JP2963151B2 - 射出成形機用型締油圧回路 - Google Patents

射出成形機用型締油圧回路

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JP2963151B2 JP16275290A JP16275290A JP2963151B2 JP 2963151 B2 JP2963151 B2 JP 2963151B2 JP 16275290 A JP16275290 A JP 16275290A JP 16275290 A JP16275290 A JP 16275290A JP 2963151 B2 JP2963151 B2 JP 2963151B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、射出成形機において型締装置を駆動するた
めの射出成形機用型締油圧回路に関するものである。
(従来の技術) 従来、射出成形機においては、加熱シリンダ内で加熱
され流動化された成形材料を高圧により金型内に射出
し、その中で冷却個化又は硬化させ、次いで金型を開い
て成形品を取り出すようにしている。
第3図は従来の射出成形機用型締油圧回路図である。
上記射出成形機は、型締装置31と、該型締装置31に対
向して接離自在に配設される図示しない射出装置とを有
している。
上記型締装置31は、固定プラテン32と可動プラテン33
を備えていて、型締用シリンダ34がタイバ35に沿って可
動プラテン33を往復動させると、固定金型37と可動金型
38とが接離するようになっている。
また、射出装置は、樹脂を加熱溶融して射出するノズ
ルを往復動自在に備えており、該ノズルから金型37,38
内に溶融樹脂が注入される。
上述したような射出成形機においては、1回の成形ご
とに可動金型38が往復動して、それに対抗する固定金型
37と接離するので、該可動金型38を高速で往復動させる
ことが成形効率を向上されるうえで重要である。
そこで、上記可動金型38を往復動させるとともに、固
定金型37に圧接する力、つまり、型締力を大きくするた
めに、型締シリンダ34が設けられている。
上記型締シリンダ34は、トグルサポート40に形成され
たシリンダ室41と、該シリンダ室41の中においてタイバ
35に固定されたピストン42を有しており、該ピストン42
の両側に油室43,44を形成する。そして、該油室43,44に
油を給排することによって、上記タイバ35に沿ってトグ
ルサポート40を移動させて型締を行うことができる。
そのため、上記トグルサポート40には、上記型締シリ
ンダ34の油室44内への油の給排を行うためのポート45が
形成される。そして、該ポート45には、チェック弁付比
例減圧弁53、切換弁54が接続されていて、該切換弁54を
切り換えることによっ油室44内の油の給排が行われる。
また、55はアキュムレータ、56はチェック弁、57はポ
ンプ、58はアキュムレータ55で設定された油圧以上の油
が供給された時に余分の油を排出するための切換弁、59
はリザーバである。
上記構成の射出成形機用型締油圧回路においては、チ
ェック弁付比例減圧弁53により圧力をコントロールする
ことにより型締力の調整が行われるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の射出成形機用型締油圧回路
においては、チェック弁付比例減圧弁53が、油圧を所定
値に維持するために余分な油を排出する構造になってい
るため、通常1〜2/min程度のリークが発生する。
そのため、油圧源となるアキュムレータ55及びポンプ
57は、リーク量を補うサイズに設計する必要がある。特
に、射出、計量、型締の送りを油圧以外の駆動手段で実
行し、型締力の発生のみを油圧で行う場合には、油源は
小型のものになるため、油源吐出量に対するリーク量の
占める割合が非常に高くなる。
本発明は、上記従来の射出成形機用型締油圧回路の問
題点を解決して、比例減圧弁からの油のリーク量を少な
くし、アキュムレータ、ポンプ、油源等を小型化するこ
とができる射出成形機用型締油圧回路を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明の射出成形機用型締油圧回路にお
いては、ポンプによって圧送され、アキュムレータに蓄
圧された油を、比例減圧弁を介して型締シリンダに供給
するようになっている。
そして、上記比例減圧弁の上流側に隣接させて配設さ
れ、選択的に油路を開閉する第1ロジック弁と、上記比
例減圧弁の下流側に隣接させて配設され、選択的に油路
を開閉する第2ロジック弁と、該第2ロジック弁と上記
型締シリンダとの間の油路に配設され、該油路内の圧力
を検出する圧力検出器と、該圧力検出器の圧力検出によ
って上記第1ロジック弁及び第2ロジック弁を閉鎖する
手段とを有する。
(作用) 本発明によれば、上記のように射出成形機用型締油圧
回路においては、ポンプによって圧送され、アキュムレ
ータに蓄圧された油を、比例減圧弁を介して型締シリン
ダに供給するようになっている。
そして、上記比例減圧弁の上流側に隣接させて配設さ
れ、選択的に油路を開閉する第1ロジック弁と、上記比
例減圧弁の下流側に隣接させて配設され、選択的に油路
を開閉する第2ロジック弁と、該第2ロジック弁と上記
型締シリンダとの間の油路に配設され、該油路内の圧力
を検出する圧力検出器と、該圧力検出器の圧力検出によ
って上記第1ロジック弁及び第2ロジック弁を閉鎖する
手段とを有する。
この場合、第2ロジック弁と上記型締シリンダとの間
の油路に配設された圧力検出器が前記油路内の圧力を検
出すると、第1ロジック弁及び第2ロジック弁が閉鎖さ
れ、比例減圧弁が包囲される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は本発明の射出成形機用型締油圧回路図であ
る。
図において、5はアキュムレータ、6は図示をしない
ポンプに接続されるチェック弁、10は該チェック弁6の
下流側に接続された第1ロジック弁、11は該第1ロジッ
ク弁に接続された比例減圧弁、12は該比例減圧弁11と型
締シリンダ34間に配設される第2ロジック弁である。
上記第1、第2ロジック弁10,12は、上記比例減圧弁1
1を包囲して配設され、それぞれ油路を連絡する位置と
閉鎖する位置の二位置をとる構造となっている。
また、13は上記第2ロジック弁12の下流側の油路21か
ら分岐した油路22に配設される第3ロジック弁である。
そして、上記第1、第2、第3ロジック弁10,12,13は、
切換弁14によって切り換えられるようになっている。該
切換弁14はソレノイドa,bによって切り換えられて三位
置をとり、上記第1、第2、第3ロジック弁10,12,13を
それぞれ操作する。
また、15は油路21内の油圧を検出する圧力検出器、16
はアンプ、17はコントローラである。
上記構成の射出成形機用型締油圧回路において、比例
減圧弁11のリークを押さえるために、第1,第2ロジック
弁10,12を設けていて、比例減圧弁11を上流側、下流側
から包囲する。また、型締圧力を抜くために第3ロック
ジ弁13を設ける。切換弁14は、ロジック弁10,12,13の開
閉を行うためのパイロット圧を規制する。
また、圧力検出器15、アンプ16により、型締中の圧力
が検出され、この圧力情報を用いてコントローラ17は上
記切換弁14のソレノイドa,bを駆動し、ロジック弁10,1
2,13を開閉して型締圧力の発生、保持、解放を行う。
第2図は各工程におけるソレノイドのオンオフ及びロ
ジック弁の開閉状態を示す図である。
型締工程においては、切換弁14のソレノイドbが励磁
され、第1、第2ロジック弁10,12が開き、アキュムレ
ータ5に蓄圧された圧油が型締シリンダ34に流れ込み圧
力を発生する。
次に圧力保持工程において、圧力が所定の圧力まで上
昇すると、圧力検出器15、アンプ16を通り圧力情報がコ
ントローラ17に入力され、それを受けたコントローラ17
は、ソレノイドa,bをオフにする。これにより第1、第
2ロジック弁10,12は閉じ、シリンダ内圧は第2、第3
ロジック弁12,13により保持され、またアキュムレータ
5の圧油は第1ロジック弁10によりブロックされ、比例
減圧弁11への流入を防ぎ、比例減圧弁11からのリークを
防ぐことができる。
そして、圧力開放時においては、切換弁14のソレノイ
ドaが励磁されることにより第3ロジック弁13が開き、
高圧の油がリザーバに抜け、圧力を解放する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
例えば、油圧プレス等、圧力保持を必要とする機械装
置に採用することができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、射出成
形機用型締油圧回路においては、ポンプによって圧送さ
れ、アキュムレータに蓄圧された油を、比例減圧弁を介
して型締シリンダに供給するようになっている。
そして、上記比例減圧弁の上流側に隣接させて配設さ
れ、選択的に油路を開閉する第1ロジック弁と、上記比
例減圧弁の下流側に隣接させて配設され、選択的に油路
を開閉する第2ロジック弁と、該第2ロジック弁と上記
型締シリンダとの間の油路に配設され、該油路内の圧力
を検出する圧力検出器と、該圧力検出器の圧力検出によ
って上記第1ロジック及び第2ロジック弁を閉鎖する手
段とを有する。
この場合、第2ロジック弁と上記型締シリンダとの間
の油路に配設された圧力検出器が前記油路内の圧力を検
出すると、第1ロジック弁及び第2ロジック弁が閉鎖さ
れ、比例減圧弁が包囲される。
したがって、油源から供給される油、及び型締シリン
ダ内の油のいずれも比例減圧弁と完全に遮断されるの
で、該比例減圧弁からの油のリーク量を少なくすること
ができる。
また、アキュムレータ、ポンプ、油源等の容量を小さ
くし、小型化することができる。そして、射出成形機用
型締油圧回路における発熱を抑制することができるの
で、射出成形機用型締油圧回路のクーラの容量を小さく
したり、クーラを除去したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の射出成形機用型締油圧回路図、第2図
は各工程におけるソレノイドのオンオフ及びロジック弁
の開閉状態を示す図、第3図は従来の射出成形機用型締
油圧回路図である。 10……第1ロジック弁、11……比例減圧弁、12……第2
ロジック弁、13……第3ロジック弁、14……切換弁、15
……圧力検出器、16……アンプ、17……コントローラ、
34……型締シリンダ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプによって圧送され、アキュムレータ
    に蓄圧された油を、比例減圧弁を介して型締シリンダに
    供給する射出成形機用型締油圧回路において、 (a)上記比例減圧弁の上流側に隣接させて配設され、
    選択的に油路を開閉する第1ロジック弁と、 (b)上記比例減圧弁の下流側に隣接させて配設され、
    選択的に油路を開閉する第2ロジック弁と、 (c)該第2ロジック弁と上記型締シリンダとの間の油
    路に配設され、該油路内の圧力を検出する圧力検出器
    と、 (d)該圧力検出器の圧力検出によって上記第1ロジッ
    ク弁及び第2ロジック弁を閉鎖する手段とを有すること
    を特徴とする射出成形機用型締油圧回路。
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