナー監視方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0490416A JPH0490416A (ja) | 1992-03-24 |
| JP2649434B2 true JP2649434B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=16502930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2205192A Expired - Lifetime JP2649434B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | バーナー監視方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2649434B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI689696B (zh) * | 2019-07-24 | 2020-04-01 | 中國鋼鐵股份有限公司 | 燃燒器監測方法與燃燒器監測系統 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4851027B2 (ja) * | 2001-06-22 | 2012-01-11 | 大陽日酸株式会社 | 一酸化炭素、水素生成用燃焼装置及びバーナ |
-
1990
- 1990-08-03 JP JP2205192A patent/JP2649434B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI689696B (zh) * | 2019-07-24 | 2020-04-01 | 中國鋼鐵股份有限公司 | 燃燒器監測方法與燃燒器監測系統 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0490416A (ja) | 1992-03-24 |
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